JPH04328480A - スキャニングビームアンテナ系装置 - Google Patents
スキャニングビームアンテナ系装置Info
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- JPH04328480A JPH04328480A JP3098638A JP9863891A JPH04328480A JP H04328480 A JPH04328480 A JP H04328480A JP 3098638 A JP3098638 A JP 3098638A JP 9863891 A JP9863891 A JP 9863891A JP H04328480 A JPH04328480 A JP H04328480A
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Landscapes
- Aerials With Secondary Devices (AREA)
- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
- Radar Systems Or Details Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主としてペンシルビ
ーム状の電磁波(以下「電波」ということがある。)が
1つの平面内で扇形を描くように往復走査を繰返す手段
を有するミリメートル波(以下「ミリ波」という。)用
のアンテナ系装置に関するものである。
ーム状の電磁波(以下「電波」ということがある。)が
1つの平面内で扇形を描くように往復走査を繰返す手段
を有するミリメートル波(以下「ミリ波」という。)用
のアンテナ系装置に関するものである。
【0002】
【発明の背景】移動体に搭載して進路前方の至近距離な
いし比較的近い距離の範囲に存在する障害物(以下「タ
ーゲット」という。)を検知する媒体としてミリ波を使
用する場合、感度・確度などの観点から、放射アンテナ
・受領アンテナの位置を要(かなめ)としてその前方の
走行面に平行な面内において扇形状に拡がる領域にペン
シルビーム状の電波の往復走査を繰返すことを要請され
ることがある。この発明は、この要請に応えるものであ
る。
いし比較的近い距離の範囲に存在する障害物(以下「タ
ーゲット」という。)を検知する媒体としてミリ波を使
用する場合、感度・確度などの観点から、放射アンテナ
・受領アンテナの位置を要(かなめ)としてその前方の
走行面に平行な面内において扇形状に拡がる領域にペン
シルビーム状の電波の往復走査を繰返すことを要請され
ることがある。この発明は、この要請に応えるものであ
る。
【0003】
【従来の技術】アンテナの指向方向を制御し、走査する
所謂ビームスキャニングをミリ波で行なうことは従来非
常に困難であった。マイクロ波においては、フェーズド
アレー型アンテナに見られるようにすでに電子的にビー
ムを走査するものが実用されている。しかしフェーズド
アレー型アンテナでは電子的に制御可能な可変移相器が
必要であるが、この移相器はミリ波帯では満足な特性の
ものを得ることが難しく、ミリ波帯のフェーズドアレー
型アンテナは実用されていない。
所謂ビームスキャニングをミリ波で行なうことは従来非
常に困難であった。マイクロ波においては、フェーズド
アレー型アンテナに見られるようにすでに電子的にビー
ムを走査するものが実用されている。しかしフェーズド
アレー型アンテナでは電子的に制御可能な可変移相器が
必要であるが、この移相器はミリ波帯では満足な特性の
ものを得ることが難しく、ミリ波帯のフェーズドアレー
型アンテナは実用されていない。
【0004】一方、機械的にビーム方向を制御する方式
では、コニカルスキャニングのものは、例えばカセグレ
ンアンテナの副鏡をオフセットしておいて回転させると
か、レンズアンテナのフィードホーンとレンズとの間に
誘電体ウェッジを入れて回転させるとかの方法が行なわ
れている。
では、コニカルスキャニングのものは、例えばカセグレ
ンアンテナの副鏡をオフセットしておいて回転させると
か、レンズアンテナのフィードホーンとレンズとの間に
誘電体ウェッジを入れて回転させるとかの方法が行なわ
れている。
【0005】しかしながら水平面内・垂直面内のように
、ある平面内でビームを走査することは、アンテナ・送
信器・ダウンコンバータが導波管で一つに結合されてい
るミリ波特有の構造からなる装置全体を機械的に往復運
動させるような方法とか、これ以外の方法では、例えば
フィードホーンの前方でレンズを往復回動運動させると
か、フィードホーンの前方で平面鏡を往復回動運動させ
て反射した後レンズで平面波に変換するとか、レンズア
ンテナで平面波にした後平面鏡に当ててその平面鏡を往
復回動運動させるとかの方法しかなかった。
、ある平面内でビームを走査することは、アンテナ・送
信器・ダウンコンバータが導波管で一つに結合されてい
るミリ波特有の構造からなる装置全体を機械的に往復運
動させるような方法とか、これ以外の方法では、例えば
フィードホーンの前方でレンズを往復回動運動させると
か、フィードホーンの前方で平面鏡を往復回動運動させ
て反射した後レンズで平面波に変換するとか、レンズア
ンテナで平面波にした後平面鏡に当ててその平面鏡を往
復回動運動させるとかの方法しかなかった。
【0006】しかしながらミリ波帯においてもレンズや
反射鏡の直径は10cm前後の大きさとなるため、これ
らを高速(例えば毎秒10回以上)で往復回動運動させ
ることは困難であるし、例え可能でも長時間の連続運転
では安定性・耐久性に問題があるので、長期に亘って同
一性能を維持することが困難であった。
反射鏡の直径は10cm前後の大きさとなるため、これ
らを高速(例えば毎秒10回以上)で往復回動運動させ
ることは困難であるし、例え可能でも長時間の連続運転
では安定性・耐久性に問題があるので、長期に亘って同
一性能を維持することが困難であった。
【0007】
【本発明が解決しようとする課題】本発明が解決しよう
としている課題は、ミリ波帯ペンシルビームを一つの平
面内で高速に扇形走査する新らたな装置を得ることであ
る。
としている課題は、ミリ波帯ペンシルビームを一つの平
面内で高速に扇形走査する新らたな装置を得ることであ
る。
【0008】
【発明の概要】この発明は、電磁波を放射するアンテナ
、(例えばパラボラアンテナ、レンズアンテナ)の前方
(ターゲット側)に開口面積と同程度以上の断面積を有
する誘電体ウェッジ(ビーム束に沿った方向の断面がく
さび形のレンズ:以下「ウェッジ」という。)を2枚置
き、この2枚のウェッジを互いに逆向きに同じ角速度で
回転させることにより、平面内においてビームを扇形に
往復走査させるものである。
、(例えばパラボラアンテナ、レンズアンテナ)の前方
(ターゲット側)に開口面積と同程度以上の断面積を有
する誘電体ウェッジ(ビーム束に沿った方向の断面がく
さび形のレンズ:以下「ウェッジ」という。)を2枚置
き、この2枚のウェッジを互いに逆向きに同じ角速度で
回転させることにより、平面内においてビームを扇形に
往復走査させるものである。
【0009】走査面の水平面に対する傾きは2枚のウェ
ッジの相互の姿勢関係が空間に対して取る関係位置によ
って決まり、走査範囲の開き角度(扇形の開き角度に相
当するもの)はウェッジの誘電率とウェッジの頂角によ
って決定される。走査の繰返しの速さは、ウェッジの回
転の角速度によって決まる。
ッジの相互の姿勢関係が空間に対して取る関係位置によ
って決まり、走査範囲の開き角度(扇形の開き角度に相
当するもの)はウェッジの誘電率とウェッジの頂角によ
って決定される。走査の繰返しの速さは、ウェッジの回
転の角速度によって決まる。
【0010】
【発明の効果】この発明は、ビームを実用上の平面で走
査させることができる。又、従来技術では極めて実現困
難であった毎秒10回以上の走査速度においてビーム幅
の12倍以上の走査角度範囲を実現できる。
査させることができる。又、従来技術では極めて実現困
難であった毎秒10回以上の走査速度においてビーム幅
の12倍以上の走査角度範囲を実現できる。
【0011】この発明は、ウェッジを回転させる機構部
分を有するが、各々のウェッジは自転軸の周りに同じ向
きに連続して回転するだけなので、このような機構は往
復回動する機構に比べて製作がはるかに容易であって、
安定性・耐久性が良く、長期に亘って安定に一定性能を
維持できる。そして、ウェッジを連続して高速で回転さ
せることができるので、往復扇形走査を連続して高速で
行うことができる。
分を有するが、各々のウェッジは自転軸の周りに同じ向
きに連続して回転するだけなので、このような機構は往
復回動する機構に比べて製作がはるかに容易であって、
安定性・耐久性が良く、長期に亘って安定に一定性能を
維持できる。そして、ウェッジを連続して高速で回転さ
せることができるので、往復扇形走査を連続して高速で
行うことができる。
【0012】
【実施例】(基本構成)図1は、この発明の実施例の基
本構成の第1の場合を示す。
本構成の第1の場合を示す。
【0013】電波が送信器及びダウンコンバータからホ
ーンアンテナを通って、電波レンズからその前方に平行
な波束、所謂ペンシルビームとなって、白抜きの太い矢
印の方向(前方:ターゲットの方向)に放射されること
は既知であり、これを前提とする。
ーンアンテナを通って、電波レンズからその前方に平行
な波束、所謂ペンシルビームとなって、白抜きの太い矢
印の方向(前方:ターゲットの方向)に放射されること
は既知であり、これを前提とする。
【0014】制御回路からの信号が駆動回路を通ってモ
ータを回転させ、ウェッジWA,WBがそれぞれ走査の
基準線(水平面内に想定する1つの方向線であり、例え
ば移動体の首尾線の方向にとる。以下「X軸」という。 )を中心にして回転(自転)する。
ータを回転させ、ウェッジWA,WBがそれぞれ走査の
基準線(水平面内に想定する1つの方向線であり、例え
ば移動体の首尾線の方向にとる。以下「X軸」という。 )を中心にして回転(自転)する。
【0015】ウェッジWA,WBは誘電体を使って同じ
形状に作る。
形状に作る。
【0016】ビーム束φがウェッジWA,WBを通過す
ると、ビーム束φの指向線φaxがX軸から振れて偏倚
する。
ると、ビーム束φの指向線φaxがX軸から振れて偏倚
する。
【0017】図2は、ウェッジWA,WBの配置関係を
説明する図である。頂角θを挾む2つの面をウェッジW
AについてA1,A2として、ウェッジWBについてB
1,B2とする。又、電波レンズ側に置くウェッジをW
Aとし、ターゲット側に置くウェッジをWBとする。
説明する図である。頂角θを挾む2つの面をウェッジW
AについてA1,A2として、ウェッジWBについてB
1,B2とする。又、電波レンズ側に置くウェッジをW
Aとし、ターゲット側に置くウェッジをWBとする。
【0018】ウェッジWA,WBの頂角θを挾む1つの
面(以下「垂直面」という。)A1,B1がX軸に垂直
なY−Z面(Y軸は水平面内でX軸に直交し、Z軸は鉛
直線に一致する。)に含まれる。又、ウェッジWA,W
Bの頂角を挾むもう1つの面(以下「斜面」という。)
A2,B2が相互に対向するように配置する。即ち2枚
のウェッジWA,WBは、外側に位置する垂直面A1,
B1が平行でともにX軸に垂直であり、斜面A2,B2
が向合って内側にある。
面(以下「垂直面」という。)A1,B1がX軸に垂直
なY−Z面(Y軸は水平面内でX軸に直交し、Z軸は鉛
直線に一致する。)に含まれる。又、ウェッジWA,W
Bの頂角を挾むもう1つの面(以下「斜面」という。)
A2,B2が相互に対向するように配置する。即ち2枚
のウェッジWA,WBは、外側に位置する垂直面A1,
B1が平行でともにX軸に垂直であり、斜面A2,B2
が向合って内側にある。
【0019】ウェッジWA,WBの頂角θは、垂直面と
斜面との双方に垂直ないずれの断面で見ても同じ値であ
る。
斜面との双方に垂直ないずれの断面で見ても同じ値であ
る。
【0020】又、2枚のウェッジWA,WBは、回転の
際接触しないように、双方の斜面A2,B2の最も近い
個所が距離g(設計値)を距てるようにする。
際接触しないように、双方の斜面A2,B2の最も近い
個所が距離g(設計値)を距てるようにする。
【0021】(実施例1)図3は、ウェッジWA,WB
の回転によってビーム束φが水平面内で偏倚する様子を
示す。この図で、ウェッジWA,WBはそれぞれ同じ角
速度で互いに逆向きに連続回転している。その角速度を
それぞれ、ウェッジWAについてω、ウェッジWBにつ
いて(−ω)で示した。
の回転によってビーム束φが水平面内で偏倚する様子を
示す。この図で、ウェッジWA,WBはそれぞれ同じ角
速度で互いに逆向きに連続回転している。その角速度を
それぞれ、ウェッジWAについてω、ウェッジWBにつ
いて(−ω)で示した。
【0022】ビーム束φは、図の左方から平行な波束と
してX軸に平行にウェッジWAの垂直面A1に垂直に入
射する。
してX軸に平行にウェッジWAの垂直面A1に垂直に入
射する。
【0023】図3(a)は、X−Y面を上方から見た図
で、ウェッジWA,WBは、双方の斜面A2,B2がと
もに鉛直面に含まれるとともに双方の頂部(頂角θを含
む部分をいう。以下同じ。)がX軸に関して同じ側にあ
る。この姿勢は、ビーム束φを水平面内で走査させるた
めの規制条件の1つである。このとき双方の底部(頂部
と反射側の部分)は最短距離gをとっている。
で、ウェッジWA,WBは、双方の斜面A2,B2がと
もに鉛直面に含まれるとともに双方の頂部(頂角θを含
む部分をいう。以下同じ。)がX軸に関して同じ側にあ
る。この姿勢は、ビーム束φを水平面内で走査させるた
めの規制条件の1つである。このとき双方の底部(頂部
と反射側の部分)は最短距離gをとっている。
【0024】この図の場合、ビーム束φ(ビーム束φの
指向線φax)は、A2,B2,B1面でそれぞれX−
Y面内で屈折し、放射の前方に対してB1面からX軸に
関して左斜めに屈折した角度で出る。この場合、ビーム
束φはX−Z面内では屈折していない。
指向線φax)は、A2,B2,B1面でそれぞれX−
Y面内で屈折し、放射の前方に対してB1面からX軸に
関して左斜めに屈折した角度で出る。この場合、ビーム
束φはX−Z面内では屈折していない。
【0025】図3(b)は、(a)の状態からウェッジ
WA,WBがそれぞれ90度回転を進めたときの状況を
、X−Z面を横から見る向きに示したもので、この図の
場合、ビーム束φは、A2,B2面でX−Z面内で屈折
し、放射の前方に対してB1面から垂直にX軸に平行に
、但し、A1面に入射した位置よりX軸に関しZ軸面内
で偏倚して出る。この図の位置関係では、ビーム束φは
X−Y面内では偏倚していない。
WA,WBがそれぞれ90度回転を進めたときの状況を
、X−Z面を横から見る向きに示したもので、この図の
場合、ビーム束φは、A2,B2面でX−Z面内で屈折
し、放射の前方に対してB1面から垂直にX軸に平行に
、但し、A1面に入射した位置よりX軸に関しZ軸面内
で偏倚して出る。この図の位置関係では、ビーム束φは
X−Y面内では偏倚していない。
【0026】図3(c)は、(b)の状態からウェッジ
WA,WBがさらにそれぞれ90度回転を進めたときの
状況を、(a)の場合と同じく、X−Y面を上方から見
て示すものである。この状況もビーム束φを水平面内に
走査させるための(a)の場合と同じ表現の規制条件を
別の姿勢で実現している。この場合、ビーム束φは、A
2,B2,B1面でそれぞれX−Y面内で屈折し、放射
の前方に対してB1面からX軸に関して右斜めの前方に
屈折して出るが、X−Z面内では屈折していない。
WA,WBがさらにそれぞれ90度回転を進めたときの
状況を、(a)の場合と同じく、X−Y面を上方から見
て示すものである。この状況もビーム束φを水平面内に
走査させるための(a)の場合と同じ表現の規制条件を
別の姿勢で実現している。この場合、ビーム束φは、A
2,B2,B1面でそれぞれX−Y面内で屈折し、放射
の前方に対してB1面からX軸に関して右斜めの前方に
屈折して出るが、X−Z面内では屈折していない。
【0027】図3(d)は、(c)の状態からウェッジ
WA,WBがそれぞれさらに90度回転を進めたときの
状況を、X−Z面を(b)の場合と同じ向きに横から見
る状況を示したもので、この図の場合、ビーム束φは、
A2,B2面でX−Z面内で屈折し、放射の前方に対し
てB1面から垂直にX軸に平行に、但し、A1面に入射
した位置よりX軸に関してZ軸に沿って且つ(b)の場
合の偏倚とはX軸に関して対称の位置に偏倚して出る。 この図の場合、ビーム束φは、X−Y面内では偏倚して
いない。
WA,WBがそれぞれさらに90度回転を進めたときの
状況を、X−Z面を(b)の場合と同じ向きに横から見
る状況を示したもので、この図の場合、ビーム束φは、
A2,B2面でX−Z面内で屈折し、放射の前方に対し
てB1面から垂直にX軸に平行に、但し、A1面に入射
した位置よりX軸に関してZ軸に沿って且つ(b)の場
合の偏倚とはX軸に関して対称の位置に偏倚して出る。 この図の場合、ビーム束φは、X−Y面内では偏倚して
いない。
【0028】ウェッジWA,WBが図3(d)の状態か
ら、さらにそれぞれ90度回転を進めると図3(a)の
状態に戻る。
ら、さらにそれぞれ90度回転を進めると図3(a)の
状態に戻る。
【0029】ビーム束φ(指向線φax)は、図3(a
),(c)の場合にX−Y面内で最も大きく偏倚し、又
、図3(b),(d)の場合にX−Z面内で最も大きく
偏倚する。
),(c)の場合にX−Y面内で最も大きく偏倚し、又
、図3(b),(d)の場合にX−Z面内で最も大きく
偏倚する。
【0030】こゝで、ウェッジWA,WBの誘電率をε
とし、これと頂角θとからビーム束φ(指向線φax)
の、X−Y面内での偏倚量の最大値θT を求める。
とし、これと頂角θとからビーム束φ(指向線φax)
の、X−Y面内での偏倚量の最大値θT を求める。
【0031】図4で、図3(a)を引用して、左方から
ウェッジWAの垂直面A1に対して垂直にX軸に沿って
入射したビーム束φは、斜面A2のa点、ウェッジWB
の斜面B2のb点、垂直面B1のc点でそれぞれ屈折偏
倚し、その指向線φaxはdの方向に出る。
ウェッジWAの垂直面A1に対して垂直にX軸に沿って
入射したビーム束φは、斜面A2のa点、ウェッジWB
の斜面B2のb点、垂直面B1のc点でそれぞれ屈折偏
倚し、その指向線φaxはdの方向に出る。
【0032】∠Xab=∠Xap=θ1 ………(1)
∠pbq=∠θ2 …………(2)∠qc
d=θ3 ……………(3)とすれば、 θT =θ1 +θ2 +θ3 …………(4)である
。こゝに、
∠pbq=∠θ2 …………(2)∠qc
d=θ3 ……………(3)とすれば、 θT =θ1 +θ2 +θ3 …………(4)である
。こゝに、
【0033】
【数1】
【0034】である。但し、電磁波の屈折の法則を与え
るスネルの式において、(イ)空気(真空の場合を含む
。:以下(ロ)及び(ハ)において同じ。)の 誘電
率を 1 (ロ)空気及びウェッジWA,WBの透磁率をそれ
ぞれ 1 (ハ)空気及びウェッジWA,WBの導電率をそれ
ぞれ 0 としている。
るスネルの式において、(イ)空気(真空の場合を含む
。:以下(ロ)及び(ハ)において同じ。)の 誘電
率を 1 (ロ)空気及びウェッジWA,WBの透磁率をそれ
ぞれ 1 (ハ)空気及びウェッジWA,WBの導電率をそれ
ぞれ 0 としている。
【0035】例えばε=7.3(選定値)の材料(例え
ば、窒化アルミ系のもので得られる。)でθ=5.4°
(設計値)のウェッジを作れば、θ1 =9.33°、
θ2 =−2.48°、θ3 =11.95°となり、
θT =18.8°となる。したがって図5に示すよう
に、ビーム束φの指向線φaxを走査の基準線(X軸)
の片側に18.8°、基準線の両側で37.6°の範囲
に亘って走査することができる。これはX軸の前方10
mの所で6.8mの開き距離を得る。
ば、窒化アルミ系のもので得られる。)でθ=5.4°
(設計値)のウェッジを作れば、θ1 =9.33°、
θ2 =−2.48°、θ3 =11.95°となり、
θT =18.8°となる。したがって図5に示すよう
に、ビーム束φの指向線φaxを走査の基準線(X軸)
の片側に18.8°、基準線の両側で37.6°の範囲
に亘って走査することができる。これはX軸の前方10
mの所で6.8mの開き距離を得る。
【0036】実施の際には、ビーム束φを理想的な平行
波束にすることは困難であるが、ミリ波帯においては、
直径10cm程度の電波レンズによるアンテナでビーム
幅(半値幅)を3°程度にすることが可能であるから、
このような電波レンズを有するアンテナの前方に前記の
ようなウェッジWA,WBを使用すれば、開き角でビー
ム幅の12倍程度の範囲を走査することが可能となる。
波束にすることは困難であるが、ミリ波帯においては、
直径10cm程度の電波レンズによるアンテナでビーム
幅(半値幅)を3°程度にすることが可能であるから、
このような電波レンズを有するアンテナの前方に前記の
ようなウェッジWA,WBを使用すれば、開き角でビー
ム幅の12倍程度の範囲を走査することが可能となる。
【0037】又、ビーム束φ(指向線φax)のX−Z
面内での最大偏倚量を求める。
面内での最大偏倚量を求める。
【0038】この場合図3(b)を引用して、ウェッジ
WA,WBの斜面A1,B1は平行で、ともにX−Z面
に垂直になっている。
WA,WBの斜面A1,B1は平行で、ともにX−Z面
に垂直になっている。
【0039】図6により、左方からX軸に平行に垂直面
A1に垂直に入射したビーム束φが斜面A2を出るa点
で屈折して出る角度は図5の場合のθ1 であり、これ
が斜面B2にb点で入って屈折し、c点で垂直面B1か
ら垂直に出る。
A1に垂直に入射したビーム束φが斜面A2を出るa点
で屈折して出る角度は図5の場合のθ1 であり、これ
が斜面B2にb点で入って屈折し、c点で垂直面B1か
ら垂直に出る。
【0040】b点からX軸に下した垂線の足をHとする
と、ビーム束φのZ軸方向の偏倚量δは、δ=(L+Δ
L)・tanθ1 ………(8)である。こゝに、斜面
B2のX軸上の点をhとすると、LはX軸上のa点とh
点との間の距離(設計値)、ΔLはX軸上のh点とH点
との間の距離、θ1 は図4の場合のθ1 である。
と、ビーム束φのZ軸方向の偏倚量δは、δ=(L+Δ
L)・tanθ1 ………(8)である。こゝに、斜面
B2のX軸上の点をhとすると、LはX軸上のa点とh
点との間の距離(設計値)、ΔLはX軸上のh点とH点
との間の距離、θ1 は図4の場合のθ1 である。
【0041】さらに、図6より、
ΔL=δ・tanθ ………………(9)である
から、これを(8)式に入れて整理すると、
から、これを(8)式に入れて整理すると、
【0042
】
】
【数2】
【0043】が得られる。
【0044】こゝで、L=20mm(設計値)として、
さきのθ=5.4°、θ1 =9.33°を使用すると
、δ=3.34mmが得られる。これは、10m前方の
ターゲットに対して実用上平面として問題のない値であ
る。
さきのθ=5.4°、θ1 =9.33°を使用すると
、δ=3.34mmが得られる。これは、10m前方の
ターゲットに対して実用上平面として問題のない値であ
る。
【0045】因みに、(10)式の分母が正であること
が要請されるが、これは、ビーム束φがウェッジWAの
斜面A2から外に出ることができるための、A2面の屈
折点であるa点における入射角θがブリュースタの臨界
角以下であることが示されていることに対応する。電磁
波の行路を逆向きに考察するときについて、ウェッジW
Bの斜面B2のb点についても同様である。
が要請されるが、これは、ビーム束φがウェッジWAの
斜面A2から外に出ることができるための、A2面の屈
折点であるa点における入射角θがブリュースタの臨界
角以下であることが示されていることに対応する。電磁
波の行路を逆向きに考察するときについて、ウェッジW
Bの斜面B2のb点についても同様である。
【0046】(実施例2)図3(a)〜(d)の各々に
おいて、Y軸とZ軸を入替え、且つ「X−Y面を上から
見る」としたものを「X−Z面を横から見る」に、「X
−Z面を横から見る」を「X−Y面を上から見る」にそ
れぞれ読替えて(a)〜(d)を理解し、さらに2枚の
ウェッジWA,WBの斜面A2,B2の対向する角度関
係が図3(a)〜(d)の描図の通りであるとして理解
すると、ビーム束φをX−Z面内に走査させることが諒
解される。図7にこれを示す。ビーム束φ(指向φax
)が偏倚する様子は図3による水平面内の偏倚の場合に
準じて理解できる。
おいて、Y軸とZ軸を入替え、且つ「X−Y面を上から
見る」としたものを「X−Z面を横から見る」に、「X
−Z面を横から見る」を「X−Y面を上から見る」にそ
れぞれ読替えて(a)〜(d)を理解し、さらに2枚の
ウェッジWA,WBの斜面A2,B2の対向する角度関
係が図3(a)〜(d)の描図の通りであるとして理解
すると、ビーム束φをX−Z面内に走査させることが諒
解される。図7にこれを示す。ビーム束φ(指向φax
)が偏倚する様子は図3による水平面内の偏倚の場合に
準じて理解できる。
【0047】この実施例の場合、ビーム束φをX−Z面
内に走査させる規制条件を、(a),(c)の姿勢によ
り表現できる。(a),(c)は同じ表現による規制内
容を示す別の姿勢である。
内に走査させる規制条件を、(a),(c)の姿勢によ
り表現できる。(a),(c)は同じ表現による規制内
容を示す別の姿勢である。
【0048】(実施例3)図1,2,3の構成を用いて
、2枚のウェッジWA,WBを同じ向きに同じ角速度で
回転させればコニカルスキャニングができる。1枚のウ
ェッジのみを回転させる場合のコニカルスキャニングで
は、その走査の角度(円錐の頂角)は固定であるのに対
し、2枚のウェッジWA,WBの相対位置関係(斜面相
互の位置関係)を変えることにより、スキャニングの円
錐頂角の角度を零からθT (実施例1のθT )まで
連続的に変えることができる。コニカルスキャニングは
、移動ターゲットの自動追尾・検知に利用できる。
、2枚のウェッジWA,WBを同じ向きに同じ角速度で
回転させればコニカルスキャニングができる。1枚のウ
ェッジのみを回転させる場合のコニカルスキャニングで
は、その走査の角度(円錐の頂角)は固定であるのに対
し、2枚のウェッジWA,WBの相対位置関係(斜面相
互の位置関係)を変えることにより、スキャニングの円
錐頂角の角度を零からθT (実施例1のθT )まで
連続的に変えることができる。コニカルスキャニングは
、移動ターゲットの自動追尾・検知に利用できる。
【0049】(実施例4)図1,2の構成で、2枚のウ
ェッジWA,WBを同じ向きに異なる角速度で回転させ
れば、ビームはスパイラル状に走査する。スパイラル走
査はターゲットの捜索に利用できる。
ェッジWA,WBを同じ向きに異なる角速度で回転させ
れば、ビームはスパイラル状に走査する。スパイラル走
査はターゲットの捜索に利用できる。
【0050】(実施例5)図1,2の構成の装置を2組
用いて、1組によってX軸を基準線として水平面内に走
査し、もう1組によって同じくX軸を基準線として鉛直
面のX−Z面内に走査することにより、空間的立体的に
走査することが可能となる。このようにビーム幅の狭い
ミリ波のビームを立体的に走査し、ターゲットからのエ
コーを受信すれば、ターゲットの影像を、Y−Z面内に
おける2次元の描図として表示することが可能である。
用いて、1組によってX軸を基準線として水平面内に走
査し、もう1組によって同じくX軸を基準線として鉛直
面のX−Z面内に走査することにより、空間的立体的に
走査することが可能となる。このようにビーム幅の狭い
ミリ波のビームを立体的に走査し、ターゲットからのエ
コーを受信すれば、ターゲットの影像を、Y−Z面内に
おける2次元の描図として表示することが可能である。
【0051】さらに放射ビームに、時間幅の短いパルス
波を利用することで前後方向(X軸方向:パルス波束の
進行・反射の方向)の分解能も得られ、これによりX−
Y−Zの3次元影像を表示するも可能となる。このよう
なことは、濃霧のように可視光ではターゲットが見えな
いような天候状態においても、移動体前方の影像を、マ
イクロ波では波長が長くて鮮明さが望めないが、ミリ波
ないしサブミリ波の領域では波長が短くなって鮮明さが
向上するとともに、遠赤外領域よりも散乱が一層少いの
で、ミリ波ないしサブミリ波の領域特有の鮮明な画像と
して表示することが可能になる。
波を利用することで前後方向(X軸方向:パルス波束の
進行・反射の方向)の分解能も得られ、これによりX−
Y−Zの3次元影像を表示するも可能となる。このよう
なことは、濃霧のように可視光ではターゲットが見えな
いような天候状態においても、移動体前方の影像を、マ
イクロ波では波長が長くて鮮明さが望めないが、ミリ波
ないしサブミリ波の領域では波長が短くなって鮮明さが
向上するとともに、遠赤外領域よりも散乱が一層少いの
で、ミリ波ないしサブミリ波の領域特有の鮮明な画像と
して表示することが可能になる。
【0052】又、移動体前方の障害物を検知する目的で
ビームを水平方向に走査している場合、移動体のピッチ
ングによってビームが上下に振れて走行面方向やその逆
方向に向いてしまうことがあったが、この発明の装置を
2組用いて、1組によって水平方向に走査し、もう1組
によって移動体のピッチングによるビームの上下方向移
動を打消すように制御して走査すれば、移動体のピッチ
ングにかかわらずビームが常に走行面と平行に走査でき
非常に都合が良い。このようにこの発明の装置を複数組
組み合わせて使用することにより、ミリ波ビームの立方
的放射とその方向の制御をして高速の走査をすることが
できる。
ビームを水平方向に走査している場合、移動体のピッチ
ングによってビームが上下に振れて走行面方向やその逆
方向に向いてしまうことがあったが、この発明の装置を
2組用いて、1組によって水平方向に走査し、もう1組
によって移動体のピッチングによるビームの上下方向移
動を打消すように制御して走査すれば、移動体のピッチ
ングにかかわらずビームが常に走行面と平行に走査でき
非常に都合が良い。このようにこの発明の装置を複数組
組み合わせて使用することにより、ミリ波ビームの立方
的放射とその方向の制御をして高速の走査をすることが
できる。
【0053】(別の基本構成)(1)ウェッジWA,W
Bの配置関係は、垂直面A1,B1を内側にして向合う
ようにし、斜面A2,B2を外側になるように配置して
もよい。この場合も、垂直面A1,B1は走査の基準線
であるX軸に垂直になるように配置する。これを図8に
示す。又は、屈折については、図3、図7で解析したの
と同じ結果が得られる。
Bの配置関係は、垂直面A1,B1を内側にして向合う
ようにし、斜面A2,B2を外側になるように配置して
もよい。この場合も、垂直面A1,B1は走査の基準線
であるX軸に垂直になるように配置する。これを図8に
示す。又は、屈折については、図3、図7で解析したの
と同じ結果が得られる。
【0054】(2)さらに、ウェッジWA,WBを図9
のように、垂直面A1,B1と斜面A2,B2を交互に
配置してもよい。この場合も、垂直面A1,B1は基準
線であるX軸に垂直になるように配置する。屈折につい
ては図3、図7で解析したのと同じ結果が得られる。
のように、垂直面A1,B1と斜面A2,B2を交互に
配置してもよい。この場合も、垂直面A1,B1は基準
線であるX軸に垂直になるように配置する。屈折につい
ては図3、図7で解析したのと同じ結果が得られる。
【0055】(3)さらに又、ウェッジWA,WBを図
10のように、斜面A2,B2の配置の仕方を図9の場
合と反対向きとして配置し、垂直面A1,B1はX軸に
対して垂直になるようにしてもよい。屈折については図
3、図7についての場合と同様である。
10のように、斜面A2,B2の配置の仕方を図9の場
合と反対向きとして配置し、垂直面A1,B1はX軸に
対して垂直になるようにしてもよい。屈折については図
3、図7についての場合と同様である。
【0056】(実施例のまとめ)(1)この発明は、2
枚のウェッジの斜面の姿勢関係が図3(a)と図7(a
)の中間状態、又は図3(c)と図7(c)の中間状態
にあれば、走査面はその状態(初期状態として理解でき
る。)に応じた水平面からの傾きを持ったX軸を含む面
になる。
枚のウェッジの斜面の姿勢関係が図3(a)と図7(a
)の中間状態、又は図3(c)と図7(c)の中間状態
にあれば、走査面はその状態(初期状態として理解でき
る。)に応じた水平面からの傾きを持ったX軸を含む面
になる。
【0057】(2)図3の(a)の姿勢及び(c)の姿
勢は同じ表現で規制でき、又図3の(b)の姿勢及び(
d)の姿勢は、(a),(c)についてとは別の同じ表
現で規制できるが、図3の(a),(b),(c)又は
(d)のうちいずれか1つを規制すれば、その規制の実
質的意味は他の3つの場合にも、表現の言辞は変わって
も、妥当する。
勢は同じ表現で規制でき、又図3の(b)の姿勢及び(
d)の姿勢は、(a),(c)についてとは別の同じ表
現で規制できるが、図3の(a),(b),(c)又は
(d)のうちいずれか1つを規制すれば、その規制の実
質的意味は他の3つの場合にも、表現の言辞は変わって
も、妥当する。
【0058】同様に図7の(a),(b),(c),(
d)のうちいずれか1つを規制すれば、その実質的意味
は他の3つの場合に妥当する。
d)のうちいずれか1つを規制すれば、その実質的意味
は他の3つの場合に妥当する。
【0059】又、図3の(a),(b),(c),(d
)と図7の(a),(b),(c),(d)とは、2枚
のウェッジの相互の姿勢について同じものはない。
)と図7の(a),(b),(c),(d)とは、2枚
のウェッジの相互の姿勢について同じものはない。
【0060】実施の際には、各ウェッジを駆動するモー
タの駆動回路の中に調整回路を作っておいて、こゝで電
気的な操作で調整して各ウェッジの相互姿勢を適宜変更
できるようにするのが便利である。勿論、ウェッジのマ
ウントを直接操作して角度を変更且つ設定できるように
しておいても差支えない。
タの駆動回路の中に調整回路を作っておいて、こゝで電
気的な操作で調整して各ウェッジの相互姿勢を適宜変更
できるようにするのが便利である。勿論、ウェッジのマ
ウントを直接操作して角度を変更且つ設定できるように
しておいても差支えない。
【0061】(3)この発明は、電波又は光波等、波長
領域を制約されないで実施できる。ウェッジの材質は、
使用する波の性質・波長により選定採択する。
領域を制約されないで実施できる。ウェッジの材質は、
使用する波の性質・波長により選定採択する。
【0062】(4)音波・超音波によってこの発明を実
施することも可能である。
施することも可能である。
【0063】(5)ウェッジを包む周囲の媒体とは屈折
率の異る物体によってウェッジを作れば、この発明を実
施する環境として空気中であることを制約されない。例
えば、超音波により水中で実施する途が開かれる。
率の異る物体によってウェッジを作れば、この発明を実
施する環境として空気中であることを制約されない。例
えば、超音波により水中で実施する途が開かれる。
【0064】人工誘電体の中には誘電率が可変で1より
小さい値のものが得られているので、そのような物質に
よってウェッジを作っても実施できる。ウェッジの形状
は、頂角の具体的な値は実施の都合により定めるが、形
状としては図2、図8、図9及び図10と同じでよく、
屈折については図3、図7による解析と同じ結果が得ら
れる。
小さい値のものが得られているので、そのような物質に
よってウェッジを作っても実施できる。ウェッジの形状
は、頂角の具体的な値は実施の都合により定めるが、形
状としては図2、図8、図9及び図10と同じでよく、
屈折については図3、図7による解析と同じ結果が得ら
れる。
【0065】(6)使用する信号波は、単一の周波数だ
けでなく種々の周波数のものが混在していても実施でき
る。周波数ごとに、この発明が妥当する。
けでなく種々の周波数のものが混在していても実施でき
る。周波数ごとに、この発明が妥当する。
【0066】例えば、実施上の要請によって走査の状況
を人間の眼によって視認したい場合など、本来の走査に
使用するミリ波もしくはサブミリ波と一緒に可視領域の
光波を併用することが有用である。
を人間の眼によって視認したい場合など、本来の走査に
使用するミリ波もしくはサブミリ波と一緒に可視領域の
光波を併用することが有用である。
【0067】(7)移動体は陸上の自動車等の他、軌道
上の車両、水上・水中の船舶等による実施も可能であり
、これらの近距離レーダーに有効である。又、小型飛行
機などの短距離レーダにも途が開かれる。
上の車両、水上・水中の船舶等による実施も可能であり
、これらの近距離レーダーに有効である。又、小型飛行
機などの短距離レーダにも途が開かれる。
【0068】(8)扇形にスキャニングしているので、
カーブした走行路の前方障害物検知にも有効であり、例
えば列車において要請されるカーブ点における曲りの内
側となる前路軌道上の状況を少しでも早く捜索すること
に期待が持てる。この場合、軌道から受ける求心力が軌
道の曲率の関数であることを利用して、求心力の大きさ
を感知してその信号に連動して走査の基準線をカーブの
内側に指向させる(例えば、アンテナ以降のターゲット
側の部分の全体をそのように回転させる)ように制御す
れば、カーブの内側を探索する効果がさらに向上するこ
とが期待できる。
カーブした走行路の前方障害物検知にも有効であり、例
えば列車において要請されるカーブ点における曲りの内
側となる前路軌道上の状況を少しでも早く捜索すること
に期待が持てる。この場合、軌道から受ける求心力が軌
道の曲率の関数であることを利用して、求心力の大きさ
を感知してその信号に連動して走査の基準線をカーブの
内側に指向させる(例えば、アンテナ以降のターゲット
側の部分の全体をそのように回転させる)ように制御す
れば、カーブの内側を探索する効果がさらに向上するこ
とが期待できる。
【0069】(9)この発明は、放射アンテナ、受領ア
ンテナの双方に実施できる。
ンテナの双方に実施できる。
【図1】実施例の説明図
【図2】実施例の説明図
【図3】実施例の説明図
【図4】実施例の説明図
【図5】実施例の説明図
【図6】実施例の説明図
【図7】実施例の説明図
【図8】実施例の説明図
【図9】実施例の説明図
【図10】実施例の説明図
WA,WB…ウェッジ
A1…ウェッジWAの垂直面 A2…ウェッジWAの斜面 B
1…ウェッジWBの垂直面 B2…ウェッジWBの斜面 θ…A1面とA2面、B1面とB2面、によってそれぞ
れ作るウェッジWA, WBの頂角 φ…ビーム束
φax…ビーム束φの指向線 X…ビーム束φの走査の基準線 Y,Z…Xとともに直交座標系を作る座標軸θT …ビ
ーム束φの指向線φaxが走査の基準線Xから屈折して
指向する最大偏 倚角度 δ…ビーム束φの指向線φaxが走査の基準線xから平
行に移動する最大偏倚量
A1…ウェッジWAの垂直面 A2…ウェッジWAの斜面 B
1…ウェッジWBの垂直面 B2…ウェッジWBの斜面 θ…A1面とA2面、B1面とB2面、によってそれぞ
れ作るウェッジWA, WBの頂角 φ…ビーム束
φax…ビーム束φの指向線 X…ビーム束φの走査の基準線 Y,Z…Xとともに直交座標系を作る座標軸θT …ビ
ーム束φの指向線φaxが走査の基準線Xから屈折して
指向する最大偏 倚角度 δ…ビーム束φの指向線φaxが走査の基準線xから平
行に移動する最大偏倚量
Claims (14)
- 【請求項1】 屈折率が周囲の媒体の屈折率と異る材
質からなる2個のウェッジを、ビーム束の行路中に、上
記各々のウェッジの垂直面が上記ビーム束の走査の基準
線に垂直であるように配置し、上記2個のウェッジの各
々を、上記基準線を軸として上記各々の垂直面が上記基
準線に垂直を保ちながら自転するようにしてあることを
特徴とするスキャニングビームアンテナ系装置。 - 【請求項2】 2個のウェッジの斜面が向合っている
ように配置してあることを特徴とする請求項1に記載の
スキャニングビームアンテナ系装置。 - 【請求項3】 2個のウェッジの垂直面が向き合って
いるように配置してあることを特徴とする請求項1に記
載のスキャニングビームアンテナ系装置。 - 【請求項4】 1つのウェッジの斜面が他のウェッジ
の垂直面に対向していることを特徴とする請求項1に記
載のスキャニングビームアンテナ系装置。 - 【請求項5】 2個のウェッジを、同じ角速度で相互
に逆向きに回転させることを特徴とする請求項2,3又
は4に記載のスキャニングビームアンテナ系装置。 - 【請求項6】 2個のウェッジを、同じ角速度で同じ
向きに回転させることを特徴とする請求項2,3又は4
に記載のスキャニングビームアンテナ系装置。 - 【請求項7】 2個のウェッジの各々の斜面の相対的
な位置関係を任意に設定するようにしてあることを特徴
とする請求項5又は6に記載のスキャニングビームアン
テナ系装置。 - 【請求項8】 2個のウェッジの各々の斜面がともに
鉛直面内に在るときに上記2個のウェッジの頂部が基準
線に関して同じ側に在ることを特徴とする請求項5又は
7に記載のスキャニングビームアンテナ系装置。 - 【請求項9】 2個のウェッジの各々の斜面がともに
基準線を含む鉛直面に垂直なときに上記2個のウェッジ
の各々の頂部が上記基準線に関して同じ側に在ることを
特徴とする請求項5又は7に記載のスキャニングビーム
アンテナ系装置。 - 【請求項10】 2個のウェッジを、異る角速度で同
じ向きに回転させることを特徴とする請求項2、3又は
4に記載のスキャニングビームアンテナ系装置。 - 【請求項11】 2組の装置を、それらの基準線が一
致し且つ走査面が直交するように配置してあることを特
徴とする請求項1,2,3,4,5,7,8又は9に記
載のスキャニングビームアンテナ系装置。 - 【請求項12】 ビーム束がパルス波によるものであ
ることを特徴とする請求項11に記載のスキャニングビ
ームアンテナ系装置。 - 【請求項13】 ビーム束が電磁波によるものである
ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7,
8,9,10,11又は12に記載のスキャニングビー
ムアンテナ系装置。 - 【請求項14】 ビーム束が音波又は超音波によるも
のであることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,
6,7,8,9,10,11又は12に記載のスキャニ
ングビームアンテナ系装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3098638A JPH04328480A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | スキャニングビームアンテナ系装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3098638A JPH04328480A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | スキャニングビームアンテナ系装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04328480A true JPH04328480A (ja) | 1992-11-17 |
Family
ID=14225054
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3098638A Pending JPH04328480A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | スキャニングビームアンテナ系装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04328480A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07151857A (ja) * | 1993-07-26 | 1995-06-16 | Hughes Aircraft Co | 3次元画像ミリメートル波の追跡および誘導システム |
| WO2009051171A1 (ja) * | 2007-10-16 | 2009-04-23 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | 電波レンズアンテナ装置 |
| GB2556018A (en) * | 2016-07-01 | 2018-05-23 | Cambridge Communication Systems Ltd | An antenna for a communications system |
| JP2023514436A (ja) * | 2020-02-25 | 2023-04-05 | オール ドット スペース ネットワークス リミテッド | 反射鏡アンテナの主ビームの方向を変更するためのプリズム |
Citations (3)
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| JPS55118205A (en) * | 1979-03-05 | 1980-09-11 | Mitsubishi Electric Corp | Moving beam antenna |
| JPS61118676A (ja) * | 1984-11-15 | 1986-06-05 | Tech Res & Dev Inst Of Japan Def Agency | 同軸回転形配列検知器を用いた追尾受信機 |
| JPS6479681A (en) * | 1987-09-22 | 1989-03-24 | Honda Motor Co Ltd | Millimeter wave radar apparatus |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3098638A patent/JPH04328480A/ja active Pending
Patent Citations (3)
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