JPH04329876A - スパッタリング装置およびスパッタリング方法 - Google Patents
スパッタリング装置およびスパッタリング方法Info
- Publication number
- JPH04329876A JPH04329876A JP12441491A JP12441491A JPH04329876A JP H04329876 A JPH04329876 A JP H04329876A JP 12441491 A JP12441491 A JP 12441491A JP 12441491 A JP12441491 A JP 12441491A JP H04329876 A JPH04329876 A JP H04329876A
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- target
- distance
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基板上に薄膜を作成
するためのスパッタリング装置およびスパッタリング方
法に関し、特にタ−ゲットと基板との間の距離を一定に
保つための工夫に特徴のあるスパッタリング装置および
方法に関する。
するためのスパッタリング装置およびスパッタリング方
法に関し、特にタ−ゲットと基板との間の距離を一定に
保つための工夫に特徴のあるスパッタリング装置および
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスパッタリング装置では、タ−ゲ
ットを取り付けたカソ−ドボディと、基板を保持する基
板ホルダ−との距離を、一定に保った状態でスパッタリ
ングを行っている。カソ−ドボディと基板ホルダ−との
間の距離を変更できるようなスパッタリング装置もよく
知られているが、この種の装置においても、例えば膜厚
分布が良好になるような最適な距離を設定したら、あと
はその距離を一定にした状態でスパッタリングを行って
いる。
ットを取り付けたカソ−ドボディと、基板を保持する基
板ホルダ−との距離を、一定に保った状態でスパッタリ
ングを行っている。カソ−ドボディと基板ホルダ−との
間の距離を変更できるようなスパッタリング装置もよく
知られているが、この種の装置においても、例えば膜厚
分布が良好になるような最適な距離を設定したら、あと
はその距離を一定にした状態でスパッタリングを行って
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】カソ−ドボディと基板
ホルダ−との間の距離を一定に保った状態でスパッタリ
ングを行うと、タ−ゲットが消耗するにしたがって、タ
−ゲットの表面から基板の表面までの距離(以下、タ−
ゲット・基板間距離という。)が広がっていくことにな
る。したがって、基板上の膜厚分布が、当初の良好な状
態から変化していく。また、距離が遠くなることによっ
て膜の堆積速度も低下していく。堆積速度の低下に対し
ては、タ−ゲットに投入する電力を増加することで対処
できるが、こうするとスパッタリング条件が変化するの
で、薄膜の再現性に悪影響を及ぼすこともある。このよ
うに、タ−ゲットの消耗にともなうタ−ゲット・基板間
距離の変化に起因して、さまざまな悪影響が生じる。
ホルダ−との間の距離を一定に保った状態でスパッタリ
ングを行うと、タ−ゲットが消耗するにしたがって、タ
−ゲットの表面から基板の表面までの距離(以下、タ−
ゲット・基板間距離という。)が広がっていくことにな
る。したがって、基板上の膜厚分布が、当初の良好な状
態から変化していく。また、距離が遠くなることによっ
て膜の堆積速度も低下していく。堆積速度の低下に対し
ては、タ−ゲットに投入する電力を増加することで対処
できるが、こうするとスパッタリング条件が変化するの
で、薄膜の再現性に悪影響を及ぼすこともある。このよ
うに、タ−ゲットの消耗にともなうタ−ゲット・基板間
距離の変化に起因して、さまざまな悪影響が生じる。
【0004】そこで、この発明の目的は、タ−ゲットが
消耗してもタ−ゲット・基板間距離を一定に保つことが
できるスパッタリング装置およびスパッタリング方法を
提供することにある。
消耗してもタ−ゲット・基板間距離を一定に保つことが
できるスパッタリング装置およびスパッタリング方法を
提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明では、タ−ゲッ
トの消耗量がタ−ゲットに投入した積算電力に依存する
という事実に基づいて、積算電力に応じてカソ−ドボデ
ィと基板ホルダ−との間の距離を変更することによって
、タ−ゲット・基板間距離を一定に保つことを達成した
。
トの消耗量がタ−ゲットに投入した積算電力に依存する
という事実に基づいて、積算電力に応じてカソ−ドボデ
ィと基板ホルダ−との間の距離を変更することによって
、タ−ゲット・基板間距離を一定に保つことを達成した
。
【0006】第1の発明のスパッタリング装置は、タ−
ゲットを取り付けたカソ−ドボディと、基板を保持する
基板ホルダ−とを有して、タ−ゲットをスパッタリング
することによって基板上に膜を堆積させるスパッタリン
グ装置において、カソ−ドボディと基板ホルダ−との間
の距離を変更するための距離可変機構と、タ−ゲットに
投入する積算電力を測定する積算電力計と、積算電力計
からの出力信号に基づいて前記距離可変機構の駆動源に
信号を送る距離制御装置とを有することを特徴としてい
る。
ゲットを取り付けたカソ−ドボディと、基板を保持する
基板ホルダ−とを有して、タ−ゲットをスパッタリング
することによって基板上に膜を堆積させるスパッタリン
グ装置において、カソ−ドボディと基板ホルダ−との間
の距離を変更するための距離可変機構と、タ−ゲットに
投入する積算電力を測定する積算電力計と、積算電力計
からの出力信号に基づいて前記距離可変機構の駆動源に
信号を送る距離制御装置とを有することを特徴としてい
る。
【0007】第2の発明のスパッタリング方法は、タ−
ゲットを取り付けたカソ−ドボディと、基板を保持する
基板ホルダ−とを用いて、タ−ゲットをスパッタリング
することによって基板上に膜を堆積させるスパッタリン
グ方法において、タ−ゲットに投入する積算電力を測定
し、その積算電力の値に応じてカソ−ドボディと基板ホ
ルダ−との間の距離を変更し、もってタ−ゲットの表面
と基板の表面との間の距離を一定に保つことを特徴とし
ている。
ゲットを取り付けたカソ−ドボディと、基板を保持する
基板ホルダ−とを用いて、タ−ゲットをスパッタリング
することによって基板上に膜を堆積させるスパッタリン
グ方法において、タ−ゲットに投入する積算電力を測定
し、その積算電力の値に応じてカソ−ドボディと基板ホ
ルダ−との間の距離を変更し、もってタ−ゲットの表面
と基板の表面との間の距離を一定に保つことを特徴とし
ている。
【0008】
【作用】タ−ゲットに投入した積算電力とタ−ゲットの
消耗量(へこみ具合)との関係は、タ−ゲットの大きさ
、形状(例えば円形と矩形)、材質や、スパッタリング
方式の違い(例えばマグネトロンスパッタリングとコン
ベンショナルスパッタリング)などに応じて、各種の実
験によってあらかじめ求めておくことができる。ここで
求めた関係をもとにして、積算電力が増えるに従って、
カソ−ドボディと基板ホルダ−との間の距離を縮めてい
けば、タ−ゲット・基板間距離を一定に保つことができ
る。
消耗量(へこみ具合)との関係は、タ−ゲットの大きさ
、形状(例えば円形と矩形)、材質や、スパッタリング
方式の違い(例えばマグネトロンスパッタリングとコン
ベンショナルスパッタリング)などに応じて、各種の実
験によってあらかじめ求めておくことができる。ここで
求めた関係をもとにして、積算電力が増えるに従って、
カソ−ドボディと基板ホルダ−との間の距離を縮めてい
けば、タ−ゲット・基板間距離を一定に保つことができ
る。
【0009】カソ−ドボディと基板ホルダ−との間の距
離を変更するには、基板ホルダ−を真空室に対して固定
しておいてカソ−ドボディを真空室に対して可動にする
か、その逆に、基板ホルダ−を真空室に対して可動にし
てカソ−ドボディを真空室に対して固定しておく。ある
いは、基板ホルダ−とカソ−ドボディの両方を真空室に
対して可動にしてもよい。
離を変更するには、基板ホルダ−を真空室に対して固定
しておいてカソ−ドボディを真空室に対して可動にする
か、その逆に、基板ホルダ−を真空室に対して可動にし
てカソ−ドボディを真空室に対して固定しておく。ある
いは、基板ホルダ−とカソ−ドボディの両方を真空室に
対して可動にしてもよい。
【0010】図2の(A)は、タ−ゲット・基板間距離
と膜厚分布との関係を示すグラフである。タ−ゲットと
しては、直径10インチのマグネトロン電極に取り付け
た、直径10インチで厚さが12mmのタ−ゲットを用
い、基板としては直径5インチのSiウェ−ハを用いた
。このグラフでは、タ−ゲット・基板間距離が69〜7
8mmの範囲で膜厚分布が比較的均一になっている。 それ以外の距離では膜厚分布の値が大きくなっている。 このように、マグネトロン電極を用いた場合には、タ−
ゲット・基板間距離は膜厚分布に大きな影響を及ぼす。 なお、基板内の膜厚分布の値は、膜厚の最大値と最小値
を使って次の式で求めている。このとき、膜厚分布は±
a%となる。 a=[(最大値−最小値)/(最大値+最小値)]×1
00
と膜厚分布との関係を示すグラフである。タ−ゲットと
しては、直径10インチのマグネトロン電極に取り付け
た、直径10インチで厚さが12mmのタ−ゲットを用
い、基板としては直径5インチのSiウェ−ハを用いた
。このグラフでは、タ−ゲット・基板間距離が69〜7
8mmの範囲で膜厚分布が比較的均一になっている。 それ以外の距離では膜厚分布の値が大きくなっている。 このように、マグネトロン電極を用いた場合には、タ−
ゲット・基板間距離は膜厚分布に大きな影響を及ぼす。 なお、基板内の膜厚分布の値は、膜厚の最大値と最小値
を使って次の式で求めている。このとき、膜厚分布は±
a%となる。 a=[(最大値−最小値)/(最大値+最小値)]×1
00
【0011】図3〜図6は、図2のグラフの元になるデ
−タであり、タ−ゲット・基板間距離を変化させたとき
の膜厚分布の形状を示したグラフである。これらのグラ
フに共通するスパッタリング条件は、電力が6.3kW
で、導入ガス(Ar)の圧力が2mmTorrである。 タ−ゲット・基板間距離Dを変化させると、膜厚分布の
数値が変化するだけでなく、分布形状も変化することが
よく分かる。グラフ中の実線は5インチのSiウェ−ハ
のひとつの直径方向に沿った膜厚分布形状であり、破線
はこれに直角な別の直径方向に沿った膜厚分布形状であ
る。図3〜図6によれば、タ−ゲット・基板間距離Dが
小さいときは中央がへこんだ概略M字形の分布形状にな
るのに対して、タ−ゲット・基板間距離Dが大きくなる
と中央がふくらんだ分布形状になる。
−タであり、タ−ゲット・基板間距離を変化させたとき
の膜厚分布の形状を示したグラフである。これらのグラ
フに共通するスパッタリング条件は、電力が6.3kW
で、導入ガス(Ar)の圧力が2mmTorrである。 タ−ゲット・基板間距離Dを変化させると、膜厚分布の
数値が変化するだけでなく、分布形状も変化することが
よく分かる。グラフ中の実線は5インチのSiウェ−ハ
のひとつの直径方向に沿った膜厚分布形状であり、破線
はこれに直角な別の直径方向に沿った膜厚分布形状であ
る。図3〜図6によれば、タ−ゲット・基板間距離Dが
小さいときは中央がへこんだ概略M字形の分布形状にな
るのに対して、タ−ゲット・基板間距離Dが大きくなる
と中央がふくらんだ分布形状になる。
【0012】図2の(B)は、基板上に堆積する薄膜の
堆積速度とタ−ゲット・基板間距離との関係を示すグラ
フである。タ−ゲット・基板間距離が大きくなるにつれ
て堆積速度が低下することが分かる
堆積速度とタ−ゲット・基板間距離との関係を示すグラ
フである。タ−ゲット・基板間距離が大きくなるにつれ
て堆積速度が低下することが分かる
【0013】図2の(A)の膜厚分布のグラフおよび図
3〜図6の膜厚分布の形状のグラフをもとに判断すると
、タ−ゲット・基板間距離が75mmのときが膜厚分布
の数値および形状が最良であって、この距離が薄膜形成
に適していると判断できる。したがって、タ−ゲット・
基板間距離を75mmに設定してスパッタリングをする
ことになる。図2〜図6におけるスパッタリング条件の
下では、タ−ゲットの消耗量は、エロ−ジョン領域の最
深部において、積算電力値100kWhごとに2.5m
mの厚さずつ減少する。すなわち、積算電力値100k
Whごとにタ−ゲット・基板間距離が2.5mmずつ広
がっていく。そこで、積算電力値100kWh当たり2
.5mmの割合でカソ−ドボディと基板ホルダ−との間
の距離を縮めていけば、タ−ゲット・基板間距離を一定
に保つことができる。
3〜図6の膜厚分布の形状のグラフをもとに判断すると
、タ−ゲット・基板間距離が75mmのときが膜厚分布
の数値および形状が最良であって、この距離が薄膜形成
に適していると判断できる。したがって、タ−ゲット・
基板間距離を75mmに設定してスパッタリングをする
ことになる。図2〜図6におけるスパッタリング条件の
下では、タ−ゲットの消耗量は、エロ−ジョン領域の最
深部において、積算電力値100kWhごとに2.5m
mの厚さずつ減少する。すなわち、積算電力値100k
Whごとにタ−ゲット・基板間距離が2.5mmずつ広
がっていく。そこで、積算電力値100kWh当たり2
.5mmの割合でカソ−ドボディと基板ホルダ−との間
の距離を縮めていけば、タ−ゲット・基板間距離を一定
に保つことができる。
【0014】このようにタ−ゲット・基板間距離を一定
に保つと、膜厚分布を最適な状態に保つことができ、ま
た、投入電力を増やすことなく堆積速度も一定に保つこ
とができる。
に保つと、膜厚分布を最適な状態に保つことができ、ま
た、投入電力を増やすことなく堆積速度も一定に保つこ
とができる。
【0015】
【実施例】図1は、この発明の一実施例の正面断面図で
ある。この実施例は、基板2を保持する基板ホルダ−4
を、真空室6に対して固定し、タ−ゲット8を取り付け
たカソ−ドボディ10を、真空室6に対して移動可能に
取り付けたものである。カソ−ドボディ10の内部には
永久磁石11を収納してマグネトロン電極としてある。 カソ−ドボディ10の外側には絶縁スペ−サ36を介し
てタ−ゲットシ−ルド38が設けられている。真空室6
には絶縁体からなるスリ−ブ12が設けられ、このスリ
−ブ12に対してカソ−ドボディ10のパイプ14が軸
線方向にスライドできるようになっている。パイプ14
には絶縁体からなるフランジ16がOリング17を介し
て固定されていて、このフランジ16と真空室6との間
にベロ−ズ18が結合されている。カソ−ドボディ10
が移動する場合でも、真空室6の内部の真空と真空室6
の外部の大気とは、ベロ−ズ18とOリング17とによ
って遮断されている。カソ−ドボディ10は、ねじ機構
と歯車機構によって上下に駆動される。モ−タ20の出
力シャフトには小歯車22が固定され、この小歯車22
が大歯車24(絶縁体製)に噛み合っている。大歯車2
4の内面には、めねじが切られていて、カソ−ドボディ
10のパイプ14の外周のおねじ15と噛み合っている
。モ−タ20を駆動すると、小歯車22の回転が大歯車
24に伝わり、カソ−ドボディ10が上下する。ブラケ
ット26は大歯車24の軸線方向の移動を防いでいる。 パイプ14の外周に設けられた突起28は、スリ−ブ1
2の溝の中で軸方向にスライド可能であり、パイプ14
の回転を防いでいる。
ある。この実施例は、基板2を保持する基板ホルダ−4
を、真空室6に対して固定し、タ−ゲット8を取り付け
たカソ−ドボディ10を、真空室6に対して移動可能に
取り付けたものである。カソ−ドボディ10の内部には
永久磁石11を収納してマグネトロン電極としてある。 カソ−ドボディ10の外側には絶縁スペ−サ36を介し
てタ−ゲットシ−ルド38が設けられている。真空室6
には絶縁体からなるスリ−ブ12が設けられ、このスリ
−ブ12に対してカソ−ドボディ10のパイプ14が軸
線方向にスライドできるようになっている。パイプ14
には絶縁体からなるフランジ16がOリング17を介し
て固定されていて、このフランジ16と真空室6との間
にベロ−ズ18が結合されている。カソ−ドボディ10
が移動する場合でも、真空室6の内部の真空と真空室6
の外部の大気とは、ベロ−ズ18とOリング17とによ
って遮断されている。カソ−ドボディ10は、ねじ機構
と歯車機構によって上下に駆動される。モ−タ20の出
力シャフトには小歯車22が固定され、この小歯車22
が大歯車24(絶縁体製)に噛み合っている。大歯車2
4の内面には、めねじが切られていて、カソ−ドボディ
10のパイプ14の外周のおねじ15と噛み合っている
。モ−タ20を駆動すると、小歯車22の回転が大歯車
24に伝わり、カソ−ドボディ10が上下する。ブラケ
ット26は大歯車24の軸線方向の移動を防いでいる。 パイプ14の外周に設けられた突起28は、スリ−ブ1
2の溝の中で軸方向にスライド可能であり、パイプ14
の回転を防いでいる。
【0016】カソ−ドボディ10のパイプ14には直流
電源30が接続されている。直流電源30は積算電力計
32に接続されていて、タ−ゲット8に投入された積算
電力を測定できる。積算電力計32の出力は距離制御装
置34に入力される。距離制御装置34には、積算電力
とタ−ゲット消耗量との関係があらかじめインプットさ
れていて、積算電力に応じたタ−ゲットの消耗量に等し
い距離だけカソ−ドボディ10を上方に動かすことがで
きるように、モ−タ20に指令を送る。これにより、ス
パッタリング作業が経過するにつれてカソ−ドボディ1
0は徐々に上方に移動していく。その結果、カソ−ドボ
ディ10と基板ホルダ−4との間の距離Hが縮まってい
き、一方で、タ−ゲット8のエロ−ジョン領域9の最深
部と基板2との間の距離Dは一定に保たれる。
電源30が接続されている。直流電源30は積算電力計
32に接続されていて、タ−ゲット8に投入された積算
電力を測定できる。積算電力計32の出力は距離制御装
置34に入力される。距離制御装置34には、積算電力
とタ−ゲット消耗量との関係があらかじめインプットさ
れていて、積算電力に応じたタ−ゲットの消耗量に等し
い距離だけカソ−ドボディ10を上方に動かすことがで
きるように、モ−タ20に指令を送る。これにより、ス
パッタリング作業が経過するにつれてカソ−ドボディ1
0は徐々に上方に移動していく。その結果、カソ−ドボ
ディ10と基板ホルダ−4との間の距離Hが縮まってい
き、一方で、タ−ゲット8のエロ−ジョン領域9の最深
部と基板2との間の距離Dは一定に保たれる。
【0017】図7は、タ−ゲット消耗量(すなわち最深
部のエロ−ジョン深さ)と積算電力との関係を示すグラ
フである。このグラフは、直径10インチ、厚さ12m
mのAl−1%Siのタ−ゲットに、8〜9kWの電力
を投入したときのデ−タである。このグラフによれば、
積算電力とタ−ゲット消耗量とはほぼ比例しており、こ
の関係をあらかじめ距離制御装置34に記憶させておけ
ばよい。
部のエロ−ジョン深さ)と積算電力との関係を示すグラ
フである。このグラフは、直径10インチ、厚さ12m
mのAl−1%Siのタ−ゲットに、8〜9kWの電力
を投入したときのデ−タである。このグラフによれば、
積算電力とタ−ゲット消耗量とはほぼ比例しており、こ
の関係をあらかじめ距離制御装置34に記憶させておけ
ばよい。
【0018】実際には、カソ−ドボディ10の移動を連
続的にしなくても、積算電力が所定の設定値に達したと
きにモ−タ20に指令を出して、所定量だけカソ−ドボ
ディ10を移動させる、といったステップ状の制御でも
十分である。
続的にしなくても、積算電力が所定の設定値に達したと
きにモ−タ20に指令を出して、所定量だけカソ−ドボ
ディ10を移動させる、といったステップ状の制御でも
十分である。
【0019】この発明は上述の実施例に限定されず、次
のような変更が可能である。 (1)上述の実施例は直流のマグネトロンスパッタリン
グ装置に関するものであるが、直流の代わりに高周波を
用いてもよく、また、マグネトロン電極の代わりにコン
ベンショナル電極を用いてもよい。 (2)カソ−ドボディが移動するときの真空封止手段と
してはベロ−ズを用いているが、ベロ−ズの代わりにO
リングを移動部分の封止に利用してもよい。 (3)カソ−ドボディの代わりに基板ホルダ−を移動可
能にしてもよい。その場合は、モ−タや歯車などからな
る駆動機構を基板ホルダ−側に取付ける。 (4)駆動機構としては、歯車機構とねじ機構の組み合
わせ以外にも、流体圧シリンダ−機構や、ラック・ピニ
オン機構や、ウォ−ム歯車機構など、各種の機構を採用
できる。
のような変更が可能である。 (1)上述の実施例は直流のマグネトロンスパッタリン
グ装置に関するものであるが、直流の代わりに高周波を
用いてもよく、また、マグネトロン電極の代わりにコン
ベンショナル電極を用いてもよい。 (2)カソ−ドボディが移動するときの真空封止手段と
してはベロ−ズを用いているが、ベロ−ズの代わりにO
リングを移動部分の封止に利用してもよい。 (3)カソ−ドボディの代わりに基板ホルダ−を移動可
能にしてもよい。その場合は、モ−タや歯車などからな
る駆動機構を基板ホルダ−側に取付ける。 (4)駆動機構としては、歯車機構とねじ機構の組み合
わせ以外にも、流体圧シリンダ−機構や、ラック・ピニ
オン機構や、ウォ−ム歯車機構など、各種の機構を採用
できる。
【0020】
【発明の効果】この発明は、タ−ゲットに投入した積算
電力に応じてカソ−ドボディと基板ホルダ−との間の距
離を変更できるので、タ−ゲットが消耗してもタ−ゲッ
ト・基板間距離を一定に保つことができる。したがって
、スパッタリング作業が長時間続いても膜厚分布や堆積
速度を希望の値に保つことができる。
電力に応じてカソ−ドボディと基板ホルダ−との間の距
離を変更できるので、タ−ゲットが消耗してもタ−ゲッ
ト・基板間距離を一定に保つことができる。したがって
、スパッタリング作業が長時間続いても膜厚分布や堆積
速度を希望の値に保つことができる。
【図1】この発明の一実施例の正面断面図である。
【図2】タ−ゲット・基板間距離に対する膜厚分布と堆
積速度のグラフである。
積速度のグラフである。
【図3】タ−ゲット・基板間距離を63mmと65mm
にしたときの基板内の膜厚分布の形状を示すグラフであ
る。
にしたときの基板内の膜厚分布の形状を示すグラフであ
る。
【図4】タ−ゲット・基板間距離を67mmと69mm
にしたときの基板内の膜厚分布の形状を示すグラフであ
る。
にしたときの基板内の膜厚分布の形状を示すグラフであ
る。
【図5】タ−ゲット・基板間距離を75mmと80mm
にしたときの基板内の膜厚分布の形状を示すグラフであ
る。
にしたときの基板内の膜厚分布の形状を示すグラフであ
る。
【図6】タ−ゲット・基板間距離を85mmにしたとき
の基板内の膜厚分布の形状を示すグラフである。
の基板内の膜厚分布の形状を示すグラフである。
【図7】積算電力とタ−ゲット消耗量との関係を示すグ
ラフである。
ラフである。
2 基板
4 基板ホルダ−
8 タ−ゲット
10 カソ−ドボディ
18 ベロ−ズ
20 モ−タ
22 小歯車
24 大歯車
30 直流電源
32 積算電力計
34 距離制御装置
Claims (2)
- 【請求項1】 タ−ゲットを取り付けたカソ−ドボデ
ィと、基板を保持する基板ホルダ−とを有して、タ−ゲ
ットをスパッタリングすることによって基板上に膜を堆
積させるスパッタリング装置において、カソ−ドボディ
と基板ホルダ−との間の距離を変更するための距離可変
機構と、タ−ゲットに投入する積算電力を測定する積算
電力計と、積算電力計からの出力信号に基づいて前記距
離可変機構の駆動源に信号を送る距離制御装置とを有す
るスパッタリング装置。 - 【請求項2】 タ−ゲットを取り付けたカソ−ドボデ
ィと、基板を保持する基板ホルダ−とを用いて、タ−ゲ
ットをスパッタリングすることによって基板上に膜を堆
積させるスパッタリング方法において、タ−ゲットに投
入する積算電力を測定し、その積算電力の値に応じてカ
ソ−ドボディと基板ホルダ−との間の距離を変更し、も
ってタ−ゲットの表面と基板の表面との間の距離を一定
に保つことを特徴とするスパッタリング方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12441491A JPH04329876A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | スパッタリング装置およびスパッタリング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12441491A JPH04329876A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | スパッタリング装置およびスパッタリング方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04329876A true JPH04329876A (ja) | 1992-11-18 |
Family
ID=14884889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12441491A Pending JPH04329876A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | スパッタリング装置およびスパッタリング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04329876A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5540821A (en) * | 1993-07-16 | 1996-07-30 | Applied Materials, Inc. | Method and apparatus for adjustment of spacing between wafer and PVD target during semiconductor processing |
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1991
- 1991-04-30 JP JP12441491A patent/JPH04329876A/ja active Pending
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