JPH0432998Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0432998Y2 JPH0432998Y2 JP1985199562U JP19956285U JPH0432998Y2 JP H0432998 Y2 JPH0432998 Y2 JP H0432998Y2 JP 1985199562 U JP1985199562 U JP 1985199562U JP 19956285 U JP19956285 U JP 19956285U JP H0432998 Y2 JPH0432998 Y2 JP H0432998Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- decorative
- film
- veneer
- seat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は自動車のフロントシートの背面の改
良、特にリヤシートの前面に亘つて広がつている
フロントシートの背面を天然の板材である化粧ツ
キ板をもつて覆うことにより趣きの深い、しかも
肌触りの良好な車内空間を作り出すことを目的と
している。
良、特にリヤシートの前面に亘つて広がつている
フロントシートの背面を天然の板材である化粧ツ
キ板をもつて覆うことにより趣きの深い、しかも
肌触りの良好な車内空間を作り出すことを目的と
している。
[従来技術]
従前におけるこの種のフロントシートは、シー
トの前面と同一の所謂トモ生地で背面まで覆つた
場合と、ガーニツシユ部分を樹脂製あるいは金属
性としたものが多かつた。
トの前面と同一の所謂トモ生地で背面まで覆つた
場合と、ガーニツシユ部分を樹脂製あるいは金属
性としたものが多かつた。
また、一部のフロントシートには、このガーニ
ツシユ部分にマガジンラツクを取付け、リヤシー
トに乗車している者の便に供するようにしてい
た。
ツシユ部分にマガジンラツクを取付け、リヤシー
トに乗車している者の便に供するようにしてい
た。
また、フロントシートは、リヤシート以上に使
用頻度が多く、しかも使用時の動きもはげしいこ
とにより一般的には耐摩耗性に優れ、しかも汚損
し難い生地が多く使われている。
用頻度が多く、しかも使用時の動きもはげしいこ
とにより一般的には耐摩耗性に優れ、しかも汚損
し難い生地が多く使われている。
このためフロントシートの背面も基本的には同
種の生地又は同種の樹脂製のガーニツシユで構成
されることが多かつた。
種の生地又は同種の樹脂製のガーニツシユで構成
されることが多かつた。
[この考案が解決しようとする課題]
かゝる従前のフロントシートにおいては、前記
生地と樹脂製のガーニツシユを併用した場合、リ
ヤシートからの風合は極端に悪く、いかにも安物
の樹脂材であるかの感を免れがたかつた。
生地と樹脂製のガーニツシユを併用した場合、リ
ヤシートからの風合は極端に悪く、いかにも安物
の樹脂材であるかの感を免れがたかつた。
又、ガーニツシユ部分を金属性とした場合も自
然の風合を出すにはいたらず逆にリヤシートから
の空間が冷たく感じる傾向を有していた。
然の風合を出すにはいたらず逆にリヤシートから
の空間が冷たく感じる傾向を有していた。
そこでガーニツシユ部分に木目調の印刷を施し
たり、あるいは木目調のプリントを張込むことが
試みられてきたが、装飾が平面的な、いかにもプ
リント様であることから、これまたリヤシート前
方の趣きを高めるには不適当であつた。
たり、あるいは木目調のプリントを張込むことが
試みられてきたが、装飾が平面的な、いかにもプ
リント様であることから、これまたリヤシート前
方の趣きを高めるには不適当であつた。
また、このような樹脂製ないしは金属性のパネ
ル類においては吸湿性に欠けていることから肌触
り感が悪く、夏期においてはベタつき感を、冬期
においてはカサつき感をもたらすと共に冷暖房に
際して結露、発汗の不都合を有していた。
ル類においては吸湿性に欠けていることから肌触
り感が悪く、夏期においてはベタつき感を、冬期
においてはカサつき感をもたらすと共に冷暖房に
際して結露、発汗の不都合を有していた。
更に前記のプリント装飾においては、プリント
地が極薄であることから掻傷によつて、このプリ
ント模様が消されてしまう不都合をも有してい
た。
地が極薄であることから掻傷によつて、このプリ
ント模様が消されてしまう不都合をも有してい
た。
[課題を解決するための具体的な手段]
この考案は、かゝる従前におけるフロントシー
トの不都合に鑑み、特にリヤシートの前方空間
を、より趣きの深いものとするべくフロントシー
トの背面を天然の板材である化粧ツキ板をもつて
覆うことゝし、これによつて車内空間の装飾特性
を高めると共に良好な肌触のある車内空間とし
た。かゝる意図からフロントシートの構成を、80
〜150(80メツシユ篩下、180メツシユ篩上)メツ
シユに粉砕された乾燥木粉が混練された0.1〜0.8
mm厚の熱可塑性樹脂フイルムに0.1〜0.3mm厚の化
粧ツキ板が積層接着されている化粧シートを、該
化粧シートの熱可塑性樹脂フイルムの面を接着面
としてシートの背面に張込み、該シート背面の全
部又は一部が該化粧シートをもつて覆われている
ものとした。
トの不都合に鑑み、特にリヤシートの前方空間
を、より趣きの深いものとするべくフロントシー
トの背面を天然の板材である化粧ツキ板をもつて
覆うことゝし、これによつて車内空間の装飾特性
を高めると共に良好な肌触のある車内空間とし
た。かゝる意図からフロントシートの構成を、80
〜150(80メツシユ篩下、180メツシユ篩上)メツ
シユに粉砕された乾燥木粉が混練された0.1〜0.8
mm厚の熱可塑性樹脂フイルムに0.1〜0.3mm厚の化
粧ツキ板が積層接着されている化粧シートを、該
化粧シートの熱可塑性樹脂フイルムの面を接着面
としてシートの背面に張込み、該シート背面の全
部又は一部が該化粧シートをもつて覆われている
ものとした。
[実施例]
以下この考案に係るフロントシートの典型的な
一実施例を添付の図面について説明する。
一実施例を添付の図面について説明する。
Aはフロントシートであり、Bは化粧シートで
ある。フロントシートAは、車種や使用目的等に
より各種の形状、機能を有するものとし、使用材
質も多岐に亘る。
ある。フロントシートAは、車種や使用目的等に
より各種の形状、機能を有するものとし、使用材
質も多岐に亘る。
図示のフロントシートAは、セパレートタイプ
の一例を示したものであり、所謂ガーニツシユを
外表面に出している事例である。
の一例を示したものであり、所謂ガーニツシユを
外表面に出している事例である。
このようなフロントシートAの背面の全部又は
一部を化粧シートBをもつて覆つている。この化
粧シートBによる被装はガーニツシユのみを覆う
のでなしに全体を覆う場合と、あるいは一部を額
縁状に覆う場合もある。
一部を化粧シートBをもつて覆つている。この化
粧シートBによる被装はガーニツシユのみを覆う
のでなしに全体を覆う場合と、あるいは一部を額
縁状に覆う場合もある。
かゝる化粧シートBは0.1〜0.8mm厚の熱可塑性
の樹脂フイルム1の一方の面に補強生地2が張込
まれ、又他方の面に0.1から0.3mm厚の化粧ツキ板
3が張込まれて一体のシート状とされている。
の樹脂フイルム1の一方の面に補強生地2が張込
まれ、又他方の面に0.1から0.3mm厚の化粧ツキ板
3が張込まれて一体のシート状とされている。
そして樹脂フイルム1は、基本的には塩化ビニ
ル、ABS,P・P等のインフレーシヨンないし
はロール加工のされた0.1〜0.8mm厚のフイルムで
あるが、このフイルム1には木粉が混入されてい
る。
ル、ABS,P・P等のインフレーシヨンないし
はロール加工のされた0.1〜0.8mm厚のフイルムで
あるが、このフイルム1には木粉が混入されてい
る。
即ち、乾燥した木粉を80〜150メツシユ程度の
微粉状とした後、これに塩ビ等を混練し、カレン
ダーロールで0.1〜0.8mm厚に成形提供するもので
ある。
微粉状とした後、これに塩ビ等を混練し、カレン
ダーロールで0.1〜0.8mm厚に成形提供するもので
ある。
かゝる乾燥木粉を含有するフイルムは、フイル
ムの厚味が0.1〜0.8mmと薄いことより、充分な通
気性と透湿性とを有しており、又表面に木粉が露
出していることより接着特性が良くなる傾向を有
している。
ムの厚味が0.1〜0.8mmと薄いことより、充分な通
気性と透湿性とを有しており、又表面に木粉が露
出していることより接着特性が良くなる傾向を有
している。
又、この種の木粉を混入した場合には樹脂フイ
ルムの膨張、収縮が極端に阻止され、変形あるい
は歪出しの不都合が概ね回避される利点がある。
ルムの膨張、収縮が極端に阻止され、変形あるい
は歪出しの不都合が概ね回避される利点がある。
このようなフイルム1の成形に際して布又は
紙、あるいはこの布と紙とを同時にフイルム1の
面に添装して圧融着することより両者を一体のシ
ート状とし、補強生地2の裏張り状とし、次いで
ツキ板3をフイルム1の他の面に接着してシート
Bを構成したものであり、このツキ板3の張込み
を更に良好とする意図でフイルム1の面にサンデ
イングを施すことがある。
紙、あるいはこの布と紙とを同時にフイルム1の
面に添装して圧融着することより両者を一体のシ
ート状とし、補強生地2の裏張り状とし、次いで
ツキ板3をフイルム1の他の面に接着してシート
Bを構成したものであり、このツキ板3の張込み
を更に良好とする意図でフイルム1の面にサンデ
イングを施すことがある。
尚、フイルム1のサンデイングはフイルム1の
表面に形成されるスキン層部分を取り除く意味が
あり、この結果、フイルム1の内部応力の特に残
り易い部分が除去される。
表面に形成されるスキン層部分を取り除く意味が
あり、この結果、フイルム1の内部応力の特に残
り易い部分が除去される。
このようにして張合せ作成されたシートBを、
そのまゝの状態でフロントシートAの背面に張込
み、あるいはフロントシートAの背面にシートB
を張込んだ後に、このシートBとシートAとの間
にウレタンフオーム材等の緩衝材を充填発泡させ
ることによりフロントシートAの背面に化粧シー
トB部分を形作るようにした。
そのまゝの状態でフロントシートAの背面に張込
み、あるいはフロントシートAの背面にシートB
を張込んだ後に、このシートBとシートAとの間
にウレタンフオーム材等の緩衝材を充填発泡させ
ることによりフロントシートAの背面に化粧シー
トB部分を形作るようにした。
尚、化粧シートBは、張合せた後、再度加熱し
て充分にシート生地の延び縮みを強制し、あるい
はロールにかけて揉みつけることにより、これら
の化粧シートB内に残されている応力を取除いて
使用することもある。又、補強生地2を省略して
フイルム1のみによりツキ板3を支持させる場合
もある。
て充分にシート生地の延び縮みを強制し、あるい
はロールにかけて揉みつけることにより、これら
の化粧シートB内に残されている応力を取除いて
使用することもある。又、補強生地2を省略して
フイルム1のみによりツキ板3を支持させる場合
もある。
[効果]
この考案に係るフロントシートは叙上における
特長ある構成よりして以下の具体的な効果を有す
る。
特長ある構成よりして以下の具体的な効果を有す
る。
(1) ツキ板3が充分に透湿性を有しており、又シ
ートの前面が通例皮革及び布製であることよ
り、シート全体に通気性を確保することがで
き、運転者等の発汗による背中の不快感を緩和
することが可能になつた。
ートの前面が通例皮革及び布製であることよ
り、シート全体に通気性を確保することがで
き、運転者等の発汗による背中の不快感を緩和
することが可能になつた。
(2) リヤシートの前面空間の比較的広い部分が天
然の板材であるツキ板3をもつて構成されたこ
とより落着いた趣きの深い車内空間とされた。
然の板材であるツキ板3をもつて構成されたこ
とより落着いた趣きの深い車内空間とされた。
又、プリント化粧フイルムと異なつて掻き傷
等でツキ板等の模様部分が損なわれることがな
く、特に耐摩耗性に優れていることより、表面
の劣化あるいは汚損の不都合がない。
等でツキ板等の模様部分が損なわれることがな
く、特に耐摩耗性に優れていることより、表面
の劣化あるいは汚損の不都合がない。
(3) ツキ板3が充分に透湿性を有すること、又天
然木材特有の摩耗抵抗を有することより、夏期
におけるベタつき感、冬期におけるカサつき感
が無く、冷暖房に際しても結露、発汗の不都合
が無い。
然木材特有の摩耗抵抗を有することより、夏期
におけるベタつき感、冬期におけるカサつき感
が無く、冷暖房に際しても結露、発汗の不都合
が無い。
(4) フイルム1がツキ板3を保護していることよ
り、シートBの張込みは勿論のこと、張込み後
においてもツキ板3の割れ、裂けが無い。
り、シートBの張込みは勿論のこと、張込み後
においてもツキ板3の割れ、裂けが無い。
又、ツキ板3はフイルム1と補強生地2とに
より伸縮を規制されているので、張込み後の伸
び縮みにより裂れたり歪んだりすることがな
い。
より伸縮を規制されているので、張込み後の伸
び縮みにより裂れたり歪んだりすることがな
い。
第1図はこの考案に係るフロントシートの斜視
図、第2図は要部拡大断面図である。 A……フロントシート、B……化粧シート、1
……フイルム、2……補強生地、3……ツキ板。
図、第2図は要部拡大断面図である。 A……フロントシート、B……化粧シート、1
……フイルム、2……補強生地、3……ツキ板。
Claims (1)
- 80〜150メツシユに粉砕された乾燥木粉が混練
された0.1〜0.8mm厚の熱可塑性樹脂フイルムに0.1
〜0.3mm厚の化粧ツキ板が積層接着されている化
粧シートを、該化粧シートの熱可塑性樹脂フイル
ムの面を接着面としてシートの背面に張込み、該
シート背面の全部又は一部が該化粧シートをもつ
て覆われていることを特徴とするフロントシー
ト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985199562U JPH0432998Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985199562U JPH0432998Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62109694U JPS62109694U (ja) | 1987-07-13 |
| JPH0432998Y2 true JPH0432998Y2 (ja) | 1992-08-07 |
Family
ID=31161302
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985199562U Expired JPH0432998Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0432998Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4896709A (ja) * | 1972-03-23 | 1973-12-10 | ||
| JPS5839146U (ja) * | 1981-09-08 | 1983-03-14 | ダイハツ工業株式会社 | 自動車のシ−トバツク |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP1985199562U patent/JPH0432998Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62109694U (ja) | 1987-07-13 |
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