JPH04331861A - 自動変速機の油圧制御装置 - Google Patents
自動変速機の油圧制御装置Info
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- JPH04331861A JPH04331861A JP3126751A JP12675191A JPH04331861A JP H04331861 A JPH04331861 A JP H04331861A JP 3126751 A JP3126751 A JP 3126751A JP 12675191 A JP12675191 A JP 12675191A JP H04331861 A JPH04331861 A JP H04331861A
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- valve
- brake
- clutch
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用自動変速機にお
いて各変速段を設定するために摩擦係合要素の係合・解
放を制御する油圧制御装置に関するものである。
いて各変速段を設定するために摩擦係合要素の係合・解
放を制御する油圧制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように車両用の自動変速機は、ク
ラッチやブレーキなどの摩擦係合要素を選択的に係合さ
せることにより、遊星歯車機構を主体とする歯車列での
動力の伝達経路を変えて複数の変速段に設定している。 この自動変速機において変速を実行する場合、いずれか
の摩擦係合要素を解放するとともに他のいずれかの摩擦
係合要素を係合させるが、摩擦係合要素を係合させるに
あたっては、出力軸トルクの急激な変化すなわち変速シ
ョックを低減するために係合のタイミングをとる必要が
あり、そこで必要な摩擦係合要素に対してはアキューム
レータを設けている。
ラッチやブレーキなどの摩擦係合要素を選択的に係合さ
せることにより、遊星歯車機構を主体とする歯車列での
動力の伝達経路を変えて複数の変速段に設定している。 この自動変速機において変速を実行する場合、いずれか
の摩擦係合要素を解放するとともに他のいずれかの摩擦
係合要素を係合させるが、摩擦係合要素を係合させるに
あたっては、出力軸トルクの急激な変化すなわち変速シ
ョックを低減するために係合のタイミングをとる必要が
あり、そこで必要な摩擦係合要素に対してはアキューム
レータを設けている。
【0003】アキュームレータを介して摩擦係合要素に
油圧を供給すれば、そのアキュームレータの容量(特性
)に応じて油圧が上昇し、摩擦係合要素のトルク容量が
所定の時間内で次第に増大することになるが、摩擦係合
要素は特定の一つの変速段のみで係合するだけでなく、
他の変速段で係合させることもあり、このような摩擦係
合要素の係合タイミングは各変速段で異ならせる必要が
あるから、前記アキュームレータをそれぞれの変速段で
作用させたのでは、いずれかの変速段での係合タイミン
グが不適切になって変速ショックが悪化するおそれがあ
る。そのため例えば特開昭61−50845号公報に記
載された発明では、二つの変速段で係合させられる摩擦
係合要素とアキュームレータとの間にアキュームレータ
切換バルブを設け、一方の変速段を設定する際にはその
摩擦係合要素とアキュームレータとを連通させて、アキ
ュームレータの容量によって決まるタイミングで摩擦係
合要素を係合させ、また他方の変速段を設定する際には
前記摩擦係合要素にアキュームレータを介さずに直接油
圧を供給して摩擦係合要素の係合タイミングを速くして
いる。
油圧を供給すれば、そのアキュームレータの容量(特性
)に応じて油圧が上昇し、摩擦係合要素のトルク容量が
所定の時間内で次第に増大することになるが、摩擦係合
要素は特定の一つの変速段のみで係合するだけでなく、
他の変速段で係合させることもあり、このような摩擦係
合要素の係合タイミングは各変速段で異ならせる必要が
あるから、前記アキュームレータをそれぞれの変速段で
作用させたのでは、いずれかの変速段での係合タイミン
グが不適切になって変速ショックが悪化するおそれがあ
る。そのため例えば特開昭61−50845号公報に記
載された発明では、二つの変速段で係合させられる摩擦
係合要素とアキュームレータとの間にアキュームレータ
切換バルブを設け、一方の変速段を設定する際にはその
摩擦係合要素とアキュームレータとを連通させて、アキ
ュームレータの容量によって決まるタイミングで摩擦係
合要素を係合させ、また他方の変速段を設定する際には
前記摩擦係合要素にアキュームレータを介さずに直接油
圧を供給して摩擦係合要素の係合タイミングを速くして
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の油圧制
御装置における前記アキュームレータ切換バルブとして
は、一般に使用されているスプールバルブを採用し、そ
のスプールを例えばスロットル圧の上昇によって動作さ
せて油路を切換えるが、このアキュームレータ切換バル
ブは、変速を実行するためのシフトバルブと摩擦係合要
素との間に設けられていて、シフトバルブから摩擦係合
要素に至る油路を単に切換えるものであるから、このア
キュームレータ切換バルブに動作不良が生じた場合、変
速ショックが悪化する。
御装置における前記アキュームレータ切換バルブとして
は、一般に使用されているスプールバルブを採用し、そ
のスプールを例えばスロットル圧の上昇によって動作さ
せて油路を切換えるが、このアキュームレータ切換バル
ブは、変速を実行するためのシフトバルブと摩擦係合要
素との間に設けられていて、シフトバルブから摩擦係合
要素に至る油路を単に切換えるものであるから、このア
キュームレータ切換バルブに動作不良が生じた場合、変
速ショックが悪化する。
【0005】すなわちアキュームレータ切換バルブにス
テックが生じて切換動作をしなくなった場合や、その制
御ポートにパイロット圧が供給されなくなり、もしくは
排圧されなくなった場合には、摩擦係合要素が常時アキ
ュームレータに連通され、あるいは反対に摩擦係合要素
をアキュームレータに連通させ得なくなるから、前記摩
擦係合要素を係合させて設定する二つの変速段のうちい
ずれか一方の変速段を設定する際に、アキュームレータ
が作用し、もしくは作用しないために、摩擦係合要素の
係合タイミングが不適切になって変速ショックが悪化す
る。
テックが生じて切換動作をしなくなった場合や、その制
御ポートにパイロット圧が供給されなくなり、もしくは
排圧されなくなった場合には、摩擦係合要素が常時アキ
ュームレータに連通され、あるいは反対に摩擦係合要素
をアキュームレータに連通させ得なくなるから、前記摩
擦係合要素を係合させて設定する二つの変速段のうちい
ずれか一方の変速段を設定する際に、アキュームレータ
が作用し、もしくは作用しないために、摩擦係合要素の
係合タイミングが不適切になって変速ショックが悪化す
る。
【0006】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、変速ショックの悪化を防止することのできる自動
変速機の油圧制御装置を提供するこを目的とするもので
ある。
ので、変速ショックの悪化を防止することのできる自動
変速機の油圧制御装置を提供するこを目的とするもので
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の目的
を達成するために、少なくとも二つの変速段で解放状態
から係合状態に油圧により切換動作させられる摩擦係合
要素と、それら二つの変速段を設定するためのバルブ位
置の異なるシフトバルブと、前記摩擦係合要素に連通さ
れるアキュームレータとを備えた自動変速機の油圧制御
装置において、前記シフトバルブが、第1の油圧供給ポ
ートと第2の油圧供給ポートとを備えるとともに、前記
シフトバルブが前記二つの変速段のうち第1の変速段を
設定するための第1バルブ位置にあるときに前記第1の
油圧供給ポートと前記アキュームレータと前記摩擦係合
要素とを連通させる第1油路と、前記シフトバルブが前
記二つの変速段のうち第2の変速段を設定するための第
2バルブ位置にあるときに前記第2の油圧供給ポートを
前記摩擦係合要素に直接連通させる第2油路とが設けら
れていることを特徴とするものである。
を達成するために、少なくとも二つの変速段で解放状態
から係合状態に油圧により切換動作させられる摩擦係合
要素と、それら二つの変速段を設定するためのバルブ位
置の異なるシフトバルブと、前記摩擦係合要素に連通さ
れるアキュームレータとを備えた自動変速機の油圧制御
装置において、前記シフトバルブが、第1の油圧供給ポ
ートと第2の油圧供給ポートとを備えるとともに、前記
シフトバルブが前記二つの変速段のうち第1の変速段を
設定するための第1バルブ位置にあるときに前記第1の
油圧供給ポートと前記アキュームレータと前記摩擦係合
要素とを連通させる第1油路と、前記シフトバルブが前
記二つの変速段のうち第2の変速段を設定するための第
2バルブ位置にあるときに前記第2の油圧供給ポートを
前記摩擦係合要素に直接連通させる第2油路とが設けら
れていることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】この発明で対象とする自動変速機では、第1の
変速段を設定する場合と、第2の変速段を設定する場合
との少なくとも二つの場合に前記摩擦係合要素を解放状
態から係合状態に切換動作させ、その切換えはシフトバ
ルブによって行う。このシフトバルブが第1の変速段を
設定するために第1バルブ位置に切替わった場合、第1
油圧供給ポートが前記摩擦係合要素に連通するとともに
、アキュームレータにも連通するから、摩擦係合要素に
おける油圧の上昇、すなわちトルク容量の変化は、アキ
ュームレータによって制御される。またシフトバルブが
第2の変速段を設定するために第2バルブ位置に切替わ
った場合、第2の油圧供給ポートと摩擦係合要要素が、
アキュームレータを経ずに連通され、したがって摩擦係
合要素のトルク容量は、第1の変速段を設定する場合よ
りも速く増大する。
変速段を設定する場合と、第2の変速段を設定する場合
との少なくとも二つの場合に前記摩擦係合要素を解放状
態から係合状態に切換動作させ、その切換えはシフトバ
ルブによって行う。このシフトバルブが第1の変速段を
設定するために第1バルブ位置に切替わった場合、第1
油圧供給ポートが前記摩擦係合要素に連通するとともに
、アキュームレータにも連通するから、摩擦係合要素に
おける油圧の上昇、すなわちトルク容量の変化は、アキ
ュームレータによって制御される。またシフトバルブが
第2の変速段を設定するために第2バルブ位置に切替わ
った場合、第2の油圧供給ポートと摩擦係合要要素が、
アキュームレータを経ずに連通され、したがって摩擦係
合要素のトルク容量は、第1の変速段を設定する場合よ
りも速く増大する。
【0009】そしてこの発明では、シフトバルブによっ
て摩擦係合要素とアキュームレータとを連通させ、また
連通させないから、第1の変速段を設定する際に摩擦係
合要素とアキュームレータとを連通させない事態が生じ
たり、あるいは反対に第2の変速段を設定する際に摩擦
係合要素とアキュームレータとを連通させる事態が生じ
たりすることがなく、その結果、第1の変速段を設定す
る際や第2の変速段を設定する際に変速ショックが悪化
することはない。
て摩擦係合要素とアキュームレータとを連通させ、また
連通させないから、第1の変速段を設定する際に摩擦係
合要素とアキュームレータとを連通させない事態が生じ
たり、あるいは反対に第2の変速段を設定する際に摩擦
係合要素とアキュームレータとを連通させる事態が生じ
たりすることがなく、その結果、第1の変速段を設定す
る際や第2の変速段を設定する際に変速ショックが悪化
することはない。
【0010】
【実施例】図1ないし図3はこの発明の一実施例を示す
油圧回路図であり、これらの図では、オイルポンプやオ
イルポンプで発生された油圧をライン圧PL に調圧す
る手段、あるいはロックアップクラッチを制御する手段
、アキュームレータ背圧を制御する手段は、従来知られ
ているものを使用できるので省略してある。また図1な
いし図3において○を付した数字は、同一数字で示す部
分が接続されていることを示す。
油圧回路図であり、これらの図では、オイルポンプやオ
イルポンプで発生された油圧をライン圧PL に調圧す
る手段、あるいはロックアップクラッチを制御する手段
、アキュームレータ背圧を制御する手段は、従来知られ
ているものを使用できるので省略してある。また図1な
いし図3において○を付した数字は、同一数字で示す部
分が接続されていることを示す。
【0011】図1ないし図3で示す油圧制御装置によっ
て変速制御される歯車列の一例を図4に示してある。こ
れは二組の遊星歯車機構1,2を使用し、前進4段・後
進1段の変速段を設定するよう構成したものである。す
なわち第1遊星歯車機構1のキャリヤ3と第2遊星歯車
機構2のリングギヤ4とが連結され、また第1遊星歯車
機構1のリングギヤ5と第2遊星歯車機構2のキャリヤ
6とが連結されている。
て変速制御される歯車列の一例を図4に示してある。こ
れは二組の遊星歯車機構1,2を使用し、前進4段・後
進1段の変速段を設定するよう構成したものである。す
なわち第1遊星歯車機構1のキャリヤ3と第2遊星歯車
機構2のリングギヤ4とが連結され、また第1遊星歯車
機構1のリングギヤ5と第2遊星歯車機構2のキャリヤ
6とが連結されている。
【0012】これらの遊星歯車機構1,2の中心軸線に
沿って入力軸7が配置されており、この入力軸7と第1
遊星歯車機構1におけるサンギヤ8と間に第1クラッチ
C1が設けられ、また入力軸7と第2遊星歯車機構2に
おけるキャリヤ6との間に第2クラッチC2 が設けら
れている。さらに入力軸7と第2遊星歯車機構2のサン
ギヤ9との間に第3クラッチC3 が設けられている。 また一方、第2遊星歯車機構2におけるキャリヤ6とサ
ンギヤ9との間に互いに直列に配列された第4クラッチ
C4 および第1一方向クラッチF1 が設けられてい
る。この第1一方向クラッチF1 は、第4クラッチC
4 のクラッチドラムの回転方向すなわち第4クラッチ
C4 が係合している状態でのサンギヤ9の回転方向が
、キャリヤ6に対して正回転方向(入力軸7の回転方向
と同一の回転方向)である場合に係合するようになって
いる。この第4クラッチC4 のクラッチドラムとケー
シング10との間には、そのクラッチドラムが逆回転(
入力軸7とは反対方向の回転)しようとする際に係合す
る第2一方向クラッチF2 が設けられている。
沿って入力軸7が配置されており、この入力軸7と第1
遊星歯車機構1におけるサンギヤ8と間に第1クラッチ
C1が設けられ、また入力軸7と第2遊星歯車機構2に
おけるキャリヤ6との間に第2クラッチC2 が設けら
れている。さらに入力軸7と第2遊星歯車機構2のサン
ギヤ9との間に第3クラッチC3 が設けられている。 また一方、第2遊星歯車機構2におけるキャリヤ6とサ
ンギヤ9との間に互いに直列に配列された第4クラッチ
C4 および第1一方向クラッチF1 が設けられてい
る。この第1一方向クラッチF1 は、第4クラッチC
4 のクラッチドラムの回転方向すなわち第4クラッチ
C4 が係合している状態でのサンギヤ9の回転方向が
、キャリヤ6に対して正回転方向(入力軸7の回転方向
と同一の回転方向)である場合に係合するようになって
いる。この第4クラッチC4 のクラッチドラムとケー
シング10との間には、そのクラッチドラムが逆回転(
入力軸7とは反対方向の回転)しようとする際に係合す
る第2一方向クラッチF2 が設けられている。
【0013】そしてブレーキ手段として、第4クラッチ
C4 のクラッチドラムの外周にバンドブレーキである
第1ブレーキB1 が設けられ、また互いに連結された
第1遊星歯車機構1のリングギヤ5および第2遊星歯車
機構2のキャリヤ6の回転を止める第2ブレーキB2
が設けられている。したがって第1ブレーキB1 は、
第4クラッチC4 あるいは第1一方向クラッチF1
を介して、第2遊星歯車機構2におけるキャリヤ6の回
転とサンギヤ9の回転とを選択的に止めるようになって
いる。
C4 のクラッチドラムの外周にバンドブレーキである
第1ブレーキB1 が設けられ、また互いに連結された
第1遊星歯車機構1のリングギヤ5および第2遊星歯車
機構2のキャリヤ6の回転を止める第2ブレーキB2
が設けられている。したがって第1ブレーキB1 は、
第4クラッチC4 あるいは第1一方向クラッチF1
を介して、第2遊星歯車機構2におけるキャリヤ6の回
転とサンギヤ9の回転とを選択的に止めるようになって
いる。
【0014】図4に示す歯車列では、各クラッチおよび
ブレーキなどの係合要素を、図5に示すように係合させ
ることによって、前進4段・後進1段の各変速段が設定
される。なお、図5で○印は係合、△印はコースト状態
で係合、空欄は解放の状態をそれぞれ示す。
ブレーキなどの係合要素を、図5に示すように係合させ
ることによって、前進4段・後進1段の各変速段が設定
される。なお、図5で○印は係合、△印はコースト状態
で係合、空欄は解放の状態をそれぞれ示す。
【0015】すなわち第1クラッチC1 を係合させれ
ば、第1遊星歯車機構1のサンギヤ8に入力軸7からト
ルクが伝達されるが、そのキャリヤ3にはドライブギヤ
11からの負荷がかかっているから、リングギヤ5には
逆回転方向のトルクがかかる。その結果、リングギヤ5
を連結してある第1一方向クラッチF1 が係合すると
ともに、これと直列状態に配置した第2一方向クラッチ
F2 が係合するので、リングギヤ5にケーシング10
から反力トルクが与えられてその逆回転が阻止され、し
たがってキャリヤ3およびこれに連結してあるドライブ
ギヤ11が正回転し、第1速となる。この状態でドライ
ブギヤ11側からトルクが入力されると、各一方向クラ
ッチF1 ,F2 が解放してしまうので、第2ブレー
キB2 を係合させてリングギヤ5を固定することによ
り、エンジンブレーキを効かせることができる。
ば、第1遊星歯車機構1のサンギヤ8に入力軸7からト
ルクが伝達されるが、そのキャリヤ3にはドライブギヤ
11からの負荷がかかっているから、リングギヤ5には
逆回転方向のトルクがかかる。その結果、リングギヤ5
を連結してある第1一方向クラッチF1 が係合すると
ともに、これと直列状態に配置した第2一方向クラッチ
F2 が係合するので、リングギヤ5にケーシング10
から反力トルクが与えられてその逆回転が阻止され、し
たがってキャリヤ3およびこれに連結してあるドライブ
ギヤ11が正回転し、第1速となる。この状態でドライ
ブギヤ11側からトルクが入力されると、各一方向クラ
ッチF1 ,F2 が解放してしまうので、第2ブレー
キB2 を係合させてリングギヤ5を固定することによ
り、エンジンブレーキを効かせることができる。
【0016】上記の第1速の状態では第2遊星歯車機構
2のサンギヤ9は逆回転しており、したがってこの状態
で第4クラッチC4 を係合させると、第2一方向クラ
ッチF2 が逆回転を阻止するよう作用するため、第2
遊星歯車機構2のサンギヤ9の回転が止められる。この
場合、第1遊星歯車機構1のリングギヤ5および第2遊
星歯車機構2のキャリヤ6が低速で正回転するので、第
1遊星歯車機構1のキャリヤ3すなわちドライブギヤ1
1が第1速の場合より速く回転し、第2速が設定される
。 なお、この第2速の状態で第1ブレーキB1 を係合さ
せることにより、第2遊星歯車機構2におけるサンギヤ
9の正逆いずれの回転も阻止すれば、エンジンブレーキ
を効かせることができる。
2のサンギヤ9は逆回転しており、したがってこの状態
で第4クラッチC4 を係合させると、第2一方向クラ
ッチF2 が逆回転を阻止するよう作用するため、第2
遊星歯車機構2のサンギヤ9の回転が止められる。この
場合、第1遊星歯車機構1のリングギヤ5および第2遊
星歯車機構2のキャリヤ6が低速で正回転するので、第
1遊星歯車機構1のキャリヤ3すなわちドライブギヤ1
1が第1速の場合より速く回転し、第2速が設定される
。 なお、この第2速の状態で第1ブレーキB1 を係合さ
せることにより、第2遊星歯車機構2におけるサンギヤ
9の正逆いずれの回転も阻止すれば、エンジンブレーキ
を効かせることができる。
【0017】第1および第4のクラッチC1 ,C4
に加えて第2クラッチC2 を係合させれば、第1遊星
歯車機構1においては、第1クラッチC1 に連結して
あるサンギヤ8と、第2遊星歯車機構2のキャリヤ6を
介して第2クラッチC2 に連結してあるリングギヤ5
との二つの回転部材が入力軸7に連結されることになる
ので、第1遊星歯車機構1はその全体が一体となって入
力軸7と共に回転する。すなわち直結段である第3速と
なり、ドライブギヤ11の回転速度は入力軸7と等しく
なる。なお、この場合、第1遊星歯車機構2もその全体
が一体となって第1遊星歯車機構1と共に正回転し、第
1一方向クラッチF1 は係合状態となる。また特に他
の係合要素を係合させることなくエンジンブレーキを効
かせることができる。
に加えて第2クラッチC2 を係合させれば、第1遊星
歯車機構1においては、第1クラッチC1 に連結して
あるサンギヤ8と、第2遊星歯車機構2のキャリヤ6を
介して第2クラッチC2 に連結してあるリングギヤ5
との二つの回転部材が入力軸7に連結されることになる
ので、第1遊星歯車機構1はその全体が一体となって入
力軸7と共に回転する。すなわち直結段である第3速と
なり、ドライブギヤ11の回転速度は入力軸7と等しく
なる。なお、この場合、第1遊星歯車機構2もその全体
が一体となって第1遊星歯車機構1と共に正回転し、第
1一方向クラッチF1 は係合状態となる。また特に他
の係合要素を係合させることなくエンジンブレーキを効
かせることができる。
【0018】オーバードライブ段である第4速は上記の
第3速の状態で第1クラッチC1 を解放するとともに
、第1ブレーキB1 を係合させることにより設定され
る。 すなわち第4クラッチC4 と第1ブレーキB1 とを
係合させることにより、第2遊星歯車機構2のサンギヤ
9が固定され、この状態でそのキャリヤ6が入力軸7と
共に回転するので、リングギヤ4およびこれに連結して
あるドライブギヤ11が入力軸11に対して増速されて
正回転する。この第4速は、一方向クラッチF1 ,F
2 が係合することによって設定されるものではないか
ら、エンジンブレーキを効かせることができる。
第3速の状態で第1クラッチC1 を解放するとともに
、第1ブレーキB1 を係合させることにより設定され
る。 すなわち第4クラッチC4 と第1ブレーキB1 とを
係合させることにより、第2遊星歯車機構2のサンギヤ
9が固定され、この状態でそのキャリヤ6が入力軸7と
共に回転するので、リングギヤ4およびこれに連結して
あるドライブギヤ11が入力軸11に対して増速されて
正回転する。この第4速は、一方向クラッチF1 ,F
2 が係合することによって設定されるものではないか
ら、エンジンブレーキを効かせることができる。
【0019】そして後進段は、第3クラッチC3 を係
合させるとともに第2ブレーキB2 を係合させて設定
する。すなわち第2遊星歯車機構2のキャリヤ6を固定
した状態でそのサンギヤ9が入力軸7と共に回転するの
で、リングギヤ4およびこれに連結してあるドライブギ
ヤ11が逆回転する。
合させるとともに第2ブレーキB2 を係合させて設定
する。すなわち第2遊星歯車機構2のキャリヤ6を固定
した状態でそのサンギヤ9が入力軸7と共に回転するの
で、リングギヤ4およびこれに連結してあるドライブギ
ヤ11が逆回転する。
【0020】図1ないし図3に示す油圧制御装置は、上
述した各変速段を設定するために、マニュアルバルブ2
0、 1−2シフトバルブ30、 2−3シフトバルブ
50、 3−4シフトバルブ70、セカンドコーストモ
ジュレータバルブ90、B1 コントロールバルブ10
0ならびに各シフトバルブ30,50,70を制御する
ソレノイドバルブS1 ,S2 ,S4 、ならびにそ
の他のバルブを備えている。
述した各変速段を設定するために、マニュアルバルブ2
0、 1−2シフトバルブ30、 2−3シフトバルブ
50、 3−4シフトバルブ70、セカンドコーストモ
ジュレータバルブ90、B1 コントロールバルブ10
0ならびに各シフトバルブ30,50,70を制御する
ソレノイドバルブS1 ,S2 ,S4 、ならびにそ
の他のバルブを備えている。
【0021】マニュアルバルブ20は、従来のものと同
様に、手動操作することによってP(パーキング)レン
ジ、R(リバース)レンジ、N(ニュートラル)レンジ
、D(ドライブ)レンジ、Sレンジ、Lレンジを選択す
るものであって、Dレンジを選択した場合には、スプー
ル21が図示の位置より左側に移動し、ライン圧油路1
10を接続してある入力ポート22をDポート23に連
通させ、またSレンジを選択した場合には、スプール2
1が図の左側に更に移動し、入力ポート22をDポート
23およびSポート24に連通させ、さらにLレンジを
選択した場合には、スプール21が図の左端部まで移動
して、入力ポート22をDポート23およびSポート2
4ならびにLポート25に連通させるようになっている
。他方、Rレンジを選択した場合に、スプール21が図
示の位置から右側に移動し、入力ポート22をRポート
26のみに連通させる。なおまた、Nレンジを選択した
ときには、スプール21は図示の位置にあり、入力ポー
ト22と他のポートとの連通が阻止され、Pレンジを選
択したときには、入力ポート22をスプール21によっ
て閉じるようになっている。また符号27,28はそれ
ぞれドレンポートを示す。
様に、手動操作することによってP(パーキング)レン
ジ、R(リバース)レンジ、N(ニュートラル)レンジ
、D(ドライブ)レンジ、Sレンジ、Lレンジを選択す
るものであって、Dレンジを選択した場合には、スプー
ル21が図示の位置より左側に移動し、ライン圧油路1
10を接続してある入力ポート22をDポート23に連
通させ、またSレンジを選択した場合には、スプール2
1が図の左側に更に移動し、入力ポート22をDポート
23およびSポート24に連通させ、さらにLレンジを
選択した場合には、スプール21が図の左端部まで移動
して、入力ポート22をDポート23およびSポート2
4ならびにLポート25に連通させるようになっている
。他方、Rレンジを選択した場合に、スプール21が図
示の位置から右側に移動し、入力ポート22をRポート
26のみに連通させる。なおまた、Nレンジを選択した
ときには、スプール21は図示の位置にあり、入力ポー
ト22と他のポートとの連通が阻止され、Pレンジを選
択したときには、入力ポート22をスプール21によっ
て閉じるようになっている。また符号27,28はそれ
ぞれドレンポートを示す。
【0022】1−2シフトバルブ30は、4つのランド
が形成されたスプール31とそのスプール31を一方向
(図の上方向)に押圧するスプリング32とを有してお
り、そのスプリング32を配置した端部とは反対側の端
部に形成した制御ポート33が、油路111を介してマ
ニュアルバルブ20のDポート23に連通されている。 この油路111にはストレーナ112およびオリフィス
113を介して第2ソレノイドバルブS2 が介装され
ており、この第2ソレノイドバルブS2 がOFFのと
きには油路111から排圧し、またONのときには油路
111にライン圧PLを生じさせるようになっている。 また 1−2シフトバルブ30における第1Dポート3
4は、前記ストレーナ102および第2ソレノイドバル
ブS2 をバイパスする油路114を介してマニュアル
バルブ20のDポート23に連通されており、スプール
31がスプリング32に押されて図の右側に示す位置に
あるときに第1Dポート34に連通されるクラッチポー
ト35には、第4クラッチC4 が接続されている。な
お、この第4クラッチC4 にはアキュームレータ11
5が付設されている。
が形成されたスプール31とそのスプール31を一方向
(図の上方向)に押圧するスプリング32とを有してお
り、そのスプリング32を配置した端部とは反対側の端
部に形成した制御ポート33が、油路111を介してマ
ニュアルバルブ20のDポート23に連通されている。 この油路111にはストレーナ112およびオリフィス
113を介して第2ソレノイドバルブS2 が介装され
ており、この第2ソレノイドバルブS2 がOFFのと
きには油路111から排圧し、またONのときには油路
111にライン圧PLを生じさせるようになっている。 また 1−2シフトバルブ30における第1Dポート3
4は、前記ストレーナ102および第2ソレノイドバル
ブS2 をバイパスする油路114を介してマニュアル
バルブ20のDポート23に連通されており、スプール
31がスプリング32に押されて図の右側に示す位置に
あるときに第1Dポート34に連通されるクラッチポー
ト35には、第4クラッチC4 が接続されている。な
お、この第4クラッチC4 にはアキュームレータ11
5が付設されている。
【0023】さらに 1−2シフトバルブ30には、図
示の状態での上側からクラッチポート35に選択的に連
通される第2Dポート36、Sポート37、ブレーキポ
ート38、ドレンポート39、Rポート40、ブレーキ
ポート41、Lポート42、ホールドポート43が形成
されている。これらのうちブレーキポート41に第2ブ
レーキB2 が接続されている。
示の状態での上側からクラッチポート35に選択的に連
通される第2Dポート36、Sポート37、ブレーキポ
ート38、ドレンポート39、Rポート40、ブレーキ
ポート41、Lポート42、ホールドポート43が形成
されている。これらのうちブレーキポート41に第2ブ
レーキB2 が接続されている。
【0024】これに対して 2−3シフトバルブ50は
、5つのランドを形成したスプール51の一端側(図の
上側)にプランジャ52を配置するとともに、これとは
反対側(図の下側)にスプリング53を配置した構造で
あって、プランジャ52の先端側に形成した制御ポート
54には、前記ライン圧油路110から分岐しかつスト
レーナ116およびオリフィス117ならびに第1ソレ
ノイドバルブS1 を介装した油路118が接続されて
いる。したがって第1ソレノイドバルブS1 がOFF
のときには制御ポート54から排圧されてスプール51
およびプランジャ52がスプリング53の弾性力により
図の左半分に示す位置に保持され、また反対に第1ソレ
ノイドバルブS1 がONのときには、制御ポート54
にライン圧PL が作用してスプール51およびプラン
ジャ52が図の右半分に示す位置に押し下げられるよう
になっている。
、5つのランドを形成したスプール51の一端側(図の
上側)にプランジャ52を配置するとともに、これとは
反対側(図の下側)にスプリング53を配置した構造で
あって、プランジャ52の先端側に形成した制御ポート
54には、前記ライン圧油路110から分岐しかつスト
レーナ116およびオリフィス117ならびに第1ソレ
ノイドバルブS1 を介装した油路118が接続されて
いる。したがって第1ソレノイドバルブS1 がOFF
のときには制御ポート54から排圧されてスプール51
およびプランジャ52がスプリング53の弾性力により
図の左半分に示す位置に保持され、また反対に第1ソレ
ノイドバルブS1 がONのときには、制御ポート54
にライン圧PL が作用してスプール51およびプラン
ジャ52が図の右半分に示す位置に押し下げられるよう
になっている。
【0025】また 2−3シフトバルブ50には、マニ
ュアルバルブ20のDポート23に接続したDポート5
5が形成されており、このDポート55に選択的に連通
される第1クラッチポート56と第2クラッチポート5
7とが形成されている。これらのうち第2クラッチポー
ト57が、第2クラッチC2 と 1−2シフトバルブ
30の第2Dポート36に接続されている。なお、符号
119はアキュームレータである。
ュアルバルブ20のDポート23に接続したDポート5
5が形成されており、このDポート55に選択的に連通
される第1クラッチポート56と第2クラッチポート5
7とが形成されている。これらのうち第2クラッチポー
ト57が、第2クラッチC2 と 1−2シフトバルブ
30の第2Dポート36に接続されている。なお、符号
119はアキュームレータである。
【0026】さらに 2−3シフトバルブ50には、マ
ニュアルバルブ20のLポート25に接続されたLポー
ト58が形成されていて、このLポート58に選択的に
連通されるブレーキポート59は、ローコーストモジュ
レータバルブ120を介して 1−2シフトバルブ30
のLポート42に接続されている。なお、このローコー
ストモジュレータバルブ120は、Lレンジに切換えた
際のシフトショックを軽減するためのものであって、従
来一般に使用されているものを採用することができる。 ブレーキポート59はこれに隣接して形成したポート6
0に接続され、このポート60はドレンポート61に選
択的に連通されるようになっている。マニュアルバルブ
20のSポート24に接続されたSポート62が 2−
3シフトバルブ50に形成されていて、このSポート6
2とドレンポート63とに選択的に連通されるブレーキ
ポート64が、 1−2シフトバルブ30におけるSポ
ート37に接続されている。またさらに前記クラッチポ
ート56に選択的に連通されるドレンポート65が形成
されている。
ニュアルバルブ20のLポート25に接続されたLポー
ト58が形成されていて、このLポート58に選択的に
連通されるブレーキポート59は、ローコーストモジュ
レータバルブ120を介して 1−2シフトバルブ30
のLポート42に接続されている。なお、このローコー
ストモジュレータバルブ120は、Lレンジに切換えた
際のシフトショックを軽減するためのものであって、従
来一般に使用されているものを採用することができる。 ブレーキポート59はこれに隣接して形成したポート6
0に接続され、このポート60はドレンポート61に選
択的に連通されるようになっている。マニュアルバルブ
20のSポート24に接続されたSポート62が 2−
3シフトバルブ50に形成されていて、このSポート6
2とドレンポート63とに選択的に連通されるブレーキ
ポート64が、 1−2シフトバルブ30におけるSポ
ート37に接続されている。またさらに前記クラッチポ
ート56に選択的に連通されるドレンポート65が形成
されている。
【0027】3−4シフトバルブ70は、第1クラッチ
C1 と第1ブレーキB1 との二つの係合要素に対す
る油圧の給排を制御するためのものであって、4つのラ
ンドを形成したスプール71とそのスプール71を一方
向(図の上方向)に押圧するスプリング72とを有して
いる。 そのスプリング72を配置した端部とは反対側の端部に
設けた制御ポート73は、 1−2シフトバルブ30に
おける制御ポート33に接続されており、したがってこ
の 3−4シフトバルブ70の制御ポート73に対する
ライン圧PL の付与およびその排圧を、第2ソレノイ
ドバルブS2 によって行うようになっている。
C1 と第1ブレーキB1 との二つの係合要素に対す
る油圧の給排を制御するためのものであって、4つのラ
ンドを形成したスプール71とそのスプール71を一方
向(図の上方向)に押圧するスプリング72とを有して
いる。 そのスプリング72を配置した端部とは反対側の端部に
設けた制御ポート73は、 1−2シフトバルブ30に
おける制御ポート33に接続されており、したがってこ
の 3−4シフトバルブ70の制御ポート73に対する
ライン圧PL の付与およびその排圧を、第2ソレノイ
ドバルブS2 によって行うようになっている。
【0028】またこの 3−4シフトバルブ70には、
1−2シフトバルブ30におけるブレーキポート38
にチェックバルブ121を介して接続したSポート74
が形成されており、このSポート74に選択的に連通さ
れるブレーキポート75に第1ブレーキB1 が油路1
22を介して接続されている。さらにブレーキポート7
5がSポート74に対して遮断されたときにそのブレー
キポート75に連通されるアキュームレータポート76
が形成されている。またさらにマニュアルバルブ20の
Dポート23に接続された第1Dポート77と、 2−
3シフトバルブ50の第1クラッチポート56に接続し
た第2Dポート78とが形成されており、これらのDポ
ート77,78に選択的に連通されるクラッチポート7
9に第1クラッチC1 およびアキュームレータ124
が接続されている。そしてまた第1Dポート77とドレ
ンポート80とに選択的に連通されるブレーキポート8
1と、スプリング72を配置した箇所に開口しかつ 2
−3シフトバルブ50の第1クラッチポート56に接続
されたホールドポート82が形成されている。
1−2シフトバルブ30におけるブレーキポート38
にチェックバルブ121を介して接続したSポート74
が形成されており、このSポート74に選択的に連通さ
れるブレーキポート75に第1ブレーキB1 が油路1
22を介して接続されている。さらにブレーキポート7
5がSポート74に対して遮断されたときにそのブレー
キポート75に連通されるアキュームレータポート76
が形成されている。またさらにマニュアルバルブ20の
Dポート23に接続された第1Dポート77と、 2−
3シフトバルブ50の第1クラッチポート56に接続し
た第2Dポート78とが形成されており、これらのDポ
ート77,78に選択的に連通されるクラッチポート7
9に第1クラッチC1 およびアキュームレータ124
が接続されている。そしてまた第1Dポート77とドレ
ンポート80とに選択的に連通されるブレーキポート8
1と、スプリング72を配置した箇所に開口しかつ 2
−3シフトバルブ50の第1クラッチポート56に接続
されたホールドポート82が形成されている。
【0029】セカンドコーストモジュレータバルブ90
は、第2速でのコースト時に 3−4シフトバルブ70
を経て第1ブレーキB1 に供給される油圧を低下させ
るためのバルブであって、2つのランドを形成したスプ
ール91と、その一端側(図の下側)に配置したプラン
ジャ92と、スプール91をプランジャ92側に押圧す
るスプリング93とを備えている。そのプランジャ92
の先端側に形成された制御ポート94は第2クラッチC
2 および第2クラッチC2 用アキュームレータ11
9に接続されており、この制御ポート94から排圧され
ているときにスプール91がスプリング93によって押
され、その結果開くSポート95が、 1−2シフトバ
ルブ30のブレーキポート38に接続されている。また
このSポート95とドレンポート96とに選択的に連通
されるブレーキポート97がリターンポート98に接続
される一方、 3−4シフトバルブ70のSポート74
に接続されている。 すなわち 1−2シフトバルブ30のブレーキポート3
8から 3−4シフトバルブ70のSポート74に対し
ては、チェックバルブ121をセカンドコーストモジュ
レータバルブ90と並列に設けてあることにより、セカ
ンドコーストモジュレータバルブ90で圧力を下げて油
圧を供給するようになっている。
は、第2速でのコースト時に 3−4シフトバルブ70
を経て第1ブレーキB1 に供給される油圧を低下させ
るためのバルブであって、2つのランドを形成したスプ
ール91と、その一端側(図の下側)に配置したプラン
ジャ92と、スプール91をプランジャ92側に押圧す
るスプリング93とを備えている。そのプランジャ92
の先端側に形成された制御ポート94は第2クラッチC
2 および第2クラッチC2 用アキュームレータ11
9に接続されており、この制御ポート94から排圧され
ているときにスプール91がスプリング93によって押
され、その結果開くSポート95が、 1−2シフトバ
ルブ30のブレーキポート38に接続されている。また
このSポート95とドレンポート96とに選択的に連通
されるブレーキポート97がリターンポート98に接続
される一方、 3−4シフトバルブ70のSポート74
に接続されている。 すなわち 1−2シフトバルブ30のブレーキポート3
8から 3−4シフトバルブ70のSポート74に対し
ては、チェックバルブ121をセカンドコーストモジュ
レータバルブ90と並列に設けてあることにより、セカ
ンドコーストモジュレータバルブ90で圧力を下げて油
圧を供給するようになっている。
【0030】3−4 シフトバルブ70のブレーキポー
ト81と第1ブレーキB1 および第1ブレーキB1
用アキュームレータ115との間には、第1ブレーキB
1 に対する油圧の給排のタイミングを制御するB1コ
ントロールバルブ100が設けられている。これは、ス
プール101をスプリング102によって制御ポート1
03側に押圧し、制御ポート103に対する油圧の給排
に応じてアキュームレータポート104をDポート10
5とドレンポート106とに選択的に連通させるように
なっており、そのDポート105が3−4シフトバルブ
70のブレーキポート81に油路125を介して接続さ
れ、またアキュームレータ104が 3−4シフトバル
ブ70のアキュームレータポート76とアキュームレー
タ123とに接続されている。さらに制御ポート103
は、ソレノイドバルブ(仮に第4ソレノイドバルブとす
る)S4 およびオリフィス126ならびにストレーナ
127を介装した油路128によって 1−2シフトバ
ルブ30のクラッチポート35に接続されている。第4
ソレノイドバルブS4 は例えばノーマルオープンのバ
ルブであって、非通電時には制御ポート103から排圧
し、通電時にドレンポートを閉じて制御ポート103に
第4クラッチC4 の油圧を生じさせるようになってお
り、この第4ソレノイドバルブS4 は第3速と第4速
との間の変速の際に一時的に通電させて、第1クラッチ
C1 のトルク容量が充分低下した後に第1ブレーキB
1 に油圧を供給し、あるいは第1クラッチC1 を係
合させるに先立って第1ブレーキB1 から排圧してそ
のトルク容量を充分下げるようになっている。
ト81と第1ブレーキB1 および第1ブレーキB1
用アキュームレータ115との間には、第1ブレーキB
1 に対する油圧の給排のタイミングを制御するB1コ
ントロールバルブ100が設けられている。これは、ス
プール101をスプリング102によって制御ポート1
03側に押圧し、制御ポート103に対する油圧の給排
に応じてアキュームレータポート104をDポート10
5とドレンポート106とに選択的に連通させるように
なっており、そのDポート105が3−4シフトバルブ
70のブレーキポート81に油路125を介して接続さ
れ、またアキュームレータ104が 3−4シフトバル
ブ70のアキュームレータポート76とアキュームレー
タ123とに接続されている。さらに制御ポート103
は、ソレノイドバルブ(仮に第4ソレノイドバルブとす
る)S4 およびオリフィス126ならびにストレーナ
127を介装した油路128によって 1−2シフトバ
ルブ30のクラッチポート35に接続されている。第4
ソレノイドバルブS4 は例えばノーマルオープンのバ
ルブであって、非通電時には制御ポート103から排圧
し、通電時にドレンポートを閉じて制御ポート103に
第4クラッチC4 の油圧を生じさせるようになってお
り、この第4ソレノイドバルブS4 は第3速と第4速
との間の変速の際に一時的に通電させて、第1クラッチ
C1 のトルク容量が充分低下した後に第1ブレーキB
1 に油圧を供給し、あるいは第1クラッチC1 を係
合させるに先立って第1ブレーキB1 から排圧してそ
のトルク容量を充分下げるようになっている。
【0031】なお、マニュアルバルブ20のRポート2
6はリバースコントロールバルブ129を介して第3ク
ラッチC3 および第3クラッチ用アキュームレータ1
30に接続されている。
6はリバースコントロールバルブ129を介して第3ク
ラッチC3 および第3クラッチ用アキュームレータ1
30に接続されている。
【0032】また 2−3シフトバルブ50のクラッチ
ポート57と第2クラッチC2 との間には、これらを
直接接続する油路と並列にC2 コントロールバルブ1
31が設けられており、 3−4シフトバルブ70にお
けるブレーキポート81の油圧およびアキュームレータ
背圧によってC2 コントロールバルブ131を制御し
て第2クラッチC2 に対する油圧の給排速度を制御す
るようになっている。
ポート57と第2クラッチC2 との間には、これらを
直接接続する油路と並列にC2 コントロールバルブ1
31が設けられており、 3−4シフトバルブ70にお
けるブレーキポート81の油圧およびアキュームレータ
背圧によってC2 コントロールバルブ131を制御し
て第2クラッチC2 に対する油圧の給排速度を制御す
るようになっている。
【0033】さらに 3−4シフトバルブ70のクラッ
チポート79と第1クラッチC1 との間にはオリフィ
ス132と 4−2シーケンスバルブ133とが並列に
介装されており、第4クラッチC4 の油圧と第2クラ
ッチC2 の油圧とを 4−2シーケンスバルブ133
に対抗させて作用させることにより、第2速で 4−2
シーケンスバルブ133を介した油路を開いて第1クラ
ッチC1 に対する油圧の給排速度を速くするようにな
っている。
チポート79と第1クラッチC1 との間にはオリフィ
ス132と 4−2シーケンスバルブ133とが並列に
介装されており、第4クラッチC4 の油圧と第2クラ
ッチC2 の油圧とを 4−2シーケンスバルブ133
に対抗させて作用させることにより、第2速で 4−2
シーケンスバルブ133を介した油路を開いて第1クラ
ッチC1 に対する油圧の給排速度を速くするようにな
っている。
【0034】つぎに上述した装置の作用について説明す
る。図1ないし図3に示す各シフトバルブ30,50,
70の制御ポート33,54,73に対するライン圧P
L の給排は、第1ソレノイドバルブS1 もしくは第
2ソレノイドバルブS2 によって行われ、したがって
これらのソレノイドバルブS1 ,S2 のON,OF
Fの組合せによって前進段の各変速段が設定される。こ
れらのソレノイドバルブS1 ,S2 のON,OFF
状態およびそれに伴う各係合要素の係合・解放の状態は
図5に示すとおりである。なお、図5のSOLの欄の○
印はON、×印はOFFを示す。またカッコを付した変
速段はソレノイドバルブのフェイル時に設定される変速
段である。
る。図1ないし図3に示す各シフトバルブ30,50,
70の制御ポート33,54,73に対するライン圧P
L の給排は、第1ソレノイドバルブS1 もしくは第
2ソレノイドバルブS2 によって行われ、したがって
これらのソレノイドバルブS1 ,S2 のON,OF
Fの組合せによって前進段の各変速段が設定される。こ
れらのソレノイドバルブS1 ,S2 のON,OFF
状態およびそれに伴う各係合要素の係合・解放の状態は
図5に示すとおりである。なお、図5のSOLの欄の○
印はON、×印はOFFを示す。またカッコを付した変
速段はソレノイドバルブのフェイル時に設定される変速
段である。
【0035】先ず第1速はDレンジ、Sレンジもしくは
Lレンジのいずれかを選択した状態で第1および第2ソ
レノイドバルブS1 ,S2 をONにすることによっ
て設定される。すなわちこの場合、 1−2シフトバル
ブ30と 2−3シフトバルブ50とでは、その制御ポ
ート33,54にライン圧PL が作用するから、それ
らのスプール31,51がスプリング32,53を圧縮
する位置に移動しており、したがって2−3シフトバル
ブ50では、クラッチポート57がドレンポート61に
連通しているため、ここに接続してある第2クラッチC
2 から排圧されてこれが解放し、また 1−2シフト
バルブ30では、前記クラッチポート57に接続してあ
るDポート36とクラッチポート35とが連通するので
、ここに接続してある第4クラッチC4 から排圧され
てこれが解放する。また 1−2シフトバルブ30にお
いて、第2ブレーキB2 を接続してあるブレーキポー
ト41が、ローコーストモジュレータバルブ120を接
続してあるLポート42に連通しているが、2−3シフ
トバルブ50を介してローコーストモジュレータバルブ
120にライン圧PL を供給するマニュアルバルブ2
0のLポート25はLレンジ以外ではドレンポート27
に連通しているので、第2ブレーキB2 はLレンジ以
外では解放される。
Lレンジのいずれかを選択した状態で第1および第2ソ
レノイドバルブS1 ,S2 をONにすることによっ
て設定される。すなわちこの場合、 1−2シフトバル
ブ30と 2−3シフトバルブ50とでは、その制御ポ
ート33,54にライン圧PL が作用するから、それ
らのスプール31,51がスプリング32,53を圧縮
する位置に移動しており、したがって2−3シフトバル
ブ50では、クラッチポート57がドレンポート61に
連通しているため、ここに接続してある第2クラッチC
2 から排圧されてこれが解放し、また 1−2シフト
バルブ30では、前記クラッチポート57に接続してあ
るDポート36とクラッチポート35とが連通するので
、ここに接続してある第4クラッチC4 から排圧され
てこれが解放する。また 1−2シフトバルブ30にお
いて、第2ブレーキB2 を接続してあるブレーキポー
ト41が、ローコーストモジュレータバルブ120を接
続してあるLポート42に連通しているが、2−3シフ
トバルブ50を介してローコーストモジュレータバルブ
120にライン圧PL を供給するマニュアルバルブ2
0のLポート25はLレンジ以外ではドレンポート27
に連通しているので、第2ブレーキB2 はLレンジ以
外では解放される。
【0036】他方、 3−4シフトバルブ70では、そ
の制御ポート73にライン圧PL が作用するが、その
ホールドポート82は、ここに接続してある 2−3シ
フトバルブ50におけるクラッチポート56がDポート
55に連通していてライン圧PL が供給されているの
で、 3−4シフトバルブ70は図の左半分に示すよう
に押し上げられたままとなり、その結果、クラッチポー
ト79がDポート77に連通されてこのクラッチポート
79に接続してある第1クラッチC1 にライン圧PL
が作用し、これが係合する。
の制御ポート73にライン圧PL が作用するが、その
ホールドポート82は、ここに接続してある 2−3シ
フトバルブ50におけるクラッチポート56がDポート
55に連通していてライン圧PL が供給されているの
で、 3−4シフトバルブ70は図の左半分に示すよう
に押し上げられたままとなり、その結果、クラッチポー
ト79がDポート77に連通されてこのクラッチポート
79に接続してある第1クラッチC1 にライン圧PL
が作用し、これが係合する。
【0037】すなわちDレンジあるいはSレンジを選択
してある場合には、第1クラッチC1 のみに油圧が供
給されてこれが係合し、エンジンブレーキの効かない第
1速となり、Lレンジを選択してある場合には、ローコ
ーストモジュレータバルブ120で減圧されたローコー
ストモジュレータ圧が第2ブレーキB2 に作用してこ
れが係合し、エンジンブレーキの効く第1速となる。
してある場合には、第1クラッチC1 のみに油圧が供
給されてこれが係合し、エンジンブレーキの効かない第
1速となり、Lレンジを選択してある場合には、ローコ
ーストモジュレータバルブ120で減圧されたローコー
ストモジュレータ圧が第2ブレーキB2 に作用してこ
れが係合し、エンジンブレーキの効く第1速となる。
【0038】第2速はDレンジ、SレンジあるいはLレ
ンジを選択した状態で第1ソレノイドバルブS1 のみ
をONにして設定する。すなわちこの状態では、 1−
2シフトバルブ30の制御ポート33から排圧されてス
プール31がスプリング32に押されて図の右半分に示
す位置に押し上げられ、その結果、クラッチポート35
が第1Dポート34に連通して第4クラッチC4 にラ
イン圧PL が供給され、これが係合する。他方、第2
ブレーキB2 を接続してあるブレーキポート41は、
Rポート40に連通するが、このRポート40にリバー
スコントロールバルブ129を介して接続されているマ
ニュアルバルブ20のRポート26はドレンポート28
に連通しているので、第2ブレーキB2 は排圧されて
解放する。
ンジを選択した状態で第1ソレノイドバルブS1 のみ
をONにして設定する。すなわちこの状態では、 1−
2シフトバルブ30の制御ポート33から排圧されてス
プール31がスプリング32に押されて図の右半分に示
す位置に押し上げられ、その結果、クラッチポート35
が第1Dポート34に連通して第4クラッチC4 にラ
イン圧PL が供給され、これが係合する。他方、第2
ブレーキB2 を接続してあるブレーキポート41は、
Rポート40に連通するが、このRポート40にリバー
スコントロールバルブ129を介して接続されているマ
ニュアルバルブ20のRポート26はドレンポート28
に連通しているので、第2ブレーキB2 は排圧されて
解放する。
【0039】さらにマニュアルバルブ20をSレンジも
しくはLレンジに設定してあれば、そのSポート24が
入力ポート22に連通していることにより、ライン圧P
L が2−3シフトバルブ50のSポート62およびブ
レーキポート64、 1−2シフトバルブ30のSポー
ト37およびブレーキポート38を介してセカンドコー
ストモジュレータバルブ90のSポート95に供給され
る。このセカンドコーストモジュレータバルブ90では
、その制御ポート94から排圧されてスプール91が図
の右半分に示すように下がっていてSポート95がブレ
ーキポート97に連通しているので、ライン圧PL は
ここで減圧され、 3−4シフトバルブ70のSポート
74にセカンドコーストモジュレータ圧が作用する。こ
のSポート74はブレーキポート75に連通し、またこ
のブレーキポート75は油路122を介して直接第1ブ
レーキB1 に接続されているから、セカンドコースト
モジュレータ圧はアキュームレータ123で調圧されず
に直接第1ブレーキB1 に供給され、これを係合させ
る。
しくはLレンジに設定してあれば、そのSポート24が
入力ポート22に連通していることにより、ライン圧P
L が2−3シフトバルブ50のSポート62およびブ
レーキポート64、 1−2シフトバルブ30のSポー
ト37およびブレーキポート38を介してセカンドコー
ストモジュレータバルブ90のSポート95に供給され
る。このセカンドコーストモジュレータバルブ90では
、その制御ポート94から排圧されてスプール91が図
の右半分に示すように下がっていてSポート95がブレ
ーキポート97に連通しているので、ライン圧PL は
ここで減圧され、 3−4シフトバルブ70のSポート
74にセカンドコーストモジュレータ圧が作用する。こ
のSポート74はブレーキポート75に連通し、またこ
のブレーキポート75は油路122を介して直接第1ブ
レーキB1 に接続されているから、セカンドコースト
モジュレータ圧はアキュームレータ123で調圧されず
に直接第1ブレーキB1 に供給され、これを係合させ
る。
【0040】すなわちDレンジでは第1クラッチC1
と第4クラッチC4 とに油圧を供給してこれらを係合
させることにより、エンジンブレーキの効かない第2速
を設定し、SレンジあるいはLレンジでは、更に第1ブ
レーキB1 に油圧を供給してこれを係合させ、エンジ
ンブレーキの効く第2速を設定する。
と第4クラッチC4 とに油圧を供給してこれらを係合
させることにより、エンジンブレーキの効かない第2速
を設定し、SレンジあるいはLレンジでは、更に第1ブ
レーキB1 に油圧を供給してこれを係合させ、エンジ
ンブレーキの効く第2速を設定する。
【0041】第3速はDレンジあるいはSレンジを選択
している状態で第1および第2ソレノイドバルブS1
,S2 をOFFにすることにより設定される。すなわ
ち 2−3シフトバルブ50では、制御ポート54から
排圧されるために、スプール51が図の左半分に示すよ
うに押し上げられ、その結果、第2クラッチC2 を接
続してあるクラッチポート57がDポート55に連通す
るため、第2クラッチC2 にライン圧PL が供給さ
れてこれが係合する。この第2クラッチC2 の油圧が
セカンドコーストモジュレータバルブ90の制御ポート
94に作用するようになっているので、そのスプール9
1およびプランジャ92が図の左半分に示すように押し
上げられ、ブレーキポート97がドレンポート96に連
通する。したがってこのブレーキポート97に 3−4
シフトバルブ70のSポート74およびブレーキポート
75ならびに油路122を介して接続してある第1ブレ
ーキB1 がドレンポート96に連通することになる。 すなわちSレンジあるいはLレンジを選択していて、セ
カンドコーストモジュレータバルブ90のSポート95
にライン圧PL が作用していても第1ブレーキB1
は解放させられる。なお、換言すれば、第2クラッチC
2 が係合していれば、第1ブレーキB1 にセカンド
コーストモジュレータ圧が供給されることを禁止するよ
うになっている。
している状態で第1および第2ソレノイドバルブS1
,S2 をOFFにすることにより設定される。すなわ
ち 2−3シフトバルブ50では、制御ポート54から
排圧されるために、スプール51が図の左半分に示すよ
うに押し上げられ、その結果、第2クラッチC2 を接
続してあるクラッチポート57がDポート55に連通す
るため、第2クラッチC2 にライン圧PL が供給さ
れてこれが係合する。この第2クラッチC2 の油圧が
セカンドコーストモジュレータバルブ90の制御ポート
94に作用するようになっているので、そのスプール9
1およびプランジャ92が図の左半分に示すように押し
上げられ、ブレーキポート97がドレンポート96に連
通する。したがってこのブレーキポート97に 3−4
シフトバルブ70のSポート74およびブレーキポート
75ならびに油路122を介して接続してある第1ブレ
ーキB1 がドレンポート96に連通することになる。 すなわちSレンジあるいはLレンジを選択していて、セ
カンドコーストモジュレータバルブ90のSポート95
にライン圧PL が作用していても第1ブレーキB1
は解放させられる。なお、換言すれば、第2クラッチC
2 が係合していれば、第1ブレーキB1 にセカンド
コーストモジュレータ圧が供給されることを禁止するよ
うになっている。
【0042】第4速はオーバードライブ段であって、D
レンジを選択している状態で第2ソレノイドバルブS2
をONにすることによって設定される。この場合、
2−3シフトバルブ50では制御ポート54から排圧さ
れていることにより、Dポート55とクラッチポート5
7とが連通していて第2クラッチC2 にライン圧PL
を供給している一方、 1−2シフトバルブ30のホ
ールドポート43にライン圧PL を作用させているの
で、 1−2シフトバルブ30では、第2ソレノイドバ
ルブS2 がONとなって制御ポート33にライン圧P
L が作用しても、スプール31が図の右半分に示すよ
うに押し上げられたままとなる。これに対して 3−4
シフトバルブ70では、そのホールドポート82から排
圧された状態で制御ポート73にライン圧PL が作用
するので、スプール71が図の右半分に示すように押し
下げられ、その結果、ブレーキポート75とアキューム
レータポート76とが連通し、またDポート77とブレ
ーキポート81とが連通し、さらに第2Dポート78と
クラッチポート79とが連通する。したがって第2Dポ
ート78からは 2−3シフトバルブ50のクラッチポ
ート56およびドレンポート65を介して排圧されてい
るから、クラッチポート79に接続してある第1クラッ
チC1 から排圧されてこれが解放する。また第4ソレ
ノイドバルブS4 に通電していなければ、B1 コン
トロールバルブ100のスプール101は図の左半分に
示すように押し上げられていてDポート105とアキュ
ームレータポート104とが連通しているので、 3−
4シフトバルブ70におけるブレーキポート81は油路
125およびB1 コントロールバルブ100を介して
アキュームレータ123に連通し、また 3−4シフト
バルブ70のアキュームレータポート76およびブレー
キポート75を介して第1ブレーキB1 に連通する。 したがって油路114から送られるライン圧PL は、
アキュームレータ123および第1ブレーキB1 に供
給され、その結果、第4速を設定する場合には、前述し
たSレンジもしくはLレンジで第2速を設定する場合と
は異なり、アキュームレータ123で調圧しつつ第1ブ
レーキB1 に油圧を供給することになる。
レンジを選択している状態で第2ソレノイドバルブS2
をONにすることによって設定される。この場合、
2−3シフトバルブ50では制御ポート54から排圧さ
れていることにより、Dポート55とクラッチポート5
7とが連通していて第2クラッチC2 にライン圧PL
を供給している一方、 1−2シフトバルブ30のホ
ールドポート43にライン圧PL を作用させているの
で、 1−2シフトバルブ30では、第2ソレノイドバ
ルブS2 がONとなって制御ポート33にライン圧P
L が作用しても、スプール31が図の右半分に示すよ
うに押し上げられたままとなる。これに対して 3−4
シフトバルブ70では、そのホールドポート82から排
圧された状態で制御ポート73にライン圧PL が作用
するので、スプール71が図の右半分に示すように押し
下げられ、その結果、ブレーキポート75とアキューム
レータポート76とが連通し、またDポート77とブレ
ーキポート81とが連通し、さらに第2Dポート78と
クラッチポート79とが連通する。したがって第2Dポ
ート78からは 2−3シフトバルブ50のクラッチポ
ート56およびドレンポート65を介して排圧されてい
るから、クラッチポート79に接続してある第1クラッ
チC1 から排圧されてこれが解放する。また第4ソレ
ノイドバルブS4 に通電していなければ、B1 コン
トロールバルブ100のスプール101は図の左半分に
示すように押し上げられていてDポート105とアキュ
ームレータポート104とが連通しているので、 3−
4シフトバルブ70におけるブレーキポート81は油路
125およびB1 コントロールバルブ100を介して
アキュームレータ123に連通し、また 3−4シフト
バルブ70のアキュームレータポート76およびブレー
キポート75を介して第1ブレーキB1 に連通する。 したがって油路114から送られるライン圧PL は、
アキュームレータ123および第1ブレーキB1 に供
給され、その結果、第4速を設定する場合には、前述し
たSレンジもしくはLレンジで第2速を設定する場合と
は異なり、アキュームレータ123で調圧しつつ第1ブ
レーキB1 に油圧を供給することになる。
【0043】なお、第4速に設定する場合、第1クラッ
チC1 の解放と第1ブレーキB1 の係合とを並行し
て行う必要があるが、変速判断の後に前記第4ソレノイ
ドバルブS4 を一時的にONにしてB1 コントロー
ルバルブ100の制御ポート103に油圧を供給すれば
、そのスプール101が図の右半分に示すように押し上
げられてアキュームレータポート104がドレンポート
106に連通するので、第1ブレーキB1 を解放状態
に保持することができる。したがって第1クラッチC1
のトルク容量が充分下がるまで第4ソレノイドバルブ
S4 をONにしておき、しかる後、OFFに切換えれ
ば、第1クラッチC1 、第2クラッチC2 、第1ブ
レーキB1の三者が同時に係合して所謂ダブルロック状
態となることを防止することができる。
チC1 の解放と第1ブレーキB1 の係合とを並行し
て行う必要があるが、変速判断の後に前記第4ソレノイ
ドバルブS4 を一時的にONにしてB1 コントロー
ルバルブ100の制御ポート103に油圧を供給すれば
、そのスプール101が図の右半分に示すように押し上
げられてアキュームレータポート104がドレンポート
106に連通するので、第1ブレーキB1 を解放状態
に保持することができる。したがって第1クラッチC1
のトルク容量が充分下がるまで第4ソレノイドバルブ
S4 をONにしておき、しかる後、OFFに切換えれ
ば、第1クラッチC1 、第2クラッチC2 、第1ブ
レーキB1の三者が同時に係合して所謂ダブルロック状
態となることを防止することができる。
【0044】そしてマニュアルバルブ20によってRレ
ンジを選択すれば、入力ポート22がRポート26に連
通するとともに、そのRポート26がリバースコントロ
ールバルブ129を介して第3クラッチC3 に連通す
る一方、 1−2シフトバルブ30のLポート40およ
びブレーキポート41を介して第2ブレーキB2 に連
通するので、これらの第3クラッC3 および第2ブレ
ーキB2 が係合して後進段に設定される。
ンジを選択すれば、入力ポート22がRポート26に連
通するとともに、そのRポート26がリバースコントロ
ールバルブ129を介して第3クラッチC3 に連通す
る一方、 1−2シフトバルブ30のLポート40およ
びブレーキポート41を介して第2ブレーキB2 に連
通するので、これらの第3クラッC3 および第2ブレ
ーキB2 が係合して後進段に設定される。
【0045】上述したように図1ないし図3に示す装置
では、セカンドコーストモジュレータ圧を第1ブレーキ
B1 に供給する油圧経路は、第1ブレーキB1 用の
アキュームレータ123に連通することがないので、セ
カンドコーストモジュレータ圧がそのアキュームレータ
123によって更に調圧されることがなく、したがって
Dレンジの第4速で第1ブレーキB1 を係合させるタ
イミングと、Lレンジの第2速で第1ブレーキB1 を
係合させるタイミングとのそれぞれが最適化され、変速
ショックの悪化が防止される。
では、セカンドコーストモジュレータ圧を第1ブレーキ
B1 に供給する油圧経路は、第1ブレーキB1 用の
アキュームレータ123に連通することがないので、セ
カンドコーストモジュレータ圧がそのアキュームレータ
123によって更に調圧されることがなく、したがって
Dレンジの第4速で第1ブレーキB1 を係合させるタ
イミングと、Lレンジの第2速で第1ブレーキB1 を
係合させるタイミングとのそれぞれが最適化され、変速
ショックの悪化が防止される。
【0046】なお上述した実施例では、第1ブレーキB
1 とそのアキュームレータ123とを、 3−4シフ
トバルブ70およびB1 コントロールバルブ100を
介して接続し、また第1ブレーキB1 にはB1 コン
トロールバルブ100を介さずに油圧を給排できるよう
構成してあるので、第4速から第3速にダウンシフトす
る場合、第1ブレーキB1 からはB1 コントロール
バルブ100を介さずに排圧できるので、このダウンシ
フト時のタイムラグを短くすることができる。
1 とそのアキュームレータ123とを、 3−4シフ
トバルブ70およびB1 コントロールバルブ100を
介して接続し、また第1ブレーキB1 にはB1 コン
トロールバルブ100を介さずに油圧を給排できるよう
構成してあるので、第4速から第3速にダウンシフトす
る場合、第1ブレーキB1 からはB1 コントロール
バルブ100を介さずに排圧できるので、このダウンシ
フト時のタイムラグを短くすることができる。
【0047】また上記の実施例は、第1ブレーキB1
に油圧を給排する油路を、アキュームレータを経る油路
とアキュームレータを経ない油路とに分けた構成につい
て説明したが、この発明は上記の実施例に限定されるも
のではなく、他の摩擦係合要素についての油路について
も必要に応じて上記の実施例と同様に構成することがで
きる。
に油圧を給排する油路を、アキュームレータを経る油路
とアキュームレータを経ない油路とに分けた構成につい
て説明したが、この発明は上記の実施例に限定されるも
のではなく、他の摩擦係合要素についての油路について
も必要に応じて上記の実施例と同様に構成することがで
きる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したようにこの発明の油圧制御
装置によれば、所定の二つの変速段を設定する際に解放
状態から係合状態に切換えられる摩擦係合要素に対して
油圧を供給する油路を、アキュームレータを設けた油路
とアキュームレータを設けていない油路とに、シフトバ
ルブによって切換えるよう構成したので、その摩擦係合
要素の係合タイミングが、各変速段で最適化され、その
結果、変速ショックの悪化を防止することができる。
装置によれば、所定の二つの変速段を設定する際に解放
状態から係合状態に切換えられる摩擦係合要素に対して
油圧を供給する油路を、アキュームレータを設けた油路
とアキュームレータを設けていない油路とに、シフトバ
ルブによって切換えるよう構成したので、その摩擦係合
要素の係合タイミングが、各変速段で最適化され、その
結果、変速ショックの悪化を防止することができる。
【図1】この発明の一実施例の油圧の回路の一部を示す
図である。
図である。
【図2】この発明の一実施例の油圧の回路の他の一部を
示す図である。
示す図である。
【図3】この発明の一実施例の油圧の回路の更に他の一
部を示す図である。
部を示す図である。
【図4】この発明で対象とする自動変速機の歯車列の一
例を示すスケルトン図である。
例を示すスケルトン図である。
【図5】各変速段を設定するための係合作動表である。
70 3−4シフトバルブ
74 Sポート
77 Dポート
122 油路
123 アキュームレータ
125 油路
B1 第1ブレーキ
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも二つの変速段で解放状態か
ら係合状態に油圧により切換動作させられる摩擦係合要
素と、それら二つの変速段を設定するためのバルブ位置
の異なるシフトバルブと、前記摩擦係合要素に連通され
るアキュームレータとを備えた自動変速機の油圧制御装
置において、前記シフトバルブが、第1の油圧供給ポー
トと第2の油圧供給ポートとを備えるとともに、前記シ
フトバルブが前記二つの変速段のうち第1の変速段を設
定するための第1バルブ位置にあるときに前記第1の油
圧供給ポートと前記アキュームレータと前記摩擦係合要
素とを連通させる第1油路と、前記シフトバルブが前記
二つの変速段のうち第2の変速段を設定するための第2
バルブ位置にあるときに前記第2の油圧供給ポートを前
記摩擦係合要素に直接連通させる第2油路とが設けられ
ていることを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3126751A JPH04331861A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3126751A JPH04331861A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04331861A true JPH04331861A (ja) | 1992-11-19 |
Family
ID=14943015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3126751A Pending JPH04331861A (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04331861A (ja) |
-
1991
- 1991-04-30 JP JP3126751A patent/JPH04331861A/ja active Pending
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