JPH04333242A - 電界効果トランジスタ - Google Patents

電界効果トランジスタ

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JPH04333242A
JPH04333242A JP10247391A JP10247391A JPH04333242A JP H04333242 A JPH04333242 A JP H04333242A JP 10247391 A JP10247391 A JP 10247391A JP 10247391 A JP10247391 A JP 10247391A JP H04333242 A JPH04333242 A JP H04333242A
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JP
Japan
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layer
channel
effect transistor
field effect
composition
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JP10247391A
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English (en)
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Takuma Tanimoto
谷本 琢磨
Masao Yamane
正雄 山根
Tomoyoshi Mishima
友義 三島
Makoto Kudo
真 工藤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エピタキシャル成長に
より作製される電界効果トランジスタに係り、高速動作
可能な化合物半導体電界効果トランジスタに関する。
【0002】
【従来の技術】エピタキシャル成長により作製されるF
ET(Field Effect Transiste
r) としては、例えば特開昭62−298181号に
記載のように、格子整合のとれた系を用いた構造をとっ
ていた。また、格子定数の異なる系では、例えば特開平
1−66972号に記載のように、InGaAsのよう
な3元系をチャネル層に用いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】FETの性能を左右す
るパラメータの1つとして、キャリアの移動度がある。 例えば、GaAsの低不純物濃度領域での電子移動度は
、8500cm2/Vs 程度であり、Siでのものよ
りも約6倍大きい。これを背景としたGaAsの超高速
デバイス応用の研究が盛んである。さらに、InAsや
GaSbといった物質ではより高い電子,正孔移動度が
確認されており、これらの材料を用いた高性能デバイス
が期待されてきた。ところがこれらの材料は、GaAs
に比べて格子定数が約7%大きいうえ、InP基板に対
しても約3%大きいため、基板に格子整合をとるのが困
難であるか、高価な基板を利用しなければならなかった
ため、実用化に至らなかった。従ってInGaAs等の
3元系の材料が利用されているが、高移動度が期待され
るInGaAsの方がかえってGaAsよりも低移動度
になることすらもあり、性能が著しく抑制されていた。
【0004】本発明の目的は、上記従来の問題点を解決
することにあり、その第1の目的はFET等のデバイス
の性能に大きく寄与する電子及び正孔の移動度を向上さ
せ、かつ実際のデバイス応用可能な構造を提供すること
にあり、第2の目的は比較的廉価な基板材料を用いても
高性能が得られる構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的は、Ga
SbあるいはInAsのような高キャリア移動度の2元
系化合物半導体材料ををチャネルとし、バッファ層をI
n(Ga,Al)Asもしくは(Al,Ga)(As,
Sb)のような、チャネル層との格子定数の差が3%程
度以下の材料とすることにより、また第2の目的は、G
aAs基板を用い、バッファ層の厚さを1μm以上とす
ることにより達成される。
【0006】
【作用】FETの性能を向上させるための1つの手段と
して、キャリアの移動度を向上させることがある。Ga
As及びInAsの低濃度での移動度はそれぞれ850
0,22000cm2/Vs であり、InGaAsに
おける移動度は、これを組成比で加重平均した値よりも
一般に小さな値であった。この理由のうちの1つと考え
られるのが混晶による散乱がある。これを避けるために
は、少なくともチャネル層は混晶でない方が好ましい。 従って、従来用いられてきたようなInGaAsではな
く、Nチャネルの場合はInAsを、Pチャネルの場合
はGaSbあるいはInAsを用いることにより性能の
向上が期待できる。
【0007】InAsあるいはGaSbチャネルを利用
するFETとして、HEMT(HighElectro
n Mobility Transistor) 型構
造をとるとき、電子、或いは正孔供給層としてバンドギ
ャップの大きな高抵抗の材料が必要となる。従来のGa
AsないしInGaAsチャネルHEMTでは、AlG
aAsを用いてきた。InAs,GaSbチャネルでは
In(Ga,Al)Asを使えばデバイス応用可能な大
きなバンドギャップが実現できるが、GaやAlの濃度
の増加に伴い、チャネルとの間の格子定数の違いが大き
くなるため、チャネル層に転位が生じる。すなわちGa
やAlの濃度に制限が生じる。すなわち、Inのうち5
0%程度を置換するとき、チャネルの厚さとしては5n
m以下、30%程度を置換するときは8nm以下にする
必要がある。例えばチャネルとバッファ層間の格子定数
が2%程度、即ちInを30%程度置換したとき、In
P基板を用いても基板バッファ層間の格子定数差は2%
近く、GaAs基板では5%程度ある。しかし、バッフ
ァ層を厚くすることによりひずみが緩和され、あたかも
バッファ層と同じ格子定数の基板を利用したようになる
【0008】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図面を用いて具体
的に説明する。以降、材料の記述としてInAlAsは
InAs中のIn原子のうちの一部をAlで置換したも
のであり、In(Al,Ga)AsはInAs中のIn
原子の一部をAlやGa原子で置換したもの、(Al,
Ga)(Sb,As)はGaAsのGa原子の一部をA
l原子で、As原子の一部をSb原子で置換したものを
意味する。
【0009】実施例1.図2に、本発明の1実施例の断
面図を示す。まず半絶縁性GaAs基板1上に、MBE
(分子線エピタキシー)装置により、アンドープInA
lAsバッファ層(Al組成0.3,厚さ:1.5μm
)2,アンドープInAsチャネル層(5nm)3,ア
ンドープInAlAsスペーサ層(Al組成0.4,2
nm)4,p−InAlAsキャリア供給層(Al組成
0.4,10nm,Be濃度:5×1018/cm2)
5,アンドープInAlAs層(Al組成0.4,10
nm)6を成長させ、最後にアンドープGaAsキャッ
プ層(5nm)7を堆積させる。アンドープInAlA
s層4は、p型InAlAs層5の中のp型不純物原子
(Be)の拡散を抑える層であり、通常2〜10nmが
適当である。次に、SiO2 を堆積させ、Van d
er Pauwパターンを形成した。オーミック領域に
ついては、SiO2をエッチングし、InZnをつけて
、熱処理(350℃,3分)を行なった。このようにし
て、図2に示した構造の半導体装置を実現した。
【0010】チャネル層の材料による影響を調べるため
に、同様な素子構造でInGaAs(In組成:x)チ
ャネルのものも作製した。xとしては0.3 から1ま
で変化させ、xに対応させて、バッファ層2のAl濃度
をx−0.3 とし、他のInAlAs層4,5,6の
Al濃度をx−0.4 とし、さらに測定されるキャリ
ア移動度が直接比較可能なものとするため、シートキャ
リア濃度が1×1012/cm2 となるようにキャリ
ア供給層5のBe濃度を調整した。
【0011】図3に、チャネル材料に対する正孔移動度
を示した。図示のように、InAs中の移動度がGaA
s中のそれに比べて大きいのを反映して、In組成xが
増加すると移動度は増加する傾向にあるが、InAsチ
ャネルのとき、その延長線から期待できる移動度よりも
大きな移動度が観測された。
【0012】なお、製造工程におけるエピタキシャル結
晶成長に際しては、ここで示したMBEのかわりに原子
層単位で成長を制御できる装置、例えばMOCVD等を
用いても同様の結果が得られる。
【0013】本実施例では、チャネル層とキャリア供給
層とのIn組成比の違いを0.3 としたが、これは絶
対的なものではなく、0.2から0.5程度としても良
好な結果が得られる。この際、チャネル層3の厚さとキ
ャリア供給層5の不純物濃度について注意する必要があ
る。 また、図3に示した結果は、シートキャリア濃度が1×
1012/cm2のものであるが、この濃度が1×10
11/cm2から2×1012/cm2 程度までは同
様な結果が得られた。またチャネル層はInGaAsを
用いたが、GaAsSbを用いてもよく、また層構造も
In(Al,Ga)Asに限らず、例えば(Al,Ga
)(Sb,As)のように、チャネル層との格子定数の
違いが0.02nm 程度となるような材料の組み合わ
せのとき同様な結果が得られる。本実施例では、Pチャ
ネルの例を示したが、Nチャネルでも同様な結果が得ら
れる。この場合、本実施例のPドープ層をNドープ層に
することにより達成されることは云うまでもない。
【0014】実施例2.図1に、本発明の1実施例の断
面図を示す。まず半絶縁性InP基板1上に、MBE(
分子線エピタキシー)装置により、アンドープIn(A
l,Ga)Asバッファ層(Al組成0.3,Ga組成
0.2,厚さ:0.6μm)2,アンドープInAsチ
ャネル層(5nm)3,アンドープInAlAsスペー
サ層(Al組成0.6,2nm)4,p−InAlAs
キャリア供給層(Al組成0.6,10nm,Be濃度
:5×1018/cm2)5、アンドープInAlAs
層(Al組成0.6,10nm)6を成長させ、最後に
p−GaAsキャップ層(濃度:3×1019/cm2
,160nm)7を堆積させる。
【0015】アンドープInAlAs層4は、p型In
AlAs層5の中のp型不純物原子(Be)の拡散を抑
える層であり、通常2〜10nmが適当である。また、
アンドープInAlAs層6は、ゲートに接する層であ
り、ゲートリーク電流を抑えるために設けてある。
【0016】次に、メサエッチにより素子間分離を行な
ったあと、SiO2膜11を蒸着し、通常のホトリソグ
ラフィープロセスにより、ソース電極8及びドレイン電
極9のための孔を形成する。この孔の表面のSiO2 
膜11をドライエッチにより削り、引き続きp−GaA
sキャップ層7を40nm程度ウエットエッチにより孔
あけする。さらにSiO2 膜11をウエットエッチに
よりサイドエッチさせて、リフトオフしやすい形状にす
る。 この上にAu/Mo/AuZn/Mo/Auを蒸着し、
熱処理(400℃,2分)を行なう。さらに、EB(電
子線)描画法を用いて、ゲートパターンを形成する。次
に、ウエットエッチと選択性ドライエッチにより制御性
よくアンドープAlGaAs層4及び10の手前までエ
ッチング除去した。さらにAlを蒸着した後リフトオフ
することにより、ゲート長0.1μm,ゲート幅50μ
mのゲート電極16を形成した。このようにして、図1
に示した構造のFETを実現した。
【0017】本実施例による装置は、正孔移動度:65
0cm2/Vs ,耐圧:6V,相互コンダクタンスg
m:420mS/mm,ソース抵抗Rs:5.0Ω・m
m,K値5.3mS/V・10μmと高性能を示した。
【0018】図4には、ゲート電圧をパラメータとして
ドレイン電圧とドレイン電流との関係を示した。図示の
ような良好な特性が得られた。なお、製造工程における
エピタキシャル結晶成長に際しては、ここで示したMB
Eのかわりに原子層単位で成長を制御できる装置、例え
ばMOCVD等を用いても同様の結果が得られる。また
、厚膜化キャップ層7は、例えばMOCVD選択成長等
の手法を用いて、あとから形成してもよい。また、同キ
ャップ層7は、GaAsに限らず、オーミック接触のと
りやすい物質、例えばInGaAs等を用いてもよい。 またゲート直下のアンドープInAlAs層6は、耐圧
を小さくしない程度に、1×1018/cm2 以下の
p−InAlAsを用いてもよい。
【0019】本実施例では、InAlAs層のAl組成
xとして0.6、及びIn(Al,Ga)As層のAl
組成y,Ga組成zとしてそれぞれ0.3,0.2を用
いたが、xとしては0.4から0.6程度、y,zの組
み合わせとしては0.2,0.3から0.5,0 程度
の値を用いても、同様な結果が得られる。但し、Al濃
度が小さすぎると、バッファ層2が低抵抗となって、特
性が劣化する。またInAlAs層4から6は、同じI
n組成のIn(Al,Ga)Asを用いても良い。この
場合、価電子帯のエネルギー不連続の値が小さくなるが
、Al組成として0.3 から0.5 程度では良好な
結果が得られる。またチャネル層はInAsを用いたが
、GaSbを用いてもよく、また層構造もIn(Al,
Ga)Asに限らず、例えば(Al,Ga)(Sb,A
s)のように、チャネル層との格子定数の違いが0.0
2nm程度となるような材料の組み合わせのとき同様な
結果が得られる。また、InPに比べて廉価なGaAs
基板を用いてもよい。このとき、バッファ層2との間に
格子不整合が生ずるが、バッファ層2の厚さを1μm以
上にすることにより、利用可能となる。
【0020】本実施例では、Pチャネル電界効果トラン
ジスタの例を示したが、Nチャネルでも良好な結果が得
られる。この場合、本実施例のPドープ層をNドープ層
にすることにより達成されることは云うまでもない。
【0021】実施例3.図5に、本発明の1実施例の断
面図を示す。まず半絶縁性InP基板1上に、MBE(
分子線エピタキシー)装置により、アンドープIn(A
l,Ga)Asバッファ層(Al組成0.3,Ga組成
0.2,厚さ:0.6μm)2,アンドープInAsチ
ャネル層(5nm)12,アンドープInAlAsスペ
ーサ層(Al組成0.6,2nm)13,n−InAl
Asキャリア供給層(Al組成0.6,10nm,Si
濃度:5×1018/cm2)14,アンドープInA
lAs層(Al組成0.6,10nm)15,アンドー
プGaAs素子間分離層(厚さ:0.2μm)16,ア
ンドープIn(Al,Ga)Asバッファ層(Al組成
0.3,Ga組成0.2,厚さ:0.6μm)17,ア
ンドープInAsチャネル層(5nm)3,アンドープ
InAlAsスペーサ層(Al組成0.6,2nm)4
,p−InAlAsキャリア供給層(Al組成0.6,
10nm,Be濃度:5×1018/cm2)5,アン
ドープInAlAs層(Al組成0.6,10nm)6
を成長させ、最後にp−GaAsキャップ層(濃度:3
×1019/cm2,160nm)7を堆積させる。
【0022】次に、メサエッチにより素子間分離を行な
ったあと、通常のホトリソグラフィープロセスにより、
P型領域をマスクし、N型領域をウエットエッチにより
GaAs素子間分離層12の途中までエッチングし、つ
ぎに選択性ドライエッチによりInAlAs層6の手前
のまでエッチングする。レジスト除去後、再びホトリソ
グラフィープロセスによりn型のオーミックコンタクト
層18のための孔を形成する。開口部を、InAlAs
バッファ層2の途中までエッチング除去後、MOCVD
選択成長により、n−InAs層(厚さ:160nm)
18を成長させる。次に、SiO2  膜(厚さ:30
0nm)11を形成し、ホトリソグラフィー・プロセス
によりP型領域のソース電極8及びドレイン電極9のた
めの孔を形成する。この孔の表面のSiO2 膜11を
ドライエッチにより削り、引き続きp−GaAsキャッ
プ層7を40nm程度ウエットエッチにより孔あけする
。さらにSiO2 膜11をウエットエッチによりサイ
ドエッチさせて、リフトオフしやすい形状にする。この
上にP型層には、Au/Mo/AuZn/Mo/Auを
蒸着する。次に、同様なホトリソグラフィープロセスで
N型層のソース,ドレイン電極を形成する。電極材料と
して、Au/Ni/AuGeを蒸着し、熱処理(400
℃,2分)を行ない、ソース電極8及びドレイン電極9
を形成する。さらに、EB(電子線)描画法を用いて、
ゲートパターンを形成する。次に、ウエットエッチと選
択性ドライエッチにより制御性よくアンドープInAl
As層6の手前までエッチング除去した。次に、Alを
蒸着した後リフトオフすることにより、ゲート長0.1
μm ,ゲート幅50μmのゲート電極10を形成した
【0023】本実施例による装置は、PチャネルFET
部分で正孔移動度:650cm2/Vs,耐圧:6V,
相互コンダクタンスgm :420mS/mm,ソース
抵抗Rs :5.0Ω・mm,K値5.3mS/V・1
0μm,NチャネルFET部分で電子移動度:1850
0cm2/Vs,耐圧:10V,相互コンダクタンスg
m :1630mS/mm,ソース抵抗Rs :1.0
Ω・mm,K値21.5mS/V・10μmと高性能を
示した。
【0024】なお、製造工程におけるエピタキシャル結
晶成長に際しては、ここで示したMBEのかわりに原子
層単位で成長を制御できる装置、例えばMOCVD等を
用いても同様の結果が得られる。また、厚膜化キャップ
層7は、例えばMOCVD選択成長等の手法を用いて、
あとから形成してもよい。また、同キャップ層7は、G
aAsに限らず、オーミック接触のとりやすい物質、例
えばInGaAs等を用いてもよい。またゲート直下の
アンドープInAlAs層6及び15は、耐圧を小さく
しない程度に、1×1018/cm2以下のそれぞれp
−及びn−InAlAsを用いてもよい。
【0025】本実施例では、InAlAs層のAl組成
xとして0.6、及びIn(Al,Ga) As層のA
l組成y,Ga組成zとしてそれぞれ0.3,0.2を
用いたが、xとしては0.4から0.6程度、y,zの
組み合わせとしては0.2,0.3から0.5,0程度
の値を用いても、同様な結果が得られる。但し、Al濃
度が小さすぎると、バッファ層2が低抵抗となって、特
性が劣化する。またInAlAs層4から6及び13か
ら15は、同じIn組成のIn(Al,Ga)Asを用
いても良い。この場合、価電子帯のエネルギー不連続の
値が小さくなるが、Al組成として0.3から0.5程
度では良好な結果が得られる。またチャネル層はInA
sを用いたが、GaSbを用いてもよく、また層構造も
In(Al,Ga)Asに限らず、例えば(Al,Ga
)(Sb,As)のように、チャネル層との格子定数の
違いが4%nm程度以下となるような材料の組み合わせ
のとき同様な結果が得られる。また、InPに比べて廉
価なGaAs基板を用いてもよい。このとき、バッファ
層2との間に格子不整合が生ずるが、バッファ層2の厚
さを1μm以上にすることにより、良好な結果を示す。
【0026】本実施例では、PチャネルFETの方が基
板から遠い側に配置されていたが、N及びPチャネルF
ETの両者の配置を逆にしても、同様な結果が得られる
。Nチャネルでも良好な結果が得られる。また、Nチャ
ネル部分には、InGaAsあるいはGaAsを用いれ
ば、N及びPチャネルFETの性能の似通った相補型F
ETができる。このときは、半絶縁性GaAs基板を用
い、本実施例における層2から17までを、アンドープ
GaAsバッファ層(厚さ:0.6μm)2,アンドー
プGaAsチャネル層(15nm)12,アンドープA
lGaAsスペーサ層(Al組成0.3,2nm)13
,n−InAlAsキャリア供給層(Al組成0.3,
10nm,Si濃度:5×1018/cm2)14,ア
ンドープInAlAs層(Al組成0.3,10nm)
15,アンドープGaAs素子間分離層(厚さ:0.2
μm)16,アンドープIn(Al,Ga)Asバッフ
ァ層(Al組成0.3,Ga組成0.2,厚さ:0.6
μm)17とすればよい。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、2元系の化合物半導体
のひずみチャネルにより、アロイ散乱の抑制によりキャ
リアの移動度を向上することができ、電界効果トランジ
スタに適用したとき、大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す電界効果トランジスタ
の断面図。
【図2】本発明の一実施例を示す半導体装置の断面図。
【図3】キャリア移動度のチャネル材料依存性。
【図4】ドレイン電流のドレイン電圧依存性を示した特
性曲線図。
【図5】本発明の一実施例を示す相補型電界効果トラン
ジスタの断面図。
【符号の説明】
1…半絶縁性InP基板、2…アンドープInAlAs
バッファ層、3…アンドープInAsチャネル層、4…
アンドープIn(Al,Ga)As層、5…p−In(
Al,Ga)As層、6…アンドープIn(Al,Ga
)As層、7…p−GaAsキャップ層、8…ソース電
極、9…ドレイン電極、10…ゲート電極、11…Si
O2 膜、12…アンドープInAsチャネル層、13
…アンドープIn(Al,Ga)As層、14…p−I
n(Al,Ga)As層、15…アンドープIn(Al
,Ga)As層、16…アンドープGaAs素子間分離
層、17…アンドープInAlAsバッファ層、18…
n−InAsオーミック層。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電界効果トランジスタにおいて、半導体基
    板、あるいは基板上に成長されたエピタキシャル層上に
    形成された第1の半導体層と、該第1の半導体層上に形
    成されたチャネル層を具備し、該第1の半導体層のバン
    ドギャプが比較的大きな3元以上の化合物半導体を用い
    、チャネル層に比較的格子定数が小さくバンドギャップ
    の小さな2元化合物半導体を用いることを特徴とする電
    界効果トランジスタ。
  2. 【請求項2】上記チャネル層は不純物を意識的には含ま
    ないアンドープ層であり、N乃至P型不純物を含むキャ
    リア供給層と空間的に分離された、HEMT構造を持つ
    ことを特徴とする請求項1記載の電界効果トランジスタ
  3. 【請求項3】上記チャネル層が、Nチャネルのときには
    InAsであり、PチャネルのときにはInAsあるい
    はGaSbであることを特徴とする請求項1乃至2記載
    の電界効果トランジスタ。
  4. 【請求項4】上記キャリア供給層及び第1の半導体層が
    、InAsのIn原子の一部をGa乃至Al原子で置換
    したIn(Al,Ga)As乃至、AlGaSbのSb
    原子の一部をAs原子で置換したAlGa(As,Sb
    )であることを特徴とする請求項1乃至3何れか記載の
    電界効果トランジスタ。
  5. 【請求項5】上記基板にGaAs乃至InPを用い、上
    記第1の半導体層の厚さが1μm以上であることを特徴
    とする請求項1乃至4何れか記載の電界効果トランジス
    タ。
  6. 【請求項6】上記基板にGaAs乃至InPを用い、上
    記第1の半導体層が基板に格子整合する組成からキャリ
    ア供給層に格子整合する組成までIn濃度を変化させた
    、In(Al,Ga)Asであることを特徴とする請求
    項1乃至4何れか記載の電界効果トランジスタ。
  7. 【請求項7】上記バッファ層に用いたIn(Al,Ga
    )AsにおけるIn原子の組成比、或いはAlGa(A
    s,Sb)におけるSbの組成比が0.7 以上であり
    、かつ上記チャネル層の厚さが20nm以下であること
    を特徴とする請求項3乃至6何れか記載の電界効果トラ
    ンジスタ。
  8. 【請求項8】上記請求項1乃至7何れか記載の電界効果
    トランジスタを、NチャネルとPチャネル電界効果トラ
    ンジスタのうちいずれか、あるいは両方に用い、かつN
    チャネルとPチャネル電界効果トランジスタを同一基板
    上に形成したことを特徴とする相補型電界効果トランジ
    スタ。
JP10247391A 1991-05-08 1991-05-08 電界効果トランジスタ Pending JPH04333242A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6291842B1 (en) 1998-03-12 2001-09-18 Nec Corporation Field effect transistor
JP2006100820A (ja) * 2004-09-24 2006-04-13 Internatl Rectifier Corp パワー半導体デバイス

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