JPH0433413Y2 - - Google Patents
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- JPH0433413Y2 JPH0433413Y2 JP1985192690U JP19269085U JPH0433413Y2 JP H0433413 Y2 JPH0433413 Y2 JP H0433413Y2 JP 1985192690 U JP1985192690 U JP 1985192690U JP 19269085 U JP19269085 U JP 19269085U JP H0433413 Y2 JPH0433413 Y2 JP H0433413Y2
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- JP
- Japan
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- fuel injection
- injection valve
- housing body
- fuel
- solenoid coil
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Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、主として車両用内燃機関(以下エン
ジンという)に対する燃料供給手段の一つとして
使用される電磁式燃料噴射弁に関するものであ
る。
ジンという)に対する燃料供給手段の一つとして
使用される電磁式燃料噴射弁に関するものであ
る。
(考案の背景)
一般に、この種の電磁式燃料噴射弁はその断面
を表わした第6図から明らかなように、ハウジン
グボデイ30の内部に組込まれているソレノイド
コイル3への通電により、このハウジングボデイ
30と、ソレノイドコイル3のコア2とこのコア
2によつて電磁吸引力を受けるアーマチユア7と
によつて磁気回路が構成されるようになつてい
る。したがつて、このハウジングボデイ30は透
磁率の高い電磁ステンレス等の磁性材が使用され
ている。
を表わした第6図から明らかなように、ハウジン
グボデイ30の内部に組込まれているソレノイド
コイル3への通電により、このハウジングボデイ
30と、ソレノイドコイル3のコア2とこのコア
2によつて電磁吸引力を受けるアーマチユア7と
によつて磁気回路が構成されるようになつてい
る。したがつて、このハウジングボデイ30は透
磁率の高い電磁ステンレス等の磁性材が使用され
ている。
一方、燃料噴射弁はエンジンのシリンダヘツド
や吸気管に取付けられるため、上記ハウジングボ
デイ30を通じてエンジンの熱影響を受け易く、
燃料噴射弁の内部においても温度上昇が生じるこ
ととなる。この燃料噴射弁内部の昇温によつて温
度が一定のレベルを越えると、エンジンの高温特
性が悪化し、特に高温状態でのエンジン再始動時
においてベーパーロツク現象を招く恐れがある。
や吸気管に取付けられるため、上記ハウジングボ
デイ30を通じてエンジンの熱影響を受け易く、
燃料噴射弁の内部においても温度上昇が生じるこ
ととなる。この燃料噴射弁内部の昇温によつて温
度が一定のレベルを越えると、エンジンの高温特
性が悪化し、特に高温状態でのエンジン再始動時
においてベーパーロツク現象を招く恐れがある。
(従来の技術)
この対応策として従来から種々の提案がなされ
ており、その主なものをあげると次のとおりであ
る。
ており、その主なものをあげると次のとおりであ
る。
エンジンのシリンダヘツドと燃料噴射弁のハ
ウジングボデイとの間に断熱材を介在させたも
の(例えば実公昭54−3226号公報、実開昭58−
70455号公報、実開昭58−70457号公報参照)。
ウジングボデイとの間に断熱材を介在させたも
の(例えば実公昭54−3226号公報、実開昭58−
70455号公報、実開昭58−70457号公報参照)。
燃料噴射弁のハウジングボデイ外周を断熱カ
バーで覆い、かつこのカバーの一部をシリンダ
ヘツドとハウジングボデイとの間に介在させた
もの(例えば実公昭56−138151号公報及び実開
昭58−29161号公報参照)。
バーで覆い、かつこのカバーの一部をシリンダ
ヘツドとハウジングボデイとの間に介在させた
もの(例えば実公昭56−138151号公報及び実開
昭58−29161号公報参照)。
特にアルコールを燃料とする特殊内燃機関の
燃料噴射弁に対し、その内部に冷却水を循環さ
せ、これによつて燃料噴射弁の昇温を防ぐよう
に構成したもの(例えば実開昭57−35460号公
報参照)。
燃料噴射弁に対し、その内部に冷却水を循環さ
せ、これによつて燃料噴射弁の昇温を防ぐよう
に構成したもの(例えば実開昭57−35460号公
報参照)。
(考案が解決しようとする問題点)
上述した各種の先行技術において、エンジンの
シリンダヘツドと燃料噴射弁のハウジングボデイ
との間に断熱材を単に介在させた上記の構成の
ものでは、特にエンジンから燃料噴射弁への輻射
熱による影響を抑制することはあまり期待できな
い。また、燃料噴射弁のハウジングボデイ外周を
断熱カバーで覆つた上記の構成のものでは、こ
のハウジングボデイからの放熱作用が断熱カバー
によつて阻害され、却つて燃料噴射弁の昇温を招
く場合がある。
シリンダヘツドと燃料噴射弁のハウジングボデイ
との間に断熱材を単に介在させた上記の構成の
ものでは、特にエンジンから燃料噴射弁への輻射
熱による影響を抑制することはあまり期待できな
い。また、燃料噴射弁のハウジングボデイ外周を
断熱カバーで覆つた上記の構成のものでは、こ
のハウジングボデイからの放熱作用が断熱カバー
によつて阻害され、却つて燃料噴射弁の昇温を招
く場合がある。
なお、燃料噴射弁の内部に冷却水を循環させる
上記の構成においては、この燃料噴射弁の冷却
に関しては有力な手段である反面、燃料噴射弁そ
のものの構造が複雑となり、かつその加工作業も
煩雑となつてコストの増加を招くといつた新たな
問題が生じる。
上記の構成においては、この燃料噴射弁の冷却
に関しては有力な手段である反面、燃料噴射弁そ
のものの構造が複雑となり、かつその加工作業も
煩雑となつてコストの増加を招くといつた新たな
問題が生じる。
(問題点を解決するための手段)
本考案の電磁式燃料噴射弁は、例えば第1図で
示されているように、ハウジングボデイ1の内部
に組込まれているソレノイドコイル3への通電に
より、このハウジングボデイ1の一部と、ソレノ
イドコイル3のコア2と、このコア2によつて電
磁吸引力を受けるアーマチユア7とによつて磁気
回路が構成されるようになつている。
示されているように、ハウジングボデイ1の内部
に組込まれているソレノイドコイル3への通電に
より、このハウジングボデイ1の一部と、ソレノ
イドコイル3のコア2と、このコア2によつて電
磁吸引力を受けるアーマチユア7とによつて磁気
回路が構成されるようになつている。
そして前記ハウジングボデイ1のうち、前記ソ
レノイドコイル3の外周を覆つている部分以外
で、かつ前記磁気回路を構成する部分以外の部分
1B(あるいは1C)が熱伝導率の低い断熱材で
形成されている。
レノイドコイル3の外周を覆つている部分以外
で、かつ前記磁気回路を構成する部分以外の部分
1B(あるいは1C)が熱伝導率の低い断熱材で
形成されている。
(作用)
前記構成によれば、ハウジングボデイ1のうち
熱伝導率の低い断熱材で形成されている部分によ
り、エンジンから燃料噴射弁への熱伝導が遮断さ
れる。またハウジングボデイ1において、ソレノ
イドコイル3の外周を覆つている部分及び前記磁
気回路を構成する部分については通常の熱伝導性
が保たれ、ソレノイドコイル3などからの放熱機
能は充分に果たされる。
熱伝導率の低い断熱材で形成されている部分によ
り、エンジンから燃料噴射弁への熱伝導が遮断さ
れる。またハウジングボデイ1において、ソレノ
イドコイル3の外周を覆つている部分及び前記磁
気回路を構成する部分については通常の熱伝導性
が保たれ、ソレノイドコイル3などからの放熱機
能は充分に果たされる。
これらのことから、燃料噴射弁の温度上昇が抑
えられ、エンジンの高温特性が向上する。
えられ、エンジンの高温特性が向上する。
(実施例)
以下、本考案の実施例を第1図〜第5図によつ
て説明する。
て説明する。
第1実施例
まず、電磁式燃料噴射弁を断面で表わした第1
図において、ハウジングボデイ1の内部には中空
状のコア2とソレノイドコイル3と、がそれぞれ
第1図の右側から組込まれている。このソレノイ
ドコイル3の外周は合成樹脂製のボビン4によつ
て絶縁被覆されている。また、上記ハウジングボ
デイ1の後端部(第1図の右端部)及びこのハウ
ジングボデイ1から外部に露出している上記コア
2の外周部は、合成樹脂製のコネクタ6によつて
被覆されている。そして、このコネクタ6の一部
には上記ソレノイドコイル3のターミナル5が設
けられている。このターミナル5は図示しない電
気制御装置に対し、その入力を受けて上記のソレ
ノイドコイル3に対する通電及びその解除を可能
に電気接続されるのである。
図において、ハウジングボデイ1の内部には中空
状のコア2とソレノイドコイル3と、がそれぞれ
第1図の右側から組込まれている。このソレノイ
ドコイル3の外周は合成樹脂製のボビン4によつ
て絶縁被覆されている。また、上記ハウジングボ
デイ1の後端部(第1図の右端部)及びこのハウ
ジングボデイ1から外部に露出している上記コア
2の外周部は、合成樹脂製のコネクタ6によつて
被覆されている。そして、このコネクタ6の一部
には上記ソレノイドコイル3のターミナル5が設
けられている。このターミナル5は図示しない電
気制御装置に対し、その入力を受けて上記のソレ
ノイドコイル3に対する通電及びその解除を可能
に電気接続されるのである。
上記のハウジングボデイ1内において、コア2
の先方側(第1図の左側)には、環状に形成され
たアーマチユア7が組込まれている。このアーマ
チユア7は、上記ソレノイドコイル3に対する通
電時においてコア2から電磁吸引力を受けるよう
に構成されている。すなわち、上記ソレノイドコ
イル3に対する通電により、ハウジングボデイ
1、コア2及びアーマチユア7によつて磁気回路
が構成されるのであつて、これらコア2及びアー
マチユア7はもちろんのこと、ハウジングボデイ
1のうちの上記ソレノイドコイル3を覆つている
部分1Aについても共に透磁率の高い電磁ステン
レス等の磁性材によつてそれぞれ形成されてい
る。
の先方側(第1図の左側)には、環状に形成され
たアーマチユア7が組込まれている。このアーマ
チユア7は、上記ソレノイドコイル3に対する通
電時においてコア2から電磁吸引力を受けるよう
に構成されている。すなわち、上記ソレノイドコ
イル3に対する通電により、ハウジングボデイ
1、コア2及びアーマチユア7によつて磁気回路
が構成されるのであつて、これらコア2及びアー
マチユア7はもちろんのこと、ハウジングボデイ
1のうちの上記ソレノイドコイル3を覆つている
部分1Aについても共に透磁率の高い電磁ステン
レス等の磁性材によつてそれぞれ形成されてい
る。
さて、上記のハウジングボデイ1において上述
したようにコア2及びアーマチユア7と共に磁気
回路を構成する部分1Aは、電磁ステンレス等の
磁性材で形成されているのであるが、この磁気回
路を構成する部分1Aを除く他の部分1Bは、例
えばベークライト等の熱伝導率の低い断熱材で形
成されている。そして、この磁気回路を構成する
部分1Aとそれ以外の部分1Bとは、第1図で示
すように相互の突合せ端面の間にパツキン18を
介在させて互いに一体的に結合している。
したようにコア2及びアーマチユア7と共に磁気
回路を構成する部分1Aは、電磁ステンレス等の
磁性材で形成されているのであるが、この磁気回
路を構成する部分1Aを除く他の部分1Bは、例
えばベークライト等の熱伝導率の低い断熱材で形
成されている。そして、この磁気回路を構成する
部分1Aとそれ以外の部分1Bとは、第1図で示
すように相互の突合せ端面の間にパツキン18を
介在させて互いに一体的に結合している。
上記ハウジングボデイ1のうちの磁気回路を構
成する部分1A以外の部分1Bの内部には、燃料
の噴射孔10を有するノズルボデイ9が組込まれ
ている。また、この噴射孔10の外周を覆うスリ
ーブ状のアダプタ部分1Cは、上記ハウジングボ
デイ1のうちの断熱材よりなる部分1Bと一体に
形成され、このアダプタ部分1Cも結果的にはハ
ウジングボデイ1の磁気回路を構成する部分1A
以外の部分である。
成する部分1A以外の部分1Bの内部には、燃料
の噴射孔10を有するノズルボデイ9が組込まれ
ている。また、この噴射孔10の外周を覆うスリ
ーブ状のアダプタ部分1Cは、上記ハウジングボ
デイ1のうちの断熱材よりなる部分1Bと一体に
形成され、このアダプタ部分1Cも結果的にはハ
ウジングボデイ1の磁気回路を構成する部分1A
以外の部分である。
上記ノズルボデイ9の軸心部には、上記の噴射
孔10に通じるガイド孔17が形成されている。
このガイド孔17は前記中空状のコア2の内部に
も連通し、これらは結果的に燃料噴射弁の内部の
燃料通路15を構成している。なお、このコア2
の後方端である燃料通路15の入口にはストレー
ト16が組込まれている。
孔10に通じるガイド孔17が形成されている。
このガイド孔17は前記中空状のコア2の内部に
も連通し、これらは結果的に燃料噴射弁の内部の
燃料通路15を構成している。なお、このコア2
の後方端である燃料通路15の入口にはストレー
ト16が組込まれている。
上記ノズルボデイ9のガイド孔17内には、先
端部にボール状の弁体13を備えた筒状のスライ
ド体12が第1図の左右方向にスライド可能に組
込まれている。このスライド体12の後方端部は
前記のアーマチユア7に対し、互いに圧入等の手
段によつて連結されている。また、スライド体1
2はバルブスプリング14の弾力を受けており、
常時は弁体13によつて前記の噴射孔10を閉じ
た状態に保持している。
端部にボール状の弁体13を備えた筒状のスライ
ド体12が第1図の左右方向にスライド可能に組
込まれている。このスライド体12の後方端部は
前記のアーマチユア7に対し、互いに圧入等の手
段によつて連結されている。また、スライド体1
2はバルブスプリング14の弾力を受けており、
常時は弁体13によつて前記の噴射孔10を閉じ
た状態に保持している。
上記の燃料噴射弁は、第2図で示すようにシリ
ンダブロツク20のシリンダヘツド21に対して
取付けられている。つまり、シリンダヘツド21
にはシリンダブロツク20の各気筒に通じる吸気
路22がそれぞれ形成されていて、燃料噴射弁は
このシリンダヘツド21の吸気路22内に向けて
前記ノズルボデイ9の噴射孔10から燃料を噴射
するように取付けられている。そして、シリンダ
ヘツド21と燃料噴射弁の前記アダプタ部分1C
外周との間には、このシリンダヘツド21から燃
料噴射弁への熱伝達を抑えるためのインシユレー
タ24を介在させている。
ンダブロツク20のシリンダヘツド21に対して
取付けられている。つまり、シリンダヘツド21
にはシリンダブロツク20の各気筒に通じる吸気
路22がそれぞれ形成されていて、燃料噴射弁は
このシリンダヘツド21の吸気路22内に向けて
前記ノズルボデイ9の噴射孔10から燃料を噴射
するように取付けられている。そして、シリンダ
ヘツド21と燃料噴射弁の前記アダプタ部分1C
外周との間には、このシリンダヘツド21から燃
料噴射弁への熱伝達を抑えるためのインシユレー
タ24を介在させている。
また、第2図において上記の燃料噴射弁にはそ
の燃料通路15に燃料を供給するためのデリバリ
パイプ25が接続されており、このデリバリパイ
プ25のリテーナ部分26はボルト27によつて
シリンダヘツド21の一部に固定されている。な
お、シリンダヘツド21の上記吸気路22には吸
気管28が接続されているとともに、この吸気路
22とシリンダブロツク20の気筒との間には、
これら相互間の連通及び遮断を制御する吸気弁2
3が設けられている。
の燃料通路15に燃料を供給するためのデリバリ
パイプ25が接続されており、このデリバリパイ
プ25のリテーナ部分26はボルト27によつて
シリンダヘツド21の一部に固定されている。な
お、シリンダヘツド21の上記吸気路22には吸
気管28が接続されているとともに、この吸気路
22とシリンダブロツク20の気筒との間には、
これら相互間の連通及び遮断を制御する吸気弁2
3が設けられている。
上記のように構成された電磁式燃料噴射弁にお
いて、その内部の燃料通路15内には所定の圧力
を付与された燃料が第2図で示すデリバリパイプ
25から前記ストレーナ16を通じて供給されて
いる。上記のソレノイドコイル3が通電されてい
ない状態では、前記のスライド体12がそのバル
ブスプリング14の弾力を受け、上述したように
弁体13でノズルボデイ9の噴射孔10を閉じた
状態に保持している。このソレノイドコイル3が
通電状態になると、これに伴う前記コア2の電磁
吸引力によつてアーマチユア7が上記スライド体
12及び弁体13と共にバルブスプリング14の
弾力に抗して第1図の右方向へ僅かに移動する。
この結果、弁体13がノズルボデイ9の噴射孔1
0側のシート面から離れ、もつてこの噴射孔10
から第2図で示すシリンダヘツド21の吸気路2
2内に向けて燃料が噴射される。
いて、その内部の燃料通路15内には所定の圧力
を付与された燃料が第2図で示すデリバリパイプ
25から前記ストレーナ16を通じて供給されて
いる。上記のソレノイドコイル3が通電されてい
ない状態では、前記のスライド体12がそのバル
ブスプリング14の弾力を受け、上述したように
弁体13でノズルボデイ9の噴射孔10を閉じた
状態に保持している。このソレノイドコイル3が
通電状態になると、これに伴う前記コア2の電磁
吸引力によつてアーマチユア7が上記スライド体
12及び弁体13と共にバルブスプリング14の
弾力に抗して第1図の右方向へ僅かに移動する。
この結果、弁体13がノズルボデイ9の噴射孔1
0側のシート面から離れ、もつてこの噴射孔10
から第2図で示すシリンダヘツド21の吸気路2
2内に向けて燃料が噴射される。
さて、第2図で示すように上記燃料噴射弁のア
ダプタ部分1Cとシリンダヘツド21との間に
は、断熱機能を果すインシユレータ24を介在さ
せているものの、このシリンダヘツド21は通常
80℃〜90℃に達するため、燃料噴射弁はここから
の熱伝達あるいは輻射熱による影響を受け易い。
ダプタ部分1Cとシリンダヘツド21との間に
は、断熱機能を果すインシユレータ24を介在さ
せているものの、このシリンダヘツド21は通常
80℃〜90℃に達するため、燃料噴射弁はここから
の熱伝達あるいは輻射熱による影響を受け易い。
ところが、本実施例では上述したように燃料噴
射弁のハウジングボデイ1のうち、上記ソレノイ
ドコイル3への通電時において、コア2及びアー
マチユア7と共に磁気回路を構成する部分1A以
外の部分1B(アダプタ部分1Cも含む)を熱伝
導率の低いベークライト等の断熱材で形成してい
る。したがつて、シリンダヘツド21から燃料噴
射弁への熱伝達あるいは輻射熱が遮断され、燃料
噴射弁の昇温が抑えられる。この結果、燃料噴射
弁内部の上記燃料通路15に供給される燃料の温
度上昇も抑制され、エンジンの高温特性が向上
し、特に高温状態でのエンジン再始動時における
ベーパロツク現象が防止される。
射弁のハウジングボデイ1のうち、上記ソレノイ
ドコイル3への通電時において、コア2及びアー
マチユア7と共に磁気回路を構成する部分1A以
外の部分1B(アダプタ部分1Cも含む)を熱伝
導率の低いベークライト等の断熱材で形成してい
る。したがつて、シリンダヘツド21から燃料噴
射弁への熱伝達あるいは輻射熱が遮断され、燃料
噴射弁の昇温が抑えられる。この結果、燃料噴射
弁内部の上記燃料通路15に供給される燃料の温
度上昇も抑制され、エンジンの高温特性が向上
し、特に高温状態でのエンジン再始動時における
ベーパロツク現象が防止される。
第2実施例
第3図で示す実施例は、上記ベークライト等の
断熱材によりなる部分1Bと一体に形成されてい
るアダプタ部分1Cの形状を変更したものであ
る。つまり、このアダプタ部分1Cの内周面1
Caの形状を、ノズルボデイ9の噴射孔10から
の燃料噴射に支障をきたさない範囲で円錐状に形
成している。これによつてシリンダヘツド21か
らノズルボデイ9への熱伝達をより効果的に遮断
することができるとともに、シリンダヘツド21
の吸気路22からノズルボデイ9への輻射熱をも
効果的に抑制することができる。
断熱材によりなる部分1Bと一体に形成されてい
るアダプタ部分1Cの形状を変更したものであ
る。つまり、このアダプタ部分1Cの内周面1
Caの形状を、ノズルボデイ9の噴射孔10から
の燃料噴射に支障をきたさない範囲で円錐状に形
成している。これによつてシリンダヘツド21か
らノズルボデイ9への熱伝達をより効果的に遮断
することができるとともに、シリンダヘツド21
の吸気路22からノズルボデイ9への輻射熱をも
効果的に抑制することができる。
第3実施例
第4図で示す実施例は、ノズルボデイ9の燃料
噴射孔10側の外周を覆い、シリンダヘツド21
から燃料噴射弁への熱伝導を最も効果的に遮断す
ることができる上記アダプタ部分1Cの部分のみ
をベークライト等の断熱材で形成し、ハウジング
ボデイ1については電磁ステンレス等の磁性材に
よつて形成したものである。この第3実施例によ
つてもシリンダヘツド21から燃料噴射弁への熱
伝達は充分に遮断することができる。
噴射孔10側の外周を覆い、シリンダヘツド21
から燃料噴射弁への熱伝導を最も効果的に遮断す
ることができる上記アダプタ部分1Cの部分のみ
をベークライト等の断熱材で形成し、ハウジング
ボデイ1については電磁ステンレス等の磁性材に
よつて形成したものである。この第3実施例によ
つてもシリンダヘツド21から燃料噴射弁への熱
伝達は充分に遮断することができる。
第4実施例
第5図で示す実施例は、上記第3実施例のさら
に改良例を示したもので、アダプタ部分1Cにつ
いては断熱材で形成するとともにハウジングボデ
イ1のうち、磁気回路を構成する部分1A以外の
部分1Bは、例えばアツミニウム等の熱伝導率の
高い素材で形成している。したがつて、この第4
実施例では断熱材よりなるアダプタ部分1Cの箇
所での断熱機能に加え、ハウジングボデイ1のう
ちの磁気回路を構成部分1A以外の部分1Bでの
放熱機能により、燃料噴射弁の温度上昇がより効
果的に抑制されることとなる。
に改良例を示したもので、アダプタ部分1Cにつ
いては断熱材で形成するとともにハウジングボデ
イ1のうち、磁気回路を構成する部分1A以外の
部分1Bは、例えばアツミニウム等の熱伝導率の
高い素材で形成している。したがつて、この第4
実施例では断熱材よりなるアダプタ部分1Cの箇
所での断熱機能に加え、ハウジングボデイ1のう
ちの磁気回路を構成部分1A以外の部分1Bでの
放熱機能により、燃料噴射弁の温度上昇がより効
果的に抑制されることとなる。
なお、上記の第2実施例〜第4実施例におい
て、前記の第1実施例と同一もしくは均等構成と
考えられる部分には、それぞれの図面(第3図〜
第5図)に第1図と同一符号を記入して重複する
説明は省略する。
て、前記の第1実施例と同一もしくは均等構成と
考えられる部分には、それぞれの図面(第3図〜
第5図)に第1図と同一符号を記入して重複する
説明は省略する。
(考案の効果)
このように本考案は、エンジンのシリンダヘツ
ドとそこに取付けられる燃料噴射弁との間の断熱
機能が高められるとともに、この燃料噴射弁内部
のソレノイドコイルなどからの放熱機能はこれま
で通り果たされるため、燃料噴射弁の内部に供給
されている燃料の温度上昇が抑えられる。これに
よりエンジンの高温特性の向上、特に高温時にお
けるエンジン再始動時のベーパロツク現象を防止
できる。
ドとそこに取付けられる燃料噴射弁との間の断熱
機能が高められるとともに、この燃料噴射弁内部
のソレノイドコイルなどからの放熱機能はこれま
で通り果たされるため、燃料噴射弁の内部に供給
されている燃料の温度上昇が抑えられる。これに
よりエンジンの高温特性の向上、特に高温時にお
けるエンジン再始動時のベーパロツク現象を防止
できる。
第1図〜第5図は本考案の実施例を示し、第1
図は電磁式燃料噴射弁の断面図、第2図はエンジ
ン側のシリンダヘツドに対する燃料噴射弁の取付
状態を表わした一部断面図、第3図〜第5図は本
考案の第2実施例〜第4実施例を第1図と対応さ
せて表わしたそれぞれの断面図である。第6図は
従来の一般的な燃料噴射弁の断面図である。 1……ハウジングボデイ、1A……磁気回路を
構成する部分、1B,1C……磁気回路を構成す
る部分以外の部分、2……コア、3……ソレノイ
ドコイル、7……アーマチユア。
図は電磁式燃料噴射弁の断面図、第2図はエンジ
ン側のシリンダヘツドに対する燃料噴射弁の取付
状態を表わした一部断面図、第3図〜第5図は本
考案の第2実施例〜第4実施例を第1図と対応さ
せて表わしたそれぞれの断面図である。第6図は
従来の一般的な燃料噴射弁の断面図である。 1……ハウジングボデイ、1A……磁気回路を
構成する部分、1B,1C……磁気回路を構成す
る部分以外の部分、2……コア、3……ソレノイ
ドコイル、7……アーマチユア。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ハウジングボデイの内部に組込まれているソレ
ノイドコイルへの通電により、このハウジングボ
デイの一部と、ソレノイドコイルのコアと、この
コアによつて電磁吸引力を受けるアーマチユアと
によつて磁気回路が構成される電磁式燃料噴射弁
であつて、 前記ハウジングボデイのうち、前記ソレノイド
コイルの外周を覆つている部分以外で、かつ前記
磁気回路を構成する部分以外の部分が熱伝導率の
低い断熱材で形成されている電磁式燃料噴射弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985192690U JPH0433413Y2 (ja) | 1985-12-14 | 1985-12-14 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985192690U JPH0433413Y2 (ja) | 1985-12-14 | 1985-12-14 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62101063U JPS62101063U (ja) | 1987-06-27 |
| JPH0433413Y2 true JPH0433413Y2 (ja) | 1992-08-11 |
Family
ID=31148010
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985192690U Expired JPH0433413Y2 (ja) | 1985-12-14 | 1985-12-14 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0433413Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004339946A (ja) * | 2003-05-13 | 2004-12-02 | Nippon Soken Inc | 燃料噴射弁 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6807770B2 (ja) * | 2017-02-14 | 2021-01-06 | 株式会社Subaru | インジェクタ |
| GB2563928B (en) * | 2017-06-30 | 2019-11-13 | Ricardo Uk Ltd | Injector |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56157369U (ja) * | 1980-04-25 | 1981-11-24 | ||
| JPS5829161U (ja) * | 1981-08-21 | 1983-02-25 | 株式会社日本自動車部品総合研究所 | 燃料噴射装置 |
-
1985
- 1985-12-14 JP JP1985192690U patent/JPH0433413Y2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004339946A (ja) * | 2003-05-13 | 2004-12-02 | Nippon Soken Inc | 燃料噴射弁 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62101063U (ja) | 1987-06-27 |
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