JPH04334526A - 排ガス中の窒素酸化物除去方法及び触媒 - Google Patents
排ガス中の窒素酸化物除去方法及び触媒Info
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- JPH04334526A JPH04334526A JP3105668A JP10566891A JPH04334526A JP H04334526 A JPH04334526 A JP H04334526A JP 3105668 A JP3105668 A JP 3105668A JP 10566891 A JP10566891 A JP 10566891A JP H04334526 A JPH04334526 A JP H04334526A
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- Japan
- Prior art keywords
- catalyst
- exhaust gas
- nitrogen oxides
- hydrocarbons
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02C—CAPTURE, STORAGE, SEQUESTRATION OR DISPOSAL OF GREENHOUSE GASES [GHG]
- Y02C20/00—Capture or disposal of greenhouse gases
- Y02C20/10—Capture or disposal of greenhouse gases of nitrous oxide (N2O)
Landscapes
- Catalysts (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ボイラー,内燃機関,
硝酸製造工場などから排出される排ガス中に含まれる窒
素酸化物を効率よく除去するための方法及び触媒に関す
る。 【0002】 【従来の技術】環境保全が世界的規模の課題になるにつ
れて、酸性雨の原因とも言われるNOx (窒素酸化物
)やSOx (硫黄酸化物)の除去問題は多くの関心を
集めている。NOx の主な発生源はボイラー,自動車
の内燃機関或いは硝酸製造工場からの排気ガスである。 【0003】従来、例えば、ガソリンを用いる自動車に
おいては、白金とロジウムとセシウムとを含む三元触媒
が使われている。ガソリンエンジンでは、ほぼ理論空燃
比(A/F=14.6)の条件下で燃料が燃やされるの
で、排ガス中の酸素濃度が低く、排ガス中のCO,NO
及び炭化水素は上記三元触媒で同時に除去され得る。こ
の触媒では、白金はCO及び炭化水素を酸化させる役割
を、ロジウムはNOx を還元させる役割を、又セシウ
ムは排ガスの組成によって酸素を放出したり貯蔵したり
する役割を夫々主に果たしている。 【0004】しかしながら、空燃比が高くて酸素リッチ
になったり、ディーゼルエンジンやボイラーにおける如
く排ガス中に過剰の酸素が含まれている場合は、脱硝活
性の高いロジウムでも殆どその活性を失ってしまうため
、上記の三元触媒は機能しなくなり、使用することがで
きなくなる。そこで、従来このような場合には、窒素酸
化物を除去する方法として、例えばV2 O5 −Ti
O2 触媒を用い、アンモニア還元剤で一酸化窒素を選
択的に還元する方法が採用されていた。しかしながら、
この方法では、危険で取扱いに困難の多いアンモニアを
使用するため、これに代えて炭化水素を還元剤として使
える触媒が望まれ、従来、この目的のために、例えば、
銅イオンでゼオライトのH+ 又はNa+ とイオン交
換することによって得られる触媒(特開昭63−100
919号)等幾種類かの触媒が提案されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の銅−
ゼオライト触媒は、ゼオライトが高価であるばかりか、
銅イオンの交換に手間が掛かるという欠点があり、窒素
酸化物の除去能力も必ずしも十分ではないという問題が
ある。更に、銅触媒はSOx により被毒され易いとい
う問題もあり、而も低温で活性が低く、実用上十分なも
のとは言い難かった。 【0006】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、炭化水素を還元剤として使用してSOx によ
る被毒がなく窒素酸化物を特に低温において除去する能
力を有し且つ調製の容易な、排ガス中の窒素酸化物除去
方法及び触媒を提供しようとするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による方法は、窒素酸化物を含む排ガスを酸
化雰囲気中炭化水素の存在下で白金を含有する触媒と接
触させるようにしたものである。 【0008】本発明による白金を含有する触媒は、好ま
しくは、アルミナ,シリカ,チタニア,ジルコニア,り
ん酸アルミニウム,硼酸アルミニウム、ボリア,シリカ
アルミナ,ゼオライト及び活性炭の内の一若しくは二以
上を複合することにより得られる担体により担持されて
いる。 【0009】反応温度は、300℃以下、好ましくは2
80℃以下に保たれる。又、本発明の方法によれば、S
Ox が共存する窒素酸化物を含む排ガス中からNOx
が除去されるようになっている。 【0010】 【作用】本発明者らは、窒素酸化物を含有する排ガスを
酸化雰囲気中炭化水素の存在下で白金を含有する触媒と
接触させると、排ガス中の窒素酸化物を効率よく除去で
きることを見出した。又、この触媒は、担体上に担持さ
せて表面積を大きく保つことによって活性を大きくする
ことが可能である。シリカは、比較例1に示すように、
それ自体では窒素酸化物の除去能力を全く持たず、アル
ミナ及びりん酸アルミニウムは、比較例2及び3に示す
ように、僅かにしか活性を示さない。しかしながら、こ
のような化合物に白金を担持させると、実施例1乃至3
に示すように、高い窒素酸化物除去活性を得ることがで
きる。触媒の調製方法としては、白金を担体上に分散す
ることができればよく、特に限定されない。 【0011】炭化水素としては、窒素酸化物を還元し得
るものならば何でもよく、排ガス中に存在するものでも
よいし、足りない場合は外部から導入してもよい。導入
される炭化水素としては、プロパン,ブタン,シクロヘ
キサン等のパラフイン系炭化水素,エチレン,プロピレ
ン等のオレフイン系炭化水素、或いはトルエン,キシレ
ン等の芳香族炭化水素を例として挙げることができる。 導入量としては、排ガス中の既存の炭化水素と合わせて
、排ガス中の窒素酸化物と化学量論的に反応してN2
,H2 O及びCO2 を生成させるだけの量又はそれ
以上あればよい。 【0012】又、白金含有触媒によって、酸化雰囲気中
で炭化水素は酸素よりも窒素酸化物と優先的に反応する
。この場合、酸化雰囲気とは、排ガス中の一酸化炭素,
水素及び炭化水素すべてを炭酸ガスと水に変換するのに
必要な量よりも多くの酸素が存在する状態を言うものと
する。 【0013】更に、本発明者らは、反応温度を300℃
以下に保つと期待通りの触媒活性が得られることを見出
した。還元雰囲気中でSOx がS又はH2 Sに還元
され、生成されたSとH2 Sにより白金触媒は被毒を
受けて性能が低下することはよく知られているところで
あるが、反応温度を300℃以下好ましくは280℃以
下に保つと、酸化雰囲気下では上述の被毒メカニズムが
働かず、実施例7で示されるようにSOx により殆ど
被毒を受けない。しかも、300℃以下で特にNOx
除去能力が発揮される。 【0014】 【実施例】 活性実験 触媒1gを内径10mmのステンレス製反応管に充填し
、これに反応ガス(ガス組成 NO:1000ppm
,C3 H6 :1000ppm,O2 :5容量%,
He:残量)を30ml/minの流速で、触媒層の温
度を150℃,200℃,250℃,300℃に夫々保
った反応管中を通過させた。各反応管の出口のNOとN
O2 の濃度は化学発光式のNOx 計で測定した。触
媒の性能評価基準として、{(反応管入口のNOx 濃
度−出口のNOx 濃度)/(反応管入口のNOx 濃
度)}×100%で表わされるNOの転換率を用いた。 尚、副生成物のN2 Oはガスクロマトグラフで検出し
、NOの転換率の補正を行なった。 【0015】実施例1 塩化白金酸0.4gを200mlの水に溶かし、15g
のシリカ担体(富士デビソン製CARIACT−10,
BET表面積:300m2 /g)にこれを加え、蒸発
乾固し、500℃空気中で3時間焼成することにより、
触媒を作った。これを用いた活性実験結果は表1に示さ
れている。 比較例1 実施例1と同じシリカ担体に白金を担持させずに活性実
験を行なった。その結果は表1に示されている。 【0016】実施例2 0.4gの塩化白金酸を200mlの水に溶かした溶液
を23gのAl(OH)3 粉末(日本ケツチェン製水
酸化アルミニウムGrade G,BET表面積34
0m2 /g)に加え、攪拌しながら蒸発乾固した。こ
れを110℃で24時間乾燥した後、500℃空気中で
3時間焼成して、1重量%pt/Al2 O3 の触媒
を作った。 使用する前に400℃2時間20%水素中で還元した。 これを用いた活性実験結果は表1に示されている。 比較例2 実施例2と同じAl(OH)3 粉末に白金を担持させ
ず、500℃空気中で3時間焼成したものを用いて活性
実験を行なった。その結果は表1に示されている。 【0017】実施例3 75gのAl(OH3 )3 .9H2 O及び23g
のH3 PO4 を1リットルの水に溶かし、アンモニ
ア水を最終PHが7〜8になるまで1ml/minの速
度で滴下し、約2時間攪拌した後、24時間放置し、次
にこれを濾過して純水で洗浄した後、110℃で24時
間乾燥し、その後500℃空気中で3時間焼成して、り
ん酸アルミニウムを得た。かくして得られたりん酸アン
モニウム15gに、0.4gの塩化白金酸を渡河した溶
液を加えて、攪拌しながら蒸発乾固し、110℃で20
時間乾燥した後、500℃空気中で3時間焼成すること
により、触媒を作った。使用する前に400℃2時間2
0%水素中で還元した。これを用いた活性実験結果は表
1に示されている。 比較例3 実施例3において得たりん酸アルミニウムを用いて活性
実験を行なった。その結果は表1に示されている。 【0018】実施例4 実施例2で用いたAl(OH)3 粉末32gに、硼酸
24.7gを200mlの熱湯(80℃)に溶かした溶
液を添加し、2時間攪拌して、110℃で蒸発乾固した
後、500℃空気中で3時間焼成し、硼酸アルミニウム
(AlBx Oy )を得た。かくして得られた硼酸ア
ルミニウム15gに、2gの塩化白金酸を溶かした溶液
を加え、攪拌しながら蒸発乾固し、110℃で20時間
乾燥した後、500℃空気中で3時間焼成することによ
り、触媒を作った。使用する前に400℃2時間20%
水素中で還元した。これを用いた活性実験結果は表1に
示されている。 比較例4 実施例4において得た硼酸アルミニウムを用いて活性実
験を行なった。その結果は表1に示されている。 【0019】実施例5 実施例3においては、窒素酸化物を還元する炭化水素と
してプロピレンが用いられたが、本実施例ではその代わ
りにプロパンが用いられた。この場合のpt/Al2
O3 の反応活性は表1に示されている。 【0020】実施例6 実施例1と実施例3において用いられたのと同様の触媒
を用い、反応ガスの組成を変化させて活性実験を行なっ
た。その時の活性の変化は表2に示されている。 【0021】実施例7 実施例1と実施例3において用いられたのと同様の触媒
を用い、SO2 100ppmの存在下において活性実
験を行なった。その場合の脱硝活性が表3に示されてい
る。 【0022】 【0023】 表2
NOの転換率(%) ───────
──────────────────────
O2 C3 H6
Pt/SiO2 Pt/AlPO4
(%) (ppm)
(1wt) (5wt%)
0 10
00 1
6.5
5 1000 57
.1 80.5
5 400
21.9 47.
6 10
1000 48.6
66.6
10 400
17.9 62.8
──────────────
───────────────
NO:1000ppm 反
応温度:200℃【0024】 表3
NOの転換率(%) ─────────
──────────────────────
SO2 Pt/SiO2
Pt/AlPO4 Pt/AlPO4
(ppm) (1wt)
(1wt%) (5wt%)
0 57.
1 84.1 90.5
100
50.0 83.4
84.5 ──
─────────────────────────
──── NO:10
00ppm 反応温度:200℃
C3 H6 :1000ppm
O2 :5容量%
【0025】 【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、特にボイ
ラー,内燃機関,硝酸製造工場等から排出される排ガス
に含まれる窒素酸化物を効率的に除去でき、またSOx
による被毒を受けることなく酸素雰囲気下において勿
ろ高活性を示す、方法及び触媒を提供することができる
。
硝酸製造工場などから排出される排ガス中に含まれる窒
素酸化物を効率よく除去するための方法及び触媒に関す
る。 【0002】 【従来の技術】環境保全が世界的規模の課題になるにつ
れて、酸性雨の原因とも言われるNOx (窒素酸化物
)やSOx (硫黄酸化物)の除去問題は多くの関心を
集めている。NOx の主な発生源はボイラー,自動車
の内燃機関或いは硝酸製造工場からの排気ガスである。 【0003】従来、例えば、ガソリンを用いる自動車に
おいては、白金とロジウムとセシウムとを含む三元触媒
が使われている。ガソリンエンジンでは、ほぼ理論空燃
比(A/F=14.6)の条件下で燃料が燃やされるの
で、排ガス中の酸素濃度が低く、排ガス中のCO,NO
及び炭化水素は上記三元触媒で同時に除去され得る。こ
の触媒では、白金はCO及び炭化水素を酸化させる役割
を、ロジウムはNOx を還元させる役割を、又セシウ
ムは排ガスの組成によって酸素を放出したり貯蔵したり
する役割を夫々主に果たしている。 【0004】しかしながら、空燃比が高くて酸素リッチ
になったり、ディーゼルエンジンやボイラーにおける如
く排ガス中に過剰の酸素が含まれている場合は、脱硝活
性の高いロジウムでも殆どその活性を失ってしまうため
、上記の三元触媒は機能しなくなり、使用することがで
きなくなる。そこで、従来このような場合には、窒素酸
化物を除去する方法として、例えばV2 O5 −Ti
O2 触媒を用い、アンモニア還元剤で一酸化窒素を選
択的に還元する方法が採用されていた。しかしながら、
この方法では、危険で取扱いに困難の多いアンモニアを
使用するため、これに代えて炭化水素を還元剤として使
える触媒が望まれ、従来、この目的のために、例えば、
銅イオンでゼオライトのH+ 又はNa+ とイオン交
換することによって得られる触媒(特開昭63−100
919号)等幾種類かの触媒が提案されている。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の銅−
ゼオライト触媒は、ゼオライトが高価であるばかりか、
銅イオンの交換に手間が掛かるという欠点があり、窒素
酸化物の除去能力も必ずしも十分ではないという問題が
ある。更に、銅触媒はSOx により被毒され易いとい
う問題もあり、而も低温で活性が低く、実用上十分なも
のとは言い難かった。 【0006】本発明は、従来の技術の有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、炭化水素を還元剤として使用してSOx によ
る被毒がなく窒素酸化物を特に低温において除去する能
力を有し且つ調製の容易な、排ガス中の窒素酸化物除去
方法及び触媒を提供しようとするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による方法は、窒素酸化物を含む排ガスを酸
化雰囲気中炭化水素の存在下で白金を含有する触媒と接
触させるようにしたものである。 【0008】本発明による白金を含有する触媒は、好ま
しくは、アルミナ,シリカ,チタニア,ジルコニア,り
ん酸アルミニウム,硼酸アルミニウム、ボリア,シリカ
アルミナ,ゼオライト及び活性炭の内の一若しくは二以
上を複合することにより得られる担体により担持されて
いる。 【0009】反応温度は、300℃以下、好ましくは2
80℃以下に保たれる。又、本発明の方法によれば、S
Ox が共存する窒素酸化物を含む排ガス中からNOx
が除去されるようになっている。 【0010】 【作用】本発明者らは、窒素酸化物を含有する排ガスを
酸化雰囲気中炭化水素の存在下で白金を含有する触媒と
接触させると、排ガス中の窒素酸化物を効率よく除去で
きることを見出した。又、この触媒は、担体上に担持さ
せて表面積を大きく保つことによって活性を大きくする
ことが可能である。シリカは、比較例1に示すように、
それ自体では窒素酸化物の除去能力を全く持たず、アル
ミナ及びりん酸アルミニウムは、比較例2及び3に示す
ように、僅かにしか活性を示さない。しかしながら、こ
のような化合物に白金を担持させると、実施例1乃至3
に示すように、高い窒素酸化物除去活性を得ることがで
きる。触媒の調製方法としては、白金を担体上に分散す
ることができればよく、特に限定されない。 【0011】炭化水素としては、窒素酸化物を還元し得
るものならば何でもよく、排ガス中に存在するものでも
よいし、足りない場合は外部から導入してもよい。導入
される炭化水素としては、プロパン,ブタン,シクロヘ
キサン等のパラフイン系炭化水素,エチレン,プロピレ
ン等のオレフイン系炭化水素、或いはトルエン,キシレ
ン等の芳香族炭化水素を例として挙げることができる。 導入量としては、排ガス中の既存の炭化水素と合わせて
、排ガス中の窒素酸化物と化学量論的に反応してN2
,H2 O及びCO2 を生成させるだけの量又はそれ
以上あればよい。 【0012】又、白金含有触媒によって、酸化雰囲気中
で炭化水素は酸素よりも窒素酸化物と優先的に反応する
。この場合、酸化雰囲気とは、排ガス中の一酸化炭素,
水素及び炭化水素すべてを炭酸ガスと水に変換するのに
必要な量よりも多くの酸素が存在する状態を言うものと
する。 【0013】更に、本発明者らは、反応温度を300℃
以下に保つと期待通りの触媒活性が得られることを見出
した。還元雰囲気中でSOx がS又はH2 Sに還元
され、生成されたSとH2 Sにより白金触媒は被毒を
受けて性能が低下することはよく知られているところで
あるが、反応温度を300℃以下好ましくは280℃以
下に保つと、酸化雰囲気下では上述の被毒メカニズムが
働かず、実施例7で示されるようにSOx により殆ど
被毒を受けない。しかも、300℃以下で特にNOx
除去能力が発揮される。 【0014】 【実施例】 活性実験 触媒1gを内径10mmのステンレス製反応管に充填し
、これに反応ガス(ガス組成 NO:1000ppm
,C3 H6 :1000ppm,O2 :5容量%,
He:残量)を30ml/minの流速で、触媒層の温
度を150℃,200℃,250℃,300℃に夫々保
った反応管中を通過させた。各反応管の出口のNOとN
O2 の濃度は化学発光式のNOx 計で測定した。触
媒の性能評価基準として、{(反応管入口のNOx 濃
度−出口のNOx 濃度)/(反応管入口のNOx 濃
度)}×100%で表わされるNOの転換率を用いた。 尚、副生成物のN2 Oはガスクロマトグラフで検出し
、NOの転換率の補正を行なった。 【0015】実施例1 塩化白金酸0.4gを200mlの水に溶かし、15g
のシリカ担体(富士デビソン製CARIACT−10,
BET表面積:300m2 /g)にこれを加え、蒸発
乾固し、500℃空気中で3時間焼成することにより、
触媒を作った。これを用いた活性実験結果は表1に示さ
れている。 比較例1 実施例1と同じシリカ担体に白金を担持させずに活性実
験を行なった。その結果は表1に示されている。 【0016】実施例2 0.4gの塩化白金酸を200mlの水に溶かした溶液
を23gのAl(OH)3 粉末(日本ケツチェン製水
酸化アルミニウムGrade G,BET表面積34
0m2 /g)に加え、攪拌しながら蒸発乾固した。こ
れを110℃で24時間乾燥した後、500℃空気中で
3時間焼成して、1重量%pt/Al2 O3 の触媒
を作った。 使用する前に400℃2時間20%水素中で還元した。 これを用いた活性実験結果は表1に示されている。 比較例2 実施例2と同じAl(OH)3 粉末に白金を担持させ
ず、500℃空気中で3時間焼成したものを用いて活性
実験を行なった。その結果は表1に示されている。 【0017】実施例3 75gのAl(OH3 )3 .9H2 O及び23g
のH3 PO4 を1リットルの水に溶かし、アンモニ
ア水を最終PHが7〜8になるまで1ml/minの速
度で滴下し、約2時間攪拌した後、24時間放置し、次
にこれを濾過して純水で洗浄した後、110℃で24時
間乾燥し、その後500℃空気中で3時間焼成して、り
ん酸アルミニウムを得た。かくして得られたりん酸アン
モニウム15gに、0.4gの塩化白金酸を渡河した溶
液を加えて、攪拌しながら蒸発乾固し、110℃で20
時間乾燥した後、500℃空気中で3時間焼成すること
により、触媒を作った。使用する前に400℃2時間2
0%水素中で還元した。これを用いた活性実験結果は表
1に示されている。 比較例3 実施例3において得たりん酸アルミニウムを用いて活性
実験を行なった。その結果は表1に示されている。 【0018】実施例4 実施例2で用いたAl(OH)3 粉末32gに、硼酸
24.7gを200mlの熱湯(80℃)に溶かした溶
液を添加し、2時間攪拌して、110℃で蒸発乾固した
後、500℃空気中で3時間焼成し、硼酸アルミニウム
(AlBx Oy )を得た。かくして得られた硼酸ア
ルミニウム15gに、2gの塩化白金酸を溶かした溶液
を加え、攪拌しながら蒸発乾固し、110℃で20時間
乾燥した後、500℃空気中で3時間焼成することによ
り、触媒を作った。使用する前に400℃2時間20%
水素中で還元した。これを用いた活性実験結果は表1に
示されている。 比較例4 実施例4において得た硼酸アルミニウムを用いて活性実
験を行なった。その結果は表1に示されている。 【0019】実施例5 実施例3においては、窒素酸化物を還元する炭化水素と
してプロピレンが用いられたが、本実施例ではその代わ
りにプロパンが用いられた。この場合のpt/Al2
O3 の反応活性は表1に示されている。 【0020】実施例6 実施例1と実施例3において用いられたのと同様の触媒
を用い、反応ガスの組成を変化させて活性実験を行なっ
た。その時の活性の変化は表2に示されている。 【0021】実施例7 実施例1と実施例3において用いられたのと同様の触媒
を用い、SO2 100ppmの存在下において活性実
験を行なった。その場合の脱硝活性が表3に示されてい
る。 【0022】 【0023】 表2
NOの転換率(%) ───────
──────────────────────
O2 C3 H6
Pt/SiO2 Pt/AlPO4
(%) (ppm)
(1wt) (5wt%)
0 10
00 1
6.5
5 1000 57
.1 80.5
5 400
21.9 47.
6 10
1000 48.6
66.6
10 400
17.9 62.8
──────────────
───────────────
NO:1000ppm 反
応温度:200℃【0024】 表3
NOの転換率(%) ─────────
──────────────────────
SO2 Pt/SiO2
Pt/AlPO4 Pt/AlPO4
(ppm) (1wt)
(1wt%) (5wt%)
0 57.
1 84.1 90.5
100
50.0 83.4
84.5 ──
─────────────────────────
──── NO:10
00ppm 反応温度:200℃
C3 H6 :1000ppm
O2 :5容量%
【0025】 【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、特にボイ
ラー,内燃機関,硝酸製造工場等から排出される排ガス
に含まれる窒素酸化物を効率的に除去でき、またSOx
による被毒を受けることなく酸素雰囲気下において勿
ろ高活性を示す、方法及び触媒を提供することができる
。
Claims (5)
- 【請求項1】 窒素酸化物を含む排ガスを酸化雰囲気
中炭化水素の存在下で白金を含有する触媒と接触させる
ことにより排ガス中の窒素酸化物を除去するようにした
方法。 - 【請求項2】 300℃以下の温度で接触反応を行な
わせるようにした、請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 硫黄酸化物が共存する窒素酸化物を含
む排ガス中より窒素酸化物を除去するようにした、請求
項1又は2に記載の方法。 - 【請求項4】 白金を含有していて酸化雰囲気中炭化
水素の存在下で窒素酸化物を含む排ガスと接触せしめら
れて該排ガス中より該窒素酸化物を除去する触媒。 - 【請求項5】 アルミナ,シリカ,チタニア,ジルコ
ニア,りん酸アルミニウム,硼酸アルミニウム,ボリア
,シリカアルミナ,ゼオライト及び活性炭の内の一若し
くは二以上を複合することにより得られる担体により担
持されている、請求項4に記載の触媒。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3105668A JP2737441B2 (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 排ガス中の窒素酸化物除去方法及び触媒 |
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