JPH04334555A - 精米機 - Google Patents
精米機Info
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- JPH04334555A JPH04334555A JP10699191A JP10699191A JPH04334555A JP H04334555 A JPH04334555 A JP H04334555A JP 10699191 A JP10699191 A JP 10699191A JP 10699191 A JP10699191 A JP 10699191A JP H04334555 A JPH04334555 A JP H04334555A
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- JP
- Japan
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- rice
- milling
- whitening
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- polishing
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、駆動する精白ロールを
備えた精白室の内部負荷制御することにより所定の精白
度で玄米を精白する精米機、特にその初期精白処理の技
術に関する。
備えた精白室の内部負荷制御することにより所定の精白
度で玄米を精白する精米機、特にその初期精白処理の技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の精米機は例えば第16図に示すよ
うに構成されている。精白筒501の内部には、送りロ
ール502、精白ロール503が配設されており、精白
筒501の出口には通路の断面積を制限する抵抗板50
4が設けられている。精米処理は、送りロール502と
精白ロール503とをモータ505で回転駆動し、上部
から投入された玄米506をこの送りロール502で抵
抗板504に向かって押し込み、精白筒1の内側の網5
09と回転駆動されている精米ロール503との間で玄
米を精米処理し、精米された白米が白米流出口507か
ら払い出されている。白米流出口507の開度を小さく
した場合には、精白室の内部負荷が高くなって精白度が
高くなり、開度を大きくすると内部圧力が低くなって精
白度が低くなる。精白度を一定に保てるように白米流出
口507を閉塞する方向に抵抗板504をばね508の
押し付け力で付勢し、精米中の玄米から抵抗板504に
前記の付勢力を超える力が作用したときに、白米流出口
507の開度を大きくして、規定の精白度になった白米
を精白筒1から放出するように構成されている。さらに
従来の精米機では、精白開始時には、最初に供給された
玄米が精白されないまま排出されており、これを防止す
るため最初に排出された処理米を再度精米機に再供給す
る循環移送経路をわざわざ設けたものが日本国特開昭6
2−227459号から知られている。精白開始時に供
給された玄米が精白されないまま排出されることを避け
る他の方法として、精白の初期段階においては白米流出
口の開度を小さくし、精白室の内部負荷が高くならない
と精白室からの排出が行われないようにすることが考え
られるが、単に初期精白時に開度を小さく設定するだけ
だと、初期精白時に得られる精白度は一定であり、精白
処理毎に所望の精白度を選択して精白処理を行うような
仕様を有する精米機などには不都合である。
うに構成されている。精白筒501の内部には、送りロ
ール502、精白ロール503が配設されており、精白
筒501の出口には通路の断面積を制限する抵抗板50
4が設けられている。精米処理は、送りロール502と
精白ロール503とをモータ505で回転駆動し、上部
から投入された玄米506をこの送りロール502で抵
抗板504に向かって押し込み、精白筒1の内側の網5
09と回転駆動されている精米ロール503との間で玄
米を精米処理し、精米された白米が白米流出口507か
ら払い出されている。白米流出口507の開度を小さく
した場合には、精白室の内部負荷が高くなって精白度が
高くなり、開度を大きくすると内部圧力が低くなって精
白度が低くなる。精白度を一定に保てるように白米流出
口507を閉塞する方向に抵抗板504をばね508の
押し付け力で付勢し、精米中の玄米から抵抗板504に
前記の付勢力を超える力が作用したときに、白米流出口
507の開度を大きくして、規定の精白度になった白米
を精白筒1から放出するように構成されている。さらに
従来の精米機では、精白開始時には、最初に供給された
玄米が精白されないまま排出されており、これを防止す
るため最初に排出された処理米を再度精米機に再供給す
る循環移送経路をわざわざ設けたものが日本国特開昭6
2−227459号から知られている。精白開始時に供
給された玄米が精白されないまま排出されることを避け
る他の方法として、精白の初期段階においては白米流出
口の開度を小さくし、精白室の内部負荷が高くならない
と精白室からの排出が行われないようにすることが考え
られるが、単に初期精白時に開度を小さく設定するだけ
だと、初期精白時に得られる精白度は一定であり、精白
処理毎に所望の精白度を選択して精白処理を行うような
仕様を有する精米機などには不都合である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、種々
の選択可能な精白度での玄米の精白を行う精米機におい
て、その初期精米処理時においても選択された精白度で
もって信頼性よく精白を行うことができる技術を提供す
ることである。
の選択可能な精白度での玄米の精白を行う精米機におい
て、その初期精米処理時においても選択された精白度で
もって信頼性よく精白を行うことができる技術を提供す
ることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
、本発明による精米機は以下のものから構成されている
; a)玄米を精白して白米にする精白ロールを備えた精白
室、 b)前記精白室に玄米を供給する玄米供給手段、c)前
記精白室の白米流出領域に設けられた白米放出口調整手
段、 d)前記精白室の内部負荷を検出する内部負荷検出手段
、 e)前記白米流出調整手段を前記内部負荷検出手段によ
る検出値に応じて制御する制御手段、 f)所望の精白度を設定する精白度設定手段、g)前記
制御手段に備えられ、前記精白度設定手段によって設定
された精白度に対応して初期精白処理開始のための内部
負荷値を決定する初期精白処理開始決定手段。
、本発明による精米機は以下のものから構成されている
; a)玄米を精白して白米にする精白ロールを備えた精白
室、 b)前記精白室に玄米を供給する玄米供給手段、c)前
記精白室の白米流出領域に設けられた白米放出口調整手
段、 d)前記精白室の内部負荷を検出する内部負荷検出手段
、 e)前記白米流出調整手段を前記内部負荷検出手段によ
る検出値に応じて制御する制御手段、 f)所望の精白度を設定する精白度設定手段、g)前記
制御手段に備えられ、前記精白度設定手段によって設定
された精白度に対応して初期精白処理開始のための内部
負荷値を決定する初期精白処理開始決定手段。
【0005】
【作用】上記構成による精米機では、多くの精白度の中
から選択された精白度でもって精白を行う際、その初期
精白処理時においてその選択された精白度に対応する精
白室の内部負荷に基づいてその初期精白処理が開始され
る。
から選択された精白度でもって精白を行う際、その初期
精白処理時においてその選択された精白度に対応する精
白室の内部負荷に基づいてその初期精白処理が開始され
る。
【0006】
【発明の効果】つまり所望の精白度が得られるために必
要な精白室の内部負荷値に達するまで玄米を精白室に保
留させておくので、初期精白処理においても選択された
精白度をもって精白された精米を得ることが出来る。さ
らに、前述のように開始された初期精米処理の終了を、
タイマーによって時間管理するか、あるいは精白室の内
部負荷の監視するかによって管理するならば、より品質
の均一化した初期精米処理が実現すると共にさらに続く
主精米処理への移行も高い信頼性をもって行うことも可
能となる。さらに精白室の内部負荷を精白ロールの回転
軸に設けられたトルクセンサによって検出するように構
成すれば、内部負荷の検出値に基づく制御が極めて正確
に機能する。
要な精白室の内部負荷値に達するまで玄米を精白室に保
留させておくので、初期精白処理においても選択された
精白度をもって精白された精米を得ることが出来る。さ
らに、前述のように開始された初期精米処理の終了を、
タイマーによって時間管理するか、あるいは精白室の内
部負荷の監視するかによって管理するならば、より品質
の均一化した初期精米処理が実現すると共にさらに続く
主精米処理への移行も高い信頼性をもって行うことも可
能となる。さらに精白室の内部負荷を精白ロールの回転
軸に設けられたトルクセンサによって検出するように構
成すれば、内部負荷の検出値に基づく制御が極めて正確
に機能する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を第1図及び第2図
を参照しながら説明する。第1図において、1は本体ケ
ーシングで、上部ケーシング2、精白筒部3、中間ケー
シング4および下部軸受ケーシング5を上部から下部に
向かって順次嵌合接続し、それらの軸芯が一致するよう
に構成されている。上部ケーシング2の上部側壁に形成
された開口に玄米を供給するスクリュコンベヤ6が接続
されている。7はその玄米投入用のホッパー、8はスク
リュコンベヤ用駆動モータである。9は上部ケーシング
2と精白筒部3および中間ケーシング4の上部にわたっ
てその中心に立設された回転軸であり、これは中空軸と
して形成されている。この回転軸9の上部ケーシング2
領域に送りロール10が、精白筒部3領域に精白ロール
11が装着されている。これら送りロール10と精白ロ
ール11は結合ピン12にてお互いに結合され、かつ精
白ロール11が下端近傍位置においてキー13にて回転
軸9に周方向に係合されている。また、精白ロール11
の下端部には円筒凹部14が形成され、開度規制部材1
5の上部に延出された嵌合筒部16が上下摺動自在に嵌
合されている。開度規制部材15の外周面は上下方向に
適当な幅を有する円筒面に形成されている。また、嵌合
筒部16は上端が 尖突状となるようにその内周面が
下方に向かってテーパ状に形成され、かつ回転軸9の外
周面との間に空間が形成され、精白ロール11の下端部
の円筒凹部14の周面に付着した糠を掻き落とすととも
に、円筒凹部14の底面と嵌合筒部16の上端との間に
糠を噛み込むことがないように構成されている。精白筒
部3内には、精白ロール11の外周に対して適当間隔あ
けて網17が配設され、また精白筒部3の側壁下部には
精白時に発生した糠の排出口18が開口されている。さ
らに、精白筒部3の下端と中間ケーシング4の上端との
間には白米放出口形成部材19が配置されている。この
白米放出口形成部材19の内周はナイフエッジに形成さ
れ、開度規制部材15の上下方向に適当な幅を有する外
周面に接当している。中間ケーシング4の側壁の上端に
は白米排出口20が形成され、ここにシュート21が取
り付けられている。また、回転軸9には白米出口形成部
材19から落下した白米を受けてシュート21に案内す
るための受板22が突設されている。中間ケーシング4
の中間部には上下一対の軸受24にて回転自在に支持さ
れた中間軸23が配設され、回転軸9の下端部と嵌合固
定されている。中間ケーシング4内の下部にはトルクセ
ンサ25が配置され、その一端から突出した上側軸部2
5aが中間軸23に軸方向にのみ摺動自在に嵌合されて
いる。下部軸受ケーシング5内には上下一対の軸受26
にて回転自在に支持された駆動軸27が配置され、その
上端部はトルクセンサ25の他端から突出した下側軸部
25bと軸芯方向にのみ摺動自在に嵌合されている。さ
らに駆動軸27の下端部に駆動プーリ28aが固定され
ている。この駆動プーリ28aは詳しく図示されていな
いモータ28にて駆動ベルト28bを介して回転駆動さ
れる。中空の回転軸9内には開度調整軸29が挿入され
、その下端部と開度規制部材15が中空の回転軸9に形
成された長穴31を貫通する連結部材30で連結されて
いる。開度調整軸29の上端部は、昇降部材32上にば
ね33を介して支持された係合部材34の上面に相対回
転自在に係合している。昇降部材32は、第2図では簡
略的に図示されるとともに第2図に詳細に図示されてい
る昇降手段35にて昇降移動可能に構成されている。 昇降手段35は、第2図に示すように、駆動モータ37
にて回転駆動される送りねじ軸38と、これに螺合され
た可動ナット体39と、そのガイドロッド40にて構成
され、可動ナット体39が昇降部材32に連結されてい
る。即ち、この昇降手段35によってばね33のバイア
ス力を調整することができる。以上のように構成された
精米機では、駆動プーリ用モータ28にて駆動軸27お
よびトルクセンサ25を介して回転軸9を回転駆動した
状態で、ホッパー7からスクリュコンベヤ6にて玄米を
上部ケーシング2内に投入すると、玄米は送りロール1
0にて精白筒部3内に押し込まれ、回転する精白ロール
11と網17との間で精白処理される。なお、精白処理
に伴って分離された糠は、回転軸9内に導入された空気
が回転軸9および精白ロール11に突設された通孔(図
示せず)を通り、網17を通って糠の排出孔18に向か
って流れる空気流とともに外部に排出される。精白され
た白米は、精白筒部3の網17と精白ロール11の間の
空間、つまり精白室の内部の圧力によって昇降手段35
によってバイアス調整されたばね33の力に抗して押し
下げられた開度規制部材15の外周と白米出口形成部材
19との間に生じた環状の放出口から逐次払い出され、
その後白米排出口20からシュート21を経て外部に排
出される。ここで、精白室の内部の圧力は、回転軸9に
とっての精白室の内部負荷としてトルクセンサ25によ
って検出される。第3図には、本発明による精米機の制
御ブロック図が示されている。前述したトルクセンサ2
5からの信号を入力し、スクリュコンベヤ6のためのモ
ータ8や昇降装置35のためのモータ37や回転軸9つ
まり送りロール10と精白ロール11のためのモータ2
8への制御信号を出力する制御手段36がこの精米機の
制御の中心的な役割を果たす。制御手段36は、通常の
マイクロコンピュータによる制御方法を採用しており、
CPU100、ROM103、RAM104、テーブル
105と106、入力インターフェース101、出力イ
ンタフェース102等を有すると共に、この精米機にお
いて種々の精白度で精白するためにその希望する精白度
を選択する精白度選択手段200が備えられている。こ
こでは、精白度選択手段200は、精白度を選択するた
めのテンキー型キーボード210と表示ディスプレイ2
20を備えており、この実施例では1から16までの精
白度が設定可能となっており、その値が大きいほどその
精白度が高くなる。テーブル105には、初期精白処理
に適した精白室の内部負荷に対応するトルク値が前記精
白度選択手段200によって選択された選択度に関係づ
けられて記憶されている。しかも、その一連のトルク値
は、この実施例では3組用意されており、精米機の特性
に応じてディップスイッチ105aで選択することが出
来る。つまり、第4図の表からよく理解できるように、
レベル1の組においては、16段階の精白度に対応して
R1 1 からR1 16が格納され、レベル2の組で
はR21 からR2 16、レベル3の組ではR3 1
からR3 16が格納されている。この格納されたト
ルク値のレベルと精白度との関係は第5図のグラフに示
されており、精白度が大きくなるにつれ、トルク値が単
調増加し、レベルの大きい組のものほど大きい値となっ
ている。これによって、精米機の特性のばらつきを十分
に補償することができるトルク値を所望の初期精白処理
を行うための精白室内部負荷値として用いることが可能
となる。つまり、CPU100とテーブル105および
ディップスイッチ105aによって初期精白処理開始手
段が構成されている。テーブル106には、主精白処理
に適した精白室の内部負荷に対応するトルク値の上限値
と下限値が前記精白度選択手段200によって選択され
た選択度に関係づけられて記憶されている。この一連の
トルク値も複数組用意することも可能であり、その場合
精米機の特性に応じてディップスイッチ106aで適切
な組を選択することが出来る。CPU100は、トルク
センサ25から送られてくるトルク検出信号や精白度選
択手段200によって選択された精白処理モードに基づ
いて、ROM103内に格納されている制御アルゴリズ
ムにそって演算処理し、必要に応じてテーブル106か
ら読み出したトルク値を参照して、スクリュコンベヤ6
のためのモータ8、昇降装置35のためのモータ37や
回転軸9のためのモータ28へ制御信号を出力し、精白
処理を制御する。本発明による精米機の精白処理の制御
の流れについては、以下に第6図から第14図に示され
たフローチャートを用いて説明する。第6図に示されて
いるのは、この精米機のメインルーチンを示すフローチ
ャートであり、まず、操作員が希望する精白度つまり精
白処理モードを選択し(#0)、スタートボタンを押す
ことにより精白処理が開始すると、昇降手段35を駆動
してばね33のバイアスを調整して開度調整軸29にP
min の付勢力を設定する(#2)。モータ28を駆
動し、精白ロール11と送りロール10を回転させ(#
4)、この状態でのトルクセンサの検出値つまり無負荷
トルク値:To を取り込み、RAM104の所定のア
ドレスに格納しておく(#6)。このトルクセンサ25
による検出は、実際は、後で説明するトルク検出割り込
み処理にて適当な時間間隔で繰り返して行われ、その検
出値は適当な演算処理の後RAM104の所定のアドレ
スに格納されているので、制御ルーチンにおいてはそこ
からトルク検出値を取り込めば良い。つぎに、開度調整
軸29の付勢力をPmin より高い値であるPmax
に設定する(#8)。これより、実質的な精白処理に
入るが、これは後で詳説する初期精白処理(#10)、
主精白処理(#12)、末期精白処理(#14)に分け
られている。前述したトルク検出割り込み処理は、第7
図に示すように、まずトルクセンサ25からトルク検出
値:Tを取り込んで所定のRAM104のアドレスに格
納する(#1100)。このトルク検出値は、例えばこ
の実施例では8個格納され、先に入れられたものから順
に新しく取り込まれた値に書き換えられる。このことに
よりあとのステップにおいて8個の最新のトルク検出値
を用いた演算が可能となる。このトルク検出値から移動
平均法を用いて平均トルク値:Tm を算出し(#12
00)、この平均トルク値: Tm から#4で取り込
んだ無負荷トルク値:To を減じて係数:Kを乗算し
てあとで詳しく述べられる主精白処理終了のためのしき
い値:Sを算出する(#1300)。係数:Kは0<K
<1の範囲から適切に選択される。このしきい値:Sは
所定のRAM104のアドレスに格納される(#140
0)が、その際、その格納場所は200個用意されてお
り、最新の200個の基準値が格納されることになる。 この割り込み処理を例えば10msのサイクルで動作さ
せた場合丁度2秒前までの算定されたしきい値:Sが格
納されることになる。もちろん、格納場所を大きく取っ
たり、動作サイクルを変更したりすることによって任意
の時間前までのしきい値:Sを格納することが可能であ
る。次に、第8図を用いて初期精白処理を説明する;ま
ず、テーブル105からステップ#0で選択された精白
度に対応するトルク値:Rmnが読み込まれ(#50)
、これが初期精白基準値:Tobとなる。ついで、スク
リュコンベヤ6が搬送量が大である第1モードで運転開
始され(#51)、ホッパー7から玄米が精白筒部3の
内部空間、つまり精白室に投入される。第1タイマーで
設定された、供給された玄米で精白室がほぼ充満される
時間が経過後(#52、#54)、スクリュコンベヤ6
が停止される(#56)。続いて搬送量が小である第2
モードで運転が再開始され(#64)、ステップ#50
で定められた初期精白基準値:Tob と比較し(#
60、#62)、検出値がTobを上回った時、精白室
が玄米で完全に満たされたとしてスクリュコンベヤを停
止させる(#64)。この状態で第2タイマーで設定さ
れた時間だけ精白室で精白が行われる(#66、#68
)。前述した第1モードは連続運転であり、第2モード
は間欠運転であるようにスクリュコンベヤを制御するこ
とが好ましいが、これに代えて、第1モードを高速運転
とし、第2モードを低速運転とすることも可能である。 さらに、第1モードの運転時間もタイマーで設定するの
ではなく、トルクセンサによる精白室の内部負荷をモニ
タしながら所定の負荷値、つまり検出トルクが得られる
まで運転するように制御することも可能である。この初
期精白処理では、開度調整軸29に対する付勢力は高く
調整されていることから、未精白の玄米が放出されるこ
とがない。この期間に精白された白米は、つぎの主精白
処理においてスクリュコンベヤによる玄米の供給が再開
され、供給された玄米による精白室への押し込み圧力に
より開度調整軸29つまり開度規制部材15が下方に降
下し、開度規制部材15と白米放出口形成部材19との
間に放出口が形成されることにより、この放出口から白
米が放出される。次に、第9図から第13図を用いて主
精白処理を説明する;まず、精白度選択手段200によ
って選択された精白度がチェックされ(#100)、精
白度”1”の場合#110から#160のステップに基
づいて、精白度”2”の場合#210から#260のス
テップに基づいて、精白度”3”の場合#310から#
360のステップに基づいて、同様に精白度”16”の
場合#410から#460のステップに基づいて、16
の精白度に応じてそれぞれの精白処理が行われる。例え
ば、精白度”1”が選択されていた場合、昇降手段35
のモータ37を駆動させてばね33のバイアスを変化さ
せ、開度調整軸29に与えられる付勢力を精白度”1”
に適したP1 に設定する(#110)。この精白度に
対応した付勢力P1 からP16はテーブル106に格
納され必要に応じて読み込まれる。つぎに、スクリュコ
ンベヤ6が第3モードで運転開始され(#120)、新
たに玄米を精白室に供給し始める。この第3モードの運
転は、いわゆるスクリュコンベヤ6の定常連続運転であ
り、通常スクリュコンベヤ6のモータ8の仕様等はこの
運転時の負荷等に基づいて決定される。これより開始さ
れる精白工程において、トルクセンサ25によって検出
されたトルク値が精白度”1”のためのトルク範囲、つ
まり下限値:T1aと上限値:T1bと比較される(#
130)。これは、精白された白米の精白度と精白時の
精白室の内部負荷、つまりこの実施例では検出トルク値
とが相関関係をもっており、検出トルク値を正確にコン
トロールすることによって玄米を希望する精白度をもっ
て精白することができるからである。この下限値と上限
値も精白度に応じたものがテーブル106に格納され必
要に応じて読み出される。検出トルク値:Tが下限値:
T1aより小さい場合昇降手段35を制御して開度調整
軸の付勢力をインクリメントし(#140)、検出トル
ク値:Tが上限値:T1bより大きい場合昇降手段35
を制御して開度調整軸の付勢力をディクリメントし(#
150)、検出トルク値:Tが下限値:T1aと上限値
:T1bの間に入っている場合開度調整軸の付勢力をそ
のままとする。つまり、精白室の内部負荷が大きくなり
、精白ロール11に作用する負荷トルクが大きくなると
トルクセンサによる検出トルク値:Tが上限値:T1b
より大きくなる。この場合、制御手段36からの制御信
号により、昇降手段35が駆動し、昇降部材32が下降
される。この結果、ばね33による開度調整軸29の上
昇付勢力が低下して、開度調整軸つまり開度規制部材1
5が下降し、白米放出口形成部材19との間に形成され
ている放出口の流通断面積が大きくなる。したがって、
精白室の内部負荷が減少する。逆に、精白室の内部負荷
が小さくなった場合、同様な手順を経て、放出口の流通
断面積が小さくなり、精白室の内部負荷が増加する。こ
のように、トルクセンサのトルク検出値を一定に保つこ
とにより、正確な精白度、つまりここでは選択された精
白モードにあった白米が得られる。このような主精白処
理中において、検出トルク値:Tがトルク検出割り込み
処理のところで述べたしきい値:S、この実施例では2
秒前に算出されたしきい値:Sを下回った場合、ホッパ
ー7に入れられた玄米がすべて精白室に供給され、供給
される玄米が無くなったと判断して(#160)、この
主精白処理を終了し、次の末期精白処理に移行する。つ
まり、所定時間前に検出されたトルク値の移動平均値を
加工してつくられたしきい値で最新のトルク検出値をチ
ェックして、主精白処理の終了、つまり末期精白処理の
開始のタイミングを決定するのである。ここまで、精白
度”1”での主精白処理を述べたが、他の精白度におけ
る処理も同様に行われる。ただし、精白度”2”では#
210での付勢力がP2 に設定され、#230での検
出トルクの下限値がT2aに上限値がT2b に置き
換えられる。 同様に、精白度”3”では#310での付勢力がP3
に設定され、#330での検出トルクの下限値がT3a
に上限値がT3bに置き換えられる。同様に精白度”1
6”では#410での付勢力がP16設定され、#43
0での検出トルクの下限値がT16a に上限値がT1
6b に置き換えられる。次に、第14図を用いて末期
精白処理を説明する;まず、昇降手段35を制御して開
度調整軸29に対する付勢力を増加し、例えばPmax
に設定すると共に(#500)、スクリュコンベヤ6
を停止する。開度調整軸29に対する付勢力が急に高く
されたため、放出口の流通断面も縮小され白米の放出が
抑制される。この状態で、精白ロール11の回転による
精白処理が第3タイマーで設定された時間だけ続いた後
(#520、#530)、つまり精白室の玄米がほぼ精
白された時間を見計らって、開度調整軸29に対する付
勢力を減少させ、例えばPmin に設定することで(
#540)、開度調整軸29が下降し、結果として放出
口の流通断面が拡大され、精白室内の白米が放出される
。精白室から白米が完全に放出される時間を予め第4タ
イマーに設定しておき、この第4タイマーがタイムアッ
プすると(#520、#530)、回転軸9が、結果と
して送りロール10、精白ロール11が停止され(#5
70)、一連の精白処理が完了する。以上述べた初期精
米処理、主精米処理、末期精米処理と精白室の内部負荷
、つまり検出トルクとの関係を表すグラフが第15図に
示されている。このグラフについて説明すると、X0
の時点では精米機は無負荷運転であり、X1 の時点で
Pmax の付勢力が開度調整軸29に与えられ、スク
リュコンベヤ6による玄米の供給が開始される。次第に
検出トルク値が上昇し、X2 の時点で精白室が精白可
能な内部負荷の状態つまり、検出トルク値がToaに達
し、初期精白が開始される。X3の時点で検出トルク値
が選択された精白度に対応して決定されたTobに達す
ると、所定の時間スクリュコンベヤ6を停止し、玄米の
供給をストップし、かつ白米の放出もストップした状態
での初期精白が続行する。精白処理が進むにつれ、玄米
から糠がとれ、次第に検出トルク値も減少していく。X
4 の時点で主精白が開始され選択された精白モードに
対応した付勢力が開度調整軸29に与えられると共にス
クリュコンベヤ6を運転を再開する。玄米が精白室に供
給されることによりトルク値は上昇し、放出口から白米
を放出しながら、かつ選択された精白度に対応した基準
トルクT1aとT1bの間に入るように開度調整軸29
に対する付勢力をコントロールしながら精白処理が行わ
れる。精白すべき玄米が無くなると、精白室に玄米が供
給されなくなるので、検出トルク値が減少し始め、所定
時間前に検出されたトルク値の移動平均値からもとめた
しきい値:Sを下回った時点、つまりX5 の時点で、
開度調整軸29に対する付勢力をPmax に上げて、
放出口からの白米の放出を抑制した状態で末期の精白を
行う。そして精白室内の玄米が精白された時間を見計ら
って、つまりX6の時点で開度調整軸29に対する付勢
力をPmin に下げて精白室から白米を放出し、X7
の時点で精白処理が完了する。 (別実施例)前述した実施例では精白室の内部負荷を検
出するために精白ロールの回転軸に設けられたトルクセ
ンサが用いられているが、これに代えて精白ロール用モ
ータ28の電流値を検出し、これにより精白室の内部負
荷を監視するように構成することも可能である。また、
主精白処理の終了、つまり末期精白処理の開始のタイミ
ングを決定するために所定時間前に求められたしきい値
と最新のトルク検出値を比較する代わりに、所定時間前
に求められたしきい値と最新の移動平均値を比較するよ
うにして、突発的に生じる検出値による誤動作を回避す
ることもできる。
を参照しながら説明する。第1図において、1は本体ケ
ーシングで、上部ケーシング2、精白筒部3、中間ケー
シング4および下部軸受ケーシング5を上部から下部に
向かって順次嵌合接続し、それらの軸芯が一致するよう
に構成されている。上部ケーシング2の上部側壁に形成
された開口に玄米を供給するスクリュコンベヤ6が接続
されている。7はその玄米投入用のホッパー、8はスク
リュコンベヤ用駆動モータである。9は上部ケーシング
2と精白筒部3および中間ケーシング4の上部にわたっ
てその中心に立設された回転軸であり、これは中空軸と
して形成されている。この回転軸9の上部ケーシング2
領域に送りロール10が、精白筒部3領域に精白ロール
11が装着されている。これら送りロール10と精白ロ
ール11は結合ピン12にてお互いに結合され、かつ精
白ロール11が下端近傍位置においてキー13にて回転
軸9に周方向に係合されている。また、精白ロール11
の下端部には円筒凹部14が形成され、開度規制部材1
5の上部に延出された嵌合筒部16が上下摺動自在に嵌
合されている。開度規制部材15の外周面は上下方向に
適当な幅を有する円筒面に形成されている。また、嵌合
筒部16は上端が 尖突状となるようにその内周面が
下方に向かってテーパ状に形成され、かつ回転軸9の外
周面との間に空間が形成され、精白ロール11の下端部
の円筒凹部14の周面に付着した糠を掻き落とすととも
に、円筒凹部14の底面と嵌合筒部16の上端との間に
糠を噛み込むことがないように構成されている。精白筒
部3内には、精白ロール11の外周に対して適当間隔あ
けて網17が配設され、また精白筒部3の側壁下部には
精白時に発生した糠の排出口18が開口されている。さ
らに、精白筒部3の下端と中間ケーシング4の上端との
間には白米放出口形成部材19が配置されている。この
白米放出口形成部材19の内周はナイフエッジに形成さ
れ、開度規制部材15の上下方向に適当な幅を有する外
周面に接当している。中間ケーシング4の側壁の上端に
は白米排出口20が形成され、ここにシュート21が取
り付けられている。また、回転軸9には白米出口形成部
材19から落下した白米を受けてシュート21に案内す
るための受板22が突設されている。中間ケーシング4
の中間部には上下一対の軸受24にて回転自在に支持さ
れた中間軸23が配設され、回転軸9の下端部と嵌合固
定されている。中間ケーシング4内の下部にはトルクセ
ンサ25が配置され、その一端から突出した上側軸部2
5aが中間軸23に軸方向にのみ摺動自在に嵌合されて
いる。下部軸受ケーシング5内には上下一対の軸受26
にて回転自在に支持された駆動軸27が配置され、その
上端部はトルクセンサ25の他端から突出した下側軸部
25bと軸芯方向にのみ摺動自在に嵌合されている。さ
らに駆動軸27の下端部に駆動プーリ28aが固定され
ている。この駆動プーリ28aは詳しく図示されていな
いモータ28にて駆動ベルト28bを介して回転駆動さ
れる。中空の回転軸9内には開度調整軸29が挿入され
、その下端部と開度規制部材15が中空の回転軸9に形
成された長穴31を貫通する連結部材30で連結されて
いる。開度調整軸29の上端部は、昇降部材32上にば
ね33を介して支持された係合部材34の上面に相対回
転自在に係合している。昇降部材32は、第2図では簡
略的に図示されるとともに第2図に詳細に図示されてい
る昇降手段35にて昇降移動可能に構成されている。 昇降手段35は、第2図に示すように、駆動モータ37
にて回転駆動される送りねじ軸38と、これに螺合され
た可動ナット体39と、そのガイドロッド40にて構成
され、可動ナット体39が昇降部材32に連結されてい
る。即ち、この昇降手段35によってばね33のバイア
ス力を調整することができる。以上のように構成された
精米機では、駆動プーリ用モータ28にて駆動軸27お
よびトルクセンサ25を介して回転軸9を回転駆動した
状態で、ホッパー7からスクリュコンベヤ6にて玄米を
上部ケーシング2内に投入すると、玄米は送りロール1
0にて精白筒部3内に押し込まれ、回転する精白ロール
11と網17との間で精白処理される。なお、精白処理
に伴って分離された糠は、回転軸9内に導入された空気
が回転軸9および精白ロール11に突設された通孔(図
示せず)を通り、網17を通って糠の排出孔18に向か
って流れる空気流とともに外部に排出される。精白され
た白米は、精白筒部3の網17と精白ロール11の間の
空間、つまり精白室の内部の圧力によって昇降手段35
によってバイアス調整されたばね33の力に抗して押し
下げられた開度規制部材15の外周と白米出口形成部材
19との間に生じた環状の放出口から逐次払い出され、
その後白米排出口20からシュート21を経て外部に排
出される。ここで、精白室の内部の圧力は、回転軸9に
とっての精白室の内部負荷としてトルクセンサ25によ
って検出される。第3図には、本発明による精米機の制
御ブロック図が示されている。前述したトルクセンサ2
5からの信号を入力し、スクリュコンベヤ6のためのモ
ータ8や昇降装置35のためのモータ37や回転軸9つ
まり送りロール10と精白ロール11のためのモータ2
8への制御信号を出力する制御手段36がこの精米機の
制御の中心的な役割を果たす。制御手段36は、通常の
マイクロコンピュータによる制御方法を採用しており、
CPU100、ROM103、RAM104、テーブル
105と106、入力インターフェース101、出力イ
ンタフェース102等を有すると共に、この精米機にお
いて種々の精白度で精白するためにその希望する精白度
を選択する精白度選択手段200が備えられている。こ
こでは、精白度選択手段200は、精白度を選択するた
めのテンキー型キーボード210と表示ディスプレイ2
20を備えており、この実施例では1から16までの精
白度が設定可能となっており、その値が大きいほどその
精白度が高くなる。テーブル105には、初期精白処理
に適した精白室の内部負荷に対応するトルク値が前記精
白度選択手段200によって選択された選択度に関係づ
けられて記憶されている。しかも、その一連のトルク値
は、この実施例では3組用意されており、精米機の特性
に応じてディップスイッチ105aで選択することが出
来る。つまり、第4図の表からよく理解できるように、
レベル1の組においては、16段階の精白度に対応して
R1 1 からR1 16が格納され、レベル2の組で
はR21 からR2 16、レベル3の組ではR3 1
からR3 16が格納されている。この格納されたト
ルク値のレベルと精白度との関係は第5図のグラフに示
されており、精白度が大きくなるにつれ、トルク値が単
調増加し、レベルの大きい組のものほど大きい値となっ
ている。これによって、精米機の特性のばらつきを十分
に補償することができるトルク値を所望の初期精白処理
を行うための精白室内部負荷値として用いることが可能
となる。つまり、CPU100とテーブル105および
ディップスイッチ105aによって初期精白処理開始手
段が構成されている。テーブル106には、主精白処理
に適した精白室の内部負荷に対応するトルク値の上限値
と下限値が前記精白度選択手段200によって選択され
た選択度に関係づけられて記憶されている。この一連の
トルク値も複数組用意することも可能であり、その場合
精米機の特性に応じてディップスイッチ106aで適切
な組を選択することが出来る。CPU100は、トルク
センサ25から送られてくるトルク検出信号や精白度選
択手段200によって選択された精白処理モードに基づ
いて、ROM103内に格納されている制御アルゴリズ
ムにそって演算処理し、必要に応じてテーブル106か
ら読み出したトルク値を参照して、スクリュコンベヤ6
のためのモータ8、昇降装置35のためのモータ37や
回転軸9のためのモータ28へ制御信号を出力し、精白
処理を制御する。本発明による精米機の精白処理の制御
の流れについては、以下に第6図から第14図に示され
たフローチャートを用いて説明する。第6図に示されて
いるのは、この精米機のメインルーチンを示すフローチ
ャートであり、まず、操作員が希望する精白度つまり精
白処理モードを選択し(#0)、スタートボタンを押す
ことにより精白処理が開始すると、昇降手段35を駆動
してばね33のバイアスを調整して開度調整軸29にP
min の付勢力を設定する(#2)。モータ28を駆
動し、精白ロール11と送りロール10を回転させ(#
4)、この状態でのトルクセンサの検出値つまり無負荷
トルク値:To を取り込み、RAM104の所定のア
ドレスに格納しておく(#6)。このトルクセンサ25
による検出は、実際は、後で説明するトルク検出割り込
み処理にて適当な時間間隔で繰り返して行われ、その検
出値は適当な演算処理の後RAM104の所定のアドレ
スに格納されているので、制御ルーチンにおいてはそこ
からトルク検出値を取り込めば良い。つぎに、開度調整
軸29の付勢力をPmin より高い値であるPmax
に設定する(#8)。これより、実質的な精白処理に
入るが、これは後で詳説する初期精白処理(#10)、
主精白処理(#12)、末期精白処理(#14)に分け
られている。前述したトルク検出割り込み処理は、第7
図に示すように、まずトルクセンサ25からトルク検出
値:Tを取り込んで所定のRAM104のアドレスに格
納する(#1100)。このトルク検出値は、例えばこ
の実施例では8個格納され、先に入れられたものから順
に新しく取り込まれた値に書き換えられる。このことに
よりあとのステップにおいて8個の最新のトルク検出値
を用いた演算が可能となる。このトルク検出値から移動
平均法を用いて平均トルク値:Tm を算出し(#12
00)、この平均トルク値: Tm から#4で取り込
んだ無負荷トルク値:To を減じて係数:Kを乗算し
てあとで詳しく述べられる主精白処理終了のためのしき
い値:Sを算出する(#1300)。係数:Kは0<K
<1の範囲から適切に選択される。このしきい値:Sは
所定のRAM104のアドレスに格納される(#140
0)が、その際、その格納場所は200個用意されてお
り、最新の200個の基準値が格納されることになる。 この割り込み処理を例えば10msのサイクルで動作さ
せた場合丁度2秒前までの算定されたしきい値:Sが格
納されることになる。もちろん、格納場所を大きく取っ
たり、動作サイクルを変更したりすることによって任意
の時間前までのしきい値:Sを格納することが可能であ
る。次に、第8図を用いて初期精白処理を説明する;ま
ず、テーブル105からステップ#0で選択された精白
度に対応するトルク値:Rmnが読み込まれ(#50)
、これが初期精白基準値:Tobとなる。ついで、スク
リュコンベヤ6が搬送量が大である第1モードで運転開
始され(#51)、ホッパー7から玄米が精白筒部3の
内部空間、つまり精白室に投入される。第1タイマーで
設定された、供給された玄米で精白室がほぼ充満される
時間が経過後(#52、#54)、スクリュコンベヤ6
が停止される(#56)。続いて搬送量が小である第2
モードで運転が再開始され(#64)、ステップ#50
で定められた初期精白基準値:Tob と比較し(#
60、#62)、検出値がTobを上回った時、精白室
が玄米で完全に満たされたとしてスクリュコンベヤを停
止させる(#64)。この状態で第2タイマーで設定さ
れた時間だけ精白室で精白が行われる(#66、#68
)。前述した第1モードは連続運転であり、第2モード
は間欠運転であるようにスクリュコンベヤを制御するこ
とが好ましいが、これに代えて、第1モードを高速運転
とし、第2モードを低速運転とすることも可能である。 さらに、第1モードの運転時間もタイマーで設定するの
ではなく、トルクセンサによる精白室の内部負荷をモニ
タしながら所定の負荷値、つまり検出トルクが得られる
まで運転するように制御することも可能である。この初
期精白処理では、開度調整軸29に対する付勢力は高く
調整されていることから、未精白の玄米が放出されるこ
とがない。この期間に精白された白米は、つぎの主精白
処理においてスクリュコンベヤによる玄米の供給が再開
され、供給された玄米による精白室への押し込み圧力に
より開度調整軸29つまり開度規制部材15が下方に降
下し、開度規制部材15と白米放出口形成部材19との
間に放出口が形成されることにより、この放出口から白
米が放出される。次に、第9図から第13図を用いて主
精白処理を説明する;まず、精白度選択手段200によ
って選択された精白度がチェックされ(#100)、精
白度”1”の場合#110から#160のステップに基
づいて、精白度”2”の場合#210から#260のス
テップに基づいて、精白度”3”の場合#310から#
360のステップに基づいて、同様に精白度”16”の
場合#410から#460のステップに基づいて、16
の精白度に応じてそれぞれの精白処理が行われる。例え
ば、精白度”1”が選択されていた場合、昇降手段35
のモータ37を駆動させてばね33のバイアスを変化さ
せ、開度調整軸29に与えられる付勢力を精白度”1”
に適したP1 に設定する(#110)。この精白度に
対応した付勢力P1 からP16はテーブル106に格
納され必要に応じて読み込まれる。つぎに、スクリュコ
ンベヤ6が第3モードで運転開始され(#120)、新
たに玄米を精白室に供給し始める。この第3モードの運
転は、いわゆるスクリュコンベヤ6の定常連続運転であ
り、通常スクリュコンベヤ6のモータ8の仕様等はこの
運転時の負荷等に基づいて決定される。これより開始さ
れる精白工程において、トルクセンサ25によって検出
されたトルク値が精白度”1”のためのトルク範囲、つ
まり下限値:T1aと上限値:T1bと比較される(#
130)。これは、精白された白米の精白度と精白時の
精白室の内部負荷、つまりこの実施例では検出トルク値
とが相関関係をもっており、検出トルク値を正確にコン
トロールすることによって玄米を希望する精白度をもっ
て精白することができるからである。この下限値と上限
値も精白度に応じたものがテーブル106に格納され必
要に応じて読み出される。検出トルク値:Tが下限値:
T1aより小さい場合昇降手段35を制御して開度調整
軸の付勢力をインクリメントし(#140)、検出トル
ク値:Tが上限値:T1bより大きい場合昇降手段35
を制御して開度調整軸の付勢力をディクリメントし(#
150)、検出トルク値:Tが下限値:T1aと上限値
:T1bの間に入っている場合開度調整軸の付勢力をそ
のままとする。つまり、精白室の内部負荷が大きくなり
、精白ロール11に作用する負荷トルクが大きくなると
トルクセンサによる検出トルク値:Tが上限値:T1b
より大きくなる。この場合、制御手段36からの制御信
号により、昇降手段35が駆動し、昇降部材32が下降
される。この結果、ばね33による開度調整軸29の上
昇付勢力が低下して、開度調整軸つまり開度規制部材1
5が下降し、白米放出口形成部材19との間に形成され
ている放出口の流通断面積が大きくなる。したがって、
精白室の内部負荷が減少する。逆に、精白室の内部負荷
が小さくなった場合、同様な手順を経て、放出口の流通
断面積が小さくなり、精白室の内部負荷が増加する。こ
のように、トルクセンサのトルク検出値を一定に保つこ
とにより、正確な精白度、つまりここでは選択された精
白モードにあった白米が得られる。このような主精白処
理中において、検出トルク値:Tがトルク検出割り込み
処理のところで述べたしきい値:S、この実施例では2
秒前に算出されたしきい値:Sを下回った場合、ホッパ
ー7に入れられた玄米がすべて精白室に供給され、供給
される玄米が無くなったと判断して(#160)、この
主精白処理を終了し、次の末期精白処理に移行する。つ
まり、所定時間前に検出されたトルク値の移動平均値を
加工してつくられたしきい値で最新のトルク検出値をチ
ェックして、主精白処理の終了、つまり末期精白処理の
開始のタイミングを決定するのである。ここまで、精白
度”1”での主精白処理を述べたが、他の精白度におけ
る処理も同様に行われる。ただし、精白度”2”では#
210での付勢力がP2 に設定され、#230での検
出トルクの下限値がT2aに上限値がT2b に置き
換えられる。 同様に、精白度”3”では#310での付勢力がP3
に設定され、#330での検出トルクの下限値がT3a
に上限値がT3bに置き換えられる。同様に精白度”1
6”では#410での付勢力がP16設定され、#43
0での検出トルクの下限値がT16a に上限値がT1
6b に置き換えられる。次に、第14図を用いて末期
精白処理を説明する;まず、昇降手段35を制御して開
度調整軸29に対する付勢力を増加し、例えばPmax
に設定すると共に(#500)、スクリュコンベヤ6
を停止する。開度調整軸29に対する付勢力が急に高く
されたため、放出口の流通断面も縮小され白米の放出が
抑制される。この状態で、精白ロール11の回転による
精白処理が第3タイマーで設定された時間だけ続いた後
(#520、#530)、つまり精白室の玄米がほぼ精
白された時間を見計らって、開度調整軸29に対する付
勢力を減少させ、例えばPmin に設定することで(
#540)、開度調整軸29が下降し、結果として放出
口の流通断面が拡大され、精白室内の白米が放出される
。精白室から白米が完全に放出される時間を予め第4タ
イマーに設定しておき、この第4タイマーがタイムアッ
プすると(#520、#530)、回転軸9が、結果と
して送りロール10、精白ロール11が停止され(#5
70)、一連の精白処理が完了する。以上述べた初期精
米処理、主精米処理、末期精米処理と精白室の内部負荷
、つまり検出トルクとの関係を表すグラフが第15図に
示されている。このグラフについて説明すると、X0
の時点では精米機は無負荷運転であり、X1 の時点で
Pmax の付勢力が開度調整軸29に与えられ、スク
リュコンベヤ6による玄米の供給が開始される。次第に
検出トルク値が上昇し、X2 の時点で精白室が精白可
能な内部負荷の状態つまり、検出トルク値がToaに達
し、初期精白が開始される。X3の時点で検出トルク値
が選択された精白度に対応して決定されたTobに達す
ると、所定の時間スクリュコンベヤ6を停止し、玄米の
供給をストップし、かつ白米の放出もストップした状態
での初期精白が続行する。精白処理が進むにつれ、玄米
から糠がとれ、次第に検出トルク値も減少していく。X
4 の時点で主精白が開始され選択された精白モードに
対応した付勢力が開度調整軸29に与えられると共にス
クリュコンベヤ6を運転を再開する。玄米が精白室に供
給されることによりトルク値は上昇し、放出口から白米
を放出しながら、かつ選択された精白度に対応した基準
トルクT1aとT1bの間に入るように開度調整軸29
に対する付勢力をコントロールしながら精白処理が行わ
れる。精白すべき玄米が無くなると、精白室に玄米が供
給されなくなるので、検出トルク値が減少し始め、所定
時間前に検出されたトルク値の移動平均値からもとめた
しきい値:Sを下回った時点、つまりX5 の時点で、
開度調整軸29に対する付勢力をPmax に上げて、
放出口からの白米の放出を抑制した状態で末期の精白を
行う。そして精白室内の玄米が精白された時間を見計ら
って、つまりX6の時点で開度調整軸29に対する付勢
力をPmin に下げて精白室から白米を放出し、X7
の時点で精白処理が完了する。 (別実施例)前述した実施例では精白室の内部負荷を検
出するために精白ロールの回転軸に設けられたトルクセ
ンサが用いられているが、これに代えて精白ロール用モ
ータ28の電流値を検出し、これにより精白室の内部負
荷を監視するように構成することも可能である。また、
主精白処理の終了、つまり末期精白処理の開始のタイミ
ングを決定するために所定時間前に求められたしきい値
と最新のトルク検出値を比較する代わりに、所定時間前
に求められたしきい値と最新の移動平均値を比較するよ
うにして、突発的に生じる検出値による誤動作を回避す
ることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】精米機の全体構成を示す縦断面図
【図2】開度
規制部材の付勢力変更手段を示す側面図
規制部材の付勢力変更手段を示す側面図
【図3】制御ブ
ロック図
ロック図
【図4】初期精白処理のためのトルク値を格納するテー
ブルを表した模式図
ブルを表した模式図
【図5】各レベルにおける初期精白処理のためのトルク
値の変化を表す簡略されたグラフ
値の変化を表す簡略されたグラフ
【図6】制御の流れを示すフローチャート
【図7】制御
の流れを示すフローチャート
の流れを示すフローチャート
【図8】制御の流れを示す
フローチャート
フローチャート
【図9】制御の流れを示すフローチャー
ト
ト
【図10】制御の流れを示すフローチャート
【図11
】制御の流れを示すフローチャート
】制御の流れを示すフローチャート
【図12】制御の流
れを示すフローチャート
れを示すフローチャート
【図13】制御の流れを示すフ
ローチャート
ローチャート
【図14】制御の流れを示すフローチャー
ト
ト
【図15】精白処理過程とトルクセンサによる検出値
の関係を示すグラフ
の関係を示すグラフ
Claims (4)
- 【請求項1】 以下の構成からなる精米機;a)玄米
を精白して白米にする精白ロールを備えた精白室、 b)前記精白室に玄米を供給する玄米供給手段、c)前
記精白室の白米流出領域に設けられた白米放出口調整手
段、 d)前記精白室の内部負荷を検出する内部負荷検出手段
、 e)前記白米流出調整手段を前記内部負荷検出手段によ
る検出値に応じて制御する制御手段、 f)所望の精白度を設定する精白度設定手段、g)前記
制御手段に備えられた、前記精白度設定手段によって設
定された精白度に対応して初期精白処理開始のための内
部負荷値を決定する初期精白処理開始決定手段。 - 【請求項2】 初期精白処理終了決定手段がさらに備
えられ、この初期精白処理終了決定手段は初期精白処理
の開始から所定時間経過後初期精白処理を終了させる請
求項1に記載の精米機。 - 【請求項3】 初期精白処理終了決定手段がさらに備
えられ、この初期精白処理終了決定手段は前記内部負荷
値が所定の値まで低下した際に初期精白処理を終了させ
る請求項1に記載の精米機。 - 【請求項4】 前記内部負荷検出手段は前記精白ロー
ルの回転軸のトルクを検出するトルクセンサによって構
成されている請求項1〜請求項3のいずれかに記載の精
米機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3106991A JP2667303B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 精米機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3106991A JP2667303B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 精米機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04334555A true JPH04334555A (ja) | 1992-11-20 |
| JP2667303B2 JP2667303B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=14447709
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3106991A Expired - Lifetime JP2667303B2 (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | 精米機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2667303B2 (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6287254A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-21 | 株式会社 山本製作所 | 自動精米方法 |
| JPH0342048A (ja) * | 1989-07-11 | 1991-02-22 | Kubota Corp | 精米機 |
-
1991
- 1991-05-13 JP JP3106991A patent/JP2667303B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6287254A (ja) * | 1985-10-11 | 1987-04-21 | 株式会社 山本製作所 | 自動精米方法 |
| JPH0342048A (ja) * | 1989-07-11 | 1991-02-22 | Kubota Corp | 精米機 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2667303B2 (ja) | 1997-10-27 |
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