JPH04334648A - アンチスキッドブレーキ制御装置用モジュレータ - Google Patents
アンチスキッドブレーキ制御装置用モジュレータInfo
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- JPH04334648A JPH04334648A JP3107668A JP10766891A JPH04334648A JP H04334648 A JPH04334648 A JP H04334648A JP 3107668 A JP3107668 A JP 3107668A JP 10766891 A JP10766891 A JP 10766891A JP H04334648 A JPH04334648 A JP H04334648A
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Landscapes
- Regulating Braking Force (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両におけるアンチス
キッドブレーキ制御時にブレーキ液圧を調整するための
アンチスキッドブレーキ制御装置用モジュレータに関す
るものである。
キッドブレーキ制御時にブレーキ液圧を調整するための
アンチスキッドブレーキ制御装置用モジュレータに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車に搭載されるアンチスキ
ッドブレーキ制御装置は、図3に示されているように、
マスタシリンダ1と車輪2のブレーキシリンダ3とを連
通する供給通路4に、流路切換弁5およびこの流路切換
弁5よりも上流側に位置して流量調整弁6が設けられて
いる。これらの流路切換弁5および流量調整弁6は、他
の車輪のブレーキシリンダへの供給通路にも同様に設け
られる。
ッドブレーキ制御装置は、図3に示されているように、
マスタシリンダ1と車輪2のブレーキシリンダ3とを連
通する供給通路4に、流路切換弁5およびこの流路切換
弁5よりも上流側に位置して流量調整弁6が設けられて
いる。これらの流路切換弁5および流量調整弁6は、他
の車輪のブレーキシリンダへの供給通路にも同様に設け
られる。
【0003】通常のサービスブレーキ作動時には、流量
調整弁6の上流側と流路切換弁5の下流側との間に圧力
差がほとんど生じないので、流量調整弁6は図示状態に
保持される。この状態では、マスタシリンダ1からのブ
レーキ液は主として第1通路7を介してブレーキシリン
ダ3に供給されるので、ブレーキ液が第2通路8のオリ
フィス9によって流量を制限されることはない。したが
って、ブレーキシリンダ3内のブレーキ液圧はブレーキ
ペダルの踏込みに応じて速やかに上昇する。
調整弁6の上流側と流路切換弁5の下流側との間に圧力
差がほとんど生じないので、流量調整弁6は図示状態に
保持される。この状態では、マスタシリンダ1からのブ
レーキ液は主として第1通路7を介してブレーキシリン
ダ3に供給されるので、ブレーキ液が第2通路8のオリ
フィス9によって流量を制限されることはない。したが
って、ブレーキシリンダ3内のブレーキ液圧はブレーキ
ペダルの踏込みに応じて速やかに上昇する。
【0004】ブレーキ作動中に、電子制御装置(不図示
)は、車輪2がスキッド状態であると判断すると、流路
切換弁5を切り換える。これにより、ブレーキシリンダ
3のブレーキ液が減圧通路10を通ってサンプ装置11
に排出され、ブレーキシリンダ3内の液圧が減少する。 このため、流量調整弁6の上流側の供給通路と流路切換
弁5の下流側の供給通路との間に圧力差が生じる。 この圧力差が所定値を超えると、その圧力差により流量
調整弁6の第1通路7が閉じられる。したがって、流量
調整弁6はオリフィス9を有する第2通路8のみによっ
て連通するようになる。
)は、車輪2がスキッド状態であると判断すると、流路
切換弁5を切り換える。これにより、ブレーキシリンダ
3のブレーキ液が減圧通路10を通ってサンプ装置11
に排出され、ブレーキシリンダ3内の液圧が減少する。 このため、流量調整弁6の上流側の供給通路と流路切換
弁5の下流側の供給通路との間に圧力差が生じる。 この圧力差が所定値を超えると、その圧力差により流量
調整弁6の第1通路7が閉じられる。したがって、流量
調整弁6はオリフィス9を有する第2通路8のみによっ
て連通するようになる。
【0005】一方、車輪2がスキッド状態にあると判断
されたことにより、電子制御装置はポンプ12を駆動す
る。したがって、ポンプ12はサンプ装置11内のブレ
ーキ液をボリューム室13およびにマスタシリンダ1へ
送る。
されたことにより、電子制御装置はポンプ12を駆動す
る。したがって、ポンプ12はサンプ装置11内のブレ
ーキ液をボリューム室13およびにマスタシリンダ1へ
送る。
【0006】この状態で、電子制御装置は、車輪2のス
キッド状態が解消したと判断すると、流路切換弁5を切
り換えるので、ブレーキシリンダ3とマスタシリンダ1
とが第2通路8を介して連通する。このため、マスタシ
リンダ1のブレーキ液およびポンプ12から還流された
ブレーキ液が、流量調整弁6の第2通路8を通ってブレ
ーキシリンダ3へ供給される。その場合、第2通路8の
オリフィス9によってブレーキ液の流量が制限されるの
で、ブレーキシリンダ3の液圧がゆるやかに上昇する。
キッド状態が解消したと判断すると、流路切換弁5を切
り換えるので、ブレーキシリンダ3とマスタシリンダ1
とが第2通路8を介して連通する。このため、マスタシ
リンダ1のブレーキ液およびポンプ12から還流された
ブレーキ液が、流量調整弁6の第2通路8を通ってブレ
ーキシリンダ3へ供給される。その場合、第2通路8の
オリフィス9によってブレーキ液の流量が制限されるの
で、ブレーキシリンダ3の液圧がゆるやかに上昇する。
【0007】そして、流路切換弁5、流量調整弁6、サ
ンプ装置11、ポンプ12およびボリューム室13によ
り、アンチスキッドブレーキ制御装置におけるモジュレ
ータ14が構成される。このように電子制御装置がモジ
ュレータ14内の流路切換弁5、流量調整弁6およびポ
ンプ12を制御することにより、車輪2のアンチスキッ
ドブレーキ制御が行われる。
ンプ装置11、ポンプ12およびボリューム室13によ
り、アンチスキッドブレーキ制御装置におけるモジュレ
ータ14が構成される。このように電子制御装置がモジ
ュレータ14内の流路切換弁5、流量調整弁6およびポ
ンプ12を制御することにより、車輪2のアンチスキッ
ドブレーキ制御が行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このようなモジュレータにおいては、流量調整弁6の上
流側の供給通路と流路切換弁5の下流側の供給通路との
間の所定の圧力差によって切り換えられるため、仮にア
ンチスキッドブレーキ制御時以外の通常のサービスブレ
ーキ作動時に前記圧力差が所定値を超えたときにも、流
量調整弁6における開閉弁15が第1通路7を閉じてし
まうことが考えられる。第1通路7が閉じると、急激な
ブレーキ作動を必要とした場合、逆に制動力がオリフィ
ス9によって緩慢となってしまう。
このようなモジュレータにおいては、流量調整弁6の上
流側の供給通路と流路切換弁5の下流側の供給通路との
間の所定の圧力差によって切り換えられるため、仮にア
ンチスキッドブレーキ制御時以外の通常のサービスブレ
ーキ作動時に前記圧力差が所定値を超えたときにも、流
量調整弁6における開閉弁15が第1通路7を閉じてし
まうことが考えられる。第1通路7が閉じると、急激な
ブレーキ作動を必要とした場合、逆に制動力がオリフィ
ス9によって緩慢となってしまう。
【0009】そこで、本出願人は、先にアンチスキッド
ブレーキ制御時にのみ作動するポンプ12の吐出圧とブ
レーキシリンダ3のブレーキ圧との差で開閉弁15を切
換作動するようにして、アンチスキッドブレーキ制御時
のみ第1通路7を閉じるようにした小型のアンチスキッ
ドブレーキ制御装置のモジュレータを開発し、特許出願
している(特願平2ー234134号)。
ブレーキ制御時にのみ作動するポンプ12の吐出圧とブ
レーキシリンダ3のブレーキ圧との差で開閉弁15を切
換作動するようにして、アンチスキッドブレーキ制御時
のみ第1通路7を閉じるようにした小型のアンチスキッ
ドブレーキ制御装置のモジュレータを開発し、特許出願
している(特願平2ー234134号)。
【0010】図2に示すように、このモジュレータ14
においては、アンチスキッドブレーキ制御時に、流路切
換弁5が切り換えられることにより、ブレーキシリンダ
3内のブレーキ液が減圧通路10を通ってサンプ装置1
1内に流動し、ブレーキシリンダ3が減圧される。そし
て、流量調整弁6のバルブスプール6dの下端に作用す
るポンプ吐出圧とバルブスプール6dの上端に作用する
ブレーキシリンダ圧との圧力差が所定値を超えると、バ
ルブスプール6dは上方へ移動する。この結果、ランド
5sとランド6nとにより構成される開閉弁15が閉じ
て通路孔5qと通路溝22との直接の連通を遮断する。 したがって、マスタシリンダ1のブレーキ液はオリフィ
ス9のある第2通路を通って流路切換弁5の方へ流れる
ようになる。その結果、ブレーキシリンダ3の再増圧時
に流路切換弁5が元の通常位置に切り換えられると、ブ
レーキ液はオリフィス9により流量が絞られてブレーキ
シリンダ3へ流動し、ブレーキシリンダ3はゆっくりと
再増圧される。こうして、アンチスキッドブレーキ制御
が行われる。
においては、アンチスキッドブレーキ制御時に、流路切
換弁5が切り換えられることにより、ブレーキシリンダ
3内のブレーキ液が減圧通路10を通ってサンプ装置1
1内に流動し、ブレーキシリンダ3が減圧される。そし
て、流量調整弁6のバルブスプール6dの下端に作用す
るポンプ吐出圧とバルブスプール6dの上端に作用する
ブレーキシリンダ圧との圧力差が所定値を超えると、バ
ルブスプール6dは上方へ移動する。この結果、ランド
5sとランド6nとにより構成される開閉弁15が閉じ
て通路孔5qと通路溝22との直接の連通を遮断する。 したがって、マスタシリンダ1のブレーキ液はオリフィ
ス9のある第2通路を通って流路切換弁5の方へ流れる
ようになる。その結果、ブレーキシリンダ3の再増圧時
に流路切換弁5が元の通常位置に切り換えられると、ブ
レーキ液はオリフィス9により流量が絞られてブレーキ
シリンダ3へ流動し、ブレーキシリンダ3はゆっくりと
再増圧される。こうして、アンチスキッドブレーキ制御
が行われる。
【0011】このように、この出願の発明のモジュレー
タ14によれば、アンチスキッドブレーキ制御時にのみ
、流量調整弁6における開閉弁15が第1通路7を閉じ
るようになり、通常のサービスブレーキ作動時には開閉
弁15が第1通路7を閉じるようなことはない。したが
って、通常のサービスブレーキ時において急激なブレー
キ作動を必要とした場合、開閉弁15が閉じられること
により、ブレーキシリンダ3のブレーキ圧上昇がオリフ
ィス9によって緩慢になることが防止される。ところで
、アンチスキッドブレーキ制御用モジュレータに用いら
れている流路切換弁は、一般に電磁弁で構成されている
。その場合、通常は例えば前述の出願のモジュレータ1
4のように、電磁弁の本体5pに流路切換弁5のハウジ
ング5aの先端がかしめ5qにより結合されている場合
が多い。したがって、ハウジング5aの材料としては、
かしめ性の良好な比較的軟らかい材料で形成する必要が
ある。一方、ハウジング5aの下部には、流量調整弁6
のバルブスプール6dが摺動可能に嵌挿されている。こ
のバルブスプール6dは摺動するために比較的硬い耐摩
耗性の良好な材料で形成されている。このため、バルブ
スプール6dが嵌挿されて摺動するハウジング5aも同
様にバルブスプール6dの材料に合った比較的硬い耐摩
耗性の良好な材料で形成される必要がある。
タ14によれば、アンチスキッドブレーキ制御時にのみ
、流量調整弁6における開閉弁15が第1通路7を閉じ
るようになり、通常のサービスブレーキ作動時には開閉
弁15が第1通路7を閉じるようなことはない。したが
って、通常のサービスブレーキ時において急激なブレー
キ作動を必要とした場合、開閉弁15が閉じられること
により、ブレーキシリンダ3のブレーキ圧上昇がオリフ
ィス9によって緩慢になることが防止される。ところで
、アンチスキッドブレーキ制御用モジュレータに用いら
れている流路切換弁は、一般に電磁弁で構成されている
。その場合、通常は例えば前述の出願のモジュレータ1
4のように、電磁弁の本体5pに流路切換弁5のハウジ
ング5aの先端がかしめ5qにより結合されている場合
が多い。したがって、ハウジング5aの材料としては、
かしめ性の良好な比較的軟らかい材料で形成する必要が
ある。一方、ハウジング5aの下部には、流量調整弁6
のバルブスプール6dが摺動可能に嵌挿されている。こ
のバルブスプール6dは摺動するために比較的硬い耐摩
耗性の良好な材料で形成されている。このため、バルブ
スプール6dが嵌挿されて摺動するハウジング5aも同
様にバルブスプール6dの材料に合った比較的硬い耐摩
耗性の良好な材料で形成される必要がある。
【0012】このように、流路切換弁5および流量調整
弁6のハウジング5aは、一方では比較的軟らかいかし
め性の良好な材料で形成しなければならないのに対して
、他方では比較的硬い耐摩耗性の良好な材料で形成しな
ければならない。このようにハウジング5aの材料に必
要な相反する性質を同時に満足させることは難しく、従
来は、ハウジング5aをかしめ性の良好な材料で形成し
、バルブスプール6dとの摺動部に熱処理等の表面処理
加工を施すことによりその摺動部の耐摩耗性を向上させ
ていた。
弁6のハウジング5aは、一方では比較的軟らかいかし
め性の良好な材料で形成しなければならないのに対して
、他方では比較的硬い耐摩耗性の良好な材料で形成しな
ければならない。このようにハウジング5aの材料に必
要な相反する性質を同時に満足させることは難しく、従
来は、ハウジング5aをかしめ性の良好な材料で形成し
、バルブスプール6dとの摺動部に熱処理等の表面処理
加工を施すことによりその摺動部の耐摩耗性を向上させ
ていた。
【0013】しかしながら、このような表面処理加工で
はハウジング5aの摺動部の耐摩耗性を均一にかつ十分
に口授させることは難しく、このため流量調整弁6の耐
久性が必ずしも十分であるとは言えない。また、表面処
理を行うことにより加工工数が多く、多大の手間がかか
って製造コストが高いという問題がある。
はハウジング5aの摺動部の耐摩耗性を均一にかつ十分
に口授させることは難しく、このため流量調整弁6の耐
久性が必ずしも十分であるとは言えない。また、表面処
理を行うことにより加工工数が多く、多大の手間がかか
って製造コストが高いという問題がある。
【0014】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、流量調整弁の耐久性を向
上することができるとともに、安価に流量調整弁を形成
することのできるアンチスキッドブレーキ制御装置用モ
ジュレータを提供することである。
たものであって、その目的は、流量調整弁の耐久性を向
上することができるとともに、安価に流量調整弁を形成
することのできるアンチスキッドブレーキ制御装置用モ
ジュレータを提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに、請求項1の発明は、マスタシリンダとブレーキシ
リンダとを連通する供給通路に設けられ、制動時車輪の
スキッド状態により作動して前記ブレーキシリンダに供
給されたブレーキ液をサンプ装置に逃がす流路切換弁と
、アンチスキッドブレーキ制御時に作動して前記サンプ
装置に貯留されたブレーキ液を前記マスタシリンダへ圧
送還流させるポンプと、前記流路切換弁よりも上流側の
供給通路に配設され、前記流路切換弁へのブレーキ液の
流れを制限しない第1通路および前記流路切換弁へのブ
レーキ液の流れをオリフィスによって制限する第2通路
を有する流量調整弁とを少なくとも備えたアンチスキッ
ドブレーキ制御装置用モジュレータにおいて、前記流路
切換弁が弁本体にかしめ結合される流路切換弁用ハウジ
ングを有するとともに、前記流量調整弁がこの流路切換
弁用ハウジングに連結され、内部に穿設された孔内にバ
ルブスプールを摺動可能に収容する流量調整弁用ハウジ
ングを有し、更に前記流路切換弁用ハウジングがかしめ
性の良好な材料で形成されているとともに、前記流量調
整弁用ハウジングが耐摩耗性の良好な材料で形成されて
いることを特徴としている。
めに、請求項1の発明は、マスタシリンダとブレーキシ
リンダとを連通する供給通路に設けられ、制動時車輪の
スキッド状態により作動して前記ブレーキシリンダに供
給されたブレーキ液をサンプ装置に逃がす流路切換弁と
、アンチスキッドブレーキ制御時に作動して前記サンプ
装置に貯留されたブレーキ液を前記マスタシリンダへ圧
送還流させるポンプと、前記流路切換弁よりも上流側の
供給通路に配設され、前記流路切換弁へのブレーキ液の
流れを制限しない第1通路および前記流路切換弁へのブ
レーキ液の流れをオリフィスによって制限する第2通路
を有する流量調整弁とを少なくとも備えたアンチスキッ
ドブレーキ制御装置用モジュレータにおいて、前記流路
切換弁が弁本体にかしめ結合される流路切換弁用ハウジ
ングを有するとともに、前記流量調整弁がこの流路切換
弁用ハウジングに連結され、内部に穿設された孔内にバ
ルブスプールを摺動可能に収容する流量調整弁用ハウジ
ングを有し、更に前記流路切換弁用ハウジングがかしめ
性の良好な材料で形成されているとともに、前記流量調
整弁用ハウジングが耐摩耗性の良好な材料で形成されて
いることを特徴としている。
【0016】また請求項2の発明は、前記流量調整弁用
ハウジングが、前記流路切換弁用ハウジングに摺動可能
に嵌合連結されており、また前記バルブスプールの一端
に前記ブレーキシリンダのブレーキ液圧が前記第1通路
を開く方向に作用し、前記バルブスプールの他端に前記
ポンプ吐出圧が前記第1通路を閉じる方向に作用するよ
うに設定されていて、前記流量調整弁用ハウジングが前
記流路切換弁用ハウジングに対して非作動位置から摺動
したとき、前記バルブスプールの他端に作用する前記ポ
ンプ吐出圧を上昇させることを特徴としている。
ハウジングが、前記流路切換弁用ハウジングに摺動可能
に嵌合連結されており、また前記バルブスプールの一端
に前記ブレーキシリンダのブレーキ液圧が前記第1通路
を開く方向に作用し、前記バルブスプールの他端に前記
ポンプ吐出圧が前記第1通路を閉じる方向に作用するよ
うに設定されていて、前記流量調整弁用ハウジングが前
記流路切換弁用ハウジングに対して非作動位置から摺動
したとき、前記バルブスプールの他端に作用する前記ポ
ンプ吐出圧を上昇させることを特徴としている。
【0017】
【作用】このような構成をした本発明のアンチスキッド
ブレーキ制御装置用モジュレータにおいては、流路切換
弁用ハウジングと流量調整弁用ハウジングとが別体に形
成されて、流量調整弁用ハウジングが流路切換弁用ハウ
ジングに連結される。そして、流路切換弁用ハウジング
がかしめ性の良好な材料で形成されているので、流路切
換弁用ハウジングは弁本体に容易にかつ確実にかしめ結
合することができるようになる。
ブレーキ制御装置用モジュレータにおいては、流路切換
弁用ハウジングと流量調整弁用ハウジングとが別体に形
成されて、流量調整弁用ハウジングが流路切換弁用ハウ
ジングに連結される。そして、流路切換弁用ハウジング
がかしめ性の良好な材料で形成されているので、流路切
換弁用ハウジングは弁本体に容易にかつ確実にかしめ結
合することができるようになる。
【0018】また、流量調整弁用ハウジングが耐摩耗性
の良好な材料で形成されているので、バルブスプールの
摺動による摩耗が低減されるようになる。したがって、
流量調整弁の耐久性が向上する。
の良好な材料で形成されているので、バルブスプールの
摺動による摩耗が低減されるようになる。したがって、
流量調整弁の耐久性が向上する。
【0019】更に請求項2の発明では、流量調整弁用ハ
ウジングが流路切換弁用ハウジングに対して相対摺動し
たときには、バルブスプールに第1通路を閉じる方向に
作用するポンプ吐出圧が高められる。したがって、アン
チスキッドブレーキ制御時に、バルブスプールの両端の
圧力差は、比較的早くバルブスプールが相対摺動を開始
する所定値になる。この結果、バルブスプールが迅速に
移動して第1通路を閉じるので、流量調整弁はアンチス
キッドブレーキ制御時の応答性が向上する。
ウジングが流路切換弁用ハウジングに対して相対摺動し
たときには、バルブスプールに第1通路を閉じる方向に
作用するポンプ吐出圧が高められる。したがって、アン
チスキッドブレーキ制御時に、バルブスプールの両端の
圧力差は、比較的早くバルブスプールが相対摺動を開始
する所定値になる。この結果、バルブスプールが迅速に
移動して第1通路を閉じるので、流量調整弁はアンチス
キッドブレーキ制御時の応答性が向上する。
【0020】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明によるアンチスキッドブレーキ制御装
置用モジュレータの一実施例を部分的に断面をとって示
すとともに、アンチスキッドブレーキ制御装置の油圧回
路を概略的にかつ部分的に示す図である。なお、前述の
従来例と同じ構成要素には同じ符号を付すことにより、
その説明は省略する。
る。図1は本発明によるアンチスキッドブレーキ制御装
置用モジュレータの一実施例を部分的に断面をとって示
すとともに、アンチスキッドブレーキ制御装置の油圧回
路を概略的にかつ部分的に示す図である。なお、前述の
従来例と同じ構成要素には同じ符号を付すことにより、
その説明は省略する。
【0021】図1に示すように、この実施例のアンチス
キッドブレーキ制御装置用モジュレータ14の流路切換
弁5は電磁弁で構成されているとともに、この電磁弁の
本体5pに流路切換弁用ハウジング5aの先端がかしめ
5qにより一体的に結合されている。このハウジング5
aは従来からあるかしめ性の良好な金属材料から形成さ
れており、したがってハウジング5aは弁本体5pに容
易にかつ確実にかしめ結合されている。
キッドブレーキ制御装置用モジュレータ14の流路切換
弁5は電磁弁で構成されているとともに、この電磁弁の
本体5pに流路切換弁用ハウジング5aの先端がかしめ
5qにより一体的に結合されている。このハウジング5
aは従来からあるかしめ性の良好な金属材料から形成さ
れており、したがってハウジング5aは弁本体5pに容
易にかつ確実にかしめ結合されている。
【0022】このハウジング5a内に一対の弁座部材5
b,5cがスペーサ5dを挟んで設けられ、これら弁座
部材5b,5c間で球弁5eがスペーサ5dの中心孔内
に配設されている。弁座部材5b,5c間の空間はメッ
シュのフィルタ16を介してブレーキシリンダ3に接続
されている。また、上方の弁座部材5cの中心孔は、弁
作動子5gの外周面に軸方向に形成された適宜数の円弧
状の通路溝5iおよび減圧通路10を介してサンプ装置
11に接続されているとともに、下方の弁座部材5bの
中心孔はハウジング5aに穿設された中心通路孔5jを
通って後述するようにマスタシリンダ1に接続されてい
る。球弁5eは、弁座部材5bの中心孔に嵌挿された弁
作動子5fと弁座部材5cの中心孔に嵌挿された弁作動
子5gとにより作動される。
b,5cがスペーサ5dを挟んで設けられ、これら弁座
部材5b,5c間で球弁5eがスペーサ5dの中心孔内
に配設されている。弁座部材5b,5c間の空間はメッ
シュのフィルタ16を介してブレーキシリンダ3に接続
されている。また、上方の弁座部材5cの中心孔は、弁
作動子5gの外周面に軸方向に形成された適宜数の円弧
状の通路溝5iおよび減圧通路10を介してサンプ装置
11に接続されているとともに、下方の弁座部材5bの
中心孔はハウジング5aに穿設された中心通路孔5jを
通って後述するようにマスタシリンダ1に接続されてい
る。球弁5eは、弁座部材5bの中心孔に嵌挿された弁
作動子5fと弁座部材5cの中心孔に嵌挿された弁作動
子5gとにより作動される。
【0023】そして、通常のサービスブレーキ時にはば
ね17により弁作動子5fが上方に付勢されるので、球
弁5eは弁座部材5bから離座するとともに、弁座部材
5cに着座している。したがって、ブレーキシリンダ3
は弁作動子5fの外周面に軸方向に形成された適宜数の
円弧状の溝5h、中心通路孔5jを通ってマスタシリン
ダ1に連通するとともに、サンプ装置11と遮断してい
る。アンチスキッド制御時にソレノイドが励磁されると
、弁作動子5gが下降するので、球弁5eは弁座部材5
cから離座するとともに、弁座部材5bに着座する。 したがって、ブレーキシリンダ3はマスタシリンダ1と
遮断し、通路溝5iおよび減圧通路10を通ってサンプ
装置11と連通する。
ね17により弁作動子5fが上方に付勢されるので、球
弁5eは弁座部材5bから離座するとともに、弁座部材
5cに着座している。したがって、ブレーキシリンダ3
は弁作動子5fの外周面に軸方向に形成された適宜数の
円弧状の溝5h、中心通路孔5jを通ってマスタシリン
ダ1に連通するとともに、サンプ装置11と遮断してい
る。アンチスキッド制御時にソレノイドが励磁されると
、弁作動子5gが下降するので、球弁5eは弁座部材5
cから離座するとともに、弁座部材5bに着座する。 したがって、ブレーキシリンダ3はマスタシリンダ1と
遮断し、通路溝5iおよび減圧通路10を通ってサンプ
装置11と連通する。
【0024】流路切換弁5のハウジング5aの下部には
、下方に開口するシリンダ孔5kが中心通路孔5jと同
軸上に穿設されており、このシリンダ孔5kは隔壁5m
によって中心通路孔5jと遮断されている。シリンダ孔
5kには、流量調整弁6のハウジング6aがシール部材
6bによって液密にかつ摺動自在に嵌合されている。 この流量調整弁用ハウジング6aはモジュレータ14の
本体14aの孔にも液密にかつ摺動自在に嵌合されてい
る。その場合、流量調整弁用ハウジング6aが流路切換
弁用ハウジング5aに嵌合されることにより、両ハウジ
ング6a,5aの同心性が確保されるので、モジュレー
タ14の本体14aの孔に容易に嵌挿することができる
ようになる。
、下方に開口するシリンダ孔5kが中心通路孔5jと同
軸上に穿設されており、このシリンダ孔5kは隔壁5m
によって中心通路孔5jと遮断されている。シリンダ孔
5kには、流量調整弁6のハウジング6aがシール部材
6bによって液密にかつ摺動自在に嵌合されている。 この流量調整弁用ハウジング6aはモジュレータ14の
本体14aの孔にも液密にかつ摺動自在に嵌合されてい
る。その場合、流量調整弁用ハウジング6aが流路切換
弁用ハウジング5aに嵌合されることにより、両ハウジ
ング6a,5aの同心性が確保されるので、モジュレー
タ14の本体14aの孔に容易に嵌挿することができる
ようになる。
【0025】ハウジング6aは、後述するようにバルブ
スプール6dが摺動自在に嵌挿されるので、従来からあ
る耐摩耗性の良好な金属材料から形成されている。した
がって、バルブスプール6dの摺動によるハウジング6
aの摩耗が低減され、流量調整弁6は耐久性が向上する
ものとなる。しかも、ハウジング6aは耐摩耗性が良好
であるので、従来のような耐摩耗性向上のための熱処理
等の表面処理が不要となる。
スプール6dが摺動自在に嵌挿されるので、従来からあ
る耐摩耗性の良好な金属材料から形成されている。した
がって、バルブスプール6dの摺動によるハウジング6
aの摩耗が低減され、流量調整弁6は耐久性が向上する
ものとなる。しかも、ハウジング6aは耐摩耗性が良好
であるので、従来のような耐摩耗性向上のための熱処理
等の表面処理が不要となる。
【0026】ハウジング6aの中心孔6cにはバルブス
プール6dが摺動自在に嵌挿されている。ハウジング5
aの隔壁5mとハウジング6aの上端およびバルブスプ
ール6dの上端との間には、室18が形成され、この室
18はハウジング5aに穿設された通路孔5nを通って
ブレーキシリンダ3に常時接続されている。したがって
、ハウジング6aの上端およびバルブスプール6dの上
端にはブレーキシリンダ3のブレーキ圧が作用するよう
になっている。これに対して、モジュレータ本体14a
とハウジング6aの下端およびバルブスプール6dの下
端との間には、室19が形成され、この室19はポンプ
12の吐出側に常時接続されているとともに、Oリング
6pによりマスタシリンダ1との直接の連通が遮断され
ている。したがって、ハウジング6aの下端およびバル
ブスプール6dの下端はポンプ12のポンプ吐出圧が作
用するようになっている。また、室19内でハウジング
6aの下端とモジュレータ本体14aとの間にはばね2
0が縮設されており、このばね20によりハウジング6
aは常時上方へ付勢され、通常時にはハウジング6aの
上端が隔壁5mに当接されている。
プール6dが摺動自在に嵌挿されている。ハウジング5
aの隔壁5mとハウジング6aの上端およびバルブスプ
ール6dの上端との間には、室18が形成され、この室
18はハウジング5aに穿設された通路孔5nを通って
ブレーキシリンダ3に常時接続されている。したがって
、ハウジング6aの上端およびバルブスプール6dの上
端にはブレーキシリンダ3のブレーキ圧が作用するよう
になっている。これに対して、モジュレータ本体14a
とハウジング6aの下端およびバルブスプール6dの下
端との間には、室19が形成され、この室19はポンプ
12の吐出側に常時接続されているとともに、Oリング
6pによりマスタシリンダ1との直接の連通が遮断され
ている。したがって、ハウジング6aの下端およびバル
ブスプール6dの下端はポンプ12のポンプ吐出圧が作
用するようになっている。また、室19内でハウジング
6aの下端とモジュレータ本体14aとの間にはばね2
0が縮設されており、このばね20によりハウジング6
aは常時上方へ付勢され、通常時にはハウジング6aの
上端が隔壁5mに当接されている。
【0027】ハウジング6aの下部の中心孔6c内周面
には弁座6eが形成されており、またバルブスプール6
dの下部外周面にはこの弁座6eに当接可能な弁部6f
が形成されている。そして、隔壁5mとバルブスプール
6d上端との間に縮設されたばね21の付勢力によりバ
ルブスプール6dが常時下方に付勢され、通常時には弁
部6fが弁座6eに当接されている。
には弁座6eが形成されており、またバルブスプール6
dの下部外周面にはこの弁座6eに当接可能な弁部6f
が形成されている。そして、隔壁5mとバルブスプール
6d上端との間に縮設されたばね21の付勢力によりバ
ルブスプール6dが常時下方に付勢され、通常時には弁
部6fが弁座6eに当接されている。
【0028】更にバルブスプール6dの中心には下方に
開口する孔6gが穿設されており、この孔6gにはオリ
フィス9が配設されている。オリフィス9は、異なる位
置にオリフィス孔を有するプレートをそれらのオリフィ
ス孔が重ならないようにして適宜枚数(図示では8枚)
所定間隔を置いて重ね合わせ、孔6gを塞ぐプラグ6h
によって軸方向に固定した多層オリフィスとされている
。
開口する孔6gが穿設されており、この孔6gにはオリ
フィス9が配設されている。オリフィス9は、異なる位
置にオリフィス孔を有するプレートをそれらのオリフィ
ス孔が重ならないようにして適宜枚数(図示では8枚)
所定間隔を置いて重ね合わせ、孔6gを塞ぐプラグ6h
によって軸方向に固定した多層オリフィスとされている
。
【0029】更に、ハウジング6aの中心孔6cの内周
面とバルブスプール6dの外周面との間に通路溝22が
形成されているとともに、両ハウジング5a,6aの外
周面とモジュレータ14の本体14aの孔の内周面14
bとの間に通路溝23が形成されている。更に、ハウジ
ング5aには通路溝23と中心通路孔5jとを連通する
通路孔5oが穿設されており、またハウジング6aには
通路溝22と通路溝23とを連通する通路孔6qが穿設
されている。
面とバルブスプール6dの外周面との間に通路溝22が
形成されているとともに、両ハウジング5a,6aの外
周面とモジュレータ14の本体14aの孔の内周面14
bとの間に通路溝23が形成されている。更に、ハウジ
ング5aには通路溝23と中心通路孔5jとを連通する
通路孔5oが穿設されており、またハウジング6aには
通路溝22と通路溝23とを連通する通路孔6qが穿設
されている。
【0030】更にハウジング6aには通路溝22とマス
タシリンダ1とを連通する通路孔6rが穿設されている
とともに、ハウジング6aの中心孔6c内周面に形成さ
れた凹部6iとマスタシリンダ1とを連通する通路孔6
sが穿設されている。またバルブスプール6dおよびプ
ラグ6hには、それぞれ凹部6iとオリフィス9の上流
側とを連通する通路孔6jおよび通路孔6kが穿設され
ている。更にバルブスプール6dにはオリフィス9下流
側と通路溝22との間を連通する通路孔6mが穿設され
ている。
タシリンダ1とを連通する通路孔6rが穿設されている
とともに、ハウジング6aの中心孔6c内周面に形成さ
れた凹部6iとマスタシリンダ1とを連通する通路孔6
sが穿設されている。またバルブスプール6dおよびプ
ラグ6hには、それぞれ凹部6iとオリフィス9の上流
側とを連通する通路孔6jおよび通路孔6kが穿設され
ている。更にバルブスプール6dにはオリフィス9下流
側と通路溝22との間を連通する通路孔6mが穿設され
ている。
【0031】そして、マスタシリンダ1は、これに接続
される通路孔6r、通路溝22、通路孔6q、通路溝2
3、通路孔5oおよび中心通路孔5jを通ってオリフィ
ス9をバイパスして流路切換弁5に連通するようになっ
ており、これらの通路孔および通路溝により第1通路(
図3に示す第1通路7に相当)が構成されている。
される通路孔6r、通路溝22、通路孔6q、通路溝2
3、通路孔5oおよび中心通路孔5jを通ってオリフィ
ス9をバイパスして流路切換弁5に連通するようになっ
ており、これらの通路孔および通路溝により第1通路(
図3に示す第1通路7に相当)が構成されている。
【0032】また、マスタシリンダ1は、通路孔6s、
凹部6i、通路孔6j、通路孔6k、オリフィス9、通
路孔6m、通路孔6q、通路溝23、通路孔5oおよび
中心通路孔5jを通って流路切換弁5に連通するように
なっており、これらの通路孔、凹部および通路溝により
第2通路(図3に示す第2通路8に相当)が構成されて
いる。
凹部6i、通路孔6j、通路孔6k、オリフィス9、通
路孔6m、通路孔6q、通路溝23、通路孔5oおよび
中心通路孔5jを通って流路切換弁5に連通するように
なっており、これらの通路孔、凹部および通路溝により
第2通路(図3に示す第2通路8に相当)が構成されて
いる。
【0033】通常時には、バルブスプール6dがばね2
1により付勢されて図示の最下位置にあって、弁部6f
が弁座6eに着座する。このときには、通路孔6rと通
路溝22とが連通するので、第1通路が開通する。また
、アンチスキッドブレーキ制御時にポンプ12の吐出圧
とブレーキシリンダ圧との所定値以上の圧力差によりバ
ルブスプール6dが上方へ移動すると、通路孔6rと通
路溝22との連通が遮断して第1通路が閉じ、オリフィ
ス9のある第2通路8のみが開通する。
1により付勢されて図示の最下位置にあって、弁部6f
が弁座6eに着座する。このときには、通路孔6rと通
路溝22とが連通するので、第1通路が開通する。また
、アンチスキッドブレーキ制御時にポンプ12の吐出圧
とブレーキシリンダ圧との所定値以上の圧力差によりバ
ルブスプール6dが上方へ移動すると、通路孔6rと通
路溝22との連通が遮断して第1通路が閉じ、オリフィ
ス9のある第2通路8のみが開通する。
【0034】なお、図1において、26は室19のブレ
ーキ液がポンプ12へ流れるのを阻止する逆止弁である
。したがって、室19とこの室19に連通する逆止弁2
6間の通路は密閉状態になっている。
ーキ液がポンプ12へ流れるのを阻止する逆止弁である
。したがって、室19とこの室19に連通する逆止弁2
6間の通路は密閉状態になっている。
【0035】このように構成された本実施例のモジュレ
ータ14においては、通常のサービスブレーキ時には第
1通路7が連通しているので、マスタシリンダ1からの
ブレーキ液が主に第1通路7を通って流量を制限される
ことなく、流路切換弁5へ流れ、更にブレーキシリンダ
3へ流れる。したがって、ブレーキが迅速に作動する。 ところで、この通常のサービスブレーキ作動時には、ブ
レーキシリンダ3へ送られるブレーキ液は通路孔5nを
通って室18にも導入されるようになる。したがって、
ハウジング6aの上端およびバルブスプール6dの上端
には、ブレーキシリンダ圧が作用するが、このブレーキ
シリンダ圧がばね20の付勢力に打ち勝つほどの大きさ
になると、ハウジング6aおよびバルブスプール6dが
ばね20の付勢力に抗して下動し、密閉状態になってい
る室19の圧力が上昇する。
ータ14においては、通常のサービスブレーキ時には第
1通路7が連通しているので、マスタシリンダ1からの
ブレーキ液が主に第1通路7を通って流量を制限される
ことなく、流路切換弁5へ流れ、更にブレーキシリンダ
3へ流れる。したがって、ブレーキが迅速に作動する。 ところで、この通常のサービスブレーキ作動時には、ブ
レーキシリンダ3へ送られるブレーキ液は通路孔5nを
通って室18にも導入されるようになる。したがって、
ハウジング6aの上端およびバルブスプール6dの上端
には、ブレーキシリンダ圧が作用するが、このブレーキ
シリンダ圧がばね20の付勢力に打ち勝つほどの大きさ
になると、ハウジング6aおよびバルブスプール6dが
ばね20の付勢力に抗して下動し、密閉状態になってい
る室19の圧力が上昇する。
【0036】車輪2がスキッド状態になると、アンチス
キッドブレーキ制御が行われる。すなわち、流路切換弁
5の球弁5eが弁座部材5c側の弁座から離座するとと
もに弁座部材5b側の弁座に着座して流路切換弁5が切
り換えられ、ブレーキシリンダ3内のブレーキ液が通路
溝5iおよび減圧通路10を通ってサンプ装置11に排
出される。これにより、ブレーキシリンダ3が減圧され
る。またアンチスキッドブレーキ制御開始によりポンプ
12が駆動され、サンプ装置11のブレーキ液が室19
に導入される。したがって、ハウジング6aの下端およ
びバルブスプール6dの下端には、ポンプ吐出圧が作用
するようになる。
キッドブレーキ制御が行われる。すなわち、流路切換弁
5の球弁5eが弁座部材5c側の弁座から離座するとと
もに弁座部材5b側の弁座に着座して流路切換弁5が切
り換えられ、ブレーキシリンダ3内のブレーキ液が通路
溝5iおよび減圧通路10を通ってサンプ装置11に排
出される。これにより、ブレーキシリンダ3が減圧され
る。またアンチスキッドブレーキ制御開始によりポンプ
12が駆動され、サンプ装置11のブレーキ液が室19
に導入される。したがって、ハウジング6aの下端およ
びバルブスプール6dの下端には、ポンプ吐出圧が作用
するようになる。
【0037】ブレーキシリンダ3が減圧されることによ
り室18も減圧され、室19のポンプ吐出圧と室18の
ブレーキシリンダ圧との圧力差が所定値以上となると、
ハウジング6aおよびバルブスプール6dが上動して、
ハウジング6aが隔壁5mに当接するとともに、バルブ
スプール6dがハウジング6aに対して相対的に上動す
る。このため、通路孔6rと通路溝22とが遮断するの
で、マスタシリンダ1は第2通路を介してのみ流路切換
弁5と連通するようになる。その場合、ハウジング6a
およびバルブスプール6dの下動により室19の圧力が
高められているので、ブレーキシリンダ3の減圧時、室
19の圧力と室18の圧力との圧力差が比較的早くバル
ブスプール6dの作動する所定値になる。このため、バ
ルブスプール6dが迅速に作動して通路孔6rと通路溝
22とが早期に遮断する。これにより流量調整弁6の応
答性が向上する。また、このとき弁部6fが弁座6eか
ら離座するため、ポンプ12から吐出されるブレーキ液
は室19,凹部6i,通路孔6sを通ってマスタシリン
グ1に還流される。
り室18も減圧され、室19のポンプ吐出圧と室18の
ブレーキシリンダ圧との圧力差が所定値以上となると、
ハウジング6aおよびバルブスプール6dが上動して、
ハウジング6aが隔壁5mに当接するとともに、バルブ
スプール6dがハウジング6aに対して相対的に上動す
る。このため、通路孔6rと通路溝22とが遮断するの
で、マスタシリンダ1は第2通路を介してのみ流路切換
弁5と連通するようになる。その場合、ハウジング6a
およびバルブスプール6dの下動により室19の圧力が
高められているので、ブレーキシリンダ3の減圧時、室
19の圧力と室18の圧力との圧力差が比較的早くバル
ブスプール6dの作動する所定値になる。このため、バ
ルブスプール6dが迅速に作動して通路孔6rと通路溝
22とが早期に遮断する。これにより流量調整弁6の応
答性が向上する。また、このとき弁部6fが弁座6eか
ら離座するため、ポンプ12から吐出されるブレーキ液
は室19,凹部6i,通路孔6sを通ってマスタシリン
グ1に還流される。
【0038】この状態で、車輪2の回転が回復してスキ
ッド状態が解消したと判断されると、流路切換弁5が初
期位置に切り換えられる。このため、ポンプ12から還
流されたブレーキ液を含むマスタシリンダ1からのブレ
ーキ液が、第2通路8および流路切換弁5を通ってブレ
ーキシリンダ3内に再び導入され、ブレーキ圧が再増圧
する。その場合、ブレーキ液がオリフィス9によって流
量を絞られるので、ブレーキ圧はゆっくりと上昇する。 車輪2が再びスキッド状態となると、前述のように流路
切換弁5が再び切り換えられてブレーキシリンダ3が減
圧される。以後、再増圧と減圧とを繰り返すことにより
、アンチスキッドブレーキ制御が行われる。
ッド状態が解消したと判断されると、流路切換弁5が初
期位置に切り換えられる。このため、ポンプ12から還
流されたブレーキ液を含むマスタシリンダ1からのブレ
ーキ液が、第2通路8および流路切換弁5を通ってブレ
ーキシリンダ3内に再び導入され、ブレーキ圧が再増圧
する。その場合、ブレーキ液がオリフィス9によって流
量を絞られるので、ブレーキ圧はゆっくりと上昇する。 車輪2が再びスキッド状態となると、前述のように流路
切換弁5が再び切り換えられてブレーキシリンダ3が減
圧される。以後、再増圧と減圧とを繰り返すことにより
、アンチスキッドブレーキ制御が行われる。
【0039】なお、前述の実施例では流量調整弁用ハウ
ジング6aが流路切換弁用ハウジング5aに摺動可能に
嵌合されるものとしているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、流量調整弁用ハウジング6aを流路切
換弁用ハウジング5aに単に嵌合したりあるいは固定し
たりすることもできる。
ジング6aが流路切換弁用ハウジング5aに摺動可能に
嵌合されるものとしているが、本発明はこれに限定され
るものではなく、流量調整弁用ハウジング6aを流路切
換弁用ハウジング5aに単に嵌合したりあるいは固定し
たりすることもできる。
【0040】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のアンチスキッドブレーキ制御装置用モジュレータによ
れば、流路切換弁用ハウジングがかしめ性の良好な材料
で形成されているので、流路切換弁用ハウジングは弁本
体に容易にかつ確実にかしめ結合することができるとと
もに、流量調整弁用ハウジングが耐摩耗性の良好な材料
で形成されているので、バルブスプールの摺動による摩
耗を低減することができる。したがって、流量調整弁の
耐久性が向上する。
のアンチスキッドブレーキ制御装置用モジュレータによ
れば、流路切換弁用ハウジングがかしめ性の良好な材料
で形成されているので、流路切換弁用ハウジングは弁本
体に容易にかつ確実にかしめ結合することができるとと
もに、流量調整弁用ハウジングが耐摩耗性の良好な材料
で形成されているので、バルブスプールの摺動による摩
耗を低減することができる。したがって、流量調整弁の
耐久性が向上する。
【0041】また流量調整弁用ハウジングの耐摩耗性が
良好であることにより、従来のような熱処理等の表面処
理が不要となる。したがって、流量調整弁の加工性が向
上し、製造コストを低減することができる。
良好であることにより、従来のような熱処理等の表面処
理が不要となる。したがって、流量調整弁の加工性が向
上し、製造コストを低減することができる。
【0042】更に請求項2の発明によれば、流量調整弁
用ハウジングが流路切換弁用ハウジングに対して相対摺
動することにより、バルブスプールに第1通路を閉じる
方向に作用するポンプ吐出圧が高められるので、バルブ
スプールを迅速に移動させることができる。したがって
、アンチスキッドブレーキ制御時の流量調整弁の応答性
が向上する。
用ハウジングが流路切換弁用ハウジングに対して相対摺
動することにより、バルブスプールに第1通路を閉じる
方向に作用するポンプ吐出圧が高められるので、バルブ
スプールを迅速に移動させることができる。したがって
、アンチスキッドブレーキ制御時の流量調整弁の応答性
が向上する。
【図1】本発明によるアンチスキッドブレーキ制御装置
用モジュレータの一実施例が組み込まれたアンチスキッ
ドブレーキ制御装置の概略ブレーキ液圧回路図である。
用モジュレータの一実施例が組み込まれたアンチスキッ
ドブレーキ制御装置の概略ブレーキ液圧回路図である。
【図2】先願にかかるアンチスキッドブレーキ制御装置
用モジュレータを示す図である。
用モジュレータを示す図である。
【図3】従来のアンチスキッド制御回路の一例を示す図
である。
である。
1…マスタシリンダ、3…ブレーキシリンダ、4…供給
通路、5…流路切換弁、5a…流路切換弁用ハウジング
、6…流量調整弁、6a…流量調整弁用ハウジング、6
d…バルブスプール、7…第1通路、8…第2通路、9
…オリフィス、11…サンプ装置、12…ポンプ、14
…モジュレータ、14a…本体、18…ブレーキシリン
ダ圧が導入される室、19…ポンプ吐出圧が導入される
室、20…付勢ばね
通路、5…流路切換弁、5a…流路切換弁用ハウジング
、6…流量調整弁、6a…流量調整弁用ハウジング、6
d…バルブスプール、7…第1通路、8…第2通路、9
…オリフィス、11…サンプ装置、12…ポンプ、14
…モジュレータ、14a…本体、18…ブレーキシリン
ダ圧が導入される室、19…ポンプ吐出圧が導入される
室、20…付勢ばね
Claims (2)
- 【請求項1】マスタシリンダとブレーキシリンダとを連
通する供給通路に設けられ、制動時車輪のスキッド状態
により作動して前記ブレーキシリンダに供給されたブレ
ーキ液をサンプ装置に逃がす流路切換弁と、アンチスキ
ッドブレーキ制御時に作動して前記サンプ装置に貯留さ
れたブレーキ液を前記マスタシリンダへ圧送還流させる
ポンプと、前記流路切換弁よりも上流側の供給通路に配
設され、前記流路切換弁へのブレーキ液の流れを制限し
ない第1通路および前記流路切換弁へのブレーキ液の流
れをオリフィスによって制限する第2通路を有する流量
調整弁とを少なくとも備えたアンチスキッドブレーキ制
御装置用モジュレータにおいて、前記流路切換弁は弁本
体にかしめ結合される流路切換弁用ハウジングを有する
とともに、前記流量調整弁はこの流路切換弁用ハウジン
グに連結され、内部に穿設された孔内にバルブスプール
を摺動可能に収容する流量調整弁用ハウジングを有し、
更に前記流路切換弁用ハウジングはかしめ性の良好な材
料で形成されているとともに、前記流量調整弁用ハウジ
ングは耐摩耗性の良好な材料で形成されていることを特
徴とするアンチスキッドブレーキ制御装置用モジュレー
タ。 - 【請求項2】前記流量調整弁用ハウジングは、前記流路
切換弁用ハウジングに摺動可能に嵌合連結されており、
また前記バルブスプールの一端には前記ブレーキシリン
ダのブレーキ液圧が前記第1通路を開く方向に作用し、
前記バルブスプールの他端には前記ポンプ吐出圧が前記
第1通路を閉じる方向に作用するように設定されていて
、前記流量調整弁用ハウジングが前記流路切換弁用ハウ
ジングに対して非作動位置から摺動したとき、前記バル
ブスプールの他端に作用する前記ポンプ吐出圧を上昇さ
せることを特徴とする請求項1記載のアンチスキッドブ
レーキ制御装置用モジュレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3107668A JPH04334648A (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | アンチスキッドブレーキ制御装置用モジュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3107668A JPH04334648A (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | アンチスキッドブレーキ制御装置用モジュレータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04334648A true JPH04334648A (ja) | 1992-11-20 |
Family
ID=14464981
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3107668A Pending JPH04334648A (ja) | 1991-05-13 | 1991-05-13 | アンチスキッドブレーキ制御装置用モジュレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04334648A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5034927U (ja) * | 1973-07-27 | 1975-04-14 | ||
| JPS62131116U (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-19 | ||
| JPH0412685Y2 (ja) * | 1987-05-19 | 1992-03-26 |
-
1991
- 1991-05-13 JP JP3107668A patent/JPH04334648A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5034927U (ja) * | 1973-07-27 | 1975-04-14 | ||
| JPS62131116U (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-19 | ||
| JPH0412685Y2 (ja) * | 1987-05-19 | 1992-03-26 |
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