JPH04334860A - 質量分析装置用の検出器 - Google Patents
質量分析装置用の検出器Info
- Publication number
- JPH04334860A JPH04334860A JP3106067A JP10606791A JPH04334860A JP H04334860 A JPH04334860 A JP H04334860A JP 3106067 A JP3106067 A JP 3106067A JP 10606791 A JP10606791 A JP 10606791A JP H04334860 A JPH04334860 A JP H04334860A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- detector
- main body
- cell
- permanent magnet
- wiring system
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Other Investigation Or Analysis Of Materials By Electrical Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、質量分析装置用の検
出器に関し、より詳しくは、永久磁石または電磁石を使
用したフーリェ変換方式の質量分析装置に使用される改
良された検出器に関する。
出器に関し、より詳しくは、永久磁石または電磁石を使
用したフーリェ変換方式の質量分析装置に使用される改
良された検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、質量数が広範囲に亘る有機成分
等の試料の測定を行うフーリェ変換方式の質量分析装置
は、高磁場を必要とする。このような質量分析装置には
、イオンサイクロトロン共鳴生起用に超電導磁石がしば
しば用いられる。この超電導磁石は、最近においては、
高磁場を利用する常温空間を大口径にするのも容易であ
り、このような超電導磁石の磁場内に挿入される検出器
は、充分な空間的余裕があるので、寸法的な制約はさほ
ど問題にはならない。一方、測定対象を気体分析に限定
すれば、対象試料の分子量は低く、共鳴磁場も必ずしも
高磁場である必要はないので、質量分析装置に使用され
る磁石として、永久磁石が用いられる。
等の試料の測定を行うフーリェ変換方式の質量分析装置
は、高磁場を必要とする。このような質量分析装置には
、イオンサイクロトロン共鳴生起用に超電導磁石がしば
しば用いられる。この超電導磁石は、最近においては、
高磁場を利用する常温空間を大口径にするのも容易であ
り、このような超電導磁石の磁場内に挿入される検出器
は、充分な空間的余裕があるので、寸法的な制約はさほ
ど問題にはならない。一方、測定対象を気体分析に限定
すれば、対象試料の分子量は低く、共鳴磁場も必ずしも
高磁場である必要はないので、質量分析装置に使用され
る磁石として、永久磁石が用いられる。
【0003】永久磁石の場合は、超電導磁石による従来
例に比べ、液体ヘリウムの補給は必要ではなく、磁場維
持の電力も不要であるから、質量分析装置の運転、保守
は、はるかに簡便になる。また、当然のことながら、永
久磁石を使用すると、超電導磁石使用の場合とは異なり
、フーリェ変換方式の質量分析装置はその全体構成が簡
潔になり、小型・可搬型に該装置を製作することができ
る。このような気体分析を対象とするフーリェ変換方式
の質量分析装置は、プロセス分析、固体・半導体試料の
吸蔵気体分析、発生気体分析、呼・吸気分析などの医用
分析等の広い分野に特長ある応用が期待される。
例に比べ、液体ヘリウムの補給は必要ではなく、磁場維
持の電力も不要であるから、質量分析装置の運転、保守
は、はるかに簡便になる。また、当然のことながら、永
久磁石を使用すると、超電導磁石使用の場合とは異なり
、フーリェ変換方式の質量分析装置はその全体構成が簡
潔になり、小型・可搬型に該装置を製作することができ
る。このような気体分析を対象とするフーリェ変換方式
の質量分析装置は、プロセス分析、固体・半導体試料の
吸蔵気体分析、発生気体分析、呼・吸気分析などの医用
分析等の広い分野に特長ある応用が期待される。
【0004】ところで、永久磁石においては、その大き
さ、重量、使用素材量は、磁極間隙長のほぼ3乗に比例
するので、磁極間隙はできる限り狭くすることが設計、
製作の要点になる。したがって、測定セルを配置する磁
極間隙に高均一度の磁場分布を得るためには磁極先端径
に比し、磁極間隙を余り広くすることができない。これ
は、検出器を小型にする必要性が生じることを意味する
。しかも、検出器はイオンサイクロトロン共鳴の要請か
らは、超高真空構造であることが不可欠の条件である。 換言すると、検出器は、超高真空構造の条件を満たし、
かつ、小型に仕上げられることが必要である。
さ、重量、使用素材量は、磁極間隙長のほぼ3乗に比例
するので、磁極間隙はできる限り狭くすることが設計、
製作の要点になる。したがって、測定セルを配置する磁
極間隙に高均一度の磁場分布を得るためには磁極先端径
に比し、磁極間隙を余り広くすることができない。これ
は、検出器を小型にする必要性が生じることを意味する
。しかも、検出器はイオンサイクロトロン共鳴の要請か
らは、超高真空構造であることが不可欠の条件である。 換言すると、検出器は、超高真空構造の条件を満たし、
かつ、小型に仕上げられることが必要である。
【0005】このような検出器の従来例を図3を参照し
て説明する。同図に示すように、恒温槽30内に配置さ
れた永久磁石の両磁極31,32間に、検出器50にお
ける長尺管状の検出器本体51が挿入される。この検出
器本体51の先端部には、測定セル33が内蔵されてい
る。測定セル33は、通常、一辺約25mmの立方体に
組立てられる。したがって、この測定セル33、電子衝
撃用フィラメント、各電極およびその配線を内部に収め
る検出器本体51は、厚みが35mm以上である長尺の
直方体で、筒型の構造になる。したがって、検出器本体
51を両磁極31,32間に容易に挿入することができ
るように、永久磁石の磁極31,32の間隙は40mm
程度に設計されている。
て説明する。同図に示すように、恒温槽30内に配置さ
れた永久磁石の両磁極31,32間に、検出器50にお
ける長尺管状の検出器本体51が挿入される。この検出
器本体51の先端部には、測定セル33が内蔵されてい
る。測定セル33は、通常、一辺約25mmの立方体に
組立てられる。したがって、この測定セル33、電子衝
撃用フィラメント、各電極およびその配線を内部に収め
る検出器本体51は、厚みが35mm以上である長尺の
直方体で、筒型の構造になる。したがって、検出器本体
51を両磁極31,32間に容易に挿入することができ
るように、永久磁石の磁極31,32の間隙は40mm
程度に設計されている。
【0006】測定セル33の保守、点検のためには、図
3に示す構造の検出器50では、排気真空室54に接続
される測定セル33に対し、反対側に保守点検用窓(図
示せず。)を設け、これを高真空フランジ(コンフラッ
トフランジ)52aを備えた端板52で封じている。測
定セル33を保守、点検するときには、ゲートバルブ5
3を閉じ、排気真空室54を大気圧に戻した後、この端
板52を外してから、測定セル33を検出器本体51か
ら取出す。検出器本体51の外部において、測定セル3
3に接続された配線の着脱、フィラメントの交換、測定
セル33や電極等の清拭等の作業が行われるようになっ
ている。なお、図3中、55は、油拡散ポンプ、ターボ
分子ポンプ等の超高真空用排気ポンプを含む排気系を示
す。
3に示す構造の検出器50では、排気真空室54に接続
される測定セル33に対し、反対側に保守点検用窓(図
示せず。)を設け、これを高真空フランジ(コンフラッ
トフランジ)52aを備えた端板52で封じている。測
定セル33を保守、点検するときには、ゲートバルブ5
3を閉じ、排気真空室54を大気圧に戻した後、この端
板52を外してから、測定セル33を検出器本体51か
ら取出す。検出器本体51の外部において、測定セル3
3に接続された配線の着脱、フィラメントの交換、測定
セル33や電極等の清拭等の作業が行われるようになっ
ている。なお、図3中、55は、油拡散ポンプ、ターボ
分子ポンプ等の超高真空用排気ポンプを含む排気系を示
す。
【0007】また、図4に示す別の従来例は、測定セル
33につながる配線用貫通端子類等の配線系をすべて、
端板52上に配置した状態を示すものである。図5に示
す更に別の従来例は、測定セル33を外部に取り外すこ
となく、検出器本体51に固定し、測定セル33用の配
線用貫通端子類等の配線系はすべて検出器本体51に配
置している。セルの保守点検のためには、真空容器51
aが取り外しできる構造になっている。高真空排気ポン
プは、横起き可能な型のターボ分子ポンプまたはイオン
ポンプを用い、検出器50と直結し、排気真空室54は
省略されている。
33につながる配線用貫通端子類等の配線系をすべて、
端板52上に配置した状態を示すものである。図5に示
す更に別の従来例は、測定セル33を外部に取り外すこ
となく、検出器本体51に固定し、測定セル33用の配
線用貫通端子類等の配線系はすべて検出器本体51に配
置している。セルの保守点検のためには、真空容器51
aが取り外しできる構造になっている。高真空排気ポン
プは、横起き可能な型のターボ分子ポンプまたはイオン
ポンプを用い、検出器50と直結し、排気真空室54は
省略されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示す検出器50の場合、測定セル33の取出し時には、
狭い排気真空室54内に設けられた高真空貫通端子と測
定セル33用の配線類とを外し、かつ、排気真空室54
内の測定セル支持円筒の取付機構を外すという煩わしい
操作をしなければならない。
示す検出器50の場合、測定セル33の取出し時には、
狭い排気真空室54内に設けられた高真空貫通端子と測
定セル33用の配線類とを外し、かつ、排気真空室54
内の測定セル支持円筒の取付機構を外すという煩わしい
操作をしなければならない。
【0009】しかも、測定セル33への給電配線、共鳴
信号の検出配線は、長い真空室内を通るので相互漏洩や
誘導雑音の防止、浮遊容量やインダクタンスの低減が困
難であり、検出感度向上を図る上での制約となっている
。また、図4に示す従来例では、測定セル33の取出し
は、端板52を外すことにより、配線類とともに取出せ
るので、上述したように、狭い排気真空室54内で、配
線類の着脱を行う煩わしさは消えるが、配線はその分長
くなり検出感度向上の困難は増大する。
信号の検出配線は、長い真空室内を通るので相互漏洩や
誘導雑音の防止、浮遊容量やインダクタンスの低減が困
難であり、検出感度向上を図る上での制約となっている
。また、図4に示す従来例では、測定セル33の取出し
は、端板52を外すことにより、配線類とともに取出せ
るので、上述したように、狭い排気真空室54内で、配
線類の着脱を行う煩わしさは消えるが、配線はその分長
くなり検出感度向上の困難は増大する。
【0010】さらに、支持円筒も長く、片側支持である
から振動等の影響も受け易くなり、測定セル33を磁場
中心に正確に定めるために取付け部の寸法精度を高くし
なければならないという問題がある。さらに図5に示す
従来例においては、真空容器51aを取り外し、測定セ
ルを検出器本体に固定したままで保守点検を容易に行う
ことができるようになり、かつ検出配線類も必要限度ま
で短縮することができる。
から振動等の影響も受け易くなり、測定セル33を磁場
中心に正確に定めるために取付け部の寸法精度を高くし
なければならないという問題がある。さらに図5に示す
従来例においては、真空容器51aを取り外し、測定セ
ルを検出器本体に固定したままで保守点検を容易に行う
ことができるようになり、かつ検出配線類も必要限度ま
で短縮することができる。
【0011】しかし、測定セルの保守点検時には、検出
器/ポンプは、図6に示されるように、マグネットから
大きく離されねばならない。これは、装置の設置所要面
積を装置の床面積以上に大きく必要とすることを意味し
、本装置の目的とするプロセス分析、医用分析等、設置
場所に余裕が乏しい場合には、大きな障害になる。そこ
で、この発明は、上述した従来例の問題点に鑑み、保守
性に優れ、検出感度向上を図ることができ、しかも所要
設置面積も緩和することのできる質量分析装置用の検出
器を提供することを目的とするものである。
器/ポンプは、図6に示されるように、マグネットから
大きく離されねばならない。これは、装置の設置所要面
積を装置の床面積以上に大きく必要とすることを意味し
、本装置の目的とするプロセス分析、医用分析等、設置
場所に余裕が乏しい場合には、大きな障害になる。そこ
で、この発明は、上述した従来例の問題点に鑑み、保守
性に優れ、検出感度向上を図ることができ、しかも所要
設置面積も緩和することのできる質量分析装置用の検出
器を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明は、イオンサイクロトロン共鳴を生起させ
る静磁場の形成に使用される永久磁石を使用するフーリ
ェ変換方式の質量分析装置に用いられる検出器において
、静磁場検出用の測定セルを内蔵すると共に、測定セル
用の配線系を備えた有底で上部が開口した検出器本体と
、この検出器本体の開口部分を覆う蓋体とを有し、前記
検出器本体と蓋体とを前記永久磁石の磁極への挿入方向
に対し、斜面をなすフランジ接続により連結したことを
特徴とする質量分析装置用の検出器である。
に、この発明は、イオンサイクロトロン共鳴を生起させ
る静磁場の形成に使用される永久磁石を使用するフーリ
ェ変換方式の質量分析装置に用いられる検出器において
、静磁場検出用の測定セルを内蔵すると共に、測定セル
用の配線系を備えた有底で上部が開口した検出器本体と
、この検出器本体の開口部分を覆う蓋体とを有し、前記
検出器本体と蓋体とを前記永久磁石の磁極への挿入方向
に対し、斜面をなすフランジ接続により連結したことを
特徴とする質量分析装置用の検出器である。
【0013】
【作用】上記構成の検出器によると、静磁場検出用の測
定セルを内蔵すると共に、測定セル用の配線系を備えた
有底で上部が開口した検出器本体と、この検出器本体を
覆う蓋体とが、イオンサイクロトロン共鳴を生起させる
静磁場生成用の永久磁石の磁極に対する挿入方向と斜面
をなすフランジ接続により、連結されているので、蓋体
を検出器本体から上方に取外すだけで、測定セルや配線
系が露出する。したがって、保守点検を容易に行うこと
ができる。
定セルを内蔵すると共に、測定セル用の配線系を備えた
有底で上部が開口した検出器本体と、この検出器本体を
覆う蓋体とが、イオンサイクロトロン共鳴を生起させる
静磁場生成用の永久磁石の磁極に対する挿入方向と斜面
をなすフランジ接続により、連結されているので、蓋体
を検出器本体から上方に取外すだけで、測定セルや配線
系が露出する。したがって、保守点検を容易に行うこと
ができる。
【0014】また、上記構成により、測定セル近傍に配
線系を集中配置することが可能になるから、各種の配線
の長さを短くすることができ、検出感度の低減要因を除
くことができる。
線系を集中配置することが可能になるから、各種の配線
の長さを短くすることができ、検出感度の低減要因を除
くことができる。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の実施例を詳細に説明する。
なお、図3〜図6に示す質量分析装置用の検出器1にお
いて、図1および図2に示す本発明の実施例とでは、同
一の機能を有するものには、同一の符号を付して示す。 図1および図2に示す質量分析装置用の検出器1は、測
定セル33に対する配線系2を備えた有底で上部が開口
したほぼ直方体状の検出器本体3と、この検出器本体3
の開口部分を施蓋する蓋体4とから構成されている。
いて、図1および図2に示す本発明の実施例とでは、同
一の機能を有するものには、同一の符号を付して示す。 図1および図2に示す質量分析装置用の検出器1は、測
定セル33に対する配線系2を備えた有底で上部が開口
したほぼ直方体状の検出器本体3と、この検出器本体3
の開口部分を施蓋する蓋体4とから構成されている。
【0016】前記検出器本体3と、蓋体4とは、恒温槽
30内の永久磁石の両磁極31,32に対する挿入方向
に対し、斜面を形成する高真空型のフランジ3a,4a
の接合により連結されている。前記フランジ3a,4a
は、長方形(または楕円形とすることも可能)であるた
め、市販の通常規格のメタル・ガスケットの使用は好ま
しくない。施蓋における気密性を確保し、高真空封じを
可能にするには、本実施例では、フランジ締付けにより
容易に常温融着するインジウム・ワイヤをガスケットと
して使用するのが好ましい。
30内の永久磁石の両磁極31,32に対する挿入方向
に対し、斜面を形成する高真空型のフランジ3a,4a
の接合により連結されている。前記フランジ3a,4a
は、長方形(または楕円形とすることも可能)であるた
め、市販の通常規格のメタル・ガスケットの使用は好ま
しくない。施蓋における気密性を確保し、高真空封じを
可能にするには、本実施例では、フランジ締付けにより
容易に常温融着するインジウム・ワイヤをガスケットと
して使用するのが好ましい。
【0017】同様に、フランジ面をそのたわみを利用し
、アルミニウム箔を圧縮することにより気密性を保持す
る所謂アルフォイルフランジ(金持徹編:真空技術ハン
ドブック、第81ペ−ジ)仕上げにすると、40〜10
0μmのアルミニウム箔を用いることにより、軽便に高
真空封じにすることもできる。なお、フーリェ変換方式
の質量分析装置では、測定セル33は、到達真空度10
−6Pa以下の超高真空中に配置することが必要条件で
あるので、超高真空において気体透過をもたらすような
Oリング等をそのままでは用いることは好ましくない。 もっとも、フランジ面上に、Oリングを二重に配置し、
その間隙をロ−タリポンプ等で低真空排気する所謂ダブ
ルOリングの方法を用いることにより、前記超高真空を
達成することができる。
、アルミニウム箔を圧縮することにより気密性を保持す
る所謂アルフォイルフランジ(金持徹編:真空技術ハン
ドブック、第81ペ−ジ)仕上げにすると、40〜10
0μmのアルミニウム箔を用いることにより、軽便に高
真空封じにすることもできる。なお、フーリェ変換方式
の質量分析装置では、測定セル33は、到達真空度10
−6Pa以下の超高真空中に配置することが必要条件で
あるので、超高真空において気体透過をもたらすような
Oリング等をそのままでは用いることは好ましくない。 もっとも、フランジ面上に、Oリングを二重に配置し、
その間隙をロ−タリポンプ等で低真空排気する所謂ダブ
ルOリングの方法を用いることにより、前記超高真空を
達成することができる。
【0018】コンフラットフランジ等市販の規格では、
円形以外のガスケットの入手は困難であり、角形形状の
金属ガスケット溝の加工もまた難しいことを考慮すべき
であるが、前述した方法により、斜面連結フランジも高
真空シ−ルにすることができる。
円形以外のガスケットの入手は困難であり、角形形状の
金属ガスケット溝の加工もまた難しいことを考慮すべき
であるが、前述した方法により、斜面連結フランジも高
真空シ−ルにすることができる。
【0019】前記検出器本体3の内部には、底板3b上
に測定セル33が一定の位置に固定され、かつ、この測
定セル33の近傍には、外部貫通端子,電源端子および
信号ケーブルからなる配線系(図示せず)が各々検出器
本体3の側壁を貫く状態で、かつ、各々測定セル33に
接続された状態で配置されている。前記検出器1は、全
体の高さがほぼ35mm程度の直方体構造で、その一端
にはコンフラットフランジ9が取付けられ、排気真空室
54、または高真空ポンプに直接取付けられる構成とな
っている。
に測定セル33が一定の位置に固定され、かつ、この測
定セル33の近傍には、外部貫通端子,電源端子および
信号ケーブルからなる配線系(図示せず)が各々検出器
本体3の側壁を貫く状態で、かつ、各々測定セル33に
接続された状態で配置されている。前記検出器1は、全
体の高さがほぼ35mm程度の直方体構造で、その一端
にはコンフラットフランジ9が取付けられ、排気真空室
54、または高真空ポンプに直接取付けられる構成とな
っている。
【0020】なお、図1および図2中、10、11は、
フランジ3a,4aを締結するボルト、ナットである。
フランジ3a,4aを締結するボルト、ナットである。
【0021】上述した構成の検出器1において、測定セ
ル33や配線系2の保守点検が必要な場合には、検出器
1を磁極31,32の間隙より引出し、ボルト10を外
し、蓋体4を取り去れば、測定セル等の部分は大きく開
かれるので、保守作業等が容易になる。この場合、検出
器1を磁極31,32の間隙から引き出す距離は、フラ
ンジ3a,4aが磁極から逃れるに充分な短い長さであ
る。この距離は、図6に示すような場合に比較するとは
るかに短い長さである。
ル33や配線系2の保守点検が必要な場合には、検出器
1を磁極31,32の間隙より引出し、ボルト10を外
し、蓋体4を取り去れば、測定セル等の部分は大きく開
かれるので、保守作業等が容易になる。この場合、検出
器1を磁極31,32の間隙から引き出す距離は、フラ
ンジ3a,4aが磁極から逃れるに充分な短い長さであ
る。この距離は、図6に示すような場合に比較するとは
るかに短い長さである。
【0022】作業後は、検出器本体3と蓋体4の両フラ
ンジ3a,4a面間に外径1mm程度のインジウムワイ
ヤ5を一巡させてはめこみ、ボルト10を120kg−
cm程度のトルクで締付ける。するとインジウムワイヤ
5は、常温熔融し、フランジ3a,4aに沿う形状のリ
ングとなり、かつ、フランジ面に融着し、超高真空に耐
える良好なシールを形成する。
ンジ3a,4a面間に外径1mm程度のインジウムワイ
ヤ5を一巡させてはめこみ、ボルト10を120kg−
cm程度のトルクで締付ける。するとインジウムワイヤ
5は、常温熔融し、フランジ3a,4aに沿う形状のリ
ングとなり、かつ、フランジ面に融着し、超高真空に耐
える良好なシールを形成する。
【0023】前述のアルフォイルフランジを用いた場合
は、アルミニウム箔を所定の形状に切り、フランジ面に
これを置き、しかる後締結すればよい。ダブルOリング
の場合は、並行する二条の溝に所定のOリングを置き、
フランジを締めればよいことはいうまでもない。
は、アルミニウム箔を所定の形状に切り、フランジ面に
これを置き、しかる後締結すればよい。ダブルOリング
の場合は、並行する二条の溝に所定のOリングを置き、
フランジを締めればよいことはいうまでもない。
【0024】また、測定セル33等を高真空構造の検出
器1内に配置する作業も、保守点検作業も容易に行うこ
とができる。さらに、前記配線計を測定セル33近傍に
配置しているので、配線の着脱も容易となり、配線間の
誘導,浮遊インピーダンスによる障害も極小に抑えるこ
とができる。
器1内に配置する作業も、保守点検作業も容易に行うこ
とができる。さらに、前記配線計を測定セル33近傍に
配置しているので、配線の着脱も容易となり、配線間の
誘導,浮遊インピーダンスによる障害も極小に抑えるこ
とができる。
【0025】しかも、インジウムワイヤ5等によるシー
ルの利用により、測定に必要な超高真空排気の条件も満
たされ、永久磁石の狭い磁極間隙への検出器1の挿入,
離脱もなんらの支障もなく行うことができる。
ルの利用により、測定に必要な超高真空排気の条件も満
たされ、永久磁石の狭い磁極間隙への検出器1の挿入,
離脱もなんらの支障もなく行うことができる。
【0026】本発明は、上述した実施例のほか、その要
旨の範囲内で種々の変形が可能である。
旨の範囲内で種々の変形が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、上述した
構成としたことにより、検出器本体から蓋体を取外すだ
けで、測定セルや配線系の保守点検を容易に行うことが
でき、また、測定セルと配線系とを近接配置できるので
、検出感度向上をも図ることが可能であるほか、検出器
/ポンプ機構をマグネットから大きく引出す必要もなく
、設置面積が小さく、保守操作も簡便で、感度低下のな
い質量分析装置用の検出器を提供することができる。
構成としたことにより、検出器本体から蓋体を取外すだ
けで、測定セルや配線系の保守点検を容易に行うことが
でき、また、測定セルと配線系とを近接配置できるので
、検出感度向上をも図ることが可能であるほか、検出器
/ポンプ機構をマグネットから大きく引出す必要もなく
、設置面積が小さく、保守操作も簡便で、感度低下のな
い質量分析装置用の検出器を提供することができる。
【図1】図1はこの発明に係る検出器の一実施例を示す
正面図である。
正面図である。
【図2】図2は図1に示す検出器の作用を示す正面図で
ある。
ある。
【図3】図3は従来の検出器の一例を示す正面図である
。
。
【図4】図4は従来の検出器の他の例を示す正面図であ
る。
る。
【図5】図5は従来の検出器の更に他の例を示す正面図
である。
である。
【図6】図6は図5に示す検出器の作用を示す正面図で
ある。
ある。
1 検出器
2 配線系
3 検出器本体
3a フランジ
4 蓋体
4a フランジ
33 測定セル
Claims (1)
- 【請求項】 イオンサイクロトロン共鳴を生起させる
静磁場の形成に使用される永久磁石を使用するフーリェ
変換方式の質量分析装置に用いられる検出器において、
静磁場検出用の測定セルを内蔵すると共に、測定セル用
の配線系を備えた有底で上部が開口した検出器本体と、
この検出器本体の開口部分を覆う蓋体とを有し、前記検
出器本体と蓋体とを前記永久磁石の磁極への挿入方向に
対し、斜面をなすフランジ接続により連結したことを特
徴とする質量分析装置用の検出器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3106067A JPH04334860A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 質量分析装置用の検出器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3106067A JPH04334860A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 質量分析装置用の検出器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04334860A true JPH04334860A (ja) | 1992-11-20 |
| JPH0559540B2 JPH0559540B2 (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=14424261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3106067A Granted JPH04334860A (ja) | 1991-05-10 | 1991-05-10 | 質量分析装置用の検出器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04334860A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008509513A (ja) * | 2004-08-05 | 2008-03-27 | サントル ナシオナル ドゥ ラ ルシェルシェサイアンティフィク(セエヌエールエス) | 長手方向の永久磁石を具備したイオントラップ、及びこのような磁石を使用した質量分析計 |
-
1991
- 1991-05-10 JP JP3106067A patent/JPH04334860A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008509513A (ja) * | 2004-08-05 | 2008-03-27 | サントル ナシオナル ドゥ ラ ルシェルシェサイアンティフィク(セエヌエールエス) | 長手方向の永久磁石を具備したイオントラップ、及びこのような磁石を使用した質量分析計 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0559540B2 (ja) | 1993-08-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2674603B2 (ja) | 環境走査電子顕微鏡の対物レンズ組立体 | |
| US20140167756A1 (en) | Sealed magic angle spinning nuclear magnetic resonance probe and process for spectroscopy of hazardous samples | |
| JPH06509209A (ja) | 粒子加速器用超伝導電磁石 | |
| CN113358940B (zh) | 磁屏蔽性能测试装置 | |
| US5834938A (en) | Nondestructive inspection apparatus with superconducting magnetic sensor | |
| JPH04334860A (ja) | 質量分析装置用の検出器 | |
| CN210467753U (zh) | 一种射频离子源装置 | |
| KR20090073524A (ko) | 극저온 초단증폭기를 이용한 고감도 푸리에변환 이온싸이클로트론 공명 질량분석기 | |
| US10768248B2 (en) | NMR probe head with a backbone in the shielding tube | |
| JPH0744105B2 (ja) | 電磁石 | |
| CN216900946U (zh) | 一种无壁型gem组织等效正比探测器 | |
| CN120977859A (zh) | 一种低噪声、高灵敏质谱仪法拉第杯 | |
| US10060998B2 (en) | Magnet and cryostat arrangement, and method for passive shimming | |
| CN105355534A (zh) | 一种实现电感耦合等离子体离子源工作在惰性气体环境的方法及装置 | |
| JPH0541196A (ja) | 荷電粒子ビームモニタ | |
| CN116031135B (zh) | 一种封闭式法拉第接收杯结构 | |
| JPS61100647A (ja) | ガス検出用プローブ | |
| CN105717533A (zh) | 用于测量超热电子能谱的电子磁谱仪 | |
| JP2002359111A (ja) | 水平方向磁場発生用超電導マグネット | |
| JP4038027B2 (ja) | X線回折装置用超電導磁石装置 | |
| CN115265936B (zh) | 质谱检测装置和质谱检漏仪 | |
| JPH058652Y2 (ja) | ||
| JPH07260619A (ja) | ガスリーク検出装置 | |
| JPH0514225B2 (ja) | ||
| Berheide et al. | A new UHV setup for investigations of narrow nuclear resonances with high energy resolution ion beams |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19940208 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080831 Year of fee payment: 15 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831 Year of fee payment: 18 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110831 Year of fee payment: 18 |