JPH0433716Y2 - - Google Patents
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- JPH0433716Y2 JPH0433716Y2 JP10091086U JP10091086U JPH0433716Y2 JP H0433716 Y2 JPH0433716 Y2 JP H0433716Y2 JP 10091086 U JP10091086 U JP 10091086U JP 10091086 U JP10091086 U JP 10091086U JP H0433716 Y2 JPH0433716 Y2 JP H0433716Y2
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- frame
- traveling
- pulley
- input pulley
- output pulley
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Landscapes
- Combines (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
- Safety Devices And Accessories For Harvesting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、刈取前処理部及び脱穀装置を左右略
水平状に制御できるコンバインの構造に関するも
のである。
水平状に制御できるコンバインの構造に関するも
のである。
圃場面に植立した稲等を刈取りながら脱穀する
コンバインでは、その走行機体左右方向の圃場面
のうねりや軟質湿田の走行のために、走行機体が
左右に傾くいわゆるローリング現象が生じる。
コンバインでは、その走行機体左右方向の圃場面
のうねりや軟質湿田の走行のために、走行機体が
左右に傾くいわゆるローリング現象が生じる。
このような現象にかかわらず、その走行機体の
前部に配設した刈取前処理部の茎稈刈取りが、圃
場面に対し適宜高さ位置にあると共に走行機体の
左右方向においても一定になり、茎稈の刈取り高
さにバラツキが生じないようにすることや刈取前
処理部の下部における刈取り刃が土中に潜り込む
ことがないようにするため、従来、先行技術の実
開昭58−192511号公報において開示されているよ
うに、走行機体に対して刈取前処理部を腕を介し
てローリング自在に連結し、刈取前処理部の左右
傾斜を感知したり対地高さを検出し、この結果か
ら油圧シリンダにて前記腕を回動させて刈取前処
理部のみを左右にローリング制御することを提案
している。
前部に配設した刈取前処理部の茎稈刈取りが、圃
場面に対し適宜高さ位置にあると共に走行機体の
左右方向においても一定になり、茎稈の刈取り高
さにバラツキが生じないようにすることや刈取前
処理部の下部における刈取り刃が土中に潜り込む
ことがないようにするため、従来、先行技術の実
開昭58−192511号公報において開示されているよ
うに、走行機体に対して刈取前処理部を腕を介し
てローリング自在に連結し、刈取前処理部の左右
傾斜を感知したり対地高さを検出し、この結果か
ら油圧シリンダにて前記腕を回動させて刈取前処
理部のみを左右にローリング制御することを提案
している。
このように、刈取前処理部のみを左右方向にロ
ーリングさせると、当該刈取前処理部による穀稈
の刈取り作業性は向上するが、走行機体に搭載し
た脱穀装置は圃場面の左右傾斜につれて走行機体
と共に左右傾斜するから、脱穀装置における揺動
選別機構等も左右に傾斜することになり、揺動選
別機構上に漏下した穀粒等の被処理物が低い側に
偏る等して選別性能を劣化する。
ーリングさせると、当該刈取前処理部による穀稈
の刈取り作業性は向上するが、走行機体に搭載し
た脱穀装置は圃場面の左右傾斜につれて走行機体
と共に左右傾斜するから、脱穀装置における揺動
選別機構等も左右に傾斜することになり、揺動選
別機構上に漏下した穀粒等の被処理物が低い側に
偏る等して選別性能を劣化する。
この不都合を回避するため、走行クローラを装
着した走行フレームに対してその上の機体フレー
ムをローリング自在に構成し、この機体フレーム
に脱穀装置と刈取前処理部とを搭載することによ
り、脱穀装置と刈取前処理部とを一体的にローリ
ングするように構成すれば良いものであるが、機
体フレームに搭載したエンジンからの動力を走行
フレームの走行ミツシヨンケースに伝達する動力
伝達機構において、エンジンの出力軸と走行ミツ
シヨンケースの入力軸との軸杆距離や平行度等が
前記ローリングにより変動することになり、円滑
な動力伝達を確保できないと云う新な問題が生じ
るのであつた。
着した走行フレームに対してその上の機体フレー
ムをローリング自在に構成し、この機体フレーム
に脱穀装置と刈取前処理部とを搭載することによ
り、脱穀装置と刈取前処理部とを一体的にローリ
ングするように構成すれば良いものであるが、機
体フレームに搭載したエンジンからの動力を走行
フレームの走行ミツシヨンケースに伝達する動力
伝達機構において、エンジンの出力軸と走行ミツ
シヨンケースの入力軸との軸杆距離や平行度等が
前記ローリングにより変動することになり、円滑
な動力伝達を確保できないと云う新な問題が生じ
るのであつた。
本考案は、前記走行クローラを装着した走行フ
レームに対してその上の機体フレームをローリン
グ自在に連結する構成とした場合の動力伝達機構
における問題点を解決することを目的とするもの
である。
レームに対してその上の機体フレームをローリン
グ自在に連結する構成とした場合の動力伝達機構
における問題点を解決することを目的とするもの
である。
そこで、本考案では、走行クローラへ動力伝達
する走行ミツシヨンケースを装着した走行フレー
ムに、回動支点を介して機体フレームを左右ロー
リング自在に連結し、該機体フレームにエンジン
と脱穀装置と刈取前処理部とを配設し、走行クロ
ーラの左右ローリングに応じて機体フレームを左
右略水平状に保持するように制御する一方、前記
エンジンの出力プーリと前記走行ミツシヨンケー
スへの入力プーリとに巻掛けしたベルトを介して
動力伝達するように構成し、走行フレームの正面
視において前記回動支点の上方には、これに近接
して前記入力プーリを配設し、その上方に出力プ
ーリを設け、且つ入力プーリと出力プーリとを、
その上下方向の距離が互いに接近させると共に回
動支点を通る垂直軸線と略同一直線上に配設した
ものである。
する走行ミツシヨンケースを装着した走行フレー
ムに、回動支点を介して機体フレームを左右ロー
リング自在に連結し、該機体フレームにエンジン
と脱穀装置と刈取前処理部とを配設し、走行クロ
ーラの左右ローリングに応じて機体フレームを左
右略水平状に保持するように制御する一方、前記
エンジンの出力プーリと前記走行ミツシヨンケー
スへの入力プーリとに巻掛けしたベルトを介して
動力伝達するように構成し、走行フレームの正面
視において前記回動支点の上方には、これに近接
して前記入力プーリを配設し、その上方に出力プ
ーリを設け、且つ入力プーリと出力プーリとを、
その上下方向の距離が互いに接近させると共に回
動支点を通る垂直軸線と略同一直線上に配設した
ものである。
本考案では、走行フレームの左右方向の傾斜で
あるローリングにかかわらず、機体フレームは左
右略水平状態となるように制御するので、機体フ
レームに設けた刈取前処理部も脱穀装置も共に左
右水平状態を保持でき、従つて、刈取前処理部か
ら脱穀装置への穀稈の受継ぎ作用も円滑に行うこ
とができ、また、脱穀装置における選別性能も損
われない。
あるローリングにかかわらず、機体フレームは左
右略水平状態となるように制御するので、機体フ
レームに設けた刈取前処理部も脱穀装置も共に左
右水平状態を保持でき、従つて、刈取前処理部か
ら脱穀装置への穀稈の受継ぎ作用も円滑に行うこ
とができ、また、脱穀装置における選別性能も損
われない。
そして、このように水平状態の機体フレームに
対して走行フレームが左右に傾斜しているときに
は、機体フレーム側に取付くエンジンの出力プー
リと前記走行フレーム側に取付く走行ミツシヨン
ケースへの入力プーリとの位置関係も変化するこ
とになるから、両プーリに巻掛けられたベルトに
は、横ずれ方向の力が作用して当該ベルトが外れ
るおそれがある。
対して走行フレームが左右に傾斜しているときに
は、機体フレーム側に取付くエンジンの出力プー
リと前記走行フレーム側に取付く走行ミツシヨン
ケースへの入力プーリとの位置関係も変化するこ
とになるから、両プーリに巻掛けられたベルトに
は、横ずれ方向の力が作用して当該ベルトが外れ
るおそれがある。
この場合、本考案では、走行フレームに対する
機体フレームの前記ローリング用の回動支点を機
体の正面視から見たとき、当該回動支点を通る垂
直軸線と略一致させて、前記両プーリを設けるの
であり、そのとき、前記回動支点の上方には、こ
れに近接して前記入力プーリを配設し、その上方
に出力プーリを設け、且つ入力プーリと出力プー
リとを、その上下方向の距離が互いに接近させる
と、位置固定的な入力プーリに対する出力プーリ
の左右移動量も少なくなり、巻掛けられたベルト
のプーリに対する外れの事故がなくなると云う効
果を奏する。
機体フレームの前記ローリング用の回動支点を機
体の正面視から見たとき、当該回動支点を通る垂
直軸線と略一致させて、前記両プーリを設けるの
であり、そのとき、前記回動支点の上方には、こ
れに近接して前記入力プーリを配設し、その上方
に出力プーリを設け、且つ入力プーリと出力プー
リとを、その上下方向の距離が互いに接近させる
と、位置固定的な入力プーリに対する出力プーリ
の左右移動量も少なくなり、巻掛けられたベルト
のプーリに対する外れの事故がなくなると云う効
果を奏する。
次に本考案の実施例について説明すると、符号
1は左右一対の走行クローラ2,2と該走行クロ
ーラ2への動力伝達のための走行ミツシヨンケー
ス3とを備えたコンバインの走行フレームを示
し、該走行フレーム1上には、後述の回動支点0
を介して機体フレーム4を左右方向に上下回動自
在即ちローリング自在に連結し、該機体フレーム
4には、エンジン5と脱穀装置6とその前部に刈
取前処理部7とを搭載する。
1は左右一対の走行クローラ2,2と該走行クロ
ーラ2への動力伝達のための走行ミツシヨンケー
ス3とを備えたコンバインの走行フレームを示
し、該走行フレーム1上には、後述の回動支点0
を介して機体フレーム4を左右方向に上下回動自
在即ちローリング自在に連結し、該機体フレーム
4には、エンジン5と脱穀装置6とその前部に刈
取前処理部7とを搭載する。
前記脱穀装置6における扱室内の扱胴8をその
軸線がコンバインの進行方向に沿うように配設す
る。符号9は前記脱穀装置6に沿設するフイード
チエンで、該フイードチエン9は機体フレーム4
の進行方向左側に沿つて配設され、フイードチエ
ン4の前端は刈取前処理部7における株元搬送装
置10の終端に臨むように配設する。
軸線がコンバインの進行方向に沿うように配設す
る。符号9は前記脱穀装置6に沿設するフイード
チエンで、該フイードチエン9は機体フレーム4
の進行方向左側に沿つて配設され、フイードチエ
ン4の前端は刈取前処理部7における株元搬送装
置10の終端に臨むように配設する。
刈取前処理部7は、前記機体フレーム4の前部
に突出する機枠11を介して設けられ、機枠11
の下部フレーム12の先端下部には、複数の分草
体13次いで刈取装置14が、前面部には複数個
の穀稈引起装置15が設けられていると共に、掻
込ホイール、穂先搬送装置16、株元搬送装置1
0を備えている。
に突出する機枠11を介して設けられ、機枠11
の下部フレーム12の先端下部には、複数の分草
体13次いで刈取装置14が、前面部には複数個
の穀稈引起装置15が設けられていると共に、掻
込ホイール、穂先搬送装置16、株元搬送装置1
0を備えている。
走行フレーム1における正面視下向きコ字型に
形成された前後一対の支持枠17,17には、前
後長手の枢支軸18を配設し、該枢支軸18に機
体フレーム4から下向き突出するブラケツト1
9,19に回動自在に連結することにより、機体
フレーム4を走行フレーム1に対してローリング
自在に支持する前記回動支点0を構成する。
形成された前後一対の支持枠17,17には、前
後長手の枢支軸18を配設し、該枢支軸18に機
体フレーム4から下向き突出するブラケツト1
9,19に回動自在に連結することにより、機体
フレーム4を走行フレーム1に対してローリング
自在に支持する前記回動支点0を構成する。
走行フレーム1と機体フレーム4との間には、
前後一対の油圧シリンダ20,20を装架し、機
体フレーム4に装着された左右傾斜角度検出セン
サー(図示せず)に関連させた油圧回路(図示せ
ず)を介して伸縮駆動させ、走行フレーム1の左
右傾斜にかかわらず機体フレーム4を常時水平に
保持されるように制御する。
前後一対の油圧シリンダ20,20を装架し、機
体フレーム4に装着された左右傾斜角度検出セン
サー(図示せず)に関連させた油圧回路(図示せ
ず)を介して伸縮駆動させ、走行フレーム1の左
右傾斜にかかわらず機体フレーム4を常時水平に
保持されるように制御する。
即ち、機体前面から見る正面視(第2図)にお
いて、圃場面の状況等により走行フレーム1が水
平基準面Hに対して右下り方向に角度θ1だけ傾斜
すると、これに応じて両油圧シリンダ20を突出
させて機体フレーム4を前記回動支点0を中心に
してその右側を右上り方向に角度θ1だけ回動させ
るのであり、反対に走行フレーム1が水平基準面
Hに対して左下り方向に角度θ2だけ傾斜すると、
これに応じて両油圧シリンダ20を短縮させて機
体フレーム4を前記回動支点0を中心にしてその
右側を右下り方向に角度θ2だけ回動させるのであ
る。
いて、圃場面の状況等により走行フレーム1が水
平基準面Hに対して右下り方向に角度θ1だけ傾斜
すると、これに応じて両油圧シリンダ20を突出
させて機体フレーム4を前記回動支点0を中心に
してその右側を右上り方向に角度θ1だけ回動させ
るのであり、反対に走行フレーム1が水平基準面
Hに対して左下り方向に角度θ2だけ傾斜すると、
これに応じて両油圧シリンダ20を短縮させて機
体フレーム4を前記回動支点0を中心にしてその
右側を右下り方向に角度θ2だけ回動させるのであ
る。
機体フレーム4の前進方向右側前部には、操作
コラム22を設け、該操作コラム22には、サイ
ドクラツチを切換える操作レバー23,23や主
変速レバー24,主クラツチ用のペダル25等を
備え、このペダル25に連動する主クラツチ27
はエンジン5から走行ミツシヨンケース3への動
力伝達機構26に関連させる。
コラム22を設け、該操作コラム22には、サイ
ドクラツチを切換える操作レバー23,23や主
変速レバー24,主クラツチ用のペダル25等を
備え、このペダル25に連動する主クラツチ27
はエンジン5から走行ミツシヨンケース3への動
力伝達機構26に関連させる。
この動力伝達機構26は、第3図、第4図およ
び第5図に示すように、エンジン5の出力軸28
に取付く出力プーリ29と、走行ミツシヨンケー
ス3の入力軸30に取付く入力プーリ31とに巻
掛けるVベルト等のベルト32とからなり、この
出力プーリ29と入力プーリ31とは、走行フレ
ーム1の正面視において前記回動支点0の上方に
配置され、入力プーリ31が回動支点0に対して
距離h1の近接した位置に、出力プーリ29がそ
の上方に回動支点0から短い距離h2の位置にあ
るように配設し、且つ入力プーリ31と出力プー
リ29とを、回動支点0を通る垂直軸線と略同一
直線上に配設するか、またはこの直線上の左右に
微小寸法だけ偏らせて配設するものである。
び第5図に示すように、エンジン5の出力軸28
に取付く出力プーリ29と、走行ミツシヨンケー
ス3の入力軸30に取付く入力プーリ31とに巻
掛けるVベルト等のベルト32とからなり、この
出力プーリ29と入力プーリ31とは、走行フレ
ーム1の正面視において前記回動支点0の上方に
配置され、入力プーリ31が回動支点0に対して
距離h1の近接した位置に、出力プーリ29がそ
の上方に回動支点0から短い距離h2の位置にあ
るように配設し、且つ入力プーリ31と出力プー
リ29とを、回動支点0を通る垂直軸線と略同一
直線上に配設するか、またはこの直線上の左右に
微小寸法だけ偏らせて配設するものである。
従つて、前記両プーリ29,31の両者が回動
支点0に対して垂直方向の距離として大きくしな
いため、コンバインの側面視において出力軸28
と入力軸30とを前後方向に距離があるようにエ
ンジン5と走行ミツシヨンケース3とを配設す
る。
支点0に対して垂直方向の距離として大きくしな
いため、コンバインの側面視において出力軸28
と入力軸30とを前後方向に距離があるようにエ
ンジン5と走行ミツシヨンケース3とを配設す
る。
このように、入力プーリ31を回動支点0に近
接させておくと、前記ローリング制御に伴い、機
体フレーム4が回動支点0回りに回動し、出力プ
ーリ29が左右いずれか方向に移動するとき、回
動支点0と入力プーリ31との位置関係は不変で
あるから、両プーリ29,31間に巻掛けたベル
ト32は、入力プーリ31における回動支点0に
近い側を中心として左右に回動することになる。
しかし、両プーリ29,31の回動支点0に対す
る垂直方向の距離h2,h1を共に短くしておくと、
入力プーリ31に対する出力プーリ29の左右移
動距離も小さいことになり、ひいてはベルト32
の幅方向のずれが微小となり、ローリング制御中
の動力伝達に支障がなく円滑に行えると共に、プ
ーリからベルト32外れると云う事故も生じな
い。
接させておくと、前記ローリング制御に伴い、機
体フレーム4が回動支点0回りに回動し、出力プ
ーリ29が左右いずれか方向に移動するとき、回
動支点0と入力プーリ31との位置関係は不変で
あるから、両プーリ29,31間に巻掛けたベル
ト32は、入力プーリ31における回動支点0に
近い側を中心として左右に回動することになる。
しかし、両プーリ29,31の回動支点0に対す
る垂直方向の距離h2,h1を共に短くしておくと、
入力プーリ31に対する出力プーリ29の左右移
動距離も小さいことになり、ひいてはベルト32
の幅方向のずれが微小となり、ローリング制御中
の動力伝達に支障がなく円滑に行えると共に、プ
ーリからベルト32外れると云う事故も生じな
い。
前記両プーリ29,31のうち一方を回動支点
0の垂直軸線Sに対して左右に微小寸法だけ偏ら
せて配設する場合の実施例は、第5図及び第6図
に示す。
0の垂直軸線Sに対して左右に微小寸法だけ偏ら
せて配設する場合の実施例は、第5図及び第6図
に示す。
この実施例では、回動支点0が機体進行方向の
左寄り位置にあるので、走行フレームの左右方向
への同じ角度の傾きであつても、機体の右側端の
圃場面に対する対地高さの変動は走行フレーム1
の左下り傾斜時、機体フレーム4の右下り方向の
回動角度θ2を大きくしないと当該機体フレーム4
は略水平とならない。従つて機体フレーム4の回
動支点0に対する右上がり方向の回動角度θ1が、
右下り方向の回動角度θ2より小さい場合である。
正面視において、入力プーリ31におけるベルト
幅方向の中心位置B0を前記垂直軸線Sと略一致
させ、その中心位置B0と出力プーリ29におけ
るベルト幅方向の中心位置A0との水平距離即ち
偏差をαで示し、(α)={θ2×h2−θ1×h2}/2
とする。
左寄り位置にあるので、走行フレームの左右方向
への同じ角度の傾きであつても、機体の右側端の
圃場面に対する対地高さの変動は走行フレーム1
の左下り傾斜時、機体フレーム4の右下り方向の
回動角度θ2を大きくしないと当該機体フレーム4
は略水平とならない。従つて機体フレーム4の回
動支点0に対する右上がり方向の回動角度θ1が、
右下り方向の回動角度θ2より小さい場合である。
正面視において、入力プーリ31におけるベルト
幅方向の中心位置B0を前記垂直軸線Sと略一致
させ、その中心位置B0と出力プーリ29におけ
るベルト幅方向の中心位置A0との水平距離即ち
偏差をαで示し、(α)={θ2×h2−θ1×h2}/2
とする。
即ち、若し最大回動角度θ2とθ1とが同じである
と、走行フーム|ーム1と機体フレ4の両者が平
行状態において、両中心位置A0,B0が垂直軸線
配置|と一致するようにすれば、回動支点0に対
する出力プーリ29におけるベルト幅方向の中心
位置A0の左右振れ移動距離は等しいから、入力
プーリ31に対する出力プーリ29の左右移動距
離も等しいことになり、左右方向の最大回動時に
おける両プーリ29,31に対するベルト32の
横ずれ関係は左右いずれも同じとなる。
と、走行フーム|ーム1と機体フレ4の両者が平
行状態において、両中心位置A0,B0が垂直軸線
配置|と一致するようにすれば、回動支点0に対
する出力プーリ29におけるベルト幅方向の中心
位置A0の左右振れ移動距離は等しいから、入力
プーリ31に対する出力プーリ29の左右移動距
離も等しいことになり、左右方向の最大回動時に
おける両プーリ29,31に対するベルト32の
横ずれ関係は左右いずれも同じとなる。
しかしながら、θ1<θ2であると、第6図に示す
ように、回動支点0回りに回動するときの出力プ
ーリ29の左側への移動距離はA0点からA1点ま
での距離で略θ1×h2に等しく、他方出力プーリ
29の右側への移動距離はA0点からA2点までの
距離で略θ2×h2と等しく、左側への移動距離は
右側への移動距離より小さくなる。
ように、回動支点0回りに回動するときの出力プ
ーリ29の左側への移動距離はA0点からA1点ま
での距離で略θ1×h2に等しく、他方出力プーリ
29の右側への移動距離はA0点からA2点までの
距離で略θ2×h2と等しく、左側への移動距離は
右側への移動距離より小さくなる。
換言すれば、走行フレーム1の左下りの最大傾
斜時における出力プーリ29の右方向への移動距
離θ2×h2が、走行フレーム1の右下りの最大傾
斜時における出力プーリ29の左方向への移動距
離θ1×h2よりも格段に大きくなつて、入力プー
リ31に対する出力プーリ29の横ずれ関係も左
右にて大きく異なり、入力プーリ31と出力プー
リ29との間に巻掛けたベルト32の横ずれ関係
も左右にて大きく異なり、その横ずれ寸法の大き
い側に回動したとき、当該ベルト32がプーリか
ら外れる事故が生じる。
斜時における出力プーリ29の右方向への移動距
離θ2×h2が、走行フレーム1の右下りの最大傾
斜時における出力プーリ29の左方向への移動距
離θ1×h2よりも格段に大きくなつて、入力プー
リ31に対する出力プーリ29の横ずれ関係も左
右にて大きく異なり、入力プーリ31と出力プー
リ29との間に巻掛けたベルト32の横ずれ関係
も左右にて大きく異なり、その横ずれ寸法の大き
い側に回動したとき、当該ベルト32がプーリか
ら外れる事故が生じる。
従つて、この現象を無くするため、本実施例の
ように、走行フレーム1と機体フレーム4とが平
行状態における入力プーリ31に対する出力プー
リ29の横ずれ寸法を、予め、出力プーリ29の
横移動距離の少ない側に、(α)={θ2×h2−θ1×
h2}/2だけ設定しておくことにより、機体フ
レーム4が左右に最大に傾斜した状態において
も、入力プーリ31に対する出力プーリ29の左
右横移動距離を等しくなるようにし、もつてベル
ト32の横ずれ関係を左右とも等しくし、当該ベ
ルト32の外れ事故を少なくするか、又は防止す
るのである。
ように、走行フレーム1と機体フレーム4とが平
行状態における入力プーリ31に対する出力プー
リ29の横ずれ寸法を、予め、出力プーリ29の
横移動距離の少ない側に、(α)={θ2×h2−θ1×
h2}/2だけ設定しておくことにより、機体フ
レーム4が左右に最大に傾斜した状態において
も、入力プーリ31に対する出力プーリ29の左
右横移動距離を等しくなるようにし、もつてベル
ト32の横ずれ関係を左右とも等しくし、当該ベ
ルト32の外れ事故を少なくするか、又は防止す
るのである。
なお、第3図及び第5図に示すごとく、エンジ
ン5の出力プーリ29から走行ミツシヨンケース
3の入力プーリ31へのベルト32伝動による動
力伝達機構26において、当該ベルト32のテン
シヨンを強めるとき動力伝達し、緩めると伝動を
遮断するテンシヨンプーリ34から成る主クラツ
チ27を、操行コラム22に配置したペダル25
に連動させる。このとき、第5図に示すごとく、
走行ミツシヨンケース3への入力軸30には、拡
張式ブレーキ等の軸回転規制装置35を設け、該
軸回転規制装置35を前記主クラツチ27による
動力伝達機構26のON・OFFに連動させ、動力
伝達機構26への動力遮断時には入力軸30の回
転を強制的に止めて、前記入力プーリ31に対す
る出力プーリ29の横ずれにより両プーリに巻掛
けられたベルト32の連れ回転による動力伝達の
不完全性をなくすものである。
ン5の出力プーリ29から走行ミツシヨンケース
3の入力プーリ31へのベルト32伝動による動
力伝達機構26において、当該ベルト32のテン
シヨンを強めるとき動力伝達し、緩めると伝動を
遮断するテンシヨンプーリ34から成る主クラツ
チ27を、操行コラム22に配置したペダル25
に連動させる。このとき、第5図に示すごとく、
走行ミツシヨンケース3への入力軸30には、拡
張式ブレーキ等の軸回転規制装置35を設け、該
軸回転規制装置35を前記主クラツチ27による
動力伝達機構26のON・OFFに連動させ、動力
伝達機構26への動力遮断時には入力軸30の回
転を強制的に止めて、前記入力プーリ31に対す
る出力プーリ29の横ずれにより両プーリに巻掛
けられたベルト32の連れ回転による動力伝達の
不完全性をなくすものである。
即ち、ペダル25を踏み込んで、ベルト32に
対するテンシヨンを無くすると同時に、ペダル2
5の動きに連動する連杆36及びてこレバー39
を介して、軸回転規制装置35における一対のブ
レーキシユー37を入力軸30と一体的に回転す
るブレーキドラム38の内面に押し付けるように
拡張し、もつて動力伝達の遮断時に入力軸30の
回転を強制的に停止させるのである。
対するテンシヨンを無くすると同時に、ペダル2
5の動きに連動する連杆36及びてこレバー39
を介して、軸回転規制装置35における一対のブ
レーキシユー37を入力軸30と一体的に回転す
るブレーキドラム38の内面に押し付けるように
拡張し、もつて動力伝達の遮断時に入力軸30の
回転を強制的に停止させるのである。
これにより、前記のように走行フレームに対し
て機体フレームがローリングしたときにおいて、
入力プーリ31に対し出力プーリ29が横ずれし
ている状態で、即ち巻掛けられたベルトの連れ回
転の生じるおそれがあつても、主クラツチを切る
と同時に軸回転規制装置35により走行ミツシヨ
ンケース3での回転が無くなり、走行変速操作等
に支障が無くなるのである。
て機体フレームがローリングしたときにおいて、
入力プーリ31に対し出力プーリ29が横ずれし
ている状態で、即ち巻掛けられたベルトの連れ回
転の生じるおそれがあつても、主クラツチを切る
と同時に軸回転規制装置35により走行ミツシヨ
ンケース3での回転が無くなり、走行変速操作等
に支障が無くなるのである。
図面は、本考案の実施例を示し、第1図はコン
バインの側面図、第2図はコンバインの正面図、
第3図は走行フレームと機体フレームとのローリ
ング用回動支点を含む要部側面図、第4図は要部
正面図、第5図は第4図の一部切欠き要部正面
図、第6図は作用説明図である。 1……走行フレーム、2……走行クローラ、3
……走行ミツシヨンケース、4……機体フレー
ム、0……回動支点、5……エンジン、6……脱
穀装置、7……刈取前処理部、9……フイードチ
エン、10……株元搬送装置、11……機枠、1
3……分草体、14……刈取装置、15……穀稈
引起装置、16……穂先搬送装置、17……支持
枠、18……枢支軸、19……ブラケツト、20
……油圧シリンダ、22……操作コラム、25…
…ペダル、26……動力伝達機構、27……主ク
ラツチ、28……出力軸、29……出力プーリ、
30……入力軸、31……入力プーリ、32……
ベルト、34……テンシヨンプーリ、35……回
転規制手段。
バインの側面図、第2図はコンバインの正面図、
第3図は走行フレームと機体フレームとのローリ
ング用回動支点を含む要部側面図、第4図は要部
正面図、第5図は第4図の一部切欠き要部正面
図、第6図は作用説明図である。 1……走行フレーム、2……走行クローラ、3
……走行ミツシヨンケース、4……機体フレー
ム、0……回動支点、5……エンジン、6……脱
穀装置、7……刈取前処理部、9……フイードチ
エン、10……株元搬送装置、11……機枠、1
3……分草体、14……刈取装置、15……穀稈
引起装置、16……穂先搬送装置、17……支持
枠、18……枢支軸、19……ブラケツト、20
……油圧シリンダ、22……操作コラム、25…
…ペダル、26……動力伝達機構、27……主ク
ラツチ、28……出力軸、29……出力プーリ、
30……入力軸、31……入力プーリ、32……
ベルト、34……テンシヨンプーリ、35……回
転規制手段。
Claims (1)
- 走行クローラへ動力伝達する走行ミツシヨンケ
ースを装着した走行フレームに、回動支点を介し
て機体フレームを左右ローリング自在に連結し、
該機体フレームにエンジンと脱穀装置と刈取前処
理部とを配設し、走行クローラの左右ローリング
に応じて機体フレームを左右略水平状に保持する
ように制御する一方、前記エンジンの出力プーリ
と前記走行ミツシヨンケースへの入力プーリとに
巻掛けしたベルトを介して動力伝達するように構
成し、走行フレームの正面視において前記回動支
点の上方には、これに近接して前記入力プーリを
配設し、その上方に出力プーリを設け、且つ入力
プーリと出力プーリとを、その上下方向の距離が
互いに接近させると共に回動支点を通る垂直軸線
と略同一直線上に配設して成るコンバイン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10091086U JPH0433716Y2 (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10091086U JPH0433716Y2 (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS639842U JPS639842U (ja) | 1988-01-22 |
| JPH0433716Y2 true JPH0433716Y2 (ja) | 1992-08-12 |
Family
ID=30971167
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10091086U Expired JPH0433716Y2 (ja) | 1986-07-01 | 1986-07-01 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0433716Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0713472Y2 (ja) * | 1988-06-14 | 1995-04-05 | ヤンマー農機株式会社 | 収穫機における刈取前処理装置 |
| JPH0713473Y2 (ja) * | 1988-06-14 | 1995-04-05 | ヤンマー農機株式会社 | 収穫機における刈取前処理装置 |
-
1986
- 1986-07-01 JP JP10091086U patent/JPH0433716Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS639842U (ja) | 1988-01-22 |
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