JPH06227449A - コンバインの走行装置 - Google Patents
コンバインの走行装置Info
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- JPH06227449A JPH06227449A JP1840393A JP1840393A JPH06227449A JP H06227449 A JPH06227449 A JP H06227449A JP 1840393 A JP1840393 A JP 1840393A JP 1840393 A JP1840393 A JP 1840393A JP H06227449 A JPH06227449 A JP H06227449A
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- traveling
- turning
- crawler
- turn
- crawlers
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Abstract
(57)【要約】
【目的】極く軟弱な土壌面における走向旋回時において
も、走行クロ−ラが土壌面に潜るようなことがなく、円
滑な走向旋回が行えるようにしようとするものである。 【構成】駆動輪1と中間転輪3と端部転輪2とに巻掛け
した左右一対の走行クロ−ラ4を、走向旋回操作によっ
て、旋回内側の走行クロ−ラ4を基準位置から後側へ、
旋回外側の走行クロ−ラ4を基準位置から前側へ各々移
動させてなる構成。
も、走行クロ−ラが土壌面に潜るようなことがなく、円
滑な走向旋回が行えるようにしようとするものである。 【構成】駆動輪1と中間転輪3と端部転輪2とに巻掛け
した左右一対の走行クロ−ラ4を、走向旋回操作によっ
て、旋回内側の走行クロ−ラ4を基準位置から後側へ、
旋回外側の走行クロ−ラ4を基準位置から前側へ各々移
動させてなる構成。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、コンバインの走行装
置に関し、走行クロ−ラの走向旋回時に旋回容易となる
よう、左右の走行クロ−ラをその基準位置から各々前側
と後側へ移動できるようにしたもの等に利用できる。
置に関し、走行クロ−ラの走向旋回時に旋回容易となる
よう、左右の走行クロ−ラをその基準位置から各々前側
と後側へ移動できるようにしたもの等に利用できる。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】コン
バインの作業時には圃場端の枕地等において、方向転換
つまり回向のための走行クロ−ラによる走向旋回が何度
も繰り返し行われるものであるが、通常、この走向旋回
は、旋回内側の走行クロ−ラの制動を行いながら、この
走行クロ−ラをほぼ中心として旋回内側の走行クロ−ラ
の駆動によって旋回を行い、これによって旋回半径を小
さくして回向スペ−スをできるだけ少なくし、圃場効率
や作業効率を向上させるようにしているものである。
バインの作業時には圃場端の枕地等において、方向転換
つまり回向のための走行クロ−ラによる走向旋回が何度
も繰り返し行われるものであるが、通常、この走向旋回
は、旋回内側の走行クロ−ラの制動を行いながら、この
走行クロ−ラをほぼ中心として旋回内側の走行クロ−ラ
の駆動によって旋回を行い、これによって旋回半径を小
さくして回向スペ−スをできるだけ少なくし、圃場効率
や作業効率を向上させるようにしているものである。
【0003】しかしながら、極く軟弱な土壌面において
は、このような走向旋回の繰り返しにより走行クロ−ラ
が同じ走行軌跡を何回となく通って土壌面を捏まわすこ
とにより、従来の走行装置では、旋回内側の走行クロ−
ラの制御力に対して、旋回外側の走行クロ−ラが土壌面
が軟弱なために必要な牽引力が得られずスリップしてし
まい、段々と土壌面に潜りこんで、ついには走行不能に
陥ることとなる。
は、このような走向旋回の繰り返しにより走行クロ−ラ
が同じ走行軌跡を何回となく通って土壌面を捏まわすこ
とにより、従来の走行装置では、旋回内側の走行クロ−
ラの制御力に対して、旋回外側の走行クロ−ラが土壌面
が軟弱なために必要な牽引力が得られずスリップしてし
まい、段々と土壌面に潜りこんで、ついには走行不能に
陥ることとなる。
【0004】そこでこの発明は、極く軟弱な土壌面にお
ける走向旋回時においても、走行クロ−ラが土壌面に潜
るようなことがなく、円滑な走向旋回が行えるようにし
ようとするものである。
ける走向旋回時においても、走行クロ−ラが土壌面に潜
るようなことがなく、円滑な走向旋回が行えるようにし
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、前後に位置
する駆動輪1と端部転輪2、及びこれらの中間に位置す
る中間転輪3に亘って巻掛けして土壌面を走行する左右
一対の走行クロ−ラ4を、走向旋回操作によって、旋回
内側の走行クロ−ラ4を基準位置から後側へ、旋回外側
の走行クロ−ラ4を基準位置から前側へ各々移動させて
なるコンバインの走行装置の構成とする。
する駆動輪1と端部転輪2、及びこれらの中間に位置す
る中間転輪3に亘って巻掛けして土壌面を走行する左右
一対の走行クロ−ラ4を、走向旋回操作によって、旋回
内側の走行クロ−ラ4を基準位置から後側へ、旋回外側
の走行クロ−ラ4を基準位置から前側へ各々移動させて
なるコンバインの走行装置の構成とする。
【0006】
【作用、および発明の効果】上記の構成により、コンバ
インの作業時に圃場端の枕地等において、回向による走
向旋回を行う際に土壌面が極く軟弱なために、走行クロ
−ラ4が土壌面に潜って走行が阻害されるような状態と
なったときは、左右一対の走行クロ−ラ4を通常の基準
位置から、例えば平行リンク等によって旋回内側の走行
クロ−ラ4は後側へ、また旋回外側の走行クロ−ラ4は
前側へ各々移動させることによって、走行クロ−ラ4に
よる走向旋回を容易に行わせることができる。
インの作業時に圃場端の枕地等において、回向による走
向旋回を行う際に土壌面が極く軟弱なために、走行クロ
−ラ4が土壌面に潜って走行が阻害されるような状態と
なったときは、左右一対の走行クロ−ラ4を通常の基準
位置から、例えば平行リンク等によって旋回内側の走行
クロ−ラ4は後側へ、また旋回外側の走行クロ−ラ4は
前側へ各々移動させることによって、走行クロ−ラ4に
よる走向旋回を容易に行わせることができる。
【0007】このように、回向のための走行旋回時に左
右一対の走行クロ−ラ4を、通常の基準位置から旋回内
側の走行クロ−ラ4は後側へ、旋回外側の走行クロ−ラ
4は前側へ各々移動させることにより、旋回外側の走行
クロ−ラ4が旋回内側の走行クロ−ラ4より前方に位置
することになるので、図に示す如く、走行クロ−ラ4が
基準位置の場合の旋回外側の牽引力は〔Fb=fb・r
b/Rb〕であり、基準位置から前後に移動させた場合
の牽引力は〔Fa=fa・ra/Ra〕となり、走行ク
ロ−ラ4を基準位置から前後に移動させた場合の方が、
旋回抵抗が少なくなって小さな牽引力で旋回できること
になる。従って、土壌面が極く軟弱な場合においても、
旋回外側の走行クロ−ラ4が、土壌面を切り崩してスリ
ップを起こし土壌面に潜りこむようなことがなく、小さ
な半径による円滑な走向旋回を行いうるものである。
右一対の走行クロ−ラ4を、通常の基準位置から旋回内
側の走行クロ−ラ4は後側へ、旋回外側の走行クロ−ラ
4は前側へ各々移動させることにより、旋回外側の走行
クロ−ラ4が旋回内側の走行クロ−ラ4より前方に位置
することになるので、図に示す如く、走行クロ−ラ4が
基準位置の場合の旋回外側の牽引力は〔Fb=fb・r
b/Rb〕であり、基準位置から前後に移動させた場合
の牽引力は〔Fa=fa・ra/Ra〕となり、走行ク
ロ−ラ4を基準位置から前後に移動させた場合の方が、
旋回抵抗が少なくなって小さな牽引力で旋回できること
になる。従って、土壌面が極く軟弱な場合においても、
旋回外側の走行クロ−ラ4が、土壌面を切り崩してスリ
ップを起こし土壌面に潜りこむようなことがなく、小さ
な半径による円滑な走向旋回を行いうるものである。
【0008】
【実施例】なお、図例において、この発明を穀類の収穫
作業を行うコンバインについて説明する。コンバインの
車台5の下部側に土壌面を走行する左右一対の走行クロ
−ラ4を有する走行装置6を配設し、この車台5上に、
フィ−ドチェン7に挟持して供給される穀稈を脱穀し、
この脱穀された穀粒を選別回収する脱穀装置8を載置す
る。また、この脱穀装置8の前方側に立毛穀稈を分草し
引き起こして刈取ると共に、この刈り取った穀稈を後方
側へ搬送して該フィ−ドチェン7へ受け渡しする刈取装
置9を、土壌面に対して上下昇降自在となるよう該車台
5の前端部へ装架する。また、該脱穀装置8の一側にコ
ンバインの操作制御を行う操作装置10と、この操作の
ための操作積11とを設け、これらの各装置6,8,
9,10によってコンバインの車体12を構成する。
作業を行うコンバインについて説明する。コンバインの
車台5の下部側に土壌面を走行する左右一対の走行クロ
−ラ4を有する走行装置6を配設し、この車台5上に、
フィ−ドチェン7に挟持して供給される穀稈を脱穀し、
この脱穀された穀粒を選別回収する脱穀装置8を載置す
る。また、この脱穀装置8の前方側に立毛穀稈を分草し
引き起こして刈取ると共に、この刈り取った穀稈を後方
側へ搬送して該フィ−ドチェン7へ受け渡しする刈取装
置9を、土壌面に対して上下昇降自在となるよう該車台
5の前端部へ装架する。また、該脱穀装置8の一側にコ
ンバインの操作制御を行う操作装置10と、この操作の
ための操作積11とを設け、これらの各装置6,8,
9,10によってコンバインの車体12を構成する。
【0009】次に、前記走行装置6における走行クロ−
ラ4関係の構成を左右同形につき片側だけについて説明
する。前記車台5から下方側へステ−によって前後方向
に走行クロ−ラ4に沿って延長支架された直線状の走行
フレ−ム13を設け、この走行フレ−ム13の前側と後
側とに設けた前側回動支点14と後側回動支点15に、
上下方向へ回動自在なくの字状の前リンクア−ム16と
後リンクア−ム17の中間部を各々軸支し、この前後の
リンクア−ム16,17の各下端部を、該走行フレ−ム
13に相対して延設する前側を逆への字状に一体的に形
成したクロ−ラフレ−ム18の相対位置に回動可能に軸
着して構成する。
ラ4関係の構成を左右同形につき片側だけについて説明
する。前記車台5から下方側へステ−によって前後方向
に走行クロ−ラ4に沿って延長支架された直線状の走行
フレ−ム13を設け、この走行フレ−ム13の前側と後
側とに設けた前側回動支点14と後側回動支点15に、
上下方向へ回動自在なくの字状の前リンクア−ム16と
後リンクア−ム17の中間部を各々軸支し、この前後の
リンクア−ム16,17の各下端部を、該走行フレ−ム
13に相対して延設する前側を逆への字状に一体的に形
成したクロ−ラフレ−ム18の相対位置に回動可能に軸
着して構成する。
【0010】一方、該車台5の前部位置に走行ミッショ
ンケ−ス19を配設し、この走行ミッションケ−ス19
の伝動終端部左右側に、該走行クロ−ラ4を駆動する駆
動輪1へ動力を伝達する伝動系を内装したL字状のサイ
ドケ−ス20の上端部(20a)を遊嵌フランジ形式に
より回動自在に支承し、このサイドケ−ス20のL字状
の水平部分に該駆動輪1を駆動する駆動輪軸21を軸支
すると共に、該サイドケ−ス20から突出した該駆動輪
軸21の軸端に該駆動輪1を軸止して構成する。
ンケ−ス19を配設し、この走行ミッションケ−ス19
の伝動終端部左右側に、該走行クロ−ラ4を駆動する駆
動輪1へ動力を伝達する伝動系を内装したL字状のサイ
ドケ−ス20の上端部(20a)を遊嵌フランジ形式に
より回動自在に支承し、このサイドケ−ス20のL字状
の水平部分に該駆動輪1を駆動する駆動輪軸21を軸支
すると共に、該サイドケ−ス20から突出した該駆動輪
軸21の軸端に該駆動輪1を軸止して構成する。
【0011】また、該サイドケ−ス20の該駆動輪1側
終端部近傍位置20bと、前記クロ−ラフレ−ム18の
逆への字状に傾斜した立上がりの前端部とを回動自在に
枢支連結すると共に、該クロ−ラフレ−ム18の後端部
上側に設けた受金22から走行クロ−ラ4の巻掛け長さ
を調整する調整ア−ム23を後方へ向け摺動自在に配設
し、この調整ア−ム23に回動自在に端部転輪2を軸承
して設け、該クロ−ラフレ−ム18の後端部と逆への字
状の折曲点との間に、適当間隔をおいて複数個の中間転
輪3を回動自在に軸承して構成する。これらの端部転輪
2と中間転輪3、及び前記駆動輪1とに亘ってゴム材を
主体とする走行クロ−ラ4を巻掛けて配設する。
終端部近傍位置20bと、前記クロ−ラフレ−ム18の
逆への字状に傾斜した立上がりの前端部とを回動自在に
枢支連結すると共に、該クロ−ラフレ−ム18の後端部
上側に設けた受金22から走行クロ−ラ4の巻掛け長さ
を調整する調整ア−ム23を後方へ向け摺動自在に配設
し、この調整ア−ム23に回動自在に端部転輪2を軸承
して設け、該クロ−ラフレ−ム18の後端部と逆への字
状の折曲点との間に、適当間隔をおいて複数個の中間転
輪3を回動自在に軸承して構成する。これらの端部転輪
2と中間転輪3、及び前記駆動輪1とに亘ってゴム材を
主体とする走行クロ−ラ4を巻掛けて配設する。
【0012】前記走行フレ−ム13に軸支された前リン
クア−ム16と後リンクア−ム17の各上端部間を、長
さを調節可能な調節器24を設けた連結杆25によって
回動自在に連結し、この連結杆25の後部に、該前後リ
ンクア−ム16,17を回動させて走行クロ−ラ4を前
記サイドケ−ス20の回動と共に前後方向に揺動移動さ
せる伸縮シリンダ26の伸縮杆を回動自在に接続し、こ
の伸縮シリンダ26の固定側を前記車台5の後部下側に
設けた固定金27に止着して構成する。
クア−ム16と後リンクア−ム17の各上端部間を、長
さを調節可能な調節器24を設けた連結杆25によって
回動自在に連結し、この連結杆25の後部に、該前後リ
ンクア−ム16,17を回動させて走行クロ−ラ4を前
記サイドケ−ス20の回動と共に前後方向に揺動移動さ
せる伸縮シリンダ26の伸縮杆を回動自在に接続し、こ
の伸縮シリンダ26の固定側を前記車台5の後部下側に
設けた固定金27に止着して構成する。
【0013】なお、この左右の伸縮シリンダ26を各別
に制御して左右方向に傾斜した前記車体12を水平状態
に保持させるロ−リング制御機構(図示なし)と、該車
体12の走向旋回時に左右の走行クロ−ラ4を各々前後
方向へ相反して移動させる旋回制御機構(図示なし)と
を該車体12の任意位置に設けると共に、前記操作装置
10の任意位置に、該車体12の走向舵取りや走向旋回
を油圧力等によって操作するパワステレバ−28を設け
て構成する。
に制御して左右方向に傾斜した前記車体12を水平状態
に保持させるロ−リング制御機構(図示なし)と、該車
体12の走向旋回時に左右の走行クロ−ラ4を各々前後
方向へ相反して移動させる旋回制御機構(図示なし)と
を該車体12の任意位置に設けると共に、前記操作装置
10の任意位置に、該車体12の走向舵取りや走向旋回
を油圧力等によって操作するパワステレバ−28を設け
て構成する。
【0014】以上の如き構成による作用について説明す
る。走行装置6、脱穀装置8、刈取装置9、操作装置1
0等の作用により収穫作業が行われるが、この収穫作業
時に走行ミッションケ−ス19から駆動輪1へ伝達され
た駆動力により、該駆動輪1を介して走行クロ−ラ4を
駆動させて車体12を前進または後進させる。
る。走行装置6、脱穀装置8、刈取装置9、操作装置1
0等の作用により収穫作業が行われるが、この収穫作業
時に走行ミッションケ−ス19から駆動輪1へ伝達され
た駆動力により、該駆動輪1を介して走行クロ−ラ4を
駆動させて車体12を前進または後進させる。
【0015】このような、走行クロ−ラ4による走行時
に極く軟弱な土壌面に遭遇したような場合、走行クロ−
ラ4が土壌面から沈下して該車体12が左右方向にロ−
リングを起こして水平状態を保持できなくなることが多
いが、このときにはロ−リング制御機構の作用によって
沈下した側の走行クロ−ラ4を伸縮シリンダ26の伸縮
作用により、前後のリンクア−ム16,17を回動させ
てクロ−ラフレ−ム18を走行フレ−ム13に対して押
下げ、これによって走行クロ−ラ4が押し下げられて該
車体12を水平状態に保持させることができる。
に極く軟弱な土壌面に遭遇したような場合、走行クロ−
ラ4が土壌面から沈下して該車体12が左右方向にロ−
リングを起こして水平状態を保持できなくなることが多
いが、このときにはロ−リング制御機構の作用によって
沈下した側の走行クロ−ラ4を伸縮シリンダ26の伸縮
作用により、前後のリンクア−ム16,17を回動させ
てクロ−ラフレ−ム18を走行フレ−ム13に対して押
下げ、これによって走行クロ−ラ4が押し下げられて該
車体12を水平状態に保持させることができる。
【0016】これらのロ−リング制御により作業を行な
っている際に、圃場端の枕地等において該車体12の方
向転換つまり回向のために走行クロ−ラ4による走向旋
回を繰り返すことになるが、この走向旋回時に前記の如
き極く軟弱な土壌面においては、通常の如き基準位置に
固定化されている走行クロ−ラ4では、旋回内側の走行
クロ−ラ4の制動力に対して、旋回外側の走行クロ−ラ
4が必要とする駆動牽引力を確保するだけの土壌耐力が
ないため、走行クロ−ラ4が土壌面を切り崩してスリッ
プを起こし土壌面に潜ってしまうことになる。
っている際に、圃場端の枕地等において該車体12の方
向転換つまり回向のために走行クロ−ラ4による走向旋
回を繰り返すことになるが、この走向旋回時に前記の如
き極く軟弱な土壌面においては、通常の如き基準位置に
固定化されている走行クロ−ラ4では、旋回内側の走行
クロ−ラ4の制動力に対して、旋回外側の走行クロ−ラ
4が必要とする駆動牽引力を確保するだけの土壌耐力が
ないため、走行クロ−ラ4が土壌面を切り崩してスリッ
プを起こし土壌面に潜ってしまうことになる。
【0017】このとき、この走向旋回時にパワステレバ
−28の操作によって行われる旋回操作時間と、例えば
予め設定された該車体12直進時の舵取り操作時間との
違いを検出して、自動的に旋回制御機構を作用させるこ
とにより左右の走行クロ−ラ4を各々前後方向へ相反し
て移動させるようにする。この移動作用では、まず旋回
内側の伸縮シリンダ26を伸長させて前記前後のリンク
ア−ム16,17を共に上方回動させ、この回動により
走行ミッションケ−ス19の伝動終端部において、サイ
ドケ−ス20の上端部20aを軸心として該サイドケ−
ス20を後方側へ回動させると同時に、この回動により
該サイドケ−ス20の駆動輪1側ケ−ス外周部位置20
bを軸心として、クロ−ラフレ−ム18の前端部を該ケ
−ス外周部位置20bにおいて回動させながら、該クロ
−ラフレ−ム18、及び外駆動輪1、中間転輪3、端部
転輪2に巻掛けた走行クロ−ラ4と共に、走行フレ−ム
13に対して後方側へ移動させる。
−28の操作によって行われる旋回操作時間と、例えば
予め設定された該車体12直進時の舵取り操作時間との
違いを検出して、自動的に旋回制御機構を作用させるこ
とにより左右の走行クロ−ラ4を各々前後方向へ相反し
て移動させるようにする。この移動作用では、まず旋回
内側の伸縮シリンダ26を伸長させて前記前後のリンク
ア−ム16,17を共に上方回動させ、この回動により
走行ミッションケ−ス19の伝動終端部において、サイ
ドケ−ス20の上端部20aを軸心として該サイドケ−
ス20を後方側へ回動させると同時に、この回動により
該サイドケ−ス20の駆動輪1側ケ−ス外周部位置20
bを軸心として、クロ−ラフレ−ム18の前端部を該ケ
−ス外周部位置20bにおいて回動させながら、該クロ
−ラフレ−ム18、及び外駆動輪1、中間転輪3、端部
転輪2に巻掛けた走行クロ−ラ4と共に、走行フレ−ム
13に対して後方側へ移動させる。
【0018】また、同時に旋回外側の該伸縮シリンダ2
6を短縮させて該前後のリンクア−ム16,17を共に
下方回動させ、この回動により該走行ミッションケ−ス
19の伝動終端部において、該サイドケ−ス20の上端
部20aを軸心として該サイドケ−ス20を前方側へ回
動させると同時に、この回動により該サイドケ−ス20
の該駆動輪1側ケ−ス外周部位置20bを軸心として、
該クロ−ラフレ−ム18の前端部を該ケ−ス外周部位置
20bにおいて回動させながら該クロ−ラフレ−ム1
8、及び該駆動輪1、該中間転輪3、該端部転輪2に巻
掛けた走行クロ−ラ4と共に、該走行フレ−ム13に対
して前方側へ移動させる。
6を短縮させて該前後のリンクア−ム16,17を共に
下方回動させ、この回動により該走行ミッションケ−ス
19の伝動終端部において、該サイドケ−ス20の上端
部20aを軸心として該サイドケ−ス20を前方側へ回
動させると同時に、この回動により該サイドケ−ス20
の該駆動輪1側ケ−ス外周部位置20bを軸心として、
該クロ−ラフレ−ム18の前端部を該ケ−ス外周部位置
20bにおいて回動させながら該クロ−ラフレ−ム1
8、及び該駆動輪1、該中間転輪3、該端部転輪2に巻
掛けた走行クロ−ラ4と共に、該走行フレ−ム13に対
して前方側へ移動させる。
【0019】このようにして、左右の走行クロ−ラ4を
旋回内側では後方側へ、また旋回外側では前方側へ各々
基準位置から移動させて、例えば〔図4〕に示す如く右
旋回を行った場合では、旋回内側の走行クロ−ラ4の制
動力をfaとすると、これによる旋回中心からの旋回内
側の走行クロ−ラ4の旋回半径はraとなり、旋回外側
の走行クロ−ラ4の旋回半径はRaとなる。そしてこの
ときの旋回外側の走行クロ−ラ4の牽引力Faは〔Fa
=fa・ra/Ra〕となる。
旋回内側では後方側へ、また旋回外側では前方側へ各々
基準位置から移動させて、例えば〔図4〕に示す如く右
旋回を行った場合では、旋回内側の走行クロ−ラ4の制
動力をfaとすると、これによる旋回中心からの旋回内
側の走行クロ−ラ4の旋回半径はraとなり、旋回外側
の走行クロ−ラ4の旋回半径はRaとなる。そしてこの
ときの旋回外側の走行クロ−ラ4の牽引力Faは〔Fa
=fa・ra/Ra〕となる。
【0020】これを、通常の基準位置における走行クロ
−ラ4により旋回を行った場合と比較すると、同じく
〔図4〕に示す如く、旋回内側の走行クロ−ラ4の制動
力をfbとすると、これによる旋回中心からの旋回内側
の走行クロ−ラ4の旋回半径はrbとなり、旋回外側の
走行クロ−ラ4の旋回半径はRbとなる。そしてこのと
きの旋回外側の走行クロ−ラ4の牽引力は〔Fb=fb
・rb/Rb〕となり、 Fb/Fa=(fb・rb/Rb)/(fa・ra/R
a) 仮りにfa=fbであるとすると、 Fb/Fa=(rb・/Rb)/(ra/Ra)=rb
・Ra/ra・Rb>1 仮りにrb・Ra/ra・RbをKとすると Fa=Fb/K⇒Fa>Fb 以上により、明らかに本案における如く、前後方向に走
行クロ−ラ4を移動させたものの方が、通常の基準位置
の走行クロ−ラ4のものよりも走向旋回時の駆動牽引力
が小さくなり、極く軟弱な土壌面においても走行クロ−
ラ4により土壌面を切り崩してスリップを起こし土壌面
に潜りこむようなことがなく、小さな半径による円滑な
走向旋回を行うことができる。
−ラ4により旋回を行った場合と比較すると、同じく
〔図4〕に示す如く、旋回内側の走行クロ−ラ4の制動
力をfbとすると、これによる旋回中心からの旋回内側
の走行クロ−ラ4の旋回半径はrbとなり、旋回外側の
走行クロ−ラ4の旋回半径はRbとなる。そしてこのと
きの旋回外側の走行クロ−ラ4の牽引力は〔Fb=fb
・rb/Rb〕となり、 Fb/Fa=(fb・rb/Rb)/(fa・ra/R
a) 仮りにfa=fbであるとすると、 Fb/Fa=(rb・/Rb)/(ra/Ra)=rb
・Ra/ra・Rb>1 仮りにrb・Ra/ra・RbをKとすると Fa=Fb/K⇒Fa>Fb 以上により、明らかに本案における如く、前後方向に走
行クロ−ラ4を移動させたものの方が、通常の基準位置
の走行クロ−ラ4のものよりも走向旋回時の駆動牽引力
が小さくなり、極く軟弱な土壌面においても走行クロ−
ラ4により土壌面を切り崩してスリップを起こし土壌面
に潜りこむようなことがなく、小さな半径による円滑な
走向旋回を行うことができる。
【0021】また、この走行クロ−ラ4の前後移動は、
必要なときのみ使用するよう旋回制御スイッチ等を設け
るようにしてもよい。また、この走行クロ−ラ4の前後
移動は、通常の走向旋回時に限ることなく、一点旋回つ
まりスピンタ−ン時においても利用できるものであり、
このようなスピンタ−ン時には走行クロ−ラ4の旋回内
側と外側とを相互に逆転駆動することになるので、走行
クロ−ラ4を互いに進行方向に移動させるようにすれ
ば、小さい駆動牽引力で円滑なスピンタ−ンを行うこと
ができる。
必要なときのみ使用するよう旋回制御スイッチ等を設け
るようにしてもよい。また、この走行クロ−ラ4の前後
移動は、通常の走向旋回時に限ることなく、一点旋回つ
まりスピンタ−ン時においても利用できるものであり、
このようなスピンタ−ン時には走行クロ−ラ4の旋回内
側と外側とを相互に逆転駆動することになるので、走行
クロ−ラ4を互いに進行方向に移動させるようにすれ
ば、小さい駆動牽引力で円滑なスピンタ−ンを行うこと
ができる。
【図1】コンバインの全体を示す側面図。
【図2】走行クロ−ラの前後移動作用状態を示す側面
図。
図。
【図3】走行クロ−ラの前後移動作用状態を示す平面
図。
図。
【図4】走行クロ−ラの旋回作用状態を示す平面図。
1 駆動輪 2 端部転輪 3 中間転輪 4 走行クロ−ラ
Claims (1)
- 【請求項1】 前後に位置する駆動輪1と端部転輪2、
及びこれらの中間に位置する中間転輪3に亘って巻掛け
して土壌面を走行する左右一対の走行クロ−ラ4を、走
向旋回操作によって、旋回内側の走行クロ−ラ4を基準
位置から後側へ、旋回外側の走行クロ−ラ4を基準位置
から前側へ各々移動させてなるコンバインの走行装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1840393A JPH06227449A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | コンバインの走行装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1840393A JPH06227449A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | コンバインの走行装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06227449A true JPH06227449A (ja) | 1994-08-16 |
Family
ID=11970713
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1840393A Pending JPH06227449A (ja) | 1993-02-05 | 1993-02-05 | コンバインの走行装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06227449A (ja) |
-
1993
- 1993-02-05 JP JP1840393A patent/JPH06227449A/ja active Pending
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