JPH04337923A - 出力バッファ回路 - Google Patents
出力バッファ回路Info
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- JPH04337923A JPH04337923A JP3110396A JP11039691A JPH04337923A JP H04337923 A JPH04337923 A JP H04337923A JP 3110396 A JP3110396 A JP 3110396A JP 11039691 A JP11039691 A JP 11039691A JP H04337923 A JPH04337923 A JP H04337923A
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C7/00—Arrangements for writing information into, or reading information out from, a digital store
-
- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/02—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components
- H03K19/08—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices
- H03K19/094—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits using specified components using semiconductor devices using field-effect transistors
- H03K19/09425—Multistate logic
- H03K19/09429—Multistate logic one of the states being the high impedance or floating state
-
- H—ELECTRICITY
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- H03K—PULSE TECHNIQUE
- H03K19/00—Logic circuits, i.e. having at least two inputs acting on one output; Inverting circuits
- H03K19/003—Modifications for increasing the reliability for protection
- H03K19/00346—Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents
- H03K19/00361—Modifications for eliminating interference or parasitic voltages or currents in field effect transistor circuits
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は出力バッファ回路、特に
たとえばスイッチング・ノイズの小さい出力バッファ回
路に関する。
たとえばスイッチング・ノイズの小さい出力バッファ回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の出力バッファ回路として
は、たとえば特開昭61−216518に開示されたも
のがある。図5に示すようにこの回路は、出力最終段に
おける出力端子OUTに接続されたPMOS出力トラン
ジスタ58のゲート端子a51と、出力端子OUTに接
続されたNMOS出力トランジスタ57のゲート端子a
52との間に、PMOS出力トランジスタ51及びNM
OS出力トランジスタ54から成るトランスファ・ゲー
トTGを設け、このトランスファ・ゲートTGを制御信
号Cによってオン・オフに制御するものである。トラン
スファ・ゲートTGがオフであれば、出力端子OUTは
「ハイ・インピーダンス状態」となる。また、トランス
ファ・ゲートTGがオンであれば、出力端子OUTには
出力信号用の入力端子Dと同じ論理レベルが生じて出力
バッファ回路は「出力状態」となる。なお、論理機能に
関する各トランジスタのより詳細な説明は上記公報に詳
述されているので省略し、本発明に直接関係のあるスイ
ッチング・ノイズの大きさの低減効果について特に説明
する。
は、たとえば特開昭61−216518に開示されたも
のがある。図5に示すようにこの回路は、出力最終段に
おける出力端子OUTに接続されたPMOS出力トラン
ジスタ58のゲート端子a51と、出力端子OUTに接
続されたNMOS出力トランジスタ57のゲート端子a
52との間に、PMOS出力トランジスタ51及びNM
OS出力トランジスタ54から成るトランスファ・ゲー
トTGを設け、このトランスファ・ゲートTGを制御信
号Cによってオン・オフに制御するものである。トラン
スファ・ゲートTGがオフであれば、出力端子OUTは
「ハイ・インピーダンス状態」となる。また、トランス
ファ・ゲートTGがオンであれば、出力端子OUTには
出力信号用の入力端子Dと同じ論理レベルが生じて出力
バッファ回路は「出力状態」となる。なお、論理機能に
関する各トランジスタのより詳細な説明は上記公報に詳
述されているので省略し、本発明に直接関係のあるスイ
ッチング・ノイズの大きさの低減効果について特に説明
する。
【0003】いま出力バッファ回路が「出力状態」にあ
り、出力信号用の入力端子DがHレベルにあったとする
。この時、端子a51及び端子a52は共にLレベルと
なっており、出力端子OUTはHレベルとなっている。 ここで入力端子DがHレベルからLレベルに遷移すると
、端子a51と端子a52がLレベルからHレベルに変
化し、PMOS出力トランジスタ58がオフし、NMO
S出力トランジスタ57がオンして、出力端子OUTは
HレベルからLレベルへと変化してゆく。この時、出力
最終段のPMOS出力トランジスタ58とNMOS出力
トランジスタ57のゲート電極との間に、トランスファ
・ゲートTGが設けられているので、このトランスファ
・ゲートTGのオン抵抗と寄生容量とによって、端子a
51のレベルが上昇してから、端子a52のレベルが上
昇するまでに一定の遅延が生じる。従ってPMOS出力
トランジスタ58がまずオフした後に、NMOS出力ト
ランジスタ57がオンする事となり、最終段の2個の出
力トランジスタ57及び58が同時にオン状態にならな
いので無用な貫通電流をなくせ、スイッチング・ノイズ
の低減を図る事ができる。
り、出力信号用の入力端子DがHレベルにあったとする
。この時、端子a51及び端子a52は共にLレベルと
なっており、出力端子OUTはHレベルとなっている。 ここで入力端子DがHレベルからLレベルに遷移すると
、端子a51と端子a52がLレベルからHレベルに変
化し、PMOS出力トランジスタ58がオフし、NMO
S出力トランジスタ57がオンして、出力端子OUTは
HレベルからLレベルへと変化してゆく。この時、出力
最終段のPMOS出力トランジスタ58とNMOS出力
トランジスタ57のゲート電極との間に、トランスファ
・ゲートTGが設けられているので、このトランスファ
・ゲートTGのオン抵抗と寄生容量とによって、端子a
51のレベルが上昇してから、端子a52のレベルが上
昇するまでに一定の遅延が生じる。従ってPMOS出力
トランジスタ58がまずオフした後に、NMOS出力ト
ランジスタ57がオンする事となり、最終段の2個の出
力トランジスタ57及び58が同時にオン状態にならな
いので無用な貫通電流をなくせ、スイッチング・ノイズ
の低減を図る事ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の回路構成では以下のような問題が存在する。
来技術の回路構成では以下のような問題が存在する。
【0005】まず、実際の集積回路では、図6に示すよ
うに、出力トランジスタ、例えばNMOS出力トランジ
スタN50のソースと接地電位GNDとの間に寄生イン
ダクタンスLGが存在している。このため、出力バッフ
ァ回路の電流駆動能力を大きくするために最終段の出力
トランジスタのディメンジョン(ゲート幅/ゲート長で
決まる値)を大きくすると、出力端子OUTがHレベル
からLレベルに変化する時、出力端子OUTに接続され
た負荷容量CLから接地電位GNDに瞬間的に大きなピ
ーク電流IDが流れ、寄生インダクタンスLGに大きな
ノイズ電圧VGNが発生する。このように、貫通電流を
防止しても、なお大きなスイッチング・ノイズが発生す
る。 もちろん図5に示した従来の回路においても、トランス
ファ・ゲートTGを構成する各トランジスタのディメン
ジョンを小さくすれば、出力トランジスタのゲート電位
の遷移時間が長くなるので、ノイズ電圧VGNをある程
度小さくする事ができる。しかし、こうした方法では、
負荷容量CLが著るしく大きい時、出力端子OUTの電
荷が充分少なくなる前にゲート電位が遷移してしまい、
結局ノイズ電圧を充分に小さくするには至らなかった。
うに、出力トランジスタ、例えばNMOS出力トランジ
スタN50のソースと接地電位GNDとの間に寄生イン
ダクタンスLGが存在している。このため、出力バッフ
ァ回路の電流駆動能力を大きくするために最終段の出力
トランジスタのディメンジョン(ゲート幅/ゲート長で
決まる値)を大きくすると、出力端子OUTがHレベル
からLレベルに変化する時、出力端子OUTに接続され
た負荷容量CLから接地電位GNDに瞬間的に大きなピ
ーク電流IDが流れ、寄生インダクタンスLGに大きな
ノイズ電圧VGNが発生する。このように、貫通電流を
防止しても、なお大きなスイッチング・ノイズが発生す
る。 もちろん図5に示した従来の回路においても、トランス
ファ・ゲートTGを構成する各トランジスタのディメン
ジョンを小さくすれば、出力トランジスタのゲート電位
の遷移時間が長くなるので、ノイズ電圧VGNをある程
度小さくする事ができる。しかし、こうした方法では、
負荷容量CLが著るしく大きい時、出力端子OUTの電
荷が充分少なくなる前にゲート電位が遷移してしまい、
結局ノイズ電圧を充分に小さくするには至らなかった。
【0006】一方、ノイズ低減の他の従来技術として、
例えば特開昭61−244124等によって開示された
方法がある。この出力バッファ回路は、出力バッファの
最終段を、少なくとも一方の電源電位(例えば接地電位
GND)と出力端子の間に並列接続した複数対の出力ト
ランジスタで構成されている。この方法においては、例
えば出力端子がHレベルからLレベルに遷移する際、ま
ず第1のNMOS出力トランジスタをオンし、一定時間
経過して出力端子の電位が低下した後、第2のNMOS
出力トランジスタをオンにする。この結果、最大のノイ
ズ源である放電開始直後のピーク電流を小さくでき、し
かも出力バッファ回路全体の電流駆動能力を落とす必要
はない。しかし、このように出力最終段を並列接続した
複数対の出力トランジスタで構成する従来技術の回路で
は、各出力トランジスタのオン、オフの時差制御のため
の回路が複雑であり素子数が多いという問題がある。例
えばこの文献の回路においては24個のMOSトランジ
スタを必要とする。また、ゲートアレイのように多数の
入出力回路の搭載を要求される分野においては、出力バ
ッファ回路は、幅が狭く縦長な領域に形成する事が好ま
しい。しかしながらこの従来技術では、出力端子に直接
ドレインが接続され、ラッチアップ対策等のため大きな
面積を要する出力トランジスタ対が多数存在するために
、パターン・レイアウト上も不利であった。
例えば特開昭61−244124等によって開示された
方法がある。この出力バッファ回路は、出力バッファの
最終段を、少なくとも一方の電源電位(例えば接地電位
GND)と出力端子の間に並列接続した複数対の出力ト
ランジスタで構成されている。この方法においては、例
えば出力端子がHレベルからLレベルに遷移する際、ま
ず第1のNMOS出力トランジスタをオンし、一定時間
経過して出力端子の電位が低下した後、第2のNMOS
出力トランジスタをオンにする。この結果、最大のノイ
ズ源である放電開始直後のピーク電流を小さくでき、し
かも出力バッファ回路全体の電流駆動能力を落とす必要
はない。しかし、このように出力最終段を並列接続した
複数対の出力トランジスタで構成する従来技術の回路で
は、各出力トランジスタのオン、オフの時差制御のため
の回路が複雑であり素子数が多いという問題がある。例
えばこの文献の回路においては24個のMOSトランジ
スタを必要とする。また、ゲートアレイのように多数の
入出力回路の搭載を要求される分野においては、出力バ
ッファ回路は、幅が狭く縦長な領域に形成する事が好ま
しい。しかしながらこの従来技術では、出力端子に直接
ドレインが接続され、ラッチアップ対策等のため大きな
面積を要する出力トランジスタ対が多数存在するために
、パターン・レイアウト上も不利であった。
【0007】このように、一対の出力トランジスタのゲ
ート間にトランスファ・ゲートを設けた従来技術の回路
では、負荷容量が大きい時に、充分なノイズの低減が達
成できないという欠点があった。また、最終段を複数対
の出力トランジスタで構成する従来技術においては、素
子数が多くなり、パターン・レイアウト上不利であると
いう欠点があった。
ート間にトランスファ・ゲートを設けた従来技術の回路
では、負荷容量が大きい時に、充分なノイズの低減が達
成できないという欠点があった。また、最終段を複数対
の出力トランジスタで構成する従来技術においては、素
子数が多くなり、パターン・レイアウト上不利であると
いう欠点があった。
【0008】本発明はこのような従来技術の欠点を解消
し、高速でスイッチング・ノイズの発生が小さく、素子
数の少ない出力バッファ回路を提供することを目的とす
る。
し、高速でスイッチング・ノイズの発生が小さく、素子
数の少ない出力バッファ回路を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、半導体素子により構成される出力バッフ
ァ回路は、第1の半導体素子および第2の半導体素子に
より構成される出力最終段と、第1の半導体素子および
第2の半導体素子のゲート端子間に配設されるとともに
、このバッファ回路の出力端子に接続されるスイッチ手
段とを有する。また、このスイッチ手段は、第1の半導
体素子のゲート端子より第2の半導体素子のゲート端子
へ至る第1の経路の間に設けられた第3の半導体素子と
、第1の半導体素子のゲート端子より第2の半導体素子
のゲート端子へ至る第2の経路の間に設けられた第4の
半導体素子とを含み、第3の半導体素子および第4の半
導体素子のゲート端子がこの回路の出力端子に接続され
ている。
決するために、半導体素子により構成される出力バッフ
ァ回路は、第1の半導体素子および第2の半導体素子に
より構成される出力最終段と、第1の半導体素子および
第2の半導体素子のゲート端子間に配設されるとともに
、このバッファ回路の出力端子に接続されるスイッチ手
段とを有する。また、このスイッチ手段は、第1の半導
体素子のゲート端子より第2の半導体素子のゲート端子
へ至る第1の経路の間に設けられた第3の半導体素子と
、第1の半導体素子のゲート端子より第2の半導体素子
のゲート端子へ至る第2の経路の間に設けられた第4の
半導体素子とを含み、第3の半導体素子および第4の半
導体素子のゲート端子がこの回路の出力端子に接続され
ている。
【0010】
【作用】本発明によれば、入力端子に入力された信号が
変化した場合、出力端子の電位変化によりスイッチ手段
の所定の半導体素子が導通することによって、第1の半
導体素子と第2の半導体素子が、同一のタイミングで導
通することが無いように制御される。
変化した場合、出力端子の電位変化によりスイッチ手段
の所定の半導体素子が導通することによって、第1の半
導体素子と第2の半導体素子が、同一のタイミングで導
通することが無いように制御される。
【0011】
【実施例】次に添付図面を参照して本発明による出力バ
ッファ回路の実施例を詳細に説明する。
ッファ回路の実施例を詳細に説明する。
【0012】図1には本発明の出力バッファ回路の一実
施例を示す回路図が示されている。同図において、端子
OUTは出力バッファ回路の出力端子、端子Cは出力バ
ッファ回路を「ハイインピーダンス」か「出力状態」か
のいずれかに制御するための制御信号端子、端子Dは出
力バッファが「出力状態」にあるときに出力端子OUT
の論理レベルを決定するための出力信号用の入力端子で
ある。また、端子VCC1は集積回路内部の電源電圧V
CC1に接続される電源端子、端子GND1は集積回路
内部の接地電位に接続される接地端子である。
施例を示す回路図が示されている。同図において、端子
OUTは出力バッファ回路の出力端子、端子Cは出力バ
ッファ回路を「ハイインピーダンス」か「出力状態」か
のいずれかに制御するための制御信号端子、端子Dは出
力バッファが「出力状態」にあるときに出力端子OUT
の論理レベルを決定するための出力信号用の入力端子で
ある。また、端子VCC1は集積回路内部の電源電圧V
CC1に接続される電源端子、端子GND1は集積回路
内部の接地電位に接続される接地端子である。
【0013】本実施例における出力バッファ回路は、出
力端子OUTを直接駆動する最終段Fと、出力端子OU
Tに出力される信号の制御を行なう制御回路Kを有する
。制御回路Kは、PMOSトランジスタP11,P12
、NMOSトランジスタN11,N12およびインバー
タINV11により構成されている。制御回路Kにおい
て、まず制御信号端子CがインバータINV11の入力
に接続され、INV11の出力がノードn10に接続さ
れている。次にPMOSトランジスタP11のソースが
電源端子VCC1に、ゲートが入力端子Dに、ドレイン
がノードn11にそれぞれ接続されている。また、PM
OSトランジスタP12のソースがVCC1に、ゲート
が制御信号端子Cに、ドレインがノードn11にそれぞ
れ接続されている。さらに、NMOSトランジスタN1
1のソースがGND1にゲートが入力端子Dに、ドレイ
ンがノードn12にそれぞれ接続されている。また、N
MOSトランジスタN12のソースが端子GND1に、
ゲートがノードn10に、ドレインがノードn12にそ
れぞれ接続されている。
力端子OUTを直接駆動する最終段Fと、出力端子OU
Tに出力される信号の制御を行なう制御回路Kを有する
。制御回路Kは、PMOSトランジスタP11,P12
、NMOSトランジスタN11,N12およびインバー
タINV11により構成されている。制御回路Kにおい
て、まず制御信号端子CがインバータINV11の入力
に接続され、INV11の出力がノードn10に接続さ
れている。次にPMOSトランジスタP11のソースが
電源端子VCC1に、ゲートが入力端子Dに、ドレイン
がノードn11にそれぞれ接続されている。また、PM
OSトランジスタP12のソースがVCC1に、ゲート
が制御信号端子Cに、ドレインがノードn11にそれぞ
れ接続されている。さらに、NMOSトランジスタN1
1のソースがGND1にゲートが入力端子Dに、ドレイ
ンがノードn12にそれぞれ接続されている。また、N
MOSトランジスタN12のソースが端子GND1に、
ゲートがノードn10に、ドレインがノードn12にそ
れぞれ接続されている。
【0014】さらに、ノードn11とノードn12の間
にスイッチ部Sが設けられている。スイッチ部Sは制御
信号端子Cより入力した制御信号Cによりオン、オフ制
御されるスイッチであり、このスイッチ部Sがオフのと
きには出力端子OUTがハイインピーダンス状態になる
。スイッチ部Sは、PMOSトランジスタP13,P1
4、NMOSトランジスタN13,N14より構成され
ている。スイッチ部Sにおいて、NMOSトランジスタ
N13のソースがノードn12に、ゲートが制御信号端
子Cに、ドレインがNMOSトランジスタN14のソー
スにそれぞれ接続されている。また、NMOSトランジ
スタN14のゲートが出力端子OUTに、ドレインがノ
ードn11にそれぞれ接続される。さらに、PMOSト
ランジスタP13のソースがノードn11に、ゲートが
ノードn10に、ドレインがPMOSトランジスタP1
4のソースにそれぞれ接続されている。また、PMOS
トランジスタP14のゲートが出力端子OUTに、ドレ
インがノードn12にそれぞれ接続されている。このよ
うにスイッチ部Sは、出力端子OUTの電位によって直
接制御されるMOSトランジスタ、PMOSトランジス
タP14とNMOSトランジスタN14を有する。また
、出力バッファ回路が大容量の負荷を駆動する場合でも
、スイッチ部Sにより負荷の充放電が充分進行するまで
、最終段Fの出力トランジスタの電流駆動能力を小さく
抑えることが可能である。
にスイッチ部Sが設けられている。スイッチ部Sは制御
信号端子Cより入力した制御信号Cによりオン、オフ制
御されるスイッチであり、このスイッチ部Sがオフのと
きには出力端子OUTがハイインピーダンス状態になる
。スイッチ部Sは、PMOSトランジスタP13,P1
4、NMOSトランジスタN13,N14より構成され
ている。スイッチ部Sにおいて、NMOSトランジスタ
N13のソースがノードn12に、ゲートが制御信号端
子Cに、ドレインがNMOSトランジスタN14のソー
スにそれぞれ接続されている。また、NMOSトランジ
スタN14のゲートが出力端子OUTに、ドレインがノ
ードn11にそれぞれ接続される。さらに、PMOSト
ランジスタP13のソースがノードn11に、ゲートが
ノードn10に、ドレインがPMOSトランジスタP1
4のソースにそれぞれ接続されている。また、PMOS
トランジスタP14のゲートが出力端子OUTに、ドレ
インがノードn12にそれぞれ接続されている。このよ
うにスイッチ部Sは、出力端子OUTの電位によって直
接制御されるMOSトランジスタ、PMOSトランジス
タP14とNMOSトランジスタN14を有する。また
、出力バッファ回路が大容量の負荷を駆動する場合でも
、スイッチ部Sにより負荷の充放電が充分進行するまで
、最終段Fの出力トランジスタの電流駆動能力を小さく
抑えることが可能である。
【0015】最終段FはPMOSトランジスタP10と
NMOSトランジスタN10により構成されている。最
終段Fにおいては、PMOS出力トランジスタP10の
ソースがVCC1に、ゲートが制御回路Kのノードn1
1に、ドレインが出力端子OUTに接続されている。ま
た、NMOSトランジスタN10のソースがGND1に
、ゲートが制御回路Kのノードn12に、ドレインが出
力端子OUTにそれぞれ接続されている。
NMOSトランジスタN10により構成されている。最
終段Fにおいては、PMOS出力トランジスタP10の
ソースがVCC1に、ゲートが制御回路Kのノードn1
1に、ドレインが出力端子OUTに接続されている。ま
た、NMOSトランジスタN10のソースがGND1に
、ゲートが制御回路Kのノードn12に、ドレインが出
力端子OUTにそれぞれ接続されている。
【0016】次に図1に示した実施例の動作を説明する
。
。
【0017】まず、出力バッファ回路の「ハイインピー
ダンス状態」について説明する。制御信号CがLレベル
であると、ノードn10がHレベルとなりスイッチ部S
のNMOSトランジスタN13及びPMOSトランジス
タP13が共にオフになる。従って、入力端子D及び出
力端子OUTの論理レベルにかかわらず、スイッチ部S
はオフする。一方、NMOSトランジスタN12及びP
MOSトランジスタP12がオンするので、ノードn1
1はHレベルに、ノードn12はLレベルになり、PM
OS出力トランジスタP10とNMOS出力トランジス
タN10はいずれもオフとなる。この結果出力端子OU
Tはハイインピーダンス状態となる。
ダンス状態」について説明する。制御信号CがLレベル
であると、ノードn10がHレベルとなりスイッチ部S
のNMOSトランジスタN13及びPMOSトランジス
タP13が共にオフになる。従って、入力端子D及び出
力端子OUTの論理レベルにかかわらず、スイッチ部S
はオフする。一方、NMOSトランジスタN12及びP
MOSトランジスタP12がオンするので、ノードn1
1はHレベルに、ノードn12はLレベルになり、PM
OS出力トランジスタP10とNMOS出力トランジス
タN10はいずれもオフとなる。この結果出力端子OU
Tはハイインピーダンス状態となる。
【0018】次に「出力状態」における動作を説明する
。
。
【0019】図2は本実施例における出力バッファ回路
の「出力状態」における各ノードの電圧波形の一例が示
されている。同図において、電圧VOUTは出力端子O
UTの電圧を、電圧VTNはNMOSトランジスタのス
レッショルド電圧を、電圧VTPはPMOSトランジス
タのスレッショルド電圧をそれぞれ示している。
の「出力状態」における各ノードの電圧波形の一例が示
されている。同図において、電圧VOUTは出力端子O
UTの電圧を、電圧VTNはNMOSトランジスタのス
レッショルド電圧を、電圧VTPはPMOSトランジス
タのスレッショルド電圧をそれぞれ示している。
【0020】なお図2には、本実施例と図5に示した従
来技術の差が明確になるように、図5の出力バッファ回
路における出力端子OUT及び内部接地電位GND1の
電圧波形が破線にて併せて示されている。いま、制御信
号端子CがLレベルからHレベルに変化したとすると、
PMOSトランジスタP12及びNMOSトランジスタ
N12がオフとなり、スイッチ部SのPMOSトランジ
スタP13とNMOSトランジスタN13がオンとなる
。一方、出力端子OUTの初期状態は制御信号端子Cが
Lレベルであったためハイインピーダンス状態であるの
で、出力端子OUTの電位が外部の負荷容量CLの初期
状態によって定まる。すなわち、出力端子OUTの初期
状態がHレベルであればNMOSトランジスタN14が
、またLレベルであればPMOSトランジスタP14が
オンするので、出力端子OUTの電位にかかわらずスイ
ッチ部Sは導通状態となる。この時、図2に示すように
入力端子DがHレベルであると、PMOSトランジスタ
P11はオフであり、NMOSトランジスタN11はオ
ンになるので、ノードn12の電位はLレベルに保持さ
れる。一方、スイッチ部Sは導通状態にあるので、ノー
ドn11の電位は降下してLレベルとなる。従って、N
MOS出力トランジスタN10はオフ状態が保持される
一方、PMOS出力トランジスタS10はオンとなり、
出力端子OUTはHレベルとなる。なお、図2のノード
11の電圧波形において、電位の降下する速さが一時遅
くなっている部分qがあるが、これについては後述する
。
来技術の差が明確になるように、図5の出力バッファ回
路における出力端子OUT及び内部接地電位GND1の
電圧波形が破線にて併せて示されている。いま、制御信
号端子CがLレベルからHレベルに変化したとすると、
PMOSトランジスタP12及びNMOSトランジスタ
N12がオフとなり、スイッチ部SのPMOSトランジ
スタP13とNMOSトランジスタN13がオンとなる
。一方、出力端子OUTの初期状態は制御信号端子Cが
Lレベルであったためハイインピーダンス状態であるの
で、出力端子OUTの電位が外部の負荷容量CLの初期
状態によって定まる。すなわち、出力端子OUTの初期
状態がHレベルであればNMOSトランジスタN14が
、またLレベルであればPMOSトランジスタP14が
オンするので、出力端子OUTの電位にかかわらずスイ
ッチ部Sは導通状態となる。この時、図2に示すように
入力端子DがHレベルであると、PMOSトランジスタ
P11はオフであり、NMOSトランジスタN11はオ
ンになるので、ノードn12の電位はLレベルに保持さ
れる。一方、スイッチ部Sは導通状態にあるので、ノー
ドn11の電位は降下してLレベルとなる。従って、N
MOS出力トランジスタN10はオフ状態が保持される
一方、PMOS出力トランジスタS10はオンとなり、
出力端子OUTはHレベルとなる。なお、図2のノード
11の電圧波形において、電位の降下する速さが一時遅
くなっている部分qがあるが、これについては後述する
。
【0021】次に、出力端子OUTがHレベルからLレ
ベルに遷移する場合について説明する。「出力状態」に
おいては、PMOSトランジスタP12及びNMOSト
ランジスタN12は常にオフである。いま、時刻tOa
において入力端子DがHレベルからLレベルに遷移する
と、NMOSトランジスタN11がオフに、PMOSト
ランジスタP11がオンとなる。これにより、時刻t1
aでノードn11がLレベルからHレベルに変化し、P
MOS出力トランジスタP10がオフとなる。一方、ス
イッチ部Sにおいては、NMOSトランジスタN13及
びPMOSトランジスタP13がそれぞれオンしている
。また、この時点で出力端子OUTの電圧VOUTはH
レベルであるので、NMOSトランジスタN14がオン
、PMOSトランジスタP14がオフである。
ベルに遷移する場合について説明する。「出力状態」に
おいては、PMOSトランジスタP12及びNMOSト
ランジスタN12は常にオフである。いま、時刻tOa
において入力端子DがHレベルからLレベルに遷移する
と、NMOSトランジスタN11がオフに、PMOSト
ランジスタP11がオンとなる。これにより、時刻t1
aでノードn11がLレベルからHレベルに変化し、P
MOS出力トランジスタP10がオフとなる。一方、ス
イッチ部Sにおいては、NMOSトランジスタN13及
びPMOSトランジスタP13がそれぞれオンしている
。また、この時点で出力端子OUTの電圧VOUTはH
レベルであるので、NMOSトランジスタN14がオン
、PMOSトランジスタP14がオフである。
【0022】従って、ノードn11からn12への充電
が、スイッチ部SにおけるNMOS出力トランジスタN
14及びN13を通ってなされ、ノードn12の電位は
上昇する。ノードn12の電位が上昇すると、スイッチ
部SにおけるNMOSトランジスタN13及びN14の
ソース電位が上昇する事となり(即ちNMOSトランジ
スタN13及びN14のゲート・ソース電圧が減少する
事となり)、スイッチ部Sを流れる電流は減少する。こ
の結果、図示するごとく時刻t2aにおいて、ノードn
12の電位上昇は、VOUT−VTN′(VTN′は基
板効果を含んだNMOSトランジスタのスレッショルド
電圧(VTN′>VTN))付近で一時停止する。この
とき一般にVCC=5Vでは数1に示す値になる。
が、スイッチ部SにおけるNMOS出力トランジスタN
14及びN13を通ってなされ、ノードn12の電位は
上昇する。ノードn12の電位が上昇すると、スイッチ
部SにおけるNMOSトランジスタN13及びN14の
ソース電位が上昇する事となり(即ちNMOSトランジ
スタN13及びN14のゲート・ソース電圧が減少する
事となり)、スイッチ部Sを流れる電流は減少する。こ
の結果、図示するごとく時刻t2aにおいて、ノードn
12の電位上昇は、VOUT−VTN′(VTN′は基
板効果を含んだNMOSトランジスタのスレッショルド
電圧(VTN′>VTN))付近で一時停止する。この
とき一般にVCC=5Vでは数1に示す値になる。
【0023】
【数1】
【0024】従って、NMOS出力トランジスタN10
がオンしVOUTは低下し始める。さらに、時刻t3a
においてこの出力電圧VOUTが充分低下してVout
≪VCC−VTPとなると、スイッチ部SのPMOSト
ランジスタP14がオンし、ノードn11からノードn
12への充電はPMOSトランジスタP13とP14と
を通ってなされるようになる。この結果ノードn12は
VCCまで上昇し、NMOS出力トランジスタN10が
充分な電流駆動能力を持つようになる。なお、出力電圧
VOUTがVOUT<VTNまでさがるとNMOSトラ
ンジスタN14はオフとなるが、PMOSトランジスタ
P13及びP14がオンしているので、スイッチ部Sは
導通のままである。
がオンしVOUTは低下し始める。さらに、時刻t3a
においてこの出力電圧VOUTが充分低下してVout
≪VCC−VTPとなると、スイッチ部SのPMOSト
ランジスタP14がオンし、ノードn11からノードn
12への充電はPMOSトランジスタP13とP14と
を通ってなされるようになる。この結果ノードn12は
VCCまで上昇し、NMOS出力トランジスタN10が
充分な電流駆動能力を持つようになる。なお、出力電圧
VOUTがVOUT<VTNまでさがるとNMOSトラ
ンジスタN14はオフとなるが、PMOSトランジスタ
P13及びP14がオンしているので、スイッチ部Sは
導通のままである。
【0025】このように本実施例では、出力の放電開始
直後におけるNMOS出力トランジスタN10のゲート
電圧が小さくおさえられるので、最大のノイズ源となる
放電開始直後のピーク電流を小さくできる。従って図2
に示すように、内部接地線GND1に生じるノイズ電圧
VGNを従来の1/2程度に小さくできる。また、放電
が充分進行した時点(t3a)においても、NMOS出
力トランジスタN10のゲートには充分な電圧VCCが
加わるので電流駆動能力を損なう事はない。また、この
時点では出力端子の電圧が小さくなっているので、NM
OS出力トランジスタN10の能力が大きくなってもノ
イズ電圧VGNへの影響は小さい。
直後におけるNMOS出力トランジスタN10のゲート
電圧が小さくおさえられるので、最大のノイズ源となる
放電開始直後のピーク電流を小さくできる。従って図2
に示すように、内部接地線GND1に生じるノイズ電圧
VGNを従来の1/2程度に小さくできる。また、放電
が充分進行した時点(t3a)においても、NMOS出
力トランジスタN10のゲートには充分な電圧VCCが
加わるので電流駆動能力を損なう事はない。また、この
時点では出力端子の電圧が小さくなっているので、NM
OS出力トランジスタN10の能力が大きくなってもノ
イズ電圧VGNへの影響は小さい。
【0026】次に出力端子OUTがLレベルからHレベ
ルに遷移する場合について説明する。まず、時刻T0b
において入力端子DがLレベルからHレベルに変化する
。この結果、PMOSトランジスタP11がオフに、N
MOSトランジスタN11がオンになる。これにより、
時刻T1bでノードn12がHレベルからLレベルに遷
移し、NMOS出力トランジスタN10がオフとなる。
ルに遷移する場合について説明する。まず、時刻T0b
において入力端子DがLレベルからHレベルに変化する
。この結果、PMOSトランジスタP11がオフに、N
MOSトランジスタN11がオンになる。これにより、
時刻T1bでノードn12がHレベルからLレベルに遷
移し、NMOS出力トランジスタN10がオフとなる。
【0027】一方、スイッチ部SにおいてはPMOSト
ランジスタP13及びNMOSトランジスタN13がオ
ンしている。また、この時点で出力端子OUTの出力電
圧VOUTがLレベルであるので、PMOSトランジス
タP14がオンであり、NMOS出力トランジスタN1
4がオフである。従ってnノード11の電荷がPMOS
トランジスタP13及びP14を通してノードn12へ
放電されノードn11の電位は降下する。ノードn11
の電位が降下すると、スイッチ部SにおけるPMOSト
ランジスタP13及びP14のソース電位が降下する事
となり(すなわちPMOSトランジスタP13及びP1
4のゲート・ソース電圧が減少する事となり)、スイッ
チ部Sを流れる電流は減少する。この結果、図示するご
とく時刻T2bにおいて、ノードn11の電位の降下は
|VTP′|(VTP′は基板効果を含んだPMOSト
ランジスタのスレッショルド電圧)付近で一時停止する
。(図中のq′部分)この時、PMOS出力トランジス
タP10のゲート電圧は数2に示す値となる。
ランジスタP13及びNMOSトランジスタN13がオ
ンしている。また、この時点で出力端子OUTの出力電
圧VOUTがLレベルであるので、PMOSトランジス
タP14がオンであり、NMOS出力トランジスタN1
4がオフである。従ってnノード11の電荷がPMOS
トランジスタP13及びP14を通してノードn12へ
放電されノードn11の電位は降下する。ノードn11
の電位が降下すると、スイッチ部SにおけるPMOSト
ランジスタP13及びP14のソース電位が降下する事
となり(すなわちPMOSトランジスタP13及びP1
4のゲート・ソース電圧が減少する事となり)、スイッ
チ部Sを流れる電流は減少する。この結果、図示するご
とく時刻T2bにおいて、ノードn11の電位の降下は
|VTP′|(VTP′は基板効果を含んだPMOSト
ランジスタのスレッショルド電圧)付近で一時停止する
。(図中のq′部分)この時、PMOS出力トランジス
タP10のゲート電圧は数2に示す値となる。
【0028】
【数2】
【0029】したがって、PMOS出力トランジスタP
10はオンしVOUTは上昇し始める。さらに時刻T3
bにおいて、この出力電圧VOUTが充分に上昇してV
OUT≫VTNとなるとNMOSトランジスタN14が
オンし、ノードn11からノードn12への放電がNM
OSトランジスタN14及びN13を通ってなされる事
となり、ノードn11は接地電位0Vまで降下する。こ
の結果、PMOS出力トランジスタP10が充分な電流
駆動能力を持つようになる。なお、出力電圧VOUTが
VOUT>(VCC−VTP)まで上昇すると、PMO
SトランジスタP14はオフとなるが、NMOSトラン
ジスタN13及びN14がオンしているのでスイッチ部
Sは導通状態のままである。
10はオンしVOUTは上昇し始める。さらに時刻T3
bにおいて、この出力電圧VOUTが充分に上昇してV
OUT≫VTNとなるとNMOSトランジスタN14が
オンし、ノードn11からノードn12への放電がNM
OSトランジスタN14及びN13を通ってなされる事
となり、ノードn11は接地電位0Vまで降下する。こ
の結果、PMOS出力トランジスタP10が充分な電流
駆動能力を持つようになる。なお、出力電圧VOUTが
VOUT>(VCC−VTP)まで上昇すると、PMO
SトランジスタP14はオフとなるが、NMOSトラン
ジスタN13及びN14がオンしているのでスイッチ部
Sは導通状態のままである。
【0030】このように本実施例においては、出力端子
OUTのLレベルからHレベルへの遷移時においても、
負荷の充電開始直後のPMOS出力トランジスタP10
のゲート・ソース電圧を小さく抑えられる事から、最大
のノイズ源である充電開始直後のピーク電流を小さくお
さえる事ができ、ノイズの低減が図れる。
OUTのLレベルからHレベルへの遷移時においても、
負荷の充電開始直後のPMOS出力トランジスタP10
のゲート・ソース電圧を小さく抑えられる事から、最大
のノイズ源である充電開始直後のピーク電流を小さくお
さえる事ができ、ノイズの低減が図れる。
【0031】なお、ハイインピーダンス状態から「出力
状態」への遷移の説明において、前述したノードn11
の電圧波形における部分qは、出力端子0UTのLレベ
ルからHレベルへ遷移する際にノードn11の電圧波形
が一時平坦になる(部分q′)と同様にスイッチ部Sの
働らきによるものである。すなわち、「ハイ・インピー
ダンス状態」から「出力状態」に遷移する場合において
も、出力トランジスタのゲート・ソース電圧が一時点に
小さくおさえられるので、ノイズの発生は小さなものに
できる。
状態」への遷移の説明において、前述したノードn11
の電圧波形における部分qは、出力端子0UTのLレベ
ルからHレベルへ遷移する際にノードn11の電圧波形
が一時平坦になる(部分q′)と同様にスイッチ部Sの
働らきによるものである。すなわち、「ハイ・インピー
ダンス状態」から「出力状態」に遷移する場合において
も、出力トランジスタのゲート・ソース電圧が一時点に
小さくおさえられるので、ノイズの発生は小さなものに
できる。
【0032】図3は、各出力バッファ回路のN個の出力
が、同時にHレベルからLレベルに遷移したとき、集積
回路内部の接地線GND1に生じるノイズ電圧VGNの
ピーク値VGPを示すグラフである。グラフの値は回路
シミュレーションによって得たもので、上記の集積回路
内部の接地線GND1と外部の接地線GNDとの間の寄
生インダクタンスLはL=15nHとした。図3におけ
る曲線Aは上述した本実施例の出力バッファ回路、曲線
Bは特開昭61−216518に開示された従来技術の
出力バッファ回路、曲線Cは特開昭61−244124
によって開示された従来技術の出力バッファ回路をそれ
ぞれ示したものである。比較のため各出力バッファ回路
とも、出力のシンク電流(IOL)24mAに対してL
レベル電圧(VOL)を0.4V以下に保証するものと
し、また、各制御トランジスタのディメンジョンは一律
とした。図示されるように本実施例におけるノイズの大
きさは、曲線Bで示される回路の約1/2と小さく、ま
た曲線Cの回路のものとほぼ同程度である。前記したよ
うに、曲線Cの回路はトランジスタ数が24個と多いの
に対して、本実施例の回路は図1から判るように12個
のMOSトランジスタで実現できる。このように本実施
例では、少ない素子数でノイズ発生の少ない出力バッフ
ァ回路が得られる。
が、同時にHレベルからLレベルに遷移したとき、集積
回路内部の接地線GND1に生じるノイズ電圧VGNの
ピーク値VGPを示すグラフである。グラフの値は回路
シミュレーションによって得たもので、上記の集積回路
内部の接地線GND1と外部の接地線GNDとの間の寄
生インダクタンスLはL=15nHとした。図3におけ
る曲線Aは上述した本実施例の出力バッファ回路、曲線
Bは特開昭61−216518に開示された従来技術の
出力バッファ回路、曲線Cは特開昭61−244124
によって開示された従来技術の出力バッファ回路をそれ
ぞれ示したものである。比較のため各出力バッファ回路
とも、出力のシンク電流(IOL)24mAに対してL
レベル電圧(VOL)を0.4V以下に保証するものと
し、また、各制御トランジスタのディメンジョンは一律
とした。図示されるように本実施例におけるノイズの大
きさは、曲線Bで示される回路の約1/2と小さく、ま
た曲線Cの回路のものとほぼ同程度である。前記したよ
うに、曲線Cの回路はトランジスタ数が24個と多いの
に対して、本実施例の回路は図1から判るように12個
のMOSトランジスタで実現できる。このように本実施
例では、少ない素子数でノイズ発生の少ない出力バッフ
ァ回路が得られる。
【0033】なお、本実施例は、トライステート出力バ
ッファ回路に限らず、トーテムポール型の出力バッファ
回路に適用しても効果がある。図4は本発明における第
2の実施例として、トーテムポール型出力バッファ回路
が示されている。図4において、端子Dは入力端子、端
子OUTは出力端子、GND1は集積回路内部の接地線
、VCC1は集積回路内部の電源電圧線である。
ッファ回路に限らず、トーテムポール型の出力バッファ
回路に適用しても効果がある。図4は本発明における第
2の実施例として、トーテムポール型出力バッファ回路
が示されている。図4において、端子Dは入力端子、端
子OUTは出力端子、GND1は集積回路内部の接地線
、VCC1は集積回路内部の電源電圧線である。
【0034】同実施例における出力バッファ回路は、ま
ず内部の電源電圧線VCC1と出力端子OUTとの間に
PMOS出力トランジスタP60が、出力端子OUTと
内部の接地線GND1との間にNMOS出力トランジス
タN60とが設けられ、PMOS出力トランジスタP6
0のゲートがノードn61に、NMOS出力トランジス
タN60のゲートがノードn62にそれぞれ接続されて
いる。このノードn61とVCC1との間にPMOS出
力トランジスタP61が、ノードn62とGND1の間
にNMOSトランジスタN61がそれぞれ接続されてい
る。 これらPMOSトランジスタP61及びNMOSトラン
ジスタN61のゲートが共に入力端子Dに接続されてい
る。さらに、ノードn61とn62との間にスイッチ部
Sが設けられている。スイッチ部SはNMOSトランジ
スタN62とPMOSトランジスタP62との並列接続
により構成され、このNMOSトランジスタN62とP
MOSトランジスタP62のゲートが共に出力端子OU
Tに接続されている。
ず内部の電源電圧線VCC1と出力端子OUTとの間に
PMOS出力トランジスタP60が、出力端子OUTと
内部の接地線GND1との間にNMOS出力トランジス
タN60とが設けられ、PMOS出力トランジスタP6
0のゲートがノードn61に、NMOS出力トランジス
タN60のゲートがノードn62にそれぞれ接続されて
いる。このノードn61とVCC1との間にPMOS出
力トランジスタP61が、ノードn62とGND1の間
にNMOSトランジスタN61がそれぞれ接続されてい
る。 これらPMOSトランジスタP61及びNMOSトラン
ジスタN61のゲートが共に入力端子Dに接続されてい
る。さらに、ノードn61とn62との間にスイッチ部
Sが設けられている。スイッチ部SはNMOSトランジ
スタN62とPMOSトランジスタP62との並列接続
により構成され、このNMOSトランジスタN62とP
MOSトランジスタP62のゲートが共に出力端子OU
Tに接続されている。
【0035】次に同実施例の動作を説明する。いま、初
期状態として入力端子D、出力端子OUTが共にHレベ
ルにあり、入力端子DがHレベルからLレベルに変化し
たとする。この変化により、PMOSトランジスタP6
1がオフからオンへ、NMOSトランジスタN61がオ
ンからオフへそれぞれ変わり、ノードn61がLレベル
からHレベルに変化する。一方、スイッチ部Sについて
は、出力端子OUTの電圧VOUTが当初Hレベルであ
るのでNMOSトランジスタN62がオンであり、PM
OSトランジスタP62はオフである。従って、ノード
n61よりNMOSトランジスタN62を通ってノード
n62へ電流が流れ、ノードn62が充電される。そし
て、ノードn62の電位が上昇してVOUT−VTN′
(VTN′は基板効果を含んだNMOSトランジスタの
VT)にまで至ると、NMOSトランジスタN62がオ
フし、ノードn62への充電が一時的に停止する。この
ノードn62の電位上昇によって、NMOS出力トラン
ジスタN60がオンし、出力端子OUTの負荷の放電が
始まるが、以上の説明から判るように放電開始直後にノ
ードn62の電位の上昇が制限されるので、NMOS出
力トランジスタN60の電流駆動能力は小さく抑制され
る。次に、出力端子OUTの負荷が、NMOS出力トラ
ンジスタN60を通って放電されて、VOUTが下がる
と、スイッチ部SのPMOSトランジスタP62がオン
する。この結果、ノートn62はVCC1の電位にまで
充電され、NMOS出力トランジスタN60は充分な電
流駆動能力をもつようになる。さらにVOUTが下がる
と、スイッチ部SのNMOSトランジスタN62はオフ
となる。
期状態として入力端子D、出力端子OUTが共にHレベ
ルにあり、入力端子DがHレベルからLレベルに変化し
たとする。この変化により、PMOSトランジスタP6
1がオフからオンへ、NMOSトランジスタN61がオ
ンからオフへそれぞれ変わり、ノードn61がLレベル
からHレベルに変化する。一方、スイッチ部Sについて
は、出力端子OUTの電圧VOUTが当初Hレベルであ
るのでNMOSトランジスタN62がオンであり、PM
OSトランジスタP62はオフである。従って、ノード
n61よりNMOSトランジスタN62を通ってノード
n62へ電流が流れ、ノードn62が充電される。そし
て、ノードn62の電位が上昇してVOUT−VTN′
(VTN′は基板効果を含んだNMOSトランジスタの
VT)にまで至ると、NMOSトランジスタN62がオ
フし、ノードn62への充電が一時的に停止する。この
ノードn62の電位上昇によって、NMOS出力トラン
ジスタN60がオンし、出力端子OUTの負荷の放電が
始まるが、以上の説明から判るように放電開始直後にノ
ードn62の電位の上昇が制限されるので、NMOS出
力トランジスタN60の電流駆動能力は小さく抑制され
る。次に、出力端子OUTの負荷が、NMOS出力トラ
ンジスタN60を通って放電されて、VOUTが下がる
と、スイッチ部SのPMOSトランジスタP62がオン
する。この結果、ノートn62はVCC1の電位にまで
充電され、NMOS出力トランジスタN60は充分な電
流駆動能力をもつようになる。さらにVOUTが下がる
と、スイッチ部SのNMOSトランジスタN62はオフ
となる。
【0036】このように、出力端子OUTがHレベルよ
りLレベルへ変化する場合、まずPMOS出力トランジ
スタがオフした後、一定時間の経過後にNMOS出力ト
ランジスタがオンするので、無用な貫通電流を防止でき
る。また出力の放電開始直後において、一時点にNMO
S出力トランジスタの電流駆動能力を小さく抑えられる
ので、効果的にスイッチング・ノイズの低減が図れる。 なお、出力端子OUTがLレベルからHレベルへと遷移
する場合においても、以上の説明において、各トランジ
スタの極性を反対のものとし、さらに電源電圧VCC1
と接地電位GND1、及びHレベルとLレベルとをそれ
ぞれ入れ換えて読み替れば、同様な効果のある事は明ら
かである。
りLレベルへ変化する場合、まずPMOS出力トランジ
スタがオフした後、一定時間の経過後にNMOS出力ト
ランジスタがオンするので、無用な貫通電流を防止でき
る。また出力の放電開始直後において、一時点にNMO
S出力トランジスタの電流駆動能力を小さく抑えられる
ので、効果的にスイッチング・ノイズの低減が図れる。 なお、出力端子OUTがLレベルからHレベルへと遷移
する場合においても、以上の説明において、各トランジ
スタの極性を反対のものとし、さらに電源電圧VCC1
と接地電位GND1、及びHレベルとLレベルとをそれ
ぞれ入れ換えて読み替れば、同様な効果のある事は明ら
かである。
【0037】なお、これら実施例では、本発明による出
力バッファ回路をPMOSトランジスタおよびNMOS
トランジスタにより構成したが、本発明はとくにこれに
限定されるものではなく、他の半導体素子により構成し
ても良い。
力バッファ回路をPMOSトランジスタおよびNMOS
トランジスタにより構成したが、本発明はとくにこれに
限定されるものではなく、他の半導体素子により構成し
ても良い。
【0038】
【発明の効果】このように本発明の出力バッファ回路に
よれば、PMOS出力トランジスタとNMOS出力トラ
ンジスタが同一タイミングでオンする事がなく、無用な
貫通電流を防止でき、低消費電力で、スイッチング・ノ
イズの小さな出力バッファ回路が得られる。本発明によ
ればまた、出力端子の論理レベルが遷移する際、オンす
る出力トランジスタのゲート電圧が一時的に小さくおさ
えられるので、遷移の始まる瞬間(出力端子の負荷の充
放電開始直後)のピーク電流を小さくおさえられ、スイ
ッチング・ノイズの小さな出力バッファ回路が得られる
。本発明はさらに、スイッチ部Sが、出力トランジスタ
のゲート電圧の変化を緩和する事と、トライステート制
御の2つの働きをする事から、従来の同様な機能のもの
と比べて素子数を大幅に少なくできる。また、本発明で
は出力トランジスタのゲート電圧の抑制を出力端子から
直接帰還して行なっているので、この抑制期間をノイズ
低減のために必要な最小時間とする事が容易であり、こ
の種のものとしては比較的高速な動作が得られる。
よれば、PMOS出力トランジスタとNMOS出力トラ
ンジスタが同一タイミングでオンする事がなく、無用な
貫通電流を防止でき、低消費電力で、スイッチング・ノ
イズの小さな出力バッファ回路が得られる。本発明によ
ればまた、出力端子の論理レベルが遷移する際、オンす
る出力トランジスタのゲート電圧が一時的に小さくおさ
えられるので、遷移の始まる瞬間(出力端子の負荷の充
放電開始直後)のピーク電流を小さくおさえられ、スイ
ッチング・ノイズの小さな出力バッファ回路が得られる
。本発明はさらに、スイッチ部Sが、出力トランジスタ
のゲート電圧の変化を緩和する事と、トライステート制
御の2つの働きをする事から、従来の同様な機能のもの
と比べて素子数を大幅に少なくできる。また、本発明で
は出力トランジスタのゲート電圧の抑制を出力端子から
直接帰還して行なっているので、この抑制期間をノイズ
低減のために必要な最小時間とする事が容易であり、こ
の種のものとしては比較的高速な動作が得られる。
【図1】本発明による出力バッファ回路の実施例を示す
回路図、
回路図、
【図2】図1に示された実施例における「出力状態」の
各ノードの電圧波形の一例を示す波形図、
各ノードの電圧波形の一例を示す波形図、
【図3】出力
バッファ回路の出力が同じにHレベルからLレベルに遷
移したときに接地線に生じるノイズ電圧のピーク値を示
すグラフ、
バッファ回路の出力が同じにHレベルからLレベルに遷
移したときに接地線に生じるノイズ電圧のピーク値を示
すグラフ、
【図4】本発明による出力バッファ回路の他の実施例を
示す回路図、
示す回路図、
【図5】従来技術における出力バッファ回路の回路図、
【図6】トランジスタと接地電圧間の寄生インダクタン
スを説明するための説明図である。
スを説明するための説明図である。
C 制御信号端子
D 入力端子
n11〜n12,n61,n62
ノード
N10〜N14,N60〜N62
NMOSトランジスタ
OUT 出力端子
P10〜P14,P61〜P62
PMOSトランジスタ
Claims (6)
- 【請求項1】 半導体素子により構成される出力バッ
ファ回路において、該回路は、第1の半導体素子および
第2の半導体素子により構成される出力最終段と、第1
の半導体素子および第2の半導体素子のゲート端子間に
配設されるとともに、該回路の出力端子に接続されるス
イッチ手段とを有することを特徴とする出力バッファ回
路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の出力バッファ回路に
おいて、前記スイッチ手段は、第1の半導体素子のゲー
ト端子より第2の半導体素子のゲート端子へ至る第1の
経路の間に設けられた第3の半導体素子と、第1の半導
体素子のゲート端子より第2の半導体素子のゲート端子
へ至る第2の経路の間に設けられた第4の半導体素子と
を含み、第3の半導体素子および第4の半導体素子のゲ
ート端子が該回路の出力端子に接続されていることを特
徴とする出力バッファ回路。 - 【請求項3】 請求項2に記載の出力バッファ回路に
おいて、前記スイッチ手段は、第3の半導体素子と第4
の半導体素子とが並列接続されることを特徴とする出力
バッファ回路。 - 【請求項4】 請求項2に記載の出力バッファ回路に
おいて、第1の半導体素子はPMOS出力トランジスタ
、第2の半導体素子はNMOS出力トランジスタ、第3
の半導体素子はPMOSトランジスタ、第4の半導体素
子はNMOSトランジスタであることを特徴とする出力
バッファ回路。 - 【請求項5】 請求項1に記載の出力バッファ回路に
おいて、前記スイッチ手段は、複数のN形半導体素子が
直列に接続される第3の経路と、複数のP形半導体素子
が直列に接続される第4の経路とを有し、第3の経路と
第4の経路が並列接続されることを特徴とする出力バッ
ファ回路。 - 【請求項6】 請求項1に記載の出力バッファ回路に
おいて、前記スイッチ手段は、制御信号を入力する制御
端子に接続され、該制御信号に応じて該回路の出力端子
を出力状態およびハイ・インピーダンス状態の何れかに
することを特徴とする出力バッファ回路。
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