JPH04341253A - 外科用ステープラーの駆動部材を作動する駆動リンク機構 - Google Patents

外科用ステープラーの駆動部材を作動する駆動リンク機構

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JPH04341253A
JPH04341253A JP3162688A JP16268891A JPH04341253A JP H04341253 A JPH04341253 A JP H04341253A JP 3162688 A JP3162688 A JP 3162688A JP 16268891 A JP16268891 A JP 16268891A JP H04341253 A JPH04341253 A JP H04341253A
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods
    • A61B17/068Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps
    • A61B17/0682Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps for applying U-shaped staples or clamps, e.g. without a forming anvil
    • A61B17/0684Surgical staplers, e.g. containing multiple staples or clamps for applying U-shaped staples or clamps, e.g. without a forming anvil having a forming anvil staying above the tissue during stapling

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  • Surgical Instruments (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は皮膚又は他の組織をステ
ープル止めするための外科用ステープラーに関し、特に
、ハンドルを有する外科用ステープラーの駆動部材を作
動する駆動リンク機構に関する。
【0002】
【従来の技術】普通の外科用ステープラーにおいては、
ステープルは可動の駆動部材すなわち成形部材により、
ステープル閉鎖個所すなわち成形個所に配設されている
固定アンビル上に駆動される。このような運動によって
ステープルの脚は閉鎖位置に押し込まれ、この位置にお
いてステープルの脚は皮膚または組織と係合してこれを
共に締めつける。次にステープルがステープラーから釈
放されかつ駆動部材が次の行程を行うために復帰せしめ
られる。他の周知システムにおいてはアンビルは固定さ
れない。その代りにアンビルはこれにステープルが近づ
いた時に、可動の駆動部材すなわち成形部材の横方向に
向ってステープル通路の中に移動する。成形が行われた
後、アンビルは同様に横方向に移動し、ステープルの排
出を可能にする。
【0003】このような普通の外科用ステープラーは典
型的にはハンドルおよびトリガーレバーを有し、該トリ
ガーレバーを握り締めた時に成形部材すなわち駆動部材
がまっすぐな通路内で作動され、ステープルを取出し、
これを閉鎖個所に動かしかつ前記アンビルの周囲におい
て成形する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような周知の外科
用ステープラーは有用ではあるが、いくつかの構造上お
よび機能上の欠点を有し、かつその使いやすさおよび造
りやすさを減ずると言う特性を有している。
【0005】たとえば制限的ではないが、これら在来の
外科用ステープラーに伴う問題の一つは、その作動段階
の全体にわたってステープラーを作動するに要する力で
ある。説明を容易にするために、前記作動段階は一般的
にステープル供給源からステープルを取出す段階と、一
つのステープルをステープル成形個所すなわち閉鎖個所
に移動させる搬送段階と、ステープルをアンビルと係合
させてこれを閉じる成形段階と、ステープルを排出しか
つ駆動部材を後退させるステープル排出および駆動部材
後退段階を有するものと考える。
【0006】一般的にステープルを供給源から取出し、
これを搬送しかつこれを成形するためには成形部材すな
わち駆動部材が使用される。次にこの駆動部材は次のサ
イクルを行うために復帰せしめられる。したがって前記
段階を通して成形部材すなわち駆動部材を移動させるに
はこれに力を加える必要がある。この駆動力は普通は前
記ハンドルに手の力を加えることによって発生せしめら
れ、これによってその構成部材を作動し、機械的連結部
分を通して駆動部材を動かすようになっている。
【0007】外科用ステープラーは操作しやすいように
外科医の手に収まるようにするために、その構造を小さ
くすることが望ましいから、トリガーレバーの運動範囲
は実際上小さな行程または円弧に制限される。したがっ
て必要な全作動力は限られた行程の間で加える必要があ
り、これは相当大きな構造上および作動上の困難を発生
させる。
【0008】たとえば出願人は必要な成形部材すなわち
駆動部材を作動する力は一般的にステープルの成形時お
よびステープル材料が曲げられる時に最大となることを
発見した。これに反してステープルの取出しを行う時お
よびステープルを供給源から閉鎖個所に搬送する時にお
ける駆動部材の力は比較的小である。さらに出願人はス
テープル成形時に駆動部材が移動する距離は、供給源か
らステープルを取出す個所から成形個所に至る長いステ
ープル搬送行程に比して非常に短くし得ることを発見し
た。
【0009】以上のような関係から外科用ステープラー
を全サイクルにわたって動かすために、広範囲に変動す
る力で握り締める必要のあるトリガーレバーが設けられ
ることは珍しいことではない。前記の力はたとえば0.
453キログラム(1ポンド)の数分の1から4.98
9キログラム(11ポンド)までの間で変動する。
【0010】力が大きく変動することはいくつかの理由
によって望ましくない。このような大きな力を手によっ
て加えることはステープルを移植するときの正確さを低
下せしめかつこれを不安定にする。ステープルが実際に
皮膚と係合する点、すなわち最高の正確さと慎重さを必
要とする点において、外科医はハンドルをより強く握り
締める必要があり、これは作業を困難にするばかりでな
く、場合によっては外科医が落ち着きを失い手術の正確
性を低下させる原因となる。
【0011】したがって手動外科用ステープラーのこの
ような拘束によって手術は困難となりかつ正確さが低下
する。
【0012】したがって、本発明の目的は改良された手
動式外科用ステープラーにして、所要入力が少なくかつ
作動サイクルの全体にわたって所要入力の変動が小さい
外科用ステープラーを提供する事である。
【0013】より詳細には、所要入力が少なく、かつ作
動サイクルの全体にわたって所要の入力の変動が小さい
外科用ステープラーの駆動部材を作動する駆動リンク機
構を提供する事である。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるハンドルを有する外科用ステープラー
の駆動部材を作動する駆動リンク機構においては、トリ
ガーレバー用枢軸と、該枢軸に回動自在に装架されたト
リガーレバーと、前記枢軸に回動自在に装架され、かつ
第1及び第2クランク腕を有するベルクランク部材と、
前記トリガーレバーによって担持されたカムと、前記ハ
ンドルの部分に一端部において回転自在に装架された第
2リンクと、前記第1クランク腕に一端部において回転
自在に連結された第1リンクと、前記第1及び第2リン
クを該二つのリンクの各他端部において共に回転自在に
連結するピボットピンとが設けられており、前記第2ク
ランク腕がステープラーの前記駆動部材と作動連結され
ており、前記カムが前記ピボットピンと係合自在にして
、前記駆動リンク機構を作動させると共に前記駆動部材
を駆動するように構成されている。
【0015】
【作用】ハンドル部分を握り締めると、トリガーレバー
は枢軸の回りに回動し、トリガーレバーに担持されたカ
ムがピボットピンを作動し、第2リンクを回転させると
共に、第1リンクを移動させる。この第1リンクの移動
は、第1リンクに連結された第1クランク腕を介してベ
ルクランクを枢軸回りに回動させる。ベルクランクの回
動は、ベルクランクの第2クランク腕に作動連結された
ステープラーの駆動部材を駆動する。これによりステー
プル止め行程が行われる。
【0016】
【実施例】本発明によるステープラーの駆動部材を作動
する駆動リンク機構の好適な実施例は4本棒リンク機構
75よりなるハンドル部分12を有している。
【0017】この点に関してはハンドル部分12はなる
べくは二つのハンドル半部分によって構成することが望
ましい。前記半部分の一つは第1図に示されており、他
の同様なハンドル半部分はハンドル部分12を構成する
ように補合する形で型成形され、枢軸85,86および
他の種々の構成部材に対する装架装置となっている。
【0018】4本棒リンク機構75は第1リンク76お
よび第2リンク77と共にベルクランク部材78を有し
、該ベルクランク部材は1例として第1クランク腕79
および第2クランク腕80よりなっている。
【0019】第1および第2リンク76,77と第1お
よび第2クランク腕79,80は4本棒リンク機構75
を形成しており、かつ“4本棒リンク機構”なる用語は
本明細書においては好適な実施例に使用されている前記
のような全機械的リンクを表わすものである。
【0020】ハンドル部分12はなおトリガーレバー8
1を備え、該レバーは後述の如くこれを動かすように握
り締め得る前面81aを有している。トリガーレバー8
1の内面と、ハンドル部分12の後側84との間には復
帰ばね83が配設され、トリガーレバー81を常時前方
に駆動するようになっている。このばね83は図1、図
3および図4においては部分的に点線によって示されて
いる。
【0021】4本棒リンク機構についてさらに詳述すれ
ば、前記ハンドル部分12は第1枢軸85および第2枢
軸86を有している。これら枢軸は相互に対して固定さ
れ、かつその全体がハンドル部分12の中に配設されて
いる。ベルクランク78およびトリガーレバー81は別
個に第2枢軸85のまわりに回転自在に装架されている
。リンク77は第1枢軸86のまわりに回転自在に装架
されている。
【0022】4本棒リンク機構75は2個の並進移動す
るピボットピン87,88を有している。ピボットピン
87は第1リンク76の下端をベルクランク78の第1
クランク腕79に回転自在に連結するピボットピンであ
る。ピボットピン88は第2リンク77の下端を第1リ
ンク76の上端に連結するピボットピンである。ピボッ
トピン87,88はハンドルに対して移動し得るが、前
述の如く対応するリンクおよび腕を相互に枢着している
ことがわかる。
【0023】前記リンク機構を駆動するために、カム溝
90はピボットピン88と係合するカム駆動面91を有
している。図2に示したような別の実施例においては、
カム溝90’はカム駆動面91’を有する直線状カム溝
よりなり、該駆動面は実質的にまっすぐな、すなわち平
らなカム面である。他の点においてはこの変型実施例は
前に説明した好適な実施例と同じである。
【0024】しかしながら好適な実施例においては図1
、図3および図4に示される如く、カム溝90はなるべ
くは湾曲せしめられるが、その端部はまっすぐな部分9
3となっている。このカム溝は次に述べる如くピボット
ピン88に対して傾斜の異なるカム駆動面91を有して
いる。
【0025】駆動ピン60はハンドル部分12の中に摺
動自在に装架され、かつ複数の歯を有するラック95を
備えている。第2クランク腕80はラック95と作動的
に噛合する歯車96を有し、前記駆動ピン60を駆動し
てヘッド部分11の構成部材を作動するようになってい
る。
【0026】前記リンクおよびクランク腕は種々の長さ
のものを使用することができるが、好適な実施例におい
ては第1クランク腕79は第2クランク腕80のほぼ2
倍の長さを有し、一方第1リンク76は第2リンク77
のほぼ2.5倍の長さを有している。さらにトリガーレ
バー81はステープラーが作動する時にほぼ18度の円
弧に沿って運動するように装架されている。なお第2リ
ンク77はステープラーが作動する時にほぼ70度の円
弧にわたって動くことに注意すべきである。もちろん必
要に応じ、前記クランク腕およびリンクの長さは運動の
行われる円弧と共に別の大きさのものとなすことができ
る。
【0027】リンク機構を閉塞防止構造とするために、
前向きの戻り止め段102,103,104,105を
有するラックすなわち戻り止め部材101がハンドル部
分12に装着されている。可撓性の戻り止め従動腕10
6は戻り止めヘッド107を備え、該戻り止めヘッドは
戻り止め係合面108および摺動面109を有している
【0028】図1に示される如くトリガーレバー81を
握り締めない時は4本棒リンク機構は弛緩している。こ
の位置においては戻り止めヘッド107は戻り止め部材
101の下方に配設されている。しかしながらリンク機
構75を中間位置に動かせば戻り止めヘッド107は戻
り止め部材101と係合し、かつ戻り止め面108が図
3に示された段103の如き戻り止め段と係合して、ベ
ルクランク78の逆回転を阻止するようになっている。 これによってステープラーの構成部材は前方位置に維持
され、かつステープラーを詰まらせるような駆動リンク
機構およびステープラー構成部材の逆転が阻止される。 一旦トリガーレバー81を握り締めてサイクルが終るよ
うにすれば、戻り止めヘッド107は戻り止め部材10
1の上に配設され、かつ従動腕106の可撓性によって
戻り止めヘッド107は上方に動かされる。この位置に
おいては摺動面109は上昇位置を占め、かつ戻り止め
段の何れとも係合することなく後面110に沿って摺動
する。これによってリンク機構は図1に示された非伸長
位置に完全に復帰する。
【0029】したがって戻り止めヘッド107は段10
2〜105と係合し、かつリンク機構が作動した時に該
機構が完全に伸長するまで戻り止めの上にのる。次にこ
の戻り止めヘッド107は頂部戻り止め段105の上を
移動し、かつ後面110に沿って摺動し、リンク機構が
その非伸長位置に復帰し得るようになる。もちろん戻り
止め部材101はベルクランク78の上に装架し、かつ
従動部材すなわち戻り止め従動腕106をハンドル部分
12の上、または他のリンク機構構成部材の上に装架し
、いずれの部材も可撓性を有するものとし、同じ働きを
行うようになすことができる。
【0030】最後に戻り止めヘッド107はステープラ
ーが作動する時には全体がある半径を有する段形円弧に
沿って移動し、かつリンク機構が次のサイクルを行うた
めに復帰する時には大きな半径を有する平滑な円弧に沿
って移動するようになし得ることがわかる。
【0031】図5および図6は本発明の好適な実施例、
特に4本棒リンク機構75の動作および機能を説明する
ためのものである。図5においてはこの説明を行うため
に、種々の基準軸線が付加されている。第2リンク77
は任意の水平軸線(H−1)に対してある角度をなす軸
線77aを有している。この角度は第2リンク角と称さ
れるものである。
【0032】なおカム溝90のカム駆動面91は接点1
15においてピボットピン88と係合していることがわ
かる。この接点に垂直な垂直線116はさらにピボット
ピン88の中心を通り、かつ第2水平基準軸線(H−2
)に対して溝孔角と称される角度を形成している。軸線
(H−2)と接点115を通って引かれた垂直線116
とのなすこの角度は前記溝孔角である。垂直線116と
第2リンク77の軸線77aとの間の角度は第2リンク
角から溝孔角を引いた残りに等しい補合角を形成してい
る。
【0033】なお第1リンク76は任意の水平基準軸線
(H−3)に対して第1リンク角をなす軸線76aを有
していることがわかる。さらにリンク機構が作動する時
にはピボットピン87が制限された円弧を通って移動す
る。
【0034】さらにトリガーレバー81は第2枢軸85
のまわりを、0度における位置(図1、および図5)か
ら完全に圧縮されたほぼ18度の状態(図4)に至るト
リガ角にわたって移動することもわかる。
【0035】本発明の好適な実施例においてはこれら助
変数は変化するが、トリガーレバー81はほぼ18度の
円弧に沿って移動する時にはピボットピン87はほぼ4
7度の円弧に沿って移動し、この時第1リンク角はほぼ
14度変化し、リンク機構の許す限り増加または減少す
る。なお第2リンク角はほぼ70度にわたって移動し、
この時この第2リンク角から溝孔角を引いた角度に等し
い補合角は、リンク機構が作動する時にほぼ60度にわ
たって変化する。これら助変数はもし必要であればハン
ドル部分12の大きさおよびステープル止め機能の変化
に応じて変えることができる。
【0036】湾曲したカム溝90によって4本棒リンク
機構75の力配分特性は最適となり、かつトリガーレバ
ー81の運動の全範囲ににわたるステープラーの作動に
必要な入力の配分が容易になる。前述の如くステープラ
ーを作動するに必要な力を少なくすることが特に望まれ
る。本発明の好適な実施例によれば、トリガ力、すなわ
ちステープラーをその種々の作動段階を通して作動する
ためにトリガーレバーに加える必要のある力はほぼ0.
635キログラム(1.4ポンド)から始まってほぼ0
.272キログラム(0.6ポンド)に減少し、かつ成
形段階の終り近くにおいては最高ほぼ1.950キログ
ラム(4.3ポンド)まで増加する。必要なトリガ力は
続いて0.453キログラム(1.0ポンド)以下まで
減少する。したがってステープラーを作動するために必
要とされる作動力の大きさは最大値と最小値との間にお
いてほぼ1.632キログラム(3.6ポンド)である
。もちろんこのような力の大きさは好適な値であるが近
似値であり、各ステープラーに対してはその公差、摩擦
、材料等によって異なることがわかる。
【0037】なお復帰ばね83によって加えられる力は
、これをあまり大としなくともステープラーを確実に作
動し得るように選択される。
【0038】場合によっては作動力が実質的に変動しな
いような構造のリンク機構を設けることが望ましいが、
本明細書に記載されているような特定のハンドル部分1
2および4本棒リンク機構75を使用することにより、
最少で、しかも非常に有効なトリガー入力のステープラ
ー駆動力にして、他の周知のステープラーに固有な望ま
しからざる過大な力の変動を伴わないようなステープラ
ー駆動力が得られる。
【0039】4本棒リンク機構75の作動および機能的
特色を明らかにするために、図6にはステープラーが運
動する時の種々の助変数がプロットされている。図にお
いて曲線120はトリガーレバー81の種々の角度位置
におけるトリガー入力の値をプロットしたものである。 曲線121はトリガーレバーの角度に対するラックまた
は駆動ピン部材60の位置をプロットしたものである。 この図によって明らかな如く、ステープル取出し個所か
らステープルを取出し、これを成形個所に運びかつ皮膚
の切開部分を閉じるためにステープルを成形する目的に
対してはほぼ12.57ミリメートル(0.495イン
チ)の行程が適当である。
【0040】曲線122は異なるトリガーレバーの角度
位置に対する補合角の変化をプロットしたものである。 すなわちここで説明したようにトリガーレバーの種々の
位置に対する第2リンク角から溝孔角を引いた残りの角
を示す。最後に曲線123はトリガーレバーが0度から
18度に移動する時におけるトリガーレバーの角の種々
の位置に対する第2リンク角をプロットしたものである
【0041】プロットされたこれら種々の機能を比較説
明するために曲線120,121,122,123は同
じグラフ内に示されており、このグラフの横軸線はトリ
ガーレバーの角度位置を表わしかつ縦軸線はパラメータ
の適当な値を示している。
【0042】図6からはいくつかの興味ある現象が観察
される。たとえばステープルの成形段階はほぼ9度なる
トリガーレバーの角度位置においてはじまる。すなわち
トリガーレバーはほぼ9度、またはその行程の 1/2
 にわたって移動し、駆動部材を取出し個所から成形段
階の開始点に向ってほぼ10.03ミリメートル(0.
395インチ)の距離にわたって動かす。トリガーレバ
ーの運動の残り9度は成形段階を通して駆動部材をほぼ
2.54ミリメートル(0.100インチ)の距離だけ
動かすに使用される。成形段階の初めにおいては曲線1
22によって表わされる補合角は連続的に著しく増加し
、同時に所要のトリガ力はその最低点からその最大値の
近くの大きさまで増加する。同時にトリガーレバーの角
度線上の0度の点によって表わされるサイクルの初めに
おいては、補合角度はほぼ44度からほぼ26度まで減
少しはじめ、この時所要のトリガ力はほぼ0.680キ
ログラム(1.5ポンド)までわずかに増加し、次にほ
ぼ0.272キログラム(1.5ポンド)まで減少する
。 したがって補合角の変化は実質的にトリガ入力を搬送段
階の終りから成形段階を通して変化せしめ、かつ普通は
作動中トリガ力を変化させるが、リンク機構の初期搬送
段階運動が行われる時は前記補合角は減少し、一方トリ
ガ力はその最小値に低下する前にわずかに上昇する。補
合角は普通初期搬送段階運動が行われる時に減少し、初
期摩擦に打勝つようにし、かつリンク機構の成形段階運
動が行われる時に増加する。
【0043】なおプロットされた曲線121の傾斜は一
般的に全駆動リンク機構の機械的利得に等しく、かつこ
の傾斜すなわち機械的利得は一般的にトリガーレバーの
作動中前述のほぼ18度なる円弧を通ってその零位置か
らその完全圧縮位置まで増加することがわかる。
【0044】さらにトリガーレバーがその零位置からそ
の18度位置に移動する時には第2リンク角はほぼ11
4度からほぼ183度まで、すなわち全体でほぼ70度
増加するようになっていることがわかる。したがってこ
の第2リンク角は機械的利得の場合と同様に連続的に増
加するが、補合角(第2リンク角引く溝孔角)は最初は
著しく減少し、次いで増加する。このような関係は直線
状カム溝90’とは反対にステープル止め動作の始動を
容易にする。直線状カム溝にあっては、カムの運動方向
に対するカム面の最初の垂直度が大であり、したがつて
大きな始動力を必要とするが、ステープル成形段階が行
われる時の機械的利得をさらに増加せしめ、成形段階に
おける所要入力を減少させる。
【0045】この好適な駆動リンク機構によればトリガ
ーレバーの運動の最初の半分を利用してステープラー駆
動行程のほぼ80%を行わせることができる。トリガー
レバーの運動の残りの半分は成形段階を含むステープラ
ー駆動行程の残りの20%を行なうために使用される。
【0046】前記各角度の物理的性質に関する他のいく
つかの説明はリンク機構の特色を明らかにしている。第
2リンク角引く溝孔角よりなる補合角(図6の曲線12
2)が小となれば摩擦が著しく増加することがわかる。 もしこの補合角が小さ過ぎれば、摩擦錠止状態が起こる
。逆に補合角が増加すれば摩擦力は減少する。
【0047】したがって曲線122,123によって表
わされる大きな角度値は、力の値が大となる(曲線12
2)行程のほぼ同じ部分に起こることがわかる。換言す
れば全入力に対する発生摩擦力の比はステープルが成形
され、かつ所要作動力が最大となった時に減少する。行
程が行われる時に、曲線122,123によって表わさ
れる角度の値が減少すれば、所要作動力の大きさは増加
する。さらに他の態様で説明すれば、この好適なリンク
機構を使用することにより、最大リンク摩擦力が所要入
力が小である行程の開始時に生じ、かつ所要入力が大で
あるステープル成形時を通って行程がその終りに達する
につれて前記摩擦力が減少するようになったステープラ
ーが得られる。このことによって所要入力を全行程に配
分することが容易となり、同時に行程中に必要とされる
最大力を容易に減少させることができる。
【0048】前記種々の機構は前記関係によって、所要
入力を全行程にわたって分散せしめ、かつ行程全体にわ
たる入力の最大変動を効果的に減少させると共に、成形
段階を行う時に必要とされる最大力を他の周知のステー
プラーに比して減少させることができる。
【0049】前記の如き関係によって開始時からステー
プル止めサイクルの終りまでのトリガ入力変動の範囲す
なわち程度を実質的に小さくし、入力変動の大きな他の
ステープラーに比して優れたステープラーが得られるよ
うになる。湾曲カム溝90は動作を最適化しかつサイク
ルの全般にわたって入力の変動を少なくするものと考え
られる。
【0050】したがってここに説明した手動外科用ステ
ープラーは所要入力全体が少なくかつ力の変動も小さい
ことがわかる。
【0051】リンク機構と関連してハンドルの中に設け
られた戻り止めはステープラー構成部材の停滞によるス
テープルの詰まりを阻止し、かつステープルを部分的に
成形してこれを検査し得るから創傷個所におけるステー
プルの位置決めを工合良く行うことができる。
【0052】
【発明の効果】したがって本発明によれば以下の利点が
得られる。全作動入力は4本棒リンク機構およびカム駆
動部材の使用によって実質的に減少する。同時に所要入
力はトリガーレバーの握り締め行程を通して分散され、
力の変動も減少する。これによってステープラーをステ
ープル止めする時に外科医がハンドルを握り締める力を
さらに均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による外科用ステープラーを一部断面で
示した左側面図。
【図2】図1に示されたステープラーの部分図で、変形
カム駆動溝を示す図。
【図3】図1と同様な断面図であるが、ステープラーの
ハンドル部分と、中間位置にある駆動リンク機構を示す
図。
【図4】図3と同様な断面図であるが、完全作動状態に
ある駆動リンク機構を示す図。
【図5】図1、図3及び図4と同様な図であり、トリガ
ーレバー、リンク機構及び作動力との関係を明らかにす
るための図。
【図6】種々のトリガーレバー位置、すなわち、トリガ
の角度に対する第2リンクの角度引く溝孔角、ラック位
置、第2リンクの角度及びトリガへの入力の関係を示す
グラフ。
【符号の説明】
12  ハンドル 60  駆動部材 75  駆動リンク機構 76  第1リンク 77  第2リンク 78  ベルクランク部材 79  第1クランク腕 80  第2クランク腕 81  トリガーレバー 85  枢軸 88  ピボットピン 90  カム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  ハンドル(12)を有する外科用ステ
    ープラーの駆動部材(60)を作動する駆動リンク機構
    (75)において、該駆動リンク機構(75)が、トリ
    ガーレバー用枢軸(85)と、該枢軸(85)に回動自
    在に装架されたトリガーレバー(81)と、前記枢軸(
    85)に回動自在に装架され、かつ第1及び第2クラン
    ク腕(79,80)を有するベルクランク部材(78)
    と、前記トリガーレバー(81)によって担持されたカ
    ム(90)と、前記ハンドルの部分に一端部において回
    転自在に装架された第2リンク(77)と、前記第1ク
    ランク腕(79)に一端部において回転自在に連結され
    た第1リンク(76)と、前記第1及び第2リンク(7
    6,77)を該二つのリンクの各他端部において共に回
    転自在に連結するピボットピン(88)とを有しており
    、前記第2クランク腕(80)がステープラーの前記駆
    動部材と作動連結されており、前記カム(90)が前記
    ピボットピン(88)と係合自在にして、前記駆動リン
    ク機構(75)を作動させると共に前記駆動部材(60
    )を駆動する駆動リンク機構。
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