JPH0434159Y2 - - Google Patents

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JPH0434159Y2
JPH0434159Y2 JP19309686U JP19309686U JPH0434159Y2 JP H0434159 Y2 JPH0434159 Y2 JP H0434159Y2 JP 19309686 U JP19309686 U JP 19309686U JP 19309686 U JP19309686 U JP 19309686U JP H0434159 Y2 JPH0434159 Y2 JP H0434159Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、船舶が航海中に上部構造によつて生
じる風圧抵抗を低減する装置に関する。
[従来例] 従来の船舶の上部構造は第6図および第7図に
示すように、船体甲板a上に設けられた側壁b、
前端壁c、後端壁dおよび船橋甲板e,e等によ
つて上部構造Aが構成されている。該上部構造A
の前記前端壁cは、前記船体甲板aに垂直に立設
され、水平断面において直線的に形成された垂直
面としているものがある。このようなものにあつ
ては、船の航行中、前記前端壁cの前方において
空気の流れが、第6図に矢印で示されるように、
渦巻状になつて後方にスムーズに流れず、はく離
現象を起すので、空気抵抗が増大する等の問題が
あつた。これらの問題を解決するために、前記前
端壁cを弯曲面としたり、または、前記前端壁c
の上方を後方に向けて傾斜させて、前記空気抵抗
を低減しようとしたもの等があつた。さらには、
前記上部構造Aの前端壁cの前方舷側コーナー部
とやや平行に空間をもたせて、前記船体用甲板a
上に立設した整流板によつて、前記空気抵抗を低
減しようとするもの等もあつた。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、前記上部構造A内に自動車等を積載す
る自動車運搬船にあつては、前記上部構造Aが前
記船体甲板aの大部分を占有しているので、前述
のように前記前端壁cを弯曲面または傾斜面にす
ると、該弯曲または傾斜が前記上部構造A内の容
積を著るしく減少させ自動車の積載能力を減少さ
せる等の問題があつた。これらの問題を回避する
ために、前記前端壁cを前方に突出させて弯曲ま
たは傾斜させたりすると、該前端壁cの前方の前
記線体甲板a上に配設される甲板機械f等の設置
面積を減少させ、その設置またはそれらの操作に
支障をきたす等の問題があつた。さらに、前述の
前記上部構造Aの前端壁cの前部コーナー部とや
や平行に空間をもたせて立設した整流板によつ
て、空気抵抗を低減させようとするものにあつて
は、前記船体甲板aの幅一杯に前記上部構造Aを
設けている前記自動車運搬船のような場合、前記
船体甲板a上に前記整流板を立設する余地がな
く、また、立設できたとしても前記甲板機械f等
の設置またはそれらの操作に支障をきたす等の問
題は依然として解決されないものであつた。
[問題点を解決するための手段] 本考案は、前述の問題点を解決するために、船
体甲板上に設けられた上部構造と該上部構造の前
端壁と該前端壁の前方に離間させて該前端壁との
間に上下端を開放させた空間を形成する弯曲板と
を設けるとともに、該弯曲板の下端を前記船体甲
板上面から所要高さに位置せしめて前記空間の下
端の開放部を空気流の取入口としたことを特徴と
する船舶の風圧抵抗低減装置としたものである。
[実施例] 本考案の一実施例を図面によつて説明する。
第1図ないし第3図に示されるように、船体甲
板1上に設けられた側壁2、前端壁3、後端壁4
および船橋甲板5,5等によつて構成される上部
構造Aは、その内部に複数層の前記船橋甲板5,
5が配設されている。
前記前端壁3の前方には該前端壁3との間に空
間6を形成するように水平断面において前方に膨
出するように弯曲させた弯曲板7が設けられ、該
弯曲板7は前記前端壁3と支持部材8,8によつ
て連結支持されている。また、前記空間6の上下
端は開放されていて、該下端の開放を空気流の取
入れ口10とし、上端の開放は空気流の吐出口1
1としている。前記船体甲板1の上方所要の高さ
少なくとも該船体甲板1上に配設される甲板機械
9等の配置またはそれらの操作に支障をきたさな
い高さに位置せしめて前記空間6への空気流の取
入口10としているので、前記前端壁3の下方前
方からの空気流は矢印で示すように前記取入口1
0から前記空間6内に流入し、該空間6内を昇流
して前記吐出口11から流出させるとともに、前
記前端壁3の上方前方からの空気流は前記弯曲板
7の弯曲に沿つてその流れを後方にスムーズに流
出させるようになつている。
なお、前記空間6は、上下端を開放したものに
限定するものではなく、両側端部をも開放状態に
してその両側端部の開放部から前記空間6内の空
気流を流出させるようにすることも可能である。
また、前記弯曲板7には、船橋からの見透しを良
くするために適宜箇所に窓を設けたり、または、
前記弯曲板7の一部または全部を透明の樹脂板と
したりすることも可能である。
第4図は、本考案を実施した船速18.3ノツトの
自動車運搬船が航行中に受ける風向、風速に対す
る主機関の馬力節減率をグラフによつて表わした
ものである。
前記グラフにおいて、縦軸は主機関の馬力節減
率(%)、横軸は船に対する風向(0°は前方から、
90°は真横から、180°は後方からの風向きを示
す。)、実線は絶対風速15メートル/秒における実
験値、点線は絶対風速10メートル/秒における実
験値を示したものである。前記グラフに示される
ように本考案は、絶対風速15メートル/秒の場
合、向い風において約2.5%および真横からの風
においては約7.5%、従来のものに比較して主機
関の馬力を節減できることが示されている。
第5図は本考案の他の実施異例を示すもので前
記弯曲板7の上方を後方に向けて円弧状に弯曲さ
せて弯曲部12を構成し、該弯曲部12の上端を
後方に向けた吐出口11としたものである。本実
施例によれば、船の前方からの空気の流れを前記
取入口9から流入させた前記空気6内の空気流を
前記弯曲部12の弯曲に沿つて前記吐出口11か
ら後方に向けてスムーズに流出させるようにした
ものである。
なお、本考案は、前記実施例に限定されるもの
でなく、本考案を一般の船舶に実施すること、ま
たは、本考案の要旨を逸脱しない範囲において
種々変更するも可能である。
[効果] 本考案の船舶の風圧抵抗低減装置は船体甲板上
に設けられ上部構造と該上部構造の前端壁と該前
端壁の前方に離間させて該前端壁との間に上下端
を開放させた空間を形成する弯曲板とを設けると
ともに、該弯曲板の下端を前記船体甲板上面から
所要高さに位置せしめて前記空間の下端の開放部
を空気流の取入口としたことを特徴とするもので
あるから、上部構造内の容積を増大させることが
できるとともに、航行中においては、前記前端壁
の下方前方からの空気流を前記取入口から取り入
れて前記空間に導き昇流させて上方の開放部から
後方にスムーズに流出することができ、また、前
記前端壁の前方からの空気流は弯曲板の弯曲面に
沿つて後方へスムーズに流出するので、船体の風
圧抵抗を著るしく低減できること、また、前記弯
曲板の下端を前記船体甲板上面から所要高さに位
置せしめているので、前記前端壁の前方の船体甲
板上に配設される甲板機械等の設置またはそれら
の操作に支障をきたすことなく、風圧抵抗を低減
するための前記弯曲板を設けられる等種々の優れ
た効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す側面図、第2
図は第1図の平面図、第3図は第1図のX−X矢
視図、第4図は本考案を実施した自動車運搬船の
主機関の馬力低減率(実験値)を表わしたグラ
フ、第5図は本考案の他の実施例を示す側面図、
第6図および第7図は従来例の側面図および平面
図である。 図中、A……上部構造、1……船体甲板、3…
…前端壁、5……船橋甲板、6……空間、8……
弯曲板、10……空気流の取入口を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 船体甲板上に設けられ上部構造と該上部構造の
    前端壁と該前端壁の前方に離間させて該前端壁と
    の間に上下端を開放させた空間を形成する弯曲板
    とを設けるとともに、該弯曲板の下端を前記船体
    甲板上面から所要高さに位置せしめて前記空間の
    下端の開放部を空気流の取入口としたことを特徴
    とする船舶の風圧抵抗低減装置。
JP19309686U 1986-12-17 1986-12-17 Expired JPH0434159Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19309686U JPH0434159Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19309686U JPH0434159Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6398296U JPS6398296U (ja) 1988-06-25
JPH0434159Y2 true JPH0434159Y2 (ja) 1992-08-14

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ID=31148798

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JP19309686U Expired JPH0434159Y2 (ja) 1986-12-17 1986-12-17

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