JPH04347326A - 多気筒エンジンの水冷装置 - Google Patents
多気筒エンジンの水冷装置Info
- Publication number
- JPH04347326A JPH04347326A JP14977791A JP14977791A JPH04347326A JP H04347326 A JPH04347326 A JP H04347326A JP 14977791 A JP14977791 A JP 14977791A JP 14977791 A JP14977791 A JP 14977791A JP H04347326 A JPH04347326 A JP H04347326A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- water hole
- sectional area
- water
- jacket
- Prior art date
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- Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多気筒エンジンの水冷
装置に関する。
装置に関する。
【0002】
【前提構造】本発明の多気筒エンジンの水冷装置は、例
えば図4に示すように、次の前提構造を有するものを前
提とする。すなわち、多気筒エンジン1の冷却水を水ポ
ンプ2により、ジャケット入口8からシリンダジャケッ
ト3・水孔4・ヘッドジャケット5・ジャケット出口9
・ラジエータ6及びジャケット入口8の順に、圧送循環
させるように構成したものである。そして、その水孔4
は、上記ジャケット入口8及び上記ジャケット出口9か
ら見て、近い側に位置する手前側水孔4aと、遠い側に
位置する奥側水孔4bとを並列状に設けたものから成る
。
えば図4に示すように、次の前提構造を有するものを前
提とする。すなわち、多気筒エンジン1の冷却水を水ポ
ンプ2により、ジャケット入口8からシリンダジャケッ
ト3・水孔4・ヘッドジャケット5・ジャケット出口9
・ラジエータ6及びジャケット入口8の順に、圧送循環
させるように構成したものである。そして、その水孔4
は、上記ジャケット入口8及び上記ジャケット出口9か
ら見て、近い側に位置する手前側水孔4aと、遠い側に
位置する奥側水孔4bとを並列状に設けたものから成る
。
【0003】
【従来の技術】上記前提構造において、従来技術では、
前記水孔4が基準断面積Sbの大きさに形成されていた
。
前記水孔4が基準断面積Sbの大きさに形成されていた
。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来技術では、
次の問題がある。水孔4が基準断面積Sbの大きさに形
成されているので、エンジン1の定格を越えない負荷出
力時には、冷却水の循環量が過剰にならず、過冷却によ
る燃焼性能の低下が防止されている。しかし、エンジン
1後部のシリンダジャケット3及びヘッドジャケット5
には冷却水が流れ込みにくいため、シリンダブロック2
1の前部は比較的良く冷却されるが後部はあまり冷却さ
れない。このため、シリンダブロック21に熱歪みが生
じて、甚だしい時にはシリンダ25の焼き付きが発生す
る。さらに、過負荷出力時には、発熱量が増えるのに対
して冷却水の循環量が増えないので、エンジン1がオー
バーヒートすることがある。本発明は、シリンダブロッ
ク21に熱歪みが生じてシリンダ25の焼き付きが発生
したり、エンジン1が過負荷時にオーバーヒートするの
を抑制することを課題とする。
次の問題がある。水孔4が基準断面積Sbの大きさに形
成されているので、エンジン1の定格を越えない負荷出
力時には、冷却水の循環量が過剰にならず、過冷却によ
る燃焼性能の低下が防止されている。しかし、エンジン
1後部のシリンダジャケット3及びヘッドジャケット5
には冷却水が流れ込みにくいため、シリンダブロック2
1の前部は比較的良く冷却されるが後部はあまり冷却さ
れない。このため、シリンダブロック21に熱歪みが生
じて、甚だしい時にはシリンダ25の焼き付きが発生す
る。さらに、過負荷出力時には、発熱量が増えるのに対
して冷却水の循環量が増えないので、エンジン1がオー
バーヒートすることがある。本発明は、シリンダブロッ
ク21に熱歪みが生じてシリンダ25の焼き付きが発生
したり、エンジン1が過負荷時にオーバーヒートするの
を抑制することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記前提構造
において、上記課題を達成するために、例えば図1及び
図2に示すように、次の改良構造を追加したものである
。すなわち、前記手前側水孔4aに通路拡大用感温作動
弁7を設け、この感温作動弁7の通路拡大用作動温度T
1は、前記冷却水の異常高温領域Thよりも少し低い温
度に設定する。この感温作動弁7は、前記手前側水孔4
aを通過する冷却水の温度が、上記通路拡大用作動温度
T1にまで上昇したときに感温作動して、その手前側水
孔4aの通路断面積Sを、基準断面積Sbから拡大断面
積S1にまで拡大するように構成する。さらに、この手
前側水孔4aの基準断面積Sbよりも、前記奥側水孔4
bの通路断面積Sを大きい値に設定して構成する。
において、上記課題を達成するために、例えば図1及び
図2に示すように、次の改良構造を追加したものである
。すなわち、前記手前側水孔4aに通路拡大用感温作動
弁7を設け、この感温作動弁7の通路拡大用作動温度T
1は、前記冷却水の異常高温領域Thよりも少し低い温
度に設定する。この感温作動弁7は、前記手前側水孔4
aを通過する冷却水の温度が、上記通路拡大用作動温度
T1にまで上昇したときに感温作動して、その手前側水
孔4aの通路断面積Sを、基準断面積Sbから拡大断面
積S1にまで拡大するように構成する。さらに、この手
前側水孔4aの基準断面積Sbよりも、前記奥側水孔4
bの通路断面積Sを大きい値に設定して構成する。
【0006】
【作用】本発明は、次のように作用する。エンジン1の
定格を越えない負荷出力時には、水孔4を通過する冷却
水の温度が上記通路拡大用作動温度T1よりも低い温度
になっている。この時、手前側水孔4aの基準断面積S
bよりも、奥側水孔4bの通路断面積Sを大きい値に設
定してあるから、エンジン1後部のシリンダジャケット
3及びヘッドジャケット5に冷却水が流れ込み易く、手
前側水孔4aと奥側水孔4bとの冷却水の循環量が平均
されて、シリンダブロック21が平均に冷却され、熱歪
みの発生を抑制する。又、感温作動弁7が手前側水孔4
aの通路断面積Sを基準断面積Sbに保つので、冷却水
の循環量が過剰にならず、過冷却による燃焼性能の低下
を防止する。一方、エンジンが過負荷出力時には、発熱
量の増大により、水孔4を通過する冷却水の温度が上記
通路拡大用作動温度T1よりも高い温度になる。このた
め、感温作動弁7が感温作動して、上記手前側水孔4a
の通路断面積Sを、基準断面積Sbから拡大断面積S1
にまで拡大する。これにより、冷却水の循環量が増大し
て冷却能力が増大し、エンジン1のオーバーヒートする
のを抑制する。
定格を越えない負荷出力時には、水孔4を通過する冷却
水の温度が上記通路拡大用作動温度T1よりも低い温度
になっている。この時、手前側水孔4aの基準断面積S
bよりも、奥側水孔4bの通路断面積Sを大きい値に設
定してあるから、エンジン1後部のシリンダジャケット
3及びヘッドジャケット5に冷却水が流れ込み易く、手
前側水孔4aと奥側水孔4bとの冷却水の循環量が平均
されて、シリンダブロック21が平均に冷却され、熱歪
みの発生を抑制する。又、感温作動弁7が手前側水孔4
aの通路断面積Sを基準断面積Sbに保つので、冷却水
の循環量が過剰にならず、過冷却による燃焼性能の低下
を防止する。一方、エンジンが過負荷出力時には、発熱
量の増大により、水孔4を通過する冷却水の温度が上記
通路拡大用作動温度T1よりも高い温度になる。このた
め、感温作動弁7が感温作動して、上記手前側水孔4a
の通路断面積Sを、基準断面積Sbから拡大断面積S1
にまで拡大する。これにより、冷却水の循環量が増大し
て冷却能力が増大し、エンジン1のオーバーヒートする
のを抑制する。
【0007】
【発明の効果】本発明は、上記のように構成され、作用
することから、次の効果を奏する。エンジン後部のシリ
ンダジャケット及びヘッドジャケットに冷却水が流れ込
み易く、冷却水の循環量が平均されて、シリンダブロッ
クが平均に冷却され、熱歪みの発生を抑制する。又、エ
ンジンの過負荷出力時に発熱量が増えるのに対し、感温
作動弁の感温作動で水孔の通路断面積が増大して、冷却
水の循環量が増えるので、エンジンのオーバーヒートを
抑制することができる。
することから、次の効果を奏する。エンジン後部のシリ
ンダジャケット及びヘッドジャケットに冷却水が流れ込
み易く、冷却水の循環量が平均されて、シリンダブロッ
クが平均に冷却され、熱歪みの発生を抑制する。又、エ
ンジンの過負荷出力時に発熱量が増えるのに対し、感温
作動弁の感温作動で水孔の通路断面積が増大して、冷却
水の循環量が増えるので、エンジンのオーバーヒートを
抑制することができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面で説明する。図
1(A)はエンジンのヘッドガスケットの要部平面図、
図1(B)は図1(A)のX−X線矢視断面図、図2は
水孔断面積と冷却水温との関係を示す線図、図3はヘッ
ドガスケットの平面図、図4はエンジンの縦断面概略図
である。図4において、エンジン1は、クランクケース
20の上方にシリンダブロック21を一体に形成すると
ともに、このシリンダブロック21の上面にヘッドガス
ケット22を介してシリンダヘッド23及びヘッドカバ
ー24を順に載置固定して、エンジン本体を形成してい
る。上記シリンダブロック21内には、シリンダ25の
中を摺動するピストン26と、このピストン26をクラ
ンク軸27につなぐコネクチングロッド28、その他が
ある。そして、シリンダブロック21及びシリンダヘッ
ド23の内壁には、シリンダジャケット3からヘッドジ
ャケット5へ冷却水を通す水孔4がヘッドガスケット2
2を貫いて連通している。その水孔4は、そのジャケッ
ト入口8及びそのジャケット出口9から見て、近い側に
位置する手前側水孔4aと、遠い側に位置する奥側水孔
4bとを並列状に設けたものから成る。エンジン1の冷
却水はクランク軸27からベルト29・プーリ30を介
して駆動される水ポンプ2により、ジャケット入口8か
らシリンダジャケット3・水孔4・ヘッドジャケット5
・ラジエータ6及びジャケット入口8の順に、圧送循環
されるように構成してある。さらに、冷却水の循環路の
途中には冷却水温を検知するサ−モスタット31があり
、ラジエータ6はラジエータファン32で高温の冷却水
を空冷する。そして、上記ヘッドガスケット22には図
3に示すように、各シリンダ用開放部22a・各プッシ
ュロッド用開放部22b・各水孔用開放部22c・22
d及び22fと、各取付ボルト用開放部22eとがそれ
ぞれ必要個数開けられている。
1(A)はエンジンのヘッドガスケットの要部平面図、
図1(B)は図1(A)のX−X線矢視断面図、図2は
水孔断面積と冷却水温との関係を示す線図、図3はヘッ
ドガスケットの平面図、図4はエンジンの縦断面概略図
である。図4において、エンジン1は、クランクケース
20の上方にシリンダブロック21を一体に形成すると
ともに、このシリンダブロック21の上面にヘッドガス
ケット22を介してシリンダヘッド23及びヘッドカバ
ー24を順に載置固定して、エンジン本体を形成してい
る。上記シリンダブロック21内には、シリンダ25の
中を摺動するピストン26と、このピストン26をクラ
ンク軸27につなぐコネクチングロッド28、その他が
ある。そして、シリンダブロック21及びシリンダヘッ
ド23の内壁には、シリンダジャケット3からヘッドジ
ャケット5へ冷却水を通す水孔4がヘッドガスケット2
2を貫いて連通している。その水孔4は、そのジャケッ
ト入口8及びそのジャケット出口9から見て、近い側に
位置する手前側水孔4aと、遠い側に位置する奥側水孔
4bとを並列状に設けたものから成る。エンジン1の冷
却水はクランク軸27からベルト29・プーリ30を介
して駆動される水ポンプ2により、ジャケット入口8か
らシリンダジャケット3・水孔4・ヘッドジャケット5
・ラジエータ6及びジャケット入口8の順に、圧送循環
されるように構成してある。さらに、冷却水の循環路の
途中には冷却水温を検知するサ−モスタット31があり
、ラジエータ6はラジエータファン32で高温の冷却水
を空冷する。そして、上記ヘッドガスケット22には図
3に示すように、各シリンダ用開放部22a・各プッシ
ュロッド用開放部22b・各水孔用開放部22c・22
d及び22fと、各取付ボルト用開放部22eとがそれ
ぞれ必要個数開けられている。
【0009】(第1実施例)本発明の第1実施例では、
前記シリンダジャケット3とヘッドジャケット5とを連
通させる水孔4のうち、手前側水孔4aの途中に位置す
るヘッドガスケット22の水孔用開放部22cに,例え
ば図1に示すように、形状記憶合金で形成された通路拡
大用感温作動弁7を設けてある。この感温作動弁7の通
路拡大用作動温度T1は、前記冷却水の異常高温領域T
hよりも少し低い温度に設定してある。そして、奥側水
孔4bに臨むヘッドガスケット22の水孔用開放部22
fには感温作動弁7を形成せずに、しかも、手前側水孔
4aの水孔用開放部22cの基準断面積Sbよりも、前
記奥側水孔4bの水孔用開放部22fの通路断面積Sを
大きい値に設定する。このため、エンジン1後部のシリ
ンダジャケット3及びヘッドジャケット5に冷却水が流
れ込み易く、手前側水孔4aと奥側水孔4bとの冷却水
の循環量が平均されて、シリンダブロック21が平均に
冷却され、熱歪みの発生を抑制する。又、感温作動弁7
が手前側水孔4aの通路断面積Sを基準断面積Sbに保
つので、冷却水の循環量が過剰にならず、過冷却による
燃焼性能の低下を防止する。さらに、上記感温作動弁7
は、図2(A)に示すように、前記手前側水孔4aを通
過する冷却水温Tが、上記通路拡大用作動温度T1にま
で上昇したときに感温作動して、その手前側水孔4aの
通路断面積Sを基準断面積Sbから拡大断面積S1にま
で拡大するように構成してある。このため、冷却水の循
環量が増えて冷却能力が増大し、エンジン1のオーバー
ヒートを抑制することができる。尚、ヘッドガスケット
22のシリンダ間の水孔用開放部22dには感温作動弁
7を形成せずに、常時冷却水を流すようにして熱的に苛
酷な気筒間の冷却を促進する。
前記シリンダジャケット3とヘッドジャケット5とを連
通させる水孔4のうち、手前側水孔4aの途中に位置す
るヘッドガスケット22の水孔用開放部22cに,例え
ば図1に示すように、形状記憶合金で形成された通路拡
大用感温作動弁7を設けてある。この感温作動弁7の通
路拡大用作動温度T1は、前記冷却水の異常高温領域T
hよりも少し低い温度に設定してある。そして、奥側水
孔4bに臨むヘッドガスケット22の水孔用開放部22
fには感温作動弁7を形成せずに、しかも、手前側水孔
4aの水孔用開放部22cの基準断面積Sbよりも、前
記奥側水孔4bの水孔用開放部22fの通路断面積Sを
大きい値に設定する。このため、エンジン1後部のシリ
ンダジャケット3及びヘッドジャケット5に冷却水が流
れ込み易く、手前側水孔4aと奥側水孔4bとの冷却水
の循環量が平均されて、シリンダブロック21が平均に
冷却され、熱歪みの発生を抑制する。又、感温作動弁7
が手前側水孔4aの通路断面積Sを基準断面積Sbに保
つので、冷却水の循環量が過剰にならず、過冷却による
燃焼性能の低下を防止する。さらに、上記感温作動弁7
は、図2(A)に示すように、前記手前側水孔4aを通
過する冷却水温Tが、上記通路拡大用作動温度T1にま
で上昇したときに感温作動して、その手前側水孔4aの
通路断面積Sを基準断面積Sbから拡大断面積S1にま
で拡大するように構成してある。このため、冷却水の循
環量が増えて冷却能力が増大し、エンジン1のオーバー
ヒートを抑制することができる。尚、ヘッドガスケット
22のシリンダ間の水孔用開放部22dには感温作動弁
7を形成せずに、常時冷却水を流すようにして熱的に苛
酷な気筒間の冷却を促進する。
【0010】(第2実施例)本発明の第2実施例では、
感温作動弁7を例えば図5に示すように形成する。図2
(B)に示すように水孔4を通過する冷却水温Tがサー
モスタット31の開弁温度T2(例えば82℃)より1
〜2℃高い温度にまで上昇した時に、上側作動弁7aが
感温作動して、その水孔4の通路断面積Sを縮小断面積
S2から拡大断面積S1にまで拡大させる。始動直後の
ように冷却水温Tがサーモスタット31の開弁温度T2
(例えば82℃)より1〜2℃高い温度未満の場合は、
上側作動弁7aが感温作動せず、その水孔4の通路断面
積Sは縮小断面積S2まで絞られているから、冷却水の
循環量が少なくエンジン内部の冷却水温は急速に上昇し
均一化される。この結果、従来のようにサーモスタット
31を閉じてバイパス通路33でラジエータ6をバイパ
スする必要が無くなり、サ−モスタット31を廃止する
事もできる。又、サーモスタット31が開いた時に、ラ
ジエータ6にあった低温の冷却水がシリンダジャケット
3へ多量に流れ込み、せっかく均一化されたエンジン内
部を局部的に過冷却する事があり、冷却損失が生じる。 サーモスタット31を廃止する事で、そのような場合の
エンジン過冷却をなくせるから、常温での冷却損失が少
ない。そして、冷却水温Tがサーモスタット31の開弁
温度T2(例えば82℃)より1〜2℃高い温度以上の
場合は、上側作動弁7aが感温作動して、その水孔4の
通路断面積Sは拡大断面積S1になる。さらに、冷却水
温Tが通路拡大用作動温度T1にまで上昇したときに、
下側作動弁7bが感温作動して、その水孔4の通路断面
積Sを基準断面積Sbから拡大断面積S1にまで拡大さ
せるように構成してある。このため、冷却水の循環量が
増えて冷却脳直が増大し、エンジン1のオーバーヒート
を抑制することができる。本実施例での上側作動弁7a
と下側作動弁7bとは、相互に位置を替えて構成する事
が可能である。
感温作動弁7を例えば図5に示すように形成する。図2
(B)に示すように水孔4を通過する冷却水温Tがサー
モスタット31の開弁温度T2(例えば82℃)より1
〜2℃高い温度にまで上昇した時に、上側作動弁7aが
感温作動して、その水孔4の通路断面積Sを縮小断面積
S2から拡大断面積S1にまで拡大させる。始動直後の
ように冷却水温Tがサーモスタット31の開弁温度T2
(例えば82℃)より1〜2℃高い温度未満の場合は、
上側作動弁7aが感温作動せず、その水孔4の通路断面
積Sは縮小断面積S2まで絞られているから、冷却水の
循環量が少なくエンジン内部の冷却水温は急速に上昇し
均一化される。この結果、従来のようにサーモスタット
31を閉じてバイパス通路33でラジエータ6をバイパ
スする必要が無くなり、サ−モスタット31を廃止する
事もできる。又、サーモスタット31が開いた時に、ラ
ジエータ6にあった低温の冷却水がシリンダジャケット
3へ多量に流れ込み、せっかく均一化されたエンジン内
部を局部的に過冷却する事があり、冷却損失が生じる。 サーモスタット31を廃止する事で、そのような場合の
エンジン過冷却をなくせるから、常温での冷却損失が少
ない。そして、冷却水温Tがサーモスタット31の開弁
温度T2(例えば82℃)より1〜2℃高い温度以上の
場合は、上側作動弁7aが感温作動して、その水孔4の
通路断面積Sは拡大断面積S1になる。さらに、冷却水
温Tが通路拡大用作動温度T1にまで上昇したときに、
下側作動弁7bが感温作動して、その水孔4の通路断面
積Sを基準断面積Sbから拡大断面積S1にまで拡大さ
せるように構成してある。このため、冷却水の循環量が
増えて冷却脳直が増大し、エンジン1のオーバーヒート
を抑制することができる。本実施例での上側作動弁7a
と下側作動弁7bとは、相互に位置を替えて構成する事
が可能である。
【0011】前記感温作動弁7は、ヘッドガスケット2
2の水孔用開放部22cに形成するのに代えて、シリン
ダジャケット3又はヘッドジャケット5に形成しても良
い。さらに、感温作動弁7は、形状記憶合金で形成する
のに代えてバイメタルで形成しても良い。
2の水孔用開放部22cに形成するのに代えて、シリン
ダジャケット3又はヘッドジャケット5に形成しても良
い。さらに、感温作動弁7は、形状記憶合金で形成する
のに代えてバイメタルで形成しても良い。
【図1】本発明実施例を示し、図1(A)はエンジンの
ヘッドガスケットの要部平面図、図1(B)は図1(A
)のX−X線矢視断面図である。
ヘッドガスケットの要部平面図、図1(B)は図1(A
)のX−X線矢視断面図である。
【図2】本発明実施例を示し、水孔断面積と冷却水温と
の関係を示す線図である。
の関係を示す線図である。
【図3】本発明実施例を示し、ヘッドガスケットの平面
図である。
図である。
【図4】本発明実施例を示し、エンジンの縦断面概略図
である。
である。
【図5】本発明の他の実施例を示し、図5(A)は図1
(A)に相当する図、図5(B)は図5(A)のY−Y
線矢視断面図である。
(A)に相当する図、図5(B)は図5(A)のY−Y
線矢視断面図である。
【図6】従来例を示し、図6(A)は図1(A)に相当
する図、図6(B)は図6(A)のZ−Z線矢視断面図
である。
する図、図6(B)は図6(A)のZ−Z線矢視断面図
である。
1…多気筒エンジン、2…水ポンプ、3…シリンダジャ
ケット、4…水孔、4a…手前側水孔、4b…奥側水孔
、5…ヘッドジャケット、6…ラジエータ、7…感温作
動弁、8…ジャケット入口、9…ジャケット出口、T1
…通路拡大用作動温度、Th…異常高温領域、S…通路
断面積、S1…拡大断面積、Sb…基準断面積。
ケット、4…水孔、4a…手前側水孔、4b…奥側水孔
、5…ヘッドジャケット、6…ラジエータ、7…感温作
動弁、8…ジャケット入口、9…ジャケット出口、T1
…通路拡大用作動温度、Th…異常高温領域、S…通路
断面積、S1…拡大断面積、Sb…基準断面積。
Claims (1)
- 【請求項1】 多気筒エンジン(1)の冷却水を水ポ
ンプ(2)により、ジャケット入口(8)からシリンダ
ジャケット(3)・水孔(4)・ヘッドジャケット(5
)・ジャケット出口(9)・ラジエータ(6)及びジャ
ケット入口(8)の順に圧送循環させるように構成し、
その水孔(4)は、そのジャケット入口(8)及びその
ジャケット出口(9)から見て、近い側に位置する手前
側水孔(4a)と、遠い側に位置する奥側水孔(4b)
とを並列状に設けたものから成るように構成した多気筒
エンジンの水冷装置において、前記手前側水孔(4a)
に通路拡大用感温作動弁(7)を設け、この感温作動弁
(7)の通路拡大用作動温度(T1)は、前記冷却水の
異常高温領域(Th)よりも少し低い温度に設定し、こ
の感温作動弁(7)は、前記手前側水孔(4a)を通過
する冷却水の温度が上記通路拡大用作動温度(T1)に
まで上昇したときに感温作動して、その手前側水孔(4
a)の通路断面積(S)を基準断面積(Sb)から拡大
断面積(S1)にまで拡大するように構成し、この手前
側水孔(4a)の基準断面積(Sb)よりも、前記奥側
水孔(4b)の通路断面積(S)を大きい値に設定して
構成したことを特徴とする、多気筒エンジンの水冷装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14977791A JP2632610B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 多気筒エンジンの水冷装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14977791A JP2632610B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 多気筒エンジンの水冷装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04347326A true JPH04347326A (ja) | 1992-12-02 |
| JP2632610B2 JP2632610B2 (ja) | 1997-07-23 |
Family
ID=15482499
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14977791A Expired - Lifetime JP2632610B2 (ja) | 1991-05-24 | 1991-05-24 | 多気筒エンジンの水冷装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2632610B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109681663A (zh) * | 2019-01-17 | 2019-04-26 | 宣达实业集团有限公司 | 具有防高温膨胀卡阻结构的上装超高温球阀 |
-
1991
- 1991-05-24 JP JP14977791A patent/JP2632610B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN109681663A (zh) * | 2019-01-17 | 2019-04-26 | 宣达实业集团有限公司 | 具有防高温膨胀卡阻结构的上装超高温球阀 |
| CN109681663B (zh) * | 2019-01-17 | 2024-04-09 | 宣达实业集团有限公司 | 具有防高温膨胀卡阻结构的上装超高温球阀 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2632610B2 (ja) | 1997-07-23 |
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