JPH04349456A - 写真感光材料用包装材料及びこれを用いた包装袋 - Google Patents

写真感光材料用包装材料及びこれを用いた包装袋

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JPH04349456A
JPH04349456A JP12136691A JP12136691A JPH04349456A JP H04349456 A JPH04349456 A JP H04349456A JP 12136691 A JP12136691 A JP 12136691A JP 12136691 A JP12136691 A JP 12136691A JP H04349456 A JPH04349456 A JP H04349456A
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Mutsuo Akao
睦男 赤尾
Hiroyuki Osanai
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防湿性、酸素バリヤ性、
帯電防止性、ヒートシール性が優れ、完全密封可能で、
且つ易開封性の写真感光材料用包装材料及びこれを用い
た包装袋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、易開封性写真感光材料用包装材料
としては、滑剤、遮光性物質及び50wt%以上のLD
PE樹脂を含む内層と、アンカーコート層を形成したア
ルミニウム箔層(中間層)を剥離強度が400g/15
mm幅以上で積層し、外層として内層より5℃以上耐熱
性を有する層を積層した写真感光材料用易開封性包装材
料があった(実公平2−19226号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の写真感光材料用包装材料は、ヒートシール性が
充分ではなく、また防塵性、物理強度等の向上も望まれ
ていた。
【0004】本発明は、以上の問題点を解消し、引裂き
性が良好でしかもヒートシール性等が向上した写真感光
材料用包装材料を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するためになされたもので、二軸延伸熱可塑性樹脂フ
イルム又はセロハンからなる外層と、金属層又はポリア
ミド樹脂フイルム、エチレンビニルアルコール共重合体
樹脂フイルム若しくはポリアクリロニトリル樹脂フイル
ムからなる中間層と、滑剤及び導電性物質の一種以上並
びに10重量%以上のエチレン共重合体樹脂を含むポリ
オレフィン系樹脂フイルムからなる内層とを有し、各層
間の接着強度が250〜2000g/15mm幅である
ことを特徴として構成されている。
【0006】二軸延伸熱可塑性樹脂フイルムは、同時二
軸延伸あるいは、逐次二軸延伸のような公知の二軸延伸
方法で、タテ方向(MD方向)及びヨコ方向(CD方向
)に各々1.5〜20倍、好ましくは3〜15倍延伸し
たフイルムである。このフイルムに用いられる熱可塑性
樹脂としては、ポリエステル樹脂、ポリアミド(ナイロ
ン)樹脂、ポリエチレン樹脂、ポリスチレン樹脂、ポリ
プロピレン樹脂、ポリオレフィン共重合体樹脂、ポリ塩
化ビニル樹脂、ポリ塩化ビニリデン樹脂、エチレンビニ
ルアルコール共重合体樹脂、ビニロン樹脂等及びこれら
の樹脂と他の樹脂の共重合体樹脂(2元共重合体樹脂だ
けでなく、3元あるいはそれ以上の共重合体樹脂を含む
。共重合体様式はランダム共重合、ブロック共重合のい
ずれでもよい。)、上記樹脂と他の樹脂の混合樹脂等で
ある。
【0007】また、上記ポリエステル樹脂は、テレフタ
ル酸ジメチル及びエチレングリコール、テレフタル酸ジ
メチル及び1,4−シキロヘキサンジメタノール、テレ
フタル酸ジメチル及びイソフタル酸ジメチル等から合成
される樹脂がある。ポリアミド樹脂には、ナイロン6、
ナイロン66、ナイロン12、ナイロン11、ナイロン
6−66共重合体樹脂等がある。
【0008】そして、これらの樹脂をTダイフイルム成
形機又はインフレーションフイルム成形機で二軸延伸し
てフイルム状に形成する。
【0009】この二軸延伸熱可塑性樹脂フイルムは、包
装材料の薄層化とコストダウン及び物理強度確保のため
、厚さは、5〜70μmが好ましく、7〜50μmが特
に好ましく、10〜35μmが最も好ましい。厚さが5
μm未満ではラミネート工程でシワや切断が発生しやす
く、70μmを越えると剛性が大きすぎ製袋性やゲルボ
テスト強度や取り扱い性が悪くなる上に高価になる。
【0010】また、遮光性、金属層のギラツキ防止、滑
性向上のために、各種樹脂の選択、各種添加剤の中から
選択した添加剤の添加等により半透明、白色、黄色又は
銀色の外観にすることが好ましい。本発明で半透明とい
うのは、ASTM D 1003で測定したヘイズが2
5%〜98%、好ましくは40〜90%である。さらに
、二軸延伸熱可塑性樹脂フイルムは、単一層でも二層以
上の多層共押出しフイルムであってもよい。縦、横の破
断時の伸びの差は2倍以内、好ましくは1.5倍以内で
あることが縦、横の差なく手裂き易くする為に好ましい
【0011】セロハンは、JIS Z 1521に定め
られている普通セロハン又は塩酢ビ共重合体樹脂や塩化
ビニリデン樹脂等を普通セロハンの表面にコートした防
湿セロハン等、一般に市販されているものを使用するこ
とができる。
【0012】金属層は、アルミニウム箔、鉄箔、錫箔、
鉛箔、電解鉄箔、ステンレス箔、銅箔等の金属箔で、厚
さが、好ましくは5〜50μm、特に好ましくは6〜3
0μm、最も好ましくは7〜20μmである。特に厚さ
6〜15μmのアルミニウム箔が安価で、写真感光材料
に悪影響を与えることが少なく好ましい。また、金属層
は、フレキシブルシート等に加工された金属薄膜であっ
てもよい。この金属薄膜としては、例えば、アルミニウ
ム蒸着膜がある。
【0013】アルミニウム蒸着膜は、積層体としての物
理強度、遮光性、帯電防止性、防湿性、ガスバリヤ性等
の確保及びコスト、品質の点から55〜1200Åの厚
さが好ましい。即ち、厚さが55Å未満では防湿性、ガ
スバリヤ性が不十分であり、且つアルミニウム蒸着膜の
両面の層に発生する帯電を減少させることができない。 また、厚さが1200Åを越えると、帯電防止性、ガス
バリヤ性、防湿性及び遮光性は確保できるが、コスト、
真空蒸着法等では加熱によるフレキシブルシートの劣化
及び出来上がった積層フイルムの物理強度低下等の点で
問題がある。 特に、通常の写真感光材料用包装材料の用途には80〜
800Åの厚さが好ましく、さらに好ましくは100〜
600Åである。
【0014】アルミニウム蒸着膜を加工するには、真空
蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法、
電子ビーム蒸着法等で行う。
【0015】また、アルミニウム蒸着膜はフレキシブル
シートの片面のみならず両面に加工してもよい。フレキ
シブルシート表面にアンカーコート剤を塗布したり、コ
ロナ放電処理する事など物理的、化学的表面活性化処理
を行うことはアルミニウム蒸着膜の接着強度を大きくす
ることもでき、好ましい。
【0016】アルミニウム蒸着膜には傷付き及び剥離を
防止するために保護層を設けることができる。この保護
層としてはプチラール樹脂、アクリル樹脂、酢酸繊維素
等のセルローズ系樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、
ポリエステル樹脂、アイオノマー樹脂、エチレン−アク
リル酸エチル共重合体樹脂、各種ポリエチレン樹脂、ポ
リプロピレン樹脂等適宜の樹脂が使用できる。また、ワ
ックス、ゼラチン、ポリビニルアルコール等も使用でき
る。
【0017】保護層は極薄の厚さで形成するのがよく、
押出しラミネート法で設ける場合でも50μm以下にし
ないと静電気の除去は不充分となる。公知の溶液塗布法
、スプレー塗布法等により5μm以下の乾燥膜厚にする
と、アルミニウム蒸着膜の保護ができ、静電気の除去効
果も大である。
【0018】アルミニウム蒸着膜とフレキシブルシート
との接着強度の向上のために施す物理的表面処理やAC
剤処理の具体例を以下に示す。
【0019】物理的表面処理の代表例を以下に示す。フ
レーム(火焔)処理;ランニングコストが高く火災の危
険性が有る。プラズマ処理;アルゴンガス等をプラズマ
に変換し、表面を処理する。物理強度はコロナ放電処理
の数倍になるが、しかし装置コストもコロナ放電処理機
の数十倍かかる。コロナ放電処理;処理可能な基材は紙
、各種ポリマーフィルム、シート、アルミニウム箔、ア
ルミニウム真空蒸着フィルム等である。もっとも多く用
いられている安価で効果の大きい処理である。サンドブ
ラスト処理;高圧でけい石等を吹きつけて表面を粗面化
する。化学薬品処理;重クロム酸溶液等で表面処理する
。オゾン処理;オゾンを充填したボックス内で表面処理
する。プレヒート処理;フィルムや紙等のフレキシブル
シートをヒータードラムや熱風等で加熱処理する。
【0020】その他、紫外線照射処理、高周波加熱処理
、電気誘導加熱処理、マイクロウェーブ処理等がある。
【0021】AC剤処理は、ラミネート業界で使用され
ている接着促進剤または架橋剤を総称するAC剤(An
chor Coating Agent)を塗布して行
なわれる。このAC剤は単なる接着剤と異なり、化学的
に接着する意味で接着剤とは区別してPrimerある
いはAdhesive Promoter等とも呼ばれ
る。AC剤の代表例を次に記す。 (1) 有機チタネート(チタン系)AC剤Tetra
−propyl−titanateあるいはTetra
−iso−butyl−titanateを主成分にし
、加水分解調整剤としてTetra−stearyl−
titanateを添加して使用する。 (2) ポリエチレンイミン(イミン系)AC剤ポリエ
チレンイミン(−CH2−CH2−NH−n) の比較
的高重合度のものが用いられる。管理が容易でポットラ
イフ(貯蔵寿命)が長いことから特に好ましい。 (3) イソシアネート系AC剤 イソシアネート基をもったポリマーを単独で用いるもの
(1液型)とOH基をもったポリエステル等と組合わせ
て用いるもの(2液型)があり、いずれも架橋等の化学
反応を起こし、接着効果があらわれる。欠点はポットラ
イフが短く高価である。 (4) ポリエステル系及びウレタン系AC剤飽和ポリ
エステル樹脂、ウレタン樹脂を酢酸エチル、トルエン等
の溶剤に溶かして用いる。 (5) ポリオレフィン系AC剤 (6) ポリブタジエン系AC剤
【0022】AC剤層は極薄の厚さで形成するのがよい
。AC剤のコーティング方法としてはグラビアロールコ
ーティング法、キスロールコーティング法、滴下コーテ
ィング法、バーコーティング法、リバースロールコーテ
ィング法、ダイレクトロールコーティング法、エアナイ
フコーティング法等が利用される。
【0023】なお、前記物理的表面処理を2種以上併用
してもよく、また、物理的表面処理とAC剤処理を組み
合わせてもよい。
【0024】ポリアミド樹脂フイルムは、アミド結合(
−CONH−)をもった合成高分子化合物を用いて製造
したフイルムの総称で、一般にはナイロンフイルムと呼
称されている。種類としてはナイロン6、ナイロン66
、ナイロン6−10、ナイロン11、ナイロン12等の
フイルムがある。
【0025】エチレンビニルアルコール共重合体樹脂フ
イルムは、各種プラスチックフイルムの中で最高の酸素
ガスバリヤ性を有する。一般にEVOH樹脂と呼ばれる
エチレンとビニルアルコールのランダムコポマリーであ
り、現在日本国内でも(株)クラレと日本合成化学工業
(株)で製造販売している熱可塑性樹脂をフイルム化し
たものである。
【0026】ポリアクリロニトリル樹脂フイルムは、主
成分としてアクリロニトリル、メタアクリロニトリル、
フマロニトリル、マレオニトリルのニトリル成分を50
重量%以上含有する樹脂を用いたフイルムをいい、酸素
ガスバリヤー性を有する。一般にPAN樹脂と呼ばれて
いる。現在、日本国内でも三井東圧化学(株)と旭化成
工業(株)で製造販売している熱可塑性樹脂をフイルム
化したものである。
【0027】ポリオレフィン系樹脂フイルム層は、10
重量%以上のエチレン共重合体樹脂を含んでいる。エチ
レン共重合体樹脂の代表例を以下に示す。 (1) エチレン−酢酸ビニル共重合体樹脂(2) エ
チレン−プロピレン共重合体樹脂(3) エチレン−1
−ブテン共重合体樹脂(4) エチレン−ブタジエン共
重合体樹脂(5) エチレン−塩化ビニル共重合体樹脂
(6) エチレン−メタクリル酸メチル共重合体樹脂(
7) エチレン−アクリル酸メチル共重合体樹脂(8)
 エチレン−アクリル酸エチル共重合体樹脂(以後EE
A樹脂と表示) (9) エチレン−アクリロニトリル共重合体樹脂(1
0)エチレン−アクリル酸共重合体樹脂(11)アイオ
ノマー樹脂(エチレンと不飽和酸との共重合物を亜鉛な
どの金属で架橋した樹脂) (12)エチレン−αオレフィン共重合体樹脂(L−L
DPE樹脂) (13)エチレン−プロピレン−ブテン−1三元共重合
体樹脂
【0028】エチレン共重合体樹脂中では、フイルム成
形性及びヒートシール適性が良く、破袋強度、衝撃穴あ
け強度及び引裂き強度が大きいので、L−LDPE樹脂
とEEA樹脂が好ましい。
【0029】L−LDPE(Liner Low De
nsity Polyetylene) 樹脂は第3の
ポリエチレン樹脂と称され、中低密度、高密度両ポリエ
チレン樹脂の利点を併せもつ省エネルギー、省資源とい
う時代の要請に合致する低コスト、高強度の樹脂である
。この樹脂は低圧法又は高圧改良法でエチレンに炭素数
が3〜13個、好ましくは4〜10個のα−オレフィン
を共重合させたコポリマーで線状の直鎖に短分岐をもっ
た構造のポリオレフィン共重合体樹脂である。物理強度
やコストの点で好ましいα−オレフィンとしてはブテン
−1、オクテン−1、ヘキセン−1,4−メチルペンテ
ン−1、ヘプテン−1などが使用される。密度は一般に
低中密度ポリエチレン樹脂程度とされているが、市販品
では0.87〜0.95g/cm3の範囲内にあるもの
が多い。メルトインデックスは0.1〜50g/10分
の範囲内にあるものが多い。
【0030】L−LDPE樹脂の重合プロセスとしては
中・低圧装置を用いる気相法、液相法と高圧改良法装置
を用いるイオン重合法等がある。
【0031】これらのL−LDPE樹脂の中で物理強度
とヒートシール強度とフィルム成形性の点から特に好ま
しいのは、メルトインデックス(以後MIと表示)が0
.8〜10g/10分(JIS K−6760)、密度
が0.870 〜0.940g/cm3(JIS K−
6760)、そしてα−オレフィンの炭素数6〜8個の
液相法プロセスと気相法プロセスで得られたものである
【0032】市販のL−LDPE樹脂の具体例を以下に
示す。 エチレン・ブテン−1共重合体樹脂 GレジンとNUC−FLX(UCC社)ダウレックス 
           (ダウケミカル社)スクレアー
              (デュポンカナダ社)マ
ーレックス            (フィリップス社
)スタミレックス          (DSM社)エ
クセレンVL          (住友化学)ネオゼ
ックス            (三井石油化学)三菱
ポリエチ−LL        (三菱油化)日石リニ
レックス        (日本石油化学)NUCポリ
エチレン−LL  (日本ユニカー)出光ポリエチレン
L      (出光石油化学)エチレン・ヘキセン−
1共重合体樹脂 TUFLIN            (UCC社)T
UFTHENE        (日本ユニカー)エチ
レン・4メチルペンテン−1共重合体樹脂ウルトゼック
ス          (三井石油化学)エチレン・オ
クテン−1共重合体樹脂 スタミレックス          (DSM社)ダウ
レックス            (ダウケミカル社)
スクレアー              (デュポンカ
ナダ社)MORETEC          (出光石
油化学)
【0033】特に好ましい代表的な例を商品名
であげると、ポリエチレンにα−オレフィン側鎖として
炭素数6個の4−メチルペンテン−1を導入した三井石
油化学(株)のウルトゼックス及びα−オレフィン側鎖
として炭素数8個のオクテン−1を導入した出光石油化
学(株)のMORETECとDSM社のスタミレックス
とダウケミカル社のダウレックスがある(以上、4社品
共液相法プロセスで得られたL−LDPE樹脂である。 )。低圧法の気相法プロセスで得られた好ましい代表的
な例を商品名であげると、α−オレフィン側鎖として炭
素数6個のヘキセン−1を導入した日本ユニカー(株)
のTUFLIN及びUCC社のTUFTHENE等があ
る。
【0034】また、最近発売された密度が0.910g
/cm3未満の超低密度直鎖状低密度ポリエチレン樹脂
、例えばUCC社のNUC−FLXや住友化学(株)の
エクセレンVLも好ましい(以上、2社品共α−オレフ
ィンが炭素数4個のブテン−1を使用)。前記EEA樹
脂は、その代表的製造メーカーとしてユニオン・カーバ
イド社(アメリカ)、日本ユニカー(株)、三菱油化(
株)、住友化学(株)、三井ポリケミカル(株)等があ
る。具体例として日本ユニカー(株)で現在市販してい
るEEA樹脂の代表的銘柄名とそのコモノマー含有量、
メルトインデックス及び密度を示す(コモノマー含有量
 NUC試験法で6%以上のもの)。
【0035】
【表1】
【0036】以上のようなエチレン共重合体樹脂が10
重量%未満では、ヒートシール適性、特にホットタック
性、経時ヒートシール強度、密封ヒートシール性等が不
十分になり、ピンホールやヒートシール部のハガレ等が
発生し、防湿性、ガスバリヤ性、遮光性等写真感光材料
用包装材料として必須の特性を確保できなくなる。
【0037】また、ポリオレフィン系樹脂フイルム層は
、静電気を発生しやすいポリオレフィン系樹脂フイルム
層を写真感光材料側に配置している(ヒートシール性確
保のため)ため、特に包装袋として用いた場合に写真感
光材料にスタチックマークを発生しないようにするため
に、導電性物質及び滑剤の一種以上を含んでいる。
【0038】導電性物質の代表例を以下に示す。 (1) 非イオン界面活性剤(代表的成分ポリオキシエ
チレングリコール類) (2) アニオン界面活性剤(代表的成分ポリオキシエ
チレングリコール類) (3) 陽イオン界面活性剤(代表的成分第4級アンモ
ニウム塩) (4) 両性界面活性剤 (5) アルキルアミン誘導体 (6) 脂肪酸誘導体 (7) 各種滑剤 (8) カーボンブラック、グラファイト(9) 金属
表面被覆顔料 (10)金属粉末、金属フレーク (11)炭素繊維 (12)金属繊維 (13)ウィスカー(チタン酸カリウム、窒化アルミナ
、アルミナ)
【0039】前記非イオン界面活性剤の代表例を以下に
示す。ポリエチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオ
キシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレン脂肪族アルコールエーテル、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチレングリセ
リン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪族アミン
、ソルビタンモノ脂肪酸エステル、脂肪酸ペンタエリス
リット、脂肪アルコールのエチレンオキサイド付加物、
脂肪酸のエチレンオキサイト付加物、脂肪酸アミノまた
は脂肪酸アミドのエチレンオキサイド付加物、アルキル
フェノールのエチレンオキサイド付加物、アルキルナフ
トールのエチレンオキサイド付加物、多価アルコールの
部分的脂肪酸エステルのエチレンオキサイド付加物、そ
の他特公昭63−26697号公報120頁記載の各種
非イオン帯電防止剤等
【0040】前記アニオン界面活性剤の代表例を以下に
示す。リシノレイン酸硫酸エステルソーダ塩、各種脂肪
酸金属塩、シリノレイン酸エステル硫酸エステルソーダ
塩、硫酸化オレイン酸エチルアニリン、オレフィンの硫
酸エステル塩類、オレイルアルコール硫酸エステルソー
ダ塩、アルキル硫酸エステル塩、脂肪酸エチルスルフォ
ン酸塩、アルキルスルフォン酸塩、アルキルナフタレン
スルフォン酸塩、アルキルベンゼンスルフォン酸塩、コ
ハク酸エステルスルフォン酸塩、リン酸エステル塩等

0041】前記陽イオン界面活性剤の代表例を以下に示
す。第1級アミン塩、第3級アミン塩、第4級アンモニ
ウム塩、ビリジン誘導体等
【0042】前記両性界面活性剤の代表例を以下に示す
。カルボン酸誘導体、イミダゾリン誘導体、ベタイン誘
導体等 以上のような導電性物質は、0.01〜3.0重量%添
加されるのが好ましい。
【0043】ポリオレフィン系樹脂フイルム層に添加さ
れる市販の代表的滑剤名と製造メーカー名を以下に記載
する。
【0044】(1) シリコーン系オイル滑剤;各種グ
レードのジメチルポリシロキサン及びその変性物(信越
シリコーン、東レシリコーン)及びポリメチルフェニル
シロキサン、オレフィン変性シリコン、ポリエチレング
リコールやポリプロピレングリコールで変性したポリエ
ーテル変性シリコン、オレフィン/ポリエーテル変性シ
リコン、エポキシ変性シリコン、アミノ変性シリコン、
アルコール変性シリコン等変性されたシロキサン結合を
含有したシリコン系オイルである。該シリコン系オイル
中、特にオレフィン変性シリコン、ポリエーテル変性シ
リコン、オレフィン/ポリエーテル変性シリコン等が優
れている。該シリコン系オイルは加熱状態でのフイルム
の摩擦係数を改良し、自動包装機による熱板シール中に
生じる摺動抵抗を低下させ、皺の発生を防止することに
より、美しい外観と高度な密封性と被包装体にたるみな
い密着性とを有する性能を保持したフイルムを得る基礎
をつくることが出来る。又、摺動による光沢の低下を防
止して、美しいシール部を得ることが出来る。シリコン
系オイルを併用した場合の本発明では摺動ヒートシール
をする場合、高温摩擦係数を1.4以下にすることが出
来る。
【0045】常温における粘度は50〜100,000
センチストークスの範囲が好ましく、更に好ましくは5
,000〜30,000センチストークスの高粘度のも
のがよい。添加量は種類、使用目的により異なるが0.
01〜1.0重量%である。好ましくは0.03〜0.
5重量%、特に好ましくは0.05〜0.3重量%であ
る。
【0046】シリコン系オイル添加の効果は、本発明用
途としては次のように多くある。■樹脂の流動性を向上
し、スクリューのモーター負荷を小さくし、メルトフラ
クチャー発生を防止する。■ブリードアウトして白粉状
になる脂肪酸アミドを添加しなくても滑性を十分確保で
きる。■加熱状態でのフイルムの摩擦保数を小さくし、
自動製袋適性を向上し、ヒートシール時のシワ発生や摺
動による光沢の低下を防止し、美しいシール部を得るこ
とができる。■遮光性物質と併用すると遮光能力を向上
でき、物性を低下させる遮光性物質の添加量を減量して
も遮光性を確保できる。
【0047】(2) 脂肪酸アミド系滑剤;i.飽和脂
肪酸アミド系滑剤 ■ベヘニン酸アミド系滑剤;ダイヤミッドKN(日本化
成)等 ■ステアリン酸アミド系滑剤;アーマイドHT(ライオ
ン油脂)、アルフローS−10(日本油脂)、脂肪酸ア
マイドS(花王)、ダイヤミッド200(日本化成)、
ダイヤミッドAP−1(日本化成)、アマイドS・アマ
イドT(日東化学)、ニュートロン−2(日本精化)等
【0048】ii.不飽和脂肪酸アミド系滑剤■エルカ
酸アミド系滑剤;アルフローP−10(日本油脂)、ニ
ュートロン−S(日本精化)、LUBROL(I・C・
I)、ダイヤミッドL−200(日本化成)等■オレイ
ン酸アミド系滑剤;アーモスリップCP(ライオン・ア
クゾ)、ニュートロン(日本精化)、ニュートロンE−
18(日本精化)、アマイドO(日東化学)、ダイヤミ
ッドO−200・ダイヤミッドG−200(日本化成)
、アルフローE−10(日本油脂)、脂肪酸アマイドO
(花王)等
【0049】iii.ビス脂肪酸アミド系滑剤■メチレ
ンビスベヘニン酸アミド系滑剤;ダイヤミッドNKビス
(日本化成)等 ■メチレンビスステアリン酸アミド系滑剤;ダイヤミッ
ド200ビス(日本化成)、アーモワックス(ライオン
・アクゾ)、ビスアマイド(日東化学)等■メチレンビ
スオレイン酸アミド系滑剤;ルブロンO(日本化成)等 ■エチレンビスステアリン酸アミド系滑剤;アーモスリ
ップEBS(ライオン・アクゾ)等 ■ヘキサメチレンビスステアリン酸アミド系滑剤;アマ
イド65(川研ファインケミカル)等 ■ヘキサメチレンビスオレイン酸アミド系滑剤;アマイ
ド60(川研ファインケミカル)等
【0050】iv.モノアルキロールアミド系滑剤■ 
N−(2−ヒドロキシエチル)ラウリン酸アミド系滑剤
;トーホールN130(東邦化学)等 ■ N−(2−ヒドロキシエチル)ステアリン酸アミド
系滑剤;アミゾール(川研ファインケミカル)等■ N
−(2−ヒドロキシメチル)ステアリン酸アミド系滑剤
;メチロールアマイド(日東化学)等
【0051】(3
) 非イオン界面活性剤系滑剤;エレクトロストリッパ
−TS−2、エレクトロストリッパ−TS−3(花王石
鹸)等
【0052】(4) 炭化水素系滑剤;流動パラフィン
、天然パラフィン、マイクロワックス、合成パラフィン
、ポリエチレンワックス、ポリプロピレンワックス、塩
素化炭化水素、フルオロカルボン等
【0053】(5) 脂肪酸系滑剤;高級脂肪酸(C1
2以上が好ましい)、オキシ脂肪酸等
【0054】(6) エステル系滑剤;脂肪酸の低級ア
ルコールエステル、脂肪酸の多価アルコールエステル、
脂肪酸のポリグリコールエステル、脂肪酸の脂肪アルコ
ールエステル等
【0055】(7) アルコール系滑剤;多価アルコー
ル、ポリグリコール、ポリグリセロール等
【0056】(8) 金属石けん;ラウリン酸、ステア
リン酸、リシノール酸、ナフテン酸、オレイン酸等の高
級脂肪酸とLi、Mg、Ca、Sr、Ba、Zn、Cd
、Al、Sn、Pb等の金属との化合物
【0057】以上のような滑剤は、0.01〜5.0重
量%添加するのが好ましく、滑性効果の大きく、ブリー
ドアウトしやすい脂肪酸アミド系滑剤の場合は、0.0
1〜1.0重量%添加するのが好ましい。
【0058】また、ポリオレフィン系樹脂フイルム層は
、各種特性を向上させるために、他の熱可塑性樹脂、ゴ
ム、各種添加剤、改質剤とブレンドして用いることがで
きる。
【0059】本発明の写真感光材料用包装材料には、遮
光性を確保するために、遮光性物質を添加することがで
きる。
【0060】遮光性物質の代表例を以下に示す。 (1) 無機化合物 A.酸化物…シリカ、ケイ藻土、アルミナ、酸化チタン
、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化マグネシウム、酸化アンチモ
ン、バリウムフェライト、ストロンチウムフェライト、
酸化ベリリウム、軽石、軽石バルーン、アルミナ繊維等 B.水酸化物…水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウ
ム、塩基性炭酸マグネシウム等 C.炭酸塩…炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、ドロ
マイト、ドーソナイト等 D.(亜)硫酸塩…硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫
酸アンモニウム、亜硫酸カルシウム等 E.ケイ酸塩…タルク、クレー、マイカ、アスベスト、
ガラス繊維、ガラスバルーン、ガラスビーズ、ケイ酸カ
ルシウム、モンモリロナイト、ベントナイト等F.炭素
…カーボンブラック、グラファイト、炭素繊維、炭素中
空球等 G.その他…鉄粉、銅粉、鉛粉、アルミニウム粉、硫化
モリブデン、ポロン繊維、炭化ケイ素繊維、黄銅繊維、
チタン酸カリウム、チタン酸ジルコン酸鉛、ホウ酸亜鉛
、メタホウ酸バリウム、ホウ酸カルシウム、ホウ酸ナト
リウム、アルミニウムペースト、タルク等
【0061】
(2) 有機化合物 木粉(松、樫、ノコギリクズなど)、殻繊維(アーモン
ド、ピーナッツ、モミ殻など)、木綿、ジュート、紙細
片、セロハン片、ナイロン繊維、ポリプロピレン繊維、
デンプン、芳香族ポリアミド繊維等
【0062】これらの遮光性物質の中で、不透明化する
無機化合物が好ましく、特に耐熱性、耐光性が優れ、比
較的不活性な物質であるので、光吸収性のカーボンブラ
ックと窒化チタンとグラファイトが好ましい。
【0063】カーボンブラックの原料による分類例をあ
げるとガスブラック、ファーネスブラック、チャンネル
ブラック、アントラセンブラック、アセチレンブラック
、ケッチェンカーボンブラック、サーマルブラック、ラ
ンプブラック、油煙、松煙、アニマルブラック、ベジタ
ブルブラック等がある。
【0064】本発明では遮光性、コスト、物性向上の目
的ではファーネスカーボンブラックが望ましく、高価で
あるが帯電防止効果を有する遮光性物質としては、アセ
チレンカーボンブラック、変性副生カーボンブラックで
あるケッチェンカーボンブラックが望ましい。必要によ
り前者と後者を必要特性に従ってミックスすることも望
ましい。遮光性物質をポリエチレン系ポリマーに配合す
る形態は上記のように種々あるが、マスターバッチ法が
コスト、作業場の汚染防止等の点で望ましい。公知文献
の特公昭40−26196号では、有機溶媒に溶解した
重合体の溶液中にカーボンブラックを分散せしめて、重
合体カーボンブラックのマスターバッチをつくる方法が
、特公昭43−10362号にはカーボンブラックをポ
リエチレンに分散してマスターバッチをつくる方法が述
べられている。
【0065】本発明の写真感光材料用包装材料として使
用する上でカブリの発生がなく、感光度の増減の発生が
少なく、遮光能力が大きく、L−LDPE樹脂フイルム
に添加した場合でも固り(ブツ)の発生やフィッシュア
イ等フィルム中にピンホールが発生しにくい点で、カー
ボンブラックの中でも特にpH6.0〜9.0、平均粒
子径10〜120mμ、揮発成分が2.0%以下、吸油
量が50ml/100g以上のファーネスカーボンブラ
ックが遮光性向上と分散性向上、物理特性低下の少ない
点で好ましい。
【0066】同じ量を添加して、できるだけ遮光性をよ
くするには、内側(包装した時、製品に接する側、袋の
場合はヒートシールする側)に遮光性物質を配合してお
くことが望ましい。
【0067】上記遮光性物質は、使用樹脂、使用機械、
コスト等により使用形態として、粉末状着色剤、ペース
ト状着色剤、潤性着色剤、マスターバッチ、染顔料、カ
ラードペレット等がある。
【0068】遮光性物質の添加量は全体として光学濃度
を5以上にすることが好ましい。
【0069】酸化防止剤を着色故障等を防止するために
添加することが好ましい。この酸化防止剤の代表例を以
下に示す。
【0070】(イ) フェノール系酸化防止剤6−t−
ブチル−3−メチルフェニール誘導体、2・6−ジ−t
−ブチル−Pクレゾール、2・2’−メチレンビス−(
4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、4・4’−
ブチリデンビス(6−t−ブチル−m−クレゾール)、
4・4’−チオビス(6−t−ブチル−m−クレゾール
)、4・4−ジヒドロキシジフェニルシクロヘキサン、
アルキル化ビスフェノール、スチレン化フェノール、2
・6−ジ−t−ブチル−4−メチルフェノール、n−オ
クタデシル−3−(3’・5’−ジ−t−ブチル−4’
−ヒドロキシフェニル)プロピネート、2・2’−メチ
レンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、
4・4’−チオビス(3−メチル−6−t−ブチルフェ
ニール)、4・4’−ブチリデンビス(3−メチル−6
−t−ブチルフェノール)、ステアリル−β(3・5−
ジ−4−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネ
ート、1・1・3−トリス(2−メチル−4ヒドロキシ
−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1・3・5トリメ
チル−2・4・6−トリス(3・5−ジ−t−ブチル−
4ヒドロキシベンジル)ベンゼン、テトラキス〔メチレ
ン−3(3’・5’−ジ−t−ブチル−4’−ヒドロキ
シフェニル)プロピオネート〕メタン等
【0071】(ロ) ケトンアミン縮合系酸化防止剤6
−エトキシ−2・2・4−トリメチル−1・2−ジヒド
ロキノリン、2・2・4−トリメチル−1・2−ジヒド
ロキノリンの重合物、トリメチルジヒドロキノリン誘導
体等
【0072】(ハ) アリルアミン系酸化防止剤フェニ
ル−α−ナフチルアミン、N−フェニル−β−ナフチル
アミン、N−フェニル−N’−イソピロピル−P−フェ
ニレンジアミン、N・N’−ジフェニル−P−フェニレ
ンジアミン、N・N’−ジ−β−ナフチル−P−フェニ
レンジアミン、N−(3’−ヒドロキシブチリデン)−
1−ナフチルアミン等
【0073】(ニ) イミダゾー
ル系酸化防止剤2−メルカプトベンゾイミダゾール、2
−メルカプトベンゾイミダゾールの亜鉛塩、2−メルカ
プトメチルベンゾイミダゾール等
【0074】(ホ) ホスファイト系酸化防止剤アルキ
ル化アリルホスファイト、ジフェニルイソデシルフォス
ファイト、トリス(ノニルフェニル)ホスファイト亜リ
ン酸ソーダ、トリノニルフェニルフォスファイト、トリ
フェニルフォスファイト等
【0075】(ヘ) チオ尿素系酸化防止剤チオ尿素誘
導体、1・3−ビス(ジメチルアミノプロピル)−2−
チオ尿素等
【0076】(ト) その他空気酸化に有用な酸化防止
剤チオジプロピオン酸ジラウリル等
【0077】代表的な市販酸化防止剤を以下に示す。 (1) フェノール系酸化防止剤; SUMILIZER BHT(住友)、IRGANOX
 1076(チバガイギー)、MARK AO−50(
アデカ・アーガス)、SUMILIZER BP−76
(住友)、TOMINOX SS(吉富)、IRGAN
OX 565(チバガイギー)、NONOX WSP(
ICI)、SANTONOX(Monsanto)、S
UMILIZER WX R(住友)、ANTAGEC
RYSTAL(川口)、IRGANOX 1035(チ
バガイギー)、ANTAGE W−400(川口)、N
OCLIZER NS−6(大内新興)、IRGANO
X1425 WL(チバガイギー)、MARKAO−8
0(アデカ・アーガス)、SUMILIZER GA−
80(住友)、 TOPANOL CA(ICI)、M
ARK AO−30(アデカ・アーガス)、MARK 
AO−20(アデカ・アーガス)、IRGANOX31
14(チバガイギー)、MARK AO−330(アデ
カ・アーガス)、IRGANOX 1330(チバガイ
ギー)、CYANOX 1790(ACC)、IRGA
NOX 1010(チバガイギー)、MARK AO−
60(アデカ・アーガス)、SUMILIZER BP
−101(住友)、TOMINOX TT(吉富)等
【0078】(2) 燐系酸化防止剤;IRGAFOS
 168(チバガイギー)、MARK 2112(アデ
カ・アーガス)、WESTON 618(ボルグワーナ
ー)、MARK PEP−8(アデカ・アーガス)、U
LTRANOX 626(ボルグ・ワーナー)、MAR
K PEP−24G(アデカ・アーガス)、MARK 
PEP−36(アデカ・アーガス)、HCA(三光)等
【0079】(3) チオエーテル系酸化防止剤;DL
TDP ”YOSHITOMI”(吉富)、SUMIL
IZER TPL(住友)、ANTIOX L(日油)
、DMTD”YOSHITOMI”(吉富)、SUMI
LIZER TPM(住友)、ANTIOX M(日油
)、DSTP ”YOSHITOMI”(吉富)、SU
MILIZER TPS(住友)、ANTIOX S(
日油)、SEENOX 412S(シプロ)、MARK
 AO−412 S(アデカ・アーガス)、SUMIL
IZER TP−D(住友)、MARK AO−23(
アデカ・アーガス)、SANDSTAB P−EPQ(
サンド)、IRGAFOS P−EPQ FF(チバガ
イギー)、IRGANOX 1222(チバガイギー)
、MARK 329K(アデカ・アーガス)、WES 
TON399(ボルグ・ワーナー)、MARK 260
(アデカ・アーガス)、MARK 522A(アデカ・
アーガス)等
【0080】(4) 金属不活性化剤 NAUGARD XL−1(ユニロイヤル)、MARK
 CDA−1(アデカ・アーガス)、MARK CDA
−6(アデカ・アーガス)、LRGANOX MD−1
024(チバガイギー)、CUNOX(三井東圧)等

0081】特に好ましい酸化防止剤はフェノール系の酸
化防止剤であり、市販品としてはチバガイギー社のイル
ガノックス各種と住友化学(株)のSumilizer
 BHT, Sumilizer BH−76, Su
milizer WX−R, Sumilizer B
P−101等である。
【0082】また、2,6−ジ−ヒブチル−p−クレゾ
ール(BHT)、低揮発性の高分子量フェノール型酸化
防止剤(商品名 Ireganox 1010, Ir
eganox 1076, Topanol CA, 
Ionox330等)、ジラウリルチオジプロピオネー
ト、ジステアリルチオプロピオネート、ジアルキルフォ
スフェート等の1種以上、特に2種以上を併用するのが
効果的である。
【0083】添加量は例えば、ポリオレフィン系樹脂フ
イルムに添加する場合、0.01〜2.0重量%である
【0084】添加量が0.01重量%未満では添加効果
がほとんどない。一方、添加量が2.0重量%をこえる
酸化、還元作用を利用する写真フイルムに悪影響があり
、写真性能に異常が発生する場合がある。このため、酸
化防止剤は着色故障やブツが発生しない最小量を添加す
るようにすることが好ましい。
【0085】さらに、カーボンブラック等と併用すると
酸化防止が相剰的に効果を発揮する。フェノール系酸化
防止剤と燐系酸化防止剤とカーボンブラックを併用する
と、写真感光材料に対し悪影響が少なく、酸化防止効果
が特に発揮されるので好ましい。
【0086】その他、プラスチック データ ハンドブ
ック(KK工業調査会発行)の794〜799ページに
開示された各種酸化防止剤やプラスチック添加剤データ
ー集(KK化学工業社)の327〜329ページに開示
された各種酸化防止剤やPLASTICS AGE E
NCYCLOPEDIA 進歩編1986(KKプラス
チック・エージ)の211〜212ページに開示された
各種酸化防止剤等を選択して用いることが可能である。
【0087】上記各層は、末端にイソシアネート基を有
するポリエステル系樹脂又はポリエーテル系樹脂からな
る溶液型接着層で積層されることが好ましい。この溶液
型接着層は、薄層でも接着強度が大きく、柔軟性を確保
しながら易開封性も確保できるので好ましい。また、反
応固化するので写真感光材料に対する悪影響も少ない。
【0088】また、上記各層は、接着性樹脂を5〜40
重量%含むポリオレフィン系樹脂エクストルージョンラ
ミネート接着層で積層されることも好ましい。
【0089】この接着性樹脂は、ポリオレフィン樹脂と
不飽和カルボン酸類とをグラフト変性した変性ポリオレ
フィン樹脂をいい、例えば、グラフト変性ポリエチレン
樹脂、グラフト変性ポリプロピレン樹脂、グラフト変性
エチレン共重合体樹脂がある。
【0090】不飽和カルボン酸類は、その誘導体も含め
て総称するもので、代表例をあげるとアクリル酸、メタ
クリル酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、テト
ラヒドロフタル酸、メサコン酸、アンゲリカ酸、シトラ
コン酸、クロトン酸、イソクロトン酸、ナジック酸、(
エンドシス−ビシクロ〔2,2,1〕ヘプト−5−エン
−2,3−ジカルボン酸)、無水マレイン酸、無水シト
ラコン酸、無水イタコン酸、アクリル酸メチル、メタク
リル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル
、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸
グリシジル、メタクリル酸グリシジル、マレイン酸モノ
エチルエステル、マレイン酸ジエチルエステル、フマル
酸モノメチルエステル、フマル酸ジメチルエステル、イ
タコン酸ジエチルエステル、アクリル酸アミド、メタク
リルアミド、マレイン酸モノアミド、マレイン酸ジアミ
ド、マレイン酸−N−モノエチルアミド、マレイン酸−
N,N−ジエチルアミド、マレイン酸−N−モノブチル
アミド、マレイン酸−N,N−ジブチルアミド、フマル
酸モノアミド、フマル酸ジアミド、フマル酸−N−モノ
エチルアミド、フマル酸−N,N−ジエチルアミド、フ
マル酸−N−モノブチルアミド、フマル酸−N,N−ジ
エチルアミド、フマル酸−N−モノブチルアミド、フマ
ル酸−N,N−ジブチルアミド、マレイミド、マレイン
酸モノメチル、マレイン酸ジメチル、マタクリル酸カリ
ウム、アクリル酸ナトリウム、アクリル酸亜鉛、アクリ
ル酸マグネシウム、アクリル酸カルシウム、メタクリル
酸ナトリウム、アクリル酸カリウム、メタクリル酸カリ
ウム、N−ブチルマレイミド、N−フェニルマレイミド
、塩化マレニル、グリシジルマレエート、マレイン酸ジ
プロピル、アコニチン酸無水物、ソルビン酸等をあげる
ことができ、相互の混合使用も可能である。
【0091】なかでもアクリル酸、マレイン酸、無水マ
レイン酸、ナジック酸が好ましく、特に無水マレイン酸
が好ましい。
【0092】変性ポリオレフィン樹脂における不飽和カ
ルボン酸類をグラフト変性させる方法は特に限定されな
い。例えば、溶融状態で反応させる特公昭43−274
21号公報等に開示の方法や、溶液状態で反応させる特
公昭44−15422号公報等に開示の方法や、スラリ
ー状態で反応させる特公昭43−18144号公報等に
開示の方法や、気相状態で反応させる特公昭50−77
493号公報等に開示の方法等がある。
【0093】これらの方法の中で押出機を用いる溶融混
練法が操作上簡便で、かつ安価な方法なので好ましい。
【0094】不飽和カルボン酸類の使用量は、接着強度
確保のためポリオレフィン樹脂ベースポリマー(各種ポ
リエチレン樹脂、各種ポリプロピレン樹脂、各種ポリオ
レフィン共重合体樹脂、ポリブテン−1樹脂、ポリ−4
−メチルペンテン−1等のα−オレフィン共重合体樹脂
及びその共重合体樹脂)100重量部に対して0.01
〜20重量部、好ましくは0.2〜5重量部である。
【0095】ポリオレフィン樹脂と不飽和カルボン酸類
との反応を促進するために有機過酸化物等が用いられる
【0096】有機過酸化物としては、例えば、ベンゾイ
ルパーオキサイド、ラウロイルパーオキサイド、アゾビ
スイソブチロニトリル、ジクミルパーオキサイド、α,
α’ビス(t−ブチルパーオキシジイプロピル)ベンゼ
ン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルパーオ
キシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−
ブチルパーオキシ)ヘキシン、ジ−t−ブチルパーオキ
サイド、クメンヒドロパーオキサイド、t−ブチル−ハ
イドロパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド、t−
ブチルパーオキシラウレート、t−ブチルパーオキシベ
ンゾエート、1,3ビス(t−ブチルパーオキシイソプ
ロピル)ベンゼン、キュメンハイドロパーオキサイド、
ジ−t−ブチル−ジパーオキシフタレート、t−ブチル
パーオキシマレイン酸、イソプロピルパーカーボネート
等の有機過酸化物、アソビスイソブチロニトリル等のア
ゾ化合物、過硫酸アンモニウム等の無機過酸化物等があ
る。
【0097】これらは1種または2種以上の組合せで使
用してもよい。特に好ましいのは、分解温度が170℃
〜200℃の間にあるジ−t−ブチルパーオキサイド、
ジ−クミルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5
ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチ
ル− 2,5ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン、1
,3−ビス(t−ブチルパーオキシイソプロピル)ベン
ゼンである。
【0098】これらの過酸化物の添加量は特に制限され
ないが、ポリオレフィン樹脂100重量部に対して0.
005〜5重量部、好ましくは0.01〜1重量部であ
る。
【0099】市販の接着性ポリオレフィン樹脂の代表例
を以下に示す。 (1) 日本石油化学KK            “
Nポリマー”(2) 三井石油化学工業KK     
   “ADMER”(3) 昭和電工KK     
           “ER RESIN”(4) 
三菱化成工業KK            “ノバテッ
ク−AP”(5) 三菱油化KK          
      “MODIC”(6) 日本ユニカーKK
            “NUC−ACE”
【010
0】前記各層間の接着強度が250〜2000g/15
mm幅以上である。接着強度が250g/15mm幅未
満であると、易開封性が失われる。100g/15mm
幅以下になるとデラミネーションを発生しやすくなる。
【0101】また、接着強度が2000g/15mm幅
を越えると、写真感光材料のシャープなエッジによりピ
ンホールが発生しやすくなり、引裂き強度が大巾に低下
して破袋しやすくなり、密封性が確保できなくなる。
【0102】接着強度を250〜2000g/15mm
幅にするには、接着剤の組成、厚さ、被接着物の表面処
理状態等をコントロールする。
【0103】本発明の写真感光材料用包装材料は、例え
ば35mmパトローネ入写真フイルム、ブローニーフイ
ルム、K−16フイルム、K−35フイルム、ディスク
フイルム、レンズ付フイルムユニット、明室装填用包装
体(例えば、ミニラボ用のマガジン入ロール状カラー印
画紙、マガジン入電算写植フイルム、、マガジン入コン
ピューターフイルム、Xレイフイルム、印刷用フイルム
等の感光材料)等の密封包装用(ピロー包装、ガゼット
袋、平袋等)に用いられる。また、展示用包装体(例え
ば、レンズ付フイルムユニット“写ルンです  ハイ”
“写ルンです  フラッシュ”“写ルンです  パノラ
マ”等)等にも用いることができる。
【0104】本発明の写真感光材料用包装袋は、上述し
た写真感光材料用包装材料をヒートシール法により製袋
し、包装袋の引裂強度の小さい方向のヒートシール密封
部に易開封加工が施されている。
【0105】易開封加工としては、切り欠き、切断線、
Vノッチ、弱化線、ミシン目、オープニングカット、ギ
ザ目シール等が用いられる。
【0106】また、写真感光材料用包装袋の形態として
は、各種密封袋、例えば、1重平袋、2重平袋、1重ガ
ゼット袋、2重ガゼット袋がある。製袋する方法は熱板
接着法、インパルス接着法、溶断接着法、超音波接着法
、高周波接着法など、従来公知のプラスチックフイルム
の接着法による。なお、接着剤、粘着剤を用いる接着法
、感圧・感熱接着剤を用いる接着法で製袋することも可
能である。
【0107】
【作用】本発明の写真感光材料用包装材料では、二軸延
伸熱可塑性樹脂フイルム又はセロハンからなる外層が耐
熱性、易開封性、無塵性、物理強度を確保し、白色、黄
色、銀色又は半透明にした時は印刷適性、外観、セーフ
ライト下での表裏識別性を向上させる。
【0108】ポリオレフィン系樹脂フイルム層が物理強
度、ヒートシール適性、帯電防止性、防湿性、ガスバリ
ヤ性、遮光性、密封性等を確保している。
【0109】金属層が防湿性、ガスバリヤ性、易開封性
を確保し、外層を白色、黄色、銀色又は半透明にした時
は商品価値の高い外観を有し、セーフライト下でも存在
や表裏を識別できる作業性の優れた包装材料としている
【0110】また、ポリミド樹脂フイルム、エチレンビ
ニルアルコール共重合体樹脂フイルム又はポリアクリル
ニトリル樹脂フイルムがガスバリヤ性、特に写真感光材
料の品質を劣化させる酸素バリヤ性を向上させ、物理強
度を優れたものにしている。
【0111】特に内層のポリオレフィン系樹脂フイルム
と同時に共押出しした多層共押出しフイルムは安価で物
理強度、酸素バリヤ性、ヒートシール適性等の優れた包
装材料としている。
【0112】
【実施例】本発明による写真感光材料用包装材料の実施
例を図面に基づいて説明する。図1から図3は、写真感
光材料用包装材料の層構成を示す部分断面図である。図
1に示す写真感光材料用包装材料は、金属箔からなる中
間層1の一方の側に二軸延伸熱可塑性樹脂フイルムから
なる外層2が接着剤層3を介して積層され、他方の側に
遮光性物質が添加された無延伸のポリオレフィン系樹脂
フイルムからなる内層4aが接着剤層3を介して積層さ
れている。
【0113】図2に示す写真感光材料用包装材料は、フ
レキシブルシート層5に金属薄膜6が加工された金属薄
膜加工フレキシブルシートからなる中間層1の金属薄膜
6の側に二軸延伸熱可塑性樹脂フイルムからなる外層2
が接着剤層3を介して積層され、他方のフレキシブルシ
ート層5の側に遮光性物質が添加された一軸分子配向さ
れたポリオレフィン系樹脂フイルムからなる内層4aが
接着剤層3を介して積層されている。
【0114】図3に示す写真感光材料用包装材料は、ポ
リアミド樹脂フイルム、エチレンビニルアルコール共重
合体樹脂フイルム又はポリアクリルニトリル樹脂フイル
ムからなる中間層1の一方の側に二軸延伸熱可塑性樹脂
フイルムからなる外層2が接着剤層3を介して積層され
、他方の側に遮光性物質が添加された一軸分子配向され
たポリオレフィン系樹脂フイルムからなる内層4aが接
着剤層3を介して積層されている。
【0115】図4は本発明の写真感光材料用包装材料で
作成した写真感光材料用包装袋の一実施例の平面図であ
る。
【0116】図4に示す写真感光材料用包装袋は、周囲
がヒートシールされてヒートシール密封部11が形成さ
れ、その内部に写真感光材料12が収納されている。ま
た、両側端には、開封時のきっかけのための易開封加工
としての三角形状の切り欠き13が連続して形成されて
いる。
【0117】実施例1 図1に示す部分断面図に相当する層構成の写真感光材料
用包装材料である。
【0118】外層が厚さ12μmの二軸延伸ポリエステ
ル樹脂フイルム、中間層が厚さ9μmの軟質アルミニウ
ム箔(マット面を外層側)、内層がMIが10g/10
分、密度が0.920g/cm3のエチレン・ブテン−
1共重合体樹脂(C4 L−LDPE樹脂)50重量%
とMIが0.5g/10分、密度が0.954g/cm
3のチィグラー触媒を用いて低圧法で重合した高密度ホ
モポリエチレン樹脂29.55重量%、オイルファーネ
スカーボンブラック5重量%、ノニオンタイプの界面活
性剤(モノグリセライドタイプの帯電防止剤)0.1重
量%、5・8 Dimenthyl−tocotrie
nol 0.15重量%、粘度が2万センチストークス
のジメチルポリシロキサン0.2重量%、不飽和カルボ
ン酸グラフト重合ポリオレフィン系接着性樹脂(三菱化
成製ノバテックAP)15重量%から成るポリオレフィ
ン系樹脂組成物をインフレーションフイルム成形機を用
いてブロー比 1.2で厚さ50μmの遮光性ポリオレ
フィン系樹脂フイルムである。外層と中間層、中間層と
内層はいずれも厚さ20μmのMIが20g/10分、
密度が0.921g/cm3のエチレン・ブテン−1共
重合体樹脂30重量%、MIが5.18g/10分、密
度が0.919g/cm3の高圧法低密度ホモポリエチ
レン樹脂59.7重量%、不飽和カルボン酸グラフト重
合接着性樹脂(三菱化成製ノバテックAP)10重量%
、5・8 Dimenthyl−tocotrieno
l 0.2重量%、合成シリカ0.1重量%から成るポ
リオレフィン系樹脂組成物をエクストルージョンラミネ
ーターにより、熱溶融押出し塗布した接着剤層を介して
積層した。尚、2つの接着剤層はタンデムラミネーター
により同一工程で熱溶融押出し塗布した(エクストルー
ジョンラミネート速度 100m/分)。外層の内側(
アルミニウム箔側)表面は、コロナ放電処理により中間
層のアルミニウム箔は100℃の加熱ローラーによりプ
レシートすることにより、各熱溶融押出し塗布層との接
着強度を向上させた。
【0119】外層と中間層の接着強度は675g/15
mm幅であり、中間層と内層の接着強度は482g/1
5mm幅であった。
【0120】この包装材料を用いて内層をヒートシール
層として図4のシート状写真感光材料用の遮光袋を作成
した。この完全密封遮光袋は、写真感光材料を加工包装
するセーフライト下でも表裏の判別及び包装体の存在が
判別しやすく、また手で容易に引裂くことができる。防
塵性にも優れるものであった。さらに、太陽光下でもギ
ラツキの少ない高級感のある外観で、スリ傷や積層フイ
ルム中の異物(不溶解物の固まり等)による凹凸を見え
にくくする効果を有する遮光袋を提供できた。
【0121】遮光能力が大きく(5・8 Diment
hyl−tocotrienol、ジメチルシロキサン
添加効果)、内層がスクリュー負荷を小さくし、樹脂焼
けによる不溶解物の発生を減少させながら得ることが出
来た。
【0122】エチレン共重合体樹脂を10重量%以上添
加した内層とすることにより、滑剤及び導電性物質の一
種以上を添加することによるヒートシール適性の悪化を
カバーできる。特に長期間の密封性を確保できる包装材
料が提供できる。引裂き強度の大きいエチレン・αオレ
フィン共重合体樹脂を用いた積層フイルムであるが、接
着強度を250g/15mm巾以上で積層することによ
り、手裂き可能な包装材料にできる。
【0123】写真性能に悪影響が小さい、外観の美しい
商品価値の大きい(軟質アルミニウムのマット面を外層
側に配置し、外層と中間層の接着剤層に3種の樹脂をブ
レンド使用し、且つ薄色に着色する酸化防止剤の5・8
 Dimenthyl−tocotrienolと合成
シリカを添加した樹脂組成物を使用した効果)包装材料
である。
【0124】実施例2 外層が厚さ30μmのアルミニウム蒸着(蒸着厚さ40
0Å、タテ一軸延伸高密度ポリエチレン樹脂フイルム、
中間層が厚さ30μmの未延伸エチレンビニルアルコー
ル共重合体樹脂フイルム、内層がMIが2.1g/10
分、密度が0.920g/cm3のエチレン・ブテン−
1共重合体樹脂60重量%、MIが2.0g/10分、
密度が0.945g/cm3の低圧法ホモポリエチレン
樹脂10重量%、MIが2.4g/10分、密度が0.
923g/cm3の高圧法ホモポリエチレン樹脂24.
55重量%、オイルファーネスカーボンブラック5重量
%、粘度が1万センチストークスのジメチルポリシロキ
サン0.2重量%、フェノール系酸化防止剤0.1重量
%、合成シリカ0.05重量%、非イオン系界面活性剤
(花王石鹸製エレクトロストリッパーTS)0.1重量
%からなるポリオレフィン系樹脂フイルムである。外層
と中間層、中間層と内層をそれぞれ厚さ20μmのMI
が6.3g/10分、密度が0.920g/cm3の高
圧法ホモポリエチレン樹脂80重量%、酸化チタン1重
量%、5・8 Dimenthyl−tocotrie
nol 0.1重量%、不飽和カルボン酸をグラフト重
合ポリオレフィン系接着性樹脂(三井石油化学製アドマ
ー)20重量%からなるポリオレフィン系樹脂組成物か
らなる接着剤層を介して(同一工程のタンデムラミネー
ト法により接着、樹脂温度は315℃)積層した。
【0125】外層と中間層の接着強度は547g/15
mm幅であり、中間層と内層の接着強度は893g/1
5mm幅であった。
【0126】この包装材料を用いて図4のシート状写真
感光材料用の遮光袋を作成した。この完全密封遮光袋は
、写真感光材料を加工包装するセーフライト下でも表裏
の判別及び包装体の存在が判別しやすく、また手で容易
に引裂くことができる。防塵性、防湿性、酸素バリヤ性
、遮光性、ゲルボテスト強度も優れる写真性能維持性の
優れた遮光袋を提供できた。
【0127】遮光能力が大きく(5・8 Diment
hyl−tocotrienol、ジメチルシロキサン
添加効果)、内層がスクリュー負荷を小さくし、樹脂焼
けによる不溶解物の発生を減少させながら得ることが出
来た。
【0128】エチレン共重合体樹脂を10重量%以上添
加した内層とすることにより、滑剤及び導電性物質の一
種以上を添加することによるヒートシール適性の悪化を
カバーできる。特に長期間の密封性を確保できる包装材
料が提供できる。引裂き強度の大きいエチレン・αオレ
フィン共重合体樹脂を用いた積層フイルムであるが、接
着強度を250g/15mm巾以上で積層することによ
り、手裂き可能な包装材料にできる。
【0129】
【発明の効果】本発明は、易引裂性を良好に保持しつつ
ヒートシール適性、防湿性、酸素バリヤ性、防塵性等を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の写真感光材料用包装材料の層構成を示
す部分断面図。
【図2】本発明の写真感光材料用包装材料の層構成を示
す部分断面図。
【図3】本発明の写真感光材料用包装材料の層構成を示
す部分断面図。
【図4】本発明の写真感光材料用包装材料で作成した包
装袋の平面図。
【符号の説明】
1…中間層 2…外層 3…接着剤層 4…内層 5…フレキシブルシート層 6…金属薄膜 12…写真感光材料 13…切り欠き

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  二軸延伸熱可塑性樹脂フイルム又はセ
    ロハンからなる外層と、金属層からなる中間層と、滑剤
    及び導電性物質の一種以上並びに10重量%以上のエチ
    レン共重合体樹脂を含むポリオレフィン系樹脂フイルム
    からなる内層とを有し、各層間の接着強度が250〜2
    000g/15mm幅であることを特徴とする写真感光
    材料用包装材料
  2. 【請求項2】  二軸延伸熱可塑性樹脂
    フイルム又はセロハンからなる外層と、ポリアミド樹脂
    フイルム、エチレンビニルアルコール共重合体樹脂フイ
    ルム又はポリアクリロニトリル樹脂フイルムからなる中
    間層と、滑剤及び導電性物質の一種以上並びに10重量
    %以上のエチレン共重合体樹脂を含むポリオレフィン系
    樹脂フイルムからなる内層とを有し、各層間の接着強度
    が250〜2000g/15mm幅であることを特徴と
    する写真感光材料用包装材料
  3. 【請求項3】  内層が一
    軸方向に分子配向している請求項1又は請求項2に記載
    の写真感光材料用包装材料
  4. 【請求項4】  外層と中間
    層及び中間層と内層が、末端にイソシアネート基を有す
    るポリエステル系樹脂又はポリエーテル系樹脂からなる
    溶液型接着剤層で接着されている請求項1又は請求項2
    に記載の写真感光材料用包装材料
  5. 【請求項5】  外層と中間層及び中間層と内層が、接
    着性樹脂を5〜40重量%含むポリオレフィン系樹脂エ
    クストルージョンラミネート接着剤層で接着されている
    請求項1又は請求項2に記載の写真感光材料用包装材料
  6. 【請求項6】  外層が、白色、黄色、銀色又は半透明
    である請求項1又は請求項2に記載の写真感光材料用包
    装材料
  7. 【請求項7】  請求項1、2、3、4、5又は請求項
    6に記載の写真感光材料用包装材料をヒートシール法に
    より製袋し、包装袋の引裂き強度の小さい方向のヒート
    シール密封端部に易開封加工が施されたことを特徴とす
    る写真感光材料用包装袋
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JP2019523154A (ja) * 2016-07-28 2019-08-22 ダウ グローバル テクノロジーズ エルエルシー 多層構造体、多層フィルム、およびそれから形成されるパッケージ

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