JPH0434995B2 - - Google Patents

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JPH0434995B2
JPH0434995B2 JP59172986A JP17298684A JPH0434995B2 JP H0434995 B2 JPH0434995 B2 JP H0434995B2 JP 59172986 A JP59172986 A JP 59172986A JP 17298684 A JP17298684 A JP 17298684A JP H0434995 B2 JPH0434995 B2 JP H0434995B2
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JP
Japan
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bis
macrocyclic polyether
ion
polyether diamide
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JP59172986A
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Toshuki Shono
Keiichi Kimura
Takumi Maeda
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Shimazu Seisakusho KK
Original Assignee
Shimazu Seisakusho KK
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野 本発明は、ビス大環状ポリエーテルジアミド誘
導体とその用途、ことにカルシウムイオン選択性
電極、カルシウムイオン選択性電界効果型トラン
ジスタ用感応膜に関する。 (ロ) 従来技術 一般にイオン選択性電極は、溶液中における特
定のイオンの活量を膜電極が示す膜電位で指示す
るようにした電極であり、pH測定用のガラス電
極はその代表的なものである。また、、イオン選
択性電界効果型トランジスタは、電界効果型トラ
ンジスタのゲート部金属を除去し、そこへイオン
感応膜を付着させた構造をしており、溶液中のイ
オン活量の変化を、トランジスタ中を流れる電流
値の変化として測定するものであり、超小型化が
可能である。 ところで体液中のカルシウムは、カルシウムイ
オン(Ca2+)の型で存在するものと、蛋白質等
に結合したものとに分かれるが、特に遊離の
Ca2+は、細胞の浸透圧調整、血液凝固、酵素の
活性化、細胞呼吸の活性化等、生体機能の維持に
きわめて重要な役割を果たしている。 また体液中、特に血液中のCa2+濃度は、正常
な状態では一定の狭い範囲(約4.4〜5.1meq/L)
であり、この濃度の変化は、骨髄腫、急性骨萎
縮、骨結核、癌骨転移、副甲状腺機能亢進症、尿
毒症、腎硬化症、腎水腫、ネフローゼ、急性膵
炎、クル病、骨軟化症等、数多くの疾患において
重要は情報となるため、その測定意義はきわめて
大きい。 現在カルシウムの分析方法としては滴定法、o
−クレゾールフタレインコンプレキソン等を用い
る比色法、炎光法、原子吸光法が用いられている
が、これらの方法はすべて総カルシウム量の測定
法であり、遊離したCa2+のみの測定は除蛋白、
透析などの煩雑な処理を必要とし、時間がかかる
上、嫌気状態で行う必要であり、きわめて困難で
ある。 これに対しイオン選択性電極やイオン選択性電
界効果型トランジスタ等のイオンセンサーを用い
る方法は、さきに述べた様にきわめて大きな測定
意義を持つこの遊離したCa2+のみの濃度を迅速
に定量できるという利点を持ち、診断治療に貢献
するところがきわめて大きいと考えられる。 このためガラス膜を感応膜とするカルシウムイ
オン選択性電極や、リン酸エステルをイオン感応
物質として用いる液膜型、固体膜型のイオン選択
性電極などが開発されているが、いずれも生体中
の共存するイオンの妨害が大きく、血清等の実試
料中のCa2+の測定は困難である。このため、実
用的なカルシウムイオン選択性電極及びカルシウ
ムイオン選択性電界効果型トランジスタを得るた
めによりカルシウムイオン選択性の高いカルシウ
ムイオン感応物質が要望されている。 (ハ) 目的 本発明は、これらの問題を解決するためになさ
れたものであつて、ビス大環状ポリエーテルジア
ミド誘導体をユニートラルキヤリアーとして用
い、カルシウムイオンを簡便、迅速にかつ高選択
的、高精度で再現性よく長時間にわたつて測定す
ることができるカルシウムイオン選択性電極、お
よびカルシウムイオン選択性電界効果型トランジ
スタ用感応膜を提供することを主目的とする。 (ニ) 構成 かくして本発明によれば、 一般式(I): (式中nは1〜7の整数、R1〜R4は各々水素
原子又は炭素数1〜3のアルキル基、R5,R6は
各々炭素数5〜20のアルキル基を意味する)で表
わされるビス大環状ポリエーテルジアミド誘導体
からなるイオンセンサー用感応膜が提供される。 本発明に用いるビス大環状ポリエーテルジアミ
ド誘導体は、それ自身文献未載の新規な化合物群
である。 従つて本発明によれば一般式(I)で表わされ
るビス大環状ポリエーテルジアミド誘導体も提供
される。かかる化合物は相関移動触媒の用途に用
いることも可能である。 一般式(I)で示される化合物は、例えば、一
般式Ia(式中Rは各々水素原子又は炭素数1〜3
のアルキル基、X1はハロゲン原子を意味する)
で表わされるジカルボン酸ハライドと、1,17−
ジヒドロキシ−3,15−ジアザ−6,9,12−ト
リオキサヘプタデカンとを、脱水ベンゼン中、ト
リエチルアミン存在下で反応させて化合物Ibを合
成し、 これに下記一般式Ic(式中R′は炭素数5〜20の
アルキル基、X2はハロゲン原子を意味する)で
表わされる酸ハライドを脱水クロロホルム中、ト
リエチルアミン存在下で反応させて、Idのアルキ
ル置換体Idを合成し、 さらにこのIdのうち任意のものと、下記一般式
Ie(式中nは1〜7の整数、X3はハロゲン原子を
意味する)で表わされる二塩基酸ハロゲン化物と
を、トリエチルアミン存在下、脱水クロロホルム
中で反応させて得ることができる。 本発明による感応膜は固体膜または液膜として
用いられる。固体膜は上記ビス大環状ポリエーテ
ルジアミド誘導体が支持体としての水不溶性固体
有機重合体中に均一に分散されて形成されてい
る。この重合体は、ニユートラルキヤリアーであ
るビス大環状ポリエーテルジアミド誘導体を膜状
に支持するためのマトリツクスを形成して、ニユ
ートラルキヤリアーが試料水溶液等に溶出するの
を妨げると共に、試料水溶液中のカルシウムイオ
ンがマトリツクス内に適度に拡散しうる性質を持
つことが必要で、通常ポリ塩化ビニル、シリコン
ゴム、ポリメタクリル酸エステル(例えば、ポリ
メタクリル酸メチル)などが用いられる。 ポリ塩化ビニルを支持体とする感応膜は、通常
ポリ塩化ビニルと可塑剤およびビス大環状ポリエ
ーテルジアミド誘導体を、テトラヒドロフランの
ような適当は低沸点有機溶剤に溶解し、たとえば
ペトリ皿中で溶剤を徐々に蒸発させることにより
膜状に形成される。可塑剤は得られる感応膜に適
度のたわみ性を与えるためと、ビス大環状ポリエ
ーテルジアミド誘導体が測定液中に溶出するのを
防ぐために用いられ、たとえばジオクチルフタレ
ート、o−ニトロフエニルオクチルエーテル等が
用いられる。 またシリコンゴムを支持体とする感応膜のよう
に、ビス大環状ポリエーテルジアミド誘導体と、
シリコンゴム単体と、膜を架橋するためのシラン
化合物とを適宜の有機溶剤に溶解し、膜状に重合
成形し、成形物から脱溶剤することによつても製
造しうる。 固体膜におけるビス大環状ポリエーテルジアミ
ド誘導体の含量は0.5〜20重量%、好ましくは1
〜15重量%であるこが望ましい。含量が少なすぎ
る時には応答が悪くなり、多すぎるときには重合
体中に均一に分散させることが困難で、また不経
済である。ポリ塩化ビニルを支持体とする場合の
ように可塑剤を併用するときは可塑剤は50〜70重
量%が適当である。 また液膜は、ビス大環状ポリエーテルジアミド
誘導体が水不溶性極性有機溶剤に溶解されて形成
されており、上記極性有機溶剤としては高級アル
コール、芳香族および脂肪族炭化水素のニトロ置
換体やハロゲン置換体、芳香族エーテルなどが用
いられる。好ましい具体例としては1−デカノ−
ル、ニトロベンゼン、クロロベンゼン、ジフエニ
ルエーテル、1,2−ジクロルエタン等があげら
れる。液膜におけるビス大環状ポリエーテルジア
ミド誘導体の含量は、前記と同じ理由から、0.5
〜20重量%、好ましくは1〜10重量%である。 液膜は通常セラミツクスやセルロース質の多孔
性支持体中の保有されて用いられる。フツ素樹脂
からなる多孔性フイルムも好ましい支持体の一つ
である。 本発明の一般式(I)で示されるビス大環状ポ
リエーテルジアミド誘導体は、式中のB5,R6が
長鎖アルキル基を有するために、固体膜あるいは
液膜中に安定に保持され、カルシウムイオン選択
性電極やカルシウムイオン選択性電界効果型トラ
ンジスタ用のニユートラルキヤリヤーとして優れ
た性能を示すものである。 以上のように、本発明による感応膜は、一定鎖
長の連結部を持つビス大環状ポリエーテルジアミ
ド誘導体をニユートラルキヤリヤーとして用いる
ものであり、上記誘導体がナトリウムイオンやカ
リウムイオン等の妨害イオンの存在にかかわら
ず、カルシウムイオンに対して特異的かつ選択的
に安定な2:1サンドウイツチ状鎖体(大環状ポ
リエーテルジアミド環:イオンの比が2:1)を
形成するので、カルシウムイオン濃度を高い選択
性で測定することが出来、しかも応答時間も短か
く再現性にもすぐれているので、実用的価値の高
いカルシウムイオン選択性電極およびカルシウム
イオン選択性電界効果型トランジスタ用感応膜と
なるものである。 本発明の一般式(I)の化合物を感応膜として
使用する場合、nが4〜6特に5が好ましい。か
かるnの値を有する化合物が、Ca+2と安定な
2:1サンドウイツチ型錯体を形成するのに有利
な2つの大環状ポリエーテルジアミド環の間隔を
形成するものと考えられる。先にnが5の化合物
の製造法を例示したが、その際の原料であるピメ
リン酸ジクロライドに代えて、アジピン酸ジハラ
イド又はスベリン酸ジハライドを使用するとnが
4又は6の化合物を得ることができる。他の望ま
しいグループの化合物は、nが1〜3又は7を有
する化合物である。この場合も、ピメリン酸ジク
ロライドに代えて、所定の炭素数を有するジカル
ボン酸ジハライドを用いて作ることができる。 一般式(I)中のR5、R6のアルキル基は、ビ
ス大環状ポリエーテルジアミド誘導体の脂溶性と
感応膜中での保持性に影響すると考えられる。す
なわち、感応膜からビス大環状ポリエーテルジア
ミド誘導体が試料中への溶出を防止し、膜の安定
性を高め、劣化を抑えて寿命を伸ばす効果をもた
らす。かかる効果をもたらすために、アルキル基
があまり短かいと好ましくなく、また長すぎるの
は原料入手の困難さが生じたり、ビス大環状ポリ
エーテル自身の溶媒への溶解性が低下し、感応膜
作製が困難になつたりするので適さない。かかる
観点から、R5,R6のアルキル基の炭素数は5〜
20が望ましく、7〜15が好ましい。上記の製造法
の説明は、炭素数7を有する場合、すなわちカプ
リル酸クロライドを用いた場合であるが、炭素数
8〜15のアルキル基を得る場合には、ペラルゴン
酸、カプリン酸、n−ウンデシレン酸、ラウリン
酸、n−トリデシレン酸、ミリスチン酸又はパル
ミチンン酸のハライドを使用すればよい。なお、
アルキル基は、直鎖状のものを用いて説明した
が、分岐状であつてもよい。 さらに、一般式(I)中R1〜R4は、水素、メ
チル基又はn−プロピル基が望ましく、メチル基
が好ましい。 かくして、本発明の一般式(I)の化合物で好
ましいグループは、nが4〜7、R5とR6が7〜
15の炭素数を有するアルキル基、R1〜R4がメチ
ル基の化合物である。他の好ましいグループはn
が1〜3,R5とR6が7〜15の炭素数を有するア
ルキル基、R1〜R4がメチル基の化合物である。
さらに一つのグループは、nが7で、R1〜R6が
上記と同様である化合物である。 なお、本発明の感応膜を用いてイオンセンサー
を構成するに際し、その構造はイオン選択性電極
やイオン選択性電界効果型トランジスタの分野で
知られた構造を適宜採用することができる。 (ホ) 実施例 以下に実施例をあげて本発明を説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。 まず本発明の一般式(I)で表わされるビス大
環状ポリエーテルジアミド誘導体の製造例とその
物性値の代表例を示す。 製造例 1 一般式(I)においてn=5,R1〜R4がメチ
ル基、R5,R6がn−C7H15又はn−C11H23であ
るビス大環状ポリエーテルジアミド誘導体を合成
した。10℃に温度を調節した1.5lの脱水ベンゼン
を激しく攪拌しながら、その中の各々100mlの脱
水ベンゼンに溶かした10ミリモルの4,5−ジメ
チル−3,6−ジオキサオクタンジカルボン酸ク
ロライド(2.5g)と10ミリモルの1,17−ジヒド
ロキシ−3,15−ジアザ−6,9,12−トリオキ
サヘプタデカン(2.8g)、ならびに30ミリモルの
トリエチルアミン(3g)を同時に、ごくゆつく
りと4時間かけて滴下した。その後2時間攪拌を
続けたのち、生成したトリエチルアミン塩酸塩を
過して除き、少量の脱水ベンゼンで洗い、液
からベンゼンを減圧下留去し、残留したオイル状
物質をクロロホルム:メタノール=5:1の混合
溶媒を展開溶媒とし、シリカゲルカラムクロマト
グラフイーを用いて精製し、下記のごとく大環状
ポリエーテルジアミド−を得た。 次に得られた大環状ポリエーテルジアミド5ミ
リモル(2.3g)と、5ミリモルのトリエチルアミ
ン(0.5g)とを脱水クロロホルム20mlに溶かし、
氷冷し、よく攪拌しながら、5ミリモルの塩化カ
プリリル(0.8g)を脱水クロロホルム15mlに溶か
したものを滴下した。24時間攪拌還流したのち、
クロロホルムを減圧下留去し、残留物に脱水ベン
ゼン70mlを加えて生じた、トリエチルアミン塩酸
塩を過して除き、少量の脱水ベンゼンで洗い、
液からベンゼンを減圧下留去した。残留物をク
ロロホルム:メタノール=10:1の混合溶媒を展
開液とするシリカゲルカラムクロマトグラフイー
を用いて精製し、アルキル置換大環状ボリエーテ
ルジアミド−を得た。 次にこのアルキル置換大環状ポリエーテルジア
ミド1ミリモル(0.6g)とトリエチルアミン3ミ
リモル(0.3g)とを脱水クロロホルム10mlに溶か
し、室温で攪拌しながら0.5ミリモルのピメリン
酸ジクロライド(0.1g)を、5mlの脱水クロロホ
ルムに溶かしたものをゆつくり滴下した。48時間
攪拌環流した後、クロロホルムを減圧下留去し、
残留物をGPCにより分離し、n=5,R1〜R4=
CH3,R5=R6=C7H15である目的物を精製した。 この化合物の物性値は以下の通りであつた。 (1) (n=5,R1〜R4=CH3,R5=R6=C7H15
の場合) 性状 無色透明の油状物 元素分析 実測値 C=58.83%,H=8.88%,
N=4.04% 計算値 C=59.23%,H=8.84%,
N=4.39% IR(cm-1,neat) 1730(エステルC=O),1640
(アミドC=O) 1HNMR(δ−ppm,CDCl3中)0.90(t,6H,
CH3CH2), 1.05〜1.40(m,28H,CH2(CH2)4
CH3,CH3CH), 1.40〜1.80(m,10H,
【式】
【式】) 2.25(t,8H,
【式】), 360(m,44H,O(CH2)2O, N(CH2)2O,
【式】 CHCH3), 4.05〜4.50(m,16H,
【式】
【式】) 製造例 2 n=5,R1〜R4=CH3,R5=R6=C11H23の化
合物は、塩化カプリリルをドデカノイルクロライ
ドに変えた以外は、全く同様にして得られた。 これらの物性値の一例を下表に示す。 (2) (n=5,R1〜R4=CH3,R5=R6=C11H23
の場合) 性状 無色透明の油状物 元素分析 実測値 C=61.21% H=9.53%
N=4.05% 計算値 C=61.36% H=9.28%
N=4.03% IR(cm-1,neat) 1730(エステルC=O),1640
(アミドC=O) 1H−NMR(δ−ppm,CDCl3中) 0.90(t,6H,CH3CH2), 1.05〜1.40(m,44H,(CH2(CH2)8
CH3 ,CH3CH) 1.40〜1.80(m,10H,
【式】
【式】) 2.25(t,8H,
【式】) 3.60(m,44H,O(CH2)2O,N
(CH2)2O,
【式】,CHCH3 4.05〜4.50(m,16H,
【式】
【式】) 製造例 3〜8 製造例1及び2と同様にして下記物性値を有す
るビス大環状ポリエーテルジアミド誘導体をそれ
ぞれ得た。 (3) (n=1,R1〜R4=H,R5=R6=n−C5
H11の場合) 性状 無色透明の油状物 元素分析、実測値 C=55.50% H=7.95%
N=5.03% 計算値 C=55.21% H=8.01%
N=5.05% IR(cm-1,neat) 1730(エステルC=O),1640
(アミドC=O) 1H−NMR(δ−ppm,CDCl3中) δ=0.90(t,6H,CH3CH2) 1.05〜1.40(m,8H,CH2(CH2)2
CH3) 1.40〜1.80(m,4H,
【式】) 2.25(t,6H,
【式】) 3.60(m,48H,O(CH2)2O,N
(CH2)2O,
【式】) 4.05〜4.50(m,16H,
【式】
【式】) (4) (n=1,R1〜R4=n−C3H7,R5=R6=n
−C20H41の場合) 性状 無色透明で粘ちような油状物 元素分析、実測値 C=65.48% H=10.11%
N=3.40% 計算値 C=65.75% H=10.23%
N=3.30% IR(cm-1,neat) 1730(エステルC=O),1640
(アミドC=O) 1H−NMR(δ−ppm,CDCl3中) δ=0.90(t,18H,CH3CH2) 1.05〜1.40(m,84H,CH2(CH2)17
CH3,CH(CH2)2CH3) 1.40〜1.80(m,4H,
【式】) 2.25(t,6H,
【式】
【式】) 3.60(m,44H,O(CH2)2O,N
(CH2)2O,
【式】CHCH2) 4.05〜4.50(m,16H,
【式】
【式】) (5) (n=5,R1〜R4=H,R5=R6=nC5H11の
場合) 性状 無色透明の油状物 元素分析、実測値 C=56.78% H=8.51%
N=4.78% 計算値 C=56.67% H=8.32%
N=4.81% IR(cm-1,neat) 1730(エステルC=O),1640
(アミドC=O) 1H−NMR(δ−ppm,CDCl3中) δ=0.90(t,6H,CH3CH2) 1.05〜1.40(m,8H,CH2(CH2)2
CH3) 1.40〜1.80(m,10H,
【式】
【式】) 2.25(t,8H,
【式】) 3.60(m,48H,O(CH2)2O,N
(CH2)2O,
【式】) 4.05〜4.50(m,16H,
【式】
【式】) (6) (n=5,R1〜R4=n−C3H7,R5=R6=n
−C20H41の場合) 性状 無色透明で粘ちような油状物 元素分析、実測値 C=66.51% H=10.23%
N=3.15% 計算値 C=66.39% H=10.36%
N=3.19% IR(cm-1,neat) 1730(エステルC=O),1640
(アミドC=O) 1H−NMR(δ−ppm,CDCl3中) δ=0.90(t,18H,CH3CH2) 1.05〜1.40(m,84H,CH2(CH2)17
CH3,CH(CH2)2CH3) 1.40〜1.80(m,10H,
【式】
【式】) 2.25(t,8H,
【式】) 3.60(m,44H,O(CH2)2O,N
(CH2)2O,
【式】,CHCH2) 4.05〜4.50(m,16H,
【式】
【式】) (7) (n=7,R1〜R4=H,R5=R6=n−C5
H11の場合) 性状 無色透明の油状物 元素分析、実測値 C=55.20% H=8.31%
N=4.65% 計算値 C=55.35% H=8.46%
N=4.69% IR(cm-1,neat) 1730(エステルC=O),1640
(アミドC=O) 1H−NMR(δ−ppm,CDCl3中) δ=0.90(t,6H,CH3CH2) 1.05〜1.40(m,8H,CH2(CH2)2
CH3) 1.40〜1.80(m,14H,
【式】
【式】) 2.25(t,8H,
【式】) 3.60(m,48H,O(CH2)2O,N
(CH2)2O,
【式】) 4.05〜4.50(m,16H,
【式】
【式】) (8) (n=7,R1〜R4=n−C3H7,R5=R6=n
−C20H41の場合) 性状 無色透明で粘ちような油状物 元素分析、実測値 C=66.75% H=11.53%
N=3.20% 計算値 C=66.69% H=11.42%
N=3.14% IR(cm-1,neat) 1730(エステルC=O),1640
(アミドC=O) 1H−NMR(δ−ppm,CDCl3中) δ=0.90(t,18H,CH3CH2) 1.05〜1.40(m,84H,CH2(CH2)17
CH3,CH(CH2)2CH3) 1.40〜1.80(m,14H,
【式】
【式】) 2.25(t,8H,
【式】) 3.60(m,44H,O(CH2)2O,N
(CH2)2O,
【式】,CHCH2) 4.05〜4.50(m,16H,
【式】
【式】) 実施例 1 一般式(1)において、n=5,R1〜R4=CH3,
R5=R6=C7H15であるビス大環状ポリエーテルジ
アミド誘導体の3重量%、カリウムテトラキス
(p−クロロフエニル)ボレートの1.1重量%及び
可塑剤としてのo−ニトロフエニルオクチルエー
テルの65.9重量%を含むポリ塩化ビニル膜を調製
した。この感応膜を直径5mmの円形に切り取り
philips−IS561電極下部に取り付け、Ag・
Agcl/10-3MCaCl2/膜/試料溶液/0.1MNH4
NO3/KCl(飽和)/Hg2Cl2・Hgの電極構成で測
定試料溶液中のカルシウムイオンの活量(aca)
と電極間電位差(EMF/mV)を測定し、検量
線を作成した。なお、測定はCorning pH
meter130型を用い、25℃±0.1℃で行つた。その
結果、検量線は、acaが3×10-5〜3×10-2の広
い範囲で直線性を有し、かつネルンスト応答を示
した。その一例を第1図に示す。またpHによる
影響も、pH4〜10の範囲にわたつて実質的に認め
られなかつた。 次に種々の妨害イオンM(M+は、Li+、Na+,
K+,Mg2+,Sr2+,Ba2+を意味する)に対する選
択係数KcaMは混合溶液法すなわち測定試料溶液
における妨害イオンMの活量を一定のaMに保ち、
acaを変化させて電極間電位を測定し、ネルンス
ト応答を示さなくなるacaを求め、aca/(aM)2/m
(ただしmはMの価数)で求めた。マグネシウム
イオンに対する選択係数KcaMgは1×10-5であつ
た。これは感応膜が、マグネシウムイオンよりも
カルシウムイオンに対して約100000倍高感度であ
ることを意味している。 実施例 2 petra′nekらは、単環性の大環状ポリエーテル
ジアミドについての報告を行つているが
(Analytica Chimica Acta,128,129(1981)).
その類似化合物(下記化合物1,2)と、本発明
のビス大環状ポリエーテルジアミド誘導体との選
択係数の比較を実施例1と同様にして行つた。な
お化合物3は一般式(I)においてn=5,R1
〜R4=CH3,R5=R6=C7H15、化合物4は一般
式(I)においてn=5,R1〜R4=CH3,R5=
R6=C11H23を表わす。
【式】 化合物1 R=C7H15 化合物2 R=C11H23 その結果、第2図に示す様に本発明のビス大環
状ポリエーテルジアミド誘導体の方が、単環性の
大環状ポリエーテルに比べ、各妨害イオンに対
し、5〜10倍選択係数が向上していることが明ら
かになつた。 Ca2+は、大環状ポリエーテルジアミド環とは、
その比が2:1(環:カチオン)の、カチオンが
環にサンドイツチ状にはさまれた安定な錯体を形
成すると考えられるが、錯形成に関与する2つの
大環状ポリエーテルジアミド環を同一分子中に2
個有する発明のビス大環状ポリエーテルジアミド
誘導体は、単環性の大環状ポリエーテルジアミド
に比べ、はるかに容易に、安定な錯体を形成しう
るため、このようにすぐれた選択係数を示すもの
と思われる。 実施例 3 本発明の種々のビス大環状ポリエーテルジアミ
ド誘導体をニユートラルキヤリヤーとし、実施例
1と同様にして固体膜を調整し、KcaMを測定し
た。その結果得られKcaMの対数値を表1に示す。 実施例 4 実施例1と同様に作製した感応膜150mgを0.5ml
のTHFに溶解し、その溶液をFETのSi3N4ゲー
ト膜上にデイツプコートしたのちTHFを蒸発さ
せて感応膜を形成し、カルシウムイオン選択性電
界効果型トランジスタ(Ca−ISFET)を作製し
た。このCa−ISFETは実施例1でのイオン選択
性電極と同様acaが3×10-5〜3×10-2の広い範
囲にわたつてネルンスト応答を示し、選択性も同
様の性能であつた。
【表】
【表】 (ヘ) 効果 以上のように本発明のビス大環状ポリエーテル
ジアミド誘導体によれば、カルシウムイオンに対
する応答性、選択性、再現性などにすぐれたカル
シウムイオン感応膜が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の感応膜を使用したCa2+選択
性電極の検量線を例示するグラフである。第2図
は本発明の感応膜を用いる電極と、単環性の大環
状ポリエーテルジアミドをニユートラルキヤリア
とした感応膜を用いる電極とのさまざまなイオン
に対する選択係数の対数値の比較を例示するグラ
フである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(I): (式中nは1〜7の整数、R1〜R4は各々水素
    原子又は炭素数1〜3のアルキル基、R5,R6は
    各々炭素数5〜20のアルキル基を意味する)で表
    わされるビス大環状ポリエーテルジアミド誘導
    体。 2 一般式(I): (式中nは1〜7の整数、R1〜R4は各々水素
    原子又は炭素数1〜3のアルキル基、R5,R6は
    各々炭素数5〜20のアルキル基を意味する)で表
    わされるビス大環状ポリエーテルジアミド誘導体
    からなるイオンセンサー用ニユートラルキヤリ
    ア。
JP59172986A 1984-08-20 1984-08-20 ビス大環状ポリエ−テルジアミド誘導体とその用途 Granted JPS6150972A (ja)

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Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JOURNAL OF THE CHEMICAL SOCIETY CHEMICAL COMMUNICATIONS=1984 *

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