JPH0149352B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0149352B2
JPH0149352B2 JP59059035A JP5903584A JPH0149352B2 JP H0149352 B2 JPH0149352 B2 JP H0149352B2 JP 59059035 A JP59059035 A JP 59059035A JP 5903584 A JP5903584 A JP 5903584A JP H0149352 B2 JPH0149352 B2 JP H0149352B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
crown
substituted
formula
ions
lithium ion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP59059035A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60202875A (ja
Inventor
Toshuki Shono
Keiichi Kimura
Takumi Maeda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shimazu Seisakusho KK
Original Assignee
Shimazu Seisakusho KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shimazu Seisakusho KK filed Critical Shimazu Seisakusho KK
Priority to JP59059035A priority Critical patent/JPS60202875A/ja
Publication of JPS60202875A publication Critical patent/JPS60202875A/ja
Publication of JPH0149352B2 publication Critical patent/JPH0149352B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明はアルキル置換14―クラウン―4誘導体
とその用途、ことにリチウムイオン選択性電極用
感応膜に関する。 (ロ) 従来技術 一般にイオン選択性電極は溶液中における特定
のイオンの濃度を膜電極が示す膜電位で支持する
ようにした電極であり、PH測定用のガラス電極が
その代表例である。ところで生体中のリチウムイ
オン濃度は一般に非常に低いが、特殊な疾病たと
えば躁鬱病治療を受けている患者の血液、尿など
には、リチウムイオンが高濃度にあらわれること
があり、その濃度の測定が重要である。従来その
測定には分光学的な方法が用いられている。しか
し、それらの方法は比較的大型の機器を要すると
共に測定にも時間を要し、診断の現場で行うには
適当ではないので従来より迅速にリチウムイオン
を測定する簡単な方法および小型の機器の開発が
強く要請されている。このためLiO(15)―Al2O3
(25)―SiO2(60)の組成のガラス膜を用いるリ
チウムイオン選択性電極が開発されているが、ナ
トリウムイオンに対する選択係数は約0.3で、ナ
トリウムイオンの存在する系ではリチウムイオン
の測定が困難であり、生体中に多く存在するナト
リウムイオンやアンモニウムイオンの妨害を受け
ることの少ない簡便なイオン選択性電極が要望さ
れている。 また、これまでに合成されたクラウンエーテル
の中には、カリウムイオン及びナトリウムイオン
選択性を有するものは比較的多いが、リチウムイ
オン選択性を有するものは少ない。これはリチウ
ムイオンのイオン径とクラウン環の空孔径との比
(SiZe―fit―concept)がうまく合致する空孔径
の小さいクラウンエーテルの合成が比較的困難で
あり、またリチウムイオン自身が強く溶媒和(水
和)されることに原因がある。 一般に単環性のクラウンエーテルにおいて、ク
ラウン―6(18―クラウン―6に代表される6つ
の酸素原子を有するクラウンエーテル群)がカリ
ウムイオンに、クラウン―5がナトリウムイオン
に選択性を示し、クラウン―4はリチウムイオン
選択性の可能性を有する。そしてPedersenは
種々のクラウンエーテルの錯形成能を調べるため
に溶媒抽出を行ない(C.J.Pedersen.Fed.Proc.、
27.1305(1968))、14―クラウン―4誘導体のリ
チウムイオン選択性を求めてはいるが、しかし同
じクラウン―4でもクラウン環の員数や酸素原子
の塩基性の違いにより、そのリチウムイオン選択
性は顕著に異なる(U.Olsher、J.Jagur―
Grodzinski.J.Chem.Soc.、Dalton Trans.、1981
501を参照)。そしてたとえば式(A): で表わされるベンゾ―13―クラウン―4、 式(B): で表わされるベンゾ―12―クラウン―4、 式(c): で表わされるジベンゾ―14―クラウン―4等のベ
ンゾクラウン―4誘導体を用いてリチウムピクラ
ートの溶媒抽出を行うと第1表のような結果とな
る。 【表】 表からも明らかなような、ベンゾ―13―クラウ
ン―4が最も大きなリチウムイオン抽出能を示
す。これはベンゾ―13―クラウン―4の空孔径と
リチウムイオン径の比がほぼ1であり、うまく合
致するからである。一方、ベンゾ―12―クラウン
―4はその空孔径がリチウムイオン径より小さく
クラウン環のひずみが大きいためにそのリチウム
イオン抽出能は大幅に低下する。またベンゾ―14
―クラウン4の場合には、その空孔径とリチウム
イオン径の比が約0.80〜0.89のクラウン間の空孔
径が方が大きく、そのリチウムイオン親和性はわ
ずかながらベンゾ―13―クラウン―4に劣つてい
る。 最近、PVC膜イオン電極のニユートラルキヤ
リヤーとしてジベンゾ―14―クラウン―4が用い
られ、そのリチウムイオン選択性が調べられた
(U.Olsher、J.Am.Chem.Soc.、104.4006
(1982))。このジベンゾ―14―クラウン―4に可
塑剤(溶媒)を種々変えて作製した合計4種類の
PVC膜を用いる電極のさまざまなイオン(Mイ
オン)に対する選択係数の対数値log KPot NaMを第
1図に示す。図中、化合物(1)はNPOE(o―ニト
ロフエニルオクチルエーテル)系、(2)はNPOE―
KTpCIPB(カリウムテトラ(p―クロルフエニ
ル)ボレート)系、(3)はDOS(セバシン酸ジオク
チル)系及び(4)はDOS―KTpCIPB系の可塑剤を
使用した化合物をそれぞれ示す。 図において、選択係数の対数値log KPot NaMが小
さいほど、Mイオンの妨害が少ないわけである
が、いずれの場合でもlog KPot NaLiの値がゼロを越
えており、これはジベンゾ―13―クラウン―4を
用いる電極は前述のようなリチウムイオン選択性
を有するが、ナトリウムイオンの妨害が大きいと
いう欠点がある。そして実用的なリチウムイオン
選択性電極を作るためにリチウムイオンを共存す
ることが多いナトリウムイオンやカリウムイオン
の妨害を受けることのないイオン選択性が要求さ
れる。 (ハ) 目的 本発明はこれらの問題を解決するためになされ
たものであつて、アルキル置換14―クラウン―4
化合物をニユートラルキヤリヤーとして用い、リ
チウムイオンを簡単、迅速にかつ高選択性、高糖
度で再現性よく長時間にわたつて測定することが
できるリチウムイオン選択性電極用感応膜を提供
することを主目的とする。 (ニ) 構成 かくして、本発明によれば、 一般式(): (式中R0は炭素数6〜20のアルキル基を、R1
びR2はそれぞれ水素原子又は炭素数1〜8のア
ルキル基を意味する) で表わされるアルキル置換14―クラウン―4誘導
体の少なくとも一種をニユートラルキヤリアーと
して含有することを特徴とするリチウムイオン選
択性電極用感応膜が提供される。 本発明に用いるかようなアルキル置換14―クラ
ウン―4誘導体はそれ自身文献未載の新規な化合
物群である。 従つて本発明によれば、一般式()で表わさ
れるアルキル置換14―クラウン―4誘導体も提供
される。 かような一般式()で示される化合物は、た
とえば一般式(a): (式中R0は炭素数6〜20のアルキル基を、R1
水素原子又は炭素数1〜8のアルキル基を意味す
る)で表わされる2―置換―1,3―プロパンジ
オール化合物と、一般式(b): (式中R2は水素原子又は炭素数1〜3のアルキ
ル基を、Tsはトシル基を意味する) で表わされる5―置換―1,9―トシロキシ―
3,7―ジオキサノナン化合物を水素化ナトリウ
ム/過塩素酸リチウム触媒の存在下、ジオキサン
中で反応させて得ることができる。 本発明による感応膜は固体膜または液膜として
用いられる。固体膜は上記クラウンエーテル化合
物が支持体としての水不溶性固体有機重合体中に
均一に分散されて形成されている。重合体はニユ
ートラルキヤリヤーであるクラウンエーテル化合
物を膜状に支持するためのマトリツクスを形成し
て、ニユートラルキヤリヤーが試料水溶液等に溶
出するのを妨げると共に試料水溶液中のリチウム
イオンがマトリツクス内に適度に拡散しうる性質
をもつことが必要で通常ポリ塩化ビニル、シリコ
ンゴム、ポリメタクリル酸メチルなどが用いられ
る。 ポリ塩化ビニルを支持体とする感応膜は通常ポ
リ塩化ビニルと可塑剤およびクラウンエーテル化
合物をテトラヒドロフランのような適当な低沸点
有機溶剤に溶解し、たとえばペトリ皿中で溶剤を
除々に蒸発させることにより膜状に成形される。
可塑剤はえられる感応膜に適度のたわみ性を与え
るためと、クラウンエーテル化合物が測定液中に
溶出するのを防ぐために用いられ、たとえばジオ
クチルフタレート、o―ニトロフエニルオクチル
エーテル等が用いられる。 またシリコンゴムを支持体とする感応膜のよう
にクラウンエーテル化合物とシリコンゴム単体
と、膜を架橋するためのシラン化合物とを適宜の
有機溶剤に溶解し、膜状に重合成形し、成形物か
ら脱し溶剤することによつても製造しうる。 固体膜におけるクラウンエーテル化合物は0.5
〜20重量%、好ましくは1〜15重量%であること
が望ましい。クラウンエーテル化合物の含有が小
なすぎるときは応答が悪くなり、多すぎるときは
重合体中に均一に分散させることが困難でまた不
経済である。ポリ塩化ビニルを支持体とする場合
のように可塑剤を併用するときは可塑剤は50〜70
重量%が適当である。 また液膜はクラウンエーテル化合物が水不溶性
極性有機溶剤に溶解されて形成されており、上記
極性有機溶剤としては高級アルコール、芳香族お
よび脂肪族炭化水素のニトロ置換体やハロゲン置
換体、芳香族エーテルなどが用いられる。好まし
い具体例としては1―デカノール、ニトロベンゼ
ン、クロロベンゼン、ジフエニルエーテル、1,
2―ジクロルエタン等があげられる。液膜におけ
るクラウンエーテル化合物の含量は前記と同じ理
由から0.5〜20重量%、好ましくは1〜10重量%
である。 液膜は通常セラミツクスやセルロース質の多孔
性支持体中に保有されて用いられる。フツ素樹脂
からなる多孔性フイルムも好ましい支持体の一つ
である。 本発明の一般式()で示されるクラウンエー
テル化合物は、式中のR0が長鎖アルキル基を有
するために、固体膜あるいは液膜中に安定に保持
され、リチウムイオン選択性電極用のニユートラ
ルキヤリヤーとして優れた性能を示すものであ
る。 以上のように、本発明による感応膜は一つの長
鎖アルキル記を置換した14―クラウン―4化合物
をニユートラルキヤリヤーとして用いるものであ
り、上記クラウンエーテル化合物がナトリウムイ
オンやカリウムイオン等の妨害イオンの存在にか
かわらず、リチウムイオンに対して特異的、かつ
選択性に安定な錯体を形成するのでリチウムイオ
ン濃度を高い選択性で測定することが出来、しか
も応答時間も短かく、再現性にもすぐれているの
で実用的価値の高いリチウムイオン選択性電極用
感応膜となるものである。 次に本発明の一般式()で表わされるアルキ
ル置換14―クラウン―4化合物の製造法とその物
性値の代表例を示す。 製造例 1 一般式()において、R0がn―C12H25、R1
及びR2が水素原子又はメチル基であるアルキル
置換14―クラウン―4誘導体を種々作製した。 400mlのジオキサン中に、10ミリモルの2―メ
チル―2―ドデシル―1,3―プロパンジオール
(2.58g)を溶解しておき、そこに25ミリモルの
水素化ナトリウムを加え、30分間還流させたの
ち、約50ミリモルの過塩素酸リチウム(5g)を
加えその後、よく攪拌しながら50mlのジオキサン
に溶かした11ミリモルの1,9―トシロキシ―
3,7―ジオキサノナン(5.20g)を滴下した。 滴下終了後、12時間還流をつづけた後、ジオキ
サンを留出させ約50mlに濃縮した。室温まで冷却
し、200mlの水を加え希塩酸で中和後、クロロホ
ルム抽出を行ない、クロロホルム層を濃縮し、ワ
ツクス状物質を得た。これをn―ヘキサンに加熱
溶解させた後、液を冷却させ未反応のグリコール
を析出させ回収除去後、濃縮し淡黄色の油状物を
得た。 次いでこれをシリカゲルカラムクロマトグラフ
イー(ベンゼン/メタノール、1〜5%のメタノ
ール)に付し、R0=n―C12H25;R1=CH3、R2
=Hである目的物を精製した。R0=n―C12H25
R1=H、R2=Hの化合物は、2―メチル―2―
ドデシル―1,3―プロパンジオールを2―ドデ
シル―1,3―プロパンジオールに変えた以外
は、全く同様にして得られた。R0=n―C12H25
R1=H、R2=CH3の化合物は、2―メチル―2
―ドデシル―1,3―プロパンジオールを2―ド
デシル―1,3―プロパンジオールに変え、1,
9―トシロキシ―3,7―ジオキサノナンを5,
5―ジメチル―1,9―トシロキシ―3,7―ジ
オキサノナンに変えた以外は、全く同様にして得
られた。R0=n―C12H25、R1=CH3、R2=CH3
の化合物は、1,9―トシロキシ―3,7―ジオ
キサノナンを5,5―ジメチル―1,9―トシロ
キシ―3,7―ジオキサノナンに変えた以外は、
全く同様にして得られた。 その物性値の一例を表2に示す。 表 2 (R0=n―C12H25、R1=CH3、R2=Hの場合) 分子量=386.617 性状=無色透明の油状物 元素分析 実測値 C=71.20、H=12.02、O=ナシ 計算値 C=71.45、H=11.99、O=16.55 Mass(m/e) 386(M+、5%) IR(cm-1、neat) 2900、2835(C―H) 1450、1350、1290(CH2) 1125(C―O―C) 1H―NMR(δ―ppm、CCl4中) 3.4〜3.6(m、12H、CH2OCH2) 3.20(s、4H、C―CH2 O―) 1.50―1.75(m、2H、―OCH2CH2 CH2O―) 1.10―1.35(m、22H、―(CH2―)11) 0.87(t、3H、CH3 ―(CH2―)11) 0.75(s、3H、CH3 ―C) (R0=n―C12H25、R1=H、R2=Hの場合) 分子量=372.590 性状=m.p.46.5〜47.0℃ 元素分析 実測値 C=70.92、H=11.87、O=ナシ 計算値 C=70.92、H=11.90、O=17.18 Mass(m/e) 372(M+、6.5%) IR(cm-1、KBr) 2900、2840、(C―H) 1460、1355、1295(CH2) 1120(C―O―C) 1H―NMR(δ―ppm、CCl4中) 3.37〜3.64(m、16H、―CH2OCH2―) 1.49〜1.75(m、3H、―C及び―OCH2C
H2CH2O―) 1.18〜1.40(m、22H、―(CH2―)11) 0.87(t、3H、CH3―) (R0=n―C12H25、R1=H、R2=CH3の場合) 分子量=400.644 性状=m.p.44.5〜45.0℃ 元素分析 実測値 C=71.68 H=12.17 O=ナシ 計算値 C=71.95 H=12.08 O=15.97 Mass(m/e) 400(M+、4) IR(cm-1、neat) 2910、2850(C―H) 1485、1470、1375、1360、1290、1245、(CH2
CH3)1130、1110(C―O―C) 1H―NMR(δ―ppm、CCl4中) 3.36―3.60(m、12H、OCH2CH2O及びCH―
H2O―) 3.19(s、4H、C―CH2 O―) 1.4―1.7(m、1H、―C) 1.1―1.4(m、22H、―(CH2―)11) 0.87(t、3H、CH3 ―(CH2―)11) 0.80(s、6H、【式】) (R0=n―C12H25、R1=CH3、R2=CH3の場合) 分子量=414.671 性状=無色透明の油状物 元素分析 実測値 C=72.35 H=12.09 O=ナシ 計算値 C=72.41 H=12.15 O=15.43 Mass(m/e) 414(M+、2%) IR(cm-1、neat) 2910、2840(C―H) 1460、1370、1350、1280(CH2、CH3) 1130(C―O―C) 1H―NMR(δ―ppm、CCl4中) 3.48(s、8H、―OCH2CH2O―) 3.19(s、8H、C―CH2 O―) 1.1―1.4(m、22H、―(CH2―)11) 0.88(t、3H、CH3 ―(CH2―)) 0.82(s、6H、(CH3 2) 0.76(s,3H,【式】) 製造例 2 一般式()において、R0がn―C8H17、R1
びR2が水素原子又はメチル基であるアルキル置
換14―クラウン―4誘導体を種々作製した。 前記製造例1の2―メチル―2―ドデシル―
1,3―プロパンジオールを2―オクチル―1,
3―プロパンジオールに変えた以外は、全く同様
にしてR0=n―C8H17、R1=H、R2=Hである
目的物を精製した。R0=n―C8H17、R1=CH3
R2=Hの化合物は、2―メチル―2―ドデシル
―1,3―プロパンジオールを2―メチル―2―
オクチル―1,3―プロパンジオールに変えた以
外は、全く同様にして得られた。R0=n―
C8H17、R1=H、R2=CH3の化合物は、2―メチ
ル―2―ドデシル―1,3―プロパンジオールを
2―オクチル―1,3―プロパンジオールに変
え、また1,9―トシロキシ―3,7―ジオキサ
ノナンを5,5―メジチル―1,9―トシロキシ
―3,7―ジオキサノナンに変えた以外は、全く
同様にして得られた。R0=n―C8H17、R1
CH3、R2=CH3の化合物は、2―メチル―2―
ドデシル―1,3―プロパンジオールを2―メチ
ル―2―オクチル―1,3―プロパンジオールに
変え、1,9―トシロキシけ―3,7―ジオキサ
ノナンを5,5―ジメチル―1,9―トシロキシ
―3,7―ジオキサノナンに変えた以外は、全く
同様にして得られた。 その物性値の一例を表3に示す。 表 3 (R0=n―C8H17、R1=H、R2=Hの場合) 分子量=316.482 性状=白色固体 m.p.41.0〜42.0℃ 元素分析 実測値 C=68.50 H=11.48 O=ナシ 計算値 C=68.31 H=11.46 O=20.22 Mass(m/e) 316(M+、7%) IR(cm-1、KBr) 2900、2840(C―H) 1460、1350(CH2) 1120(C―O―C) 1H―NMR(δ―ppm、CCl4中) 3.37―3.64(m、16H、―CH2―O―CH2) 1.49―1.75(m、3H、―C及び―OCH2C
H2CH2O―) 1.18―1.40(m、14H、―(CH2―)7) 0.87(t、3H、―CH3) (R0=n―C8H17、R1=CH3、R2=Hの場合) 分子量=330.509 性状=無色透明油状物 元素分析 実測値 C=69.20 H=11.62 O=ナシ 計算値 C=69.05 H=11.58 O=19.36 Mass(m/e) 330(M+、6%) IR(cm-1、neat) 2900、2840(C―H) 1460、1350(CH2) 1120(C―O―C) 1H―NMR(δ―ppm、CCl4中) 3.4―3.6(m、12H、―CH2OCH2―) 3.20(s、4H、C―CH2 ―O―) 1.50―1.75(m、2H、―OCH2CH2 CH2O―) 1.10―1.35(m、14H、―(CH2 ―)7) 0.87(t、3H、CH3 ―(CH2―)7) (R0=n―C8H17、R1=H、R2=CH3の場合) 分子量=344.536 性状=白色固体 m.p.39.5〜40.5℃ 元素分析 実測値 C=69.75 H=11.75 O=ナシ 計算値 C=69.72 H=11.70 O=18.57 Mass(m/e) 344(M+、4%) IR(cm-1、KBr) 2910、2850(C―H) 1470、1245(CH2) 1111、1130(C―O―C) 1H―NMR(δ―ppm、CCl4中) 3.36―3.60(m、12H、OCH2CH2O及びCH―
H2 ―O―) 3.19(s、4H、C―CH2 ―O―) 1.4―1.7(m、1H、C―) 1.1―1.4(m、14H、―(CH2―)7) 0.87(t、3H、CH3 ―(CH2―)7) 0.80(s、6H、【式】) (R0=n―C8H17、R1=CH3、R2=CH3の場合) 分子量=358.563 性状=無色透明油状物 元素分析 実測値 C=70.51 H=11.80 O=ナシ 計算値 C=70.34 H=11.80 O=17.84 IR(cm-1、neat) 2910、2840(C―H) 1460、1370(CH2) 1130(C―O―C) 1H―NMR(δ―ppm、CCl4中) 3.48(s、8H、―OCH2CH2O―) 3.19(s、8H、C―CH2―O―) 1.1―1.4(m、14H、―(CH2―)7) 0.88(t、3H、CH3 ―(CH2―)7) 0.82(s、6H、【式】) 0.76(s、3H【式】) 製造例 3 前記製造例1の2―メチル―2―ドデシル―
1,3―プロパンジオールを2―オクタデシル―
1,3―プロパンジオールに変えた以外は、全く
同様にしてR0=n―C18H37、R1=H、R2=Hで
ある目的物を精製した。R0=n―C18H37、R1
CH3、R2=Hの化合物は、2―メチル―2―ド
デシル―1,3―プロパンジオールを2―メチル
―2―オクタデシル―1,3―プロパンジオール
に変えた以外は、全く同様にして得られた。R0
=n―C18H37、R1=H、R2=CH3の化合物は、
2―メチル―2―ドデシル―1,3―プロパンジ
オールを2―オクタデシル―1,3―プロパンジ
オールに変え、1,9―トシロキシ―3,7―ジ
オキサノナンを5,5―ジメチル―1,9―トキ
ロキシ―3,7―ジオキサノナンに変えた以外
は、全く同様にして得られた。R0=n―C18H37
R1=CH3、R2=CH3の化合物は、2―メチル―
2―ドデシル―1,3―プロパンジオールを2―
メチル―2―オクタデシル―1,3―プロパンジ
オールに変え、1,9―トシロキシ―3,7―ジ
オキサノナンを5,5―ジメチル―1,9―トシ
ロキシ―3,7―ジオキサノナンに変えた以外
は、全く同様にして得られた。 その物性値の一例を表4に示す。 表 4 (R0=n―C18H37、R1=H、R2=Hの場合) 分子量=456.752 性状=白色固体 m.p.65.0〜66.0℃ 元素分析 実測値 C=73.70 H=12.37 O=ナシ 計算値 C=73.63 H=12.35 O=14.01 Mass(m/e) 456(M+、3%) IR(cm-1、KBr) 2900、2840(C―H) 1470、1360(CH2) 1120(C―O―C) 1H―NMR(δ―ppm、CCl4中) 3.37―3.64(m、16H、―CH2OCH2―) 1.49―1.75(m、3H、―C及び―
OCH2CH2CH2O―) 1.18―1.40(m、34H、―(CH2―)17) 0.88(t、3H、―CH3) (R0=n―C18H37、R1=CH3、R2=Hの場合) 分子量=470.779 性状=無色透明油状物 元素分析 実測値 C=74.21 H=12.42 O=ナシ 計算値 C=73.99 H=12.41 O=13.59 Mass(m/e) 470(M+、2%) IR(cm-1、neat) 2900、2840(C―H) 1470、1360(CH2) 1130(C―O―C) 1H―NMR(δ―ppm、CCl4中) 3.4―3.6(m、12H、―CH2OCH2―) 3.20(s、4H、C―CH2 O―) 1.50―1.75(m、2H、―OCH2CH2 CH2O―) 1.10―1.35(m、34H、―(CH2―)17) 0.87(t、3H、CH3 ――(CH2―)17) 0.75(s、3H、CH3 ―C) (R0=n―C18H37、R1=H、R2=CH3の場合) 分子量=484.806 性状=白色固体 m.p.63.0〜64.0℃ 元素分析 実測値 C=74.38 H=12.47 O=ナシ 計算値 C=74.32 H=12.47 O=13.20 Mass(m/e) 484(M+、2%) IR(cm-1、KBr) 2910、2845(C―H) 1470、1360(CH2) 1130(C―O―C) 1H―NMR(δ―ppm、CCl4中) 3.36―3.60(m、12H、OCH2CH2O及びCH―
H2 O―) 3.19(s、4H、C―CH2 ―O) 1.4―1.7(m、1H、CH2 ―) 1.1―1.4(m、34H、―(CH2―)17) 0.88(t、3H、CH3 ―(CH2―)17) 0.80(s、6H、【式】) (R0=n―C18H37、R1=CH3、R2=CH3の場合) 分子量=498.833 性状=無色透明油状物 元素分析 実測値 C=74.74 H=12.55 O=ナシ 計算値 C=74.64 H=12.52 O=12.82 Mass(m/e) 498(M+、1%) IR(cm-1、neat) 2910、2845(C―H) 1470、1360(CH2) 1130(C―O―C) 1H―NMR(δ―ppm、CCl4中) 3.48(s、8H、―OCH2CH2O―) 3.19(s、8H、C―CH2 O―) 1.1―1.4(m、34H、―(CH2―)17) 0.88(t、3H、CH3 ―(CH2―)17) 0.82(s、6H、【式】) 0.75(s、3H、【式】) 製造例 4 前記製造例1の2―メチル―2―ドデシル―
1,3―プロパンジオールを2,2―ジオクチル
―1,3―プロパンジオールに変えた以外は全く
同様にしてR0=n―C8H17、R1=n―C8H17、R2
=Hの目的物を精製した。 その物性の一例を表5に示す。 表 5 (R0=n―C8H17、R1=C8H17、R2=Hの場合) 分子量=428.698 性状=無色透明油状物 元素分析 実測値 C=72.88 H=12.23 O=ナシ 計算値 C=72.85 H=12.22 O=14.92 Mass(m/e) 428(M+、5%) IR(cm-1、neat) 2910、2840(C―H) 1450、1350(CH2) 1110、1130(C―O―C) 1H―NMR(δ―ppm、CCl4中) 3.45―3.67(m、12H、―OCH2CH2O―及び―
OCH2 CH2CH2 O―) 3.21(s、4H、C―CH2 ―O―) 1.50―1.76(m、2H、―OCH2CH2 CH2O―) 1.00―1.50(m、28H、―(CH2―)7) 0.88(t、6H、CH3 ) 以下に実施例をあげて本発明を説明するが、本
発明はこれら実施例に限定されるものではない。 (ホ) 実施例 実施例 1 一般式()においてR0=C12H25、R1=CH3
R2=Hであるクラウンエーテル化合物の1重量
%、カリウムテトラキス(p―クロロフエニル)
ボレートの0.7重量%及び可塑剤としての0―ニ
トロフエニルオクチルエーテルの70重量%を含む
ポリ塩化ビニル膜を調整した。この感応膜を直径
3mmの円形に切り取りOrion Model92電極下部
に取り付けAg、AgCl/4モルKCl/0.1モル
NH4NO3/試料溶液/ポリ塩化ビニル膜/1モ
ルLiCl/AgCl.Agの電極構成で測定試料溶液中
のリチウムイオンの活量(αLi)と電極間電位差
(EMF/mV)を測定し、検量線を作成した。そ
の一例を第2図に示す。 その結果、検量線は広い範囲でネルンスト応答
を示した。 次に種々の妨害イオンM+(M+は、Cs+、Rb+
K+、NH4 +、Na+、Ba2 +、Sr2 +、Ca2 +及びMg2 +
を意味する)に対する選択係数KLiMは、混合溶液
法すなわち測定試料溶液における妨害イオンM+
の活量を一定のαM +に保ち、リチウムイオンの活
量を変化させて電極間電位を測定し、ネルントス
応答を示さなくなるまでリチウムイオンの活量
αLi +を求め、これをαM +で除して求めた。 すなわち、KLiM=αLi +/αM +である。 ナトリウムイオンに対する選択係数KLiNaは、
10-2.16であつた。これは感応膜がナトリウムイオ
ンよりもリチウムイオンに対して1/10-2.16倍す
なわち、約145倍高感度であることを示している。 実施例 2 本発明の種々のクラウンエーテル化合物をニユ
ートラルキヤリヤーとして実施例1と同様にして
固体膜を調整しKLiNaを測定した。 選択係数の対数値を実施例1も含めて第6表
に、また第6表中の化合物No.1、2、3及び4
からなるそれぞれの感応膜において、種々の妨害
イオンに対する選択係数の対数値を実施例1も含
めて第3図に示す。 【表】 【表】 実施例 3 実施例1と同じクラウンエーテル化合物の1重
量%、カリウムテトラキス(p―クロロフエニ
ル)ボレートの0.7重量%、可塑剤として0―ニ
トロフエニルオクチルエーテルの70重量%及びト
リオクチルホスフインオキシドの1重量%を含む
ポリ塩化ビニル膜を調整し、この膜を直径3mmの
円形に切り取り、実施例1と同様の電極構成で測
定試料溶液中のリチウムイオンの活量と電極間電
位差を測定した。その結果、リチウムイオン活量
の広い範囲にわたつて直線関係が成立すると共
に、log KLiNa=−2.7を示した。 (ヘ) 効果 以上述べたごとく、本発明の感応膜によれば、
リチウムイオン選択性、応答時間、再現性など実
用的で非常に優れた膜である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ジベンゾ―14―4二可塑剤(溶媒)
を種々変えて作製した合計4種類のPVC膜を用
いる電極のさまざまなイオン(Mイオン)に対す
る選択係数の対数値log KPot NaMを示す比較グラフ
である。第2図は、本発明の感応膜を使用した場
合の活量検量線を示すグラフである。第3図は本
発明の感応膜を用いる電極のさまざまなイオン
(Mイオン)に対する選択係数の対数値log KPot LiM
を示す比較グラフである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(): (式中R0は炭素数6〜20のアルキル基を、R1
    びR2はぞれぞれ水素原子又は炭素数1〜8のア
    ルキル基を意味する) で表わされるアルキル置換14―クラウン―4誘導
    体。 2 一般式(): (式中R0は炭素数6〜20のアルキル基を、R1
    びR2はそれぞれ水素原子又は炭素数1〜8のア
    ルキル基を意味する) で表わされるアルキル置換14―クラウン―4誘導
    体の少なくとも一種をニユートラルキヤリアーと
    して含有することを特徴とするリチウムイオン選
    択性電極用感応膜。 3 アルキル置換14―クラウン―4誘導体が、水
    不溶性固体有機重合体中に分散されて固体膜に形
    成されてなる特許請求の範囲第2項記載の感応
    膜。 4 水不溶性固体有機重合体が、ポリ塩化ビニ
    ル、シリコンゴム又はポリメタクリル酸エステル
    からなる特許請求の範囲第3項記載の感応膜。 5 アルキル置換14―クラウン―4誘導体が、水
    不溶性有機液体中に溶解されて液膜に形成されて
    なる特許請求の範囲第2〜4項いずれかに記載の
    感応膜。 6 水不溶性有機液体が、高級アルコール、芳香
    族又は脂肪族炭化水素のニトロ置換体又はハロゲ
    ン置換体、又は芳香族エーテルである特許請求の
    範囲第5項記載の感応膜。
JP59059035A 1984-03-26 1984-03-26 アルキル置換14−クラウン−4誘導体とその用途 Granted JPS60202875A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59059035A JPS60202875A (ja) 1984-03-26 1984-03-26 アルキル置換14−クラウン−4誘導体とその用途

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59059035A JPS60202875A (ja) 1984-03-26 1984-03-26 アルキル置換14−クラウン−4誘導体とその用途

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60202875A JPS60202875A (ja) 1985-10-14
JPH0149352B2 true JPH0149352B2 (ja) 1989-10-24

Family

ID=13101632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP59059035A Granted JPS60202875A (ja) 1984-03-26 1984-03-26 アルキル置換14−クラウン−4誘導体とその用途

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60202875A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5132436A (en) * 1991-05-28 1992-07-21 Eastman Kodak Company Intermediates for making 14-crown-4-ether derivatives
US7105095B2 (en) * 2003-04-17 2006-09-12 Organo Corporation Method and apparatus for controlling concentration of water treatment chemicals

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60202875A (ja) 1985-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4523994A (en) Bis-crown-ether derivatives and their use
JPH0215079A (ja) リチウムイオン選択組成物、電極および使用方法
US4505800A (en) Sodium-selective compositions and electrodes containing same
EP0143564B1 (en) Crown ether derivatives
JPH01104067A (ja) ナトリウムイオン測定用組成物
JPH0149352B2 (ja)
JPS6358147A (ja) リチウムイオン測定用電極
JP3364313B2 (ja) ポルフィリン/インジウム錯体及び陰イオン感応膜
JP3861198B2 (ja) 液晶分散型簡易イオン選択性電極センサならびにそれを用いた素子
CN118892427A (zh) 一种增加吡咯并喹啉醌二钠盐溶解度的方法及吡咯并喹啉醌二钠盐啫喱
EP0221508B1 (en) Sodium ion selective electrode
JPS58117448A (ja) イオン感応性組成物
JPS6277374A (ja) ビス(モノアザ−12−クラウン−4)誘導体とその用途
JP3999826B2 (ja) ポルフィリン錯体及び陰イオン感応膜
JPH01250750A (ja) ナトリウムイオン選択性電極用感応膜
JPS6351502B2 (ja)
JPS61106547A (ja) 新規シクロヘキサン―1,2―ジカルボキシアミド,イオン選択性膜、及びそれらを含む試験用材料
JPS6150972A (ja) ビス大環状ポリエ−テルジアミド誘導体とその用途
JP2597618B2 (ja) 光学分割方法
JP3526677B2 (ja) 陰イオン感応膜
JPS6127981A (ja) クラウンエ−テル誘導体、それらの製造方法及び該誘導体を含むイオン選択性膜電極
JPH09208576A (ja) ナトリウムイオン選択性の優れたクラウン化合 物
CN116465945A (zh) 离子选择膜、离子选择电极、离子传感器、样品测试装置和配位化合物
JPH11323155A (ja) 金属錯体組成物
UA160578U (uk) Спосіб потенціометричного визначення меклофенової кислоти

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term