JPH04350174A - 電気亜鉛めっき鋼板のクロメート処理の前処理方法 - Google Patents

電気亜鉛めっき鋼板のクロメート処理の前処理方法

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JPH04350174A
JPH04350174A JP16204691A JP16204691A JPH04350174A JP H04350174 A JPH04350174 A JP H04350174A JP 16204691 A JP16204691 A JP 16204691A JP 16204691 A JP16204691 A JP 16204691A JP H04350174 A JPH04350174 A JP H04350174A
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JP
Japan
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rust
zinc
chromate
treatment
chromate treatment
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Pending
Application number
JP16204691A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Yoshitake
吉武 教晃
Kensuke Mizuno
賢輔 水野
Hitoshi Ishii
均 石井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Parkerizing Co Ltd
Original Assignee
Nihon Parkerizing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は電気亜鉛めっき鋼板の
表面処理方法に関するものであって、より具体的には、
電気亜鉛めっき鋼板の表面に黒変し難い即ち黒錆の生成
し難いクロメート皮膜を形成させるためのクロメート処
理の前処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鉄鋼の防錆法として亜鉛または亜鉛合金
めっきによる犠牲防食は、最も効果的で且つ経済的であ
るが故に、現在では、日本における年間粗鋼生産量1億
トンの10%にあたる1000万トンが亜鉛めっき鋼板
として生産され、建材、自動車および家電などの広い分
野で使用されている。亜鉛による犠牲防食は、亜鉛及び
鉄鋼の二つの金属が接触した状況下で電池が形成され、
より卑な金属である亜鉛が陽極となり、鉄を陰極化して
、鉄単独の場合に鉄自身の表面に局部電池が形成される
ことによる陽極溶解を抑止して、鉄鋼の腐食を防止して
いることにある。
【0003】従って、鉄鋼と接触している亜鉛が消失し
た時点で亜鉛または亜鉛合金による防錆作用は終わる。 それ故に、通常は白錆腐食をもたらす亜鉛層の腐食を防
止することが亜鉛めっき鋼材の耐久性をより長期化する
上で重要となり、亜鉛または亜鉛合金めっき鋼材のクロ
メート処理が実施されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この防錆処
理(クロメート処理)には下記に述べる問題がある。即
ち、亜鉛めっき鋼板および亜鉛合金めっき鋼板のクロメ
ート処理によりめっき層の白錆発生は顕著に防止される
ものの、逆に亜鉛めっきなどの鋼板の在庫期間あるいは
輸送中に黒錆(黒変現象と呼ばれる)が発生することで
ある。この現象は、亜鉛めっき後にスキンパスを行った
ものの方が、また、通常の亜鉛めっき鋼板よりも数%の
アルミニウムを含有する方が、より起こり易いことが認
められている。
【0005】クロメート処理を施された亜鉛めっき及び
亜鉛合金めっき鋼板の黒錆問題に対する対策として、現
在、特開昭59−177,381号公報などにみられる
、Ni2+,Co2+含有水溶液などによるフラッシュ
処理(化学的に極微量の金属を析出させる処理を云う、
以下同じ)が共通の対策として有力視されている。
【0006】前掲特開昭59−177,381号公報の
発明は、クロメート処理に先立ち、pHが1〜4または
11〜13.5でNi2+およびCo2+の1種又は2
種を含む溶液で亜鉛または亜鉛合金めっき鋼板を処理す
ることにより、黒錆の防止が実現できると記述されてい
る。 この方法の実施例では前記金属イオンの含有液で前処理
し、前記金属イオンを金属または酸化物の形態で析出さ
せその後水洗した後クロメート処理することによって耐
黒錆性を有するクロメート皮膜が形成できることを開示
している。
【0007】このNi,Coによるフラッシュ処理が、
亜鉛または亜鉛合金めっき鋼板の黒錆防止を実現させる
機構については、未だ定説は無いが、金属表面技術協会
の第60回学術講演大会要旨集の150〜151ページ
の記述によれば、フラッシュされた金属は亜鉛結晶の粒
界に多く析出しており、その後実施された塗布型クロメ
ート処理によって付着したクロムも、フラッシュされた
金属と同じく、粒界に分布していることから推定して、
フラッシュされた金属とクロム化合物との間になんらか
のインタラクション(相互作用)があり、フラッシュ金
属にクロム化合物が吸着固定化されることが推論されて
いる。
【0008】ところで、亜鉛の黒錆は白錆と同じく(Z
nCO3 )x ・[Zn(OH)2 ]y で表され
る塩基性炭酸亜鉛であると考えられるが、化学量論的に
は酸素不足型となっている点が白錆と異なるといわれて
いる。したがって黒錆は酸素不足状況下での腐食生成物
であり、特に粒界からの腐食進行に伴って形成されると
考えられる。そのため、フラッシュ金属によって粒界に
濃化したクロム化合物が形成されると、このクロム化合
物が粒界からの腐食を抑止し、黒錆発生の防止に寄与し
ていると考えることも可能であろう。
【0009】このようにクロメート処理に先立って、N
i,Coなどのフラッシュ処理することは、亜鉛めっき
鋼板の黒錆問題について有力な対策となりうる。しかし
ながら、このフラッシュ処理をクロメート処理に先立っ
て実施すると、黒錆は抑止するが白錆はむしろ発生し易
くなることが知られている。
【0010】したがって本発明は、クロメート処理を施
される電気亜鉛めっき鋼板をクロメート処理する前処理
方法を改良して、黒錆及び白錆の両者を防止できる方法
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の従来技術における
問題を解決するため、種々の検討を行った結果、電気亜
鉛めっき鋼板の表面をクロメート処理する前に、ニッケ
ルおよびコバルトの硫酸塩から選ばれる1種または2種
を含有する水溶液を塗布し、乾燥することによって金属
換算で0.5〜100mg/m2の皮膜を電気亜鉛めっ
き鋼板表面に付着させ、その後防錆処理としてのクロメ
ート処理を実施することにより、耐白錆性を損なうこと
なく黒錆発生の抑制ができる電気亜鉛めっき鋼板のクロ
メート処理の前処理方法を見出した。
【0012】以下、本発明の構成を説明する。本発明に
用いる水溶液(処理液)はNi2+およびCo2+から
選ばれる1種または2種の金属イオンを含有しなければ
ならない。これらを処理液中に供給させるためこれらの
硫酸塩を用いなければならない。塩化物は耐白錆性を低
下させるので好ましくない。
【0013】また、処理液中には必要に応じてグルコン
酸、ヘプトグルコン酸、これらの塩であるグルコン酸ナ
トリウム、ヘプトグルコン酸ナトリウムなどの錯化剤を
金属イオンの安定化のために含有させてもよい。
【0014】前記水溶液を塗布するための処理法は特に
特定するものではないが、処理方法はスプレーあるいは
浸漬後ロール絞り、スプレーあるいは浸漬後エアーナイ
フ絞り、ロールコート等のいわゆる塗布法によって処理
液を電気亜鉛めっき層に付着させるものであり、より好
ましくは、ロールコート法である。付着後水洗すること
なく乾燥を行う。単なる浸漬あるいはスプレー法では水
溶液の付着量が一定しないので、本発明では採用しない
【0015】次に乾燥条件については特定するものでは
ないが乾燥は付着水が蒸発すれば良い程度であって通常
40〜100℃の板温で行われる。本発明の処理によっ
て電気亜鉛めっき表面に付着させる皮膜量の範囲は金属
換算で0.5〜100mg/m2 である。0.5mg
/m2 未満では黒錆防止効果がなく、また100mg
/m2 を越えても黒錆防止効果の向上は望めずかつ経
済的不利益をもたらす。
【0016】
【作用】本発明において、ニッケルおよびコバルトの硫
酸塩からえらばれる1種又は2種を含有するの水溶液を
亜鉛表面に塗布し、乾燥することによってNi2+およ
びCo2+の一部は電気化学的に卑な亜鉛表面にて金属
に還元析出し、特に亜鉛結晶の粒界に還元析出する。ま
たNi2+,Co2+の一部は酸化物として析出し、残
りは硫酸塩のまま付着する。このような前処理を実施し
た後防錆目的でクロメート処理されると析出した金属と
クロム化合物とのインタラクションによってクロム化合
物が吸着固定され粒界からの腐食を抑止し、黒錆発生の
防止に寄与すると推定される。かつクロメート処理後の
加熱により亜鉛表面に供給されるエネルギーによってク
ロメート皮膜の脱水縮合反応が起こり、これと同時に亜
鉛表面に付着している硫酸塩とクロム化合物が反応して
複雑な網目状の高分子クロム化合物を形成し、耐白錆性
が良好となっていると推定される。
【0017】また本発明に用いられる水溶液成分をニッ
ケルおよびコバルトの硫酸塩とした理由は、Fe2+,
Mn2+,Sn2+,Cu2+,Pb2+などは黒錆防
止に効果がなく、塩化物は亜鉛表面に残留したCl− 
イオンが白錆発生を促進するためである。一方、従来か
ら行われているアンモニア・有機酸などの錯化剤を含む
アルカリ性浴でNi2+およびCo2+を置換めっきし
水洗する前処理方法では、NiやCoの殆どが金属とし
て析出し、黒錆防止には効果を発揮するが、金属Ni,
CoがZNとの間にローカルセルを形成してミクロ腐食
を起こさせやすく耐白錆性が劣る。
【0018】
【実施例】次に本発明を実施例によってさらに詳しく説
明する。なお、これらの実施例は本発明の説明のために
記述するものであり、本発明をなんら限定するものでは
ない。
【0019】実施例1〜4および比較例1〜4下記(1
)〜(10)に試験方法を示す。即ち、まず(1)項の
供試試験板を実施例、比較例毎にそれぞれ下記(2)項
のアルカリ脱脂、(3)項の水洗、(4)項の乾燥後、
実施例1〜4および比較例1〜3についてそれぞれ(5
)項、表1に掲げる処理液で前処理を施し、次いで前処
理を施されたまたは前処理の行われていない(比較例4
)供試試験板にそれぞれ(7)項のクロメート処理を施
した。そしてこれらの処理を施した供試試験板に対して
、(9)項の黒錆促進試験および(10)項の白錆促進
試験を行った。
【0020】表1に処理液組成、皮膜量、黒錆促進試験
及び白錆促進試験の結果を示す。 (1)供試試験板:電気亜鉛めっき鋼板、亜鉛目付量2
0g/m2 、オイリング材 (2)アルカリ脱脂:弱アルカリ性の脱脂剤(日本パー
カライジング製、パルクリーン342)2%水溶液、温
度60℃、スプレー30秒(3)水洗:水道水によるス
プレー水洗、10秒(4)乾燥:送風乾燥
【0021】(5)前処理:表1に示す実施例1〜4及
び比較例1〜2の処理液のそれぞれの塗布は同様にロー
ルコート法でウェット塗布量3ml/m2 で塗布した
。 又比較例3の場合は特開昭59ー177381号公報、
実施例1−(d)に記載の方法と同一の方法で実施した
。 (6)乾燥:最高到達板温50℃、乾燥時間2秒(7)
クロメート処理:特開昭63−145785号公報で開
示したクロム酸と混和安定性に優れるアクリル系重合体
エマルジョンとH3 PO4 を含み、かつ、クロム重
量比(Cr3+/Cr6+)が0.67である無水クロ
ム酸水溶液を用い、クロム付着量が45〜50mg/m
2 (樹脂皮膜量180〜200mg/m2 )となる
ようにロールコート法で塗布した。 (8)乾燥:最高到達板温80℃、乾燥時間5秒
【00
22】(9)黒錆促進試験 各供試試験板から70×150mmの試験板を複数切り
出し、各試験板の試験面を対面させて1対としたものを
、5〜10対重ねて、ビニールコート紙にて梱包後、角
の4ケ所をボルト締めにして、トルクレンチで70kg
fの荷重をかけ、そして、70℃、80%相対湿度の湿
潤箱内に240時間保持した後、取り出し、重ね合わせ
部の黒変状況を目視にて判定した。判定基準は下記の通
りであった。 5:黒変なし 4:極めて軽度に灰色化 3:黒変25%未満 2:黒変24から50%未満 1:黒変50%以上
【0023】(10)白錆促進試験:各供試試験板から
70×150mmの試験板を切り出し、前記試験板にJ
IS−Z 2371に規定された塩水噴霧試験を実施し
、200時間後の白錆発生面積を目視判定した。 判定基準は下記の通りであった。 5:白錆なし 4:白錆発生面積      5%未満3:白錆発生面
積5〜25%未満 2:白錆発生面積25〜50%未満 1:白錆発生面積50%以上
【0024】
【表1】 (注1)本処理後水道水水洗有り (注2)Co付着量として表示
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の方法に
より電気亜鉛めっきの表面を前処理した後、クロメート
処理を行うことにより、耐黒変性並びに耐白錆性をバラ
ンス良く向上させることができる産業上有用な効果が得
られる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  電気亜鉛めっき鋼板の表面をクロメー
    ト処理する前に、該表面にニッケルおよびコバルトの硫
    酸塩から選ばれる1種または2種を含有する水溶液を塗
    布し、乾燥することによって、金属に換算して0.5〜
    100mg/m2 の皮膜を付着させることを特徴とす
    る電気亜鉛めっき鋼板のクロメート処理の前処理方法。
JP16204691A 1990-10-15 1991-06-06 電気亜鉛めっき鋼板のクロメート処理の前処理方法 Pending JPH04350174A (ja)

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JP16204691A JPH04350174A (ja) 1990-10-15 1991-06-06 電気亜鉛めっき鋼板のクロメート処理の前処理方法

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JP2-275837 1990-10-15
JP27583790 1990-10-15
JP16204691A JPH04350174A (ja) 1990-10-15 1991-06-06 電気亜鉛めっき鋼板のクロメート処理の前処理方法

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JPH04350174A true JPH04350174A (ja) 1992-12-04

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11140684A (ja) * 1997-11-07 1999-05-25 Nkk Corp 優れた外観を有する電気亜鉛めっき鋼板およびその製造 方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11140684A (ja) * 1997-11-07 1999-05-25 Nkk Corp 優れた外観を有する電気亜鉛めっき鋼板およびその製造 方法

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