JPH0435499B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0435499B2 JPH0435499B2 JP58219798A JP21979883A JPH0435499B2 JP H0435499 B2 JPH0435499 B2 JP H0435499B2 JP 58219798 A JP58219798 A JP 58219798A JP 21979883 A JP21979883 A JP 21979883A JP H0435499 B2 JPH0435499 B2 JP H0435499B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vinyl chloride
- lead
- present
- boric acid
- parts
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Description
本発明は光安定化された塩化ビニル樹脂組成物
に関する。 鉛系安定剤は塩化ビニル樹脂の熱劣化に対する
優れた安定剤として広く使用されている。 しかし鉛系安定剤を使用して加工、成型された
塩化ビニル樹脂成型品、例えばパイプ、雨樋、波
板、各種異型製品を屋外にて使用すると光安定性
が悪いためチヨーキングという白化現象が起り、
製品価値を著しく損ねる欠点を有している。 この白化現象を防止するため、モノ有機錫化合
物(特開昭56−152857号)、不飽和2価カルボン
酸金属塩および、または不飽和2価カルボン酸半
エステル金属塩(特開昭57−147537号)、12ヒド
ロキシステアリン酸の有機錫塩(特公昭58−
20975号)などが開示されているがまだ満足する
ものではない。 本発明者等はこの白化を防止する方法を種々研
究した結果、塩化ビニル樹脂を鉛系安定剤で安定
化する際に、一般式 (式中、R2は水素、アルキル基、R3は2価以
上の多価アルコールより2個の水酸基を除いた残
基を示す。) で示されるホウ酸エステルの少なくとも1種を添
加してなる塩化ビニル樹脂組成物が優れた光安定
性を示すことを見出し本発明を完成した。 本発明によつて安定化される塩化ビニル樹脂の
例としては、通常使用されている塩化ビニル樹脂
を挙げることができ、例えば塩化ビニル樹脂、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−プ
ロピレン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン
共重合体、塩化ビニル−エチレン−酢酸ビニル共
重合体などを挙げることができる。 また塩化ビニル樹脂を主体とし他の重合体、例
えば、アクリロニトリル−ブタジマエン−スチレ
ン共重合体、メチルメタクリル重合体、メチルメ
タクリル−ブタジエン−スチレン共重合体、スチ
レン−アクリロニトリル共重合体、アクリロニト
リル−ブタジエン共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、塩素化エチレン重合体、酢酸ビニル
重合体等とのポリマーブレンドを挙げることがで
きる。 本発明における塩化ビニル樹脂を安定化するた
めに使用される鉛系安定剤としては、通常使用さ
れる鉛系安定剤を挙げることができ、例えば、ス
テアリン酸鉛塩、二塩基性ステアリン酸鉛塩、鉛
白、塩基性珪酸鉛塩、三塩基性硫酸鉛塩、二塩基
性亜リン酸鉛塩、二塩基性フタル酸鉛塩、三塩基
性マレイン酸鉛塩、サリチル酸鉛塩、その他の鉛
化合物などが挙げられる。 本発明に使用する、水素化されたアリール残基
を少なくとも1個を有するホウ酸エステルにおけ
る水素化されたアリール残基は、更に置換分とし
てアルキル基を有してもよく、さらにまた水素化
されたアリール残基の結合している以外のホウ酸
残基は、アルキル基またはフエニル基と結合して
いてもよい。本発明のホウ酸エステルの例として
は、オルトホウ酸エステル、メタホウ酸エステ
ル、四ホウ酸エステルを挙げられるが、好ましく
は、オルトホウ酸エステル、メタホウ酸エステル
が挙げられる。即ち、本発明で使用されるホウ酸
エステルを一般式で示すと、式()及び式
()で示される。 (式中、R1は水素、アルキル基を示す。) 本発明で使用される上記ホウ酸エステルをより
具体的に一般式として類型化すると、次のような
化合物を挙げることができる。 (式中、R2は前記R1と同義の基、R3は2価以
上の多価アルコールより2個の水酸基を除いた残
基を夫々示す。) 本発明で使用されるホウ酸エステルの具体例と
しては、次のものが挙げられる。 などを挙げることができ、これらの2種以上を併
用することもできる。 本発明の光安定化された塩化ビニル樹脂組成物
における添加剤の添加量は、特に制限はないが、
通常塩化ビニル樹脂100重量部に対して、鉛系安
定剤1〜10重量部、好ましくは2〜6重量部、本
発明に使用するホウ酸エステル0.05〜5重量部、
好ましくは0.1〜2.0重量部を添加して得られる。 本発明を実施するに当つては、ハロゲン含有樹
脂と鉛系安定剤と本発明に使用するホウ酸エステ
ルとを公知のヘンシエルミキサー、バンバリーミ
キサーなどの混合機で混合すればよく、その際に
鉛系安定剤とホウ酸エステルをあらかじめワンパ
ツクにしたものを添加し混合してもよい。 またこれらの安定剤にさらに公知の安定剤、例
えば、ジアルキル錫マレイン酸塩、ジアルキル錫
ビス(マレイン酸モノアルキルエステル)塩、ジ
アルキル錫脂肪酸塩、金属石ケン、ホウ酸エステ
ル、有機燐化合物などを併用できる。 更に必要に応じて、可塑剤、滑剤、酸化防止
剤、顔料、充填剤、加工助剤などを添加すること
ができる。 以下実施例によつて、本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらによつて限定されるもので
はない。実施例において、部は重量部を意味す
る。 実施例 1 塩化ビニル樹脂〔日本ゼオン(株)製Geon
103EP〕100部に三塩基性硫酸鉛塩2.0部、ステア
リン酸鉛塩1.0部、ブラウン顔料0.5部と〔表−
1〕に示される添加剤を混合した配合物を8イン
チテストロールにて180℃、6分間混練し、厚さ
0.5mmのシートを作製した。このシートを30Kg/
cm2、180℃にて10分間プレスした後、30mm×100mm
の大きさに切断し、4枚のシートを作製した。得
られた各シートを傾斜角45゜の南に面した曝露台
にはりつけた。はりつけたシートを1年毎にサン
プリングを行ないチヨーキングを観察評価した。 チヨーキングの評価は、下記のA、B、Cで行
なつた。 A:ほとんどチヨーキングが認められない。 B:わずかにチヨーキングが認められる。 C:著しくチヨーキングが認められる。 〔表−1〕から判るように本発明のホウ酸エス
テルを添加した樹脂組成物は著しくチヨーキング
防止能に優れていることが判る。
に関する。 鉛系安定剤は塩化ビニル樹脂の熱劣化に対する
優れた安定剤として広く使用されている。 しかし鉛系安定剤を使用して加工、成型された
塩化ビニル樹脂成型品、例えばパイプ、雨樋、波
板、各種異型製品を屋外にて使用すると光安定性
が悪いためチヨーキングという白化現象が起り、
製品価値を著しく損ねる欠点を有している。 この白化現象を防止するため、モノ有機錫化合
物(特開昭56−152857号)、不飽和2価カルボン
酸金属塩および、または不飽和2価カルボン酸半
エステル金属塩(特開昭57−147537号)、12ヒド
ロキシステアリン酸の有機錫塩(特公昭58−
20975号)などが開示されているがまだ満足する
ものではない。 本発明者等はこの白化を防止する方法を種々研
究した結果、塩化ビニル樹脂を鉛系安定剤で安定
化する際に、一般式 (式中、R2は水素、アルキル基、R3は2価以
上の多価アルコールより2個の水酸基を除いた残
基を示す。) で示されるホウ酸エステルの少なくとも1種を添
加してなる塩化ビニル樹脂組成物が優れた光安定
性を示すことを見出し本発明を完成した。 本発明によつて安定化される塩化ビニル樹脂の
例としては、通常使用されている塩化ビニル樹脂
を挙げることができ、例えば塩化ビニル樹脂、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体、塩化ビニル−プ
ロピレン共重合体、塩化ビニル−塩化ビニリデン
共重合体、塩化ビニル−エチレン−酢酸ビニル共
重合体などを挙げることができる。 また塩化ビニル樹脂を主体とし他の重合体、例
えば、アクリロニトリル−ブタジマエン−スチレ
ン共重合体、メチルメタクリル重合体、メチルメ
タクリル−ブタジエン−スチレン共重合体、スチ
レン−アクリロニトリル共重合体、アクリロニト
リル−ブタジエン共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、塩素化エチレン重合体、酢酸ビニル
重合体等とのポリマーブレンドを挙げることがで
きる。 本発明における塩化ビニル樹脂を安定化するた
めに使用される鉛系安定剤としては、通常使用さ
れる鉛系安定剤を挙げることができ、例えば、ス
テアリン酸鉛塩、二塩基性ステアリン酸鉛塩、鉛
白、塩基性珪酸鉛塩、三塩基性硫酸鉛塩、二塩基
性亜リン酸鉛塩、二塩基性フタル酸鉛塩、三塩基
性マレイン酸鉛塩、サリチル酸鉛塩、その他の鉛
化合物などが挙げられる。 本発明に使用する、水素化されたアリール残基
を少なくとも1個を有するホウ酸エステルにおけ
る水素化されたアリール残基は、更に置換分とし
てアルキル基を有してもよく、さらにまた水素化
されたアリール残基の結合している以外のホウ酸
残基は、アルキル基またはフエニル基と結合して
いてもよい。本発明のホウ酸エステルの例として
は、オルトホウ酸エステル、メタホウ酸エステ
ル、四ホウ酸エステルを挙げられるが、好ましく
は、オルトホウ酸エステル、メタホウ酸エステル
が挙げられる。即ち、本発明で使用されるホウ酸
エステルを一般式で示すと、式()及び式
()で示される。 (式中、R1は水素、アルキル基を示す。) 本発明で使用される上記ホウ酸エステルをより
具体的に一般式として類型化すると、次のような
化合物を挙げることができる。 (式中、R2は前記R1と同義の基、R3は2価以
上の多価アルコールより2個の水酸基を除いた残
基を夫々示す。) 本発明で使用されるホウ酸エステルの具体例と
しては、次のものが挙げられる。 などを挙げることができ、これらの2種以上を併
用することもできる。 本発明の光安定化された塩化ビニル樹脂組成物
における添加剤の添加量は、特に制限はないが、
通常塩化ビニル樹脂100重量部に対して、鉛系安
定剤1〜10重量部、好ましくは2〜6重量部、本
発明に使用するホウ酸エステル0.05〜5重量部、
好ましくは0.1〜2.0重量部を添加して得られる。 本発明を実施するに当つては、ハロゲン含有樹
脂と鉛系安定剤と本発明に使用するホウ酸エステ
ルとを公知のヘンシエルミキサー、バンバリーミ
キサーなどの混合機で混合すればよく、その際に
鉛系安定剤とホウ酸エステルをあらかじめワンパ
ツクにしたものを添加し混合してもよい。 またこれらの安定剤にさらに公知の安定剤、例
えば、ジアルキル錫マレイン酸塩、ジアルキル錫
ビス(マレイン酸モノアルキルエステル)塩、ジ
アルキル錫脂肪酸塩、金属石ケン、ホウ酸エステ
ル、有機燐化合物などを併用できる。 更に必要に応じて、可塑剤、滑剤、酸化防止
剤、顔料、充填剤、加工助剤などを添加すること
ができる。 以下実施例によつて、本発明を具体的に説明す
るが、本発明はこれらによつて限定されるもので
はない。実施例において、部は重量部を意味す
る。 実施例 1 塩化ビニル樹脂〔日本ゼオン(株)製Geon
103EP〕100部に三塩基性硫酸鉛塩2.0部、ステア
リン酸鉛塩1.0部、ブラウン顔料0.5部と〔表−
1〕に示される添加剤を混合した配合物を8イン
チテストロールにて180℃、6分間混練し、厚さ
0.5mmのシートを作製した。このシートを30Kg/
cm2、180℃にて10分間プレスした後、30mm×100mm
の大きさに切断し、4枚のシートを作製した。得
られた各シートを傾斜角45゜の南に面した曝露台
にはりつけた。はりつけたシートを1年毎にサン
プリングを行ないチヨーキングを観察評価した。 チヨーキングの評価は、下記のA、B、Cで行
なつた。 A:ほとんどチヨーキングが認められない。 B:わずかにチヨーキングが認められる。 C:著しくチヨーキングが認められる。 〔表−1〕から判るように本発明のホウ酸エス
テルを添加した樹脂組成物は著しくチヨーキング
防止能に優れていることが判る。
【表】
【表】
実施例 2
塩化ビニル樹脂〔Geon 103EP〕90部、アクリ
ル樹脂〔鐘淵化学工業(株)製カネエースFM〕10
部、三塩基性硫酸鉛塩3.0部、二塩基性ステアリ
ン酸鉛塩0.5部、ステアリン酸カルシウム塩0.5部
と〔表−2〕に示される添加剤を混合した配合物
を実施例1と同様にシート化し、プレス後、曝露
台にはりつけ1年毎にサンプリングを行ないチヨ
ーキングを観察した。評価は実施例1と同じ方法
による。 〔表−2〕から判るように本発明のホウ酸エス
テルを添加した樹脂組成物は著しくチヨーキング
防止能に優れていることが判る。
ル樹脂〔鐘淵化学工業(株)製カネエースFM〕10
部、三塩基性硫酸鉛塩3.0部、二塩基性ステアリ
ン酸鉛塩0.5部、ステアリン酸カルシウム塩0.5部
と〔表−2〕に示される添加剤を混合した配合物
を実施例1と同様にシート化し、プレス後、曝露
台にはりつけ1年毎にサンプリングを行ないチヨ
ーキングを観察した。評価は実施例1と同じ方法
による。 〔表−2〕から判るように本発明のホウ酸エス
テルを添加した樹脂組成物は著しくチヨーキング
防止能に優れていることが判る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 塩化ビニル樹脂を鉛系安定剤で安定化する際
に、一般式 (式中、R2は水素、アルキル基、R3は2価以
上の多価アルコールより2個の水酸基を除いた残
基を示す。) で示されるホウ酸エステルの少なくとも1種を添
加することを特徴とする光安定化された塩化ビニ
ル樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58219798A JPS60110741A (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | 光安定化されたハロゲン含有樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP58219798A JPS60110741A (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | 光安定化されたハロゲン含有樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60110741A JPS60110741A (ja) | 1985-06-17 |
| JPH0435499B2 true JPH0435499B2 (ja) | 1992-06-11 |
Family
ID=16741195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP58219798A Granted JPS60110741A (ja) | 1983-11-22 | 1983-11-22 | 光安定化されたハロゲン含有樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60110741A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB8617004D0 (en) * | 1986-07-11 | 1986-08-20 | Bp Chem Int Ltd | Polymer composition |
| US6337742B2 (en) | 1988-04-28 | 2002-01-08 | Pruftechnik Dieter Busch Ag | Device for ascertaining the relative position of a reference axis of an object relative to a reference beam, in particular a laser beam |
| DE3814466A1 (de) | 1988-04-28 | 1989-11-09 | Busch Dieter & Co Prueftech | Verfahren und vorrichtung zum feststellen der relativen lage einer bezugsachse eines objekts bezueglich eines referenzstrahls, insbesondere eines laserstrahls |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5584340A (en) * | 1978-12-20 | 1980-06-25 | Sankyo Yuki Gosei Kk | Stabilizer for chlorine-containing resin |
-
1983
- 1983-11-22 JP JP58219798A patent/JPS60110741A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60110741A (ja) | 1985-06-17 |
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