JPH0436031A - 車両用駆動力制御装置 - Google Patents

車両用駆動力制御装置

Info

Publication number
JPH0436031A
JPH0436031A JP2141966A JP14196690A JPH0436031A JP H0436031 A JPH0436031 A JP H0436031A JP 2141966 A JP2141966 A JP 2141966A JP 14196690 A JP14196690 A JP 14196690A JP H0436031 A JPH0436031 A JP H0436031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torque
vehicle
driving force
detection means
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2141966A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Tanaka
芳和 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Japan Electronic Control Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Japan Electronic Control Systems Co Ltd filed Critical Japan Electronic Control Systems Co Ltd
Priority to JP2141966A priority Critical patent/JPH0436031A/ja
Publication of JPH0436031A publication Critical patent/JPH0436031A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、例えば車両の駆動輪が路面上でスリップ(空
転)するのを防止し、車両をスムーズに加速させるのに
用いて好適な車両用駆動力制御装置に関し、特に、自動
変速機を搭載した車両用駆動力制御装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、車両の車体速度および車輪速度に基づき車両の
スリップ率を演算し、このスリップ率に基づいてエンジ
ンの出力を制御するようにした車両用駆動力制御装置は
、例えば特開平1−178742号公報等によって知ら
れている。
そして、この種の駆動力制御装置では、第8図に示す如
く車体速度■8と車輪速度vwとに基づいて、車両の車
輪と路面との間で発生する車両のスリップ率Sを、 として演算し、このスリップ率Sが時点t、以降で、例
えばS=0.3程度の設定値S0を越えたときに、スロ
ットルアクチュエータ等を作動させてエンジンの吸気量
を制限し、回転出力としての駆動力を低下させることに
よってスリップ率Sを小さくするように制御している。
ここで、エンジンの吸気通路途中には、アクセルペダル
によって弁開度θが第8図中の特性線1の如く制御され
るスロットルバルブと、前記スロットルアクチュエータ
によって弁開度が制御されるサブスロットルバルブとか
らなる吸気弁が設けられ、この吸気弁の弁開度θは第8
図中に一点鎖線で示す特性線2の如くスロットルアクチ
ュエータの作動時にスロットルバルブの弁開度θよりも
小さく制御され、これによってエンジンの吸気量が制限
される。そして、前記スリップ率Sが設定値S0よりも
小さくなったときには、スロットルアクチュエータによ
ってサブスロットルバルブが開弁され、吸気弁としての
弁開度θがスロットルバルブの弁開度θに応じて制御さ
れる。
また、他の従来技術として、車両に設けた加速度センサ
からの信号に基づき、車両の変速時にタイヤ−路面間の
摩擦係数μを演算すると共に、変速時のスリップ率Sを
演算し、このスリップ率Sと摩擦係数μとに基づいて路
面状態を推定し、この路面状態に応じて車両の駆動トル
クを低下させるようにした駆動力制御装置としての駆動
輪空転防止装置は、例えば特開平1−223064号公
報等によって知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来技術では、車体速度■8と車輪
速度■1とを検出し、これらに基づき前記(1)式によ
り車両のスリップ率Sを演算し、このスリップ率Sが所
定の設定値S。を越えるか否かでエンジンの出力を制御
するようにしているから、実際にスリップが発生してか
ら制御を行うまでにタイムラグが生じ、路面状態に適し
た迅速な制御を行うのが難しいという問題がある。
また、他の従来技術では、車両の変速時に加速度センサ
からの信号に基づき路面の摩擦係数μを演算しているか
ら、車両の加速時にスリップ(空転)発生直前の摩擦係
数μを検出できず、スリップ直前の路面状態に応じた駆
動力制御ができないという問題がある。
一方、最近の車両にはトルクセンサと呼ばれる駆動トル
ク検出手段が設けられ、実際の駆動トルクT、を検出す
るようになっている。そして、車両の走行時における車
両の駆動トルクT、の挙動について着目すると、第8図
に示す駆動トルクTIlの特性線3の如く、時点t1以
降で車両にスリップが発生してスリップ率Sが増大し始
めるときに、駆動トルクT8が急激に低下するようにな
り、この駆動トルクT、の挙動は車両のスリップに敏感
に反応する。
また、自動変速機を搭載した車両では、トルクコンバー
タの入力側回転数Nt、出力側回転数Nアおよびギア比
GR等に基づいて後述の(6)式の如く、自動変速機の
出力軸トルクTθを演算することができる。そして、こ
の出力軸トルクT。
の演算値は第8図に点線で示す特性線4の如(、車両の
スリップ発生時に駆動トルクT、に比較してそれほど大
きく変化せず、スリップ発生時には出力軸トルクTθと
駆動トルクT3との差が大きくなる。
本発明は上述した各従来技術の問題に鑑みなされたもの
で、本発明は車輪がスリップ(空転)する直前の摩擦係
数に基づき駆動力を制御でき、車両のスリップを効果的
に回避できる上に、加速性や安定性等を向上できるよう
にした車両用駆動力制御装置を提供することを目的とし
ている。
【課題を解決するための手段〕
上述した課題を解決するために本発明が採用する構成の
特徴は、エンジンによる車両の駆動トルクを検出するト
ルク検出手段と、前記車両の車輪に作用する車輪荷重を
検出する車輪荷重検出手段と、前記車両にスリップが発
生する前の段階で、該車輪荷重検出手段による車両の車
輪荷重と前記トルク検出手段による駆動トルクとに基づ
き路面の摩擦係数を演算する摩擦係数演算手段と、前記
車両のスリップ発生時に該摩擦係数演算手段による最新
の摩擦係数に基づき前記車両の駆動力を低下させる駆動
力制御手段とからなる。
また、前記トルク検出手段からの信号に基づき車両のス
リップ発生時を判別する構成とするのが好ましい。
そして、前記エンジンの出力軸に連結され、トルクコン
バータと変速歯車機構とを備えた自動変速機と、該自動
変速機の変速歯車機構による変速比を検出する変速比検
出手段と、前記トルクコンバータの入力側回転数を検出
する入力回転数検出手段と、前記トルクコンバータの出
力側回転数を検出する出力回転数検出手段と、該出力回
転数検出手段および入力回転数検出手段からの検出信号
に基づき前記トルクコンバータの出力トルクを算定する
出力トルク算定手段と、該出力トルク算定手段で算定し
た出力トルクと前記変速比検出手段からの変速比とに基
づき前記自動変速機の出力軸トルクを演算する出力軸ト
ルク演算手段と、該出力軸トルク演算手段で演算した出
力軸トルクと前記トルク検出手段で検出した駆動トルク
との差を演算するトルク差演算手段とを備え、該トルク
差演算手段によるトルク差が所定の設定値よりも大きい
か否かを判定することにより、前記車両のスリップ発生
時を判別してなる構成としてもよい。
〔作用〕
上記構成により、車両のスリップ発生前の段階で、車輪
荷重と駆動トルクとに基づき路面の摩擦係数を演算し続
け、スリップ発生時にはこの直前の摩擦係数に基づき車
両の駆動力を、例えばスリップ発生の限界値まで抑える
ことにより、路面状態に適した駆動力制御が可能となり
、必要以上に駆動力が低下してしまうのを防止できる。
また、トルク検出手段からの信号に基づき、車両のスリ
ップ発生時を迅速に判別できる。そして、自動変速機搭
載車両では、自動変速機の出力軸トルクを演算すること
により、この出力軸トルクの演算値とトルク検出手段に
よる駆動トルクの検出値とからトルク差を演算し、この
トルク差に基づき車両のスリップ発生時を早期に判別で
き、スリップ率の演算値に基づくよりも迅速な駆動力制
御が可能となる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を第1図ないし第7図に基づき、
自動変速機搭載の後輪駆動車に適用した駆動力制御装置
を例に挙げて説明する。
而して、第1図ないし第5図は本発明の第1の実施例を
示している。
図において、11は車両の前部に搭載されたエンジン、
12は該エンジン11の出力軸に連結された自動変速機
を示し、該自動変速機12は、入力軸がエンジン11の
出力軸に連結されたトルクコンバータ12Aと、該トル
クコンバータ12Aの出力軸に連結された遊星歯車変減
速横等からなる変速歯車機構12Bとから大略構成され
ている。そして、該変速歯車機構12Bの出力軸はプロ
ペラシャフト13に連結され、該プロペラシャフト13
の先端側はディファレンシャルギア14等を介して駆動
輪となる後輪15.15に連結されている。16.16
は被駆動輪となる前輪、17.18は該各前輪16の回
転速度を検出する前輪速センサを示し、該前輪速センサ
17,18は左、右の前輪速度Vj、V、をそれぞれ検
出し、これを後述のコントロールユニット29に出力す
ることにより車体速度V、を、 として検出させるようになっている。
19はプロペラシャフト13の回転速度を各後輪15の
回転速度として検出する後輪速センサを示し、該後輪速
センサ19は各後輪15の回転速度を車輪速度■wとし
てコントロールユニット29に出力するようになってい
る。20は自動変速機12とプロペラシャフト13の間
等に設けられたトルク検出手段としてのトルクセンサを
示し、該トルクセンサ20は自動変速機12の出力軸と
各後輪15との間でプロペラシャフト13等に作用する
捩りモーメントをエンジン11による車両の駆動トルク
T8として検出し、これをコントロールユニット29に
出力するようになっている。
21は前記トルクコンバータ12Aの入力側回転数Nt
を検出する入力回転数検出手段としての入力回転数セン
サ、22はトルクコンバータ12Aの出力側回転数NT
を検出する圧力回転数検出手段としての出力回転数セン
サを示し、該回転数センサ21,22はそれぞれの検出
信号をコントロールユニット29に出力することにより
、それぞれの回転数NE、NTに基づきトルクコンバー
タ12Aの速度比eを として演算させるようになっている。また、23は自動
変速機12の変速歯車機構12Bによる変速比を検出す
る変速比検出手段としての変速比センサを示し、該変速
比センサ23はコントロールユニット29に変速比信号
を出力することにより、変速歯車機構12Bによる変速
比としてのギア比GRを設定させる。
次に第2図中、24はスロットルバルブ(図示せず)の
弁開度θを検出するスロットルセンサを示し、該スロッ
トルセンサ24はエンジン11の吸気通路途中に設けら
れるスロットルバルブに付設され、このスロットルバル
ブがアクセルペダル(図示せず)の操作により開、閉弁
されるときに、その弁開度θを検出し、検出信号をコン
トロールユニット29に出力するようになっている。
そして、このスロットルバルブはその弁開度θに応じて
エンジン11の吸気量を制御し、この吸気量に対応して
エンジン11の出力を増減させるようになっている。ま
た、エンジン11の吸気通路途中にはスロットルバルブ
と直列にサブスロットルバルブ(図示せず)が設けられ
ている。
25はこのサブスロットルバルブを開、閉弁させるスロ
ットルアクチュエータを示し、該スロットルアクチュエ
ータ25は車両のスリップ発生時にサブスロットルバル
ブを閉弁させて前記吸気量を制限させ、常時はサブスロ
ットルバルブを全開状態に保持することにより、前記吸
気量をスロットルバルブの弁開度θに応じて制御させる
ようになっている。そして、該スロットルアクチュエー
タ25はコントロールユニット29からの制御信号に基
づきサブスロットルバルブを開、閉弁させる電動モータ
等によって構成されている。26はエンジン11に点火
信号を出力する点火装置を示し、該点火装置26はコン
トロールユニット29からの制御信号に基づき、車両の
スリップ発生時等にエンジン11の点火時期を変え、エ
ンジン11の出力をスロットルアクチュエータ25と共
に低下させるようになっている。
27は車両の制動力を制御するブレーキ制御装置を示し
、該ブレーキ制御装置27は各後輪15、各前輪16に
それぞれ設けられたブレーキシリンダ(図示せず)に、
例えば車両のスリップ発生時にブレーキ液圧を供給し、
各後輪15および各前輪16に制動力を付与することに
より、エンジン11による車両の駆動力を強制的に低下
させるようになっている。28は車両の車体側と車軸側
との間に設けられる車輪荷重検出手段としての車高セン
サを示し、該車高センサ28は車両の積載重量、走行時
の重心移動等に応じて変化する後輪15側または前輪1
6側の車高を検出し、検出した車高信号Hをコントロー
ルユニット29に出力することにより、各後輪15に作
用する車輪荷重としての後輪荷重W等をコントロールユ
ニット29で算定させるようになっている。
さらに、29はマイクロコンピュータ等によって構成さ
れるコントロールユニットを示し、該コントロールユニ
ット29はその入力側に前輪速センサ17,18、後輪
速センサ19、トルクセンサ20、入力回転数センサ2
1、出力回転数センサ22、変速比センサ23、スロッ
トルセンサ24および車高センサ28等が接続され、出
力側にスロットルアクチュエータ25、点火装置26お
よびブレーキ制御装置27等が接続されている。そして
、該コントロールユニット29はその記憶回路内に第3
図に示すプログラム等を格納し、エンジン11による車
両の駆動力制御処理等を行うようになっている。また、
該コントロールユニット29の記憶回路にはその記憶エ
リア29A内に、スリップ率Sの設定値S。、第4図に
示すトルクコンバータ12Aの速度比eに対するトルク
比εの特性マツプおよび第5図に示す速度比eに対する
入力トルク容量係数での特性マツプ、さらには出力軸ト
ルクTθと駆動トルクT1とのトルク差T6に対する所
定の設定値α、路面の摩擦係数μに対する駆動トルクの
スリップ発生限界値等がそれぞれ格納されている。
本実施例による車両用駆動力制御装置は上述の如き構成
を有するもので、次にコントロールユニット29による
エンジン11の出力制御処理について第3図を参照して
説明する。
まず、処理動作がスタートすると、ステップ1で前輪速
センサ17,18および後輪速センサ19から車体速度
VBおよび車輪速度Vwを読込み、ステップ2で前記(
1)式によるスリップ率Sを演算する。そして、ステッ
プ3に移ってスリップ率Sが設定値S0を越えたか否か
を判定し、「NO」と判定したときにはステップ4に移
り、トルクコンバータ12Aの入力回転数センサ21、
出力回転数センサ22から入力側、出力側回転数N E
、 N Tを読込み、ステップ5で前記(3)式により
トルクコンバータ12Aの速度比eを演算する。
そして、ステップ6に移ってこの速度比eに基づき第4
図、第5図に示す特性マツプからトルクコンバータ12
Aのトルク比εおよび入力トルク容量係数τをそれぞれ
読出し、ステップ7でトルクコンバータ12Aの入力ト
ルクTtを、TE=τ×NE ・・・・・・(4) として演算すると共に、出力トルクTTを、T丁=ε×
τXN、  ・・・・・・(5)として演算する。
次に、ステップ8では自動変速機12の変速比センサ2
3から変速比信号を読込み、ステップ9に移って自動変
速機12が変速途中であるか否かを判定し、rNOJと
判定したときには変速歯車機構12Bが所望の変速比に
切換えられ、エンジン11の圧力が自動変速機12を介
してプロペラシャフト13.各後輪15に駆動力として
伝えられているから、ステップ10に移って前記変速比
信号に基づき変速歯車機構12Bのギア比G8を読出し
、ステップ11で自動変速機12の出力軸トルクTθを
前記(5)式による出力トルクTtとギア比G、lとか
ら、 Tθ=ε×τXNE”XGR・・・・・・(6)として
演算する。
そして、ステップ12では自動変速機12の出力軸側に
おける実際のトルクとしての駆動トルクTllをトルク
センサ20から読込み、ステップ13に移って演算値で
ある出力軸トルクTθと検出値である駆動トルクTll
とのトルク差T、を、T、=Tθ−T、 ・・・・・・
(7)として演算し、ステップ14でトルク差T、の絶
対値IT、1が設定値αより大きいか否かを判定する。
そして、ステップ14で「NO」と判定したときにはト
ルク差T6、即ち第8図中に特性線3.4で示す駆動ト
ルクT、と出力軸トルクTθとの差が、例えば時点t1
以前の如く比較的小さい状態であるから、各後輪15が
路面上でスリップ(空転)していないと判断でき、ステ
ップ15に移る。
次に、ステップ15では車高センサ28から車高信号H
な読込み、ステップ16に移って車高信号Hに基づき各
後輪15に作用する後輪荷重Wを算定する。そして、ス
テップ17に移って路面の摩擦係数μを、 μ=F/W ただし、T8 :トルクセンサによる駆動トルクif 
:ディファレンシャルギアによる最終変速比 r:後輪のタイヤ半径 W:後輪荷重 として演算し、演算したその時点における路面の摩擦係
数μをステップ18で記憶エリア29AのRAM等に順
次更新しつつ書込んで記憶させる。
そして、ステップ19で駆動力制御を解除させる解除信
号を出力し続け、例えばスロットルバルブの弁開度θに
応じてエンジン11の出力を制御させ、ステップ20に
移ってリターンさせることにより、ステップ1以降の処
理を続行させる。
また、ステップ14でrYEsJと判定したときには、
例えば第8図に示す特性線3,4の如(時点t1以降で
トルク差T、が所定の設定値αよりも大きくなり、各後
輪15が路面に対してスリップし始めた状態であるから
、ステップ21に移って記憶エリア29Aに記憶された
最新の摩擦係数μを読出し、ステップ22でこの摩擦係
数μに基づきエンジン11による車両の駆動力を、例え
ばスリップ(空転)発生の限界値まで低下させるべく、
制御信号をスロットルアクチュエータ25、点火装置2
6およびブレーキ制御装置27の少なくともいずれか一
つに出力し、例えばスロットルアクチュエータ25でサ
ブスロットルバルブを閉弁させた場合には、これによっ
てエンジン11の吸気量を制限させ、路面の摩擦係数μ
に対するスリップ発生のβR界値まで駆動トルクTs等
を低下させ、所謂トラクションコントロールを行う。
そして、ステップ3でrYEsJと判定した場合にも、
スリップ率Sが設定値S0よりも大きくなり、車両のス
リップが発生している状態であるから、ステップ21.
22に移って最新の摩擦係数μに基づき車両の駆動力制
御を行う。また、ステップ9でrYESJと判定したと
きには自動変速機12が変速途中の状態にあり、駆動ト
ルクT8が大きく変動することがあるから、ステップ1
9に移って保持または解除信号を出力させ、前記駆動力
制御の途中ではこれを保持し、これ以外のときには駆動
力制御を解除し続けることによって、駆動力制御が誤っ
て行われるのを防止し、ステップ20でリターンさせる
。そして、ステップ1〜22の処理を繰返すことにより
、車両のスリップを可及的に速やかに回避させつつ、エ
ンジン11の出力によって車両をスムーズに加速させる
ことができるようにトラクションコントロールを行う。
従って、本実施例によれば、自動変速機12を搭載した
車両において、自動変速機12の出力軸トルクToを演
算し、この出力軸トルクTθとトルクセンサ20による
駆動トルクT8とのトルク差T6を演算し、このトルク
差T、が設定値αよりも大きいか否かで駆動力制御の判
定を行い、スリップ発生前に演算して記憶した路面の摩
擦係数μに基づき駆動力制御を行う構成としたから、ス
リップ率Sが設定値S。に達するよりも前に、トルク差
T6に基づき車両のスリップ発生時を迅速に高い応答性
をもって判別でき、車両のスリップを効果的に回避でき
る上に、加えられつる最大のトルク(限界値)をエンジ
ン11から各後輪15へと伝えることが可能となり、雪
路等の低μ路面でも良好な加速性を確保でき、発進、走
行時の安全性を向上できる等、種々の効果を奏する。
なお、前記第1の実施例では、第3図に示すプログラム
のうち、ステップ7が本発明の構成要件である出力トル
ク算定手段の具体例を示し、ステップ11が出力軸トル
ク演算手段の具体例を示し、ステップ13がトルク差演
算手段の具体例であり、ステップ17が摩擦係数演算手
段の具体例であり、ステップ22が駆動力制御手段の具
体例である。
次に、第6図および第7図は本発明の第2の実施例を示
し、本実施例の特徴は、トルク検出手段からの信号に基
づき駆動トルクの変動率を演算し、演算した変動率が所
定変動率よりも大きいか否かを判定することにより、車
両のスリップ発生時を判別するようにしたことにある。
なお、本実施例では前記第1の実施例と同一の構成要素
に同一の符号を付し、その説明を省略するものとする。
図中、31はマイクロコンピュータ等によって構成され
るコントロールユニットを示し、該コントロールユニッ
ト31はその入力側に前輪速センサ17,18、後輪速
センサ19、トルクセンサ20、スロットルセンサ24
および車高センサ28等が接続され、出力側にスロット
ルアクチュエータ251点火装置26およびブレーキ制
御装置27等が接続されている。そして、該コントロー
ルユニット31はその記憶回路内に第7図に示すプログ
ラム等を格納し、エンジン11による車両の駆動力制御
処理等を行うようになっている。
また、該コントロールユニット31の記憶回路にはその
記憶エリア31A内に、スリップ率Sの設定値So、ス
ロットルバルブの弁開度θの変化率に対する所定の設定
値Δθ。、駆動トルクTllの変動率に対する所定変動
率としての設定値△T。
および路面の摩擦係数μに対する駆動トルクのスリップ
発生限界値等が予め格納されている。
そして、該コントロールユニット31は車両の駆動力制
御処理を第7図に示す如く、ステップ31〜33で第3
図に示すステップ1〜3と同様の処理を行い、ステップ
33でrNOJと判定したときには、ステップ34に移
ってスロットルセンサ24からスロットルバルブの弁開
度θを読込み、ステップ35でこの弁開度θの変化率Δ
θを、 d θ △θ=□ ・・・・・・(9) t として演算し、ステップ36に移ってこの変化率へ〇が
設定値へ〇。よりも小さいか否かを判定し、rNOJと
判定したときにはスロットルバルブの弁開度θが急激に
変化し、アクセルペダルの操作によって運転者がエンジ
ン11の出力を増大または低下させようとしているとき
であるから、ステップ44に移って解除信号を出力し続
け、例えばスロットルアクチュエータ25によりサブス
ロットルバルブを全開状態に保持し、スロットルバルブ
の弁開度θに応じてエンジン11の吸気量を制御させ、
ステップ45でリターンさせる。
一方、ステップ36でrYESJと判定したときにはス
テップ37に移ってトルクセンサ20からエンジン11
による車両の駆動トルクTsを読込み、ステップ38で
駆動トルクTsの変動率へT、を、 dTヨ ΔTs”−・・・・・・(10) t として演算し、ステップ39に移ってこの変動率ΔT、
が設定値ΔT、よりも大きいか否かを判定する。そして
、ステップ39でrNOJと判定したときにはステップ
40〜45で第3図に示すステップ15〜20と同様の
処理を行い、ステップ43でスリップ発生前の路面の摩
擦係数μを順次更新しつつ、記憶させる。
また、ステップ39でrYESJと判定したときには、
スロットルバルブの弁開度θがそれほど変化していない
にも拘らず、例えば第8図に示す特性線3の如く時点t
1で駆動トルクTllが急激に低下(変動)した場合で
あるから、これによって車両のスリップ発生時を即座に
判別でき、ステップ46.47で第3図に示すステップ
21゜22と同様の処理を行い、路面の摩擦係数μに対
するスリップ発生の限界値まで駆動トルクT8等を低下
させ、所謂トラクションコントロールを行う。
か(して、このように構成される本実施例でも、前記第
1の実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができるが
、特に本実施例では、駆動トルクT8の挙動に基づいて
スリップ(空転)の発生時を即座に判別でき、制御処理
全体の構成を簡略化することができる等の効果を奏する
なお、前記第2の実施例では、第7図に示すプログラム
のうち、ステップ42が本発明の構成要件である摩擦係
数演算手段の具体例を示し、ステップ47が駆動力制御
手段の具体例である。
また、前記第2の実施例では、駆動トルクT8の挙動に
基づいて駆動力を制御するときに、ステップ34〜36
の処理でスロットルバルブの弁開度θが変化して駆動ト
ルクT、が変動する場合を排除できるようにしたが、例
えばステップ36゜37間に自動変速機12が変速途中
であるか否かを判定する処理を追加するようにしてもよ
く、この場合には自動変速機12の変速時期に駆動トル
クT8が変動する場合を排除でき、駆動力制御の信頼性
をさらに向上させることができる。
さらに、前記各実施例では、例えばスロットルアクチュ
エータ25によってエンジン11の出力を低下させるも
のとして述べたが、これに替えて、例えばスリップ発生
時に噴射弁からの燃料噴射量を制限することによって出
力を低下させるようにしてもよい。
また、前記各実施例では、車両として自動変速機搭載の
後輪駆動車を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限
定されず、例えば前輪駆動式車両、四輪駆動式車両等、
種々の車両用駆動力制御装置としても用いることができ
る。
〔発明の効果〕
以上詳述した通り、本発明によれば、車両のスリップ発
生前の段階で、後輪荷重と駆動トルクとに基づき路面の
摩擦係数を演算し続け、スリップ発生時にこの直前の摩
擦係数に基づき車両の駆動力を低下させるようにしたか
ら、路面状態に適した駆動力制御が可能となり、雪路等
の低μ路面でも良好な加速性を確保できる。
また、トルク検出手段からの信号等に基づきスリップ発
生時の判別を行うようにしたから、スリップ率が所定の
設定値に達する前にスリップ発生時を早期に判別して駆
動力を迅速に低下させることができ、車両のスリップを
効果的に回避できる上に、加速性能を向上させることが
でき、車両の発進、走行時における安全性を高めること
ができ、駆動力制御の応答性を確実に向上できる等、種
々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の第1の実施例を示し、第
1図は自動変速機搭載の後輪駆動車の構成図、第2図は
制御ブロック図、第3図は駆動力制御処理を示す流れ図
、第4図は記憶エリア内に格納されたトルク比の特性マ
ツプを示す説明図、第5図は記憶エリア内に格納された
入力トルク容量係数の特性マツプを示す説明図、第6図
および第7図は第2の実施例を示し、第6図は制御ブロ
ック図、第7図は駆動力制御処理を示す流れ図、第8図
は従来技術を示す車体速度、車輪速度、弁開度および駆
動トルク等の特性線図である。 11・・・エンジン、12・・・自動変速機、12A・
・・トルクコンバータ、12B・・・変速歯車機構、1
3・・・プロペラシャフト、15・・・後輪、16・・
・前輪、17.18・・・前輪速センサ、19・・・後
輪速センサ、20・・・トルクセンサ、25・・・スロ
ットルアクチューr−−タ、29.31・・・コントロ
ールユニット、VB・・・車体速度、Vw・・・車輪速
度、S・・・スリップ率、Tア・・・出力トルク、Tθ
・・・出力軸トルク、T、・・・駆動トルク、T6・・
・トルク差、△T。 ・・・変動率。 特許出願人  日本電子機器株式会社 代理人 弁理士  広  瀬  和  彦第 図 速度比(e) 第 図 速度比(e) 第 図 崎間(1)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車両の車輪と路面との間でスリップが発生したか
    否かを判別し、スリップ発生時にエンジンによる車両の
    駆動力を制御するようにした車両用駆動力制御装置にお
    いて、前記エンジンによる車両の駆動トルクを検出する
    トルク検出手段と、前記車両の車輪に作用する車輪荷重
    を検出する車輪荷重検出手段と、前記車両にスリップが
    発生する前の段階で、該車輪荷重検出手段による車両の
    車輪荷重と前記トルク検出手段による駆動トルクとに基
    づき路面の摩擦係数を演算する摩擦係数演算手段と、前
    記車両のスリップ発生時に該摩擦係数演算手段による最
    新の摩擦係数に基づき前記車両の駆動力を低下させる駆
    動力制御手段とから構成したことを特徴とする車両用駆
    動力制御装置。
  2. (2)前記トルク検出手段からの信号に基づき車両のス
    リップ発生時を判別してなる請求項(1)に記載の車両
    用駆動力制御装置。
  3. (3)前記エンジンの出力軸に連結され、トルクコンバ
    ータと変速歯車機構とを備えた自動変速機と、該自動変
    速機の変速歯車機構による変速比を検出する変速比検出
    手段と、前記トルクコンバータの入力側回転数を検出す
    る入力回転数検出手段と、前記トルクコンバータの出力
    側回転数を検出する出力回転数検出手段と、該出力回転
    数検出手段および入力回転数検出手段からの検出信号に
    基づき前記トルクコンバータの出力トルクを算定する出
    力トルク算定手段と、該出力トルク算定手段で算定した
    出力トルクと前記変速比検出手段からの変速比とに基づ
    き前記自動変速機の出力軸トルクを演算する出力軸トル
    ク演算手段と、該出力軸トルク演算手段で演算した出力
    軸トルクと前記トルク検出手段で検出した駆動トルクと
    の差を演算するトルク差演算手段とを備え、該トルク差
    演算手段によるトルク差が所定の設定値よりも大きいか
    否かを判定することにより、前記車両のスリップ発生時
    を判別してなる請求項(1)または(2)に記載の車両
    用駆動力制御装置。
JP2141966A 1990-05-31 1990-05-31 車両用駆動力制御装置 Pending JPH0436031A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2141966A JPH0436031A (ja) 1990-05-31 1990-05-31 車両用駆動力制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2141966A JPH0436031A (ja) 1990-05-31 1990-05-31 車両用駆動力制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0436031A true JPH0436031A (ja) 1992-02-06

Family

ID=15304270

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2141966A Pending JPH0436031A (ja) 1990-05-31 1990-05-31 車両用駆動力制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0436031A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6330927B1 (en) 1999-08-09 2001-12-18 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Tire slip control device
JP2009057148A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd トロリの空転防止制御装置
JP2012171363A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 水陸両用車の車両制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6330927B1 (en) 1999-08-09 2001-12-18 Kawasaki Jukogyo Kabushiki Kaisha Tire slip control device
JP2009057148A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Mitsubishi Heavy Ind Ltd トロリの空転防止制御装置
JP2012171363A (ja) * 2011-02-17 2012-09-10 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 水陸両用車の車両制御装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5159991A (en) Slip control system for automotive vehicle
JP4396002B2 (ja) 車輌のトラクション制御装置
JPH08258588A (ja) 車両における路面状態検出装置
JP3409537B2 (ja) 車両の四輪駆動制御装置
JP3360564B2 (ja) 車両の挙動制御装置
US6334500B1 (en) Slip control method for traction control system
US6115663A (en) Drive power control device for vehicle
JPH0436031A (ja) 車両用駆動力制御装置
JP2522777B2 (ja) 四輪駆動車の駆動系制御装置
JPS62203939A (ja) 自動車のスキツド制御装置
JPS61116035A (ja) 車両加速スリツプ制御装置
JP2796878B2 (ja) 車両用駆動力制御装置
JP2837897B2 (ja) 車両用加速スリップ制御装置
JP3223573B2 (ja) 車両用加速スリップ制御装置
JPH07144624A (ja) 制動装置制御装置
JP2527034B2 (ja) 車両用無段変速機の変速比制御装置
JPH05125970A (ja) 車両のスリツプ制御装置
JPH0599014A (ja) 路面摩擦係数の検出方法
JP3314551B2 (ja) 制動力制御装置
JP2502140B2 (ja) 車両の推進力制御方法
JPH0417737A (ja) 車両用駆動力制御装置
JPS62203938A (ja) 自動車のスキツド制御装置
JP2669654B2 (ja) 自動車のスリップ制御装置
JP3257357B2 (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JPH09170916A (ja) 路面状態推定装置