JPH04360632A - 粘着防止性農業用軟質塩化ビニル系樹脂フイルム - Google Patents
粘着防止性農業用軟質塩化ビニル系樹脂フイルムInfo
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- JPH04360632A JPH04360632A JP15988691A JP15988691A JPH04360632A JP H04360632 A JPH04360632 A JP H04360632A JP 15988691 A JP15988691 A JP 15988691A JP 15988691 A JP15988691 A JP 15988691A JP H04360632 A JPH04360632 A JP H04360632A
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- chloride resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は粘着防止性農業用軟質塩
化ビニル系樹脂フイルムの改良に関するものである。さ
らに詳しくいえば、本発明は、フイルム表面の平滑性を
保ったまま粘着の防止がなされ、しかも再生利用しても
外観や透明性をそこなうことのない粘着防止性農業用軟
質塩化ビニル系樹脂フイルムに関するものである。
化ビニル系樹脂フイルムの改良に関するものである。さ
らに詳しくいえば、本発明は、フイルム表面の平滑性を
保ったまま粘着の防止がなされ、しかも再生利用しても
外観や透明性をそこなうことのない粘着防止性農業用軟
質塩化ビニル系樹脂フイルムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、軟質塩化ビニル系樹脂フイルムは
、安価な透明汎用樹脂フイルムであることから、水稲、
野菜、花きなどの保温被覆に用いられる農業用フイルム
として大量に用いられている。
、安価な透明汎用樹脂フイルムであることから、水稲、
野菜、花きなどの保温被覆に用いられる農業用フイルム
として大量に用いられている。
【0003】この軟質塩化ビニル系樹脂フイルムは、通
常塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、可塑剤40〜
70重量部程度配合した樹脂組成物を用いて、押出成形
法やカレンダー成形法によって連続的に製造されており
、得られたフイルムはロールに巻き取られ、ロール状の
形態で運搬、保管、使用されている。そして、それぞれ
の用途に応じて、ロールから巻き戻しながら裁断し、ウ
エルダー加工などのいわゆる二次加工が施される。
常塩化ビニル系樹脂100重量部に対し、可塑剤40〜
70重量部程度配合した樹脂組成物を用いて、押出成形
法やカレンダー成形法によって連続的に製造されており
、得られたフイルムはロールに巻き取られ、ロール状の
形態で運搬、保管、使用されている。そして、それぞれ
の用途に応じて、ロールから巻き戻しながら裁断し、ウ
エルダー加工などのいわゆる二次加工が施される。
【0004】このような軟質塩化ビニル系樹脂フイルム
は、可塑剤を多量に含有しているため、それが経時的に
表面にブリードし、表面の粘着性を増大させる結果、二
次加工の際の巻き戻しや、作業性が困難になる上、二次
加工により得られた製品の表面同士が付着して、いわゆ
るブロッキングを生じ取り扱いにくくなる。このような
問題を解決するために、例えば軟質塩化ビニル系樹脂フ
イルムをカレンダー成形法又は押出成形法により連続的
に製造し、これをロール状に巻き取る直前にフイルム表
面にタルクやデンプン(特開昭60−109808号公
報)、四ケイ素雲母(特開昭60−8328号公報)、
部分けん化ポリビニルアルコール(特開昭60−673
4号公報)などの粘着防止用微粉末を散布する方法が試
みられている。しかしながら、タルク、デンプン、四ケ
イ素雲母などの粉末を散布した軟質塩化ビニル系樹脂フ
イルムにおいては、該粉末と塩化ビニル系樹脂とは相容
性がないため、加工時の切屑などを再生使用するとフィ
シュアイの発生、透明性の低下など好ましくない結果を
伴う上に、高周波ミシンなどで溶融接着する際、接着性
が低下するのを免れない。また、ポリビニルアルコール
部分けん化物の粉末を散布したフイルムにおいても、再
生した場合にフイルムの品質がそこなわれる上に、可塑
剤のブリーディングの際、それによって粘着防止能力が
低下するのを免れない。
は、可塑剤を多量に含有しているため、それが経時的に
表面にブリードし、表面の粘着性を増大させる結果、二
次加工の際の巻き戻しや、作業性が困難になる上、二次
加工により得られた製品の表面同士が付着して、いわゆ
るブロッキングを生じ取り扱いにくくなる。このような
問題を解決するために、例えば軟質塩化ビニル系樹脂フ
イルムをカレンダー成形法又は押出成形法により連続的
に製造し、これをロール状に巻き取る直前にフイルム表
面にタルクやデンプン(特開昭60−109808号公
報)、四ケイ素雲母(特開昭60−8328号公報)、
部分けん化ポリビニルアルコール(特開昭60−673
4号公報)などの粘着防止用微粉末を散布する方法が試
みられている。しかしながら、タルク、デンプン、四ケ
イ素雲母などの粉末を散布した軟質塩化ビニル系樹脂フ
イルムにおいては、該粉末と塩化ビニル系樹脂とは相容
性がないため、加工時の切屑などを再生使用するとフィ
シュアイの発生、透明性の低下など好ましくない結果を
伴う上に、高周波ミシンなどで溶融接着する際、接着性
が低下するのを免れない。また、ポリビニルアルコール
部分けん化物の粉末を散布したフイルムにおいても、再
生した場合にフイルムの品質がそこなわれる上に、可塑
剤のブリーディングの際、それによって粘着防止能力が
低下するのを免れない。
【0005】ところで、農業用ハウスの被覆用に用いら
れる軟質塩化ビニル系樹脂フイルムは、太陽光線をでき
るだけ多くハウス内に透過させる必要があるため、フイ
ルム製造時に、フイルム表面に散布された粘着防止用微
粉末は、該フイルムがハウスの被覆に用いられたのち、
短期間のうち、雨水やハウス内で発生する水滴などによ
って、フイルム表面から除去されることが必要である。 しかしながら、前記のような粘着防止用微粉末をフイル
ム製造時に散布したフイルムは、農業用ハウスの被覆用
として用いた場合、雨水やハウス内で発生する水滴など
により微粉末が凝着される結果、その表面から除去され
にくくなるという欠点がある。
れる軟質塩化ビニル系樹脂フイルムは、太陽光線をでき
るだけ多くハウス内に透過させる必要があるため、フイ
ルム製造時に、フイルム表面に散布された粘着防止用微
粉末は、該フイルムがハウスの被覆に用いられたのち、
短期間のうち、雨水やハウス内で発生する水滴などによ
って、フイルム表面から除去されることが必要である。 しかしながら、前記のような粘着防止用微粉末をフイル
ム製造時に散布したフイルムは、農業用ハウスの被覆用
として用いた場合、雨水やハウス内で発生する水滴など
により微粉末が凝着される結果、その表面から除去され
にくくなるという欠点がある。
【0006】したがって、農業用ハウスの被覆に用いら
れる軟質塩化ビニル系樹脂フイルムは、通常フイルム製
造時に粘着防止用微粉末を散布せず、溶着加工等の二次
加工段階において該フイルム表面に粘着防止用微粉末を
散布して、農家に納入する方法がとられている。しかし
ながら、この方法は、二次加工段階での散布作業におい
て、該微粉末の飛散が多く、作業環境を悪くしている。
れる軟質塩化ビニル系樹脂フイルムは、通常フイルム製
造時に粘着防止用微粉末を散布せず、溶着加工等の二次
加工段階において該フイルム表面に粘着防止用微粉末を
散布して、農家に納入する方法がとられている。しかし
ながら、この方法は、二次加工段階での散布作業におい
て、該微粉末の飛散が多く、作業環境を悪くしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来の粘着防止性軟質塩化ビニル系樹脂フイルムが有す
る欠点を克服し、粘着防止性に優れるとともに、粘着防
止用粉体が表面に付着したままのフイルムを再び溶融し
て再生利用しても品質や外観、透明性がそこなわれず、
かつ高周波ミシンなどによる溶融接着が可能である上、
雨水や水滴などにより表面の粘着防止用微粉末が容易に
除去され、しかも、溶着加工等の二次加工段階で粘着防
止のための処理を加える必要のない粘着防止性農業用軟
質塩化ビニル系樹脂フイルムを提供することを目的とし
てなされたものである。
従来の粘着防止性軟質塩化ビニル系樹脂フイルムが有す
る欠点を克服し、粘着防止性に優れるとともに、粘着防
止用粉体が表面に付着したままのフイルムを再び溶融し
て再生利用しても品質や外観、透明性がそこなわれず、
かつ高周波ミシンなどによる溶融接着が可能である上、
雨水や水滴などにより表面の粘着防止用微粉末が容易に
除去され、しかも、溶着加工等の二次加工段階で粘着防
止のための処理を加える必要のない粘着防止性農業用軟
質塩化ビニル系樹脂フイルムを提供することを目的とし
てなされたものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者は、塩化ビニル
系樹脂フイルムの粘着性防止について鋭意研究を重ねた
結果、従来、塩化ビニル系樹脂粉体は、粘着防止用とし
て軟質塩化ビニル系樹脂フイルムに用いた場合、該フイ
ルムからの可塑剤の移行により粘着防止性能が十分に発
揮されないと考えられていたが、防曇性を有する軟質塩
化ビニル系樹脂フイルムに対し、特定の粒径を有する塩
化ビニル系樹脂粉体を付着させると、意外にも優れた粘
着防止性及び粘着防止持続性を発揮しうること、さらに
防曇防霧性を有する軟質塩化ビニル系樹脂フイルムはよ
り優れた効果を発揮することが認められ、そして、この
塩化ビニル系樹脂粉体を散布した該フイルムは、高周波
ミシンなどによる溶融接着が可能であり、かつ再生利用
するのに極めて有利であることを見い出し、この知見に
基づいて本発明を完成するに至った。
系樹脂フイルムの粘着性防止について鋭意研究を重ねた
結果、従来、塩化ビニル系樹脂粉体は、粘着防止用とし
て軟質塩化ビニル系樹脂フイルムに用いた場合、該フイ
ルムからの可塑剤の移行により粘着防止性能が十分に発
揮されないと考えられていたが、防曇性を有する軟質塩
化ビニル系樹脂フイルムに対し、特定の粒径を有する塩
化ビニル系樹脂粉体を付着させると、意外にも優れた粘
着防止性及び粘着防止持続性を発揮しうること、さらに
防曇防霧性を有する軟質塩化ビニル系樹脂フイルムはよ
り優れた効果を発揮することが認められ、そして、この
塩化ビニル系樹脂粉体を散布した該フイルムは、高周波
ミシンなどによる溶融接着が可能であり、かつ再生利用
するのに極めて有利であることを見い出し、この知見に
基づいて本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明は、防曇剤を含有する防
曇性農業用軟質塩化ビニル系樹脂フイルムの少なくとも
片面に、平均粒子径4〜50μmの塩化ビニル系樹脂粉
体の付着層を設けたことを特徴とする粘着防止性農業用
軟質塩化ビニル系樹脂フイルムを提供するものである。
曇性農業用軟質塩化ビニル系樹脂フイルムの少なくとも
片面に、平均粒子径4〜50μmの塩化ビニル系樹脂粉
体の付着層を設けたことを特徴とする粘着防止性農業用
軟質塩化ビニル系樹脂フイルムを提供するものである。
【0010】本発明方法においては、軟質塩化ビニル系
樹脂フイルムとして防曇性を有するもの又は防曇防霧性
を有するものを用いることが必要である。該フイルムの
基材となる塩化ビニル系樹脂については特に制限はなく
、従来公知のもの、例えば塩化ビニル単独重合体、高塩
素化塩化ビニル重合体、部分架橋化塩化ビニル重合体、
あるいは、塩化ビニルと共重合可能な単量体との共重合
体などの中から任意のものを選択して用いることができ
る。
樹脂フイルムとして防曇性を有するもの又は防曇防霧性
を有するものを用いることが必要である。該フイルムの
基材となる塩化ビニル系樹脂については特に制限はなく
、従来公知のもの、例えば塩化ビニル単独重合体、高塩
素化塩化ビニル重合体、部分架橋化塩化ビニル重合体、
あるいは、塩化ビニルと共重合可能な単量体との共重合
体などの中から任意のものを選択して用いることができ
る。
【0011】前記共重合体における共重合可能な単量体
としては、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ラ
ウリン酸ビニルなどの脂肪酸ビニルエステル、メチルア
クリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート
などのアクリル酸アルキルエステル、メチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレートなどのメタクリル酸アルキ
ルエステル、アクリロニトリル、メタクリロニトリルな
どのシアン化ビニル、ビニルメチルエーテル、ビニルブ
チルエーテル、ビニルオクチルエーテルなどのアルキル
ビニルエーテル、エチレン、プロピレン、スチレンなど
のα−オレフィン、アクリル酸、メタクリル酸、無水マ
レイン酸などの不飽和カルボン酸又はその酸無水物、塩
化ビニリデン、臭化ビニルなどが挙げられ、これらは1
種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよ
い。
としては、例えば酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ラ
ウリン酸ビニルなどの脂肪酸ビニルエステル、メチルア
クリレート、エチルアクリレート、ブチルアクリレート
などのアクリル酸アルキルエステル、メチルメタクリレ
ート、エチルメタクリレートなどのメタクリル酸アルキ
ルエステル、アクリロニトリル、メタクリロニトリルな
どのシアン化ビニル、ビニルメチルエーテル、ビニルブ
チルエーテル、ビニルオクチルエーテルなどのアルキル
ビニルエーテル、エチレン、プロピレン、スチレンなど
のα−オレフィン、アクリル酸、メタクリル酸、無水マ
レイン酸などの不飽和カルボン酸又はその酸無水物、塩
化ビニリデン、臭化ビニルなどが挙げられ、これらは1
種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよ
い。
【0012】また、前記塩化ビニル系樹脂に配合される
可塑剤については特に制限はなく、従来、塩化ビニル系
樹脂に慣用されているものの中から任意に選択して用い
ることができる。このような可塑剤としては、例えばブ
チルフタレート、ジオクチルフタレート、ジイソデシル
フタレート、ジイソノニルフタレート、ジウンデシルフ
タレート、トリオクチルトリメリテート、トリイソオク
チルトリメリテート、ピロメットなどの芳香族多塩基酸
のアルキルエステル、ジブチルアジペート、ジオクチル
アジペート、ジイソノニルアジペート、ジブチルアゼレ
ート、ジオクチルアゼレート、ジイソノニルアゼレート
などの脂肪族多塩基酸のアルキルエステル、トリクレジ
ルホスフェート、トリキシレニルホスフェートなどのリ
ン酸エステル、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸
、フタル酸などの多価カルボン酸とエチレングリコール
、1,2−プロピレングリコール、1,2−ブチレング
リコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチ
レングリコールなどの多価アルコールとの分子量600
〜8000程度の重縮合体の末端を、一価アルコール又
は一価カルボン酸で封鎖したものなどのポリエステル系
可塑剤、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、エポ
キシ化トール油脂肪酸−2−エチルヘキシルなどのエポ
キシ系可塑剤、塩素化パラフィンなどが挙げられる。
可塑剤については特に制限はなく、従来、塩化ビニル系
樹脂に慣用されているものの中から任意に選択して用い
ることができる。このような可塑剤としては、例えばブ
チルフタレート、ジオクチルフタレート、ジイソデシル
フタレート、ジイソノニルフタレート、ジウンデシルフ
タレート、トリオクチルトリメリテート、トリイソオク
チルトリメリテート、ピロメットなどの芳香族多塩基酸
のアルキルエステル、ジブチルアジペート、ジオクチル
アジペート、ジイソノニルアジペート、ジブチルアゼレ
ート、ジオクチルアゼレート、ジイソノニルアゼレート
などの脂肪族多塩基酸のアルキルエステル、トリクレジ
ルホスフェート、トリキシレニルホスフェートなどのリ
ン酸エステル、アジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸
、フタル酸などの多価カルボン酸とエチレングリコール
、1,2−プロピレングリコール、1,2−ブチレング
リコール、1,3−ブチレングリコール、1,4−ブチ
レングリコールなどの多価アルコールとの分子量600
〜8000程度の重縮合体の末端を、一価アルコール又
は一価カルボン酸で封鎖したものなどのポリエステル系
可塑剤、エポキシ化大豆油、エポキシ化アマニ油、エポ
キシ化トール油脂肪酸−2−エチルヘキシルなどのエポ
キシ系可塑剤、塩素化パラフィンなどが挙げられる。
【0013】これらの可塑剤は、それぞれ単独で用いて
もよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよく、また
その配合量は、通常塩化ビニル系樹脂100重量部に対
し、40〜70重量部の範囲で選ばれる。この量が40
重量部未満では可塑化効果が十分に発揮されないし、7
0重量部を超えるとフイルムの機械的性質が低下すると
ともに成形しにくくなる傾向がみられる。
もよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよく、また
その配合量は、通常塩化ビニル系樹脂100重量部に対
し、40〜70重量部の範囲で選ばれる。この量が40
重量部未満では可塑化効果が十分に発揮されないし、7
0重量部を超えるとフイルムの機械的性質が低下すると
ともに成形しにくくなる傾向がみられる。
【0014】該軟質塩化ビニル系樹脂フイルムに防曇性
を付与するための防曇剤としては非イオン性界面活性剤
が好ましく用いられる。この非イオン性界面活性剤系防
曇剤としては、例えばソルビタン、ポリエチレングリコ
ール、グリセリン、ペンタエリトリトール、トリメチロ
ールプロパンなどの多価アルコールやこれらの縮合物と
脂肪酸とのエステル類が挙げられる。また、このエステ
ル類にアルキレンオキシドをさらに付加したエステルエ
ーテル類も用いることができる。
を付与するための防曇剤としては非イオン性界面活性剤
が好ましく用いられる。この非イオン性界面活性剤系防
曇剤としては、例えばソルビタン、ポリエチレングリコ
ール、グリセリン、ペンタエリトリトール、トリメチロ
ールプロパンなどの多価アルコールやこれらの縮合物と
脂肪酸とのエステル類が挙げられる。また、このエステ
ル類にアルキレンオキシドをさらに付加したエステルエ
ーテル類も用いることができる。
【0015】前記エステル型防曇剤に用いられる原料の
脂肪酸としては、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸などが挙げられ
、またエーテル型防曇剤におけるアルキレンオキシド付
加モル数は、通常2〜10モルの範囲で選ばれる。
脂肪酸としては、例えばラウリン酸、ミリスチン酸、パ
ルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸などが挙げられ
、またエーテル型防曇剤におけるアルキレンオキシド付
加モル数は、通常2〜10モルの範囲で選ばれる。
【0016】また、防霧剤としては、例えばフルオロア
ルキル基又はフルオロアルケニル基を含有するフッ素系
界面活性剤を挙げることができる。そのほか分子中にシ
ロキサン結合単位を少なくとも3個以上有する低分子、
高分子のシロキサン系界面活性剤も用いることができる
。
ルキル基又はフルオロアルケニル基を含有するフッ素系
界面活性剤を挙げることができる。そのほか分子中にシ
ロキサン結合単位を少なくとも3個以上有する低分子、
高分子のシロキサン系界面活性剤も用いることができる
。
【0017】前記防曇剤及び防霧剤はそれぞれ1種用い
てもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。防
曇剤の含有量は塩化ビニル系樹脂100重量部当り、1
〜4重量部、好ましくは1.5〜3重量部の範囲、防霧
剤の含有量は、塩化ビニル系樹脂100重量部当り、0
.5重量部以下、好ましくは0.03〜0.4重量部の
範囲でそれぞれ選ばれる。防曇剤及び防霧剤の含有量が
前記の範囲内である場合、粘着防止剤として使用される
塩化ビニル系樹脂粉体の粘着防止性及び流失性が良好と
なる。
てもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。防
曇剤の含有量は塩化ビニル系樹脂100重量部当り、1
〜4重量部、好ましくは1.5〜3重量部の範囲、防霧
剤の含有量は、塩化ビニル系樹脂100重量部当り、0
.5重量部以下、好ましくは0.03〜0.4重量部の
範囲でそれぞれ選ばれる。防曇剤及び防霧剤の含有量が
前記の範囲内である場合、粘着防止剤として使用される
塩化ビニル系樹脂粉体の粘着防止性及び流失性が良好と
なる。
【0018】本発明方法において用いられる防曇性又は
防曇防霧性を有する軟質塩化ビニル系樹脂フイルムは、
前記の塩化ビニル系樹脂に、可塑剤、防曇剤、防霧剤及
び所望に応じて用いられる各種添加成分、例えば安定剤
、充てん剤、滑剤、着色剤などを配合して樹脂組成物を
調製したのち、従来塩化ビニル系樹脂フイルムの製造に
おいて慣用されている方法、例えばTダイ法やインフレ
ーション法などの押出成形法、カレンダー法、流延法な
どによって製膜することにより、製造することができる
。
防曇防霧性を有する軟質塩化ビニル系樹脂フイルムは、
前記の塩化ビニル系樹脂に、可塑剤、防曇剤、防霧剤及
び所望に応じて用いられる各種添加成分、例えば安定剤
、充てん剤、滑剤、着色剤などを配合して樹脂組成物を
調製したのち、従来塩化ビニル系樹脂フイルムの製造に
おいて慣用されている方法、例えばTダイ法やインフレ
ーション法などの押出成形法、カレンダー法、流延法な
どによって製膜することにより、製造することができる
。
【0019】該安定剤としては、例えば金属石ケン系、
Ba−Zn系、Ca−Zn系、Ca−Zn−Ba系、B
a−Mg−Al系のものなどが挙げられ、また充てん剤
としては、例えば重質炭酸カルシウム、クレー、シリカ
、カーボンブラックなどが挙げられる。さらに滑剤とし
ては、例えばステアリン酸アミド、パルミチン酸アミド
、オレイン酸アミド、エチレンビステアロアミドなどの
脂肪酸アミド、さらには固体状の高級アルコールなどが
挙げられる。
Ba−Zn系、Ca−Zn系、Ca−Zn−Ba系、B
a−Mg−Al系のものなどが挙げられ、また充てん剤
としては、例えば重質炭酸カルシウム、クレー、シリカ
、カーボンブラックなどが挙げられる。さらに滑剤とし
ては、例えばステアリン酸アミド、パルミチン酸アミド
、オレイン酸アミド、エチレンビステアロアミドなどの
脂肪酸アミド、さらには固体状の高級アルコールなどが
挙げられる。
【0020】本発明方法においては、このようにして得
られた防曇性又は防曇防霧性を有する軟質塩化ビニル系
樹脂フイルムの少なくとも片面に、粘着防止剤として平
均粒子径が4〜50μm、好ましくは5〜30μmの範
囲の塩化ビニル系樹脂粉体を散布し、付着層を形成させ
る。
られた防曇性又は防曇防霧性を有する軟質塩化ビニル系
樹脂フイルムの少なくとも片面に、粘着防止剤として平
均粒子径が4〜50μm、好ましくは5〜30μmの範
囲の塩化ビニル系樹脂粉体を散布し、付着層を形成させ
る。
【0021】このような塩化ビニル系樹脂粉体は、該フ
イルムの防曇性又は防曇防霧性と相俟って、フイルム表
面同士が付着するのを防ぐ作用を有するとともに、該フ
イルムを農業用ハウスの被覆材として使用する際に、雨
水や水滴により、フイルム表面から容易に除去されると
いう性質を有している。また、この粉体の樹脂と該フイ
ルムの基材樹脂は同種であるので、該樹脂粉体を散布し
たフイルムを再生使用する場合、フイルムの透明性や外
観がそこなわれることはない。さらに、該塩化ビニル系
樹脂粉体を付着させたフイルムは、高周波ミシンなどの
溶融接着機により、二次加工する際、溶融接着が可能で
ある。
イルムの防曇性又は防曇防霧性と相俟って、フイルム表
面同士が付着するのを防ぐ作用を有するとともに、該フ
イルムを農業用ハウスの被覆材として使用する際に、雨
水や水滴により、フイルム表面から容易に除去されると
いう性質を有している。また、この粉体の樹脂と該フイ
ルムの基材樹脂は同種であるので、該樹脂粉体を散布し
たフイルムを再生使用する場合、フイルムの透明性や外
観がそこなわれることはない。さらに、該塩化ビニル系
樹脂粉体を付着させたフイルムは、高周波ミシンなどの
溶融接着機により、二次加工する際、溶融接着が可能で
ある。
【0022】前記塩化ビニル系樹脂粉体の平均粒子径が
4μm未満のものでは粘着防止効果が劣るし、50μm
を超えるとフイルム表面に均一に付着しても、フイルム
をロール状に巻いて保管、運搬する間に、該粒子がフイ
ルム表面へくい込み、フイルム表面はくぼみが生じて、
平滑性が失われ、フイルムの商品価値が低下するおそれ
がある上、粘着防止持続性も低下する。また、乳化重合
法で製造された乳化剤を含有するものは凝集しやすく、
均一散布性が低下する傾向があるので、乳化剤を除去す
るのが好ましい。
4μm未満のものでは粘着防止効果が劣るし、50μm
を超えるとフイルム表面に均一に付着しても、フイルム
をロール状に巻いて保管、運搬する間に、該粒子がフイ
ルム表面へくい込み、フイルム表面はくぼみが生じて、
平滑性が失われ、フイルムの商品価値が低下するおそれ
がある上、粘着防止持続性も低下する。また、乳化重合
法で製造された乳化剤を含有するものは凝集しやすく、
均一散布性が低下する傾向があるので、乳化剤を除去す
るのが好ましい。
【0023】このような塩化ビニル系樹脂粉体の製造方
法としては、一般に乳化重合法、懸濁重合法、塊状重合
法などが用いられる。また、該塩化ビニル系樹脂粉体は
塩化ビニル単独重合体、高塩素化塩化ビニル重合体、部
分架橋化塩化ビニル重合体、あるいは塩化ビニルと共重
合可能な単量体との共重合体のいずれのものであっても
よい。塩化ビニルと共重合可能な単量体としては、前記
フイルムの基材として用いる塩化ビニル系樹脂の説明に
おいて例示したものを挙げることができる。
法としては、一般に乳化重合法、懸濁重合法、塊状重合
法などが用いられる。また、該塩化ビニル系樹脂粉体は
塩化ビニル単独重合体、高塩素化塩化ビニル重合体、部
分架橋化塩化ビニル重合体、あるいは塩化ビニルと共重
合可能な単量体との共重合体のいずれのものであっても
よい。塩化ビニルと共重合可能な単量体としては、前記
フイルムの基材として用いる塩化ビニル系樹脂の説明に
おいて例示したものを挙げることができる。
【0024】この塩化ビニル系樹脂粉体の散布方法につ
いては、例えば前記防曇性を有する軟質塩化ビニル系樹
脂フイルムをTダイ法やインフレーション法などの押出
成形法、カレンダー法、流延法などによって製膜し、冷
却したのち、このフイルムの少なくとも片面に、前記塩
化ビニル系樹脂粉体を散布して、その付着層を形成し、
次いでこれをロール状に巻き取ることによって、所望の
粘着防止性軟質塩化ビニル系樹脂フイルムが得られる。 該フイルムは広幅長尺のものが好ましく、その厚さは通
常0.05〜0.2mmの範囲で選ばれる。
いては、例えば前記防曇性を有する軟質塩化ビニル系樹
脂フイルムをTダイ法やインフレーション法などの押出
成形法、カレンダー法、流延法などによって製膜し、冷
却したのち、このフイルムの少なくとも片面に、前記塩
化ビニル系樹脂粉体を散布して、その付着層を形成し、
次いでこれをロール状に巻き取ることによって、所望の
粘着防止性軟質塩化ビニル系樹脂フイルムが得られる。 該フイルムは広幅長尺のものが好ましく、その厚さは通
常0.05〜0.2mmの範囲で選ばれる。
【0025】該塩化ビニル系樹脂粉体は1種用いてもよ
いし、2種以上を混合して用いてもよく、また、本発明
の目的がそこなわれない範囲で、所望に応じ、他の公知
の粘着防止剤、例えばデンプン、タルク、四ケイ素雲母
、部分けん化ポリビニルアルコール粉体、アクリレート
系樹脂粉体などを併用することもできる。
いし、2種以上を混合して用いてもよく、また、本発明
の目的がそこなわれない範囲で、所望に応じ、他の公知
の粘着防止剤、例えばデンプン、タルク、四ケイ素雲母
、部分けん化ポリビニルアルコール粉体、アクリレート
系樹脂粉体などを併用することもできる。
【0026】該塩化ビニル系樹脂粉体の付着量はフイル
ム1m2当り、通常0.02〜1gの範囲で選ばれる。 この量が0.02g未満では粘着防止効果が十分に発揮
されないし、1gを超えるとその量の割には効果の向上
が認められず、むしろ該粉体がフイルム上で部分的に堆
積し、フイルムの透明性がそこなわれる上、経済的に不
利となる。特に好ましい範囲は、0.05〜0.5gで
ある。
ム1m2当り、通常0.02〜1gの範囲で選ばれる。 この量が0.02g未満では粘着防止効果が十分に発揮
されないし、1gを超えるとその量の割には効果の向上
が認められず、むしろ該粉体がフイルム上で部分的に堆
積し、フイルムの透明性がそこなわれる上、経済的に不
利となる。特に好ましい範囲は、0.05〜0.5gで
ある。
【0027】該塩化ビニル系樹脂粉体をフイルム表面に
付着させる方法としては、例えば該粉体を直接フイルム
の表面に散布する方法、あるいは水性媒体などの塩化ビ
ニル系樹脂に対する不溶性溶媒中に、該粉体を均質に分
散させた分散液を噴霧法や塗布法などによりフイルム表
面に付着させたのち、溶媒を乾燥除去する方法、フイル
ムを帯電させて該粉体を付着させる方法などを用いるこ
とができる。
付着させる方法としては、例えば該粉体を直接フイルム
の表面に散布する方法、あるいは水性媒体などの塩化ビ
ニル系樹脂に対する不溶性溶媒中に、該粉体を均質に分
散させた分散液を噴霧法や塗布法などによりフイルム表
面に付着させたのち、溶媒を乾燥除去する方法、フイル
ムを帯電させて該粉体を付着させる方法などを用いるこ
とができる。
【0028】このようにして、表面に粘着防止剤として
の塩化ビニル系樹脂粉体が付着されたフイルムは、従来
公知のフイルム巻き取り方式、例えばセンターワインダ
ー、サーフェスワインダーなどによって巻き取られる。
の塩化ビニル系樹脂粉体が付着されたフイルムは、従来
公知のフイルム巻き取り方式、例えばセンターワインダ
ー、サーフェスワインダーなどによって巻き取られる。
【0029】
【発明の効果】本発明によると、軟質塩化ビニル系樹脂
フイルムとして防曇性又は防曇防霧性を有するものを用
い、このフイルムの表面に、粘着防止剤として特定の粒
径を有する塩化ビニル系樹脂粉体を散布することにより
、粘着防止性に優れ、再生利用しても品質や外観、透明
性がそこなわれず、雨水や水滴などによって表面の塩化
ビニル系樹脂粉体が容易に除去され、かつ高周波ミシン
などの溶融接着機を用いて二次加工する際、溶融接着が
可能であり、しかも保管中にフイルムの中の可塑剤の滲
出による粘着防止性の低下が生じにくいなど、優れた特
徴を有する粘着防止性軟質塩化ビニル系樹脂フイルムを
容易に得ることができる。
フイルムとして防曇性又は防曇防霧性を有するものを用
い、このフイルムの表面に、粘着防止剤として特定の粒
径を有する塩化ビニル系樹脂粉体を散布することにより
、粘着防止性に優れ、再生利用しても品質や外観、透明
性がそこなわれず、雨水や水滴などによって表面の塩化
ビニル系樹脂粉体が容易に除去され、かつ高周波ミシン
などの溶融接着機を用いて二次加工する際、溶融接着が
可能であり、しかも保管中にフイルムの中の可塑剤の滲
出による粘着防止性の低下が生じにくいなど、優れた特
徴を有する粘着防止性軟質塩化ビニル系樹脂フイルムを
容易に得ることができる。
【0030】また、本発明は、溶着加工等の二次加工段
階での粘着防止用微粉末の散布を省きうるので、従来農
業用塩化ビニル系樹脂フイルムなどにおいて用いられて
いた流通段階での粘着防止用微粉末の散布の手間が省か
れ、該微粉末の空中への飛散による人体への悪影響をも
たらすこともない。
階での粘着防止用微粉末の散布を省きうるので、従来農
業用塩化ビニル系樹脂フイルムなどにおいて用いられて
いた流通段階での粘着防止用微粉末の散布の手間が省か
れ、該微粉末の空中への飛散による人体への悪影響をも
たらすこともない。
【0031】本発明の粘着防止性軟質塩化ビニル系樹脂
フイルムは、例えば水稲、野菜、花きなどの保温被覆に
用いられる農業用フイルムなどとして好適である。
フイルムは、例えば水稲、野菜、花きなどの保温被覆に
用いられる農業用フイルムなどとして好適である。
【0032】
【実施例】次に、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。なお、フイルムの各物性は次のように
して求めた。
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。なお、フイルムの各物性は次のように
して求めた。
【0033】(1)粘着防止性
次に示す判定基準に従って評価した。
○:粘着性がほとんどない
△:粘着性が若干ある
×:粘着性が著しい
【0034】(2)表面平滑性
フイルム表面を目視により観察し、次に示す判定基準に
従って評価した。 ○:表面が極めて平滑である △:表面に粉体のめり込みによる若干の凹凸が認められ
る ×:表面に粉体のめり込み、付着によるかなりの凹凸が
認められる
従って評価した。 ○:表面が極めて平滑である △:表面に粉体のめり込みによる若干の凹凸が認められ
る ×:表面に粉体のめり込み、付着によるかなりの凹凸が
認められる
【0035】(3)再生利用
粘着防止剤粉体が表面に付着したままのフイルムを再び
溶融して製膜し、その透明性を次に示す判定基準に従っ
て評価した。 ○:透明性が良好である △:透明性にやや劣る ×:透明性に劣る
溶融して製膜し、その透明性を次に示す判定基準に従っ
て評価した。 ○:透明性が良好である △:透明性にやや劣る ×:透明性に劣る
【0036】(4)流失性
水温を40℃に保った水槽を、粘着防止剤付着面が内側
(水槽側)となるように、30度の傾斜をつけたフイル
ムで覆い、これを気温23℃に保持した室内に5時間置
き、フイルム内側に凝縮、流下する水滴によって、粘着
防止剤の流失程度を次に示す判定基準に従って評価した
。 ○:粘着防止剤の残存が認めらない △:粘着防止剤の残存がやや認められる×:粘着防止剤
の残存が著しい
(水槽側)となるように、30度の傾斜をつけたフイル
ムで覆い、これを気温23℃に保持した室内に5時間置
き、フイルム内側に凝縮、流下する水滴によって、粘着
防止剤の流失程度を次に示す判定基準に従って評価した
。 ○:粘着防止剤の残存が認めらない △:粘着防止剤の残存がやや認められる×:粘着防止剤
の残存が著しい
【0037】(5)高周波接着性
高周波ミシン〔日本高周波(株)製、RHM−500型
〕を用い、電圧80V、フイルム送り速度13m/分の
条件で、フイルム(2枚重ね)の接着状況が最良になる
ように同調つまみを調整して接着テストを行った。粘着
防止剤付着面同士が向き合うようにフイルムを2枚重ね
、30cmの長さにわたって接着加工したのち、接着部
分を強く左右に引剥がし、次の判定基準に従って評価し
た。 ○:剥離が生じない △:部分的に少し剥離が生じる ×:容易に剥離する
〕を用い、電圧80V、フイルム送り速度13m/分の
条件で、フイルム(2枚重ね)の接着状況が最良になる
ように同調つまみを調整して接着テストを行った。粘着
防止剤付着面同士が向き合うようにフイルムを2枚重ね
、30cmの長さにわたって接着加工したのち、接着部
分を強く左右に引剥がし、次の判定基準に従って評価し
た。 ○:剥離が生じない △:部分的に少し剥離が生じる ×:容易に剥離する
【0038】(6)粘着防止持続性
ロール状物を40℃の恒温室中に3か月間放置したのち
、次の判定基準に従って評価した。 ◎:粘着性がない ○:粘着性がほとんどない △:粘着性が若干ある ×:粘着性が著しい
、次の判定基準に従って評価した。 ◎:粘着性がない ○:粘着性がほとんどない △:粘着性が若干ある ×:粘着性が著しい
【0039】実施例1
塩化ビニル樹脂(p=1300)100重量部、ジオク
チルフタレート45重量部、トリクレジルホスフェート
5重量部、エポキシ樹脂2重量部、カルシウム−亜鉛系
安定剤4重量部、防曇剤としてのソルビタンモノステア
レート2重量部及び紫外線吸収剤0.1重量部を、スー
パーミキサーで10分間混合したのち、165℃に加温
したロール上で混練し、L型カレンダー装置によって、
厚さ0.075mmの透明な軟質ポリ塩化ビニルフイル
ムを製膜した。
チルフタレート45重量部、トリクレジルホスフェート
5重量部、エポキシ樹脂2重量部、カルシウム−亜鉛系
安定剤4重量部、防曇剤としてのソルビタンモノステア
レート2重量部及び紫外線吸収剤0.1重量部を、スー
パーミキサーで10分間混合したのち、165℃に加温
したロール上で混練し、L型カレンダー装置によって、
厚さ0.075mmの透明な軟質ポリ塩化ビニルフイル
ムを製膜した。
【0040】次いで、カレンダーロールから引き出した
フイルムを、クーリングロール上に導き、フイルム温度
を50℃以下に冷却したのち、このフイルムの片面に、
平均粒子径20μmの塩化ビニル樹脂粉体(日本ゼオン
社製、プラスチゾルブレンドレジンNo.52)をフイ
ルム1m2当り0.1gになるように付着させ、次いで
ワインダーにてロール状に巻き取った。このフイルムの
物性評価結果を表1に示す。
フイルムを、クーリングロール上に導き、フイルム温度
を50℃以下に冷却したのち、このフイルムの片面に、
平均粒子径20μmの塩化ビニル樹脂粉体(日本ゼオン
社製、プラスチゾルブレンドレジンNo.52)をフイ
ルム1m2当り0.1gになるように付着させ、次いで
ワインダーにてロール状に巻き取った。このフイルムの
物性評価結果を表1に示す。
【0041】実施例2
実施例1において、塩化ビニル樹脂粉体として平均粒子
径が40μmのもの(日本ゼオン社製、プラスチゾルブ
レンドレジンNo.51)を用いた以外は、実施例1と
同様にして実施した。その結果を表1に示す。
径が40μmのもの(日本ゼオン社製、プラスチゾルブ
レンドレジンNo.51)を用いた以外は、実施例1と
同様にして実施した。その結果を表1に示す。
【0042】比較例1
実施例1において、塩化ビニル樹脂粉体として平均粒子
径が1μmのもの(三菱化成ビニル社製、乳化重合レジ
ンNo.P−450)を用いた以外は、実施例1と同様
にして実施した。その結果を表1に示す。
径が1μmのもの(三菱化成ビニル社製、乳化重合レジ
ンNo.P−450)を用いた以外は、実施例1と同様
にして実施した。その結果を表1に示す。
【0043】比較例2
実施例1において、塩化ビニル樹脂粉体として平均粒子
径が70μmのもの(日本ゼオン社製、プラスチゾル用
ブレンドレジンNo.103EPF)を用いた以外は、
実施例1と同様にして実施した。その結果を表1に示す
。
径が70μmのもの(日本ゼオン社製、プラスチゾル用
ブレンドレジンNo.103EPF)を用いた以外は、
実施例1と同様にして実施した。その結果を表1に示す
。
【0044】比較例3
実施例1において、塩化ビニル樹脂粉体の代りに平均粒
子径20μmのタルクを用いたこと以外は、実施例1と
同様にして実施した。その結果を表1に示す。
子径20μmのタルクを用いたこと以外は、実施例1と
同様にして実施した。その結果を表1に示す。
【0045】比較例4
実施例1において、塩化ビニル樹脂粉体の代りに平均粒
子径20μmのデンプン粉体を用いたこと以外は、実施
例1と同様にして実施した。その結果を表1に示す。
子径20μmのデンプン粉体を用いたこと以外は、実施
例1と同様にして実施した。その結果を表1に示す。
【0046】比較例5
実施例2において、軟質塩化ビニルフイルム系樹脂フイ
ルムとして、防曇剤のソルビタンモノステアレートを含
有しないものを用いた以外は、実施例2と同様にして実
施した。その結果を表1に示す。
ルムとして、防曇剤のソルビタンモノステアレートを含
有しないものを用いた以外は、実施例2と同様にして実
施した。その結果を表1に示す。
【0047】実施例3
実施例1において、塩化ビニル樹脂粉体として、乳化剤
を含まない平均粒子径が10μmのもの(住友化学工業
社製、乳化重合レジンスミリットEX−M)を用いた以
外は、実施例1と同様にして実施した。その結果を表1
に示す。
を含まない平均粒子径が10μmのもの(住友化学工業
社製、乳化重合レジンスミリットEX−M)を用いた以
外は、実施例1と同様にして実施した。その結果を表1
に示す。
【表1】
【0048】実施例4〜6
実施例1のフイルム組成物に、防霧剤としてフッ素系界
面活性剤A(ダイキン社製、DS−403)、フッ素系
界面活性剤B(ダイキン社製、DS451)又はシロキ
サン系界面活性剤(東芝シリコーン社製、YF−391
3)を0.1重量部加え、同様に加工して厚さ0.07
5mmの軟質ポリ塩化ビニルフイルムを製造した。この
ものの物性を表2に示す。
面活性剤A(ダイキン社製、DS−403)、フッ素系
界面活性剤B(ダイキン社製、DS451)又はシロキ
サン系界面活性剤(東芝シリコーン社製、YF−391
3)を0.1重量部加え、同様に加工して厚さ0.07
5mmの軟質ポリ塩化ビニルフイルムを製造した。この
ものの物性を表2に示す。
【表2】
Claims (3)
- 【請求項1】 防曇剤を含有する防曇性農業用軟質塩
化ビニルフイルムの少なくとも片面に、平均粒子径4〜
50μmの塩化ビニル系樹脂粉体の付着層を設けたこと
を特徴とする粘着防止性農業用軟質塩化ビニル系樹脂フ
イルム。 - 【請求項2】 フッ素系界面活性剤及びシロキサン系
界面活性剤の中から選ばれた少なくとも1種類の防霧剤
と防曇剤とを含有する防曇防霧性農業用軟質塩化ビニル
フイルムの少なくとも片面に、平均粒子径4〜50μm
の塩化ビニル系樹脂粉体の付着層を設けたことを特徴と
する粘着防止性農業用軟質塩化ビニル系樹脂フイルム。 - 【請求項3】 上記軟質塩化ビニルフイルムが塩化ビ
ニル系樹脂100重量部見当り、可塑剤40〜70重量
部、防曇剤1〜4重量部、防霧剤0〜0.5重量部を配
合してなる請求項1又は請求項2の粘着防止性農業用軟
質塩化ビニル系樹脂フイルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15988691A JPH04360632A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 粘着防止性農業用軟質塩化ビニル系樹脂フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15988691A JPH04360632A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 粘着防止性農業用軟質塩化ビニル系樹脂フイルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04360632A true JPH04360632A (ja) | 1992-12-14 |
Family
ID=15703333
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15988691A Pending JPH04360632A (ja) | 1991-06-05 | 1991-06-05 | 粘着防止性農業用軟質塩化ビニル系樹脂フイルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04360632A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009209168A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Achilles Corp | 塩化ビニル系樹脂シート |
-
1991
- 1991-06-05 JP JP15988691A patent/JPH04360632A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009209168A (ja) * | 2008-02-29 | 2009-09-17 | Achilles Corp | 塩化ビニル系樹脂シート |
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