JPH04360701A - 対向スピンドル旋盤 - Google Patents

対向スピンドル旋盤

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Publication number
JPH04360701A
JPH04360701A JP22838791A JP22838791A JPH04360701A JP H04360701 A JPH04360701 A JP H04360701A JP 22838791 A JP22838791 A JP 22838791A JP 22838791 A JP22838791 A JP 22838791A JP H04360701 A JPH04360701 A JP H04360701A
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JP
Japan
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spindle
tool
workpiece
headstock
tool rest
Prior art date
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Pending
Application number
JP22838791A
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English (en)
Inventor
Yukio Mitsuguchi
三ツ口 幸男
Shuichi Hashimoto
秀一 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamazaki Mazak Corp
Original Assignee
Yamazaki Mazak Corp
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Publication date
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Publication of JPH04360701A publication Critical patent/JPH04360701A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q39/00Metal-working machines incorporating a plurality of sub-assemblies, each capable of performing a metal-working operation
    • B23Q39/04Metal-working machines incorporating a plurality of sub-assemblies, each capable of performing a metal-working operation the sub-assemblies being arranged to operate simultaneously at different stations, e.g. with an annular work-table moved in steps
    • B23Q39/048Metal-working machines incorporating a plurality of sub-assemblies, each capable of performing a metal-working operation the sub-assemblies being arranged to operate simultaneously at different stations, e.g. with an annular work-table moved in steps the work holder of a work station transfers directly its workpiece to the work holder of a following work station

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Turning (AREA)
  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、相対向する2個のスピ
ンドルを有する対向スピンドル旋盤に関する。
【0002】
【従来の技術】相対向する2個のスピンドルを有する対
向スピンドル旋盤については、従来から各種の提案がな
されてきた。例えば(a)特公昭60−57961では
、櫛歯形の刃物台を用いた対向スピンドル旋盤が、(b
)特開昭57−48402においては、タレット刃物台
をスピンドル軸心を結ぶ線分を中心にして前後方向に配
置した対向スピンドル旋盤が、更には、(c)英国特許
公開公報2103529には、刃物台をスピンドル軸心
を結ぶ線分の反対側に配置し、かつタレットを互いに向
き合う形で配置した対向スピンドル旋盤が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、(a)の場合
には、刃物台が櫛歯形となるので、加工に使用する所定
の工具本数を確保しようとすると刃物台が、その摺動面
を含めて前後に長い形となり、平面的な占有面積が大型
化することは避けられない。また、刃物台を小型化する
ために、工具の刃物台上での装着間隔を狭くすると、各
工具について十分な加工領域を確保することが困難とな
り、加工中のワークと隣接する工具が干渉するなどの問
題が生じる。更に、刃物台上の工具を使用するためには
、刃物台は2つの主軸台間に大きく進入してくる必要が
有り、刃物台の移動スペースを2つの主軸台間に確保す
る必要から旋盤の主軸軸線方向の寸法も大型化してしま
う不都合が有る。更に、刃物台が2つの主軸台間に進入
することから、刃物台と主軸台は常に干渉の危険に晒さ
れており、加工プログラムはそうしたことを十分に考慮
して作成される必要が有り、加工プログラムの作成に多
くの手間と高度の熟練を必要とする欠点が有る。
【0004】一方、(b)においては、刃物台はタレッ
ト形となり、工具装着本数に比してタレットの大きさを
櫛歯形の刃物台よりも大幅に小型化することが可能とな
るが、刃物台をスピンドル軸心を結ぶ線分にに対して互
いに対向する形で配置することから、タレットを支持す
る刃物台が主軸台の前後に配置される形となり、旋盤の
前後方向の寸法が大型化することは避けられない。しか
も、刃物台が前後に配置されると、各主軸台への作業者
の接近性が悪化し、主軸台への段取り作業は両主軸台の
運転を停止した状態で行なわない限り、安全面での問題
が多い。
【0005】また、(c)においては、2つの刃物台を
スピンドル軸心を結ぶ線分の反対側に配置し、かつタレ
ットを互いに向き合う形で配置し、上記した主軸台への
接近性の改善を計ることが可能であるが、タレットに作
用する切削力がタレットを刃物台方向に押し付ける従来
からの設計思想を踏襲していることから、各タレットに
装着される工具の向きが、互いに内側を向いた対向的配
置である。これでは、内径工具などを各タレットに装着
した場合には、タレットの旋回に際して相互の工具又は
工具と刃物台同士が干渉する危険が生じ、加工プログラ
ムの作成に際してそうした点を考慮しつつ行なう必要が
有り、加工プログラムの作成が複雑で高度の熟練を要す
る不都合が生じる。しかも、内径工具を互いに内側を向
いた形で対向的に配置すると、互いの主軸台に装着され
たワークを加工する際に、工具同士又は工具と刃物台同
士が干渉してしまい、加工が不可能となる欠点が有り、
こうした点から、2つの主軸台間にシャフトワークを保
持した形で外径旋削加工を行なういわゆるシャフトワー
ク専用の旋盤としてしか活用する道が無かった。さらに
、両主軸台間のワークの受け渡しを、芯ずれなどを生じ
させることなくいかに精度良く行なうことが出来るかが
、こうした対向スピンドル旋盤の課題である。
【0006】上記事情に鑑み、本発明は、平面的な占有
面積が少なくて済み、加工プログラムの作成に際して刃
物台に装着された工具同士及び/又は刃物台と主軸台間
の干渉を考慮する必要が無く、しかも各主軸台への接近
性が良好で、外径及び内径加工も共に可能な対向スピン
ドル旋盤を提供することを目的とする。また、本発明は
両主軸台間のワークの受け渡しを、芯ずれなどを生じさ
せることなく精度良く行なうことが出来る対向スピンド
ル旋盤を提供することを別の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、フレー
ムを有し、該フレーム上に、ワークを保持し得るチャッ
クがそれぞれに設けられた第1のスピンドル及び第2の
スピンドルを回転自在に支持する第1及び第2の主軸台
を相対向する形で設けた工作機械において、前記フレー
ム上に形成された共通の基準面上に、前記第1及び/ま
たは第2の主軸台を前記スピンドルの軸心方向にのみ相
対的に移動自在に設け、第1のスピンドルに対応して第
1の刃物台を、また第2のスピンドルに対応して第2の
刃物台を、前記スピンドルの軸心を結ぶ線分に対して垂
直方向に移動可能に、かつ前記線分の同一の側に配置し
、前記第1及び第2の刃物台の互いに向き合った側面に
タレットをスピンドルの軸心方向に平行な軸を中心に回
転位置決め自在にかつ互いに前記タレットの側面が直接
向き合った形で配置すると共に、前記第1の主軸台と第
1の刃物台の組と、前記第2の主軸台と第2の刃物台の
組を前記フレームの中央部に対して、前記スピンドルの
軸心方向の両側に配置し、前記第1の刃物台のタレット
の外周面には、第1のスピンドルのチャックに保持され
たワークを加工する外形工具及び/または内径工具を複
数配置することが出来、前記第2の刃物台のタレットの
外周面には、第2のスピンドルのチャックに保持された
ワークを加工する外形工具及び/または内径工具を複数
配置することが出来ることを特徴として構成される。
【0008】
【作用】上記した構成により、本発明は、背面的に配置
されたタレット上に装着された各工具は、非干渉空間領
域により完全左右方向に分離された形となり、相互干渉
の危険が排除されると共に、外径工具及び内径工具がそ
の刃先がほぼ主軸中心線に達した場合においても、刃物
台と主軸台との間には非干渉空間が存在して両者の干渉
を防止しするように作用する。また、共通の基準面が主
軸台の芯ずれを防止するように作用する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。第1図は本発明による対向スピンドル旋盤の一実施
例を示す制御ブロック図、第2図は第1図に示す対向ス
ピンドル旋盤の平面図、第3図乃至第10図は本発明に
よる対向スピンドル旋盤の一実施例を用いて、ワ−クを
加工する様子を示す図、第11図は、第5図におけるワ
ークのQ矢視図、第12図は、第9図におけるワークの
R矢視図である。
【0010】対向スピンドル旋盤1は、第1図に示すよ
うに、上部に案内面2aが設けられた機体2を有してお
り、基準面としての案内面2a上には、2個の主軸台3
、5が、相対向し、かつ独立して図中左右方向である矢
印A、B方向(即ち、Z軸方向)に移動駆動自在な形で
設けられている。主軸台3、5には、それぞれスピンド
ル3a、5aが、矢印C、D方向に回転駆動自在な形で
設けられており、スピンドル3a、5aには、それぞれ
チャック3b、5bが、矢印C、D方向に回転自在な形
で装着されている。また、スピンドル3a、5aには、
それぞれスピンドル駆動モータ3c、5cが直結する形
で接続されており、スピンドル駆動モータ3c、5cに
は、それぞれ該スピンドル駆動モータ3c、5cの矢印
C、D方向の回転角度量(従って、スピンドル3a、5
aの矢印C、D方向の回転角度量。)を検出するための
トランスデューサ3d、5dが装着されている。
【0011】更に、機体2には、第1図に示すように、
主軸台送り駆動装置6が設けられており、主軸台送り駆
動装置6は、ナット3e、5e、送り駆動モータ7、9
及び駆動ネジ10、11等を有している。即ち、主軸台
3、5の第1図下端部には、それぞれナット3e、5e
が、案内面2aを介して機体2内に突出し、かつ機体2
内を主軸台3、5と共に矢印A、B方向(Z軸方向)に
移動自在な形で設けられており、ナット3e、5eには
、それぞれ図示しない雌ネジがZ軸方向である矢印A、
B方向に貫通する形で螺設されている。また、ナット3
e、5eには、それぞれピッチが同一な駆動ネジ10、
11が、矢印E、F方向に回転自在に螺合されており、
駆動ネジ10、11には、それぞれ送り駆動モータ7、
9が接続されている。送り駆動モータ7、9には、それ
ぞれ該送り駆動モータ7、9の矢印E、F方向の回転角
度量を検出するためのトランスデューサ7a、9aが装
着されている。なお、送り駆動モータ7、9を駆動して
、駆動ネジ10、11を矢印E又はF方向に回転するこ
とにより、主軸台3、5は、それぞれナット3e、5e
を介して、矢印A又はB方向(Z軸方向)に移動駆動さ
れる。
【0012】また、対向スピンドル旋盤1は、第1図に
示すように、主制御部12を有しており、主制御部12
には、バス線13を介して、加工プログラムメモリ15
、システムプログラムメモリ16、キーボード17、刃
物台制御部39、40、送り駆動モータ制御部19、2
0、C軸制御部21、22及び回転数制御部23、25
が接続している。ここで、刃物台制御部39は、第2図
に示す刃物台26に接続しており、また刃物台制御部4
0は、刃物台27に接続している。また、送り駆動モー
タ制御部19には、前述した送り駆動モータ7及びトラ
ンスデューサ7aが接続しており、送り駆動モータ制御
部20には、送り駆動モータ9及びトランスデューサ9
aが接続している。
【0013】また、C軸制御部21には、スピンドル駆
動モータ3c及びトランスデューサ3dが接続しており
、C軸制御部22には、スピンドル駆動モータ5c及び
トランスデューサ5dが接続している。更に、回転数制
御部23には、スピンドル駆動モータ3c及びトランス
デューサ3dが接続しており、回転数制御部25には、
スピンドル駆動モータ5c及びトランスデューサ5dが
接続している。また、機体2の主軸台3、5のスピンド
ル軸心を結ぶ線分の、第2図上方には、2個のタレット
型の刃物台26、27が、Z軸方向である矢印A、B方
向とは直角な矢印G、H方向(即ち、X軸方向)に、そ
れぞれ移動駆動自在に、かつ各主軸台3、5に対応した
形で設けられており、刃物台26、27には、それぞれ
タレットヘッド26a、27aが、スピンドル軸心方向
であるZ軸と平行な旋回中心軸を中心にして矢印I、J
方向に旋回駆動自在に支持されている。タレットヘッド
26aは、全体が多角形の筒状に形成されており、その
外周側側面にはバイト等の旋削工具及びドリル、フライ
スカッタ等の回転工具等からなる複数の工具29が主軸
台3に対応したスピンドル3aのチャック3b側に向け
て設けられている。また、タレットヘッド27aは、全
体が多角形の筒状に形成されており、その外周側側面に
はバイト等の旋削工具及びドリル、フライスカッタ等の
回転工具等からなる複数の工具29が主軸台5に対応し
たスピンドル5aのチャック5b側に向けて設けられて
いる。即ち、各工具は、対応する主軸台側に対向し得る
形で設けられており、従って、各タレットヘッド26a
、27aに装着された工具同士がタレットヘッド26a
、27aの旋回動作により干渉するようなことは無い。 また、各タレットヘッド26a、27aは各刃物台26
、27から、互いに第2図内側に突出する形で、かつそ
の側面がタレットヘッド26a、27a間に介在する非
干渉空間領域を介して互いに向き合った形となっており
、これにより各タレットヘッド26a、27aは刃物台
26、27に対して背面的に配置されている。なお、第
2図左方のスピンドル3aと刃物台26の組と、第2図
右方のスピンドル5aと刃物台27の組とは、前述のタ
レットヘッド26a、27a間に設定された非干渉空間
領域を介して図中両側に配置されている。
【0014】対向スピンドル旋盤1は、以上のような構
成を有するので、ワークの加工に際しては、まず加工す
べきワーク36を、第1図に示すように、スピンドル3
aにチャック3bを介して取付ける。この際、ワーク3
6のチャック3bに対する段取り作業や、刃物台26に
対する工具29の段取り作業は、刃物台26、27が主
軸台3、5のスピンドル軸心を結ぶ線分の、第2図上方
に共に配置されているので、図中下方の刃物台が配置さ
れていない側から、刃物台に邪魔されることなく行なう
ことが出来、チャック3bに対する接近性及び作業性が
よい。また、次に、その状態で作業者は、キーボード1
7を介して、主制御部12にワーク36の加工の開始を
指令する。すると、主制御部12は、加工プログラムメ
モリ15から加工すべきワーク36に対応した加工プロ
グラムPROを読み出し、該加工プログラムPROに基
づき、ワーク36に対して所定の加工を行なってゆく。
【0015】即ち、第1図に示す主制御部12は、加工
プログラムPROで設定された所定の回転数NAでスピ
ンドル3aを矢印C方向に回転させるように、回転数制
御部23に指令する。回転数制御部23は、これを受け
て、スピンドル駆動モータ3cをスピンドル3aと共に
矢印C方向に回転させる。すると、スピンドル駆動モー
タ3cに装着されたトランスデューサ3dからは、スピ
ンドル駆動モータ3c(従って、スピンドル3a)の所
定回転角度毎に、回転信号RS1が回転数制御部23に
向けて出力され、回転数制御部23は、所定時間当たり
の回転信号RS1の入力数をカウントして、スピンドル
3aの回転数を求め、スピンドル駆動モータ3cの回転
数が所定の回転数NAになるように制御する。また、第
1図に示す主制御部12は、主軸台3をZ軸方向に所定
量だけ移動させるように、送り駆動モータ制御部19に
指令する。送り駆動モータ制御部19は、これを受けて
送り駆動モータ7に駆動信号D2を出力する。すると、
送り駆動モータ7は、駆動ネジ10と共に矢印E又はF
方向に回転して、主軸台3を、ナット3eを介して矢印
A又はB方向(Z軸方向)に移動させる。なお、この際
、送り駆動モータ7に装着されたトランスデューサ7a
からは、送り駆動モータ7(従って、駆動ネジ10)が
、矢印E又はF方向に所定角度だけ回転する毎に、回転
信号RS2が送り駆動モータ制御部19に出力される。 送り駆動モータ制御部19は、該回転信号RS2の入力
数をカウントして、送り駆動モータ7の矢印E、F方向
の回転角度量に比例した、主軸台3のZ軸方向の移動量
を検出し、該移動量が加工プログラムPRO中に設定さ
れた移動量となるように制御する。
【0017】更に、主制御部12は、加工に使用する工
具29の選択及び該工具29のX軸方向の移動量を制御
するように刃物台制御部39に指令する。すると、刃物
台制御部39は、刃物台26のタレットヘッド26aを
、第3図矢印I又はJ方向に適宜回転させて、外径旋削
用の工具29をワーク36と対向する位置に位置決めし
、更に該刃物台26を、旋削用の工具29と共に矢印G
、H方向に適宜移動駆動して、該工具29によってワー
ク36の外径部を所定形状に旋削加工する。ワーク36
の外径部が、第3図に示すように旋削加工されたところ
で、刃物台26を、矢印G方向に適宜移動してワーク3
6から退避させ、その状態で、刃物台26のタレットヘ
ッド26aを矢印I又はJ方向に適宜回転して、今度は
ドリルや中ぐりバイト等の内径旋削用の工具29を、ワ
ーク36と対向する位置に位置決めする。次に、その状
態で刃物台26を、該工具29と共に第4図矢印H方向
に所定距離だけ送り込み、その刃先をほぼスピンドル中
心線に達するまで移動させ、更に主軸台3を、チャック
3bにワーク36を保持した状態で、矢印A、B方向(
Z軸方向)に適宜移動駆動する等して、工具29によっ
て、ワーク36の内径部を加工する。なお、この際、工
具29の内径加工を円滑に行なうために、刃物台26の
第2図下面、即ち主軸台側の前面と、主軸台3の図中上
面、即ち主軸台側面との間には両者が干渉することの無
いように、即ち、所定の非干渉空間を持つように、内径
工具29は各タレットヘッド26aに装着されている。 更に、内径工具29によるワーク36の内径加工に際し
ては、内径工具29の刃先と、タレットヘッド26a及
び/又は刃物台26の主軸台3側の前面、即ち第2図及
び第4図下方の側面との間にはワーク36の加工を円滑
に行ない得るように、ワーク加工領域が形成されるよう
に内径工具29はタレットヘッド26aに装着されてい
るので、ワーク36がタレットヘッド26aや刃物台2
6と干渉して内径工具29による内径加工が行なえなく
なるような事態の発生は未然に防止される。
【0018】また、このことは、外径工具の場合も同様
であり、例えば第2図に示すように、加工位置に割り出
された外径工具29の刃先は、タレットヘッド27aの
外周面より主軸台5のスピンドル軸心方向に、即ち、第
2図下方に突出し、かつその刃先がほぼスピンドル中心
線に達したとき、刃物台の主軸側前面、即ち、第2図下
側の面が主軸台側面、即ち主軸台5の図中上部側面との
間に非干渉空間を持つように、外径工具は前記タレット
ヘッドに設けられているので、外径工具29を用いたワ
ークの加工は、刃物台27と主軸台5とが干渉すること
無く円滑に行なうことが出来る。このことは、刃物台2
6と主軸台3との組においても同様である。
【0019】なお、該加工後は、主軸台3を、第4図矢
印A方向に適宜移動して、工具29を、ワーク36の内
径部の外に出し、その状態でチャック3bのC方向の回
転を停止する。また、次のミーリング加工に備えて、刃
物台26を矢印G方向に移動してワーク36から退避さ
せ、更に、その状態で刃物台26に装着されたミーリン
グ加工用の工具29をワーク36に対向した位置に位置
決めしておく。こうして、ワーク36の内径部が、第4
図に示すように加工されたところで、該ワーク36に対
してC軸制御を伴うミーリング加工等を行なう。即ち、
第1図に示す主制御部12は、まずC軸制御部21に対
してスピンドル3aを原点に復帰させるように指令する
。すると、C軸制御部21は、スピンドル駆動モータ3
cを低速で矢印C又はD方向に回転させる。
【0020】スピンドル3aが所定の位置に達すると、
トランスデューサ3dから原点検出信号OS1がC軸制
御部21に向けて出力される。C軸制御部21は、これ
を受けて、直ちにスピンドル駆動モータ3cの矢印C又
はD方向の回転駆動を停止する。すると、スピンドル3
aも、その矢印C又はD方向の回転を停止し、該スピン
ドル3aの所定の基準位置SP1は、第11図に示すよ
うにC軸原点CZPに位置決めされる。
【0021】次に、主制御部12は、刃物台制御部39
を駆動して、第5図に示す刃物台26を、ミーリング加
工用の工具29を回転させた状態で矢印H方向に所定距
離だけ移動させ、更に主軸台3を、適宜矢印B方向に移
動駆動させる。すると、該工具29によって、ワーク3
6の外周部には溝36aが、第11図に示すC軸原点C
ZPより矢印D方向に所定角度θ1だけ離れる形で穿設
形成される。なお、溝36aが穿設されたところで、刃
物台26を、適宜矢印G方向に移動させて、工具29を
ワーク36から退避させておく。次に、主制御部12は
、第1図に示すC軸制御部21にC軸制御信号CS1を
出力する。すると、C軸制御部21は、スピンドル駆動
モータ3cを、スピンドル3aと共に、低速で矢印C方
向に回転させる。すると、トランスデューサ3dから、
スピンドル駆動モータ3cの所定回転角度毎に、回転信
号RS3がC軸制御部21に出力され、該C軸制御部2
1は、該回転信号RS3の入力数をカウントし、スピン
ドル3aの回転角度量を検出する。C軸制御部21は、
該回転角度量が所定の回転角度量θ2となった時点で、
スピンドル駆動モータ3cの矢印C方向の回転駆動を停
止する。すると、スピンドル3aも、ワーク36と共に
矢印C方向の回転を停止し、該スピンドル3a(従って
ワーク36)は、C軸原点CZPから、矢印C方向に所
定角度θ2だけ回転した位置に位置決めされる。
【0022】次に、この状態で退避させておいた刃物台
26を、ミーリング加工用の工具29と共に、ワーク3
6に向けて第5図矢印H方向に所定距離だけ移動させ、
更に主軸台3を、適宜矢印B方向に移動駆動させる。す
ると、該ワーク36の外周部に溝36bが、前回穿設し
た溝36aから第11図矢印D方向に所定角度θ2だけ
離れる形で穿設される。こうして、ワーク36に対して
、ミーリング加工等がなされて第1工程の加工が完了し
たところで、主制御部12は、第1図に示すシステムプ
ログラムメモリ16からワーク受け渡しプログラムWT
Pを呼び出し、該ワーク受け渡しプログラムWTPを実
行してゆく。即ち、主制御部12は、まずC軸制御部2
1に、スピンドル3aを受け渡し位置CP(第11図参
照)に位置決めするように指令する。すると、C軸制御
部21は、これを受けて、スピンドル駆動モータ3cを
駆動して、スピンドル3aを、ワーク36と共に、ゆっ
くりと矢印C又はD方向に回転させる。すると、スピン
ドル駆動モータ3cに装着されたトランスデューサ3d
は、スピンドル駆動モータ3cの矢印C又はD方向の所
定回転角度毎に回転信号RS4をC軸制御部21に出力
する。
【0023】すると、C軸制御部21は、該回転信号R
S4の入力数をカウントして、スピンドル3aのC軸原
点CZP(第11図参照)に対する位置を求め、該スピ
ンドル3aの基準位置SP1が、C軸原点CZPから矢
印C方向に所定角度αだけ離れた受け渡し位置CPに位
置決めされた時点で、停止信号ST1を第1図に示すス
ピンドル駆動モータ3cに対して出力する。すると、ス
ピンドル駆動モータ3cは、これを受けて矢印C、D方
向の回転を停止し、その結果スピンドル3aは、ワーク
36と共に矢印C又はD方向の回転を停止して、該スピ
ンドル3aは受け渡し位置CPに位置決めされる。なお
、必要に応じて受け渡し位置CPとして、C軸原点(即
ち、α=0の場合)を選ぶことも可能である。また、第
1図に示す主制御部12は、C軸制御部22にスピンド
ル5aを受け渡し位置CP(第12図参照)に位置決め
するように指令する。すると、第1図に示すC軸制御部
22は、スピンドル駆動モータ5cをスピンドル5aと
共に低速で矢印C又はD方向に回転させつつ、この回転
角度量をトランスデューサ5dを介して検出し、検出し
た回転角度量に基づき、第12図に示すスピンドル5a
のC軸原点CZPに対する矢印C、D方向の位置を求め
て、該スピンドル5aの基準位置SP2が、C軸原点C
ZPから矢印C方向に所定角度αだけ離れた受け渡し位
置CPに位置決めされた時点で、スピンドル駆動モータ
5cの回転を停止する。すると、スピンドル5aは、矢
印C又はD方向の回転を停止して、受け渡し位置CPに
位置決めされることになる。
【0024】こうして、スピンドル3a、5aの各基準
位置SP1、SP2が、それぞれ受け渡し位置CPに位
置決めされたところで、第5図に示すスピンドル5aに
装着されたチャック5bを緩め、その状態で、主軸台5
を、スピンドル5aと共に第5図矢印A方向に移動させ
て該スピンドル5aとスピンドル3aを接近させ、その
状態で、ワーク36の内の第1工程がなされた部分を、
該チャック5b内に嵌入させる。その状態で、チャック
5bを締めて、ワーク36を、チャック3b、5bによ
って保持する。ワーク36が、チャック3b、5bによ
って保持されたところで、該ワーク36とチャック3b
との保持関係を解除し、その状態で主軸台5を、チャッ
ク5bにワーク36を保持させた状態で、矢印B方向、
即ち主軸台3から遠ざかる方向に所定距離だけ移動させ
て、スピンドル3a、5aを離反させる。すると、ワー
ク36は、スピンドル3a側から、スピンドル5a側に
、チャック5bを介して移し変えられることになる。 なお、このワーク36の移し変え作業は、スピンドル3
a、5aが、それぞれ所定の受け渡し位置CPに位置決
めされ、更にスピンドル5aに装着したチャック5bに
よって、該ワーク36を両スピンドル3a、5aのC軸
角度位置を保持した形で直接保持することにより行なわ
れるので、該移し変え作業によって、ワーク36のC軸
原点CZPに対する位相のズレが生じるようなことはな
い。
【0025】こうして、第1工程が完了したワーク36
が、スピンドル5a側に移し変えられたところで、ワー
ク36に対応した加工プログラムPROに基づき、該ワ
ーク36に対して、第2工程の加工を行なうと共に、ス
ピンドル3a側には、チャック3bを介して未加工のワ
ーク36を装着し、該未加工のワーク36に対して、既
に述べた第1工程の加工を行なう。この際、各刃物台2
6、27のタレットヘッド26a、27aが、タレット
ヘッド26a、27a間に設けられた非干渉空間領域を
介して互いに背面的に配置されており、しかもその工具
は、第7図に示すように、図中左側のタレットヘッド2
6aに装着された工具は主軸台3側のチャック3bに、
図中右側のタレットヘッド27aに装着された工具は主
軸台5側のチャック5bに向けて配置されているので、
一方のタレットヘッド26a又は27aに装着された工
具が他方のタレットヘッド27a又は26a側、即ち主
軸台5又は3側に対向することは無く、刃物台26と主
軸台3、刃物台27と主軸台5は非干渉空間領域を境に
して互いに独立した動作が可能となる。これにより、刃
物台26、27がどのような位置にあってタレットヘッ
ド26a、27aを旋回させても互いの工具か干渉する
ようなことことは全く無い。これにより、一方の主軸台
5と刃物台27側がどのような状態であっても、即ち、
先程、スピンドル3a側から受け渡された第1工程の完
了したワーク36の加工を行なっていても、主軸台3側
では、チャック3bに対する未加工ワーク36の装着を
(もし必要ならば、刃物台26のタレットヘッド26a
に対する工具29の交換作業等の段取り作業までも)、
主軸台5及び刃物台27の状態とは何ら無関係に行なう
ことが出来、主軸台5側の運転を停止する必要はない。
【0026】即ち、第1図に示す主制御部12は、回転
数制御部25に、スピンドル5aを矢印C方向に所定の
回転数NBをもって回転するように指令する。すると、
回転数制御部25は、スピンドル駆動モータ5cを、ス
ピンドル5aと共に矢印C方向に回転させる。この際、
回転数制御部25は、トランスデューサ5dを介してス
ピンドル駆動モータ5cの回転数を検出し、検出した回
転数が、所定の回転数NBとなるように、該スピンドル
駆動モータ5cを制御する。また、第1図に示す主制御
部12は、送り駆動モータ制御部20を駆動して、駆動
ネジ11を矢印E又はF方向に回転して、主軸台5を、
ナット5eを介して矢印A又はB方向(Z軸方向)に移
動させる。なお、この際、送り駆動モータ制御部20は
、トランスデューサ9aを介して主軸台5の移動量を検
出し、検出した移動量に基づき、駆動モータ9を制御す
る。更に、主制御部12は、刃物台制御部40を駆動し
て、第7図に示す、刃物台27を、旋削用の工具29と
共に矢印G、H方向に適宜移動駆動することにより、該
工具29によってワーク36の外径部を所定形状に旋削
加工する。
【0027】また、第7図に示すチャック3bに保持さ
れた未加工のワーク36に対しては、既に述べたように
、主軸台3を、該ワーク36と共に矢印A又はB方向(
Z軸方向)に適宜移動させると共に、刃物台26を、旋
削用の工具29と共に矢印G、H方向(X軸方向)に適
宜移動駆動して所定の旋削加工を行なう。この際、各刃
物台26、27のタレットヘッド26a、27aは、互
いに背面的に配置されており、しかもその工具は互いに
対応する主軸台3、5のチャック3b、5bに向けて配
置されているので、両刃物台26、27を共に使用して
主軸台3、5により同時加工を行なっても、タレットヘ
ッド26a、27a上の工具29同士が互いに干渉して
しまうことが無く、両主軸台3、5及び刃物台26、2
7による同時加工は円滑に行なわれる。こうして、これ
等ワーク36、36の各外径部が、第7図に示すように
、それぞれ旋削加工されたところで、刃物台26、27
を該ワーク36、36から矢印G方向に移動退避させ、
その状態で刃物台26、27に装着された内径旋削用の
工具29、29を、各ワーク36と対向する位置に位置
決めする。次に、刃物台26、27を、それぞれ第8図
矢印H方向に所定距離だけ送り込んで、内径旋削用の工
具29を、それぞれ未加工のワーク36の図中右端面、
第1工程済みのワーク36の図中左端面に対向させ、そ
の状態で主軸台3、5を、それぞれ矢印A、B方向(Z
軸方向)に移動させて、これ等未加工のワーク36及び
第1工程済みのワーク36の各内径部を所定形状に加工
する。この際の刃物台27側の内径工具のタレットヘッ
ド27aへの装着態様は、前述の刃物台26の場合と同
様であり、内径工具による内径加工に際して、刃物台2
7と主軸台5は所定の非干渉空間を持つように内径工具
はタレットヘッド27a上に装着されている。従って、
内径工具による内径加工は円滑に行なわれる。なお、該
加工後、主軸台3を矢印A方向に、主軸台5を矢印B方
向に適宜移動させて、刃物台26、27に装着された各
工具29を各内径部から外に出す。その状態で、該刃物
台26、27を矢印G方向に移動してワーク36等から
退避させ、更に、チャック3b、5bの矢印C方向の回
転を停止する。
【0028】次に、この状態で、第9図に示すチャック
5bに保持された第1工程済みのワーク36に対しては
、第5図等をもとに既に述べた方法と同様な方法を用い
てC軸制御を伴うドリル加工を行なう。即ち、第1図に
示す主制御部12は、C軸制御部22を駆動して、スピ
ンドル駆動モータ5cを、スピンドル5aと共に、低速
で矢印D方向に回転させる。すると、第12図に示すス
ピンドル5aの基準位置SP2も矢印D方向に回転し、
該基準位置SP2がC軸原点CZPに一致した時点で、
第1図に示すトランスデューサ5dから、原点検出信号
OS2がC軸制御部22に出力される。なお、スピンド
ル5aの基準位置SP2が、第12図に示すように、C
軸原点CZPに一致した時点においては、第1工程の加
工の際にワーク36に穿設された溝36a、36bは、
第12図中想像線で示すように、それぞれC軸原点CZ
Pから矢印D方向に回転角度量θ1、(θ1+θ2)だ
け離れた位置に位置する。更に、C軸制御部22は、原
点検出信号OS2が入力した時点から、トランスデュー
サ5dを介して検出されるスピンドル5aの矢印D方向
の回転角度量が、所定角度θ3となったところで、スピ
ンドル駆動モータ5cを停止させる。
【0029】すると、スピンドル5aは、その基準位置
SP2がC軸原点CZPから第12図矢印D方向に所定
角度θ3だけ離れた位置に位置決めされることになる。 次に、この状態で第9図に示す刃物台27を、ドリル等
の穴あけ用の工具29を回転させた状態で、ワーク36
に向けて矢印H方向に所定距離だけ移動させ、更に主軸
台5を、適宜矢印A方向に移動駆動させる。すると、ワ
ーク36は、前述したように、スピンドル3a側で第1
工程の加工がなされた後、スピンドル5a側に位相のズ
レを生じさせることなく受け渡されているので、該ワー
ク36には穴36cが、第1工程において穿設された第
12図中破線で示す溝36a、36bより、それぞれ矢
印C方向に正確に所定角度θ3、(θ2+θ3)だけ離
れる形で貫通穿設される。こうして、該ワーク36に対
して第2工程の加工が完了したところで、チャック5b
を緩めて、この加工済みのワーク36をチャック5bか
ら取り外し、該ワーク36を第10図下方のワークキャ
ッチャ37に放出する。また、これと並行して、第9図
に示すチャック3bに保持されたワーク36に対しては
、既に述べた方法を用いて、刃物台26に装着されたエ
ンドミル等の工具29によってC軸制御を伴うミーリン
グ加工を行ない、該ワーク36に第11図に示す溝36
a、36bを穿設する。こうして、第1工程及び第2工
程を並行して行なうことにより、ワーク36を連続的に
加工してゆく。
【0030】なお、上述した実施例においては、ワーク
36を、スピンドル3a側からスピンドル5a側に受け
渡す際、主軸台5を、スピンドル5aと共に、主軸台3
のスピンドル3aに向けて矢印A方向に移動させて、該
ワーク36の受け渡しを行なった場合について述べた。 しかし、受け渡し方法は、これに限らず、主軸台3、5
を相対的に矢印A、B方向(Z軸方向)に移動させるこ
とにより、スピンドル3a、5aを互いに近接させ、そ
の状態でワーク36の受け渡しを行なうことが出来れば
どのような方法を用いてもよい。例えば、主軸台3を、
スピンドル3aと共に、スピンドル5aに向けて矢印B
方向に移動させて、該スピンドル3a側からスピンドル
5a側に受け渡してもよい。また、主軸台3を矢印B方
向に、主軸台5を矢印A方向に移動させることにより、
スピンドル3a、5aを互いに近接させ、その状態でワ
ーク36を受け渡してもよい。なお、上述した実施例に
おいては、システムプログラムメモリ16に格納された
ワーク受け渡しプログラムWTPに基づき、スピンドル
3a、5a間でワークを受け渡した場合について述べた
がワークを受け渡しの指令としては、スピンドル3a、
5a間でワーク36を直接受け渡しすることが出来る限
りどのような方法を用いてもよい。例えば、加工プログ
ラムメモリ15中に、ワーク受け渡しプログラムWTP
の内容を含む形で作成された加工プログラムPROを格
納し、該加工プログラムPROに基づき、ワークの受け
渡し動作を行なわせてもよいことは勿論である。
【0031】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
フレームを有し、該フレーム上に、ワークを保持し得る
チャックがそれぞれに設けられた第1のスピンドル及び
第2のスピンドルを回転自在に支持する第1及び第2の
主軸台を相対向する形で設けた工作機械において、前記
フレーム上に形成された共通の基準面上に、前記第1及
び/または第2の主軸台を前記スピンドルの軸心方向に
のみ相対的に移動自在に設け、第1のスピンドルに対応
して第1の刃物台を、また第2のスピンドルに対応して
第2の刃物台を、前記スピンドルの軸心を結ぶ線分に対
して垂直方向に移動可能に、かつ前記線分の同一の側に
配置し、前記第1及び第2の刃物台の互いに向き合った
側面にタレットをスピンドルの軸心方向に平行な軸を中
心に回転位置決め自在にかつ互いに前記タレットの側面
が直接向き合った形で配置すると共に、前記第1の主軸
台と第1の刃物台の組と、前記第2の主軸台と第2の刃
物台の組を前記フレームの中央部に対して、前記スピン
ドルの軸心方向の両側に配置し、前記第1の刃物台のタ
レットの外周面には、第1のスピンドルのチャックに保
持されたワークを加工する外形工具及び/または内径工
具を複数配置することが出来、前記第2の刃物台のタレ
ットの外周面には、第2のスピンドルのチャックに保持
されたワークを加工する外形工具及び/または内径工具
を複数配置することが出来ることを特徴として構成した
ので、2つの刃物台はスピンドル軸心を結ぶ線分に対し
て同一の側に配置され、かつ第1及び第2の刃物台の互
いに向き合った側面にタレットをスピンドルの軸心方向
に平行な軸を中心に回転位置決め自在にかつ互いに前記
タレットの側面が直接向き合った形で配置したので、

0032】刃物台は各主軸台の第2図上方のそれまで活
用されることの無かった空間中に効率よく配置され、し
かも、各タレットがその側面が互いに直接向き合う形で
フレーム上に配置されるので、タレット間及び主軸台間
に刃物台が介在することが無くなり、旋盤の第2図左右
方向(Z軸方向)及び上下方向(X軸方向)の寸法を、
加工動作に寄与しない無駄なスペースを生じさせること
無く最小にすることが出来る。即ち、主軸台3、5間の
Z軸方向の最大距離を同一とした場合、最大の加工エリ
アを確保することが可能となる。また、各主軸台に対す
る接近性も、例えば第2図の刃物台が配置されていない
側から、刃物台に邪魔されること無く行なうことが出来
、主軸台に対する接近性及び作業性が極めてよい。 また、主軸台間に刃物台が進入しないので、切り粉が刃
物台の摺動面などに散乱することが無くなり、機械保守
の点でも有利となる。
【0033】また、第1のスピンドルと第1の刃物台の
組と、第2のスピンドルと第2の刃物台の組をフレーム
の中央部に対して、前記スピンドルの軸心方向の両側に
配置し、第1及び第2の刃物台にタレットをスピンドル
軸心方向に平行な軸を中心に回転位置決め自在にかつ互
いにその側面が互いに直接向き合う形で設けておき、第
1の刃物台のタレットの外周面には、第1のスピンドル
のチャックに保持されたワークを加工する外径工具及び
/又は内径工具を複数配置することが出来、第2の刃物
台のタレットには、第2のスピンドルのチャックに保持
されたワークを加工する外径工具及び/又は内径工具を
複数配置することが出来る構成なので、第1のスピンド
ルと第1の刃物台の組と、第2のスピンドルと第2の刃
物台の組は非干渉空間を介して全く独立した動作が可能
となる。これにより、他方のスピンドルと刃物台がどの
ような状態であっても、即ち、一方のスピンドル側から
受け渡された第1工程の完了したワーク36の加工を行
っていても、当該一方のスピンドル側では、未加工ワー
ク36の装着作業等の段取り作業を、他方のスピンドル
及び刃物台の状態とは何ら無関係に行うことが出来、他
方のスピンドル側の運転を停止する必要はない。また、
第1及び第2の刃物台を共に使用して第1及び第2スピ
ンドルにより同時加工を行っても、各タレット上の工具
を互いに内側を向く形で配置した対向的配置のように、
工具保持手段上の工具29同士が互いに干渉してしまう
(特に、内径工具)ことが無く、両スピンドル及び刃物
台による2つのワークの同時加工を内径・外径加工共に
円滑に行なうこと出来る。更に、第1及び第2の刃物台
及びそれら刃物台に装着された工具間の干渉を考える必
要が全く無いので、加工プログラムの作成に手間が掛ら
ず高度の熟練も要することは無い。更に、第1及び第2
の主軸台は共通の基準面上をスピンドルの軸心方向にの
み相対的に移動するので、両主軸台に保持された第1及
び第2のスピンドルはそのそれぞれの軸心を正確に一致
させた形で相対的に接近離反することが出来、両主軸間
のワークの受け渡しを当該ワークの芯ずれを生じさせる
ことなく極めて正確に行なうことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による対向スピンドル旋盤の一実施例を
示す制御ブロック図、
【図2】第1図に示す対向スピンドル旋盤の平面図、

図3】本発明による対向スピンドル旋盤の一実施例を用
いて、ワークを加工する様子を示す図、
【図4】本発明
による対向スピンドル旋盤の一実施例を用いて、ワーク
を加工する様子を示す図、
【図5】本発明による対向ス
ピンドル旋盤の一実施例を用いて、ワークを加工する様
子を示す図、
【図6】本発明による対向スピンドル旋盤
の一実施例を用いて、ワークを加工する様子を示す図、
【図7】本発明による対向スピンドル旋盤の一実施例を
用いて、ワークを加工する様子を示す図、
【図8】本発
明による対向スピンドル旋盤の一実施例を用いて、ワー
クを加工する様子を示す図、
【図9】本発明による対向
スピンドル旋盤の一実施例を用いて、ワークを加工する
様子を示す図、
【図10】本発明による対向スピンドル
旋盤の一実施例を用いて、ワークを加工する様子を示す
図、
【図11】第5図におけるワークのQ矢視図、
【図
12】第9図におけるワークのR矢視図である。 1……対向スピンドル旋盤 2……フレーム(機体) 3、5……主軸台 3a、5a……スピンドル 3b、5b……チャック 26、27……刃物台 26a、27a……タレット(タレットヘッド)29…
…工具

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  フレームを有し、該フレーム上に、ワ
    ークを保持し得るチャックがそれぞれに設けられた第1
    のスピンドル及び第2のスピンドルを回転自在に支持す
    る第1及び第2の主軸台を相対向する形で設けた工作機
    械において、前記フレーム上に形成された共通の基準面
    上に、前記第1及び/または第2の主軸台を前記スピン
    ドルの軸心方向にのみ相対的に移動自在に設け、第1の
    スピンドルに対応して第1の刃物台を、また第2のスピ
    ンドルに対応して第2の刃物台を、前記スピンドルの軸
    心を結ぶ線分に対して垂直方向に移動可能に、かつ前記
    線分の同一の側に配置し、前記第1及び第2の刃物台の
    互いに向き合った側面にタレットをスピンドルの軸心方
    向に平行な軸を中心に回転位置決め自在にかつ互いに前
    記タレットの側面が直接向き合った形で配置すると共に
    、前記第1の主軸台と第1の刃物台の組と、前記第2の
    主軸台と第2の刃物台の組を前記フレームの中央部に対
    して、前記スピンドルの軸心方向の両側に配置し、前記
    第1の刃物台のタレットの外周面には、第1のスピンド
    ルのチャックに保持されたワークを加工する外形工具及
    び/または内径工具を複数配置することが出来、前記第
    2の刃物台のタレットの外周面には、第2のスピンドル
    のチャックに保持されたワークを加工する外形工具及び
    /または内径工具を複数配置することが出来ることを特
    徴とする対向スピンドル旋盤。
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