JPH04361051A - インクジェット記録装置 - Google Patents
インクジェット記録装置Info
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- JPH04361051A JPH04361051A JP13657491A JP13657491A JPH04361051A JP H04361051 A JPH04361051 A JP H04361051A JP 13657491 A JP13657491 A JP 13657491A JP 13657491 A JP13657491 A JP 13657491A JP H04361051 A JPH04361051 A JP H04361051A
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- ink
- recording head
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインクジェット記録方法
に関するもので、さらに詳しくは、複数のインク吐出口
を有する記録ヘッドを用いて、階調性を有する画像を形
成するインクジェット記録方法に関する。
に関するもので、さらに詳しくは、複数のインク吐出口
を有する記録ヘッドを用いて、階調性を有する画像を形
成するインクジェット記録方法に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は記録信号に応
じてインク吐出口(以下、ノズルという)からインクを
吐出させ、画像を被記録材(記録紙)上に可視化させる
方式である。一般に、高速度で記録を行うためには、多
数のノズルを一体的に形成した記録ヘッドからインクを
吐出させ、記録を行う。この場合、多数のノズルを一直
線上に配置した構造とすれば、製造技術上比較的作り易
く、しかも高密度にノズルを配置することができる。
じてインク吐出口(以下、ノズルという)からインクを
吐出させ、画像を被記録材(記録紙)上に可視化させる
方式である。一般に、高速度で記録を行うためには、多
数のノズルを一体的に形成した記録ヘッドからインクを
吐出させ、記録を行う。この場合、多数のノズルを一直
線上に配置した構造とすれば、製造技術上比較的作り易
く、しかも高密度にノズルを配置することができる。
【0003】特にカラー画像を記録する場合には、通常
イエロー,マゼンタ,シアン(必要に応じてブラック)
の各インクを吐出するノズルを用いる。
イエロー,マゼンタ,シアン(必要に応じてブラック)
の各インクを吐出するノズルを用いる。
【0004】このインクジェット記録方式により階調を
表現しようとする場合には、吐出する液滴の大きさを変
化させれば良いが、その方式としては未だ確立されたも
のがなく、通常は公知の画像処理技術により単位面積当
りの打込みドット数を制御することが行われている。ま
た、一つのインク液滴の大きさを小さくしてほぼ同じ位
置に多数のインク液滴を打込み、その打込み数を制御す
ることによって階調を表現する方式が有り、この方式に
よれば、解像度を低下させることなく階調記録を行うこ
とができる。
表現しようとする場合には、吐出する液滴の大きさを変
化させれば良いが、その方式としては未だ確立されたも
のがなく、通常は公知の画像処理技術により単位面積当
りの打込みドット数を制御することが行われている。ま
た、一つのインク液滴の大きさを小さくしてほぼ同じ位
置に多数のインク液滴を打込み、その打込み数を制御す
ることによって階調を表現する方式が有り、この方式に
よれば、解像度を低下させることなく階調記録を行うこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】高速度で記録を行うた
めにはノズル数を多くすることが有効であるが、ノズル
数を多くすると一度に記録される記録の幅が広くなり、
その結果として、各々のノズルの吐出特性の微小な差異
により画像濃度にムラが生じる。
めにはノズル数を多くすることが有効であるが、ノズル
数を多くすると一度に記録される記録の幅が広くなり、
その結果として、各々のノズルの吐出特性の微小な差異
により画像濃度にムラが生じる。
【0006】本出願の発明者らによる実験によれば、た
かだか数パーセントのインク吐出量の変化であっても画
像のムラとして認識され、階調性のある画像を記録する
上では重大な欠点となる。
かだか数パーセントのインク吐出量の変化であっても画
像のムラとして認識され、階調性のある画像を記録する
上では重大な欠点となる。
【0007】殊に、記録紙上のほぼ同じ位置に多数のイ
ンク液滴を打込み階調を制御する方式においては、一枚
の画像を記録する上できわめて多くのインク液滴を打込
む必要が有るが、各々のノズルの駆動周波数を高めるこ
とには限界が有るので、ノズル数を増すことは必要不可
欠であって、その場合に生じる画像の濃度ムラを防ぐ事
は困難な問題である。
ンク液滴を打込み階調を制御する方式においては、一枚
の画像を記録する上できわめて多くのインク液滴を打込
む必要が有るが、各々のノズルの駆動周波数を高めるこ
とには限界が有るので、ノズル数を増すことは必要不可
欠であって、その場合に生じる画像の濃度ムラを防ぐ事
は困難な問題である。
【0008】また、多数のインク液滴をほぼ同じ位置に
打込む方式においては、各々のインク液滴を小さくする
必要が有るが、そのために多数のインク液滴を打込んだ
場合にも記録体上でのインクのにじみが小さくなって、
微小な打込み位置の誤差により隣接する記録画素間にす
き間を生じ、得られた画像にスジを発生することが有り
得る。
打込む方式においては、各々のインク液滴を小さくする
必要が有るが、そのために多数のインク液滴を打込んだ
場合にも記録体上でのインクのにじみが小さくなって、
微小な打込み位置の誤差により隣接する記録画素間にす
き間を生じ、得られた画像にスジを発生することが有り
得る。
【0009】このようなスジの発生を防止するために、
多数のインク液滴を上下左右方向に微小量だけずらして
重ねて打込むことが望ましいが、従来、このような制御
は困難であった。
多数のインク液滴を上下左右方向に微小量だけずらして
重ねて打込むことが望ましいが、従来、このような制御
は困難であった。
【0010】よって本発明の目的は上述の点に鑑み、イ
ンク吐出口の高密度化を図り、且つ、スジやムラのない
階調性画像を得るのに適したインクジェット記録方法を
提供することにある。
ンク吐出口の高密度化を図り、且つ、スジやムラのない
階調性画像を得るのに適したインクジェット記録方法を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のインク
吐出口を有する記録ヘッドを用いて階調性画像を形成す
るインクジェット記録方法において、被記録材上の走査
方向と前記記録ヘッドのインク吐出口配列方向とを所定
の角度をもった非平行に設定し、同一画素に対して前記
記録ヘッドに含まれる個々のインク吐出口からインク液
滴を吐出させるよう前記被記録材と前記記録ヘッドを相
対的に移動させて記録するものである。
吐出口を有する記録ヘッドを用いて階調性画像を形成す
るインクジェット記録方法において、被記録材上の走査
方向と前記記録ヘッドのインク吐出口配列方向とを所定
の角度をもった非平行に設定し、同一画素に対して前記
記録ヘッドに含まれる個々のインク吐出口からインク液
滴を吐出させるよう前記被記録材と前記記録ヘッドを相
対的に移動させて記録するものである。
【0012】より具体的に述べれば、本発明は、複数個
のインク液滴を所定画素内に重ねて吐出することにより
階調性を表現するインクジェット記録方法において、N
個のインク吐出口をほぼ一直線上に並べた吐出口配列を
少なくとも一列有する記録ヘッドを被記録材に対向して
配置するにあたり、該吐出口配列がL本の走査線にわた
って対向するよう、該走査線と前記記録ヘッドを配置し
、前記記録ヘッドおよび前記被記録材を相対的に移動さ
せることにより、同一画素内に対して1吐出口配列当り
最大M発(M=N/L)のインク液滴を当該吐出口配列
を構成する異なったインク吐出口から吐出させるもので
ある。
のインク液滴を所定画素内に重ねて吐出することにより
階調性を表現するインクジェット記録方法において、N
個のインク吐出口をほぼ一直線上に並べた吐出口配列を
少なくとも一列有する記録ヘッドを被記録材に対向して
配置するにあたり、該吐出口配列がL本の走査線にわた
って対向するよう、該走査線と前記記録ヘッドを配置し
、前記記録ヘッドおよび前記被記録材を相対的に移動さ
せることにより、同一画素内に対して1吐出口配列当り
最大M発(M=N/L)のインク液滴を当該吐出口配列
を構成する異なったインク吐出口から吐出させるもので
ある。
【0013】ここで、前記走査線のピッチをAとすると
きA×Lを0.5mm以下、もしくは、Lを8以下に設
定するのが好適である。
きA×Lを0.5mm以下、もしくは、Lを8以下に設
定するのが好適である。
【0014】
【作用】請求項1について
本発明によれば、記録ヘッドのインク吐出口列を斜めに
配置することにより、複数のインク吐出口によってカバ
ーされる領域が所定本数の走査線幅だけとなり、しかも
、記録ヘッドと被記録材(記録紙)の相対的位置をずら
すことにより、同一の画素に対して異なったインク吐出
口からインクを吐出させることになるので、個々のイン
ク吐出口の特性が多少バラついていたとしても、画像上
のスジを目立たなくすることが可能となる。
配置することにより、複数のインク吐出口によってカバ
ーされる領域が所定本数の走査線幅だけとなり、しかも
、記録ヘッドと被記録材(記録紙)の相対的位置をずら
すことにより、同一の画素に対して異なったインク吐出
口からインクを吐出させることになるので、個々のイン
ク吐出口の特性が多少バラついていたとしても、画像上
のスジを目立たなくすることが可能となる。
【0015】請求項2について
本発明によれば、N個のインク吐出口を有する記録ヘッ
ドを用いて記録しているにも拘らず、一度に記録する幅
はL本の走査線のみである。したがって、各々の吐出口
の吐出特性のバラツキ等によって画像の濃度にムラが生
じた場合にも、画像全体にわたって見ると走査線L本分
の記録幅の繰返しとなるため、スジが目立たなくなる。
ドを用いて記録しているにも拘らず、一度に記録する幅
はL本の走査線のみである。したがって、各々の吐出口
の吐出特性のバラツキ等によって画像の濃度にムラが生
じた場合にも、画像全体にわたって見ると走査線L本分
の記録幅の繰返しとなるため、スジが目立たなくなる。
【0016】本出願の発明者らによる研究によれば、画
像濃度のムラは一般にその記録幅が広くなるほど認識さ
れ易くなることが判明している。例えば、1mm当り1
6程度の画素で構成された画像を明視の距離で見る場合
、8mm程度の幅のムラであれば数%の濃度変動であっ
てもムラと認識されるのに対し、1mm程度以下の幅で
あれば数10%以上の濃度変動までも視覚的に許容し得
るのである。
像濃度のムラは一般にその記録幅が広くなるほど認識さ
れ易くなることが判明している。例えば、1mm当り1
6程度の画素で構成された画像を明視の距離で見る場合
、8mm程度の幅のムラであれば数%の濃度変動であっ
てもムラと認識されるのに対し、1mm程度以下の幅で
あれば数10%以上の濃度変動までも視覚的に許容し得
るのである。
【0017】上述したとおり本発明によれば、一度に記
録する幅が走査線L本分と小さいので、インク吐出口の
バラツキ等に起因する濃度ムラの幅は小さくなり、ほと
んど許容し得る程度にすることができる。しかも、一度
に記録する幅が小さいにも拘らず、記録速度が遅くなる
こともない。
録する幅が走査線L本分と小さいので、インク吐出口の
バラツキ等に起因する濃度ムラの幅は小さくなり、ほと
んど許容し得る程度にすることができる。しかも、一度
に記録する幅が小さいにも拘らず、記録速度が遅くなる
こともない。
【0018】さらに、本発明によれば、一つの画素を形
成するために複数のインク吐出口が使用されることにな
るので、各々の吐出口の特性にバラツキが有った場合に
も、それが平均化されてバラツキが小さくなるという効
果が有り、これが画像のムラを抑えることにもなる。
成するために複数のインク吐出口が使用されることにな
るので、各々の吐出口の特性にバラツキが有った場合に
も、それが平均化されてバラツキが小さくなるという効
果が有り、これが画像のムラを抑えることにもなる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0020】実施例1
図1は、本発明を適用したインクジェット記録装置の一
実施例を示す模式的外観図である。
実施例を示す模式的外観図である。
【0021】本実施例において、被記録材である記録紙
2はドラム4に巻きつけられており、駆動装置6により
回転する。記録ヘッド101は、そのノズル列が記録紙
2の回転によって形成される主走査方向に対してわずか
に斜めになるように(すなわち、平行とならないように
)配置されている。
2はドラム4に巻きつけられており、駆動装置6により
回転する。記録ヘッド101は、そのノズル列が記録紙
2の回転によって形成される主走査方向に対してわずか
に斜めになるように(すなわち、平行とならないように
)配置されている。
【0022】なお、フルカラー画像を記録する場合には
、3個(イエロー,マゼンタ,シアン)ないし4個(ブ
ラック追加)の記録ヘッドを用い(図示せず)、各々の
記録ヘッドから色のインクを吐出させて記録を行う。
、3個(イエロー,マゼンタ,シアン)ないし4個(ブ
ラック追加)の記録ヘッドを用い(図示せず)、各々の
記録ヘッドから色のインクを吐出させて記録を行う。
【0023】記録ヘッド101は、図示しないヘッド駆
動装置により、副走査方向である左から右へ移動しつつ
記録を行う。
動装置により、副走査方向である左から右へ移動しつつ
記録を行う。
【0024】図2は、図1に示した一実施例における制
御系回路の概略構成を示す。ここで、201は吐出タイ
ミング等の装置全体の制御を司るメインコントローラで
あり、例えばCPU(中央演算処理ユニット),プログ
ラム用ROM(リードオンリメモリ)および作業用RA
M(ランダムアクセスメモリ)等を内蔵する1チップマ
イクロプロセッサ等が通常用いられる。メインコントロ
ーラ201は階調データ信号をホストコンピュータ20
3から受け取り、1フレーム単位でバッファ用のフレー
ムメモリ205に格納する。そして画像記録時(インク
吐出時)には、メインコントローラ201は第1のモー
タドライバ207を通じてキャリッジ送りモータ209
の駆動を制御し、かつ第2のモータドライバ211を通
じて紙送りモータ213の駆動を制御すると共に、フレ
ームメモリ205から読み出した階調データを基に、ド
ライバコントローラ215およびヘッドドライバ217
を介してヘッド101の吐出制御(以下に詳述する)を
行い、これにより記録紙2に階調性画像記録を行う。
御系回路の概略構成を示す。ここで、201は吐出タイ
ミング等の装置全体の制御を司るメインコントローラで
あり、例えばCPU(中央演算処理ユニット),プログ
ラム用ROM(リードオンリメモリ)および作業用RA
M(ランダムアクセスメモリ)等を内蔵する1チップマ
イクロプロセッサ等が通常用いられる。メインコントロ
ーラ201は階調データ信号をホストコンピュータ20
3から受け取り、1フレーム単位でバッファ用のフレー
ムメモリ205に格納する。そして画像記録時(インク
吐出時)には、メインコントローラ201は第1のモー
タドライバ207を通じてキャリッジ送りモータ209
の駆動を制御し、かつ第2のモータドライバ211を通
じて紙送りモータ213の駆動を制御すると共に、フレ
ームメモリ205から読み出した階調データを基に、ド
ライバコントローラ215およびヘッドドライバ217
を介してヘッド101の吐出制御(以下に詳述する)を
行い、これにより記録紙2に階調性画像記録を行う。
【0025】図3は、記録紙2と記録ヘッド101に含
まれるノズル列との相対的位置関係を示す。本図におい
て、図の左側に記したa−17からa+2は、記録紙上
における主走査方向の画素番号を示す。また、縦線であ
るb+1からb+4はドラム4の回転によって形成され
る主走査線を示す。
まれるノズル列との相対的位置関係を示す。本図におい
て、図の左側に記したa−17からa+2は、記録紙上
における主走査方向の画素番号を示す。また、縦線であ
るb+1からb+4はドラム4の回転によって形成され
る主走査線を示す。
【0026】記録ヘッド101は、本実施例では20個
のノズルを有し、ドラム4の1回転により4本の走査線
上に(正確には、その線上およびその周辺)に、インク
液滴を着弾させる。換言すれば、記録ヘッド101に直
線的に設けられている20個のノズルは、その配列方向
が主走査方向と斜めになるように配置されており、その
インク吐出によってカバーされるインク着弾領域(着弾
位置)は、4本の主走査線上およびその周辺となる。
のノズルを有し、ドラム4の1回転により4本の走査線
上に(正確には、その線上およびその周辺)に、インク
液滴を着弾させる。換言すれば、記録ヘッド101に直
線的に設けられている20個のノズルは、その配列方向
が主走査方向と斜めになるように配置されており、その
インク吐出によってカバーされるインク着弾領域(着弾
位置)は、4本の主走査線上およびその周辺となる。
【0027】このように、記録ヘッドのノズル列(吐出
口配列)は、主走査線とわずかな角度をなすよう配置さ
れているので、実際のノズル間のピッチPN は画素ピ
ッチPP より約2%程度長くなっている。すなわち、
記録紙は記録ヘッドのノズル当りの繰返し滴吐出の度に
矢印の方向に1画素ピッチだけ移動するので、主走査方
向におけるノズルピッチは画素ピッチと一致することに
なる。
口配列)は、主走査線とわずかな角度をなすよう配置さ
れているので、実際のノズル間のピッチPN は画素ピ
ッチPP より約2%程度長くなっている。すなわち、
記録紙は記録ヘッドのノズル当りの繰返し滴吐出の度に
矢印の方向に1画素ピッチだけ移動するので、主走査方
向におけるノズルピッチは画素ピッチと一致することに
なる。
【0028】この場合、一例として記録ヘッドのノズル
当りの繰返し滴吐出周波数を10kHz,画素密度を1
mm当り16個とすると、画素のピッチPP は62.
5μmであり、ノズルのピッチPN は63.7μm、
記録紙の速度は0.625m/secとなる。
当りの繰返し滴吐出周波数を10kHz,画素密度を1
mm当り16個とすると、画素のピッチPP は62.
5μmであり、ノズルのピッチPN は63.7μm、
記録紙の速度は0.625m/secとなる。
【0029】本実施例では、最高濃度部において、一画
素当り5発のインク液滴が打込まれる。したがって、5
発,4発,3発,2発,1発,0発の6段階の階調記録
が可能となる。
素当り5発のインク液滴が打込まれる。したがって、5
発,4発,3発,2発,1発,0発の6段階の階調記録
が可能となる。
【0030】かかる6段階の階調記録を行う過程につい
て、以下に詳述する。
て、以下に詳述する。
【0031】まず、図3に示したノズル番号1−1,1
−2,1−3,1−4,1−5等について説明する。こ
のノズル番号(x−y)のうち、xはどの主走査線上の
画素に対応するかを示している。すなわち、x=1は主
走査線b+1上の画素を形成するためのノズルに相当し
、x=2は主走査線b+2上の画素を形成するためのノ
ズルに相当する(以下、省略)。
−2,1−3,1−4,1−5等について説明する。こ
のノズル番号(x−y)のうち、xはどの主走査線上の
画素に対応するかを示している。すなわち、x=1は主
走査線b+1上の画素を形成するためのノズルに相当し
、x=2は主走査線b+2上の画素を形成するためのノ
ズルに相当する(以下、省略)。
【0032】また、ノズル番号(x−y)のうち、yは
「y発」のインク液滴を吐出させるとき(本実施例では
y≦5)に用いるノズルを表わしており、インク液滴の
吐出順序を表わすものではない。例えば、主走査線b+
1上の画素番号a−1の位置に3発のインク液滴を着弾
させる場合には、まずノズル1−3から第1発目のイン
ク液滴を吐出させ、次に、記録紙を矢印方向に1画素ピ
ッチ分だけ移動させてノズル1−1から第2発目のイン
ク液滴を吐出させ、更に、記録紙を1画素ピッチだけ矢
印方向に移動させてノズル1−2から第3発目のインク
液滴を吐出させる。このようにすると、図4の(C)に
示すようなインク着弾が行われる。
「y発」のインク液滴を吐出させるとき(本実施例では
y≦5)に用いるノズルを表わしており、インク液滴の
吐出順序を表わすものではない。例えば、主走査線b+
1上の画素番号a−1の位置に3発のインク液滴を着弾
させる場合には、まずノズル1−3から第1発目のイン
ク液滴を吐出させ、次に、記録紙を矢印方向に1画素ピ
ッチ分だけ移動させてノズル1−1から第2発目のイン
ク液滴を吐出させ、更に、記録紙を1画素ピッチだけ矢
印方向に移動させてノズル1−2から第3発目のインク
液滴を吐出させる。このようにすると、図4の(C)に
示すようなインク着弾が行われる。
【0033】また、図4の(E)に示すように5発のイ
ンク液滴を吐出させるためには、まずノズル1−5から
最初のインク液滴を吐出させ、その後、記録紙の移動の
度にノズル1−3,1−1,1−2,1−4の順にイン
ク吐出を行う。
ンク液滴を吐出させるためには、まずノズル1−5から
最初のインク液滴を吐出させ、その後、記録紙の移動の
度にノズル1−3,1−1,1−2,1−4の順にイン
ク吐出を行う。
【0034】次に、図5〜図11を参照して、インク吐
出制御のその他の具体例について詳述する。これら各図
において、小さな丸はノズルの位置を、大きな丸はイン
ク液滴の着弾跡(ドットまたはインクドット)を示す。
出制御のその他の具体例について詳述する。これら各図
において、小さな丸はノズルの位置を、大きな丸はイン
ク液滴の着弾跡(ドットまたはインクドット)を示す。
【0035】図5〜図11に示したインク吐出状態は、
図3の主走査線b+2上に対して、幅1画素,長さ3画
素ぶんの最高濃度パターン(1画素当り5発のインク吐
出)を形成する際の吐出シーケンスを示すものである。
図3の主走査線b+2上に対して、幅1画素,長さ3画
素ぶんの最高濃度パターン(1画素当り5発のインク吐
出)を形成する際の吐出シーケンスを示すものである。
【0036】このようにして図11に示すように、画素
番号a,a+1,a+2の各位置に最大数のインク滴吐
出(5発)が行われる。なお、これら各図においては、
図を見易くするために、ノズルピッチに対して記録され
たドットの大きさを実際よりはるかに小さく描いてある
。
番号a,a+1,a+2の各位置に最大数のインク滴吐
出(5発)が行われる。なお、これら各図においては、
図を見易くするために、ノズルピッチに対して記録され
たドットの大きさを実際よりはるかに小さく描いてある
。
【0037】以上述べたインク吐出の制御を行うと共に
記録ヘッド101を副走査方向に移動させることにより
、主走査方向と直角方向に画像が広がって記録され、高
濃度部においても走査線の間にすき間(スジ)ができる
ことを防止する。
記録ヘッド101を副走査方向に移動させることにより
、主走査方向と直角方向に画像が広がって記録され、高
濃度部においても走査線の間にすき間(スジ)ができる
ことを防止する。
【0038】なお、図4においては説明の都合上、着弾
位置がまっすぐに横に並ぶように記したが、既に知られ
ているとおり、複数のノズルを有するインクジェット記
録ヘッドでは時分割駆動をすることが望ましく、その場
合、隣接するノズル間の駆動のタイミングをずらすこと
により、着弾位置を上下方向に拡げることも可能である
。
位置がまっすぐに横に並ぶように記したが、既に知られ
ているとおり、複数のノズルを有するインクジェット記
録ヘッドでは時分割駆動をすることが望ましく、その場
合、隣接するノズル間の駆動のタイミングをずらすこと
により、着弾位置を上下方向に拡げることも可能である
。
【0039】また、インク液滴の重ね打ちのパターンは
本実施例に限られるものではなく、例えば2発だけの場
合に両端部のノズルから吐出させるよう制御することも
可能である。
本実施例に限られるものではなく、例えば2発だけの場
合に両端部のノズルから吐出させるよう制御することも
可能である。
【0040】さらに、時分割駆動のタイミングを考慮し
て設計するならば、ノズルのピッチを本実施例とは若干
変更し、それに応じてノズル列と主走査線とのなす角度
を変更することもできる。
て設計するならば、ノズルのピッチを本実施例とは若干
変更し、それに応じてノズル列と主走査線とのなす角度
を変更することもできる。
【0041】本発明者らの研究によれば、一般に、人間
の視覚の濃度に対する識別能力は、その濃淡の周期およ
び画像の粗さ(解像度)に依存する。画像を構成する画
素が十分に小さい場合においては、濃淡の周期が数mm
のときに識別能力が最も高くなり、それよりも大きくて
も小さくても目立たなくなる。
の視覚の濃度に対する識別能力は、その濃淡の周期およ
び画像の粗さ(解像度)に依存する。画像を構成する画
素が十分に小さい場合においては、濃淡の周期が数mm
のときに識別能力が最も高くなり、それよりも大きくて
も小さくても目立たなくなる。
【0042】殊に、画像のムラによる濃淡の周期が0.
5mm以下となると、急激に目立たなくなり、0.5m
mの周期のときには4〜5%の濃度のムラを識別できる
が、0.3mmのときには10%程度以上のムラでなけ
れば識別できない。0.2mm以下であれば濃度ムラの
程度によらず、ほとんど識別不能となる。他方、1mm
の周期であれば、2%以下の濃度のムラであっても識別
される。
5mm以下となると、急激に目立たなくなり、0.5m
mの周期のときには4〜5%の濃度のムラを識別できる
が、0.3mmのときには10%程度以上のムラでなけ
れば識別できない。0.2mm以下であれば濃度ムラの
程度によらず、ほとんど識別不能となる。他方、1mm
の周期であれば、2%以下の濃度のムラであっても識別
される。
【0043】こういった識別限界には個人差が有るが、
その周期に対する傾向にはあまり個人差がない。
その周期に対する傾向にはあまり個人差がない。
【0044】画像を構成する画素が粗い(解像度が低い
)場合には、細かい濃度の変動は識別されない。濃度ム
ラの周期が5画素以下の場合には、ほとんど画素の粗さ
に隠れて濃度の差異は問題にならない。
)場合には、細かい濃度の変動は識別されない。濃度ム
ラの周期が5画素以下の場合には、ほとんど画素の粗さ
に隠れて濃度の差異は問題にならない。
【0045】濃度ムラの周期が8画素程度であれば、1
0%程度の濃度ムラが識別し得る。10画素以上であれ
ば、5%程度以下のムラまでも識別可能である。この傾
向は、1mm当り16画素程度よりも粗い画像の場合に
は、ほとんど同じ傾向となる。例えば、1mm当り2画
素程度の粗い画像の場合には、ごく近くから見た場合に
は粗さのみが目立つので、周期の小さい濃度のムラは識
別されない。このような画像は、実用的には、明視の距
離よりも離れて見ることになる。したがって、実用的な
画像を見る最短の距離が画素の粗さに依存することにな
り、結果的に、濃度のムラの識別限界は画像の画素数に
対して定まるのである。
0%程度の濃度ムラが識別し得る。10画素以上であれ
ば、5%程度以下のムラまでも識別可能である。この傾
向は、1mm当り16画素程度よりも粗い画像の場合に
は、ほとんど同じ傾向となる。例えば、1mm当り2画
素程度の粗い画像の場合には、ごく近くから見た場合に
は粗さのみが目立つので、周期の小さい濃度のムラは識
別されない。このような画像は、実用的には、明視の距
離よりも離れて見ることになる。したがって、実用的な
画像を見る最短の距離が画素の粗さに依存することにな
り、結果的に、濃度のムラの識別限界は画像の画素数に
対して定まるのである。
【0046】以上のことを考慮すると、本実施例におい
て、走査線のピッチをA,同時に記録する走査線数をL
とするとき、A×Lを0.5mm以下とするか、又は、
Lを8以下とすれば、各々のノズルの吐出特性の差異に
よるムラが数%程度に及んでも、全く画像上問題が無い
。
て、走査線のピッチをA,同時に記録する走査線数をL
とするとき、A×Lを0.5mm以下とするか、又は、
Lを8以下とすれば、各々のノズルの吐出特性の差異に
よるムラが数%程度に及んでも、全く画像上問題が無い
。
【0047】殊に本実施例においては、一つの画素が複
数のノズルにより記録されることを考慮すれば、各々の
ノズルの吐出するインク滴の大きさの差異が10%程度
に及んでも問題はなく、美しい画像が得られる。
数のノズルにより記録されることを考慮すれば、各々の
ノズルの吐出するインク滴の大きさの差異が10%程度
に及んでも問題はなく、美しい画像が得られる。
【0048】さらに、上記A×Lを0.3mm以下、又
は、Lを5以下に選べば、各ノズルの吐出特性の微小な
バラツキによる画像ムラはほとんど識別し得ないものと
なり、記録ヘッドのバラツキに拘らず、きわめて美しい
画像を得ることができる。
は、Lを5以下に選べば、各ノズルの吐出特性の微小な
バラツキによる画像ムラはほとんど識別し得ないものと
なり、記録ヘッドのバラツキに拘らず、きわめて美しい
画像を得ることができる。
【0049】実施例2
図12は、本発明の記録方法を適用した第2の実施例を
示す。本実施例では、通常のシリアルプリンタと同様に
、キャリッジ50上に記録ヘッド101を設け、キャリ
ッジ50の移動に同期して記録を行う。
示す。本実施例では、通常のシリアルプリンタと同様に
、キャリッジ50上に記録ヘッド101を設け、キャリ
ッジ50の移動に同期して記録を行う。
【0050】1回のキャリッジ50の移動によりL本の
走査線が記録され、それに応じて記録紙2が矢印Aの方
向へ送られる。
走査線が記録され、それに応じて記録紙2が矢印Aの方
向へ送られる。
【0051】本実施例においても、記録の方法は実施例
1と同様である。したがって、記録ヘッド101はその
ノズル配列方向がほぼ水平に近い角度に寝かせて配置さ
れている。
1と同様である。したがって、記録ヘッド101はその
ノズル配列方向がほぼ水平に近い角度に寝かせて配置さ
れている。
【0052】実施例1の装置においては、ノズル数がき
わめて多い記録ヘッドを用いる場合には、両端部のノズ
ル先端と記録用紙2の間隔を広くせざるを得ないため、
使用し得る記録ヘッドの大きさは比較的小さなものに限
られるが、本実施例の装置においてはプラテン52を平
面にすることにより、比較的ノズル数の多い大型の記録
ヘッドであっても使用し得るという利点がある。
わめて多い記録ヘッドを用いる場合には、両端部のノズ
ル先端と記録用紙2の間隔を広くせざるを得ないため、
使用し得る記録ヘッドの大きさは比較的小さなものに限
られるが、本実施例の装置においてはプラテン52を平
面にすることにより、比較的ノズル数の多い大型の記録
ヘッドであっても使用し得るという利点がある。
【0053】一方で、ドラムの回転による方法(実施例
1)はキャリッジの移動による方法(実施例2)に比べ
て、記録用紙と記録ヘッドの相対移動速度を速めること
が容易であるため、実施例1の装置は、比較的ノズル数
が少なく高速度で駆動し得る記録ヘッドに適している。
1)はキャリッジの移動による方法(実施例2)に比べ
て、記録用紙と記録ヘッドの相対移動速度を速めること
が容易であるため、実施例1の装置は、比較的ノズル数
が少なく高速度で駆動し得る記録ヘッドに適している。
【0054】実施例3
第3の実施例では、上述した実施例1あるいは実施例2
と同様の装置を用い、各々のノズルから吐出するインク
液滴の大きさを異ならせることにより、重ね打ちの回数
を増すことなく、階調数を増すことが可能となる。
と同様の装置を用い、各々のノズルから吐出するインク
液滴の大きさを異ならせることにより、重ね打ちの回数
を増すことなく、階調数を増すことが可能となる。
【0055】例えば、図3におけるノズル1−1,2−
1,3−1,4−1について、他のノズルのほぼ2倍の
体積のインクを吐出するようにしておけば、同じ重ね打
ち数であっても、どのノズルを吐出させるかの組合せに
より、7階調の表現が可能となる。
1,3−1,4−1について、他のノズルのほぼ2倍の
体積のインクを吐出するようにしておけば、同じ重ね打
ち数であっても、どのノズルを吐出させるかの組合せに
より、7階調の表現が可能となる。
【0056】また、各ノズルの大きさを大幅に変化させ
て、各ノズルより吐出される液滴の体積について例えば
1,1/2,1/4,1/8,1/16の吐出体積比と
なるようにすれば、32階調を達成し得る。
て、各ノズルより吐出される液滴の体積について例えば
1,1/2,1/4,1/8,1/16の吐出体積比と
なるようにすれば、32階調を達成し得る。
【0057】このようなことを実施するためにはノズル
毎にインク液滴の吐出体積を異ならせておけば良く、例
えばインクジェットヘッドの方式として、熱エネルギー
によってインクに気泡を生じさせ、その気泡の生成に伴
ってインクを吐出する方式を用いる場合には、ヒーター
の発熱面の大きさおよび吐出口の開口面積を変えればよ
い。
毎にインク液滴の吐出体積を異ならせておけば良く、例
えばインクジェットヘッドの方式として、熱エネルギー
によってインクに気泡を生じさせ、その気泡の生成に伴
ってインクを吐出する方式を用いる場合には、ヒーター
の発熱面の大きさおよび吐出口の開口面積を変えればよ
い。
【0058】一般に、インク液滴の吐出体積を大きくす
るためにノズルの開口面積が大きくなるようにノズルを
設計するとノズル配列の高密度化が困難であるが、これ
まで述べた各実施例においては重ね打ちを行うので、従
来の重ね打ちを行わないものに比べて、ノズルの開口面
積を小さく設計することができるので高密度化が容易で
ある。
るためにノズルの開口面積が大きくなるようにノズルを
設計するとノズル配列の高密度化が困難であるが、これ
まで述べた各実施例においては重ね打ちを行うので、従
来の重ね打ちを行わないものに比べて、ノズルの開口面
積を小さく設計することができるので高密度化が容易で
ある。
【0059】さらに、これまで述べた各実施例において
は、比較的吐出インク液滴体積の大きいノズルに隣接し
て比較的吐出インク液滴体積の小さいノズルを配置する
ことも可能であるので、さらに高密度化は容易である。 ここで、吐出インク液滴体積をノズル毎に異ならしめる
方法としては、例えば特開昭60−27548号公報に
述べられているようにピエゾ素子により全ノズルのメニ
スカスを振動させつつ、ノズル毎に駆動のタイミングを
異ならしめて行う方法も有効である。
は、比較的吐出インク液滴体積の大きいノズルに隣接し
て比較的吐出インク液滴体積の小さいノズルを配置する
ことも可能であるので、さらに高密度化は容易である。 ここで、吐出インク液滴体積をノズル毎に異ならしめる
方法としては、例えば特開昭60−27548号公報に
述べられているようにピエゾ素子により全ノズルのメニ
スカスを振動させつつ、ノズル毎に駆動のタイミングを
異ならしめて行う方法も有効である。
【0060】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段(
例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネ
ルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録ヘ
ッド、記録装置において優れた効果をもたらすものであ
る。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が達
成できるからである。
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段(
例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エネ
ルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録ヘ
ッド、記録装置において優れた効果をもたらすものであ
る。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が達
成できるからである。
【0061】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保有
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一に対応して液体(インク)
中に気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長
,収縮の過程により吐出用開口(吐出口)を介して液体
(インク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体
(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパル
ス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359
号明細書,同第4345262号明細書に記載されてい
るようなものが適している。なお、上記熱作用面の温度
上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明細
書に記載されている条件を採用すると、さらに優れた記
録を行うことができる。
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保有
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一に対応して液体(インク)
中に気泡を形成できるので有効である。この気泡の成長
,収縮の過程により吐出用開口(吐出口)を介して液体
(インク)を吐出させて、少なくとも1つの滴を形成す
る。この駆動信号をパルス形状とすると、即時適切に気
泡の成長収縮が行われるので、特に応答性に優れた液体
(インク)の吐出が達成でき、より好ましい。このパル
ス形状の駆動信号としては、米国特許第4463359
号明細書,同第4345262号明細書に記載されてい
るようなものが適している。なお、上記熱作用面の温度
上昇率に関する発明の米国特許第4313124号明細
書に記載されている条件を採用すると、さらに優れた記
録を行うことができる。
【0062】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを吐出開口部として備えた吐出部を有する
構成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エ
ネルギの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させて設
けた構成を開示する特開昭59−138461号公報に
基いた構成としても本発明の効果は有効である。すなわ
ち、記録ヘッドの形態がどのようなものであっても、本
発明によれば記録を確実に効率よく行うことができるよ
うになるからである。
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを吐出開口部として備えた吐出部を有する
構成を開示する特開昭59−123670号公報や熱エ
ネルギの圧力波を吸収する開孔を吐出部に対応させて設
けた構成を開示する特開昭59−138461号公報に
基いた構成としても本発明の効果は有効である。すなわ
ち、記録ヘッドの形態がどのようなものであっても、本
発明によれば記録を確実に効率よく行うことができるよ
うになるからである。
【0063】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0064】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、記録に必要なインク液滴を吐出するための
熱エネルギを発生する電気熱変換体或はこれとは別の加
熱素子或はこれらの組み合わせを用いて予備加熱を行う
予備加熱手段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段
を挙げることができる。
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、記録に必要なインク液滴を吐出するための
熱エネルギを発生する電気熱変換体或はこれとは別の加
熱素子或はこれらの組み合わせを用いて予備加熱を行う
予備加熱手段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段
を挙げることができる。
【0065】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0066】また、吐出口列については1列のみならず
、複数列の構成(例えば、1列に20個の吐出口を備え
、これを4列並べた構成)とすることも可能である。
、複数列の構成(例えば、1列に20個の吐出口を備え
、これを4列並べた構成)とすることも可能である。
【0067】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものであれば、記録実行時に液体化して
使用することができるので、本発明において使用するこ
とができる。あるいはインクジェット方式では、ある場
合にはインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内に保
温されるように温度調整を行ってインクの粘性を安定吐
出範囲にあるように温度制御する。この場合には30℃
以上70℃以下で液状をなすインクを用いることができ
る。加えて、インクの固体状態から液体状態への状態変
化のエネルギとして使用せしめることで熱エネルギによ
るインク自体の昇温を積極的に防止するため、またはイ
ンクの蒸発を防止するため、加熱によって初めて液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状物又は固体状物として保持された状
態で記録に使用されてもよい。本発明においては、上述
した各インクに対して最も有効には、上述した膜沸騰を
起こさせる方式を実行することである。
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであっても、室温で軟化も
しくは液化するものであれば、記録実行時に液体化して
使用することができるので、本発明において使用するこ
とができる。あるいはインクジェット方式では、ある場
合にはインク自体を30℃以上70℃以下の範囲内に保
温されるように温度調整を行ってインクの粘性を安定吐
出範囲にあるように温度制御する。この場合には30℃
以上70℃以下で液状をなすインクを用いることができ
る。加えて、インクの固体状態から液体状態への状態変
化のエネルギとして使用せしめることで熱エネルギによ
るインク自体の昇温を積極的に防止するため、またはイ
ンクの蒸発を防止するため、加熱によって初めて液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状物又は固体状物として保持された状
態で記録に使用されてもよい。本発明においては、上述
した各インクに対して最も有効には、上述した膜沸騰を
起こさせる方式を実行することである。
【0068】さらに加えて、本発明に係わるインクジェ
ット記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処
理機器の画像出力端末として用いられるものの他、リー
ダ等と組合せた複写装置、さらには送受信機能を有する
ファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
ット記録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処
理機器の画像出力端末として用いられるものの他、リー
ダ等と組合せた複写装置、さらには送受信機能を有する
ファクシミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0069】
【発明の効果】以上述べたとおり本発明によれば、記録
ヘッドのノズル列と走査線とが斜めになるように記録ヘ
ッドを配置し、異なったインク吐出口からそれぞれ吐出
する複数のインク液滴により1画素を形成することとし
てあるので、インク吐出量のバラツキ等に起因するスジ
やムラのない高階調性画像を得ることが可能になる。さ
らに、インク吐出量の設計に大きな自由度を持つことに
なるので、インク吐出口の高密度化が容易となる。
ヘッドのノズル列と走査線とが斜めになるように記録ヘ
ッドを配置し、異なったインク吐出口からそれぞれ吐出
する複数のインク液滴により1画素を形成することとし
てあるので、インク吐出量のバラツキ等に起因するスジ
やムラのない高階調性画像を得ることが可能になる。さ
らに、インク吐出量の設計に大きな自由度を持つことに
なるので、インク吐出口の高密度化が容易となる。
【図1】本発明の一実施例によるインクジェット記録装
置を示す模式的外観図である。
置を示す模式的外観図である。
【図2】本発明の一実施例における制御部を示すブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】被記録材である記録紙と、複数のインク吐出口
(ノズル)を有する記録ヘッドとの位置関係を説明する
図である。
(ノズル)を有する記録ヘッドとの位置関係を説明する
図である。
【図4】本実施例において、1画素に複数のインク液滴
が着弾したときの状態を示す図である。
が着弾したときの状態を示す図である。
【図5】具体的なインク吐出制御の過程を示す図である
。
。
【図6】具体的なインク吐出制御の過程を示す図である
。
。
【図7】具体的なインク吐出制御の過程を示す図である
。
。
【図8】具体的なインク吐出制御の過程を示す図である
。
。
【図9】具体的なインク吐出制御の過程を示す図である
。
。
【図10】具体的なインク吐出制御の過程を示す図であ
る。
る。
【図11】具体的なインク吐出制御の過程を示す図であ
る。
る。
【図12】本発明のその他の実施例によるインクジェッ
ト記録装置を示す外観図である。
ト記録装置を示す外観図である。
2 被記録材である記録紙
4 ドラム
6 ドラム駆動装置
50 キャリッジ
52 プラテン
101 記録ヘッド
Claims (3)
- 【請求項1】 複数のインク吐出口を有する記録ヘッ
ドを用いて階調性画像を形成するインクジェット記録方
法において、被記録材上の走査方向と前記記録ヘッドの
インク吐出口配列方向とを所定の角度をもった非平行に
設定し、同一画素に対して前記記録ヘッドに含まれる個
々のインク吐出口からインク液滴を吐出させるよう前記
被記録材と前記記録ヘッドを相対的に移動させて記録す
ることを特徴とするインクジェット記録方法。 - 【請求項2】 複数個のインク液滴を所定画素内に重
ねて吐出することにより階調性を表現するインクジェッ
ト記録方法において、N個のインク吐出口をほぼ一直線
上に並べた吐出口配列を少なくとも一列有する記録ヘッ
ドを被記録材に対向して配置するにあたり、該吐出口配
列がL本の走査線にわたって対向するよう、該走査線と
前記記録ヘッドを配置し、前記記録ヘッドおよび前記被
記録材を相対的に移動させることにより、同一画素内に
対して1吐出口配列当り最大M発(M=N/L)のイン
ク液滴を当該吐出口配列を構成する異なったインク吐出
口から吐出させることを特徴とするインクジェット記録
方法。 - 【請求項3】 請求項1において、前記走査線のピッ
チをAとするときA×Lを0.5mm以下、もしくは、
Lを8以下に設定することを特徴とするインクジェット
記録方法。
Priority Applications (8)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13657491A JP3067839B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | インクジェット記録装置 |
| DE69221672T DE69221672T2 (de) | 1991-06-07 | 1992-06-04 | Farbstrahlaufzeichnungsverfahren und Vorrichtung |
| EP19920305134 EP0517521B1 (en) | 1991-06-05 | 1992-06-04 | Tone recording method using ink jet recording head |
| EP92305133A EP0517520B1 (en) | 1991-06-07 | 1992-06-04 | Ink-jet recording method and ink-jet recording apparatus |
| ES92305133T ES2104833T3 (es) | 1991-06-07 | 1992-06-04 | Metodo para impresion por chorros de tinta y aparato para la impresion por chorros de tinta. |
| ES92305134T ES2145002T3 (es) | 1991-06-05 | 1992-06-04 | Metodo de impresion en medios tonos que utiliza un cabezal de impresion por chorros de tinta. |
| AT92305133T ATE157047T1 (de) | 1991-06-07 | 1992-06-04 | Farbstrahlaufzeichnungsverfahren und vorrichtung |
| US07/894,653 US5650803A (en) | 1991-06-07 | 1992-06-05 | Ink-jet recording method and ink-jet recording apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13657491A JP3067839B2 (ja) | 1991-06-07 | 1991-06-07 | インクジェット記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04361051A true JPH04361051A (ja) | 1992-12-14 |
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|---|---|---|---|---|
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1991
- 1991-06-07 JP JP13657491A patent/JP3067839B2/ja not_active Expired - Fee Related
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|---|---|---|---|---|
| JP2021088196A (ja) * | 2021-03-10 | 2021-06-10 | 東芝テック株式会社 | インクジェットヘッド駆動装置及びインクジェットヘッド |
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