JPH0436150B2 - - Google Patents

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JPH0436150B2
JPH0436150B2 JP19357484A JP19357484A JPH0436150B2 JP H0436150 B2 JPH0436150 B2 JP H0436150B2 JP 19357484 A JP19357484 A JP 19357484A JP 19357484 A JP19357484 A JP 19357484A JP H0436150 B2 JPH0436150 B2 JP H0436150B2
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JP
Japan
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pyridyl
general formula
methylpyridine
alkanedione
compound
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JP19357484A
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JPS6169760A (ja
Inventor
Muneharu Nozawa
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Koei Chemical Co Ltd
Original Assignee
Koei Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Koei Chemical Co Ltd filed Critical Koei Chemical Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、新規な(4−ピリジル)アルカン
ジオン系化合物およびその製法に関する。さら
に詳しくは、一般式(1): (式中、RはC1〜7のアルキル基またはフエニ
ル基であり、XはCl,Brで代表されるハロゲ
ン原子を表わす)で示される(4−ピリジル)
アルカンジオン系化合物、および4−メチルピ
リジンと一般式(2): (式中、Rは前記と同じ)で示されるアシル
ハライドとを反応させることを特徴とする一般
式(1)で示される(4−ピリジル)アルカンジオ
ン系化合物の製法に関する。
一般式(1)で示される(4−ピリジル)アルカ
ンジオン系化合物は文献未載の新規化合物であ
り、医薬合成用中間体、農薬合成用中間体など
各種薬品合成用中間体として多様な用途が期待
される有用な化合物である。例えば一般式(1)で
示される(4−ピリジル)アルカンジオン系化
合物をアルカリ処理することにより、容易に一
般式(3): (式中、Rは前記と同じ)で示されるピコリ
ルケトン系化合物がえられる。このピコリルケ
トン系化合物は、心臓用治療薬を合成するため
の中間体として有用な化合物である。それゆ
え、一般式(1)で示される(4−ピリジル)アル
カンジオン系化合物は、かかるピコリルケトン
系化合物の中間体として極めて価値が高い。
[従来技術] 従来、一般式(3)で示されるピコリルケトン系
化合物の製法には、いくつかの方法が知られて
いるが、いずれも製造効率がわるい。
たとえば、ピコリンにアルキルリチウムを作
用させて生成するピコリルアニオンとアシルハ
ライドとを反応させて合成する方法(コレクシ
ヨン・チエコスロバキア・ケミカル・コミニユ
ケーシヨンズ(Collection Czechoslov.Chem.
Communs.)26,1426(1961)、収率45%)で
は、アルキルリチウムが水分、酸素などに対し
て敏感なため、不活性ガス気流下で取扱わねば
ならず、またピコリンとナトリウムとからえら
れるピコリルアニアオンとアシルハライドとを
反応させて合成する方法(特開昭50−129571号
公報)は収率が9%と低い。またピリジンと
2,6−ジクロロベンジルブロマイドよりえら
れる4級塩にアセトンを反応させて合成する方
法(ジユスチユース・リービツヒス・アナーレ
ン・デル・ヘミー(Justus Liebigs Ann.
chem.)600,176,収率57%)では、生成する
N−ベンジル−4−ピリジルアセトンを遊離の
4−ピリジルアセトンとするための反応が必要
であり、工程が長く複雑となり、経済的に不利
である。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、ピコリルケトン系化合物の収率が
低い、製造工程が長いあるいは特殊な薬品を使
用するため製造コストが高くなるなどという問
題を解決するためになさたものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、工業的に有利な一般式(3)で示
される4−ピコリルケトン系化合物の製法を開
発すべく鋭意研究を重ね、4−アルキルピリジ
ンを4級化した際に4−アルキル基のα位の水
素原子が活性になることに注目し、4−アルキ
ルピリジンについてアシル化を検討したとこ
ろ、従来法におけるような特殊な薬剤を用いる
こととなく、温和な条件で4−アルキルピリジ
ン系化合物とアシルハライドとを簡単に混合す
るという簡便な方法で、一般式(1)で示される
(4−ピリジル)アルカンジオン系化合物がえ
られ、該化合物から容易かつ高収率で4−ピコ
リルケトン系化合物を合成しうることを見出
し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、一般式(1)で示される(4
−ピリジル)アルカンジオン系化合物および4
−メチルピリジンと一般式(2)で示されるアシル
ハライドとを反応させることを特徴とする一般
式(1)で示される(4−ピリジル)アルカンジオ
ン系化合物の製法に関する。
[実施例] 本発明の新規な(4−ピリジル)アルカンジ
オン系化合物は一般式(1): (式中、Rは前記と同じ)で示され、その具
体例としては、たとえば3−(4−ピリジル)−
2,4−ペンタジオン、2−(4−ピリジル)−
1,3−ジフエニル−1,3−プロパンジオン
などがあげられる。
一般式(1)で示される化合物は、4−メチルピ
リジンと一般式(2): (式中、Xは前記と同じ)で示されるアシル
ハライド、たとえば塩化アセチル、臭化アセチ
ル、ヨウ化アセチル、塩化ブチロイル、塩化カ
プロイルなどとを反応させることにより、一般
式(1)で示される(4−ピリジル)アルカンジオ
ン系化合物および一般式(3)で示される4−ピコ
リルケトン系化合物の混合物としてえられる。
4−メチルピリジンと一般式(2)で示されるア
シルハライドとのモル比や反応温度は、とくに
限定されないが、アシルハライドに対して4−
メチルピリジンは1〜4倍モル用いるのが好ま
しく、また反応温度は−60〜100℃の範囲で行
なうのが好ましい。前記混合物の生成比は反応
条件によつて異なり、たとえば低温(約−10
℃)で4−メチルピリジンに0.4倍モルの塩化
アセチルを加えたばあいには、3−(4−ピリ
ジル)−2,4−ペンタジオンと1−(4−ピリ
ジル)−2−プロパノンの生成比は約98/2で
あり、約40℃で4−メチルピリジンに塩化アセ
チルを等モルくわえたばあいには、前記生成比
は約55/45である。
該反応における反応中間体と推定される4−
アルキルピリジンのN−アシル化合物は、本来
固状物質である。したがつてこの中間体を溶解
し、アシルクロライドに対して不活性な、たと
えばベンゼン、モノクロロベンゼン、クロロホ
ルムなどの溶媒を用いるのが好ましい。該中間
体の溶解性はベンゼン<モノクロロベンゼン<
クロロホルムの順に大きくなつており、収率も
この順で、クロロホルムを用いたばあいに最も
高くなる。
本発明の一般式(1)で示される(4−ピリジ
ル)アルカンジオン系化合物をNaOH,
KOH,Na2CO3などのアルカリ水溶液で処理
すると、容易に80%以上の高収率で一般式(3)で
示されるピコリルケトン系化合物をうることが
できる。使用するアルカリは、一般式(1)で示さ
れる化合物に対して少なくとも等モル必要であ
る。反応温度や反応時間にはとくに限定はない
が、通常0〜100℃、2〜3時間の範囲で行な
うのが好ましい。
つぎに実施例をあげて本発明をさらに詳しく
説明するが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。
実施例 1 4−メチルピリジン11.6gおよびクロロホル
ム35gからなる溶液を−20〜−10℃に冷却した
のち、撹拌しながら塩化アセチル7.8gを1時
間要して滴下した。そののち3時間で室温にも
どし、クロロホルムと未反応の4−メチルピリ
ジンを留去して濃縮した。残渣にトルエンを加
えて濾過し、結晶(4−メチルピリジン・塩酸
塩)を濾別したのち、濾液を濃縮・蒸留して
bp103℃(1mmHg)の留分7.2g(mp71〜73
℃、塩化アセチルからの収率81%)をえた。
えられた蒸留物についてNMR分析および元
素分析を行ない、3−(4−ピリジル)−2,4
−ペンタジオンであることを確認した。
分析結果はつぎのとおりである。1 H−NMR分析(δ値、ppm):1.91(6H,
s),7.26(2H,d),8.70(2H,d),16.8(H,
s) 元素分析(%):C10H11NO2 理論値:C67.78 H 6.26 N 7.90 実験値:C67.22 H 6.15 N 7.87 なおNMR分析はCDCl3溶媒でTMS内部標準
法、60MHzで行なつた。
実施例 2 4−メチルピリジン18.6gおよびクロロホル
ム32gからなる溶液を40〜45℃にしたのち、撹
拌しながら10分間を要して塩化アセチル15.7g
を滴下した。そののち60℃で3時間加熱撹拌し
た。ついで4−メチルピリジン18.6gを追加
し、クロロホルムを留去して反応液を濃縮し
た。残渣から結晶(4−メチルピリジン・塩酸
塩)を濾別したのち、濾液を濃縮・蒸留して
bp101℃(3mmHg)の留分3.8g(塩化アセチ
ルからの収率21.5%)と、bp128℃(3mmHg)
の留分4.7g(塩化アセチルからの収率17.4%)
とをえた。
えられた蒸留物についてNMR分析および元
素分析を行ない、bp128℃(3mmHg)の留分
が3−(4−ピリジル)−2,4−ペンタジオ
ン、bp101℃(3mmHg)の留分が1−(4−
ピリジル)−2−プロパノンであることを確認
した。
分析結果はつぎのとおりである。
bp128℃(3mmHg)の留分1 H−NMR分析(δ値、ppm):1.91(6H,
s),7.26(2H,d),8.70(2H,d),16.8(H,
s) 元素分析(%):C10H11NO2 理論値:C67.78 H 6.26 N 7.90 実験値:C67.39 H 6.24 N 7.91 bp128℃(3mmHg)の留分1 H−NMR分析(δ値、ppm):2.05(3H,
s),3.60(2H,S),6.95(2H,d),8.35(2H,
d) 元素分析(%):C8H9NO 理論値:C71.06 H 6.71 N10.36 実験値:C71.54 H 6.68 N10.48 なおNAMR分析は実施例1と同様の条件で
行なつた。
実施例 3 4−メチルピリジン11.6gおよびクロロホル
ム36gからなる溶液を10℃にし、撹拌しながら
1時間を要して塩化ベンゾイル14.1gを滴下
し、ひきつづき室温(25℃)で3時間撹拌し
た。ついで反応液に20%NaOH200gを加えて
室温で2時間撹拌したのち反応液を分液し、油
層で濃縮して結晶をえ、ベンゼン−n−ヘキサ
ンの容量比で2/3の溶媒から再結晶してmp123
〜125℃の結晶8g(塩化ベンゾイルからの収
率26.6%)をえた。
えられた結晶についてNMR分析および元素
分析を行ない、2−(4−ピリジル)−1,3−
ジフエニル−1,3−プロパンジオンであるこ
とを確認した。
分析結果はつぎのとおりである。1 H−NMR分析(δ値、ppm):6.7(H,s),
7.1〜8.4(12H,m),8.5(2H,d) なおNMR分析は、溶媒を(CD32SO2にし
た以外は実施例1と同様の条件で行なつた。
参考例 1 3−(4−ピリジル)−2,4−ペンタンジオ
ン17.7g、クロロホルム120gに20%水酸化ナ
トリウム20gを加え、30〜40℃で3時間撹拌し
た。そののち油層を分取し、蒸留によりbp124
〜125℃/10mmHgの1−(4−ピリジル)−2
−プロパノン12.2g(収率90.4%)をえた。
[発明の効果] 本発明の製法によると、工業的に入手容易な
出発原料を用い、効率よくかつ容易な操作で新
規な(4−ピリジル)アルカンジオン系化合物
がえられる。
またえられた(4−ピリジル)アルカンジオ
ン系化合物から、容易に4−ピコリルケトン系
化合物を合成することができ、従来の取扱いが
煩雑な原料を用いた方法や効率が非常にわるい
方法による4−ピコリルケトン系化合物に比べ
て、安価に4−ピコリルケトン系化合物がえら
れる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式(1): (式中、RはC1〜7のアルキル基またはフエニ
    ル基を表わす)で示される(4−ピリジル)ア
    ルカンジオン系化合物。 2 3−(4−ピリジル)−2,4−ペンタジオ
    ンである特許請求の範囲第1項記載の化合物。 3 2−(4−ピリジル)−1,3−ジフエニル
    −1,3−プロパンジオンである特許請求の範
    囲第1項記載の化合物。 4 4−メチルピリジンと一般式(2): (式中、RはC1〜7のアルキル基またはフエニ
    ル基であり、Xはハロゲン原子を表わす)で示
    されるアシルハライドとを反応させることを特
    徴とする一般式(1): (式中、Rは前記と同じ)で示される(4−
    ピリジル)アルカンジオン系化合物の製法。 5 一般式(2)のXが塩素原子または臭子原子で
    ある特許請求の範囲第4項記載の製法。
JP19357484A 1984-09-14 1984-09-14 (4−ピリジル)アルカンジオン系化合物およびその製法 Granted JPS6169760A (ja)

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