JPH0436199B2 - - Google Patents
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- JPH0436199B2 JPH0436199B2 JP16119886A JP16119886A JPH0436199B2 JP H0436199 B2 JPH0436199 B2 JP H0436199B2 JP 16119886 A JP16119886 A JP 16119886A JP 16119886 A JP16119886 A JP 16119886A JP H0436199 B2 JPH0436199 B2 JP H0436199B2
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は安定な懸濁系液体洗浄剤組成物、更に
詳しく言えば、優れた洗浄力及び研磨力を有し、
特に使用後の手肌の感触に優れ、かつ分散安定性
に優れた、研磨剤を含有する液体洗浄剤組成物に
関するものである。 〔従来の技術〕 従来、野菜や食器洗いなどの台所用液体洗剤は
界面活性剤の洗浄力のみを利用する組成物が主流
であつた。この種の洗浄剤は野菜類の洗浄や液状
油、半固体油などの洗浄力は優れているが、例え
ば食物の調理、或いは放置などにより変性したり
半固形化した食物や固体油、焼成油などに対する
洗浄力は比較的弱く、これらが付着した食器や料
理器具の洗浄には通常粒状、粉末状或いは液状の
磨きクレンザーが洗浄補助剤として用いられてい
た。 〔発明が解決しようとする問題点〕 他方、最近非水性研磨剤を含有する液体洗浄剤
組成物が種々提案されている。これらの洗浄剤
は、非固着性の汚れを落とす普通の洗浄力と、固
着性の汚れを除去する研磨力とを併有した好まし
いものであるが、この種の洗浄剤に於いては、研
磨力を向上する為に、研磨剤の含有量を増加させ
ると被洗物を傷つける傾向が高くなる上に、貯蔵
中にその中に含まれる研磨剤が沈澱してくるとい
う欠点がある。また、これらの欠点を改良するた
めにスメクタイト又は複鎖状構造型粘土鉱物若し
くはその両方を主成分とする粘度によつて分散安
定性を重視する組成にすると、粘度が上昇し使用
感を損なうと同時に起泡力や洗浄力の低下を免れ
ない。或いは粘土鉱物配合時に十分な剪断を加え
ない場合には分散安定性の極めて悪い組成物しか
得られず、初期の目的を達し得ない。また、脂肪
酸塩を増粘・分散安定化剤として使用すると室温
での分散安定性は向上するが、高温においてはこ
の中和物が共存する界面活性剤によつて可溶化さ
れるため、或いは中和物自身が融解するために、
著しく粘度及びチクソトロピー性が下がり、分散
安定性の極めて悪い組成物となつてしまう傾向に
あつた。 〔問題点を解決するための手段〕 このために研磨力、洗浄力、起泡力などの洗浄
特性が優れ、しかも、容器から出し易いほど低粘
度で、長時間に渡つて安定性を持続し得る研磨剤
含有洗浄剤組成物の開発が要望されていた。本発
明者らは、このような要望に答えるべく鋭意研究
を重ねた結果、下記の成分を必須成分として含有
させ、更にそのPHを4.0〜6.5に調整したものが、
優れた洗浄力、起泡力及び研磨力を有し、使用後
の手肌の感触に優れ、その粘度が2000cp以下で
非常に容器から出し易いにもかかわらず、低温は
もとより高温に於いても優れた研磨剤の分散安定
性を示すことを見出し、この知見に基づいて本発
明を完成するに至つた。 本発明に於いて、組成物が低粘度であるにも拘
わらず優れた分散安定性を持つ理由は、本発明の
洗浄剤組成物が弱酸性領域に於いて陰イオン性界
面活性剤とアミンオキシドとが強固な会合体を形
成し、そのために可溶化領域が増大し、適度な構
造粘性を有して−15℃〜+70℃という広い温度範
囲にわたつて経時的、熱的に安定な1相領域とし
て存在するスメクチツク液晶領域を形成するため
であると考えられる。 即ち本発明は、 (a) ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレ
フインスルホン酸塩及びアルカンスルホン酸塩
からなる群より選ばれる1種又は2種以上の陰
イオン性界面活性剤3〜25重量% (b) モノ直鎖アルキル第3級アミンオキシド1〜
10重量% (c) 高級脂肪酸アルカノールアミド1〜10重量% (d) 油剤0.01〜5重量% (e) 平均粒径1〜100μでモース硬さ2〜8をも
つ水不溶性研磨剤1〜25重量% を含有し、かつ(a)成分、(b)成分及び(c)成分の比率
が三角座標の点A〔(a)73:(b)20:(c)7〕、B〔(a)
20:(b)73:(c)7〕、C〔(a)11:(b)39:(c)50〕及び
D
〔(a)39:(b)11:(c)50〕で囲まれた範囲内にありか
つ組成物のPHが4.0〜6.5であることを特徴とする
研磨剤含有洗浄剤組成物を提供する。 (a)成分として用いる陰イオン性界面活性剤はポ
リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アル
キルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフインスル
ホン酸塩及びアルカンスルホン酸塩からなる群よ
り選ばれる1種又は2種以上の陰イオン性界面活
性剤の何れでも使用できるが、手肌に対するマイ
ルド感から見ると次の一般式で表わされるポリオ
キシエチレンアルキルエーテル硫酸塩 R1O(CH2CH2O)oSO3M (式中、R1は炭素数9〜15の直鎖状又は分岐
状アルキル基又はアルケニル基を示し、nは平均
で0.5から7の実数、Mはアルカリ金属、アルカ
リ土類金属、アンモニウム基又はアルカノール置
換アンモニウム基である) が好ましい。この炭素数が9未満では洗浄性能が
低く、また16以上ではすすぎ性が顕著に低下する
ばかりでなく、組成物の研磨剤が沈澱しやすくな
つて経時的安定性が損なわれる傾向にあるので好
ましくない。特に好ましい炭素数は10〜13の範囲
である。また一般式中のエチレンオキサイド付加
モル数nは、広い温度範囲にわたつて安定な液晶
相の存在する領域或いは可溶化量の増大した領域
を得るには、平均0.5〜7の範囲内にあることが
好ましい。この範囲を逸脱すると35℃以上の高温
或いは−5℃以下の低温領域でこの液晶相は存在
しにくくなるために、研磨剤の分散安定性は損な
われる傾向にある。更に0.5未満の場合は手肌に
対する刺激性を増加させる傾向にある。特に好ま
しいエチレンオキサイド付加モル数nは2.0〜5.5
の範囲である。さらに式中のMはカリウムやナト
リウムなどのアルカリ金属、又はマグネシウムや
カルシウムなどのアルカリ土類金属、アンモニウ
ム残基、ジエタノール置換アンモニウム残基やモ
ノエタノール置換アンモニウム残基などのアルカ
ノール置換アンモニウム残基である。 本発明に於ける前記(a)成分の含有量は3〜25重
量%の範囲であつて、この含有量が3重量%未満
では洗浄力・起泡力が不十分であり、また25重量
%を越えると組成物の安定性が悪くなる。好まし
い含有量は8〜12重量%の範囲である。 本発明の組成物に於いて(b)成分として用いるモ
ノ直鎖アルキル第3級アミンオキシドとしては、
次の一般式 (式中のR2は炭素数12〜14の直鎖状又は分岐
状アルキル基及びR3,R4はメチル基又はエチル
基である) で表わされるモノ直鎖アルキルジ短鎖アルキル第
3級アミンオキシドが好ましい。R2の炭素数が
12未満では組成物の洗浄性能が低く、また14を超
えると経時的安定性が損なわれるので好ましくな
い。また一般式中のR3及びR4はメチル基又はエ
チル基であり、これらは同一であつてもよいし、
互いに異なつてもよい。この第3級アミンオキシ
ドは洗浄剤組成物中1〜10重量%の割合で含有す
ることが必要であり、含有量が前記範囲を逸脱す
ると、(a)成分との組み合わせに於いての洗浄力が
低くなるか又は安定性が損なわれる。 本発明の組成物に於ける(c)成分として用いる高
級脂肪酸アルカノールアミドとしては、炭素数10
〜18の飽和或いは不飽和の脂肪酸の1種又は2種
以上の混合物と、アルカノールアミンより合成さ
れたものが好ましく、このようなものとしては、
例えばラウロイルジエタノールアミド、ココイル
ジエタノールアミド、ココイルモノエタノールア
ミドなどが挙げられ、これらのなかで特に望まし
いのはヤシ油脂肪酸又はラウリン酸のジエタノー
ルアミドである。これら高級脂肪酸アルカノール
アミドの含有量は1〜10重量%の範囲である。 本発明に於ける(d)成分として用いる油剤は、植
物油脂、動物油脂、炭化水素類、アルコール類又
はそのエステル類、アルデヒド類、果実又は果皮
オイル類、シリコーン油又はその誘導体等が好ま
しく、その具体例としては、オリーブ油、アボガ
ド油、アルモンド油、サフラワー油、大豆油、ナ
タネ油、綿実油、ゴマ油、ヒマワリ油、ツバキ
油、ヒマシ油、ヤシ油、パーム油、パーム核油、
トウモロコシ油などの植物油脂;ミンク油、卵黄
油、牛脂、豚脂、硬化油などの動物油脂;ラウリ
ン、液状ラノリン、ミツロウ、鯨ロウなどの動物
性ロウ類;ホホバ油、カルナウバロウ、キヤンデ
リラロウなどの植物性ロウ類;流動パラフイン、
パラフイン、ワセリン、スクワラン、オゾケライ
ト、セレシン、マイクロクリスタリンワツクスな
どの炭化水素類;リモネン、ピネン、カリオフイ
レン、セドレン、ミルセン、ターピノレンなどの
テルペン炭化水素類;フエニルエチルアルコー
ル、ベンジルアルコール、ゲラニオール、シトロ
ネロール、サンタロール、ラウリルアルコール、
ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、
ステアリルアルコール、オレイルアルコールなど
のC8〜18の第1級アルコール類;メントール、ボ
ルネオール、カルペオール、エチルヘキシルカル
ビノール、ペチペロールなどのC8〜18の第2級ア
ルコール類;リナロール、テルピネオール、ミル
セノール、セドロール、テトラヒドロリナロール
などの第3級アルコール類;上記アルコール類の
エステル、例えばリナリルアセテート、ポルニル
アセテート、ゲラニルアセテートなど;シトラー
ル、シトロネラールなどのC8〜18のアルデヒド
類;一般式R1COOR2(但し、R1はC7〜C21のアル
キル基又はアルケニル基、R2はC1〜C20のアルキ
ル基)で示される脂肪酸エステルなど;オレンジ
オイル、レモンオイル、ライムオイル、グレープ
フルーツオイル、マンダリンオイルなどの果実又
は果皮オイル類、変性シリコーン油などが挙げら
れる。 (d)成分は、単独或いは2種以上併用して用いら
れ、その含有量は0.01〜5重量%の範囲であつ
て、この含有量が0.01重量%未満では十分な添加
効果が得られず、一方、5重量%を超えると組成
物の安定性が悪くなる。好ましい含有量は0.05〜
2重量%の範囲である。 本発明の組成物に於ける(e)成分として用いる水
不溶性研磨剤は平均粒径が1〜100μで、モース
硬さ2〜8をもつものである。このモース硬さが
2未満では研磨力が小さすぎるため、十分な研磨
性を与えず、また8を超えると被洗物を傷つける
傾向が大きくなるので不適当である。適当な研磨
剤の例としては、めのう、石英、シリカ、アルミ
ナ、珪藻土、パーライト、長石、アルミノ珪酸
塩、水酸化アルミニウム、エメリー、ドロマイ
ト、酸化マグネシウム、酸化チタン、炭化珪素、
ポリスチレン、ポリアクリレート、ナイロンなど
のプラスチツクの粉末、砂などの天然粉砕物など
を挙げることができる。これらは単独で用いても
よいし、また2種以上を組み合わせて用いてもよ
い。この研磨剤の粒径は1μ未満のものであると
研磨力が極めて低く、また、余り大きすぎるとス
テンレス、ガラス等の基材に対する傷つけ性が生
じるので好ましくない。本発明の組成物に於いて
の、前記非水溶性研磨剤の含有量は1〜25重量%
の範囲であつて、この含有量は1重量%未満では
研磨力が不十分であり、また25重量%を超えると
洗浄剤組成物の粘度が上昇してしまい、容器から
の出し易さなどの使用感を損なうので好ましくな
い。好ましい含有量は5〜15重量%の範囲であ
る。 本発明における組成物中の(a)成分と(b)成分及び
(c)成分の比率は添付図面第1図に示す三角座標の
点A〔(a)73:(b)20:(c)7〕、B〔(a)20:(b)73:(c)
7〕、C〔(a)11:(b)39:(c)50〕及びD〔(a)39:(b)
11:(c)50〕で囲まれた範囲内であり、この範囲を
逸脱すると研磨剤の分散安定性を損なう傾向にあ
る。このことは上記成分の成分比と粘度及び状態
図に基づいて容易に説明することができる。第1
図は本発明の範囲を示すもので外側の四辺形が(a)
成分と(b)成分及び(c)成分の比率が上記特許請求の
範囲を満たす範囲である。又第2図及び第3図は
それぞれ20℃,PH4.0〜6.5での、(a)成分と(b)成分
及び(c)成分の比率と安定な可溶化領域が増大した
相又は適度な構造粘性を持つた経時的・熱的に安
定な領域、つまり−15℃〜+70℃の広い温度範囲
にわたつて安定な1相領域として存在するスメク
チツク液晶相が得られる領域を示す状態図及び粘
度との関係を示す図である。第2図に於いて安定
な可溶化領域が増大した相又は適度な構造粘性を
持つた経時的・熱的に安定なスメクチツク液晶相
を示す領域(図中及びL.C.で示される領域)と
第3図に於いて適度な粘度(800〜2000cp)を示
す領域が重複する部分が第図に於ける本発明の
特徴とする範囲の領域である。尚、第2図のは
液−液2相系、第3図の数字は粘度(cp/20℃)
である。つまり、より低粘度で使用感を重視した
組成のみを得ようとして(a)成分の比率の高い組成
にすれば、分散媒自体が熱力学的に不安定にな
り、分散安定性を損なう組成になつてしまい、ま
た分散安定性のみを重視して(b)及び(c)成分の比率
の高い組成にすれば粘度が高すぎるため使用感を
損ない、さらには起泡力も劣る組成となつてしま
う。 好ましくは(a),(b)及び(c)成分の比率が、三角座
標の点〔(a)73:(b)20:(c)7〕、E〔(a)55:(b)38:(
c)
7〕、F〔(a)55:(b)25:(c)20〕、G〔(a)50:(b)25
:(c)
25〕及びH〔(a)50:(b)14:(c)36〕で囲まれた範囲
内であり、この範囲では洗浄後のすすぎ性、仕上
がり性の面において特に優れた組成物が得られ
る。 また、本発明における組成物のPHは4.0〜6.5で
あり、このPHが4.0未満であると皮膚に対する刺
激性、及びガラス食器の洗浄後に撥水性が残るな
どの仕上がりに対する問題や洗浄剤組成物の粘度
が上昇してしまい、容器からの出し易さなどの使
用感を損なうので好ましくない。また、PHが6.5
を超えると構造粘性を失い、分散安定性を損なう
ので好ましくない。分散安定性、皮膚に対する低
刺激性、すすぎ性の点から好ましいPHは5.0〜6.5
の範囲である。 本発明の組成物は、水を媒体として液剤化さ
れ、適度な使用感を与える粘度、例えば室温で
800〜2000cpになるように調製される。 また、本発明の組成物には、炭素数1〜6の短
鎖脂肪族カルボン酸、オキシ酸もしくはその酸性
塩、酸性アミノ酸もしくはその酸性塩、芳香族カ
ルボン酸、ニコチン酸、カイニン酸、ソルビン
酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸及
びピロリドンカルボン酸群から選ばれる1種また
は2種以上の有機酸もしくはその塩を配合すれば
より安定で低粘度な組成物が得られる。酒石酸、
リンゴ酸、クエン酸などのようなオキシカルボン
酸が特に好ましい。配合量は0.05〜10重量%、特
に0.5〜5重量%が適当である。 また、本発明の組成物には、目的とする性能を
損じない範囲で、通常の液体洗浄剤組成物に用い
られている他の任意成分、例えば多価アルコール
などのハイドロトロープ剤、硫酸や、塩酸の無機
塩などの粘度調節剤、泡質改良剤としてアルケニ
ルコハク酸、グリセリン、ソルビトールや、香
料、色素、防腐、防かび剤、又は他の界面活性剤
や感触向上剤としてカチオン化セルロースなどの
高分子物質などを、所望に応じて添加することが
できる。 尚、本組成物の分散安定性は、容器の材質に影
響されず、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
プロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフ
タレートなどのプラスチツク製容器及びガラス製
容器などのいかなる容器でも使用可能である。 〔発明の効果〕 本発明の洗浄剤組成物は、容器から出し易いな
ど極めて使い易いものであるばかりでなく、従来
知られているこの種の洗浄剤の種々の欠点が解消
され、優れた洗浄力とすすぎ性、研磨力及び分散
安定性を有し、かつ皮膚に対する刺激性も穏やか
で、使用後の手肌に良好な感触を与える実用的価
値の高い研磨剤含有洗浄剤組成物である。 〔実施例〕 次に、実施例によつて本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例によつて限定さ
れるものではない。 実施例 1 表1に示す組成物を調製し、各組成物の洗浄
力、起泡力、粘度、保存安定性及び容器からの出
し易さ、使用後の手の感触を調べた。各例中に於
ける洗浄剤組成物の各種性能の測定及び評価は次
のようにして行つた。 <試験法> (洗浄力) 牛脂に指示薬としてスダン(赤色色素)を
0.1重量%添加し、この5gを磁性の皿(直径25cm)
に塗付したものを洗剤、水をしみこませたスポン
ジでこすり洗いし、もはや皿より牛脂が清浄にと
れなくなるまでの洗浄された皿の枚数をもつて示
す。 (起泡力) 汚れ成分として市販のバターを洗浄濃度0.5重
量%の洗剤溶液に0.1重量%添加したときの起泡
力を測定する。測定法は直径5cmのガラス円筒に
バターを添加した上記洗剤溶液を入れ、5分間回
転攪拌を行い、停止後の泡高を測定する。 (粘度) 各組成物を20℃に保つた粘度ビーカーに入れ、
B型粘度計(ローターNo.3、2000cpを超えると
きはローターNo.4;回転数60rpm)を用いて測定
する。 (保存安定性) 各組成物100mlを内径40mm、高さ70mmの100mlガ
ラス瓶に採取し、密栓後で3か月保存したときの
外観を肉眼観察する。このときの判定基準は以下
の通りとする。 ○…分離せず(安定) △…やや分離する ×…完全に分離する (容器からの出し易さ) 各組成物の市販の台所用洗剤の容器(600ml)
に150ml充填したものを、角度45°の傾斜をつけた
支持台に固定し、荷重2Kgの鉛のおもりを載せた
ときに容器キヤツプ(口径3.0mm)からでる組成
物の重量を測定した。このときの判定基準は以下
の通りである。 ○…7.0g以上 −出し易い △…3.0g以上7.0未満 −やや出し易い ×…3.0g未満 −出しにくい (使用後の手の感触) 主婦10名に実際に家庭で使つてもらい、次のよ
うに評価してもらつた。 評価法 +2…非常に良好 +1……良好 0…どちらとも言えない −1…悪い −2…非常に悪い
詳しく言えば、優れた洗浄力及び研磨力を有し、
特に使用後の手肌の感触に優れ、かつ分散安定性
に優れた、研磨剤を含有する液体洗浄剤組成物に
関するものである。 〔従来の技術〕 従来、野菜や食器洗いなどの台所用液体洗剤は
界面活性剤の洗浄力のみを利用する組成物が主流
であつた。この種の洗浄剤は野菜類の洗浄や液状
油、半固体油などの洗浄力は優れているが、例え
ば食物の調理、或いは放置などにより変性したり
半固形化した食物や固体油、焼成油などに対する
洗浄力は比較的弱く、これらが付着した食器や料
理器具の洗浄には通常粒状、粉末状或いは液状の
磨きクレンザーが洗浄補助剤として用いられてい
た。 〔発明が解決しようとする問題点〕 他方、最近非水性研磨剤を含有する液体洗浄剤
組成物が種々提案されている。これらの洗浄剤
は、非固着性の汚れを落とす普通の洗浄力と、固
着性の汚れを除去する研磨力とを併有した好まし
いものであるが、この種の洗浄剤に於いては、研
磨力を向上する為に、研磨剤の含有量を増加させ
ると被洗物を傷つける傾向が高くなる上に、貯蔵
中にその中に含まれる研磨剤が沈澱してくるとい
う欠点がある。また、これらの欠点を改良するた
めにスメクタイト又は複鎖状構造型粘土鉱物若し
くはその両方を主成分とする粘度によつて分散安
定性を重視する組成にすると、粘度が上昇し使用
感を損なうと同時に起泡力や洗浄力の低下を免れ
ない。或いは粘土鉱物配合時に十分な剪断を加え
ない場合には分散安定性の極めて悪い組成物しか
得られず、初期の目的を達し得ない。また、脂肪
酸塩を増粘・分散安定化剤として使用すると室温
での分散安定性は向上するが、高温においてはこ
の中和物が共存する界面活性剤によつて可溶化さ
れるため、或いは中和物自身が融解するために、
著しく粘度及びチクソトロピー性が下がり、分散
安定性の極めて悪い組成物となつてしまう傾向に
あつた。 〔問題点を解決するための手段〕 このために研磨力、洗浄力、起泡力などの洗浄
特性が優れ、しかも、容器から出し易いほど低粘
度で、長時間に渡つて安定性を持続し得る研磨剤
含有洗浄剤組成物の開発が要望されていた。本発
明者らは、このような要望に答えるべく鋭意研究
を重ねた結果、下記の成分を必須成分として含有
させ、更にそのPHを4.0〜6.5に調整したものが、
優れた洗浄力、起泡力及び研磨力を有し、使用後
の手肌の感触に優れ、その粘度が2000cp以下で
非常に容器から出し易いにもかかわらず、低温は
もとより高温に於いても優れた研磨剤の分散安定
性を示すことを見出し、この知見に基づいて本発
明を完成するに至つた。 本発明に於いて、組成物が低粘度であるにも拘
わらず優れた分散安定性を持つ理由は、本発明の
洗浄剤組成物が弱酸性領域に於いて陰イオン性界
面活性剤とアミンオキシドとが強固な会合体を形
成し、そのために可溶化領域が増大し、適度な構
造粘性を有して−15℃〜+70℃という広い温度範
囲にわたつて経時的、熱的に安定な1相領域とし
て存在するスメクチツク液晶領域を形成するため
であると考えられる。 即ち本発明は、 (a) ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸
塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オレ
フインスルホン酸塩及びアルカンスルホン酸塩
からなる群より選ばれる1種又は2種以上の陰
イオン性界面活性剤3〜25重量% (b) モノ直鎖アルキル第3級アミンオキシド1〜
10重量% (c) 高級脂肪酸アルカノールアミド1〜10重量% (d) 油剤0.01〜5重量% (e) 平均粒径1〜100μでモース硬さ2〜8をも
つ水不溶性研磨剤1〜25重量% を含有し、かつ(a)成分、(b)成分及び(c)成分の比率
が三角座標の点A〔(a)73:(b)20:(c)7〕、B〔(a)
20:(b)73:(c)7〕、C〔(a)11:(b)39:(c)50〕及び
D
〔(a)39:(b)11:(c)50〕で囲まれた範囲内にありか
つ組成物のPHが4.0〜6.5であることを特徴とする
研磨剤含有洗浄剤組成物を提供する。 (a)成分として用いる陰イオン性界面活性剤はポ
リオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アル
キルベンゼンスルホン酸塩、α−オレフインスル
ホン酸塩及びアルカンスルホン酸塩からなる群よ
り選ばれる1種又は2種以上の陰イオン性界面活
性剤の何れでも使用できるが、手肌に対するマイ
ルド感から見ると次の一般式で表わされるポリオ
キシエチレンアルキルエーテル硫酸塩 R1O(CH2CH2O)oSO3M (式中、R1は炭素数9〜15の直鎖状又は分岐
状アルキル基又はアルケニル基を示し、nは平均
で0.5から7の実数、Mはアルカリ金属、アルカ
リ土類金属、アンモニウム基又はアルカノール置
換アンモニウム基である) が好ましい。この炭素数が9未満では洗浄性能が
低く、また16以上ではすすぎ性が顕著に低下する
ばかりでなく、組成物の研磨剤が沈澱しやすくな
つて経時的安定性が損なわれる傾向にあるので好
ましくない。特に好ましい炭素数は10〜13の範囲
である。また一般式中のエチレンオキサイド付加
モル数nは、広い温度範囲にわたつて安定な液晶
相の存在する領域或いは可溶化量の増大した領域
を得るには、平均0.5〜7の範囲内にあることが
好ましい。この範囲を逸脱すると35℃以上の高温
或いは−5℃以下の低温領域でこの液晶相は存在
しにくくなるために、研磨剤の分散安定性は損な
われる傾向にある。更に0.5未満の場合は手肌に
対する刺激性を増加させる傾向にある。特に好ま
しいエチレンオキサイド付加モル数nは2.0〜5.5
の範囲である。さらに式中のMはカリウムやナト
リウムなどのアルカリ金属、又はマグネシウムや
カルシウムなどのアルカリ土類金属、アンモニウ
ム残基、ジエタノール置換アンモニウム残基やモ
ノエタノール置換アンモニウム残基などのアルカ
ノール置換アンモニウム残基である。 本発明に於ける前記(a)成分の含有量は3〜25重
量%の範囲であつて、この含有量が3重量%未満
では洗浄力・起泡力が不十分であり、また25重量
%を越えると組成物の安定性が悪くなる。好まし
い含有量は8〜12重量%の範囲である。 本発明の組成物に於いて(b)成分として用いるモ
ノ直鎖アルキル第3級アミンオキシドとしては、
次の一般式 (式中のR2は炭素数12〜14の直鎖状又は分岐
状アルキル基及びR3,R4はメチル基又はエチル
基である) で表わされるモノ直鎖アルキルジ短鎖アルキル第
3級アミンオキシドが好ましい。R2の炭素数が
12未満では組成物の洗浄性能が低く、また14を超
えると経時的安定性が損なわれるので好ましくな
い。また一般式中のR3及びR4はメチル基又はエ
チル基であり、これらは同一であつてもよいし、
互いに異なつてもよい。この第3級アミンオキシ
ドは洗浄剤組成物中1〜10重量%の割合で含有す
ることが必要であり、含有量が前記範囲を逸脱す
ると、(a)成分との組み合わせに於いての洗浄力が
低くなるか又は安定性が損なわれる。 本発明の組成物に於ける(c)成分として用いる高
級脂肪酸アルカノールアミドとしては、炭素数10
〜18の飽和或いは不飽和の脂肪酸の1種又は2種
以上の混合物と、アルカノールアミンより合成さ
れたものが好ましく、このようなものとしては、
例えばラウロイルジエタノールアミド、ココイル
ジエタノールアミド、ココイルモノエタノールア
ミドなどが挙げられ、これらのなかで特に望まし
いのはヤシ油脂肪酸又はラウリン酸のジエタノー
ルアミドである。これら高級脂肪酸アルカノール
アミドの含有量は1〜10重量%の範囲である。 本発明に於ける(d)成分として用いる油剤は、植
物油脂、動物油脂、炭化水素類、アルコール類又
はそのエステル類、アルデヒド類、果実又は果皮
オイル類、シリコーン油又はその誘導体等が好ま
しく、その具体例としては、オリーブ油、アボガ
ド油、アルモンド油、サフラワー油、大豆油、ナ
タネ油、綿実油、ゴマ油、ヒマワリ油、ツバキ
油、ヒマシ油、ヤシ油、パーム油、パーム核油、
トウモロコシ油などの植物油脂;ミンク油、卵黄
油、牛脂、豚脂、硬化油などの動物油脂;ラウリ
ン、液状ラノリン、ミツロウ、鯨ロウなどの動物
性ロウ類;ホホバ油、カルナウバロウ、キヤンデ
リラロウなどの植物性ロウ類;流動パラフイン、
パラフイン、ワセリン、スクワラン、オゾケライ
ト、セレシン、マイクロクリスタリンワツクスな
どの炭化水素類;リモネン、ピネン、カリオフイ
レン、セドレン、ミルセン、ターピノレンなどの
テルペン炭化水素類;フエニルエチルアルコー
ル、ベンジルアルコール、ゲラニオール、シトロ
ネロール、サンタロール、ラウリルアルコール、
ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、
ステアリルアルコール、オレイルアルコールなど
のC8〜18の第1級アルコール類;メントール、ボ
ルネオール、カルペオール、エチルヘキシルカル
ビノール、ペチペロールなどのC8〜18の第2級ア
ルコール類;リナロール、テルピネオール、ミル
セノール、セドロール、テトラヒドロリナロール
などの第3級アルコール類;上記アルコール類の
エステル、例えばリナリルアセテート、ポルニル
アセテート、ゲラニルアセテートなど;シトラー
ル、シトロネラールなどのC8〜18のアルデヒド
類;一般式R1COOR2(但し、R1はC7〜C21のアル
キル基又はアルケニル基、R2はC1〜C20のアルキ
ル基)で示される脂肪酸エステルなど;オレンジ
オイル、レモンオイル、ライムオイル、グレープ
フルーツオイル、マンダリンオイルなどの果実又
は果皮オイル類、変性シリコーン油などが挙げら
れる。 (d)成分は、単独或いは2種以上併用して用いら
れ、その含有量は0.01〜5重量%の範囲であつ
て、この含有量が0.01重量%未満では十分な添加
効果が得られず、一方、5重量%を超えると組成
物の安定性が悪くなる。好ましい含有量は0.05〜
2重量%の範囲である。 本発明の組成物に於ける(e)成分として用いる水
不溶性研磨剤は平均粒径が1〜100μで、モース
硬さ2〜8をもつものである。このモース硬さが
2未満では研磨力が小さすぎるため、十分な研磨
性を与えず、また8を超えると被洗物を傷つける
傾向が大きくなるので不適当である。適当な研磨
剤の例としては、めのう、石英、シリカ、アルミ
ナ、珪藻土、パーライト、長石、アルミノ珪酸
塩、水酸化アルミニウム、エメリー、ドロマイ
ト、酸化マグネシウム、酸化チタン、炭化珪素、
ポリスチレン、ポリアクリレート、ナイロンなど
のプラスチツクの粉末、砂などの天然粉砕物など
を挙げることができる。これらは単独で用いても
よいし、また2種以上を組み合わせて用いてもよ
い。この研磨剤の粒径は1μ未満のものであると
研磨力が極めて低く、また、余り大きすぎるとス
テンレス、ガラス等の基材に対する傷つけ性が生
じるので好ましくない。本発明の組成物に於いて
の、前記非水溶性研磨剤の含有量は1〜25重量%
の範囲であつて、この含有量は1重量%未満では
研磨力が不十分であり、また25重量%を超えると
洗浄剤組成物の粘度が上昇してしまい、容器から
の出し易さなどの使用感を損なうので好ましくな
い。好ましい含有量は5〜15重量%の範囲であ
る。 本発明における組成物中の(a)成分と(b)成分及び
(c)成分の比率は添付図面第1図に示す三角座標の
点A〔(a)73:(b)20:(c)7〕、B〔(a)20:(b)73:(c)
7〕、C〔(a)11:(b)39:(c)50〕及びD〔(a)39:(b)
11:(c)50〕で囲まれた範囲内であり、この範囲を
逸脱すると研磨剤の分散安定性を損なう傾向にあ
る。このことは上記成分の成分比と粘度及び状態
図に基づいて容易に説明することができる。第1
図は本発明の範囲を示すもので外側の四辺形が(a)
成分と(b)成分及び(c)成分の比率が上記特許請求の
範囲を満たす範囲である。又第2図及び第3図は
それぞれ20℃,PH4.0〜6.5での、(a)成分と(b)成分
及び(c)成分の比率と安定な可溶化領域が増大した
相又は適度な構造粘性を持つた経時的・熱的に安
定な領域、つまり−15℃〜+70℃の広い温度範囲
にわたつて安定な1相領域として存在するスメク
チツク液晶相が得られる領域を示す状態図及び粘
度との関係を示す図である。第2図に於いて安定
な可溶化領域が増大した相又は適度な構造粘性を
持つた経時的・熱的に安定なスメクチツク液晶相
を示す領域(図中及びL.C.で示される領域)と
第3図に於いて適度な粘度(800〜2000cp)を示
す領域が重複する部分が第図に於ける本発明の
特徴とする範囲の領域である。尚、第2図のは
液−液2相系、第3図の数字は粘度(cp/20℃)
である。つまり、より低粘度で使用感を重視した
組成のみを得ようとして(a)成分の比率の高い組成
にすれば、分散媒自体が熱力学的に不安定にな
り、分散安定性を損なう組成になつてしまい、ま
た分散安定性のみを重視して(b)及び(c)成分の比率
の高い組成にすれば粘度が高すぎるため使用感を
損ない、さらには起泡力も劣る組成となつてしま
う。 好ましくは(a),(b)及び(c)成分の比率が、三角座
標の点〔(a)73:(b)20:(c)7〕、E〔(a)55:(b)38:(
c)
7〕、F〔(a)55:(b)25:(c)20〕、G〔(a)50:(b)25
:(c)
25〕及びH〔(a)50:(b)14:(c)36〕で囲まれた範囲
内であり、この範囲では洗浄後のすすぎ性、仕上
がり性の面において特に優れた組成物が得られ
る。 また、本発明における組成物のPHは4.0〜6.5で
あり、このPHが4.0未満であると皮膚に対する刺
激性、及びガラス食器の洗浄後に撥水性が残るな
どの仕上がりに対する問題や洗浄剤組成物の粘度
が上昇してしまい、容器からの出し易さなどの使
用感を損なうので好ましくない。また、PHが6.5
を超えると構造粘性を失い、分散安定性を損なう
ので好ましくない。分散安定性、皮膚に対する低
刺激性、すすぎ性の点から好ましいPHは5.0〜6.5
の範囲である。 本発明の組成物は、水を媒体として液剤化さ
れ、適度な使用感を与える粘度、例えば室温で
800〜2000cpになるように調製される。 また、本発明の組成物には、炭素数1〜6の短
鎖脂肪族カルボン酸、オキシ酸もしくはその酸性
塩、酸性アミノ酸もしくはその酸性塩、芳香族カ
ルボン酸、ニコチン酸、カイニン酸、ソルビン
酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸及
びピロリドンカルボン酸群から選ばれる1種また
は2種以上の有機酸もしくはその塩を配合すれば
より安定で低粘度な組成物が得られる。酒石酸、
リンゴ酸、クエン酸などのようなオキシカルボン
酸が特に好ましい。配合量は0.05〜10重量%、特
に0.5〜5重量%が適当である。 また、本発明の組成物には、目的とする性能を
損じない範囲で、通常の液体洗浄剤組成物に用い
られている他の任意成分、例えば多価アルコール
などのハイドロトロープ剤、硫酸や、塩酸の無機
塩などの粘度調節剤、泡質改良剤としてアルケニ
ルコハク酸、グリセリン、ソルビトールや、香
料、色素、防腐、防かび剤、又は他の界面活性剤
や感触向上剤としてカチオン化セルロースなどの
高分子物質などを、所望に応じて添加することが
できる。 尚、本組成物の分散安定性は、容器の材質に影
響されず、ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリ
プロピレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフ
タレートなどのプラスチツク製容器及びガラス製
容器などのいかなる容器でも使用可能である。 〔発明の効果〕 本発明の洗浄剤組成物は、容器から出し易いな
ど極めて使い易いものであるばかりでなく、従来
知られているこの種の洗浄剤の種々の欠点が解消
され、優れた洗浄力とすすぎ性、研磨力及び分散
安定性を有し、かつ皮膚に対する刺激性も穏やか
で、使用後の手肌に良好な感触を与える実用的価
値の高い研磨剤含有洗浄剤組成物である。 〔実施例〕 次に、実施例によつて本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明はこれら実施例によつて限定さ
れるものではない。 実施例 1 表1に示す組成物を調製し、各組成物の洗浄
力、起泡力、粘度、保存安定性及び容器からの出
し易さ、使用後の手の感触を調べた。各例中に於
ける洗浄剤組成物の各種性能の測定及び評価は次
のようにして行つた。 <試験法> (洗浄力) 牛脂に指示薬としてスダン(赤色色素)を
0.1重量%添加し、この5gを磁性の皿(直径25cm)
に塗付したものを洗剤、水をしみこませたスポン
ジでこすり洗いし、もはや皿より牛脂が清浄にと
れなくなるまでの洗浄された皿の枚数をもつて示
す。 (起泡力) 汚れ成分として市販のバターを洗浄濃度0.5重
量%の洗剤溶液に0.1重量%添加したときの起泡
力を測定する。測定法は直径5cmのガラス円筒に
バターを添加した上記洗剤溶液を入れ、5分間回
転攪拌を行い、停止後の泡高を測定する。 (粘度) 各組成物を20℃に保つた粘度ビーカーに入れ、
B型粘度計(ローターNo.3、2000cpを超えると
きはローターNo.4;回転数60rpm)を用いて測定
する。 (保存安定性) 各組成物100mlを内径40mm、高さ70mmの100mlガ
ラス瓶に採取し、密栓後で3か月保存したときの
外観を肉眼観察する。このときの判定基準は以下
の通りとする。 ○…分離せず(安定) △…やや分離する ×…完全に分離する (容器からの出し易さ) 各組成物の市販の台所用洗剤の容器(600ml)
に150ml充填したものを、角度45°の傾斜をつけた
支持台に固定し、荷重2Kgの鉛のおもりを載せた
ときに容器キヤツプ(口径3.0mm)からでる組成
物の重量を測定した。このときの判定基準は以下
の通りである。 ○…7.0g以上 −出し易い △…3.0g以上7.0未満 −やや出し易い ×…3.0g未満 −出しにくい (使用後の手の感触) 主婦10名に実際に家庭で使つてもらい、次のよ
うに評価してもらつた。 評価法 +2…非常に良好 +1……良好 0…どちらとも言えない −1…悪い −2…非常に悪い
【表】
【表】
実施例 2
表2に示す組成物を調製し洗浄力、起泡力、粘
度、保存安定性及び容器からの出し易さを調べ
た。このとき容器からの出し易さにつていは、主
婦30名に実際に家庭で使つてもらい、次のように
評価してもらつた。 (評価法) +2…非常に出し易い +1…出し易い 0…どちらともいえない −1…やや出しにくい −2…出しにくい
度、保存安定性及び容器からの出し易さを調べ
た。このとき容器からの出し易さにつていは、主
婦30名に実際に家庭で使つてもらい、次のように
評価してもらつた。 (評価法) +2…非常に出し易い +1…出し易い 0…どちらともいえない −1…やや出しにくい −2…出しにくい
【表】
第1図は本発明のa成分、b成分、c成分の比
率を示す図、第2図はa,b,cの三成分系での
相平衡図、第3図はa,b,cの三成分系の20℃
での等粘度曲線図を示す。
率を示す図、第2図はa,b,cの三成分系での
相平衡図、第3図はa,b,cの三成分系の20℃
での等粘度曲線図を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫
酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、α−オ
レフインスルホン酸塩及びアルカンスルホン酸
塩からなる群より選ばれる1種又は2種以上の
陰イオン性界面活性剤3〜25重量% (b) モノ直鎖アルキル第3級アミンオキシド1〜
10重量% (c) 高級脂肪酸アルカノールアミド1〜10重量% (d) 油剤0.01〜5重量% (e) 平均粒径1〜100μでモース硬さ2〜8をも
つ水不溶性研磨剤1〜25重量% を含有し、かつ(a)成分、(b)成分及び(c)成分の比率
が三角座標の点A〔(a)73:(b)20:(c)7、B〔(a)20:
(b)73:(c)7〕、C〔(a)11:(b)39:(c)50〕及びD〔(
a)
39:(b)11:(c)50〕で囲まれた範囲内にありかつ組
成物のPHが4.0〜6.5であることを特徴とする研磨
剤含有洗浄剤組成物。 2 (a)成分が一般式()で表わされるポリオキ
シエチレンアルキルエーテル硫酸塩である特許請
求の範囲第1項記載の研磨剤含有洗浄剤組成物。 R1O(CH2CH2O)oSO3M () (式中、R1は炭素数9〜15の直鎖状又は分岐
状アルキル基又はアルケニル基を示し、nは平均
で0.5から7の実数、Mはアルカリ金属、アルカ
リ土類金属、アンモニウム基又はアルカノール置
換アンモニウム基である) 3 (d)成分が植物油脂、動物油脂、炭化水素類、
アルコール類又はそのエステル類、アルデヒド
類、果実又は果皮オイル類、シリコーン油又はそ
の誘導体からなる群より選ばれた1種又は2種以
上のものである特許請求の範囲第1項記載の研磨
剤含有洗浄剤組成物。 4 (a),(b)及び(c)成分の比率が、三角座標の点A
〔(a)73:(b)20:(c)7〕、E〔(a)55:(b)38:(c)7〕
、F
〔(a)55:(b)25:(c)20〕、G〔(a)50:(b)25:(c)25〕
及
びH〔(a)50:(b)14:(c)36〕で囲まれた範囲内にあ
る特許請求の範囲第1項記載の研磨剤含有洗浄剤
組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16119886A JPS6318000A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 研磨剤含有洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16119886A JPS6318000A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 研磨剤含有洗浄剤組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6318000A JPS6318000A (ja) | 1988-01-25 |
| JPH0436199B2 true JPH0436199B2 (ja) | 1992-06-15 |
Family
ID=15730450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16119886A Granted JPS6318000A (ja) | 1986-07-09 | 1986-07-09 | 研磨剤含有洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6318000A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4676902B2 (ja) * | 2006-03-02 | 2011-04-27 | 株式会社マンダム | ワックス状乳化型整髪剤 |
-
1986
- 1986-07-09 JP JP16119886A patent/JPS6318000A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6318000A (ja) | 1988-01-25 |
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