JPH04362546A - 光記録媒体の製造方法 - Google Patents

光記録媒体の製造方法

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JPH04362546A
JPH04362546A JP16244791A JP16244791A JPH04362546A JP H04362546 A JPH04362546 A JP H04362546A JP 16244791 A JP16244791 A JP 16244791A JP 16244791 A JP16244791 A JP 16244791A JP H04362546 A JPH04362546 A JP H04362546A
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Eiichi Hashimoto
橋本 ▲えい▼一
Kimio Kinoshita
木下 公夫
Tadanori Nakatani
中谷 忠則
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1枚が記録
部を有する2枚の基板が接着されてなる貼り合わせタイ
プの光記録媒体の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】光記録媒体には、1枚の記録媒体からな
る単板タイプのものやおおよそ同様に形成された記録部
を有する2枚の基板が、または該基板と保護用平板の単
なる基板とが接着層を介し基板を外側にして記録部(ビ
ット層)が内側になるように積層されてなる貼り合わせ
タイプのものがある。前記貼り合わせタイプの光記録媒
体は、例えば基板上の記録層の上もしくは記録層上に形
成された保護層の上にホットメルト樹脂などからなる接
着剤を塗布し、このように接着剤が塗布された2枚の基
板を接着剤塗布側を向かい合わせてプレス装置の2つの
押圧板間に配設し、該押圧板によって2枚の基板を外側
(基板側)から押圧して貼り合わせることによって作成
される。
【0003】しかし、前記プレス装置の押圧板は、通常
、硬質材料によって形成されている。このような硬い押
圧板に直接基板を挟み込んで圧力を加えると、押圧板の
凹凸や付着塵などの異物により基板表面が傷つきやすい
。また、このような硬質材料による押圧は押圧板に弾性
力がなく、一般に記録媒体の基板は必ずしも厚さが均一
ではなく、例えば射出成形により形成された基板は外周
部分がミクロンオーダーで厚くなっていたりあるいはバ
リが生じたりしていて厚さが均一ではなく、従ってプレ
ス装置で押圧する際基板上における圧力分布が不均一と
なりやすい。このため、接着状態が不均一となり2つの
基板の接着状態が不良となりやすい。すなわち、前記圧
力分布が不均一になると、接着力が充分でない箇所がで
き、経時の加速テストの目的で高温、高湿(例えば、8
0℃、90%RH)下においた場合、光記録媒体の一部
が剥がれてしまうことがある。
【0004】この問題を解決するため、両基板の外側に
弾性シートを配して押圧を行うことが提案されている(
特開平1−133238号公報参照)。しかしながら、
弾性シートを介しても押圧時に弾性シートの変形で均一
押圧に難点がある場合があり、また押圧時の抵抗が大き
いため大きな押圧力を必要とし、記録媒体の変形、記録
膜の損傷をひき起こす場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、押圧時の抵
抗が小さく、低圧下で均一な押圧により、機械特性の優
れた貼り合わせタイプの光記録媒体の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも1
枚が記録部を有する2枚の基板を記録部が内側になるよ
うに重ね、それらの間に接着剤を介在させて押圧するこ
とにより貼り合わせる光記録媒体の製造方法において、
前記両基板の押圧を、両基板の外側に配した空孔率50
〜90%、気孔径20〜200μmである弾性シートを
介して行うことを特徴とする光記録媒体の製造方法であ
る。
【0007】本発明が適用される光記録媒体は、樹脂な
どからなる基板上に公知のビットが形成された記録媒体
からなるビットタイプの光記録媒体や、基板上に熱的記
録層が形成された記録媒体からなりレーザー光などの照
射によりバブルを形成し、反射光の変化でレベル変動を
検知するバブルタイプの光記録媒体や、基板上に光磁気
記録層が形成された光磁気記録媒体などである。
【0008】そして、本発明の光記録媒体は、少なくと
も1方が前記記録部のいずれかを有する2つの基板を貼
り合わせたいわゆる貼り合わせタイプの光記録媒体であ
り、基板またはその上に形成された前記記録媒体の記録
部の上、または記録部上に形成された保護層の上にホッ
トメルト樹脂などからなる接着剤が塗布された2枚の基
板を、あるいは同様に接着剤が塗布された一方が単なる
保護用の平板の基板で他方が前記記録部を有する基板の
2枚の基板を接着剤塗布側を向かい合わせて貼着されて
なる。
【0009】本発明は、前記光記録媒体の製造方法であ
り、前記接着剤の塗布面を向かいあわせた、少なくとも
1枚が記録部を有する2枚の基板をプレス装置の押圧板
間に配設し、さらに両基板の外側に、空孔率50〜90
%、好ましくは65〜85%、気孔径20〜200μm
、好ましくは30〜120μm、特に好ましくは40〜
80μmの弾性シートを当接して押圧する光記録媒体の
製造方法である。
【0010】本発明において弾性シートの空孔率とは、
次式によって算出した値である。 空孔率={〔(飽水重量)−(乾燥重量)〕/〔(飽水
重量)−(水中重量)〕}×100(%)=〔(気孔中
に存在する水の重量)/(多気孔体試料体積に相当する
水の重量)〕×100(%)≒〔(気孔部容積)/(多
気孔体の体積)〕×100(%)
【0011】ここで、各々の重量の意味と測定法は、次
のとおりである。 ■乾燥重量:多気孔体試料を乾燥状態に放置した後の重
量 ■飽水重量:多気孔体試料を水中で煮沸し、試料中の気
泡が全て出尽くした後、放冷した時の重量■水中重量:
水中での多気孔体試料の重量
【0012】弾性シートの
空孔率が50%未満では、押圧時に弾性体の変形で均一
押圧に難点がある場合があり、また押圧時の抵抗が大き
く、大きな押圧力を必要とし、光記録媒体の変形、記録
膜の損傷を引き起こす場合がある。一方、空孔率が90
%を超えると、機械強度が低くなり、押圧を繰り返すこ
とにより急速に劣化することがあるので好ましくない。
【0013】また、弾性シートの気孔径とは、走査型電
子顕微鏡写真によって気孔径を推定した値である。気孔
径が20μm未満では、弾性体が硬く通気性が乏しいの
で排気に時間がかかる。一方、気孔径が200μmを超
えると、押圧時に変形が大きく、部分的な機械強度低下
など物性のバラツキも発生するので好ましくない。
【0014】弾性シートの材質としては、ポリウレタン
、ポリエステル、ポリエーテル、ポリスチレン、ポリア
ミド、合成ゴムなどの熱可塑性ポリマーが用いられる。 好ましい材質としては、ポリウレタン、ポリエステル、
ポリエーテルなどの弾性体が適している。特に、弾性と
柔軟性を有するポリウレタンが最も適している。具体的
には、ポリウレタン製ミクロポーラスシート(トーヨー
衛材社製、商品名「ルビセルクリーン」など)、ポリエ
ステル系不織布〔帝人コードレ(株)製、商品名「コー
ドレ」〕などを挙げることができる。
【0015】弾性シートの厚みは、0.5〜5.0mm
が好ましい。さらに好ましくは0.6〜3.0mmであ
り、特に好ましくは0.7〜2.5mmである。該厚み
が0.5mm未満では挿入した弾性シートにクッション
効果が期待できない。一方、5.0mmを超えると貼り
合わせ時に真空に排気する時間が長くなり効率的でない
【0016】プレス装置による押圧は、プレス装置の2
枚の押圧板の内面に貼着された前記弾性シートを介して
行うことができる。プレス時の圧力は、0.01〜10
.0kg/cm2 G(ゲージ圧)が好ましい。さらに
好ましくは、0.05〜5.0kg/cm2 G、特に
好ましくは0.1〜2・0kg/cm2 Gである。プ
レス圧力が0.01kg/cm2 G未満では接着力が
不足し、一方10.0kg/cm2 Gを超えるとデイ
スクの機械的変形や記録膜へのクラック発生となるので
好ましくない。
【0017】プレス時の押圧時間は、1秒以上で可能で
あり、3秒以上であれば十分である。押圧前にデイスク
および弾性シートを真空排気することもできる。排気の
真空度は、100Torr以下が好ましい。さらに好ま
しくは1.0Torr以下であり、特に好ましくは0.
1Torr以下である。
【0018】本発明において、光記録媒体は、その構成
は特に限定されず、公知の構成がそのまま適用できる。 例えば、透明基板としてはポリカーボネート樹脂、アク
リル樹脂などの透明プラスチック基板、誘電体層として
はZnS、SiO2 、AlN、Si3 N4 、In
2 O3 など、光磁気記録層としてはTbFeCo、
TbFeGdなどのTbFe系の合金、あるいはNdF
eCoなどのNdFe系の合金、さらにはNdDyFe
Co合金からなるものが挙げられる。
【0019】また、反射層あるいは酸化防止の無機物保
護層として、TiあるいはAlなどの金属層または合金
層を介在させることもできる。これらの誘電体層、光磁
気記録層、金属層等は、常法例えばスパタリング法など
の物理蒸着法によって形成される。
【0020】
【実施例】以下、本発明を実施例によって詳述する。本
発明は多くの態様をとり得るので以下の実施例に限定さ
れるものではない。 実施例1〜3、比較例1〜2 直径130mm、長さ1.2mmの円板で1.6μmピ
ッチのグルーブを有するポリカーボネート樹脂(PC)
からなる基板にマグネトロンスパッタ法により、厚さ1
,100Åのアルミニウムチッ化ケイ素からなる第1誘
電体層、厚さ250ÅのTbFeCoの非晶質合金膜、
厚さ350Åのアルミニウムチッ化ケイ素からなる第2
誘電体層、さらに厚さ600ÅのAlからなる反射膜を
この順に形成させて光磁気記録膜を有するデイスクとし
た。
【0021】次いで、記録膜の上に紫外線硬化樹脂SD
−301〔大日本インキ化学工業(株)製〕をスピンコ
ートにより約10μmの厚さに塗布し、3KW高圧水銀
灯により照射硬化させた。続いて、基板の記録膜のない
側に同じく紫外線硬化樹脂UR−4501〔三菱レイヨ
ン(株)製〕を約10μmの厚さに塗布し、3KW高圧
水銀灯により硬化しハードコート層とした。
【0022】このようにして得られた両面に有機膜コー
ト層を有するメデイアを、ロールコーター〔松下工業(
株)製、R−400N〕により記録膜上にホットメルト
接着剤を約30μmの厚さに塗工した。ホットメルト接
着剤としては、アロンメルトXW−30〔東亜合成化学
工業(株)製〕、エバーグリップPS−450−56(
エイ・シー・アイ・ジャパン社製)、エスダイン914
5L(セキスイエスダイン社製)などの合成ゴムを主成
分とする市販品を用いることができる。
【0023】得られた2枚のメデイアをホットメルト接
着剤を塗工した面が相向き合うように約10mmの距離
でセットし、下のメデイアの下側および上のメデイアの
上側に表1に示すような弾性シートをクッション材とし
て挿入した。
【0024】メデイアおよび弾性シートを真空槽内で0
.1Torrまで減圧にし、その状態で2枚のメデイア
に弾性シートを介してプレス圧を0.1kg/cm2 
Gかけて貼り合わせた。次いで、真空槽をリークし大気
圧に戻した。真空槽を開き、弾性シートを取り除いて、
貼り合わせメデイアを1組取り出した。
【0025】この貼り合わせメデイアについて、新電子
工業(株)製、ODA−2A型光デイスク機械特性測定
装置により、機械特性(メデイアの反り、面振れ、半径
方向ずれ、瞬時加速度、真円度など)を測定した。測定
結果のうち、瞬時加速度(軸方向、ISO規格<20m
/sec2 )の値を表1に示す。この瞬時加速度(軸
方向、半径方向の2種類の測定結果が得られる)は、デ
イスクをより高速で回転させたときの記録特性を安定に
得るために重要な機械特性の項目である。ここでは、軸
方向の瞬時加速度の値で代表させた。表1には、弾性シ
ートの材質、厚さ、空孔率、気孔径、貼り合わせ時の0
.1Torrまでの排気に要する時間およびメデイアの
瞬時加速度(軸方向)の値を示した。なお、弾性シート
の材質のうち、実施例3の人工皮革は帝人コードレ(株
)製、コードレを使用し、比較例1のシリコンゴムはシ
ートを使用した。
【0026】
【表1】
【0027】表1に示すとおり、本発明による実施例1
〜3のいずれもメデイアの瞬時加速度の値がISO規格
より小さくて優れ、0.1Torrまでの排気時間も弾
性シートを用いない比較例2と大きな差はなく、実用上
問題はない。
【0028】一方、弾性シートとしてシリコンゴムシー
トを用いた比較例1の結果は、プレス時にゴムの変形に
よる均一押圧とならず貼り合わせメデイアの瞬時加速度
はかなり大きな値であった。さらに、シリコンゴムシー
トがポリカーボネート基板表面とある程度の密着性を有
することにより、真空排気がスムーズに進行せず、長時
間の排気にもかかわらず、目標真空度(0.1Torr
)に達しなかった。不充分な真空度で貼り合わせた場合
、接着剤表面に空気(酸素)が残存し、長期保存中の信
頼性低下の一因となるので問題である。
【0029】弾性シートを用いない比較例2の場合、ポ
リカーボネート基板の外周に成形歪み(バリ等)が存在
するため均一な貼り合わせが不可能となり、瞬時加速度
の値も大きく、ISO規格をはずれるので実用上問題が
ある。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、機械特性(瞬時加速度
)の優れた貼り合わせメデイアを得ることができる。 一方、貼り合わせ時における真空排気の所要時間も特に
問題になる程のことはないのでプロセス上も実用的であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  少なくとも1枚が記録部を有する2枚
    の基板を記録部が内側になるように重ね、それらの間に
    接着剤を介在させて押圧することにより貼り合わせる光
    記録媒体の製造方法において、前記両基板の押圧を、両
    基板の外側に配した空孔率50〜90%、気孔径20〜
    200μmである弾性シートを介して行うことを特徴と
    する光記録媒体の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002067169A (ja) * 2000-08-28 2002-03-05 Hitachi Maxell Ltd 貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002067169A (ja) * 2000-08-28 2002-03-05 Hitachi Maxell Ltd 貼り合わせ装置及び貼り合わせ方法

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