JPH04363377A - 離形性シート - Google Patents
離形性シートInfo
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- JPH04363377A JPH04363377A JP3166442A JP16644291A JPH04363377A JP H04363377 A JPH04363377 A JP H04363377A JP 3166442 A JP3166442 A JP 3166442A JP 16644291 A JP16644291 A JP 16644291A JP H04363377 A JPH04363377 A JP H04363377A
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- Japan
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- silicone resin
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な離形性シート、さ
らに詳しくは、離形性及びその耐久性に優れるとともに
簡単な工程で容易に製造しうる、粘着性物質を取り扱う
場合に用いられる離形性シートに関するものである。
らに詳しくは、離形性及びその耐久性に優れるとともに
簡単な工程で容易に製造しうる、粘着性物質を取り扱う
場合に用いられる離形性シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、粘着性物質を取り扱う場合には、
通常取り扱いを容易にするために離形性シートが利用さ
れており、そしてこの離形性シートとしては、一般に紙
やプラスチックフイルムなどの支持基体の少なくとも片
面に、離形性硬化シリコーン樹脂層を有するものが用い
られている。しかしながら、このような紙やプラスチッ
クフイルムなどの支持基体表面に直接離形性硬化シリコ
ーン樹脂層を設けたものは、繰り返し使用する場合、該
離形性硬化シリコーン樹脂層が支持基体から脱落して離
形機能が失われるなど、耐久性が不十分であり、繰り返
し使用回数が制限されるのを免れないという欠点を有し
ている。また、支持基体表面に、まず反応型シリコーン
樹脂硬化層を設け、さらにその上に反応型シリコーン樹
脂硬化層を形成させた防汚染性シートが開示されている
(特開昭59−29157号公報)。このものも離形性
シートとして使用しうるが、製造工程が煩雑であって、
製造コストが高くつくのを免れない。さらに、このよう
なシリコーン樹脂コーティングシートには、従来、シリ
コーン樹脂としてミラブル型シリコーンエラストマーが
一般的に使用されるが、このミルブル型シリコーンエラ
ストマーは、例えば白金系や過酸化物系触媒を用いて加
熱硬化させ、機械的強度をもたせる必要があり、この場
合、加熱硬化条件として、通常160〜200℃の範囲
の温度において数時間程度保持される。したがって、長
尺なシート製品を工業的に連続生産する場合、製造工程
が煩雑となるのを免れないという問題が生じる(特開昭
59−29157号公報)。
通常取り扱いを容易にするために離形性シートが利用さ
れており、そしてこの離形性シートとしては、一般に紙
やプラスチックフイルムなどの支持基体の少なくとも片
面に、離形性硬化シリコーン樹脂層を有するものが用い
られている。しかしながら、このような紙やプラスチッ
クフイルムなどの支持基体表面に直接離形性硬化シリコ
ーン樹脂層を設けたものは、繰り返し使用する場合、該
離形性硬化シリコーン樹脂層が支持基体から脱落して離
形機能が失われるなど、耐久性が不十分であり、繰り返
し使用回数が制限されるのを免れないという欠点を有し
ている。また、支持基体表面に、まず反応型シリコーン
樹脂硬化層を設け、さらにその上に反応型シリコーン樹
脂硬化層を形成させた防汚染性シートが開示されている
(特開昭59−29157号公報)。このものも離形性
シートとして使用しうるが、製造工程が煩雑であって、
製造コストが高くつくのを免れない。さらに、このよう
なシリコーン樹脂コーティングシートには、従来、シリ
コーン樹脂としてミラブル型シリコーンエラストマーが
一般的に使用されるが、このミルブル型シリコーンエラ
ストマーは、例えば白金系や過酸化物系触媒を用いて加
熱硬化させ、機械的強度をもたせる必要があり、この場
合、加熱硬化条件として、通常160〜200℃の範囲
の温度において数時間程度保持される。したがって、長
尺なシート製品を工業的に連続生産する場合、製造工程
が煩雑となるのを免れないという問題が生じる(特開昭
59−29157号公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来の離形性シートが有する欠点を克服し、離形性及びそ
の耐久性に優れる上、長尺シート製品でも簡単な工程で
工業的に容易に連続生産しうる粘着性物質取り扱い支持
用離形性シートを提供することを目的としてなされたも
のである。
来の離形性シートが有する欠点を克服し、離形性及びそ
の耐久性に優れる上、長尺シート製品でも簡単な工程で
工業的に容易に連続生産しうる粘着性物質取り扱い支持
用離形性シートを提供することを目的としてなされたも
のである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前記の好ま
しい性質を有する離形性シートを開発すべく鋭意研究を
重ねた結果、支持基体の片面又は両面に複数の特定の層
を設けた積層シートにより、その目的を達成しうること
を見い出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至
った。すなわち、本発明は、支持基体の片面又は両面に
、所望に応じて設けられる(A)接着剤層、(B)粉末
状無水ケイ酸含有ウレタン系樹脂又はアクリル系樹脂層
及び(C)反応型シリコーン系樹脂硬化層を順次設けて
成る離形性シート、及び支持基体の片面に、所望に応じ
て設けられる(A)接着剤層、(B)粉末状無水ケイ酸
含有ウレタン系樹脂又はアクリル系樹脂層及び(C)反
応型シリコーン系樹脂硬化層を順次設け、かつ該支持基
体の他方の面に、感圧接着剤層を、さらに場合により剥
離用シートを設けて成る離形性シートを提供するもので
ある。
しい性質を有する離形性シートを開発すべく鋭意研究を
重ねた結果、支持基体の片面又は両面に複数の特定の層
を設けた積層シートにより、その目的を達成しうること
を見い出し、この知見に基づいて本発明を完成するに至
った。すなわち、本発明は、支持基体の片面又は両面に
、所望に応じて設けられる(A)接着剤層、(B)粉末
状無水ケイ酸含有ウレタン系樹脂又はアクリル系樹脂層
及び(C)反応型シリコーン系樹脂硬化層を順次設けて
成る離形性シート、及び支持基体の片面に、所望に応じ
て設けられる(A)接着剤層、(B)粉末状無水ケイ酸
含有ウレタン系樹脂又はアクリル系樹脂層及び(C)反
応型シリコーン系樹脂硬化層を順次設け、かつ該支持基
体の他方の面に、感圧接着剤層を、さらに場合により剥
離用シートを設けて成る離形性シートを提供するもので
ある。
【0005】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
離形性シートにおいて用いられる支持基体については特
に制限はなく、従来離形性シートの支持基体として慣用
されているものの中から任意のものを選択して用いるこ
とができる。このような支持基体としては、例えばポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミド
、ポリカーボネートなどから成るプラスチックシート、
ナイロン繊維、芳香族ポリアミド繊維、ポリエステル繊
維、アクリル系繊維、ポリプロピレン繊維、木綿、レー
ヨンなどから成る繊布又は不繊布、さらには紙などが挙
げられる。
離形性シートにおいて用いられる支持基体については特
に制限はなく、従来離形性シートの支持基体として慣用
されているものの中から任意のものを選択して用いるこ
とができる。このような支持基体としては、例えばポリ
エチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリ塩化ビ
ニル、ポリ塩化ビニリデン、ポリスチレン、ポリアミド
、ポリカーボネートなどから成るプラスチックシート、
ナイロン繊維、芳香族ポリアミド繊維、ポリエステル繊
維、アクリル系繊維、ポリプロピレン繊維、木綿、レー
ヨンなどから成る繊布又は不繊布、さらには紙などが挙
げられる。
【0006】本発明の離形性シートは、前記支持基体の
片面又は両面に、所望に応じて設けられる(A)層、(
B)層及び(C)層を順次形成させることにより得られ
る。支持基体上に所望に応じて設けられる(A)層は、
支持基体と(B)層とを緊密に密着させるための接着剤
層であって、該支持基体と(B)層とが緊密な密着性を
有する組合せの場合には、支持基体上に、(A)層を設
けずに直接(B)層を設けてもよい。例えばプラスチッ
クシートなどの表面が平滑な支持基体の場合には(A)
層を設けなくてもよい。
片面又は両面に、所望に応じて設けられる(A)層、(
B)層及び(C)層を順次形成させることにより得られ
る。支持基体上に所望に応じて設けられる(A)層は、
支持基体と(B)層とを緊密に密着させるための接着剤
層であって、該支持基体と(B)層とが緊密な密着性を
有する組合せの場合には、支持基体上に、(A)層を設
けずに直接(B)層を設けてもよい。例えばプラスチッ
クシートなどの表面が平滑な支持基体の場合には(A)
層を設けなくてもよい。
【0007】この(A)層の形成に用いられる接着剤に
ついては、支持基体と(B)層とを緊密に密着させうる
ものであればよく、特に制限はないが、柔軟性を有する
ものが好ましく、例えばウレタン樹脂系接着剤やアクリ
ル樹脂系接着剤などが好ましく用いられる。なお、(B
)層にウレタン系樹脂を用いた場合には、該接着剤とし
てウレタン樹脂系接着剤を、アクリル系樹脂を用いた場
合にはアクリル樹脂系接着剤を用いるのが有利である。 この接着剤は溶剤型、エマルジョン型のいずれであって
もよい。
ついては、支持基体と(B)層とを緊密に密着させうる
ものであればよく、特に制限はないが、柔軟性を有する
ものが好ましく、例えばウレタン樹脂系接着剤やアクリ
ル樹脂系接着剤などが好ましく用いられる。なお、(B
)層にウレタン系樹脂を用いた場合には、該接着剤とし
てウレタン樹脂系接着剤を、アクリル系樹脂を用いた場
合にはアクリル樹脂系接着剤を用いるのが有利である。 この接着剤は溶剤型、エマルジョン型のいずれであって
もよい。
【0008】本発明の離形性シートにおける(B)層に
は、粉末状無水ケイ酸含有ウレタン系樹脂又はアクリル
系樹脂が用いられる。このウレタン系樹脂又はアクリル
系樹脂に含有させる粉末状無水ケイ酸は、該(B)層に
よって、(C)層の反応型シリコーン系樹脂の硬化反応
が阻害されるのを防止する作用を有するとともに、(B
)層と(C)層との接着力を向上させる作用を有してい
る。
は、粉末状無水ケイ酸含有ウレタン系樹脂又はアクリル
系樹脂が用いられる。このウレタン系樹脂又はアクリル
系樹脂に含有させる粉末状無水ケイ酸は、該(B)層に
よって、(C)層の反応型シリコーン系樹脂の硬化反応
が阻害されるのを防止する作用を有するとともに、(B
)層と(C)層との接着力を向上させる作用を有してい
る。
【0009】(C)層の反応型シリコーン系樹脂硬化層
の形成には、通常硬化速度が極めて速い白金触媒を用い
る付加反応型シリコーン系樹脂組成物が好ましく用いら
れ、この組成物にはオルガノハイドロジエンポリシロキ
サンが添加されるが、このものは、(B)層にウレタン
系樹脂を用いた場合、該ウレタン系樹脂中に存在する官
能基と作用しやすく、その結果硬化反応が阻害されると
いう好ましくない事態を招来する。該粉末状無水ケイ酸
を(B)層に含有させた場合、前記のような(C)層の
反応型シリコーン系樹脂の硬化反応が阻害されるのが防
止される。
の形成には、通常硬化速度が極めて速い白金触媒を用い
る付加反応型シリコーン系樹脂組成物が好ましく用いら
れ、この組成物にはオルガノハイドロジエンポリシロキ
サンが添加されるが、このものは、(B)層にウレタン
系樹脂を用いた場合、該ウレタン系樹脂中に存在する官
能基と作用しやすく、その結果硬化反応が阻害されると
いう好ましくない事態を招来する。該粉末状無水ケイ酸
を(B)層に含有させた場合、前記のような(C)層の
反応型シリコーン系樹脂の硬化反応が阻害されるのが防
止される。
【0010】また、(B)層として粉末状無水ケイ酸を
含有しないウレタン系樹脂又はアクリル系樹脂から成る
層を用いた場合、このものと(C)層の反応型シリコー
ン系樹脂硬化層との接着強度が低く、特に(C)層を形
成させるための反応型シリコーン系樹脂組成物を調製し
てから硬化させるまでの時間が長くなるに伴い、該(B
)層と(C)層との接着強度の低下が著しくなる。 該粉末状無水ケイ酸を(B)層に含有させた場合、この
(B)層と(C)層間の接着力が著しく向上するととも
に、(C)層を形成させるための反応型シリコーン系樹
脂組成物を調製してから硬化させるまでの時間がある程
度長くなっても、(B)層と(C)層間の接着力が大き
く低下することがない。また、粉末状無水ケイ酸を(C
)層の反応型シリコーン系樹脂硬化層に含有させた場合
、前記のような接着力の改善効果は十分に発揮されず、
(C)層が補強される効果がみられるのみである。
含有しないウレタン系樹脂又はアクリル系樹脂から成る
層を用いた場合、このものと(C)層の反応型シリコー
ン系樹脂硬化層との接着強度が低く、特に(C)層を形
成させるための反応型シリコーン系樹脂組成物を調製し
てから硬化させるまでの時間が長くなるに伴い、該(B
)層と(C)層との接着強度の低下が著しくなる。 該粉末状無水ケイ酸を(B)層に含有させた場合、この
(B)層と(C)層間の接着力が著しく向上するととも
に、(C)層を形成させるための反応型シリコーン系樹
脂組成物を調製してから硬化させるまでの時間がある程
度長くなっても、(B)層と(C)層間の接着力が大き
く低下することがない。また、粉末状無水ケイ酸を(C
)層の反応型シリコーン系樹脂硬化層に含有させた場合
、前記のような接着力の改善効果は十分に発揮されず、
(C)層が補強される効果がみられるのみである。
【0011】該粉末状無水ケイ酸としては、平均粒子径
が0.1〜50μmの範囲にあるものが好ましく用いら
れ、またその含有量は(B)層を構成するウレタン系樹
脂又はアクリル系樹脂100重量部に対し、通常1〜5
0重量部の範囲で選ばれる。この量が1重量部未満では
粉末状無水ケイ酸を含有させた効果が十分に発揮されな
いし、50重量部を超えるとその量の割には効果の向上
がみられず、むしろ(B)層の柔軟性が低下し、好まし
くない。
が0.1〜50μmの範囲にあるものが好ましく用いら
れ、またその含有量は(B)層を構成するウレタン系樹
脂又はアクリル系樹脂100重量部に対し、通常1〜5
0重量部の範囲で選ばれる。この量が1重量部未満では
粉末状無水ケイ酸を含有させた効果が十分に発揮されな
いし、50重量部を超えるとその量の割には効果の向上
がみられず、むしろ(B)層の柔軟性が低下し、好まし
くない。
【0012】この粉末状無水ケイ酸は所望により、シラ
ンカップリング剤などにより表面処理したものを用いる
ことができる。該粉末状無水ケイ酸としては、例えばカ
ーブレックス(塩野義製薬社製、商品名)、サイロイド
(富士デビソン社製、商品名)、エロアジール(日本エ
ロアジール社製、商品名)、エロアジール972(日本
エロアジール社製、シランカップリング剤処理品、商品
名)、ファインシール(徳山曹達社製、商品名)、レオ
シール(徳山曹達社製、商品名)、ニップシール(日本
リカ社製、商品名)、ミズカシール(水沢化学社製、商
品名)などが市販されている。
ンカップリング剤などにより表面処理したものを用いる
ことができる。該粉末状無水ケイ酸としては、例えばカ
ーブレックス(塩野義製薬社製、商品名)、サイロイド
(富士デビソン社製、商品名)、エロアジール(日本エ
ロアジール社製、商品名)、エロアジール972(日本
エロアジール社製、シランカップリング剤処理品、商品
名)、ファインシール(徳山曹達社製、商品名)、レオ
シール(徳山曹達社製、商品名)、ニップシール(日本
リカ社製、商品名)、ミズカシール(水沢化学社製、商
品名)などが市販されている。
【0013】前記ウレタン系樹脂としては、通常分子量
700〜6000の2官能末端水酸基含有ポリオールと
ジイソシアネート化合物と必要に応じて用いられる鎖伸
長剤とを反応させて得られたものが用いられる。分子量
700〜6000の2官能末端水酸基含有ポリオールと
しては、例えばポリエチレングリコール、ポリオキシプ
ロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、
エチレンオキシド/プロピレンオキシド共重合体などの
ポリエーテルポリオール;バレロラクトンポリオール、
ポリカプロラクトンポリオール、ポリカーボネートジオ
ール、さらにはアジピン酸、セバチン酸、アゼライン酸
、イソフタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、フマル酸
、ダイマー酸などの二塩基酸とエチレングリコール、ジ
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジ
オール、ヘキサンジオール、ネオペンチルジオール、ダ
イマージオールなどのジオールとから得られるポリオー
ルなどのポリエステルポリオールなどが挙げられる。
700〜6000の2官能末端水酸基含有ポリオールと
ジイソシアネート化合物と必要に応じて用いられる鎖伸
長剤とを反応させて得られたものが用いられる。分子量
700〜6000の2官能末端水酸基含有ポリオールと
しては、例えばポリエチレングリコール、ポリオキシプ
ロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、
エチレンオキシド/プロピレンオキシド共重合体などの
ポリエーテルポリオール;バレロラクトンポリオール、
ポリカプロラクトンポリオール、ポリカーボネートジオ
ール、さらにはアジピン酸、セバチン酸、アゼライン酸
、イソフタル酸、テレフタル酸、マレイン酸、フマル酸
、ダイマー酸などの二塩基酸とエチレングリコール、ジ
エチレングリコール、プロピレングリコール、ブタンジ
オール、ヘキサンジオール、ネオペンチルジオール、ダ
イマージオールなどのジオールとから得られるポリオー
ルなどのポリエステルポリオールなどが挙げられる。
【0014】ジイソシアネート化合物としては、例えば
トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタンジイソシアネート、ナフチレンジ
イソシアネートなどの芳香族ジイソシアネート化合物、
イソホロンジイソシアネート、水素添加キシリレンジイ
ソシアネート、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、ノルボルネンジイソシアネートなどの脂環式ジイ
ソシアネート化合物、ヘキサメチレンジイソシアネート
、ダイマージイソシアネートなどの脂肪族ジイソシアネ
ート化合物などが挙げられる。
トリレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネー
ト、ジフェニルメタンジイソシアネート、ナフチレンジ
イソシアネートなどの芳香族ジイソシアネート化合物、
イソホロンジイソシアネート、水素添加キシリレンジイ
ソシアネート、水素添加ジフェニルメタンジイソシアネ
ート、ノルボルネンジイソシアネートなどの脂環式ジイ
ソシアネート化合物、ヘキサメチレンジイソシアネート
、ダイマージイソシアネートなどの脂肪族ジイソシアネ
ート化合物などが挙げられる。
【0015】また、鎖伸長剤としては、例えばエチレン
グリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ブタンジオール、ヘキサンジオールなどのジオー
ル化合物、イソホロンジアミン、ヘキサメチレンジアミ
ン、キシリレンジアミンなどの脂環式、脂肪族、芳香族
ジアミン化合物などが挙げられる。一方、アクリル系樹
脂としては、アクリル酸アルキルエステル単位を主構成
単位とする弾性体が用いられる。このようなものとして
は、例えばアクリル酸エチルやアクリル酸ブチルを主成
分とし、これにアクリロニトリルや、2−クロロエチル
ビニルエーテル、アクリル酸グリシジル、アリルグリシ
ジルエーテル、エチリデンノルボルネンのような架橋性
モノマーなどのコモノマーを加え、共重合させて成るも
のなどが挙げられる。
グリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ブタンジオール、ヘキサンジオールなどのジオー
ル化合物、イソホロンジアミン、ヘキサメチレンジアミ
ン、キシリレンジアミンなどの脂環式、脂肪族、芳香族
ジアミン化合物などが挙げられる。一方、アクリル系樹
脂としては、アクリル酸アルキルエステル単位を主構成
単位とする弾性体が用いられる。このようなものとして
は、例えばアクリル酸エチルやアクリル酸ブチルを主成
分とし、これにアクリロニトリルや、2−クロロエチル
ビニルエーテル、アクリル酸グリシジル、アリルグリシ
ジルエーテル、エチリデンノルボルネンのような架橋性
モノマーなどのコモノマーを加え、共重合させて成るも
のなどが挙げられる。
【0016】前記ウレタン系樹脂やアクリル系樹脂は有
機溶媒に溶解させた溶液型として用いてもよいし、エマ
ルジョン型として用いてもよく、また、本発明の目的が
損なわれない範囲で、他の樹脂と混合して用いてもよい
。該(B)層の厚さは通常10〜100μmの範囲で選
ばれる。本発明の離形性シートにおいては、前記(B)
層の上に、(C)層として反応型シリコーン系樹脂硬化
層が設けられる。この(C)層は離形層であって、粘着
性物質の表面にこの(C)層が接するように本発明の離
形性シートを密着させた場合、該離形性シートは粘着性
物質から容易に剥離することができる。
機溶媒に溶解させた溶液型として用いてもよいし、エマ
ルジョン型として用いてもよく、また、本発明の目的が
損なわれない範囲で、他の樹脂と混合して用いてもよい
。該(B)層の厚さは通常10〜100μmの範囲で選
ばれる。本発明の離形性シートにおいては、前記(B)
層の上に、(C)層として反応型シリコーン系樹脂硬化
層が設けられる。この(C)層は離形層であって、粘着
性物質の表面にこの(C)層が接するように本発明の離
形性シートを密着させた場合、該離形性シートは粘着性
物質から容易に剥離することができる。
【0017】該(C)層を形成するには、反応型シリコ
ーン系樹脂組成物から成る層を前記(B)層上に設け硬
化させればよい。反応型シリコーン系樹脂組成物として
は、例えば付加反応型、紫外線硬化型、加熱硬化型など
のシリコーン系樹脂組成物が挙げられる。反応型シリコ
ーン系樹脂組成物としては、例えばアルケニル基含有オ
ルガノポリシロキサンとオルガノハイドロジエンポリシ
ロキサンと白金系触媒とを含有して成る組成物が挙げら
れる。該アルケニル基含有オルガノポリシロキサンとし
ては、例えば一般式
ーン系樹脂組成物から成る層を前記(B)層上に設け硬
化させればよい。反応型シリコーン系樹脂組成物として
は、例えば付加反応型、紫外線硬化型、加熱硬化型など
のシリコーン系樹脂組成物が挙げられる。反応型シリコ
ーン系樹脂組成物としては、例えばアルケニル基含有オ
ルガノポリシロキサンとオルガノハイドロジエンポリシ
ロキサンと白金系触媒とを含有して成る組成物が挙げら
れる。該アルケニル基含有オルガノポリシロキサンとし
ては、例えば一般式
【0018】
【化1】
【0019】で表される化合物などが好ましく用いられ
る。前記一般式[1]におけるR1及びR2は、それぞ
れアルケニル基、X1はメチル基であるが、X1の一部
はフェニル基又はアルケニル基で置換されていてもよく
、X1の一部がアルケニル基で置換されている場合には
、R1及びR2の少なくとも1つはメチル基又はフェニ
ル基で置換されていてもよい。R3及びR4はメチル基
又はフェニル基、nは1以上の整数である。該アルケニ
ル基としてはビニル基やアリル基などが挙げられるが、
これらの中で特にビニル基が好適である。
る。前記一般式[1]におけるR1及びR2は、それぞ
れアルケニル基、X1はメチル基であるが、X1の一部
はフェニル基又はアルケニル基で置換されていてもよく
、X1の一部がアルケニル基で置換されている場合には
、R1及びR2の少なくとも1つはメチル基又はフェニ
ル基で置換されていてもよい。R3及びR4はメチル基
又はフェニル基、nは1以上の整数である。該アルケニ
ル基としてはビニル基やアリル基などが挙げられるが、
これらの中で特にビニル基が好適である。
【0020】このアルケニル基含有オルガノポリシロキ
サンとしては、メチルビニルシロキサン単位の含有量が
1.0〜20モル%の範囲にあり、かつ平均重合度が1
0〜200で、温度25℃における粘度が200〜20
00cpsの範囲にあるものが好適である。一方、オル
ガノハイドロジエンポリシロキサンとしては、例えば一
般式
サンとしては、メチルビニルシロキサン単位の含有量が
1.0〜20モル%の範囲にあり、かつ平均重合度が1
0〜200で、温度25℃における粘度が200〜20
00cpsの範囲にあるものが好適である。一方、オル
ガノハイドロジエンポリシロキサンとしては、例えば一
般式
【0021】
【化2】
【0022】で表される化合物などが好ましく用いられ
る。前記一般式[2]におけるR5及びR6は、それぞ
れ水素原子、X2はメチル基であるが、X2の一部はフ
ェニル基又は水素原子で置換されていてもよく、X2の
一部が水素原子で置換されている場合には、R5及びR
6の少なくとも1つはメチル基又はフェニル基で置換さ
れていてもよい。R7及びR8はそれぞれメチル基又は
フェニル基、mは1以上の整数である。
る。前記一般式[2]におけるR5及びR6は、それぞ
れ水素原子、X2はメチル基であるが、X2の一部はフ
ェニル基又は水素原子で置換されていてもよく、X2の
一部が水素原子で置換されている場合には、R5及びR
6の少なくとも1つはメチル基又はフェニル基で置換さ
れていてもよい。R7及びR8はそれぞれメチル基又は
フェニル基、mは1以上の整数である。
【0023】このオルガノハイドロジエンポリシロキサ
ンとしては、平均重合度が10〜100で、温度25℃
における粘度が10〜200cpsの範囲にあるものが
好適である。また、白金系触媒としては、例えば白金と
テトラメチルジビニルジシロキサンとの錯体などが好ま
しく用いられる。該付加反応型シリコーン系樹脂組成物
は通常有機溶媒、好ましくは芳香族系溶媒中に、前記の
アルケニル基含有オルガノポリシロキサンとオルガノハ
イドロジエンポリシロキサンと白金系触媒とを溶解させ
て、溶液の形で用いられる。この際、アルケニル基含有
オルガノポリシロキサンとオルガノハイドロジエンポリ
シロキサンとの使用割合については、アルケニル基含有
オルガノポリシロキサン100重量部に対し、オルガノ
ハイドロジエンポリシロキサンを5〜20重量部の割合
で用いるのが望ましい。
ンとしては、平均重合度が10〜100で、温度25℃
における粘度が10〜200cpsの範囲にあるものが
好適である。また、白金系触媒としては、例えば白金と
テトラメチルジビニルジシロキサンとの錯体などが好ま
しく用いられる。該付加反応型シリコーン系樹脂組成物
は通常有機溶媒、好ましくは芳香族系溶媒中に、前記の
アルケニル基含有オルガノポリシロキサンとオルガノハ
イドロジエンポリシロキサンと白金系触媒とを溶解させ
て、溶液の形で用いられる。この際、アルケニル基含有
オルガノポリシロキサンとオルガノハイドロジエンポリ
シロキサンとの使用割合については、アルケニル基含有
オルガノポリシロキサン100重量部に対し、オルガノ
ハイドロジエンポリシロキサンを5〜20重量部の割合
で用いるのが望ましい。
【0024】また、この付加反応型シリコーン系樹脂組
成物には、所望に応じビニル基含有量が0.35モル%
以上のシリコーン生ゴムを少量添加して、塗布適性を改
善させてもよい。このようにして得られた付加反応型シ
リコーン系樹脂組成物を、該(B)層の上に塗布し、乾
燥させたのち、通常80〜130℃の温度において30
〜120秒間程度加熱することにより、(C)層のシリ
コーン系樹脂硬化層が形成される。
成物には、所望に応じビニル基含有量が0.35モル%
以上のシリコーン生ゴムを少量添加して、塗布適性を改
善させてもよい。このようにして得られた付加反応型シ
リコーン系樹脂組成物を、該(B)層の上に塗布し、乾
燥させたのち、通常80〜130℃の温度において30
〜120秒間程度加熱することにより、(C)層のシリ
コーン系樹脂硬化層が形成される。
【0025】また、紫外線硬化型シリコーン系樹脂組成
物としては、例えば前記一般式[1]で表されるアルケ
ニル基含有オルガノポリシロキサンとメルカプトアルキ
ル基含有オルガノポリシロキサンと増感剤とを含有して
成る組成物などが挙げられる。具体的には主剤としての
東芝シリコーンUV9300やUV9305(東芝シリ
コーン社製、商品名)と硬化触媒としての東芝シリコー
ンUV9310C(東芝シリコーン社製、商品名)との
組合せなどを用いることができる。この紫外線硬化型シ
リコーン系樹脂組成物は、通常有機溶媒を含有する溶液
状で用いられ、このものを該(B)層に塗布し、乾燥し
て溶媒を除去したのち、紫外線を照射して硬化させるこ
とにより、(C)層のシリコーン系樹脂硬化層を形成さ
せることができる。
物としては、例えば前記一般式[1]で表されるアルケ
ニル基含有オルガノポリシロキサンとメルカプトアルキ
ル基含有オルガノポリシロキサンと増感剤とを含有して
成る組成物などが挙げられる。具体的には主剤としての
東芝シリコーンUV9300やUV9305(東芝シリ
コーン社製、商品名)と硬化触媒としての東芝シリコー
ンUV9310C(東芝シリコーン社製、商品名)との
組合せなどを用いることができる。この紫外線硬化型シ
リコーン系樹脂組成物は、通常有機溶媒を含有する溶液
状で用いられ、このものを該(B)層に塗布し、乾燥し
て溶媒を除去したのち、紫外線を照射して硬化させるこ
とにより、(C)層のシリコーン系樹脂硬化層を形成さ
せることができる。
【0026】一方、加熱硬化型シリコーン系樹脂組成物
は、一般に有機溶媒系と水性媒体系とに大別され、前者
の有機溶媒系としては、例えば適当な有機溶媒に前記一
般式[1]で表されるアルケニル基含有オルガノポリシ
ロキサンと、ベンゾイルペルオキシド、2,4−ジクロ
ロベンゾイルペルオキシド、ジクミルペルオキシド、p
−クロロベンゾイルペルオキシドなどの有機過酸化物と
を溶解させて成るもの、あるいはシラン系硬化剤によっ
て硬化するオルガノポリシロキサン、例えばアミノ変性
シリコーンオイルなどとシラン系硬化剤とジブチルスズ
ラウレートなどの触媒とを適当な有機溶媒に溶解して成
るものなどが挙げられる。これらの有機溶媒系加熱硬化
型シリコーン系樹脂組成物を、該(B)層上に塗布し、
乾燥して溶媒を除去したのち、通常120〜200℃の
範囲の温度において10分ないし4時間程度加熱硬化さ
せることにより、(C)層のシリコーン系樹脂硬化層を
形成させることができる。
は、一般に有機溶媒系と水性媒体系とに大別され、前者
の有機溶媒系としては、例えば適当な有機溶媒に前記一
般式[1]で表されるアルケニル基含有オルガノポリシ
ロキサンと、ベンゾイルペルオキシド、2,4−ジクロ
ロベンゾイルペルオキシド、ジクミルペルオキシド、p
−クロロベンゾイルペルオキシドなどの有機過酸化物と
を溶解させて成るもの、あるいはシラン系硬化剤によっ
て硬化するオルガノポリシロキサン、例えばアミノ変性
シリコーンオイルなどとシラン系硬化剤とジブチルスズ
ラウレートなどの触媒とを適当な有機溶媒に溶解して成
るものなどが挙げられる。これらの有機溶媒系加熱硬化
型シリコーン系樹脂組成物を、該(B)層上に塗布し、
乾燥して溶媒を除去したのち、通常120〜200℃の
範囲の温度において10分ないし4時間程度加熱硬化さ
せることにより、(C)層のシリコーン系樹脂硬化層を
形成させることができる。
【0027】また、水性媒体系としては、例えば適当な
水性媒体中に、シラン系硬化剤によって硬化しうるケイ
素化合物、例えばメチルトリメトキシシラン、ヘキシル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシ
シランなどのアルキルトリアルコキシシランの中から選
ばれた少なくとも1種とシラン系硬化剤とジブチルスズ
ラウレートなどの触媒とを溶解又は懸濁させて成るもの
などが挙げられる。この際用いられる水性媒体としては
、例えば水と低級アルコールとの混合物などが挙げられ
る。
水性媒体中に、シラン系硬化剤によって硬化しうるケイ
素化合物、例えばメチルトリメトキシシラン、ヘキシル
トリメトキシシラン、γ−アミノプロピルトリエトキシ
シランなどのアルキルトリアルコキシシランの中から選
ばれた少なくとも1種とシラン系硬化剤とジブチルスズ
ラウレートなどの触媒とを溶解又は懸濁させて成るもの
などが挙げられる。この際用いられる水性媒体としては
、例えば水と低級アルコールとの混合物などが挙げられ
る。
【0028】このようにして得られた水性媒体系加熱硬
化型シリコーン系樹脂組成物を、該(B)層上に塗布し
、乾燥して溶媒を除去したのち、通常120〜200℃
の範囲の温度において10ないし4時間程度加熱硬化さ
せることにより、(C)層のシリコーン系樹脂硬化層を
形成させることができる。また、加熱硬化型シリコーン
系樹脂組成物として、アミノ樹脂によって硬化するオル
ガノポリシロキサンとアミノ樹脂とを含有して成る有機
溶媒系組成物も用いることができる。これらの反応型シ
リコーン系樹脂組成物の中で、特に付加反応型シリコー
ン系樹脂組成物は、比較的低い温度で極めて短時間で硬
化しうるので、生産性がよく好適である。
化型シリコーン系樹脂組成物を、該(B)層上に塗布し
、乾燥して溶媒を除去したのち、通常120〜200℃
の範囲の温度において10ないし4時間程度加熱硬化さ
せることにより、(C)層のシリコーン系樹脂硬化層を
形成させることができる。また、加熱硬化型シリコーン
系樹脂組成物として、アミノ樹脂によって硬化するオル
ガノポリシロキサンとアミノ樹脂とを含有して成る有機
溶媒系組成物も用いることができる。これらの反応型シ
リコーン系樹脂組成物の中で、特に付加反応型シリコー
ン系樹脂組成物は、比較的低い温度で極めて短時間で硬
化しうるので、生産性がよく好適である。
【0029】このようにして形成された(C)層の反応
型シリコーン系樹脂硬化層の厚さは、通常1〜20μm
の範囲で選ばれる。本発明の離形性シートは、支持基体
の片面に、所望に応じて設けられる(A)層、(B)層
及び(C)層を順次設けたものであってもよいし、支持
基体の両面に、前記と同様に各層を設けたものであって
もよい。また、支持基体の片面に各層を設けたものは、
所望に応じ該支持基体の他方の面に感圧接着剤層を、さ
らにその上に場合により剥離シートを設けてもよい。
型シリコーン系樹脂硬化層の厚さは、通常1〜20μm
の範囲で選ばれる。本発明の離形性シートは、支持基体
の片面に、所望に応じて設けられる(A)層、(B)層
及び(C)層を順次設けたものであってもよいし、支持
基体の両面に、前記と同様に各層を設けたものであって
もよい。また、支持基体の片面に各層を設けたものは、
所望に応じ該支持基体の他方の面に感圧接着剤層を、さ
らにその上に場合により剥離シートを設けてもよい。
【0030】該感圧接着剤層の形成に用いられる感圧接
着剤の基材については特に制限はなく、例えばポリビニ
ルエーテル、ポリイソブチレン、スチレン−ブタジエン
ゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、塩化ビニル/酢
酸ビニル共重合体、塩化ゴム、ポリビニルブチラールな
ど、従来感圧接着剤に慣用されているものの中から任意
のものを選択して用いてもよい。該感圧接着剤層には、
それを保護する目的で、場合により剥離シートが設けら
れるが、この剥離シートについては特に制限はなく、従
来慣用されているものを用いることができる。
着剤の基材については特に制限はなく、例えばポリビニ
ルエーテル、ポリイソブチレン、スチレン−ブタジエン
ゴム、ブチルゴム、クロロプレンゴム、塩化ビニル/酢
酸ビニル共重合体、塩化ゴム、ポリビニルブチラールな
ど、従来感圧接着剤に慣用されているものの中から任意
のものを選択して用いてもよい。該感圧接着剤層には、
それを保護する目的で、場合により剥離シートが設けら
れるが、この剥離シートについては特に制限はなく、従
来慣用されているものを用いることができる。
【0031】次に、本発明の離形性シートの構成を添付
図面に従って説明すると、図1、図2及び図3は、本発
明の離形性シートのそれぞれ異なった例の構成を示す断
面図であって、図1は、支持基体1の両面に、所望に応
じて設けられる接着剤層(A)2、粉末状無水ケイ酸含
有ウレタン系樹脂又はアクリル系樹脂層(B)3及び反
応型シリコーン系樹脂硬化層(C)4が順次に設けられ
た構造を示し、図2は支持基体1の片面のみに、前記と
同様に各層が設けられた構造を示す。また、図3は、支
持基体1の片面に前記と同様に各層が設けられ、かつ支
持基体1の他の面に感圧接着剤層5が、さらに場合によ
り剥離シート6が設けられた構造を示す。
図面に従って説明すると、図1、図2及び図3は、本発
明の離形性シートのそれぞれ異なった例の構成を示す断
面図であって、図1は、支持基体1の両面に、所望に応
じて設けられる接着剤層(A)2、粉末状無水ケイ酸含
有ウレタン系樹脂又はアクリル系樹脂層(B)3及び反
応型シリコーン系樹脂硬化層(C)4が順次に設けられ
た構造を示し、図2は支持基体1の片面のみに、前記と
同様に各層が設けられた構造を示す。また、図3は、支
持基体1の片面に前記と同様に各層が設けられ、かつ支
持基体1の他の面に感圧接着剤層5が、さらに場合によ
り剥離シート6が設けられた構造を示す。
【0032】本発明の離形性シートは、離形性が良好で
あるとともに、その耐久性にも優れ、繰り返し使用して
も離形性の低下が少なく、粘着性物質取り扱い支持用と
して好適に用いられる。例えば粘着性シートをロール状
に捲層する場合、支持基体の両面に各層が設けられた図
1に示す本発明の離形性シートを、該粘着性シートの粘
着面に重ね、共に捲層することにより、得られたロール
状粘着性シートは、所望の用途に使用する場合、容易に
くり出すことができる。
あるとともに、その耐久性にも優れ、繰り返し使用して
も離形性の低下が少なく、粘着性物質取り扱い支持用と
して好適に用いられる。例えば粘着性シートをロール状
に捲層する場合、支持基体の両面に各層が設けられた図
1に示す本発明の離形性シートを、該粘着性シートの粘
着面に重ね、共に捲層することにより、得られたロール
状粘着性シートは、所望の用途に使用する場合、容易に
くり出すことができる。
【0033】また、支持基体の片面に各層が設けられた
図2に示す本発明の離形性シートを、粘着性シートの粘
着面に離形性シートの(C)層4が接するように重ね合
わせることにより、該粘着性シートを保護することがで
きるとともに、粘着性シートの使用時には、離形性シー
トを容易に剥離することができる。さらに、ある基材上
で粘着性物質を取り扱う場合、該基材に粘着性物質が付
着するのを防止するには、図3に示す本発明の離形性シ
ートを用い、場合により設けられた剥離シート6を剥が
し、感圧接着剤層5が該基材面に接するように重ね合わ
せて離形性シートを感圧接着させ、該基材を保護したの
ち、この離形性シート上で粘着性物質を取り扱えばよい
。
図2に示す本発明の離形性シートを、粘着性シートの粘
着面に離形性シートの(C)層4が接するように重ね合
わせることにより、該粘着性シートを保護することがで
きるとともに、粘着性シートの使用時には、離形性シー
トを容易に剥離することができる。さらに、ある基材上
で粘着性物質を取り扱う場合、該基材に粘着性物質が付
着するのを防止するには、図3に示す本発明の離形性シ
ートを用い、場合により設けられた剥離シート6を剥が
し、感圧接着剤層5が該基材面に接するように重ね合わ
せて離形性シートを感圧接着させ、該基材を保護したの
ち、この離形性シート上で粘着性物質を取り扱えばよい
。
【0034】
【実施例】次に実施例により本発明をさらに詳細に説明
するが、本発明はこれらの例によってなんら限定される
ものではない。 製造例1 ウレタン樹脂系接着剤の製造 セイカボ
ンドU−507[大日精化工業(株)製、ポリエステル
系ウレタン樹脂接着剤溶液、固形分45wt%、粘度約
1500ps/25℃、溶剤トルエン]100重量部、
架橋剤としてのセイカボンドUD−C[大日精化工業(
株)製、ポリイソシアネート化合物、固形分75wt%
、イソシアネート基含量12〜13wt%、溶剤酢酸エ
チル]8重量部、酢酸エチル50重量部及び酸化チタン
顔料5重量部を均質に混合して、ウレタン樹脂系接着剤
を製造した。
するが、本発明はこれらの例によってなんら限定される
ものではない。 製造例1 ウレタン樹脂系接着剤の製造 セイカボ
ンドU−507[大日精化工業(株)製、ポリエステル
系ウレタン樹脂接着剤溶液、固形分45wt%、粘度約
1500ps/25℃、溶剤トルエン]100重量部、
架橋剤としてのセイカボンドUD−C[大日精化工業(
株)製、ポリイソシアネート化合物、固形分75wt%
、イソシアネート基含量12〜13wt%、溶剤酢酸エ
チル]8重量部、酢酸エチル50重量部及び酸化チタン
顔料5重量部を均質に混合して、ウレタン樹脂系接着剤
を製造した。
【0035】製造例2 アクリル樹脂系接着剤の製造
ブチルアクリレート5モル部と2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート4モル部とメチルメタクリレート1モ
ル部との混合物100重量部に、ベンゾイルペルオキシ
ド2重量部を加え、公知の方法により酢酸エチル中で共
重合させ、固形分含有量40wt%、粘度5200cp
s/25℃のアクリル樹脂溶液を製造した。次に、この
アクリル樹脂溶液100重量部、セイカボンドUD−C
[大日精化工業(株)製、イソシアネート系硬化剤]5
重量部及び酢酸エチル20重量部を混合して、アクリル
樹脂系接着剤を製造した。
ブチルアクリレート5モル部と2−ヒドロキシエチ
ルメタクリレート4モル部とメチルメタクリレート1モ
ル部との混合物100重量部に、ベンゾイルペルオキシ
ド2重量部を加え、公知の方法により酢酸エチル中で共
重合させ、固形分含有量40wt%、粘度5200cp
s/25℃のアクリル樹脂溶液を製造した。次に、この
アクリル樹脂溶液100重量部、セイカボンドUD−C
[大日精化工業(株)製、イソシアネート系硬化剤]5
重量部及び酢酸エチル20重量部を混合して、アクリル
樹脂系接着剤を製造した。
【0036】製造例3 ウレタン系樹脂溶液の(イ)
の製造 1,4−ブタンジオールアジペートポリオール(水
酸基価約56、分子量約2000、2官能性ポリオール
)2000g、1,4−ブタンジオール45g、MDI
(ジフェニルメタンジイソシアネート)320g、ジメ
チルホルムアミド100g及びメチルエチルケトン10
0gを10リットルの反応器に仕込み、常温(約25℃
)から約95℃まで1時間を要して昇温し、この温度で
2時間反応させたのち、これにジブチルスズラウレート
0.1g、MDI55g、ジメチルホルムアミド782
g及びメチルエチルケトン364gを加え、さらに約9
5℃で2時間反応させ、次いで放冷却しながらジメチル
ホルムアミド1000g及びメチルエチルケトン300
0gを添加し、ウレタン系樹脂溶液(イ)を製造した。 このウレタン系樹脂溶液(イ)の粘度は約300ps/
25℃、固形分含有量は約30wt%であり、また、赤
外分析の結果、イソシアネート基に起因するピークはほ
とんど検出されなかった。なお、反応に用いた原料のN
CO/OHモル比は約1.0であった。
の製造 1,4−ブタンジオールアジペートポリオール(水
酸基価約56、分子量約2000、2官能性ポリオール
)2000g、1,4−ブタンジオール45g、MDI
(ジフェニルメタンジイソシアネート)320g、ジメ
チルホルムアミド100g及びメチルエチルケトン10
0gを10リットルの反応器に仕込み、常温(約25℃
)から約95℃まで1時間を要して昇温し、この温度で
2時間反応させたのち、これにジブチルスズラウレート
0.1g、MDI55g、ジメチルホルムアミド782
g及びメチルエチルケトン364gを加え、さらに約9
5℃で2時間反応させ、次いで放冷却しながらジメチル
ホルムアミド1000g及びメチルエチルケトン300
0gを添加し、ウレタン系樹脂溶液(イ)を製造した。 このウレタン系樹脂溶液(イ)の粘度は約300ps/
25℃、固形分含有量は約30wt%であり、また、赤
外分析の結果、イソシアネート基に起因するピークはほ
とんど検出されなかった。なお、反応に用いた原料のN
CO/OHモル比は約1.0であった。
【0037】製造例4 ウレタン系樹脂溶液(ロ)の
製造 1,4−ブタンジオールアジペートポリオール(水
酸基価約56、分子量約2000、2官能性ポリオール
)2000g、イソホロンジイソシアネート444g(
NCO/OHモル比約2)及びメチルエチルケトン81
5gを10リットルの反応器に仕込み、常温(約25℃
)から約95℃まで1時間を要して昇温したのち、この
温度で4時間反応させて末端イソシアネート基含有ウレ
タンプレポリマー溶液(固形分75wt%)を得た。こ
れに、さらにメチルエチルケトン1629gを添加して
固形分含有量50wt%のウレタンプレポリマー溶液を
調製した。この溶液中のイソシアネート基の含有量は1
.718wt%であった。次に、5リットルの反応器に
イソプロピルアルコール416g、メチルエチルケトン
334g、イソホロンジアミン33.03g(鎖伸長率
95%)及びDBA(重合禁止剤添加率5%)2.64
gを仕込み、約30℃に調温しながら、さらに前記の固
形分50wt%のウレタンプレポリマー溶液1000g
を添加して激しく撹拌した。次いで、撹拌しながら、1
時間を要して約40℃まで昇温し、さらにこの温度で2
時間反応させたのち、放冷却してウレタン系樹脂溶液(
ロ)を製造した。このウレタン系樹脂溶液(ロ)の固形
分含有量は30wt%で、粘度は200ps/25℃で
あった。
製造 1,4−ブタンジオールアジペートポリオール(水
酸基価約56、分子量約2000、2官能性ポリオール
)2000g、イソホロンジイソシアネート444g(
NCO/OHモル比約2)及びメチルエチルケトン81
5gを10リットルの反応器に仕込み、常温(約25℃
)から約95℃まで1時間を要して昇温したのち、この
温度で4時間反応させて末端イソシアネート基含有ウレ
タンプレポリマー溶液(固形分75wt%)を得た。こ
れに、さらにメチルエチルケトン1629gを添加して
固形分含有量50wt%のウレタンプレポリマー溶液を
調製した。この溶液中のイソシアネート基の含有量は1
.718wt%であった。次に、5リットルの反応器に
イソプロピルアルコール416g、メチルエチルケトン
334g、イソホロンジアミン33.03g(鎖伸長率
95%)及びDBA(重合禁止剤添加率5%)2.64
gを仕込み、約30℃に調温しながら、さらに前記の固
形分50wt%のウレタンプレポリマー溶液1000g
を添加して激しく撹拌した。次いで、撹拌しながら、1
時間を要して約40℃まで昇温し、さらにこの温度で2
時間反応させたのち、放冷却してウレタン系樹脂溶液(
ロ)を製造した。このウレタン系樹脂溶液(ロ)の固形
分含有量は30wt%で、粘度は200ps/25℃で
あった。
【0038】製造例5 付加反応型シリコーン系樹脂
溶液(イ)の製造 メチルフェニルシロキサン単位70モル%、メチル
ビニルシロキサン単位10モル%及びジメチルシロキサ
ン単位20モル%から成り、かつ両末端にメチル基とフ
ェニル基とビニル基とを含有するオルガノポリシロキサ
ン(粘度2100cps/25℃)90重量部、粘度調
節剤としてのオルガノポリシロキサン10重量部、テト
ラメチルテトラハイドロジエンシロキサン15重量部、
白金とテトラメチルジビニルジシロキサン錯体1重量部
(白金含有量0.6重量%)、重合禁止剤としてのn−
ブタノール1重量部及びトルエン500重量部から成る
付加反応型シリコーン系樹脂溶液(イ)を製造した。
溶液(イ)の製造 メチルフェニルシロキサン単位70モル%、メチル
ビニルシロキサン単位10モル%及びジメチルシロキサ
ン単位20モル%から成り、かつ両末端にメチル基とフ
ェニル基とビニル基とを含有するオルガノポリシロキサ
ン(粘度2100cps/25℃)90重量部、粘度調
節剤としてのオルガノポリシロキサン10重量部、テト
ラメチルテトラハイドロジエンシロキサン15重量部、
白金とテトラメチルジビニルジシロキサン錯体1重量部
(白金含有量0.6重量%)、重合禁止剤としてのn−
ブタノール1重量部及びトルエン500重量部から成る
付加反応型シリコーン系樹脂溶液(イ)を製造した。
【0039】製造例6 付加反応型シリコーン系樹脂
溶液(ロ)の製造 両末端にメチル基、フェニル基及びビニル基を有す
るジメチルポリシロキサン(粘度1900cps/25
℃)95重量部、両末端ハイドロジエンジメチルポリシ
ロキサン(粘度20cps/25℃)5重量部、両末端
にトリメチルシリル基含有メチルハイドロジエンシロキ
サン共重合体(粘度20cps/25℃)1重量部、粘
度調節剤としてTSE3221[東芝シリコーン(株)
製、ミラブルシリコーンゴム]5重量部、白金とテトラ
メチルジビニルジシロキサン錯体1.2重量部(白金含
有量0.6重量%)、重合禁止剤としてのn−ブタノー
ル1重量部及びトルエン500重量部から成る付加反応
型シリコーン系樹脂溶液(ロ)を製造した。
溶液(ロ)の製造 両末端にメチル基、フェニル基及びビニル基を有す
るジメチルポリシロキサン(粘度1900cps/25
℃)95重量部、両末端ハイドロジエンジメチルポリシ
ロキサン(粘度20cps/25℃)5重量部、両末端
にトリメチルシリル基含有メチルハイドロジエンシロキ
サン共重合体(粘度20cps/25℃)1重量部、粘
度調節剤としてTSE3221[東芝シリコーン(株)
製、ミラブルシリコーンゴム]5重量部、白金とテトラ
メチルジビニルジシロキサン錯体1.2重量部(白金含
有量0.6重量%)、重合禁止剤としてのn−ブタノー
ル1重量部及びトルエン500重量部から成る付加反応
型シリコーン系樹脂溶液(ロ)を製造した。
【0040】実施例1〜8、比較例1〜8第1表に示す
組成の(B)層形成用ウレタン系樹脂組成物、第2表に
示す組成の(C)層形成用反応型シリコーン系樹脂組成
物を調製した。なお、反応型シリコーン系樹脂組成物を
調製する場合、あらかじめ白金系触媒以外の成分を均質
に溶解又は分散させておいてから、これに白金系触媒を
添加した。
組成の(B)層形成用ウレタン系樹脂組成物、第2表に
示す組成の(C)層形成用反応型シリコーン系樹脂組成
物を調製した。なお、反応型シリコーン系樹脂組成物を
調製する場合、あらかじめ白金系触媒以外の成分を均質
に溶解又は分散させておいてから、これに白金系触媒を
添加した。
【0041】
【表1】
【0042】注
1)セイカボンドUD−C(硬化剤)
大日精化工業(株)製、トリレンジイソシアネート付加
体、固形分75wt%、NCO含量12〜13wt%、
溶剤酢酸エチル 2)無水ケイ酸 富士デビソン社製、サイロイド#244
体、固形分75wt%、NCO含量12〜13wt%、
溶剤酢酸エチル 2)無水ケイ酸 富士デビソン社製、サイロイド#244
【0043】
【表2】
【0044】注
1)無水ケイ酸
富士デビソン社製、サイロイド#244まず、離形紙に
第3表に示すウレタン系樹脂組成物を100g/m2の
割合で塗布したのち、100℃で60秒間熱風乾燥して
乾燥皮膜を形成後、ただちに、この上に製造例1で得ら
れたウレタン樹脂系接着剤を100g/m2の割合で塗
布し、同様にして乾燥皮膜を形成させながら、ナイロン
繊維の平織り織布と貼り合わせ巻き取り、さらに25〜
30℃で約12時間熟成した。次いで、離形紙を剥離し
たのち、ウレタン系樹脂層の上に第3表に示す種類の反
応型シリコーン系樹脂組成物をグラビアロールコーター
で30g/m2の割合で塗布し、100℃で60秒間熱
風乾燥させてシリコーン系樹脂硬化層を形成させ、離形
性シートを作成した。
第3表に示すウレタン系樹脂組成物を100g/m2の
割合で塗布したのち、100℃で60秒間熱風乾燥して
乾燥皮膜を形成後、ただちに、この上に製造例1で得ら
れたウレタン樹脂系接着剤を100g/m2の割合で塗
布し、同様にして乾燥皮膜を形成させながら、ナイロン
繊維の平織り織布と貼り合わせ巻き取り、さらに25〜
30℃で約12時間熟成した。次いで、離形紙を剥離し
たのち、ウレタン系樹脂層の上に第3表に示す種類の反
応型シリコーン系樹脂組成物をグラビアロールコーター
で30g/m2の割合で塗布し、100℃で60秒間熱
風乾燥させてシリコーン系樹脂硬化層を形成させ、離形
性シートを作成した。
【0045】このようにして得られた離形性シートにつ
いて、表面のシリコーン系樹脂硬化層の接着強度と反応
型シリコーン系樹脂組成物の調製直後から塗布硬化する
までの経過時間との関係を求めた。なお、反応型シリコ
ーン系樹脂組成物の調製直後とは、反応型シリコーン系
樹脂溶液を含む組成物に白金系触媒を添加した時点をい
う。また、接着強度はJIS L−0823、L−08
49に準拠して求めた。ただし、摩擦試験部分に取り付
ける金巾4号の代わりに、PLASTICERASER
ケシ−1(コクヨ製)を取り付け、加重1kgで摩擦試
験を行い、該シリコーン系樹脂硬化層が脱落するまでの
摩擦回数を接着強度の指標として求めた。その結果を第
3表に示す。
いて、表面のシリコーン系樹脂硬化層の接着強度と反応
型シリコーン系樹脂組成物の調製直後から塗布硬化する
までの経過時間との関係を求めた。なお、反応型シリコ
ーン系樹脂組成物の調製直後とは、反応型シリコーン系
樹脂溶液を含む組成物に白金系触媒を添加した時点をい
う。また、接着強度はJIS L−0823、L−08
49に準拠して求めた。ただし、摩擦試験部分に取り付
ける金巾4号の代わりに、PLASTICERASER
ケシ−1(コクヨ製)を取り付け、加重1kgで摩擦試
験を行い、該シリコーン系樹脂硬化層が脱落するまでの
摩擦回数を接着強度の指標として求めた。その結果を第
3表に示す。
【0046】
【表3】
【0047】
【表4】
【0048】第3表から分かるように、本発明の離形性
シートは、比較例のものに比べ、シリコーン系樹脂硬化
層の接着性に優れ、かつ反応型シリコーン系樹脂組成物
を調製してから、塗布硬化させるまで、常温で4時間経
過しても、シリコーン系樹脂硬化層の接着強度はほとん
ど低下しない。また、アクリル樹脂系粘着剤層が設けら
れたポリエチレンフイルム及びSBR系粘着剤層が設け
られた綿織布を用意し、それぞれの粘着剤層の上に、実
施例1〜8及び比較例1〜8の離形性シートを、シリコ
ーン系樹脂硬化層が接するように密着させて、その剥離
抵抗を観察したところ、いずれも剥離に必要な抵抗はほ
とんど感じられなかった。
シートは、比較例のものに比べ、シリコーン系樹脂硬化
層の接着性に優れ、かつ反応型シリコーン系樹脂組成物
を調製してから、塗布硬化させるまで、常温で4時間経
過しても、シリコーン系樹脂硬化層の接着強度はほとん
ど低下しない。また、アクリル樹脂系粘着剤層が設けら
れたポリエチレンフイルム及びSBR系粘着剤層が設け
られた綿織布を用意し、それぞれの粘着剤層の上に、実
施例1〜8及び比較例1〜8の離形性シートを、シリコ
ーン系樹脂硬化層が接するように密着させて、その剥離
抵抗を観察したところ、いずれも剥離に必要な抵抗はほ
とんど感じられなかった。
【0049】実施例9
アクリル樹脂層をベースとする離形性シートを下記の方
法で製造した。 a)アクリル樹脂接着剤溶液配合(A層)製造例2に示
したアクリル樹脂溶液(固形分40%、粘度5200c
ps) b)無水ケイ酸含有アクリル樹脂層(B層)製造例2に
示したアクリル樹脂溶液(固形分40%、粘度5200
cps) c)離形性シートの製造 離形紙に、上記a)に示したアクリル樹脂接着剤配合組
成物を約100g/m2・wet塗布乾燥(約90〜1
00℃/2〜3分間)しながらナイロン平織布とラミネ
ートし巻き取り、常温で12時間熟成した(以下これを
原反AAという)。続いて、離形紙に、上記b)に示し
た無水ケイ酸含有アクリル樹脂配合組成物を約100g
/m2・wet塗布乾燥しながら(約90〜100℃/
2〜3分間)、一方同時に原反AAから離形紙を剥離し
ながら、これらをラミネートし温度約30〜40℃で1
2時間熟成した(以下これを原反BBという)。このよ
うにして得られた原反BBに対して実施例1と同様にし
て、表3に示す種類の反応型シリコン系樹脂組成物をグ
ラビヤロールコーターで約30g/m2の割合で塗布し
、100℃で60秒間乾燥させてシリコン系樹脂硬化層
を形成させ離形性シートを得た。
法で製造した。 a)アクリル樹脂接着剤溶液配合(A層)製造例2に示
したアクリル樹脂溶液(固形分40%、粘度5200c
ps) b)無水ケイ酸含有アクリル樹脂層(B層)製造例2に
示したアクリル樹脂溶液(固形分40%、粘度5200
cps) c)離形性シートの製造 離形紙に、上記a)に示したアクリル樹脂接着剤配合組
成物を約100g/m2・wet塗布乾燥(約90〜1
00℃/2〜3分間)しながらナイロン平織布とラミネ
ートし巻き取り、常温で12時間熟成した(以下これを
原反AAという)。続いて、離形紙に、上記b)に示し
た無水ケイ酸含有アクリル樹脂配合組成物を約100g
/m2・wet塗布乾燥しながら(約90〜100℃/
2〜3分間)、一方同時に原反AAから離形紙を剥離し
ながら、これらをラミネートし温度約30〜40℃で1
2時間熟成した(以下これを原反BBという)。このよ
うにして得られた原反BBに対して実施例1と同様にし
て、表3に示す種類の反応型シリコン系樹脂組成物をグ
ラビヤロールコーターで約30g/m2の割合で塗布し
、100℃で60秒間乾燥させてシリコン系樹脂硬化層
を形成させ離形性シートを得た。
【0050】実施例10
実施例1と同様にして、ナイロン織布の両面に、ウレタ
ン樹脂系接着剤層、無水ケイ酸含有ウレタン系樹脂層及
びシリコーン系樹脂硬化層を形成させ、離形性シートを
作製した。
ン樹脂系接着剤層、無水ケイ酸含有ウレタン系樹脂層及
びシリコーン系樹脂硬化層を形成させ、離形性シートを
作製した。
【0051】実施例11
実施例1と同様にして、ナイロン織布の片面にウレタン
樹脂系接着剤層、無水ケイ酸含有ウレタン系樹脂層及び
シリコーン系樹脂硬化層を形成させたのち、該ナイロン
織布の裏面にSBR系感圧接着剤層を設け、さらにその
上に剥離紙を貼付し、離形性シートを作製した。
樹脂系接着剤層、無水ケイ酸含有ウレタン系樹脂層及び
シリコーン系樹脂硬化層を形成させたのち、該ナイロン
織布の裏面にSBR系感圧接着剤層を設け、さらにその
上に剥離紙を貼付し、離形性シートを作製した。
【0052】
【発明の効果】本発明の離形性シートは離形性及びその
耐久性に優れる上、簡単な工程で容易に生産性よく製造
することができ、粘着性物質を取り扱う際の支持用とし
て好適に用いられる。
耐久性に優れる上、簡単な工程で容易に生産性よく製造
することができ、粘着性物質を取り扱う際の支持用とし
て好適に用いられる。
【0053】
【図1】本発明の離形性シートの1例の構成を示す断面
図である。
図である。
【0054】
【図2】本発明の離形性シートの異なった例の構成を示
す断面図である。
す断面図である。
【0055】
【図3】本発明の離形性シートの別の異なった例の構成
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【0056】
1 支持基体
2 必要に応じ設けられる接着剤層
3 無水ケイ酸含有ウレタン系樹脂又はアクリレート
系樹脂層 4 反応型シリコーン系樹脂硬化層 5 感圧接着剤層
系樹脂層 4 反応型シリコーン系樹脂硬化層 5 感圧接着剤層
Claims (3)
- 【請求項1】支持基体の片面又は両面に、所望に応じて
設けられる(A)接着剤層、(B)粉末状無水ケイ酸含
有ウレタン系樹脂又はアクリル系樹脂層及び(C)反応
型シリコーン系樹脂硬化層を順次設けて成る離形性シー
ト。 - 【請求項2】支持基体の片面に、所望に応じて設けられ
る(A)接着剤層、(B)粉末状無水ケイ酸含有ウレタ
ン系樹脂又はアクリル系樹脂層及び(C)反応型シリコ
ーン系樹脂硬化層を順次設け、かつ該支持基体の他方の
面に、感圧接着剤層を、さらに場合により剥離用シート
を設けて成る離形性シート。 - 【請求項3】(B)層が、ウレタン系樹脂又はアクリル
系樹脂100重量部に対し、粉末状無水ケイ酸1〜50
重量部を含有させたものから成る請求項1又は2記載の
離形性シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3166442A JPH0730293B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 離形性シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3166442A JPH0730293B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 離形性シート |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04363377A true JPH04363377A (ja) | 1992-12-16 |
| JPH0730293B2 JPH0730293B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=15831483
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3166442A Expired - Fee Related JPH0730293B2 (ja) | 1991-06-11 | 1991-06-11 | 離形性シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0730293B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0611645A3 (de) * | 1993-02-18 | 1995-07-26 | Amoena Med Orthopaedie Tech | Verbindungselement. |
| US5538780A (en) * | 1993-02-18 | 1996-07-23 | Amoena Medizin-Orthop adietechnik GmbH | Connecting element using silicic acid particles to provide detachable adhesion |
| JP2006087462A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Zenjiro Shiozu | 球技用ボールにおける外皮側とボール側との接着構造 |
| JP2006289801A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Lintec Corp | 剥離シートおよび粘着体 |
| JP2012245746A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Iwao Kk | 離型性シート部材 |
-
1991
- 1991-06-11 JP JP3166442A patent/JPH0730293B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0611645A3 (de) * | 1993-02-18 | 1995-07-26 | Amoena Med Orthopaedie Tech | Verbindungselement. |
| US5538780A (en) * | 1993-02-18 | 1996-07-23 | Amoena Medizin-Orthop adietechnik GmbH | Connecting element using silicic acid particles to provide detachable adhesion |
| JP2006087462A (ja) * | 2004-09-21 | 2006-04-06 | Zenjiro Shiozu | 球技用ボールにおける外皮側とボール側との接着構造 |
| JP2006289801A (ja) * | 2005-04-11 | 2006-10-26 | Lintec Corp | 剥離シートおよび粘着体 |
| JP2012245746A (ja) * | 2011-05-30 | 2012-12-13 | Iwao Kk | 離型性シート部材 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0730293B2 (ja) | 1995-04-05 |
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