JPH04370167A - プリンター用固形インク組成物 - Google Patents

プリンター用固形インク組成物

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JPH04370167A
JPH04370167A JP3147396A JP14739691A JPH04370167A JP H04370167 A JPH04370167 A JP H04370167A JP 3147396 A JP3147396 A JP 3147396A JP 14739691 A JP14739691 A JP 14739691A JP H04370167 A JPH04370167 A JP H04370167A
Authority
JP
Japan
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ink composition
group
pigment
acid
dye
Prior art date
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Pending
Application number
JP3147396A
Other languages
English (en)
Inventor
Masami Arai
正美 新井
Chiyoko Takazawa
高沢 千代子
Ryoichi Shimazaki
島崎 良一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujicopian Co Ltd
Original Assignee
Fuji Kagakushi Kogyo Co Ltd
Fujicopian Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンター用固形インク
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】着色
剤と固形ベヒクルとからなるプリンター用固形インク組
成物としては、加熱されることによって軟化ないし溶融
して転写される熱転写性の固形インクや、圧力を受ける
ことによって転写される感圧転写性の固形インクがあり
、前者は加熱ヘッド、レーザーヘッド、通電ヘッドなど
を備えた熱転写型プリンターの印字媒体に、後者は活字
タイプライター、ワイヤードットプリンターなどのイン
パクト型プリンターの印字媒体に使用されるものである
【0003】このような印字媒体としては、たとえばフ
ィルム基材上に熱転写性固形インクの均一層を形成した
ワンタイム型熱転写インクリボン、基材上に熱転写性固
形インクを含有する多孔質層を形成したり、あるいはバ
リヤー材料を含有せしめた熱転写性固形インク層を形成
した多数回使用型熱転写インクリボン、フィルム基材上
に感圧転写性固形インク組成物の均一層を形成したワン
タイム型感圧転写インクリボンなどがある。
【0004】従来からこの種のインク組成物の着色剤と
しては、下記に示すようなトリフェニルメタン系染料が
主成分として使用されている。その理由は着色力が強く
、またベース化することでベヒクル中への溶解ないし分
散が容易となるためである。
【0005】たとえばC.I.ベーシックグリーン4(
C.I. 42000、マラカイトグリーン)
【0006】
【化2】
【0007】C.I.ベーシックバイオレット3(C.
I. 42555、クリスタルバイオレット)
【0008】
【化3】
【0009】C.I.ベーシックブルー8(C.I. 
42563、ビクトリアブルーB)
【0010】
【化4】
【0011】C.I.ベーシックバイオレット1(C.
I. 42535、メチルバイオレット)
【0012】
【化5】
【0013】前記において、Y− はカウンターイオン
を表わすが、使用されるものの多くはオレイン酸などの
有機酸の残基である。
【0014】また前記トリフェニルメタン系染料のレー
キ化顔料、たとえばC.I.ピグメントグリーン4(C
.I. 42000:2)、C.I.ピグメントバイオ
レット39(C.I.42555 :2)、C.I.ピ
グメントバイオレット3(C.I. 42535:2)
、C.I.ピグメントバイオレット27(C.I. 4
2535:3)なども使用されている。
【0015】しかしながら、前記のごときトリフェニル
メタン系染料またはそのレーキ化顔料は、経時的酸化分
解により下記に示すミヒラーケトンに変化し、このミヒ
ラーケトンは発ガン性を有する(“ Bioassay
 of Michler′s Ketone for 
PossibleCarcinogenicity ”
、National Cancer Institut
e Carcinogenesis Technica
lReport Series 、No.181、19
79、US. Department of Heal
th, Education andWelfare 
Public Health Service Nat
ional Institute of Health
参照)。
【0016】
【化6】
【0017】したがって、着色剤として前記トリフェニ
ルメタン系染料またはそのレーキ化顔料を含有するイン
ク組成物を使用するばあい、インクの調製時、印字媒体
の製造時、保存時、プリント時あるいはその後に当該イ
ンク組成物あるいはえられた印刷物に接触することによ
り、あるいは酸化分解により生じたミヒラーケトンの昇
華、揮散に起因して、人体内にミヒラーケトンが取り込
まれ、発ガンの要因となる危険性がある。
【0018】また近時、省資源の観点から古紙を再生し
て使用する傾向にあるが、印刷物に前記トリフェニルメ
タン系染料またはそのレーキ化顔料、あるいはこれから
生じたミヒラーケトンが含まれていると、この印刷物か
らの再生紙にも発ガン性物質が含まれることになる。
【0019】本発明は前記の点に鑑みて、トリフェニル
メタン系染料またはそのレーキ化顔料を用いるけれども
、発ガン性がなく安全なプリンター用固形インク組成物
を提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は、着色剤と固形
ベヒクルとからなるプリンター用固形インク組成物にお
いて、着色剤のトリフェニルメタン系染料またはそのレ
ーキ化顔料として一般式(I) :
【0021】
【化7】
【0022】[式中、R1 、R2 、R3 およびR
4 は独立に水素原子、アルキル基、アラルキル基また
はアリール基、R5 はアリール基、X− はカウンタ
ーイオンであり、A環またはB環は1種または2種以上
の置換基で置換されていてもよい。ただし、R1 、R
2 、R3 およびR4 のうちの少なくとも1つはメ
チル基でない(R5 がp−ジメチルアミノフェニル基
であるばあいは、R1 およびR2 のうちの少なくと
も1つ、ならびにR3 およびR4 のうちの少なくと
も1つはメチル基でない)]で示されるトリフェニルメ
タン系染料、またはそのレーキ化顔料を含有することを
特徴とするプリンター用固形インク組成物に関する。
【0023】
【作用】前記一般式(I) で示されるトリフェニルメ
タン系染料またはそのレーキ化顔料は、経時的酸化分解
を受けてもミヒラーケトンを生成しないため、当該染料
または顔料を含有するインク、インクリボンなどの印字
媒体、印刷物への接触などによる発ガンの危険性がない
【0024】
【実施例】以下、本発明のインク組成物について具体的
に説明する。
【0025】前記一般式(I) において、R1 、R
2、R3 およびR4 で示されるアルキル基としては
、たとえばメチル、エチル、プロピル、ブチル、sec
−ブチル、tert− ブチル、アミル、エチルヘキシ
ル、ノニル、デシル、ラウリルなど炭素数1〜12個の
アルキル基があげられる。該アルキル基は1種または2
種以上の置換基で置換されていてもよく、かかる置換基
としては、ヒドロキシル基、アルコキシル基(たとえば
メトキシ、エトキシなど)、ハロゲン基、スルホン基、
カルボキシル基、ニトロ基などがあげられる。アラルキ
ル基としてはベンジル、フェニルエチル、ジフェニルメ
チル、ナフチルメチルなど炭素数7〜15個のアラルキ
ル基があげられる。該アラルキル基は1種または2種以
上の置換基で置換されていてもよく、かかる置換基とし
てはアルキル基(たとえばメチル、エチルなど)ヒドロ
キシル基、アルコキシル基(たとえばメトキシ、エトキ
シなど)、ハロゲン基、スルホン基、カルボキシル基、
ニトロ基などがあげられる。アリール基としてはフェニ
ル、ナフチル基などがあげられる。該アリール基は1種
または2種以上の置換基で置換されていてもよく、かか
る置換基としてはアルキル基(たとえばメチル、エチル
など)、ヒドロキシル基、アルコキシル基(たとえばメ
トキシ、エトキシなど)、ハロゲン基、スルホン基、カ
ルボキシル基、ニトロ基などがあげられる。
【0026】R5 で示されるアリール基としてはフェ
ニル基、ナフチル基などがあげられる。R5 で示され
るアリール基は1種または2種以上の置換基で置換され
ていてもよく、かかる置換基としてはアミノ基、N−ア
ルキルアミノ基、N,N−ジアルキルアミノ基、N−ア
ラルキルアミノ基、N,N−ジアラルキルアミノ基、N
−アリールアミノ基、N,N−ジアリールアミノ基、N
−アルキル−N− アラルキルアミノ基、N−アルキル
−N− アリールアミノ基、N−アラルキル−N− ア
リールアミノ基、アルキル基、ヒドロキシル基、アルコ
キシル基(たとえばメトキシ、エトキシなど)、ハロゲ
ン基、スルホン基、カルボキシル基、ニトロ基などがあ
げられる。前記置換基中におけるアルキル基、アラルキ
ル基、アリール基としては前記R1 、R2 、R3、
およびR4 におけるアルキル基、アラルキル基、アリ
ール基と同様なものがあげられる。R5 の好ましい置
換アリール基としては、たとえば4−ジエチルアミノフ
ェニル、4−エチルアミノ−1− ナフチル、4−フェ
ニルアミノ−1− ナフチル、4−ジエチルアミノ−1
− ナフチル、4−(N−メチル−N− フェニルアミ
ノ)−1− ナフチル、4−ジエチルアミノ−3− ク
ロロフェニルなどがあげられる。
【0027】A環および(または)B環は1種または2
種以上の置換基で置換されていてもよく、かかる置換基
としてはアルキル基(たとえばメチル、エチルなど)、
ヒドロキシル基、アルコキシル基(たとえばメトキシ、
エトキシなど)、ハロゲン基、スルホン基、カルボキシ
ル基、ニトロ基などがあげられる。
【0028】X− で示されるカウンターイオンとして
は、有機酸残基アニオン、無機酸残基アニオンなどがあ
げられる。有機酸の具体例としてはラウリン酸、ミリス
チン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン
酸、オレイン酸、アジピン酸、クエン酸、アスコルビン
酸などの脂肪族カルボン酸、安息香酸、サリチル酸、フ
タル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、ナフトエ酸、没
食子酸、タンニン酸などの芳香族カルボン酸、ドデシル
スルホン酸、アルキルベンゼンスルホン酸などのスルホ
ン酸などがあげられる。
【0029】前記トリフェニルメタン系染料のレーキ化
顔料をうる際の無機酸としては、通常ホスホモリブデン
酸、ホスホタングステン酸などの複合無機酸が単独でま
たは組合せて用いられる。
【0030】一般式(I) で示されるトリフェニルメ
タン系染料またはそのレーキ化顔料からは、R1 、R
2 、R3 およびR4 が同時にメチル基であるもの
、ならびにR5 がp−ジメチルアミノフェニル基であ
って、かつR1 およびR2 が同時にメチル基である
もの、またはR3 およびR4 が同時にメチル基であ
るもの、すなわち酸化分解によりミヒラーケトンを発生
する可能性のあるものが排除されている。またR1 、
R2 、R3 およびR4 が同時に水素原子であるも
のはミヒラーケトンは発生しないが、それ自体毒性が強
いので使用しないのが望ましい。
【0031】前記一般式(I) においてR1 、R2
 、R3 およびR4 が同一の基であるもの、なかん
ずくエチル基であるトリフェニルメタン系染料がとくに
好ましい。
【0032】本発明で用いるトリフェニルメタン系染料
の代表例を下記に示す。
【0033】C.I.ベーシックグリーン1(C.I.
 42040)
【0034】
【化8】
【0035】C.I.ベーシックバイオレット4(C.
I. 42600、エチルバイオレット)
【0036】
【化9】
【0037】C.I.ベーシックブルー7(C.I. 
42595)
【0038】
【化10】
【0039】本発明で用いるトリフェニルメタン系染料
のレーキ化顔料の代表例としては、前記トリフェニルメ
タン系染料に対するレーキ化顔料、すなわちC.I.ピ
グメントグリーン1(C.I. 42040:1)、C
.I.ピグメントブルー14(C.I. 42600:
1)、C.I.ピグメントブルー1(C.I. 425
95:2)などがあげられる。
【0040】本発明で使用できるトリフェニルメタン系
染料、およびトリフェニルメタン系染料のレーキ化顔料
のその他の例としては、C.I.ベーシックブルー5(
C.I.42140)、C.I.ベーシックブルー18
(C.I. 42705)、C.I.ソルベントブルー
23(C.I.42760)、C.I.ベーシックブル
ー15(C.I.44085 )、C.I.ピグメント
ブルー3(C.I. 42140:1)、C.I.ピグ
メントブルー12(C.I.42130 )、C.I.
ピグメントブルー19(C.I. 42750:1)、
C.I.ピグメントブルー61(C.I. 42765
:1)、C.I.ピグメントブルー18(C.I. 4
2770:1)、C.I.ピグメントブルー57(C.
I. 42795)、C.I.ピグメントブルー56(
C.I. 42800)などがあげられる。
【0041】本発明においては、前記のトリフェニルメ
タン系染料およびそのレーキ化顔料が単独であるいは2
種以上混合して用いられる。印字堅牢性などの点からは
、トリフェニルメタン系染料とレーキ化顔料を併用する
のが好ましい。
【0042】本発明のインク組成物の着色剤としては、
トリフェニルメタン系染料またはそのレーキ化顔料とし
て前記特定のものを使用するかぎり、他の染料あるいは
顔料を併用してもよい。他の染料としてはアゾ系、アン
トラキノン系、フタロシアニン系、オキサジン系、キサ
ンテン系、メチン系、ペリノン系、インデュリン系など
各種染料があげられる。代表例をあげれば、黒系統とし
てC.I.ソルベントブラック7(C.I.50415
 :1、ニグロシンベース)、C.I.ソルベントブラ
ック3(C.I. 26150)、C.I.ソルベント
ブラック27、C.I.アシッドブラック52(C.I
.15711 )、C.I.アシッドブラック63(C
.I. 12195)などが、青系統としてC.I.ソ
ルベントブルー7(C.I. 50400、インデュリ
ンベース)、C.I.ソルベントブルー25(C.I.
 74350)、C.I.ソルベントブルー35(C.
I. 61554)、C.I.ソルベントブルー36(
C.I. 61551)、C.I.ソルベントブルー7
0、C.I.ソルベントブルー78(C.I. 615
00)、C.I.ソルベントブルー94、C.I.ソル
ベントブルー95などが、赤系統としてC.I.ソルベ
ントレッド3(C.I. 12010)、C.I.ソル
ベントレッド8(C.I. 12715)、C.I.ソ
ルベントレッド18(C.I. 21260)、C.I
.ソルベントレッド19(C.I. 26050)、C
.I.ソルベントレッド24(C.I. 26015)
、C.I.ソルベントレッド155 、C.I.ソルベ
ントレッド177 、C.I.ソルベントレッド111
 (C.I.60505)、C.I.ソルベントレッド
146 、C.I.ソルベントレッド135 、C.I
.ベーシックレッド1(C.I. 45160)、C.
I.ベーシックレッド36、C.I.ベーシックレッド
13(C.I. 48015)、C.I.ベーシックレ
ッド70、C.I.デイスパースレッド60、C.I.
バットレッド41(C.I. 73300)、紫系統と
してC.I.デイスパースバイオレット4(C.I. 
61105)、C.I.ソルベントバイオレット31、
C.I.ソルベントバイオレット32、C.I.ソルベ
ントバイオレット33、C.I.ソルベントバイオレッ
ト13(C.I. 60725)、C.I.ソルベント
バイオレット11(C.I. 61100)、C.I.
バットバイオレット1(C.I. 60010)、C.
I.ベーシックバイオレット11(C.I. 4517
5)、黄系統としてC.I.ソルベントイエロー16(
C.I. 12700)、C.I.ソルベントイエロー
29(C.I.21230 )、C.I.ソルベントイ
エロー82などがある。他の顔料としては、たとえばカ
ーボンブラック、フタロシアニンブルー、フタロシアニ
ングリーン、ジスアゾイエロー、アニリンブラック、ペ
リレンブラック、鉄黒、プロセスマゼンタ、群青、紺青
、レーキレッド、パーマネントレッドなどがあげられる
。印字堅牢性をあげるため通常染料に加えて顔料を併用
するのが好ましい。また酸化チタン、亜鉛華、二酸化ケ
イ素、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸バリウ
ム、チッ化ケイ素などの体質顔料や白色顔料を必要に応
じて使用することができる。
【0043】本発明のインク組成物は各種用途のインク
として用いられる。たとえば、ワンタイム型熱転写イン
クリボン、多数回使用型熱転写インクリボン、ワンタイ
ム型感圧転写インクリボン、多数回使用型感圧転写イン
クリボンなどの固形インクとして使用される。
【0044】これら用途の固形インクとしては着色剤と
して前記特定のものを用いる以外は、従来のベヒクルな
どがとくに変更なく使用できる。
【0045】以下、まずワンタイム型の熱転写インクリ
ボンについて説明する。このばあいの固形インクのベヒ
クルには、ワックス状物質を主体とするもの、あるいは
ワックス状物質と熱可塑性樹脂の混合物を主体とするも
のが好ましく用いられる。ワックス状物質としては、た
とえばカルナバワックス、鯨ロウ、木ろう、蜜ろう、ラ
ノリン、モンタンワックス、セレシンワックスなどの天
然ワックス類;パラフィンワックス、マイクロクリスタ
リンワックスなどの石油系ワックス類;低分子量ポリエ
チレン、酸化ワックス、エステルワックスなどの合成ワ
ックス類;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、
ステアリン酸、ベヘン酸などの高級脂肪酸類;ステアリ
ルアルコール、ベヘニルアルコールなどの高級脂肪族ア
ルコール類;高級脂肪酸モノグリセリド、ショ糖の脂肪
酸エステル、ソルビタンの脂肪酸エステルなどのエステ
ル類;オレイルアミドなどのアミド類の1種または2種
以上が適宜用いられる。熱可塑性樹脂としては、たとえ
ばエチレン−酢酸ビニル共重合体、石油樹脂、ポリ酢酸
ビニル、ポリスチレン、スチレン− ブタジエン共重合
体、アクリル系樹脂などの1種または2種以上が適宜用
いられる。
【0046】前記ワンタイム型熱転写性固形インク組成
物をうるには、前記ベヒクル100 部(重量部、以下
同様)中に本発明における着色剤を0.1〜30部程度
分散せしめるのがよい。その際必要に応じて他の添加剤
、たとえば帯電防止剤、分散剤、体質顔料などを適宜分
散せしめることができる。
【0047】前記インク組成物は溶融温度または軟化温
度が50〜150℃程度であって、軟化点より30℃高
い温度での粘度((株)レオロジー製レオメーターによ
る測定値)が10〜106 cps 程度のものが適当
である。
【0048】前記のインク組成物は適当な基材上にホッ
トメルトコート、あるいは溶剤に溶かして溶液塗布され
て、プリンター用インクリボンを形成する。
【0049】インク組成物の塗布量は乾燥後の固形分量
が0.5 〜20g/m2 の範囲になるようにするの
が好ましい。
【0050】前記基材としては、たとえばポリエチレン
テレフタレートなどのポリエステル、ポリエチレン、ポ
リプロピレン、ポリカーボネート、ポリイミド、ポリス
チレンなどのプラスチックフィルム、セロハン、合成紙
、グラシン紙、コンデンサー紙、ラミネート紙などが好
適に用いられる。基材の厚さは熱伝導性を良好にする点
から2〜10μm程度、なかんずく3〜7μm程度が好
ましい。
【0051】熱転写インクリボンの基材として前記プラ
スチックフィルムを使用するばあい、その背面(加熱ヘ
ッドに摺接する側の面)にシリコーン樹脂、フッ素樹脂
、ニトロセルロース樹脂、あるいはこれらによって変性
された各種の滑性耐熱性樹脂、あるいは耐熱性樹脂に滑
剤を混合したものなどにより構成された、従来から知ら
れているスティック防止層を設けるのが好ましい。
【0052】多数回使用型熱転写インクリボンのうち、
削れタイプ用のインク組成物としては、ワックス状物質
および熱可塑性樹脂からなるベヒクル  100部、な
らびに着色剤および非熱可塑性微粒子の混合物80〜1
20 部からなる分散物が用いられる。前記着色剤は微
粒子状または粉末状で非熱可塑性微粒子と混在していて
もよく、あるいは非熱可塑性微粒子の表面を覆うごとく
付着していてもよい。また前記混合物中で、着色剤の占
める割合は1%(重量%、以下同じ)以上であればよく
、混合物のすべてが着色剤であっても差し支えない。
【0053】また、多数回使用型熱転写インクリボンの
うち、しみ出しタイプ用のインク組成物としては、ワッ
クス状物質および熱可塑性樹脂からなるベヒクル100
 部および着色剤15〜50部の分散物に、前記分散物
の20〜30%の前記ベヒクルとは非相溶である非熱可
塑性の樹脂バインダーを加えて混合、分散したものが用
いられる。
【0054】削れタイプ、しみ出しタイプいづれのばあ
いでも、必要に応じてその他の添加剤、たとえば帯電防
止剤、分散剤、体質顔料などを適宜分散せしめることが
できる。
【0055】前記インク組成物は溶融温度または軟化温
度が50〜150℃程度であって、軟化点より30℃高
い温度での粘度((株)レオロジー製レオメーターによ
る測定値)が102 〜107 cps程度のものが適
当である。
【0056】前記熱転写インク組成物は適当な基材上に
溶剤コートされて、多数回使用型熱転写インクリボンを
形成する。
【0057】インク組成物の塗布量は乾燥後の固形分量
が2〜30 g/m2 の範囲になるようにするのが好
ましい。
【0058】前記基材としては、前記ワンタイム型のば
あいと同様の材料が使用できる。
【0059】スティック防止層を設けることが好ましい
点も前記ワンタイム型のばあいと同様である。
【0060】ワンタイム型感圧転写インクリボンのばあ
い、ベヒクルとしては熱転写インクリボンのばあいと同
様のワックス状物質、樹脂などに加えて、柔軟化剤とし
てパラフィンオイル、ナタネ油、ヒマシ油、ジオクチル
アゼレート、ジオクチルセバケート、ジエチルフタレー
ト、アセチルクエン酸トリブチル、ラノリンなどの鉱物
油、動植物油、可塑剤が使用される。また液状の界面活
性剤も好適に使用される。
【0061】前記ワンタイム型感圧転写インク組成物を
うるには、本発明における着色剤を前記ベヒクル 10
0部中に0.1 〜30部程度分散せしめるのがよい。 その際必要に応じて他の添加剤、たとえば帯電防止剤、
分散剤、体質顔料などを適宜分散せしめることができる
【0062】前記感圧転写インク組成物は適当な基材上
に、ホットメルトコーティング法、溶剤コーティング法
などの方法を用いて乾燥後の固形成分が2〜10 g/
m2 の範囲となるように塗布される。
【0063】多数回使用型感圧転写インクリボンのばあ
い、そのインク組成物としては、本発明における着色剤
をベヒクル100 部中に0.1 〜30部程度分散せ
しめた分散物に、塩化ビニル− 酢酸ビニル共重合体、
ポリエステル、セルロースアセテートブチレート、ポリ
ウレタン、ポリビニルブチラール、塩化ビニリデン系樹
脂、ポリスチレン、アクリレートなどの樹脂バインダー
を前記分散物100 部に対して10〜50部加え、混
合、分散したものが用いられる。
【0064】前記ベヒクルとしてはパラフィンオイル、
ナタネ油、ヒマシ油、ジオクチルアゼレート、ジオクチ
ルセバケート、ジエチルフタレート、アセチルクエン酸
トリブチル、ラノリンなどの鉱物油、動植物油、可塑剤
が使用される。また液状の界面活性剤も好適に使用され
る。またワックスなども適宜添加できる。
【0065】前記インク組成物にはまた、必要に応じて
他の添加剤、たとえば帯電防止剤、分散剤、体質顔料な
どを適宜分散せしめることができる。
【0066】前記多数回使用型感圧転写インク組成物は
溶剤にとかして適当な基材上に、バーコーター、グラビ
アコーター、リバースロールコーターなどを用いて、乾
燥後の固形分量が15〜30 g/m2 の範囲になる
ように塗布される。
【0067】つぎに実施例および比較例をあげて、本発
明を説明する。
【0068】実施例1 染料としてC.I.ベーシックグリーン1の20g を
蒸留水2リットルに溶解したものに0.1N NaOH
 を滴下した。灰褐色の沈澱が生成し、溶液の色が徐々
に薄くなった。このようにして生成した沈澱を瀘取した
のち、数回蒸留水で洗浄し、乾燥して染料ベースをえた
【0069】この染料ベース0.5gおよびフタロシア
ニングリーン(C.I.ピグメントグリーン7)4.5
gをカルナバワックス10g 、ステアリン酸30g 
、キシレン樹脂5g に加え、95℃に加熱した3本ロ
ールミルで混練、分散して緑色のインク組成物を調製し
た。
【0070】このインク組成物を厚さが5μmのポリエ
チレンテレフタレートフィルム上にホットメルトコーテ
ィングしてワンタイム型熱転写インクリボンを作製した
。インク組成物の塗布量は固形物の乾燥重量で4 g/
m2 であった。えられたインクリボンを市販のパソコ
ン用プリンタ(セイコーエプソン(株)製)に装着し印
字したところ、鮮やかな緑色の印字がえられた。
【0071】比較例1 実施例1における染料をC.I.ベーシックグリーン4
に代えた以外は実施例1とまったく同じ材料、同じ手順
でインク組成物を調製し、熱転写インクリボンを作製し
た。 このインクリボンについて実施例1と同様な試験を行な
ったところ、実施例1と同等の印字結果をえた。
【0072】実施例2〜3および比較例2〜3着色剤と
して、表1に示すトリフェニルメタン系染料のレーキ化
顔料を表1に示すベヒクルに加え、95℃で3本ロール
ミルで混練、分散してインク組成物を調製し、これを用
いて実施例1と同様にして熱転写インクリボンを作製し
た。
【0073】実施例4 染料としてC.I.ベーシックブルー7の 20gを蒸
留水 1.5リットルに溶解したものに、別にドデシル
ベンゼンスルホン酸ナトリウム 13gを蒸留水 50
0mlに溶解した溶液を加え、生じた沈澱を回収し、水
で洗浄したのち乾燥させて染料のドデシルベンゼンスル
ホン酸塩をえた。
【0074】えられた染料の塩を用いて表1に記載した
処方のインク組成物を調製した。
【0075】えられたインク組成物をメチルエチルケト
ンとキシレンとの1:1混合液1リットルに分散、溶解
し、厚さが5μmのポリエチレンテレフタレートフィル
ム上にバーコーターで塗布、乾燥して多数回使用型熱転
写インクリボンを作製した。インク組成物の塗布量は8
 g/m2 であった。
【0076】比較例4 実施例4において、染料をC.I.ベーシックブルー8
に代えた以外は実施例4と全く同じ材料、同じ手順でイ
ンク組成物を調整し、これを用いて多数回使用型熱転写
インクリボンを作製した。
【0077】
【表1】
【0078】実施例5 C.I.ベーシックブルー7を、実施例1と同様にして
染料ベースとした。
【0079】えられた染料ベースを用いて、下記処方の
インク組成物を調製した。
【0080】               成      分   
                         
    量(g)      C.l.ベーシックブル
ー7のドデシル            ベンゼンスル
ホン酸塩                     
     0.5       フタロシアンブルー 
                         
        2       酸化パラフィンワッ
クス                       
      15       モンタンワックス  
                         
        10       ヒマシ油    
                         
               8       ソル
ビタンモノオレエート               
             1.5       ジエ
チルヘキシルセバケート              
            3    えられたインク組成物を厚さ7μmのポリエチレン
フィルム上にホットメルトコーターによって塗布し、ワ
ンタイム型感圧転写インクリボンを作製した。インク組
成物の塗布量は3 g/m2 であった。
【0081】比較例5 実施例5における染料を、C.I.ベーシックブルー8
に代えた以外は実施例5と全く同じ材料、同じ手順でイ
ンク組成物を調製し、ワンタイム型感圧転写インクリボ
ンを作製した。
【0082】実施例6 C.l.ベーシックブルー7の0.5gとC.l.ベー
シックグリーン1の0.5gとを蒸留水500ml に
溶解し、カーボンブラック10g を加え超音波を用い
て均一に分散した。
【0083】この液に、タンニン酸ナトリウム3g を
蒸留水100mlに溶解した溶液を滴下して染料をレー
キ化し、約50℃を保って約2時間撹拌を続けた。その
のち固形分を濾別しよく水洗ののち乾燥し、カーボンブ
ラックにレーキ顔料をかぶせたカーボンブラックトナー
をえた。
【0084】えられたカーボンブラックトナー7g 、
イソステアリン酸8g 、鉱物油10g 、塩化ビニル
− 酢酸ビニル共重合体3g、珪藻土2g をメチルエ
チルケトン(MEK)70g 中に分散、溶解した。
【0085】前記MEK 溶液を厚さ7μmのポリエチ
レンテレフタレートフィルム上に乾燥後の固形分として
に20 g/m2 の割合で塗布し、多数回使用型感圧
転写インクリボンを作成した。
【0086】えられたインクリボンをキャノン(株)製
電子タイプライター(AP−500)に装着してテスト
を行った。その結果、同一個所で20回以上印字をくり
返すことができた。
【0087】比較例6 実施例6において染料をC.l.ベーシックブルー8の
0.5g、およびC.l.ベーシックグリーン4の0.
5gに代えたほかは実施例6と同様に行った。
【0088】実施例1〜6および比較例1〜6でえられ
た各熱転写インクリボンについて、ミヒラーケトンの発
生を調べた。
【0089】前記試験はつぎのようにして行なった。す
なわち経時的変化を促進させるため、インクリボンを5
0℃、90%RHの環境下に1カ月間放置し、そののち
リボンのインク中のミヒラーケトン量をつぎのようにし
て定量した。
【0090】前記インクリボンを、インク重量として約
0.1gになるように採取秤量し、約10mlのテトラ
ヒドロフランに溶解し、同量のイソプロピルアルコール
を加えてワックス類を析出、沈殿させたのち、メンブラ
ンフィルターを用いて濾過し、濾液を水− アセトニト
リル混合溶剤で10倍に希釈した。ODSC 18 カ
ラムを用いウォーターズ社製の HPLC装置でミヒラ
ーケトンを定量した。定量は試薬のミヒラーケトンを用
いて作製した検量線を用いて行った。
【0091】結果を各インク組成と共に表2に示す。
【0092】
【表2】
【0093】表2から、本発明の固形インク組成物はミ
ヒラーケトンを発生しないことが分る。
【0094】
【発明の効果】本発明の固形インク組成物はトリフェニ
ルメタン系染料または顔料を用いているにもかかわらず
ミヒラーケトンが発生せず、発ガン性の危険がなく、安
全に使用しうる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  着色剤と固形ベヒクルとからなるプリ
    ンター用固形インク組成物において、着色剤のトリフェ
    ニルメタン系染料またはそのレーキ化顔料として、一般
    式(I) : 【化1】 [式中、R1 、R2 、R3 およびR4 は独立に
    水素原子、アルキル基、アラルキル基またはアリール基
    、R5 はアリール基、X− はカウンターイオンであ
    り、A環またはB環は1種または2種以上の置換基で置
    換されていてもよい。ただし、R1 、R2 、R3 
    およびR4 のうちの少なくとも1つはメチル基でない
    (R5 がp−ジメチルアミノフェニル基であるばあい
    は、R1 およびR2 のうちの少なくとも1つ、なら
    びにR3 およびR4 のうちの少なくとも1つはメチ
    ル基でない)]で示されるトリフェニルメタン系染料、
    またはそのレーキ化顔料を含有することを特徴とするプ
    リンター用固形インク組成物。
  2. 【請求項2】  トリフェニルメタン系染料またはその
    レーキ化顔料が、一般式(I) においてR1 、R2
     、R3 およびR4 がエチル基であるものである請
    求項1記載のインク組成物。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008189926A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Xerox Corp 相変化インク組成物
JP2013079370A (ja) * 2011-09-20 2013-05-02 Dic Corp 化合物及びカラーフィルタ
US8915993B2 (en) 2009-06-10 2014-12-23 Xerox Corporation Solid or phase change inks with improved properties

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