JPH0441919B2 - - Google Patents

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JPH0441919B2
JPH0441919B2 JP60099059A JP9905985A JPH0441919B2 JP H0441919 B2 JPH0441919 B2 JP H0441919B2 JP 60099059 A JP60099059 A JP 60099059A JP 9905985 A JP9905985 A JP 9905985A JP H0441919 B2 JPH0441919 B2 JP H0441919B2
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JP
Japan
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gallic acid
gallate
dyes
thermal transfer
gradation
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JP60099059A
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Toshihiko Matsushita
Sadao Morishita
Mikya Sekine
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Priority to DE19863609710 priority patent/DE3609710A1/de
Priority to DE3644928A priority patent/DE3644928C2/de
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Publication of JPH0441919B2 publication Critical patent/JPH0441919B2/ja
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/382Contact thermal transfer or sublimation processes
    • B41M5/392Additives, other than colour forming substances, dyes or pigments, e.g. sensitisers, transfer promoting agents

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(A) 産業上の利用分野 本発明は、熱ヘツドを用いた熱溶融転写型熱転
写システムにおいて、階調性記録のできる熱転写
記録シートに関するものである。 (B) 従来の技術 従来から熱転写システムには、支持体上に熱昇
華性染料を含むインク層を形成し、加熱により該
染料を受像紙側に昇華し記録を行う熱昇華転写方
式と、支持体上に有色の染顔料を含有した熱溶融
性インク層を形成(以下ドナーシートと称する)
し加熱により受像紙側へ溶融転写し記録を行う熱
溶融転写方式とが知られている。熱昇華転写方式
は染料がガス体となつて転写記録が行なわれる為
に画像の階調性がよくフルカラー記録方式として
有望視され、このシステムの受像紙として染料の
染着性改良の発明がなされている。(特開昭57−
91296、特開昭57−107885、特開昭57−137191、
特開昭59−59495、特開昭59−64393) しかしながら、該熱昇華転写方式は、染料の昇
華温度が高い為に、加熱時間を多く要し記録のス
ピードが遅い欠点が有る。又、昇華温度の低い染
料を使用することも可能であるが、染料の再昇華
による画像の保存性が悪く、更には、染料なるが
故に画像の耐光性も良くない。これ等の理由故に
最近では、記録スピードが早く、画像保存性のよ
い熱溶融転写方式で階調性を出す方式が種々研究
されている。 例えば、特開昭57−56295では、支持体上に熱
溶融性インキ層(A)を設け、該インキ層(A)上に網点
の形態で、互いに間隔をもつて配列された、(A)よ
りも融点の低い多数のスポツト状熱溶融性インキ
層(B)を設けたもので、加熱によりインキの転写量
をかえて中間調を出すものである。 又、特開昭59−64391は、支持体上に、順次、
加熱によつて画像を与え得る画像形成物質を含有
する層、および該画像形成物質を受容して加熱に
よつて被転写媒体に転写し得る画像受容層を塗工
してなるもので画像形成物質の受像紙側への熱転
写量をコントロールしたものである。 (C) 発明が解決しようとする問題点 上記の従来技術で引用した特許公報では種々の
問題点がある。 例えば、特開昭57−56295、同59−64391号公報
ではいずれも、支持体に塗工するインキの層構造
の工夫で階調を出そうとするものである。即ち、
ドナーシートを2回の塗工で完成させねばなら
ず、製造コストも高くなるという欠点がある。 又、従来の単層ドナーシートは、有色染顔料、
バインダー、ワツクス類、その他添加材を熱溶融
したホツトメルトインク剤を、グラビア法又はフ
レキソ法により、支持体に塗工されており、使用
されるワツクス類は、熱溶融されて塗工される為
に塗工層の充填密度が大で熱ヘツドより与えられ
る熱の伝導性が良く、熱ヘツドの形状に対応した
インク層がほぼ完全に溶解する故か、感熱式フア
クシミリや感熱式プリンターにて、普通紙やコー
ト紙上に熱転写印字をした場合、たとえ印字機
が、16階調位の階調付きのものであつても、濃度
階調は得られず、画像は非常に硬調なON−
OFF2値記録となる。それ故、当業界では、転写
濃度の異なるドナーシートを使用して多数回、重
ね印字をして濃度階調を出すと共に、印字するマ
トリツクス内の網点の数を制御する面積階調法も
併用して複雑な方法で高階調の画像を得ようとし
ている。これは、ドナーシートの製造コストも高
くなり、又、印字スピードも遅くなる欠点があ
る。 本発明者らは、これらの欠点を解決し、階調性
記録のできる熱転写記録シートを得ることを目的
として研究した。 (D) 問題点を解決するための手段 本発明者らは、これらの欠点を解決するため鋭
意研究を行なつた結果、階調性熱転写記録シート
を提供することができた。 即ち、支持体の片面に有色の染顔料、バインダ
ー、ワツクス類を主成分とする熱溶融性インク層
を塗設してなる熱転写記録シートにおいて、該熱
溶融性インクに没食子酸又はその誘導体並びにア
セチレングリコールを含有することにより階調性
記録のできる熱転写記録シートを提供することが
できた。 加うるに、本発明の階調性熱転写記録シート
は、アセチレングリコールの含有により熱溶融性
インクを製造するに当つて染顔料の他成分に対す
る分散性が良く、併せて支持体との密着性に優れ
ているという特徴を有するものである。 具体的に説明すると、該没食子酸又はその誘導
体が、没食子酸、没食子酸メチル、没食子酸エチ
ル、没食子酸プロピル、没食子酸イソアミル、没
食子酸オクチル、没食機酸ラウリル、没食子酸ス
テアリル、トリメトキシ没食子酸、トリメトキシ
没食子酸メチルエステル、没食子酸3−メチルエ
ーテル、没食子酸4−メチルエーテル、没食子酸
3,4−ジメチルエーテル、没食子酸3,5−ジ
メチルエーテルから選ばれる少なくとも1種から
なるものである。 さらに好ましくは、没食子酸誘導体が没食子酸
アルキルエステル即ち、没食子酸メチル、没食子
酸エチル、没食子酸プロピル、没食子酸イソアミ
ル、没食子酸オクチル、没食子酸ラウリル、没食
子酸ステアリルから選ばれる少なくとも1種から
なるものである。 本発明の熱溶融性インクは有色の染顔料、バイ
ンダー、ワツクス類の構成成分に没食子酸又はそ
の誘導体を熱溶融性インクの総重量あたり5〜50
重量パーセント含有することで階調性記録を得る
ことができる。好ましくは、10〜30重量パーセン
トである。 又、アセチレングリコールは、2,4,7,9
−テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール
及びその酸化エチレン付加体、3,6−ジメチル
−4−オクチン−3,6−ジオールから選ばれる
少なくとも1種からなるものである。 アセチレングリコールは、該熱溶融性インクの
乾燥固型分あたり0.1〜20重量パーセントであり、
好ましくは、0.5〜10重量パーセントである。 本発明の階調性熱転写記録シートは支持体に単
層塗工をするだけで高度の濃度階調性を持つた画
像を得ることができる。単色による塗工でなく、
染顔料を少なくともイエロー、マゼンダ、シアン
の各色からなる熱溶融性インクを支持体上に部分
塗工した熱転写記録シートとすることでカラーの
階調性を持つた画像も得ることができる。 さらに、熱溶融性インクにおける染顔料の分散
性がよく、支持体と該インクの密着性が優れてい
ることからより均質な熱溶融性インク層を塗設し
た階調性熱転写記録シートを製造することができ
る。 本発明の熱転写記録シートが濃度階調の出る理
由は、余り定かではないが、通常の熱転写記録シ
ートにおいて熱溶融性インクの転写効果を与える
成分がワツクス類のみの場合に熱ヘツドから与え
られたある一定エネルギーのとき受像紙に完全転
写するのに対して、本発明の没食子酸又はその誘
導体の混合は、それ自体融点が高く低エネルギー
では転写量を押さえ、徐々にエネルギーの増大に
比例して転写量も増えていくことにより濃度階調
性が出ると考えられる。又、本発明の成分を混合
した場合熱転写記録シート上の熱溶融性インク層
を拡大してみると支持体上に該インクが粒子状に
配列されており、熱ヘツドのエネルギーに応じて
粒子状のインクが独立して受像紙面に転写される
ことでより一層濃度階調の出やすい傾向があると
考えられる。 本発明中のアセチレングリコールを含有させる
ことは染顔料の均一分散、支持体との密着性に優
れているという特徴により、上記の長所に対して
相乗効果をもたらすものである。 さらに、熱溶融性インクの主たる成分であるバ
インダー、ワツクス類、染顔料の種類、量、融点
も微妙に影響してくるものと思われる。 例えば、ワツクス類としては、融点が50℃〜
200℃、好ましくは、60℃〜150℃のワツクス類が
良好で、融点が50℃よりも低い場合には、インク
層中の形態が、たとえ粒子状であつても、熱転写
時、高感度すぎる為に濃度階調性が得られ難い。
逆に融点が200℃より高い場合には、熱ヘツドに
高エネルギーを要し、熱転写量も少なくなり、実
用的ではない。 この様なワツクス類には、以下に代表的なもの
を例示するが、これ等に限定されるものではな
い。 ワツクス類として、例えば、植物系ワツクスと
しては、ライスワツクス、木ろう、キヤンデリラ
ワツクス、カルナウバワツクスなど、動物系ワツ
クスとしては、ラノリン、蜜ろう、セラツクワツ
クス、鉱物系ワツクスとしては、モンタンワツク
スなど、合成ワツクスとしては、パラフインワツ
クス、マイクロクリスタリンワツクス、酸化パラ
フインワツクス、塩素化パラフインワツクス、リ
シノール酸アマイド、ラウリン酸アマイド、エル
カ酸アマイド、パルミチン酸アマイド、オレイン
酸アマイド、12−ヒドロキシステアリン酸、ジス
テアリルケトン、エチレンビスステアリン酸アマ
イドなど、金属石けんとしては、ステアリン酸ナ
トリウム、パルチミン酸ナトリウム、ラウリン酸
カリウム、ミリスチン酸カリウム、ステアリン酸
カルシウム、ステアリン酸亜鉛ステアルリン酸ア
ルミニウム、ステアリン酸マグネシウム、ステア
リン酸鉛、二塩基性ステアリン酸バリウムなど、
高級脂肪酸としては、パルミチン酸、ステアリン
酸など、高級アルコールとしては、パルミチルア
ルコール、ステアリルアルコール、セリルアルコ
ールなど、合成ポリアルコールとしては、ポリエ
チレングライコール、ポリプロピレングライコー
ルなどを挙げることができる。 次に、染顔料としては、水溶性染料、油溶性染
顔料、分散染料、溶媒不溶性の有機顔料のいずれ
のものでも使用でき、階調性の良悪には直接には
関係ない。上記の各タイプの染顔料は塗工方法に
よつて使いわけができる。 特に水溶性染料は水性塗工、溶剤塗工に使用さ
れることが望ましい。又、有機溶剤に溶解するも
のは溶剤塗工が好ましく、ホツトメルトの塗工の
場合には、溶解、分散のいずれでもよい。 染顔料の粒子径は、1μ前后又はそれ以下まで
微粒子状にする方が、転写画像の粒子の粗らさが
なく良好である。染料には、昇華型染料もある
が、本発明では昇華性の機能を充分に発揮出来な
い。しかし、色材として使用する限り、本発明を
阻害するものではなく、使用しても差支えない。 染顔料について、以下に具体的に例示するが、
これらに限定されるものではなく、2種以上を併
用してもよい。 水溶性染料としては、ニトロソ染料、アゾ染料
(モノ、ビス、トリス、テトラキスアゾ染料)、ス
チルベンアゾ染料、ケトイミン(ジフエニルメタ
ン)染料、トリフエニルメタン染料、キサンテン
染料、アクリジン染料、キノリン染料、メチン染
料、ポリメチン染料、チアゾール染料、インダミ
ン染料、アジン染料、チアジン染料、オキシケト
ン染料、アントラキノン染料、フタロシアニン染
料などを挙げることができる。さらに具体的に例
示すれば、ニトロソ染料としてはモーダントグリ
ーン4(C.I.10005、以下カツコ内はC.I.No.を示
す)、アゾ染料としてはダイレクトレツド28
(22120)、スチルベンアゾ染料としてはダイレク
トオレンジ71(40205)、ケトイミン染料としては
ベーシツクエロー2(41000)、トリフエニルメタ
ン染料としてはベーシツクブルー1(42025)、キ
サンテン染料としてはアシツドレツド52(45100)、
アクリジン染料としてはベーシツクオレンジ23
(46075)、キノリン染料としてはアシツドエロー
2(47010)、メチン染料としてはダイレクトイエ
ロー59(49000)、アジン染料としてはアシツドブ
ルー59(50315)、オキサジン染料としてはモーダ
ントブルー10(51030)、チアジン染料としてはベ
ーシツクブルー9(52015)、アントラキノン染料
としてはアシツドブルー45(63010)、フタロシア
ニン染料としてはダイレクトブルー86(74180)な
どがある。 油溶性染料としては、アゾ染料、アゾ金属錯塩
染料、アントラキノン染料、および、フタロシア
ニン染料を挙げることができる。さらに具体的に
例示すると、アゾ染料としてはソルベントエロー
2(I.C.11020、以下カツコ内はC.I.No.を示す)、ソ
ルベントオレンジ1(11920)、ソルベントレット
24(26105)、ソルベントブラウン3(11360)など
が、アゾ金属錯塩染料としては、ソルベントエロ
ー19(13900A)、ソルベントオレンジ5
(18745A)、ソルベントレツド8(12715)、ソルベ
ントブラウン37、ソルベントブラツク123(12195)
などが、アントラキノン染料としては、ソルベン
トバイオレツト13(60725)、ソルベントブルー11
(61525)、ソルベントグリーン3(61565)などが、
フタロシアニン染料としてはソルベントブルー25
(74350)などがある。 分散染料としては、アミノアゾまたはアミノア
ントラキノン染料、ニトロアリールアミン染料等
を挙げることができる。さらに具体的に例示する
とアミノアゾ染料としてはデイズパーズエロー3
(C.I.11855、以下カツコ内はC.I.No.を示す)、デイ
ズパーズオレンジ3(11005)、デイスパーズレツ
ド1(11110)、デイズパーズバイオレツト24
(11200)、デイズパーズブルー44などがある。ア
ミノアントラキノン染料としてはデイズパーズオ
レンジ11(60700)、デイズパーズレツド4
(60755)、デイズパーズバイオレツト1(61100)、
デイズパーズブルー3(61505)などがある。ニト
ロアリールアミン染料としてはデイズパーズエロ
ー1(10345)および42(10338)などがある。 顔料としては、アゾ顔料(モノアゾ、ビスア
ゾ、縮合アゾ顔料)、染色レーキ顔料(酸性染料
レーキ、塩基性染料レーキ、媒染染料レーキ顔
料)、ニトロ顔料、ニトロソ顔料、フタロシアニ
ン顔料、高級顔料(建染染料系顔料、金属錯塩顔
料、ペリレン顔料、イソインドリノン顔料、キナ
クリドン顔料)などを挙げることができる。さら
に具体的に例示すると、アゾ顔料としてはハンザ
エローG(C.I.11680、以下カツコ内はC.I.No.を示
す)、ハンザエローR(12710)、ピラゾロンレツド
B(21120)、パーマネントレツドR(12085)、レー
キレツドC(15585)、ブリリアントカーミン6B
(15850)、パーマネントカーミンFB(12490)(以
上モノアゾ顔料)、ベンジジンエローG(21090)、
ベンジジンエローGR(21100)、パーマネントエ
ローNCR(20040)(以上ビスアゾ顔料)、クロモ
フタルイエロー、クロモフタルレツド(以上縮合
アゾ顔料)などがある。染色レーキ顔料として
は、キノリンエローレーキ(47005)、エオシンレ
ーキ(45380)、アルカリブルーレーキ(42750A、
42770A)(以上酸性染料レーキ顔料)、ローダミ
ンレーキB(45170)、メチルバイオレツトレーキ
(42535)、ビクトリアブルーレーキ(44045)、マ
ラカイトグリーンレーキ(42000)(以上塩基性染
料レーキ顔料)、アリザリンレーキ(58000)(媒
染染料レーキ顔料)などがある。ニトロ顔料とし
てナフトールエローS(10316)、ニトロソ顔料と
してピグメンとグリーンB(10006)、ナフトール
グリーンB(10020)、フタロシアニン顔料として
は、無金属フタロシアニンブルー(74100)、フタ
ロシアニンブルー(74160)、フタロシアニングリ
ーン(74260)などがある。高級顔料としては、
アンスラピリミジンエロー(68420)、インダンス
レンブリリアントオレンジGK(59305)、インダ
ンスレンブルーRS(69800)、チオインジゴレツド
B(73300)(以上建染染料系顔料)、ニツケルアゾ
エロー(12775)(金属錯塩顔料)、ペリレンレツ
ド(71140)、ペリレンスカーレツト(71137)(以
上ペリレン顔料)、イソインドリノンエロー(イ
ソインドリノン顔料)、キナクリドンレツドY
(46500)、キナクリドンマゼンタ(73915)などが
ある。 また、黒色顔料として、カーボンブラツク(C.
I.77265)がある。 バインダーは、水溶性バインダー、非水溶性バ
インダーのいずれも使用可能であり、水溶性バイ
ンダーは溶剤塗工による水溶性媒体と非水性系媒
体からなる混合系媒体の水性/非水性系に使用さ
れる。非水溶性バインダーは、溶剤塗工、ホツト
メルト塗工に使用される。 この様な、バインダーの代表例を以下に例示す
るがこれ等に限定されるものではなく、2種以上
を併用してもよい。 バインダーとしては、例えば、ポリビニルアル
コール、メチルセルロース、ゼラチンヒドロキシ
エチルセルロース、カルボキシメチルセルロー
ス、アラビアゴム、でん粉及びその誘導体、カゼ
イン、ポリビニルピロリドン、ブチラール樹脂、
エチレンエチルアクリレート、ステレン・ブタジ
エン共重合体、酢酸ビニル樹脂、酢酸ビニル系共
重合体、アクリル樹脂、メチルメタアクリル樹
脂、スチレン・アクリロニトリル樹脂、エチレン
−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル樹脂、石油
樹脂など挙げることができる。 熱溶融性インクの主成分に対する使用量は、染
顔料が0.5〜40重量パーセント、好ましくは、1
〜25%重量パーセント、ワツクス類が10〜70重量
パーセント、好ましくは、20〜60重量パーセン
ト、バインダーが5〜60重量パーセント、好まし
くは、10〜50重量パーセントである。 本発明では、以上のとおり没食子酸又はその誘
導体、アセチレングリコール、有色染顔料、バイ
ンダー、ワツクス類が主成分であるが、支持体に
塗工又は印刷するにあたり、その他の添加剤、例
えば、界面活性剤、分散剤、帯電防止剤、酸化防
止剤、紫外線防止剤などを添加しても良い。 支持体としては、コンデンサ紙、タイプライタ
ー用紙、トレーシグペーパー等の薄紙、合成紙、
セロハン紙、更にはポリエステルフイルム、ポリ
イミドフイルム、ポリエチレンフイルム、ポリカ
ーボネートフイルム、ポリスチレンフイルム、テ
フロンフイルム、などの合成樹脂フイルムをその
まゝ又は熱ヘツドに粘着しない様に耐熱処理加工
をして使用される。 塗工機はホツトメルトコーター、エアーナイフ
コーター、ロールコーター、ブレードコーター、
バーコーター、等の公知のコーターで塗工される
し、又、フレキソ法、グラビア法等での公知の印
刷機も使用され得る。 フルカラー画像を得る為には、少なくともイエ
ロー、マゼンタ、シアンの各色のインクを同一支
持体上に、線順次、面順次、点順次の方式で部分
印刷をして実施される。 なお、溶剤塗工については、一般の溶剤で可能
であるが例えば、メタノール、エタノール、イソ
プロピルアルコール、トルエン、メチルエチルケ
トン、アセトン、酢酸エチルなど適宜使用し得
る。 (E) 作用 本発明の階調性熱転写記録シートは、支持体の
片面に有色の染顔料、バインダー、ワツクス類を
主成分とする熱溶融性インクに没食子酸又はその
誘導体並びにアセチレングリコールを含有するこ
とで高度の階調性記録のできるものである。 従来の熱転写記録シートでは熱ヘツドを用いて
画像形成をするとき、低エネルギー状態から印字
していく場合に転写が起るエネルギー領域から高
エネルギーまで転写濃度の差は余りなく一定の転
写濃度を示し階調性を得ることができない。 一方、本発明の熱転写記録シートは該インク組
成に没食子酸又はその誘導体並びにアセチレング
リコールを含有することで該インクの染顔料の分
散性、支持体への該インクの密着性に優れ低エネ
ルギー領域から高エネルギーまでなだらかな転写
濃度を示し、階調性を得ることができる。これ
は、転写効率の高いワツクス類に融点の高い没食
子酸又はその誘導体が加わることで転写性を制御
でき、階調性のある転写を示すもので、該インク
組成に5〜50重量パーセント含有することにより
効率的に作用する。 又、アセチレングリコールは0.1〜20重量パー
セント含有することで効果的に作用する。 (F) 実施例 以下、実施例をあげて具体的に本発明を説明す
る。 なお、実施例及び比較例中の「部」は固型分の
重量部を示す。 実施例 1 1−1階調性熱転写記録シート(ドナーシー
ト)の作製に当つて、熱溶融性インクの配合を以
下のとおりとし、メイヤーバーを用いて耐熱処理
をした9μPETフイルムに乾燥塗目方4g/m2
溶剤塗工した。 SOT Blue G(保土谷化学、融点74〜75℃)
10重量部 150〓パラフインワツクス 40重量部 ポリビニルアルコール 20重量部 没食子酸ラウリル(融点96℃) 30重量部 2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−
4,7−ジオール 3重量部 なお、熱溶融性インクは、ボールミルを用いて
20%のエタノール分散液として調製したものであ
る。 作製した該ドナーシートについてそのインク面
を普通紙(熱転写紙用受像紙、三菱製紙製、商品
名TTR−PW)と重ね合わせ、ドナーシートの
裏面より松下電子部品製フアクシミリ試験機によ
り16.0Vにてパルス巾を0.2ミリ秒から3.0ミリ秒
と0.2ミリ秒おきに変化させて加熱印字をし、転
写された画像濃度を光学濃度計(マクベス
RD514型)を用いて測定した。結果を表1に示
した。又、本発明のアセチレングリコール、即ち
2,4,7,9−テトラメチル−5−デシン−
4,7−ジオールの添加により、PETフイルム
との密着性について該ドナーシートを繰り返し折
り曲げて該インク層の剥離程度を観察したが剥離
は起らなかつた。 1−1と同様にして1−2、1−3、1−4及
び1−5、又、比較例として1−1〜1−3も実
験し、結果を表1に掲げた。 表1において、PETフイルムと熱溶融性イン
ク層との密着性について該インク層の剥離の起ら
ないものを○とし、起るもの(比較例1−1、1
−2)及び該インク層がベタベタになり粘着作用
を起すもの(比較例1−3)を×とした。 表1から明らかなとおり、実施例の1−1〜1
−5は、階調性のある濃度変化及びPETフイル
ムと該インク層の密着性が良いことを示している
のに対して、比較例では、1−1では低パルス巾
の領域から転写濃度が高く階調性をもたなかつ
た。比較例1−2ではPETフイルムと該インク
層との密着性がなく剥離してしまつた。しかし、
階調性については備えていた。比較例1−3では
PETフイルムと該インク層との密着性が過剰す
ぎて、該インク層がベトベトしてしまい使用に耐
えられなかつた。
【表】
【表】 実施例 2 階調性熱転写記録シート(ドナーシート)の作
製に当たつて、以下のとおりのホツトメルト用熱
溶融性インクを作り、耐熱処理をした9μPETフ
イルムに塗目方3.5g/m2となるようにホツトメ
ルト塗工した。 カーボンブラツク 10重量部 パラフインワツクス(日本精蝋製商品名 SP−
0145) 53重量部 エチレン−酢酸ビニル樹脂 6重量部 石油樹脂(荒川化学製、商品名アルコンM)
6重量部 没食子酸エチル(融点150〜153℃) 25重量部 3,6−ジメチル−4−オクチン3,6−ジオー
ル 5重量部 作製した該ドナーシートについて、実施例1と
同様にして印字し、結果を表2に示した。 比較例 2 実施例2の熱溶融性インクの没食子酸エチルを
除き、パラフインワツクスの量を78重量部とした
以外は同一にしてドナーシートを作製した。 実施例2と同様に印字し、結果を表2に示し
た。表2から明らかなとおり、実施例2では階調
性のある濃度変化及びPETフイルムと該インク
層との密着性が良いことを示しているのに対し
て、比較例2ではPETフイルムと該インク層と
の密着性は良好であるものの低パルス領域から高
い濃度を示し階調性が得られなかつた。
【表】
【表】 (G) 発明の効果 本発明は、熱溶融性インクに没食子酢酸及び/
又はその誘導体、並びにアセチレングリコールを
含有することにより、支持体への該インクの密着
性に優れ、極めて高い濃度階調性が得られ、単色
塗工の他、イエロー、マゼンタ、シアンの3色、
及びブラツクの4色を部分塗工したものを用いれ
ば高い色再現性のカラー画像が得られ、工業的意
義の高い優れた階調性熱転写記録シートを提供で
きるものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 支持体の片面に有色の染顔料、バインダー、
    ワツクス類を主成分とする熱溶融性インク層を塗
    設してなる熱転写記録シートにおいて、該熱溶融
    性インクに没食子酸又はその誘導体並びにアセチ
    レングリコールを含有することを特徴とする階調
    性熱転写記録シート。 2 該没食子酸又はその誘導体が没食子酸、没食
    子酸メチル、没食子酸エチル、没食子酸プロピ
    ル、没食子酸イソアミル、没食子酸オクチル、没
    食子酸ラウリル、没食子酸ステアリル、トリメト
    キシ没食子酸、トリメトキシ没食子酸メチルエス
    テル、没食子酸3−メチルエーテル、没食子酸4
    −メチルエーテル、没食子酸3,4−ジメチルエ
    ーテル、没食子酸3,5−ジメチルエーテルから
    選ばれる少なくとも1種である特許請求の範囲第
    1項記載の階調性熱転写記録シート。 3 該熱溶融性インクの総重量あたり該没食子酸
    又はその誘導体が5〜50重量パーセントである特
    許請求の範囲第1項記載の階調性熱転写記録シー
    ト。 4 該アセチレングリコールが、2,4,7,9
    −テトラメチル−5−デシン−4,7−ジオール
    及びその酸化エチレン付加体、3,6−ジメチル
    −4−オクチン3,6−ジオールから選ばれる少
    なくとも1種である特許請求の範囲第1項記載の
    階調性熱転写記録シート。 5 該アセチレングリコールが、該熱溶融性イン
    クの乾燥固型分あたり0.1〜20重量パーセントで
    ある特許請求の範囲第1項記載の階調性熱転写記
    録シート。
JP60099059A 1985-03-23 1985-05-10 階調性熱転写記録シ−ト Granted JPS61255896A (ja)

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DE19863609710 DE3609710A1 (de) 1985-03-23 1986-03-21 Gradations-waermeuebertragungs-aufzeichnungsblatt
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