JPH04370694A - 電波シール装置 - Google Patents
電波シール装置Info
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- JPH04370694A JPH04370694A JP3147184A JP14718491A JPH04370694A JP H04370694 A JPH04370694 A JP H04370694A JP 3147184 A JP3147184 A JP 3147184A JP 14718491 A JP14718491 A JP 14718491A JP H04370694 A JPH04370694 A JP H04370694A
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- radio wave
- concave groove
- door
- wave absorber
- sealing device
- Prior art date
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-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05B—ELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
- H05B6/00—Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
- H05B6/64—Heating using microwaves
- H05B6/76—Prevention of microwave leakage, e.g. door sealings
- H05B6/763—Microwave radiation seals for doors
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波電波を遮蔽する
電波シール装置に関し、特に電子レンジのように開閉自
在のドアを有する機器の電波シール装置に関する。
電波シール装置に関し、特に電子レンジのように開閉自
在のドアを有する機器の電波シール装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の電波シール装置(たとえ
ば、米国特許第3182164号明細書および図面)は
図10に示すように構成していた。以下、その構成につ
いて説明する。
ば、米国特許第3182164号明細書および図面)は
図10に示すように構成していた。以下、その構成につ
いて説明する。
【0003】図に示すように、8は電子レンジ本体の加
熱庫であり、この加熱庫8の開口部9を開閉自在に覆い
、取手10を有するドア11が設けられている。このド
ア11の周縁部には加熱庫8側に向いて開口した隙間部
12を有する空洞のチョーク部13が形成されている。 このチョーク部13の奥行L1 は、使用される高周波
の波長の実質的に4分の1波長に設計されている。この
場合、ドア11のチョーク部13の幅は4分の1波長以
上必要である。すなわち、従来電子レンジで使用されて
いる電磁波の周波数は、2450MHzであるので4分
の1波長は約30mmとなる。この長さのチョーク部1
3と対向させるために、加熱庫8の開口部9に形成した
周縁部14の厚さL2 は4分の1波長より大きい値と
なる。したがって、加熱庫8の開口部9の有効大きさは
周縁部14の分だけひとまわり小さい。
熱庫であり、この加熱庫8の開口部9を開閉自在に覆い
、取手10を有するドア11が設けられている。このド
ア11の周縁部には加熱庫8側に向いて開口した隙間部
12を有する空洞のチョーク部13が形成されている。 このチョーク部13の奥行L1 は、使用される高周波
の波長の実質的に4分の1波長に設計されている。この
場合、ドア11のチョーク部13の幅は4分の1波長以
上必要である。すなわち、従来電子レンジで使用されて
いる電磁波の周波数は、2450MHzであるので4分
の1波長は約30mmとなる。この長さのチョーク部1
3と対向させるために、加熱庫8の開口部9に形成した
周縁部14の厚さL2 は4分の1波長より大きい値と
なる。したがって、加熱庫8の開口部9の有効大きさは
周縁部14の分だけひとまわり小さい。
【0004】上述のとおり従来のチョーク部13は4分
の1波長の深さとして高周波を減衰させるという技術思
想に基づいている。すなわち、チョーク部13の特性イ
ンピーダンスをZ0 、深さをLとし、終端部を短絡し
たときにチョーク部13の開口部でのインピーダンスZ
INは、式(1)に示されるようになる。
の1波長の深さとして高周波を減衰させるという技術思
想に基づいている。すなわち、チョーク部13の特性イ
ンピーダンスをZ0 、深さをLとし、終端部を短絡し
たときにチョーク部13の開口部でのインピーダンスZ
INは、式(1)に示されるようになる。
【0005】
ZIN=jZ0 tan(2πL/λ0 )
………………(1)(λ0 は自由空間波長) チョーク方式の電波減衰手段は、チョーク部13の深さ
Lを4分の1波長に選定することにより、式(2)に示
すように、インピーダンスZINを無限大にして達成す
るという原理に基づいている。
………………(1)(λ0 は自由空間波長) チョーク方式の電波減衰手段は、チョーク部13の深さ
Lを4分の1波長に選定することにより、式(2)に示
すように、インピーダンスZINを無限大にして達成す
るという原理に基づいている。
【0006】
|ZIN|=Z0 tan(π/2)=∞
………………(2)以下、図11を用いて理論的に説明
する。ここで説明の都合上、図11のように凹状溝15
の深さ方向をZ軸、加熱庫8内からドア11の隙間を通
って庫外へ向かう方向をY軸、凹状溝15の長手方向に
X軸を取ることとする。
………………(2)以下、図11を用いて理論的に説明
する。ここで説明の都合上、図11のように凹状溝15
の深さ方向をZ軸、加熱庫8内からドア11の隙間を通
って庫外へ向かう方向をY軸、凹状溝15の長手方向に
X軸を取ることとする。
【0007】チョーク方式は周知の4分の1波長インピ
ーダンス変換原理に基づくものである。すなわち、凹状
溝15の特性インピーダンスをZ0C、凹状溝15の深
さを1C とし加熱庫8から凹状溝15に至る漏波路1
6の特性インピーダンスをZ0P、漏波路16の長さを
1P 、使用波長をλとしたときに、図11の如く凹状
溝15の底Cの短絡インピーダンスZC は、零である
ので凹状溝15の開孔部Bから底Cを見たインピーダン
スZB は、式(3)に示すようになる。
ーダンス変換原理に基づくものである。すなわち、凹状
溝15の特性インピーダンスをZ0C、凹状溝15の深
さを1C とし加熱庫8から凹状溝15に至る漏波路1
6の特性インピーダンスをZ0P、漏波路16の長さを
1P 、使用波長をλとしたときに、図11の如く凹状
溝15の底Cの短絡インピーダンスZC は、零である
ので凹状溝15の開孔部Bから底Cを見たインピーダン
スZB は、式(3)に示すようになる。
【0008】
ZB =jZ0Ctan(2π1C /λ)
………………(3)ここで、 1C =λ/4 と選ぶことにより、 |ZB |=∞ と変換できる。
………………(3)ここで、 1C =λ/4 と選ぶことにより、 |ZB |=∞ と変換できる。
【0009】この開口部BのインピーダンスZB を線
路始点A部でみたときのインピーダンすZA は式(4
)となる。
路始点A部でみたときのインピーダンすZA は式(4
)となる。
【0010】
ZA =−jZ0P/tan(2π1P /λ
) …………(4)ここで、 1P =λ/4 と選ぶことにより |ZA |=0 と変換できる。
) …………(4)ここで、 1P =λ/4 と選ぶことにより |ZA |=0 と変換できる。
【0011】凹状溝15の底部Cでの短絡状態が4分の
1波長インピーダンス変換原理をたくみに利用すること
で線路始点に現出することにより電波シール装置として
実用化しているものである。
1波長インピーダンス変換原理をたくみに利用すること
で線路始点に現出することにより電波シール装置として
実用化しているものである。
【0012】漏波路16や凹状溝15に誘電率εr の
誘電体を装荷することにより誘電体内での波長λ’は自
由空間波長λの(εr )1/2 倍になり、誘電率ε
r 、透磁率μr の磁性体を装荷することにより磁性
体内での波長λ’は自由空間波長λの(εr ×μr
)1/2 倍になるが4分の1波長(λ’/4)インピ
ーダンス原理を用いることにより同様の効果を得られる
。図11で説明すると、Z軸方向に凹状溝15の深さを
4分の1波長にするとY軸方向への電波漏洩が抑えられ
るというものである。また、従来、凹状溝15の壁面に
スリットを設け、X方向の電波伝搬成分を低減する方法
もあった。
誘電体を装荷することにより誘電体内での波長λ’は自
由空間波長λの(εr )1/2 倍になり、誘電率ε
r 、透磁率μr の磁性体を装荷することにより磁性
体内での波長λ’は自由空間波長λの(εr ×μr
)1/2 倍になるが4分の1波長(λ’/4)インピ
ーダンス原理を用いることにより同様の効果を得られる
。図11で説明すると、Z軸方向に凹状溝15の深さを
4分の1波長にするとY軸方向への電波漏洩が抑えられ
るというものである。また、従来、凹状溝15の壁面に
スリットを設け、X方向の電波伝搬成分を低減する方法
もあった。
【0013】つぎに、他の従来例として図12(a)、
(b)に示したものがある。これは4分の1波長凹状溝
17と電波吸収体18を組合せたドアシール装置である
。ただし、この場合にはチョーク構造の長手方向(X方
向)に伝搬する電波は規制されておらず、電波吸収体1
8で吸収されている。
(b)に示したものがある。これは4分の1波長凹状溝
17と電波吸収体18を組合せたドアシール装置である
。ただし、この場合にはチョーク構造の長手方向(X方
向)に伝搬する電波は規制されておらず、電波吸収体1
8で吸収されている。
【0014】さらに、別の従来例(たとえば、実公昭5
6−16068号公報)として、図13に示すように凹
状溝19を設け、凹状溝19の外側に電波吸収体20を
設けたものがある。これも4分の1波長を達成して電波
を減衰させ、さらに電波吸収体20で凹状溝19より外
部に漏れ出た電波を吸収するようになっている。
6−16068号公報)として、図13に示すように凹
状溝19を設け、凹状溝19の外側に電波吸収体20を
設けたものがある。これも4分の1波長を達成して電波
を減衰させ、さらに電波吸収体20で凹状溝19より外
部に漏れ出た電波を吸収するようになっている。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電波
シール装置では、構成図12(a)、(b)のものは、
電波の伝搬を考えるとX方向の成分は規制されておらず
、電波吸収体18に吸収させて電波漏洩を抑えているの
で電波吸収体18の負荷が大きいという問題があり、ま
た、図13のものでは、凹状溝19を設け、これも実質
的に4分の1波長を達成して電波を減衰させ、さらに、
電波吸収体20を凹状溝19の外部に設け、凹状溝19
から外に漏洩する電波を吸収させて外部へ漏洩する電波
を抑えている。
シール装置では、構成図12(a)、(b)のものは、
電波の伝搬を考えるとX方向の成分は規制されておらず
、電波吸収体18に吸収させて電波漏洩を抑えているの
で電波吸収体18の負荷が大きいという問題があり、ま
た、図13のものでは、凹状溝19を設け、これも実質
的に4分の1波長を達成して電波を減衰させ、さらに、
電波吸収体20を凹状溝19の外部に設け、凹状溝19
から外に漏洩する電波を吸収させて外部へ漏洩する電波
を抑えている。
【0016】以上のように、従来は電波吸収体は4分の
1波長凹状溝で減衰させた電波のX方向成分またはY方
向成分の減衰のために用いているか、または、電波吸収
体をチョーク部の外に置いて凹状溝より漏洩した電波を
吸収しているため、チョーク部の大きさには電波の4分
の1波長の空間が必要となる。たとえば、2450MH
zの場合には、約30.6mmとなる。また、図12(
a),(b),図13に示したようにチョーク部を板金
で達成するには、複雑な折曲げやスポット溶接が必要で
あるという課題があった。
1波長凹状溝で減衰させた電波のX方向成分またはY方
向成分の減衰のために用いているか、または、電波吸収
体をチョーク部の外に置いて凹状溝より漏洩した電波を
吸収しているため、チョーク部の大きさには電波の4分
の1波長の空間が必要となる。たとえば、2450MH
zの場合には、約30.6mmとなる。また、図12(
a),(b),図13に示したようにチョーク部を板金
で達成するには、複雑な折曲げやスポット溶接が必要で
あるという課題があった。
【0017】本発明は上記課題を解決するもので、従来
よりも小さくより簡単な構造の電波シール装置を提供す
ることを目的としている。
よりも小さくより簡単な構造の電波シール装置を提供す
ることを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、開口部を有し電波が内部に供給される本体
と、この本体の前記開口部を開閉自在に覆うドアと、前
記本体と前記ドアとが対向する部分の少なくとも一方に
設けた凹状溝と、前記凹状溝の少なくとも1つの壁面が
長手方向に導体幅よりもピッチが大きくなるようにした
壁面群と、前記凹状溝に設けた電波吸収体とを備え、前
記電波吸収体を前記凹状溝の開口面の高さより低い位置
に設けたことを課題解決手段としている。
するために、開口部を有し電波が内部に供給される本体
と、この本体の前記開口部を開閉自在に覆うドアと、前
記本体と前記ドアとが対向する部分の少なくとも一方に
設けた凹状溝と、前記凹状溝の少なくとも1つの壁面が
長手方向に導体幅よりもピッチが大きくなるようにした
壁面群と、前記凹状溝に設けた電波吸収体とを備え、前
記電波吸収体を前記凹状溝の開口面の高さより低い位置
に設けたことを課題解決手段としている。
【0019】
【作用】本発明は上記した課題解決手段により、凹状溝
の少なくとも1つの壁面が長手方向に導体幅よりもピッ
チが大きくなるようにした壁面群により、凹状溝の長手
方向に伝搬する電波のX成分が伝搬しないようでき、凹
状溝によりY方向の漏洩波を減衰でき、電波漏洩を抑え
ることができる。さらに、凹状溝内に設けた電波吸収体
の誘電性および透磁性による電波縮効果により凹状溝の
深さを4分の1波長より短くでき、電波吸収体の電波減
衰効果により漏洩電波をより小さくできる。さらに、電
波吸収体を凹状溝の開口面の高さより低い位置に設けた
構成とすることにより、凹状溝の深さをより小さくして
、全体のシール構成をコンパクトにできる。
の少なくとも1つの壁面が長手方向に導体幅よりもピッ
チが大きくなるようにした壁面群により、凹状溝の長手
方向に伝搬する電波のX成分が伝搬しないようでき、凹
状溝によりY方向の漏洩波を減衰でき、電波漏洩を抑え
ることができる。さらに、凹状溝内に設けた電波吸収体
の誘電性および透磁性による電波縮効果により凹状溝の
深さを4分の1波長より短くでき、電波吸収体の電波減
衰効果により漏洩電波をより小さくできる。さらに、電
波吸収体を凹状溝の開口面の高さより低い位置に設けた
構成とすることにより、凹状溝の深さをより小さくして
、全体のシール構成をコンパクトにできる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図4に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0021】図に示すように、電子レンジ本体1は内部
に電波が供給されるもので、ドア2を開閉自在に設け、
ドア2に凹状溝3を設けている。凹状溝3の外側の壁面
にスリット部4を設けており、壁面の長手方向に導体幅
aよりもピッチPが大きくなるようにした壁面群5とな
っている。電波吸収体6は凹状溝3の開口面よりl1
だけ低い位置にあり、電波吸収体6の上部には凹状溝3
の外部から異物が侵入するのを防ぐドアカバー7を設け
ている。また、ドアカバー7は電波吸収体6と接合し固
定する役目もしている。図4は、図1のA−A’面の断
面図で、ドアカバー7はスリット部4の隙間および電波
吸収体6の上部の開口面を塞ぎ、かつ電波吸収体6を固
定している。
に電波が供給されるもので、ドア2を開閉自在に設け、
ドア2に凹状溝3を設けている。凹状溝3の外側の壁面
にスリット部4を設けており、壁面の長手方向に導体幅
aよりもピッチPが大きくなるようにした壁面群5とな
っている。電波吸収体6は凹状溝3の開口面よりl1
だけ低い位置にあり、電波吸収体6の上部には凹状溝3
の外部から異物が侵入するのを防ぐドアカバー7を設け
ている。また、ドアカバー7は電波吸収体6と接合し固
定する役目もしている。図4は、図1のA−A’面の断
面図で、ドアカバー7はスリット部4の隙間および電波
吸収体6の上部の開口面を塞ぎ、かつ電波吸収体6を固
定している。
【0022】上記構成において動作を説明すると、ドア
カバー7の厚みをl1 、電波吸収体6の厚みをl2
、電波吸収体6の下方の深さをl3 、凹状溝3深さを
lとすると、 l=l1 +l2 +l3 となる。ここで、l2 の厚みを2mmとして、l1
を変化させたときの漏波が最小になるl3 を測定する
と(表1)のようになった。
カバー7の厚みをl1 、電波吸収体6の厚みをl2
、電波吸収体6の下方の深さをl3 、凹状溝3深さを
lとすると、 l=l1 +l2 +l3 となる。ここで、l2 の厚みを2mmとして、l1
を変化させたときの漏波が最小になるl3 を測定する
と(表1)のようになった。
【0023】
【表1】
【0024】(表1)から分かるように、No.1に比
べて、No.2,No.3の方がトータルの凹状溝3の
深さlが小さくなる。つまり、電波吸収体6の位置が溝
の開口面より低いとlを小さくできる。したがって、ド
ア2の厚みをより小さくすることができる。図5は電波
吸収体6の上部と開口面の間が0mmのときの断面図で
ある。
べて、No.2,No.3の方がトータルの凹状溝3の
深さlが小さくなる。つまり、電波吸収体6の位置が溝
の開口面より低いとlを小さくできる。したがって、ド
ア2の厚みをより小さくすることができる。図5は電波
吸収体6の上部と開口面の間が0mmのときの断面図で
ある。
【0025】また、l1 を0mmとしてl2 を変化
させたときの漏波が最小になるl3 を測定すると(表
2)のようになった。
させたときの漏波が最小になるl3 を測定すると(表
2)のようになった。
【0026】
【表2】
【0027】ここでは、フェライトを樹脂に分散した吸
収率約80%の電波吸収体6を用いて測定した。厚みを
変えることによってトータルの溝の深さlが小さくて済
む。これは電波吸収体6の誘電性および透磁性による電
波圧縮効果によるものであり、厚みをさらに増すとlは
もっと小さくて済む。
収率約80%の電波吸収体6を用いて測定した。厚みを
変えることによってトータルの溝の深さlが小さくて済
む。これは電波吸収体6の誘電性および透磁性による電
波圧縮効果によるものであり、厚みをさらに増すとlは
もっと小さくて済む。
【0028】(表1),(表2)より、より厚い電波吸
収体6を凹状溝3の開口面の高さより低い位置に設ける
ことにより、深さlをより小さくすることができる。
収体6を凹状溝3の開口面の高さより低い位置に設ける
ことにより、深さlをより小さくすることができる。
【0029】図6は、凹状溝3の外壁にスリット部4(
2mm、10mm)を入れ、そのピッチを変化させたと
きの漏洩値を測定した図である。ピッチ300mmのと
きが、スリット部4がないときに相当する。スリット部
4の大きさを変えてもピッチを30mm程度にしたとき
が漏洩値が最小になっている。
2mm、10mm)を入れ、そのピッチを変化させたと
きの漏洩値を測定した図である。ピッチ300mmのと
きが、スリット部4がないときに相当する。スリット部
4の大きさを変えてもピッチを30mm程度にしたとき
が漏洩値が最小になっている。
【0030】スリット部4の効果をみるために、スリッ
ト部4の有無によって電波漏洩値がどう変化するかを比
較したのが、図7である。縦軸は漏洩値、横軸はドア2
と本体1との隙間(ギャップ)である。図7をみて判る
ようにスリット部4がある場合の方がない場合に比べて
1桁前後漏洩値が低いことが判る。
ト部4の有無によって電波漏洩値がどう変化するかを比
較したのが、図7である。縦軸は漏洩値、横軸はドア2
と本体1との隙間(ギャップ)である。図7をみて判る
ようにスリット部4がある場合の方がない場合に比べて
1桁前後漏洩値が低いことが判る。
【0031】また、電波吸収体6の効果をみるために、
電波吸収体6の有無によって電波漏洩値がどう変化する
かを比較したのが、図8である。縦軸は漏洩値、横軸は
ドア2と本体1との隙間(ギャップ)である。図8をみ
て判るように電波吸収体6のある場合の方がない場合に
比べて1桁前後漏洩値が低いことが判る。
電波吸収体6の有無によって電波漏洩値がどう変化する
かを比較したのが、図8である。縦軸は漏洩値、横軸は
ドア2と本体1との隙間(ギャップ)である。図8をみ
て判るように電波吸収体6のある場合の方がない場合に
比べて1桁前後漏洩値が低いことが判る。
【0032】以上のように、スリット部4だけがなくて
も、電波吸収体6だけがなくても漏波が大きいことが判
る。つまり、スリット部4と電波吸収体6は相互に影響
しあって漏波を低減する効果を有することが判る。
も、電波吸収体6だけがなくても漏波が大きいことが判
る。つまり、スリット部4と電波吸収体6は相互に影響
しあって漏波を低減する効果を有することが判る。
【0033】また、図9はフェライト樹脂体の有無およ
び厚みの変化について示した図である。フェライト樹脂
体のない場合よりある場合のほうが漏洩値が小さいこと
が判る。また、厚みが厚くなるほど漏洩値が小さいこと
が判る。
び厚みの変化について示した図である。フェライト樹脂
体のない場合よりある場合のほうが漏洩値が小さいこと
が判る。また、厚みが厚くなるほど漏洩値が小さいこと
が判る。
【0034】つぎに、導電性のチタン酸カリウムウィス
カーを樹脂に分散した、吸収率約50%、誘電率約40
の電波吸収体6を用いて、l1 を0mmとして、測定
したところ、(表3)のようになった。
カーを樹脂に分散した、吸収率約50%、誘電率約40
の電波吸収体6を用いて、l1 を0mmとして、測定
したところ、(表3)のようになった。
【0035】
【表3】
【0036】この電波吸収体6を凹状溝3に設置して測
定した場合でも、フェライト樹脂体の場合と同様の効果
が得られた。
定した場合でも、フェライト樹脂体の場合と同様の効果
が得られた。
【0037】図1から図3に示すように、従来のように
板金を複雑に曲げたり、スポット溶接したりすることが
なく、板金を折り曲げる構造であるので、製造工程が少
なくて済むので作りやすい。
板金を複雑に曲げたり、スポット溶接したりすることが
なく、板金を折り曲げる構造であるので、製造工程が少
なくて済むので作りやすい。
【0038】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、凹状溝の少なくとも一つの壁面が長手方向に
導体幅よりもピッチが大きくなるようにした壁面群とし
、凹状溝に電波吸収体を設け、前記電波吸収体を前記凹
状溝の開口面の高さより低い位置に設けたから、電波シ
ール構造をより小さくすることができ、ドアの厚みをよ
り小さくでき、従来の構造のように板金を複雑に曲げた
り、スポット溶接したりすることがなく、板金を折り曲
げる構造であるので、製造工程が少なくて済むので作り
やすいという効果を有する。
によれば、凹状溝の少なくとも一つの壁面が長手方向に
導体幅よりもピッチが大きくなるようにした壁面群とし
、凹状溝に電波吸収体を設け、前記電波吸収体を前記凹
状溝の開口面の高さより低い位置に設けたから、電波シ
ール構造をより小さくすることができ、ドアの厚みをよ
り小さくでき、従来の構造のように板金を複雑に曲げた
り、スポット溶接したりすることがなく、板金を折り曲
げる構造であるので、製造工程が少なくて済むので作り
やすいという効果を有する。
【図1】本発明の一実施例の電波シール装置の要部斜視
図
図
【図2】同電波シール装置を備えた電子レンジの断面図
【図3】同電波シール装置の要部断面図
【図4】図1の
A−A’線断面図
A−A’線断面図
【図5】同電波シール装置のドアカバーの厚みが0mm
の場合の要部断面図
の場合の要部断面図
【図6】同電波シール装置のスリット部のピッチの影響
を示した図
を示した図
【図7】同電波シール装置のスリット部の効果を示した
図
図
【図8】同電波シール装置の電波吸収体の効果を示した
図
図
【図9】同電波シール装置の電波吸収体の有無および厚
みの効果を示した図
みの効果を示した図
【図10】従来の電波シール装置を備えた電子レンジの
断面図
断面図
【図11】同電波シール装置の要部拡大断面図
【図12
】(a)従来の他の例の電波シール装置の要部断面図 (b)同電波シール装置の要部斜視図
】(a)従来の他の例の電波シール装置の要部断面図 (b)同電波シール装置の要部斜視図
【図13】従来の別の例の電波シール装置の要部断面図
1 本体
2 ドア
3 凹状溝
5 壁面群
6 電波吸収体
Claims (1)
- 【請求項1】開口部を有し電波が内部に供給される本体
と、この本体の前記開口部を開閉自在に覆うドアと、前
記本体と前記ドアとが対向する部分の少なくとも一方に
設けた凹状溝と、前記凹状溝の少なくとも1つの壁面が
長手方向に導体幅よりもピッチが大きくなるようにした
壁面群と、前記凹状溝に設けた電波吸収対体を備え、前
記電波吸収体を前記凹状溝の開口面の高さより低い位置
に設けた電波シール装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3147184A JPH04370694A (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 電波シール装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3147184A JPH04370694A (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 電波シール装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04370694A true JPH04370694A (ja) | 1992-12-24 |
Family
ID=15424471
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3147184A Pending JPH04370694A (ja) | 1991-06-19 | 1991-06-19 | 電波シール装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04370694A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002343553A (ja) * | 2001-05-10 | 2002-11-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電磁波遮蔽装置および電子レンジ |
| JP2013250031A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Hitachi Appliances Inc | 加熱調理器 |
-
1991
- 1991-06-19 JP JP3147184A patent/JPH04370694A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002343553A (ja) * | 2001-05-10 | 2002-11-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 電磁波遮蔽装置および電子レンジ |
| JP2013250031A (ja) * | 2012-06-04 | 2013-12-12 | Hitachi Appliances Inc | 加熱調理器 |
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