JPH0437071Y2 - - Google Patents

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JPH0437071Y2
JPH0437071Y2 JP16001886U JP16001886U JPH0437071Y2 JP H0437071 Y2 JPH0437071 Y2 JP H0437071Y2 JP 16001886 U JP16001886 U JP 16001886U JP 16001886 U JP16001886 U JP 16001886U JP H0437071 Y2 JPH0437071 Y2 JP H0437071Y2
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walls
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は包装用箱に関し、さらに詳しくは、
2個の並んだ収容部を有し、必要に応じて連結部
を切断することにより2個の容器に分割すること
のできる包装用箱に関する。
(従来の技術) 従来この種の包装用箱としては、実公昭59−
37459号公報および実公昭59−38335号公報に記載
されたものが実用化されている。第6図はその箱
の構造を示し、2個の収容部41,42が山折り
された2重の中間壁43を介して接続され、その
側壁部は、底片44の一辺に連設した壁片45か
ら成る側壁46と、底片44の他の二辺に連設し
た壁片47とこれに続く折返片48との間に、壁
片45の端部に連設された芯片49および2つ折
りにした芯片50、中間壁43の端部に連設され
た芯片51および中間部で2つ折りにされた芯片
52をそれぞれ内在させた側壁53および54と
から成る。そして隣りの容器部側へ越境した芯片
52の先端に形成した蟻溝状の凹部55には、芯
片49の先端の台形状の嵌込み突片56が嵌合す
るようになつている。なお図は前記実公昭59−
37459号のものを示し、実公昭59−38335号のもの
は凹部55と嵌込み突片56が蟻溝と台形状では
なく片側の斜辺のみで係合する切欠状のものであ
り、さらに鎖線57で示す撓み重ね用の函受け部
をそなえた切起し片が付設されているほかは、実
公昭59−37459号のものと同様の構成を有するも
のである。
(考案が解決しようとする問題点) ところが上記構成の従来の包装用箱60は、先
ず側壁46が1枚の壁片45から成るため強度が
小さく、各部を構成する段ボールを厚手の高強度
のものとする必要があり、4重構造の側壁53お
よび54は過剰強度のものとなり、不経済であつ
た。また段ボールの裏面側(箱内側)に白ライナ
ーを使用しないと、側壁53および54の内壁面
を除き、収容部41および42の内壁面がすべて
茶色を呈することになり外観が劣るため、裏面側
にも白ライナーを使用せざる得ず、この点におい
ても不経済であつた。また芯片52の凹部55と
芯片49の嵌込み突片56とは、段ボールの板面
同志が掛り合うので、薄いライナー同志が突合せ
接触することは不可能でありライナーが相手片の
中芯内に侵入した状態で掛り合うため、嵌合部の
側壁長手方向(矢印W方向)のがたつきが大き
く、従つて2個の収容部41,42間のがたつき
が大きいという欠点があつた。
この考案は上記従来の問題点を解決するもの
で、一重壁の側壁部がなくなり各部の強度バラン
スがとれ、箱構成材料をグレードダウンすること
ができ、材料裏面の白ライナーの省略も可能とな
ることとあいまつて製作費が安価で済、さらに両
収容部間のがたつきが少ない包装用箱を提供する
ことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するためにこの考案の包装用箱
は、連結部2を介して接続された中間壁1a,1
bと、この中間壁1a,1bに連設され互いに反
対方向に延びる底壁3,3と、この底壁3,3の
前記中間壁と反対側の辺に連設した側壁4,4
と、この側壁4,4の上端に連設され両端部に支
承板部5a,5aをそなえた頂板5,5と、各支
承板部5aの一端に連設した嵌込片6と、各底壁
3,3の両端に連設した側壁7,7′と、各側壁
7,7′に頂壁8,8′を介して連設した内側壁
9,9′と、各側壁7,7′の一端部に連設した折
込片10,10′と各内側壁9,9′の一端部に連
設した折込片11,11′と、中間壁1aおよび
1bの両端に突設した耳片20,20′と、中間
壁1aの一端部および中間壁1bの反対側端部に
それぞれ連設した折込片21,21′と、中間壁
1aおよび1bの他端部に連設され中間線23上
に穴24を有するとともにこの中間線と中間壁端
部との間を2等分する位置に折返線25を有する
折込片22,22′とをそなえて成り、前記耳片
20,20′を折返状態の折込片22,22′の各
穴24,24に嵌込み、折込片21,22,2
1′,22′を側壁7,7′と内側壁9,9′間に挾
持し、折込片10,11,10′,11′を側壁
4、4′の内側に折込み、各頂板5,5の両端部
の嵌込片6,6を頂壁8,8′に穿設した嵌込穴
12,12に嵌込んで収容部31,32を形成
し、中間壁の連結部2および折込片22,22′
の中間線23部の切断により両収容部31,32
を分離可能な構成とした。
(作用) この考案の包装用箱においては、組立状態にお
いて中間壁1a,1bに対向する側壁部は、側壁
4と折込片10,11および10′,11′との三
重壁構造となり、さらに頂板5も強度部材として
作用するので、大きな強度が得られ、さらに他の
側壁部も二重〜三重(折込片22、22′部のみ
四重)壁構造となるので、全体として強度のバラ
ンスが良好である。また各収容部31,32の内
壁面において、構成材料である段ボールの裏面
は、中間壁1a,1bおよび底壁3,3部のみに
あらわれ、他の内壁面には段ボールの表面があら
われるので、段ボールの表面のみに白ライナーを
用いても、各収容部31,32の内側の外観は良
好である。また中間壁1a,1bの両端の耳片2
0,20′が折込線22,22′の穴24に嵌合し
て、中間壁1a,1bをがたつき少なく保持す
る。すなわち耳片20,20′の表面(段ボール
のライナー面)が穴24の端面(段ボールのライ
ナーの切断端縁)に係合するので、各耳片20,
20′は穴24に確実に嵌合して、耳片2枚の厚
さと穴巾とのすきま以上の移動が防止される。従
つて両収容部31,32の側壁長手方向(矢印W
方向)のがたつきが少量におさえられるのであ
る。
(実施例) 以下第1図乃至第5図によりこの考案の一実施
例を説明する。
図中、1aおよび1bは中間壁で、連結部2を
介して接続され、これら中間壁には反対方向に延
びる底壁3,3が連設されている。さらにこれら
の底壁3,3の中間壁と反対側の辺には、側壁4
が連設され、この側壁4の上端(箱組立状態)に
は、頂板5が折曲線を介して連設されている。頂
板5の両端部には略三角形の支承板部5aが形成
され、この支承板部5aの一端には折曲線を介し
て嵌込片6が連設されている。
一方各底壁3の両端には、側壁7,7′が連設
され、これらの側壁には細巾の頂壁8,8′を介
して内側壁9,9′が連設されている。そして側
壁7,7′と内側壁9,9′の一端部(側壁4側の
端部)には、折込片10,10′と11,11′と
が連設されている。この折込片11,11′は側
壁7,7′の長さの略1/2の長さを有する。なお1
2は頂壁8,8′に設けた嵌込穴で、嵌込片6を
嵌込むためのものである。また13は底壁3に設
けた穴で、内側壁9,9′に突設した突片14を
嵌込むためのものである。また15は底壁3に必
要に応じて設ける切起片で、小区画形用のもので
ある。
また中間壁1a,1bの両端には耳片20を突
設してある。さらに中間壁1aの一端部と中間壁
1bの反対側の端部には、折込片21,21′が
連設され、中間壁1a,1bの他端部(残りの端
部)には折込片22,22′が連設されている。
折込片22,22′はその中間部の中間線23上
に耳片20,20′嵌込用のスリツト状の穴24
を有し、中間線23と中間壁端部との間を2等分
する位置に折返線25を有している。26は中間
線23より先端側の先端片部である。また27は
組立状態で嵌込片6との干渉を避けるため折込片
21,21′に設けた切欠である。なお第1図に
おいて破線で示すのは折曲線で、荒目ミシン刃を
入れるのが好ましい。また中間線23部には切離
しを容易にするためミシン刃を入れるのが好まし
い。
上記の包装用箱30の組立時には、第2図に示
すように連結部2を山折りにして中間壁1aおよ
び1bを二重壁状とした後、折込片22,22′
を一旦内側へ折込み、折返線25で折返して両中
間壁1a,1bの耳片20,20′を各穴24に
嵌込み、先端片部26を折込片21,21′に重
ね合せる。その後側壁7,7′と内側壁9,9′を
矢印Xで示すように折曲げて、折込片21,2
2,21′,22′を側壁7,7′と内側壁9,
9′間に挾持させる。次いで折込片10,11お
よび10′11′をそれぞれ重ねて矢印Yで示すよ
うに内側へ折曲げ、最後に各側壁4および頂板5
を矢印Zで示すように内側に折曲げて折込片1
0,11,10′,11′の外側および頂面を包囲
し、嵌込片6を嵌込穴12に嵌込むことにより、
組立を完了する。
組立状態において各側壁部は二重〜三重(折込
片22,22′部のみ四重)壁構造を有し、一重
の弱体箇所は存在しない。また構成材料である段
ボールとして表面側のみ白ライナーを用いた段ボ
ールを使用しても、2個の収容部31,32の内
壁面は、内側壁9,9′および折込片11,1
1′部が白ライナー面となり、中間壁1a,1b
および底壁3,3部のみが段ボール裏面となるだ
けなので、外観上充分使用に耐えるものである。
また組立工程も前述のとおり簡単で、きわめて自
然な手順により容易に組立をおこなうことができ
る。さらに包装用箱30の積重ね時においては、
広巾の頂板5および支承板部5aにより、箱相互
が多少ずれても確実に積重ね状態が維持される。
収容部31,32を分割したいときには、連結部
2を切断し、側壁7,7間および7′,7′間の各
すきまから折込片22,22′の中間線23部を
カツター等により切断すればよい。
この考案は上記実施例に限定されるものではな
く、たとえば各部の形状は上記以外としてもよ
い。
(考案の効果) 以上説明したようにこの考案によれば、容器の
側壁部は二重乃至三重壁構造となり各部の強度の
バランスが良好であるので、箱構成材料である段
ボールをグレードダウンすることができ、さらに
各収納部の内壁面に段ボールの裏面があらわれる
部分が少ないため段ボール裏面側の白ライナーの
省略が可能となるので、製作費の低減化を達成で
きる。また中間壁に突設した耳片を折込片に設け
た穴に係合させるようにしたので、両収容部間の
がたつきが少量に抑制され、堅牢で一体感のある
包装用箱が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す包装用箱の
展開図、第2図は同じく組立て状態を示す斜視
図、第3図は同じく完成状態の斜視図、第4図は
第3図のA−A線断面図、第5図は第4図のB−
B線断面図、第6図は従来の包装用箱の例を示す
部分切欠斜視図である。 1a,1b……中間部、2……連結部、3……
底壁、4……側壁、5……頂板、5a……支承板
部、6……嵌込片、7,7′……側壁、8,8′…
…頂壁、9,9′……内側壁、10,10′……折
込片、11,11′……折込片、12……嵌込片、
20,20′……耳片、21,21′……折込片、
22,22′……折込片、23……中間線、24
……穴、25……折返線、30……包装用箱、3
1,32……収容部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 連結部2を介して接続された中間壁1a,1b
    と、この中間壁1a,1bに連設され互いに反対
    方向に延びる底壁3,3と、この底壁3,3の前
    記中間壁と反対側の辺に連設した側壁4,4と、
    この側壁4,4の上端に連設され両端部に支承板
    部5a,5aをそなえた頂板5,5と、各支承板
    部5aの一端に連設した嵌込片6と、各底壁3,
    3の両端に連設した側壁7,7′と、各側壁7,
    7′に頂壁8,8′を介して連設した内側壁9,
    9′と、各側壁7,7′の一端部に連設した折込片
    10,10′と各内側壁9,9′の一端部に連設し
    た折込片11,11′と、中間壁1aおよび1b
    の両端に突設した耳片20,20′と、中間壁1
    aの一端部および中間壁1bの反対側端部にそれ
    ぞれ連設した折込片21,21′と、中間壁1a
    および1bの他端部に連設され中間線23上に穴
    24を有するとともにこの中間線と中間壁端部と
    の間を2等分する位置に折返線25を有する折込
    片22,22′とをそなえて成り、前記耳片20,
    20′を折返状態の折込片22,22′の各穴2
    4,24に嵌込み、折込片21,22,21′,
    22′を側壁7,7′と内側壁9,9′間に挾持し、
    折込片10,11,10′,11′を側壁4、4′
    の内側に折込み、各頂板5,5の両端部の嵌込片
    6,6を頂壁8,8′に穿設した嵌込穴12,1
    2に嵌込んで収容部31,32を形成し、中間壁
    の連結部2および折込片22,22′の中間線2
    3部の切断により両収容部31,32を分離可能
    とした包装用箱。
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