JPH0437152B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0437152B2 JPH0437152B2 JP1152179A JP15217989A JPH0437152B2 JP H0437152 B2 JPH0437152 B2 JP H0437152B2 JP 1152179 A JP1152179 A JP 1152179A JP 15217989 A JP15217989 A JP 15217989A JP H0437152 B2 JPH0437152 B2 JP H0437152B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- corrosion resistance
- melting
- end ring
- nitrogen
- manganese
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Description
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は耐食性に優れた発電機用の高Mn、高
N非磁性エンドリングの製造方法に関する。 (従来の技術) 発電機用エンドリングは、発電機ロータが高速
で回転しているときのロートルコイルの飛び出し
をおさえるリングであり、回転時にエンドリング
には極めて高い遠心力が負荷すう。従つてこの遠
心力に十分耐えるためにエンドリングには高い耐
力が要求される。また、エンドリングが強磁性体
であるとエンドリング巾に渦電流を発生し、発電
効率を低下させることから、エンドリングは非磁
性であることが要求される。 従来エンドリング材には5%Cr−18%Mn系高
Mn非磁性鋼(オーステナイト系ステンレス鋼)
が用いられているが、よく知られているようにオ
ーステナイト系ステンレス鋼は耐力が低く、熱処
理による強化も期待できないことから、エンドリ
ングは冷間加工により耐力を向上させて用いられ
ている。 ところで、高Mn非磁性鋼は非磁性を保持し、
加工硬化性を向上させ、また冷間加工による加工
誘起マルテンサイトの生成を防ぐために多量のC
やMnを含んでいるが、このような高C、高Mn
化は非磁性鋼の耐食性、特に耐孔食性を著しく低
下させている。さらに、材料の冷間加工率が上昇
するに伴い、応力腐食割れ(以後SCCと記す)感
受性も高くなつている。例えばエンドリングは従
来耐力110Kg/mm2級のものが開発されているが、
発電機の大型化により、耐力120〜130Kg/mm2級の
ものが要望されている。しかしながら、耐力の上
昇は冷間加工率を高めることになり、その結果
SCCの発生を更に高めることから、新たに耐SCC
性に優れた高強度の発電機用エンドリングの開発
が要望されている。 また、エンドリングと発電機ロータ間には絶縁
材が挿入されており、海水ヒユームや発電機ロー
タの冷却水などの腐食媒体が作用すると隙間腐食
を発生し、エンドリングの信頼性の上で大きな問
題となる。 (発明が解決しようとする課題) 以上述べた如く、発電機の大型化に伴い、耐均
一腐食性、耐孔食性、耐隙間腐食性の他に耐SCC
性を兼ね備えた高強度、非磁性の発電機用エンド
リングの開発が要望されている。 このような点に鑑み、本発明は、耐均一腐食
性、耐孔食性、耐隙間腐食性、耐SCC性に優れた
高強度、非磁性の発電機用エンドリングの製造方
法を提供することを目的としている。 [発明の構成] (課題を解決するための手段および作用) 本発明はC量を減じ、N量を高めることによ
り、従来のエンドリングの欠点であるとされてい
た耐均一腐食性、耐孔食性、耐隙間腐食性、耐
SCC性を向上させる発電機用エンドリングの製造
方法である。すなわち本発明は原料合金を溶製す
る際に、窒素圧3〜10気圧の雰囲気下で溶製する
工程と、前記溶製後、冷間加工を施し透磁率を
1.1未満にする工程とを具備し、重量パーセント
でクロム12〜20%、マンガン13〜24%、炭素0.4
%以下、窒素0.45%を越え1%まで、残部が実質
的に鉄より成り、かつクロムとマンガンの総量が
30%以上である耐食性に優れた非磁性綱を得るこ
とを特徴とした発電機用エンドリングの製造方法
及び原料合金を溶製する際に、窒素圧3〜10気圧
の雰囲気下で溶製する工程と、前記溶製後、冷間
加工を施し、透磁率を1.1未満とする工程とを具
備し、重量パーセントでクロム12〜20%、マンガ
ン13〜24%、炭素0.4%以下、窒素0.45%を越え
1%まで、モリブデン5%以下、残部が実質的に
鉄より成り、かつクロムとマンガンの総量が30%
以上である耐食性に優れた非磁性綱を得ることを
特徴とした発電機用エンドリングの製造方法であ
る。 つまり例えば第1図の部分断面図に示す如く、
ロータシヤフト1の端部近傍においてコイルエン
ドターン2、支持リング3の外周部にエンドリン
グ4が設けられている。なお図中5はロータシヤ
フト1中の中心孔を示す。 本発明方法において、原料合金を溶製する際に
窒素圧3〜10気圧の雰囲気で溶製するのは、窒素
圧が3気圧未満では鋼中に所望の窒素を含有せし
める事ができず、又10気圧を超えると製造装置等
が大型化し実用的ではない。 次に本発明に用いる非磁性鋼の組成限定理由を
述べる。 炭素(C):炭素はオーステナイト相を安定させ、
強度を向上させるが、過剰の添加は耐孔食
性、靱性を低下させることから上限を0.4%
とする。なお、耐孔食性、強度の観点からは
0.3%以下とすることが望ましい。 窒素(N):窒素は本発明上、特に重要な元素で、
オーステナイト相(非磁性相)を安定させ、
強度を向上させると同時に耐孔食性、耐SCC
性を向上させるために0.45%を超える添加が
必要である。しかし過剰の添加は靱性を害す
ること、また窒素を添加するために高圧が必
要となることから上限を1%とするが、ミク
ロボアの発生等の観点より0.49〜0.8%、さ
らに好ましくは0.5%を超え0.8%までとする
ことが望ましい。 ケイ素(Si):ケイ素は鋼の溶製時に脱酸剤とし
て作用するとともに湯流れ性をよくするが、
過剰の添加は靱性を害するため上限を2%と
する。好ましくは1.5wt%以下である。 クロム(Cr):クロムは非磁性を得るための炭素
量、窒素量、マンガン量を減少させ、また耐
均一腐食性、耐隙間腐食性を向上させるため
に12%以上の添加が必要であるが、過剰の添
加はフエライト相を生成し非磁性としての特
性を減ずることから上限を20%とする。なお
非磁性と耐隙間腐食性の両者を十分発揮させ
るためには13〜17.5%とすることが望まし
く、さらに実用上は15〜17%とすることが好
ましい。 マンガン(Mn):マンガンはオーステナイト相
を安定させ、強度、加工硬化性、耐隙間腐食
性を向上させるために13%以上の添加が必要
であるが、過剰の添加は非磁性、加工性を害
することから上限を24%とする。なお、実用
上は17〜20%とすることが好ましい。 モリブデン(Mo):モリブデンは耐孔食性を向
上させるが、過剰の添加は靱性を害すること
から上限を5%とする。好ましくは1〜2.5
%とすることが好ましい。 また、上記組成範囲において、マンガンとクロ
ムの総量が30%以上でないと耐隙間腐食性が悪い
ことから、マンガンとクロムは総量として30%以
上の添加が必要である。好ましくは34%以上であ
る。 本発明方法により得た発電機用エンドリングは
優れた耐均一腐食性、耐孔食性、耐隙間腐食性、
耐SCC性を有し、かつ冷間加工によつても加工誘
起マルテンサイトを形成せず非磁性としての特性
を保つなど優れた特性を有している。 以下実施例、比較例をもつて本発明に係る発電
機用エンドリングを詳細に説明する。 高周波誘導溶解炉により第1表に示す組成を有
する非磁性鋼を溶製した。なお、実施例1〜9お
よび比較例13〜23は窒素圧3〜10気圧の範囲内で
調整して窒素添加し第1表に示す如き組成の合金
を得た。なお本発明の発電機用エンドリングの製
造に際しては、電弧炉消耗電極形マーク炉、高周
波誘導炉、エレクトロスラグ炉、抵抗炉などの溶
解炉を用いN2ガス雰囲気中で溶解、鋳造する。 本発明では高窒素化する必要があり、窒素の添
加法として、3〜10気圧の窒素ガス雰囲気中で溶
解を行うが、Fe−Cr−NやCr−Nなどの母合金
中に窒素を含有させる事を併用することができ
る。その後1200〜900℃で熱間鍛造し、さらに
1100℃、2時間の固溶化処理を施し水靱した。そ
の後、真応力が130Kg/mm2になるまで冷間加工を
行ない、エンドリングモデル素体を製作しひき続
き350℃、2時間の歪取り処理を行なつた後、エ
ンドリングモデル素体より試験用の板材を切り出
した。 腐食試験は全て、3%NaCl人工海水中にて30
日間の浸漬試験を行なつた。均一腐食、孔食につ
いては目視観察、生成した孔食数、最大孔食深さ
を測定した。なお、孔食数は表面積160mm2に発生
した総孔食数である隙間腐食は、直径3mmのガラ
ス棒と試験片を接触させ、その腐食深さを測定し
た。SCC試験は3点曲げ試験法を用い、最大引張
応力50Kg/mm2まで行ない、割れの有無を調べた、
また磁気特性は真応力130Kg/mm2まで冷間加工し
たときの比透磁率の大きさを透磁率計を用いて測
定した。これらの結果をまとめて第2表に示す。
N非磁性エンドリングの製造方法に関する。 (従来の技術) 発電機用エンドリングは、発電機ロータが高速
で回転しているときのロートルコイルの飛び出し
をおさえるリングであり、回転時にエンドリング
には極めて高い遠心力が負荷すう。従つてこの遠
心力に十分耐えるためにエンドリングには高い耐
力が要求される。また、エンドリングが強磁性体
であるとエンドリング巾に渦電流を発生し、発電
効率を低下させることから、エンドリングは非磁
性であることが要求される。 従来エンドリング材には5%Cr−18%Mn系高
Mn非磁性鋼(オーステナイト系ステンレス鋼)
が用いられているが、よく知られているようにオ
ーステナイト系ステンレス鋼は耐力が低く、熱処
理による強化も期待できないことから、エンドリ
ングは冷間加工により耐力を向上させて用いられ
ている。 ところで、高Mn非磁性鋼は非磁性を保持し、
加工硬化性を向上させ、また冷間加工による加工
誘起マルテンサイトの生成を防ぐために多量のC
やMnを含んでいるが、このような高C、高Mn
化は非磁性鋼の耐食性、特に耐孔食性を著しく低
下させている。さらに、材料の冷間加工率が上昇
するに伴い、応力腐食割れ(以後SCCと記す)感
受性も高くなつている。例えばエンドリングは従
来耐力110Kg/mm2級のものが開発されているが、
発電機の大型化により、耐力120〜130Kg/mm2級の
ものが要望されている。しかしながら、耐力の上
昇は冷間加工率を高めることになり、その結果
SCCの発生を更に高めることから、新たに耐SCC
性に優れた高強度の発電機用エンドリングの開発
が要望されている。 また、エンドリングと発電機ロータ間には絶縁
材が挿入されており、海水ヒユームや発電機ロー
タの冷却水などの腐食媒体が作用すると隙間腐食
を発生し、エンドリングの信頼性の上で大きな問
題となる。 (発明が解決しようとする課題) 以上述べた如く、発電機の大型化に伴い、耐均
一腐食性、耐孔食性、耐隙間腐食性の他に耐SCC
性を兼ね備えた高強度、非磁性の発電機用エンド
リングの開発が要望されている。 このような点に鑑み、本発明は、耐均一腐食
性、耐孔食性、耐隙間腐食性、耐SCC性に優れた
高強度、非磁性の発電機用エンドリングの製造方
法を提供することを目的としている。 [発明の構成] (課題を解決するための手段および作用) 本発明はC量を減じ、N量を高めることによ
り、従来のエンドリングの欠点であるとされてい
た耐均一腐食性、耐孔食性、耐隙間腐食性、耐
SCC性を向上させる発電機用エンドリングの製造
方法である。すなわち本発明は原料合金を溶製す
る際に、窒素圧3〜10気圧の雰囲気下で溶製する
工程と、前記溶製後、冷間加工を施し透磁率を
1.1未満にする工程とを具備し、重量パーセント
でクロム12〜20%、マンガン13〜24%、炭素0.4
%以下、窒素0.45%を越え1%まで、残部が実質
的に鉄より成り、かつクロムとマンガンの総量が
30%以上である耐食性に優れた非磁性綱を得るこ
とを特徴とした発電機用エンドリングの製造方法
及び原料合金を溶製する際に、窒素圧3〜10気圧
の雰囲気下で溶製する工程と、前記溶製後、冷間
加工を施し、透磁率を1.1未満とする工程とを具
備し、重量パーセントでクロム12〜20%、マンガ
ン13〜24%、炭素0.4%以下、窒素0.45%を越え
1%まで、モリブデン5%以下、残部が実質的に
鉄より成り、かつクロムとマンガンの総量が30%
以上である耐食性に優れた非磁性綱を得ることを
特徴とした発電機用エンドリングの製造方法であ
る。 つまり例えば第1図の部分断面図に示す如く、
ロータシヤフト1の端部近傍においてコイルエン
ドターン2、支持リング3の外周部にエンドリン
グ4が設けられている。なお図中5はロータシヤ
フト1中の中心孔を示す。 本発明方法において、原料合金を溶製する際に
窒素圧3〜10気圧の雰囲気で溶製するのは、窒素
圧が3気圧未満では鋼中に所望の窒素を含有せし
める事ができず、又10気圧を超えると製造装置等
が大型化し実用的ではない。 次に本発明に用いる非磁性鋼の組成限定理由を
述べる。 炭素(C):炭素はオーステナイト相を安定させ、
強度を向上させるが、過剰の添加は耐孔食
性、靱性を低下させることから上限を0.4%
とする。なお、耐孔食性、強度の観点からは
0.3%以下とすることが望ましい。 窒素(N):窒素は本発明上、特に重要な元素で、
オーステナイト相(非磁性相)を安定させ、
強度を向上させると同時に耐孔食性、耐SCC
性を向上させるために0.45%を超える添加が
必要である。しかし過剰の添加は靱性を害す
ること、また窒素を添加するために高圧が必
要となることから上限を1%とするが、ミク
ロボアの発生等の観点より0.49〜0.8%、さ
らに好ましくは0.5%を超え0.8%までとする
ことが望ましい。 ケイ素(Si):ケイ素は鋼の溶製時に脱酸剤とし
て作用するとともに湯流れ性をよくするが、
過剰の添加は靱性を害するため上限を2%と
する。好ましくは1.5wt%以下である。 クロム(Cr):クロムは非磁性を得るための炭素
量、窒素量、マンガン量を減少させ、また耐
均一腐食性、耐隙間腐食性を向上させるため
に12%以上の添加が必要であるが、過剰の添
加はフエライト相を生成し非磁性としての特
性を減ずることから上限を20%とする。なお
非磁性と耐隙間腐食性の両者を十分発揮させ
るためには13〜17.5%とすることが望まし
く、さらに実用上は15〜17%とすることが好
ましい。 マンガン(Mn):マンガンはオーステナイト相
を安定させ、強度、加工硬化性、耐隙間腐食
性を向上させるために13%以上の添加が必要
であるが、過剰の添加は非磁性、加工性を害
することから上限を24%とする。なお、実用
上は17〜20%とすることが好ましい。 モリブデン(Mo):モリブデンは耐孔食性を向
上させるが、過剰の添加は靱性を害すること
から上限を5%とする。好ましくは1〜2.5
%とすることが好ましい。 また、上記組成範囲において、マンガンとクロ
ムの総量が30%以上でないと耐隙間腐食性が悪い
ことから、マンガンとクロムは総量として30%以
上の添加が必要である。好ましくは34%以上であ
る。 本発明方法により得た発電機用エンドリングは
優れた耐均一腐食性、耐孔食性、耐隙間腐食性、
耐SCC性を有し、かつ冷間加工によつても加工誘
起マルテンサイトを形成せず非磁性としての特性
を保つなど優れた特性を有している。 以下実施例、比較例をもつて本発明に係る発電
機用エンドリングを詳細に説明する。 高周波誘導溶解炉により第1表に示す組成を有
する非磁性鋼を溶製した。なお、実施例1〜9お
よび比較例13〜23は窒素圧3〜10気圧の範囲内で
調整して窒素添加し第1表に示す如き組成の合金
を得た。なお本発明の発電機用エンドリングの製
造に際しては、電弧炉消耗電極形マーク炉、高周
波誘導炉、エレクトロスラグ炉、抵抗炉などの溶
解炉を用いN2ガス雰囲気中で溶解、鋳造する。 本発明では高窒素化する必要があり、窒素の添
加法として、3〜10気圧の窒素ガス雰囲気中で溶
解を行うが、Fe−Cr−NやCr−Nなどの母合金
中に窒素を含有させる事を併用することができ
る。その後1200〜900℃で熱間鍛造し、さらに
1100℃、2時間の固溶化処理を施し水靱した。そ
の後、真応力が130Kg/mm2になるまで冷間加工を
行ない、エンドリングモデル素体を製作しひき続
き350℃、2時間の歪取り処理を行なつた後、エ
ンドリングモデル素体より試験用の板材を切り出
した。 腐食試験は全て、3%NaCl人工海水中にて30
日間の浸漬試験を行なつた。均一腐食、孔食につ
いては目視観察、生成した孔食数、最大孔食深さ
を測定した。なお、孔食数は表面積160mm2に発生
した総孔食数である隙間腐食は、直径3mmのガラ
ス棒と試験片を接触させ、その腐食深さを測定し
た。SCC試験は3点曲げ試験法を用い、最大引張
応力50Kg/mm2まで行ない、割れの有無を調べた、
また磁気特性は真応力130Kg/mm2まで冷間加工し
たときの比透磁率の大きさを透磁率計を用いて測
定した。これらの結果をまとめて第2表に示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
第2表より、明らかなように、比較例1〜12の
従来の高Mn非磁性鋼で構成されたものは耐均一
腐食性、耐孔食性、耐隙間腐食性、体SCC性を兼
ね備えておらずまた、単にN量を高めた比較例13
〜21のものは耐孔食性、耐SCC性には優れている
が、Cr量が少ないことから耐隙間腐食性に劣り、
高強度発電機用エンドリングとしては十分ではな
い。また比較例23はN量が少ない場合を示し、耐
孔食性、耐隙間腐食性に劣つていた。本発明に係
る実施例1〜9のものは耐均一腐食性、耐孔食
性、耐隙間腐食性、耐SCC性に優れており、また
磁気特性も従来材と変らないことから十分発電機
用エンドリングとしての使用に適していることが
判る。 [発明の効果] 以上説明した如く、本発明方法による発電機用
エンドリングは極めて優れた耐食性を有し、かつ
高強度であることから、工業上すこぶる有用なも
のである。
従来の高Mn非磁性鋼で構成されたものは耐均一
腐食性、耐孔食性、耐隙間腐食性、体SCC性を兼
ね備えておらずまた、単にN量を高めた比較例13
〜21のものは耐孔食性、耐SCC性には優れている
が、Cr量が少ないことから耐隙間腐食性に劣り、
高強度発電機用エンドリングとしては十分ではな
い。また比較例23はN量が少ない場合を示し、耐
孔食性、耐隙間腐食性に劣つていた。本発明に係
る実施例1〜9のものは耐均一腐食性、耐孔食
性、耐隙間腐食性、耐SCC性に優れており、また
磁気特性も従来材と変らないことから十分発電機
用エンドリングとしての使用に適していることが
判る。 [発明の効果] 以上説明した如く、本発明方法による発電機用
エンドリングは極めて優れた耐食性を有し、かつ
高強度であることから、工業上すこぶる有用なも
のである。
第1図は発電機用エンドリング近傍の部分断面
図。 1……ロータシヤフト、2……コイルエンドタ
ーン、3……支持リング、4……エンドリング。
図。 1……ロータシヤフト、2……コイルエンドタ
ーン、3……支持リング、4……エンドリング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 原料合金を溶製する際に、窒素圧3〜10気圧
の雰囲気下で溶製する工程と、前記溶製後、冷間
加工を施し、透磁率を1.1未満とする工程とを具
備し、重量パーセントでクロム12〜20%、マンガ
ン13〜24%、炭素0.4%以下、窒素0.45%を越え
1%まで、残部が実質的に鉄より成り、かつクロ
ムマンガンの総量が30%以上である耐食性に優れ
た非磁性綱を得ることを特徴とした発電機用エン
ドリングの製造方法。 2 原料合金を溶製する際に、窒素圧3〜10気圧
の雰囲気下で溶製する工程と、前記溶製後、冷間
加工を施し、透磁率を1.1未満とする工程とを具
備し、重量パーセントでクロム12〜20%、マンガ
ン13〜25%、炭素0.4%以下、窒素0.45%を越え
1%まで、モリブデン5%以下、残部が実質的に
鉄より成り、かつクロムとマンガンの総量が30%
以上である耐食性に優れた非磁性綱を得ることを
特徴とした発電機用エンドリングの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1152179A JPH02185945A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 発電機用エンドリングの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1152179A JPH02185945A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 発電機用エンドリングの製造方法 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3948181A Division JPS57156647A (en) | 1981-03-20 | 1981-03-20 | End ring for generator |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02185945A JPH02185945A (ja) | 1990-07-20 |
| JPH0437152B2 true JPH0437152B2 (ja) | 1992-06-18 |
Family
ID=15534780
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1152179A Granted JPH02185945A (ja) | 1989-06-16 | 1989-06-16 | 発電機用エンドリングの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02185945A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5123014B2 (ja) * | 2008-03-17 | 2013-01-16 | 株式会社栗本鐵工所 | 高温耐摩耗材 |
| JP5480326B2 (ja) * | 2012-03-29 | 2014-04-23 | 株式会社日本製鋼所 | モータ回転子支持体およびその製造方法 |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE728159C (de) * | 1936-10-09 | 1942-11-21 | Boehler & Co Ag Geb | Chrom-Mangan-Stickstoff-Stahl |
| US3151979A (en) * | 1962-03-21 | 1964-10-06 | United States Steel Corp | High strength steel and method of treatment thereof |
| US3820980A (en) * | 1972-05-08 | 1974-06-28 | Allegheny Ludlum Ind Inc | Austenitic stainless steel |
| JPS5118917A (en) * | 1974-08-09 | 1976-02-14 | Nippon Steel Corp | Jinseinosugureta kokyodooosutenaitokono seizoho |
| US4121953A (en) * | 1977-02-02 | 1978-10-24 | Westinghouse Electric Corp. | High strength, austenitic, non-magnetic alloy |
| DE2924415C2 (de) * | 1979-06-16 | 1984-02-23 | Fried. Krupp Gmbh, 4300 Essen | Verfahren zur Aufstickung von Stählen mit hohen Chrom- und Mangangehalten |
-
1989
- 1989-06-16 JP JP1152179A patent/JPH02185945A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02185945A (ja) | 1990-07-20 |
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