JPH0437403Y2 - - Google Patents
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- JPH0437403Y2 JPH0437403Y2 JP2388185U JP2388185U JPH0437403Y2 JP H0437403 Y2 JPH0437403 Y2 JP H0437403Y2 JP 2388185 U JP2388185 U JP 2388185U JP 2388185 U JP2388185 U JP 2388185U JP H0437403 Y2 JPH0437403 Y2 JP H0437403Y2
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- Japan
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Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、被処理物移送方向に適当間隔をへだ
てて多数並設した板材群から構成されるシーブを
揺動枠上に備え、前記シーブ上に載せられたワラ
屑と籾との混在物である被処理物を揺動枠の揺動
に伴つて一方向に移送しながら、前記被処理物中
の籾を前記板材間に形成される間隙から漏下させ
るべく構成した脱穀機の揺動選別装置に関する。
てて多数並設した板材群から構成されるシーブを
揺動枠上に備え、前記シーブ上に載せられたワラ
屑と籾との混在物である被処理物を揺動枠の揺動
に伴つて一方向に移送しながら、前記被処理物中
の籾を前記板材間に形成される間隙から漏下させ
るべく構成した脱穀機の揺動選別装置に関する。
この種の脱穀機の揺動選別装置では、シーブを
構成する各板材間の間隙が広くて籾の漏下面積が
必要以上に大きいものであると、シーブによるワ
ラ屑と籾との分離作用が充分行えず、漏下物中へ
のワラ屑の混入割合が多くなり過ぎる不都合があ
るため、前記板材間の間隙は、揺動選別装置での
許容選別処理量の最大値にあわせて必要最小限に
定めているのが一般的である。しかしながら、こ
の場合にも、被処理物の供給量が少なくなると、
やはり、前述したような漏下物に対するワラ屑の
混入割合が増大する欠点を避け得ないものであ
る。漏下物に対するワラ屑の混入割合の増大を避
けることのみを考えれば、前記板材間の間隙を充
分狭くすれば良いものであるが、これでは、被処
理物の供給量が極端に少ない場合を除き、シーブ
上にある被処理物からの籾の漏下率が低下し、シ
ーブ全体の被処理作用面を極端に広くしなければ
充分な処理を行えない不都合がある。
構成する各板材間の間隙が広くて籾の漏下面積が
必要以上に大きいものであると、シーブによるワ
ラ屑と籾との分離作用が充分行えず、漏下物中へ
のワラ屑の混入割合が多くなり過ぎる不都合があ
るため、前記板材間の間隙は、揺動選別装置での
許容選別処理量の最大値にあわせて必要最小限に
定めているのが一般的である。しかしながら、こ
の場合にも、被処理物の供給量が少なくなると、
やはり、前述したような漏下物に対するワラ屑の
混入割合が増大する欠点を避け得ないものであ
る。漏下物に対するワラ屑の混入割合の増大を避
けることのみを考えれば、前記板材間の間隙を充
分狭くすれば良いものであるが、これでは、被処
理物の供給量が極端に少ない場合を除き、シーブ
上にある被処理物からの籾の漏下率が低下し、シ
ーブ全体の被処理作用面を極端に広くしなければ
充分な処理を行えない不都合がある。
そこで従来では、揺動枠の略全巾にわたつて取
付けられた各板材を人為的に操作して、つまり、
揺動枠に対して板材の取付け角度を人為的に変更
する等の操作をして、板材間の間隙を調節してい
たものである。
付けられた各板材を人為的に操作して、つまり、
揺動枠に対して板材の取付け角度を人為的に変更
する等の操作をして、板材間の間隙を調節してい
たものである。
上記のような従来構造のものでは、板材間の間
隙を調節してシーブ面の漏下面積を変更できる点
では有用であるが、人為的に板材の取付角度を調
節するものであるから、脱穀作業中での被処理物
の供給量の変動に対処して適正な間隙を得ること
は不可能であり、また、調節度合も、作業者の経
験や勘に頼るものであるため、必ずしも適正に調
節できるとは限らないものであつた。
隙を調節してシーブ面の漏下面積を変更できる点
では有用であるが、人為的に板材の取付角度を調
節するものであるから、脱穀作業中での被処理物
の供給量の変動に対処して適正な間隙を得ること
は不可能であり、また、調節度合も、作業者の経
験や勘に頼るものであるため、必ずしも適正に調
節できるとは限らないものであつた。
さらにまた、前記板材は被処理物移送方向に直
交する方向であるところの揺動枠巾方向の全巾に
わたつて設けられ、取付け角度変更操作によつて
揺動枠巾方向での板体の角度は一律に変更される
ものであるため、扱深さ調節などに伴つて脱穀部
からの被処理物供給条件が変化し、揺動枠の巾方
向における被処理物の供給量に差が生じた場合
に、その巾方向での総てに対して適応した間隙巾
を得ることは不可能であつた。
交する方向であるところの揺動枠巾方向の全巾に
わたつて設けられ、取付け角度変更操作によつて
揺動枠巾方向での板体の角度は一律に変更される
ものであるため、扱深さ調節などに伴つて脱穀部
からの被処理物供給条件が変化し、揺動枠の巾方
向における被処理物の供給量に差が生じた場合
に、その巾方向での総てに対して適応した間隙巾
を得ることは不可能であつた。
本考案はシーブの構造に改良を加えて、脱穀作
業中における被処理物全体の供給量の変動に対応
して適正にシーブの漏下面積を設定することがで
き、また、経験や勘に頼ることによる漏下面積の
設定誤差を少なくできるように、また、被処理物
移送方向に直交する方向で被処理物の供給量に差
がある場合にも、これに適応した間隙巾を得られ
るように自動調節して、より漏下面積の設定誤差
が少ない高精度の選別処理を行えるようにした脱
穀機の揺動選別装置を得ることにその目的があ
る。
業中における被処理物全体の供給量の変動に対応
して適正にシーブの漏下面積を設定することがで
き、また、経験や勘に頼ることによる漏下面積の
設定誤差を少なくできるように、また、被処理物
移送方向に直交する方向で被処理物の供給量に差
がある場合にも、これに適応した間隙巾を得られ
るように自動調節して、より漏下面積の設定誤差
が少ない高精度の選別処理を行えるようにした脱
穀機の揺動選別装置を得ることにその目的があ
る。
上記目的を達成するために講じた本考案の技術
手段は、前述した脱穀機の揺動選別装置におい
て、前記板材の夫々を前記揺動枠に対して揺動自
在に枢着し、かつ、各板材の揺動に伴つて隣接板
材間の間隙を広狭変更自在に構成するとともに、
前記板材を、その板材上に載る被処理物の重量の
増加に応じて前記間隙の開放量が増大されるよう
に、間隙閉塞側へ弾性的に付勢する付勢機構を設
け、さらに、前記板材は、前記被処理物の移送方
向とは直交する方向にも複数個並置されていて、
かつ、前記移送方向に直交する方向で相隣る板材
どうしが各別に揺動作動すべく構成したことであ
る。
手段は、前述した脱穀機の揺動選別装置におい
て、前記板材の夫々を前記揺動枠に対して揺動自
在に枢着し、かつ、各板材の揺動に伴つて隣接板
材間の間隙を広狭変更自在に構成するとともに、
前記板材を、その板材上に載る被処理物の重量の
増加に応じて前記間隙の開放量が増大されるよう
に、間隙閉塞側へ弾性的に付勢する付勢機構を設
け、さらに、前記板材は、前記被処理物の移送方
向とは直交する方向にも複数個並置されていて、
かつ、前記移送方向に直交する方向で相隣る板材
どうしが各別に揺動作動すべく構成したことであ
る。
上記技術手段を講じた結果、シーブ上に供給さ
れる被処理物の量が増えると、その被処理物の自
重によつて各板材は、弾性付勢力に抗して板材間
の間隙を開くように、つまり、漏下面積を拡大す
るように揺動し、逆に被処理物の供給量が減る
と、弾性付勢力によつて間隙閉塞側に揺動して漏
下面積を減じるように作用し、しかも、これが自
動的に行われる作用を得られたものである。
れる被処理物の量が増えると、その被処理物の自
重によつて各板材は、弾性付勢力に抗して板材間
の間隙を開くように、つまり、漏下面積を拡大す
るように揺動し、逆に被処理物の供給量が減る
と、弾性付勢力によつて間隙閉塞側に揺動して漏
下面積を減じるように作用し、しかも、これが自
動的に行われる作用を得られたものである。
また、前記板材は、揺動枠の全巾にわたつて一
体のものではなく、被処理物の移送方向とは直交
する方向で並置された複数個のもので構成され、
かつ、その被処理物の移送方向とは直交する方向
で隣り合うものどうしが各別に揺動作動するよう
に構成されているので、被処理物移送方向に直交
する方向での被処理物供給量に差があつても、こ
れに応じて前記被処理物移送方向に直交する方向
で隣りあう板材どうしの揺動量に差を生じさせ、
被処理物移送方向に直交する方向で隣りあう夫々
の板材が、被処理物移送方向に沿う方向で隣る
夫々の板材との間に形成する間隙巾を異ならせる
ことができる作用を得られたものである。
体のものではなく、被処理物の移送方向とは直交
する方向で並置された複数個のもので構成され、
かつ、その被処理物の移送方向とは直交する方向
で隣り合うものどうしが各別に揺動作動するよう
に構成されているので、被処理物移送方向に直交
する方向での被処理物供給量に差があつても、こ
れに応じて前記被処理物移送方向に直交する方向
で隣りあう板材どうしの揺動量に差を生じさせ、
被処理物移送方向に直交する方向で隣りあう夫々
の板材が、被処理物移送方向に沿う方向で隣る
夫々の板材との間に形成する間隙巾を異ならせる
ことができる作用を得られたものである。
上記の作用により、被処理物の供給量の増減変
化に拘らず、被処理物の自重、すなわち被処理物
量に応じての適正な漏下面積を得ることが可能と
なつたものである。
化に拘らず、被処理物の自重、すなわち被処理物
量に応じての適正な漏下面積を得ることが可能と
なつたものである。
そして、その漏下面積の設定にあたつて、経験
や勘に基づいて人為的に設定するのではなく、被
処理物の自重を利用して自動的に設定するもので
あるから、作業者の個人差やその時々の調整ムラ
による設定誤差を生じる虞れ少なく、より適正に
漏下面積を設定し易いものである。
や勘に基づいて人為的に設定するのではなく、被
処理物の自重を利用して自動的に設定するもので
あるから、作業者の個人差やその時々の調整ムラ
による設定誤差を生じる虞れ少なく、より適正に
漏下面積を設定し易いものである。
そしてまた、被処理物移送方向に直交する方向
で隣りあう板材どうしが各別に揺動作動すること
により、脱穀部から供給される被処理物の供給量
が、例えば扱装置の直下に相当する部位とそれか
ら離れた部位との間で差が生じる、あるいは、脱
穀部で扱深さを変更したことによつて差が生じる
場合等に、その供給量の差に応じた間隙巾を設定
し易く、従つて、板材が揺動枠の全巾にわたるも
のに比べて被処理物量に適応した漏下面積を、よ
り高精度に設定し易い利点がある。
で隣りあう板材どうしが各別に揺動作動すること
により、脱穀部から供給される被処理物の供給量
が、例えば扱装置の直下に相当する部位とそれか
ら離れた部位との間で差が生じる、あるいは、脱
穀部で扱深さを変更したことによつて差が生じる
場合等に、その供給量の差に応じた間隙巾を設定
し易く、従つて、板材が揺動枠の全巾にわたるも
のに比べて被処理物量に適応した漏下面積を、よ
り高精度に設定し易い利点がある。
〔実施例〕
本考案にいう脱穀機の揺動選別装置は、コンバ
インに搭載されるもの、ハーベスタあるいは定置
式脱穀機に内蔵されるものとして用いられる。
インに搭載されるもの、ハーベスタあるいは定置
式脱穀機に内蔵されるものとして用いられる。
第4図は、脱穀機の揺動選別装置の脱穀装置1
内における配置関係を示す全体図であり、脱穀装
置1は、扱胴4を備えた脱穀部2と、揺動選別装
置5および起風フアン6ならびに籾回収用の一番
スクリユー7、二番スクリユー8を備えた選別部
3とに大別される。
内における配置関係を示す全体図であり、脱穀装
置1は、扱胴4を備えた脱穀部2と、揺動選別装
置5および起風フアン6ならびに籾回収用の一番
スクリユー7、二番スクリユー8を備えた選別部
3とに大別される。
前記揺動選別装置5は、脱穀部2下方のクリン
プ網9の下側に設けられるチヤフシーブ10、お
よび、その下側に設けられるグレンパン11、な
らびにグレンシーブ12、さらに、そのグレンシ
ーブ12よりも選別処理経路での終端側に相当す
る箇所に設けられたストローラツク13等を、揺
動枠5Aに対して一体的に取付けて構成されてお
り、てこクランク機構などの周知の駆動構造(図
外)により、揺動枠5A全体が揺動駆動されるべ
く構成されている。
プ網9の下側に設けられるチヤフシーブ10、お
よび、その下側に設けられるグレンパン11、な
らびにグレンシーブ12、さらに、そのグレンシ
ーブ12よりも選別処理経路での終端側に相当す
る箇所に設けられたストローラツク13等を、揺
動枠5Aに対して一体的に取付けて構成されてお
り、てこクランク機構などの周知の駆動構造(図
外)により、揺動枠5A全体が揺動駆動されるべ
く構成されている。
そして、上記揺動選別装置5のうち、本考案に
いうシーブの一例であるチヤフシーブ10は以下
に述べるように構成されている。
いうシーブの一例であるチヤフシーブ10は以下
に述べるように構成されている。
第1図乃至第3図に示すように、揺動枠5Aの
横巾方向(被処理物の移送方向に対して直交する
方向)に沿つて長尺の枢支軸14…を多数架設
し、夫々の枢支軸14…には、枢支軸14長さ方
向で三分割された板材15…が各別に揺動のみ自
在に枢着されている。
横巾方向(被処理物の移送方向に対して直交する
方向)に沿つて長尺の枢支軸14…を多数架設
し、夫々の枢支軸14…には、枢支軸14長さ方
向で三分割された板材15…が各別に揺動のみ自
在に枢着されている。
各板材15…は、側面視略L字状に形成されて
いて、その上面15A側、つまり、被処理物が供
給される側の面に複数の補強片16…が適当間隔
おきに突設されている。そして、一つの板材15
上に設けられた補強片16…の一つには上方突出
片部分16Aが形成されていて、その上方突出片
部分16Aを長尺の断面コの字形の連結バー17
に内挿した状態で枢着され、かつ、各連結バー1
7は、被処理物移送方向に並ぶ各板材15…上の
各補強片16…を夫々連結しているとともに、そ
の一端側を、弾性付勢機構の一例であるコイルス
プリング18を介して揺動枠5Aに連結してあ
る。
いて、その上面15A側、つまり、被処理物が供
給される側の面に複数の補強片16…が適当間隔
おきに突設されている。そして、一つの板材15
上に設けられた補強片16…の一つには上方突出
片部分16Aが形成されていて、その上方突出片
部分16Aを長尺の断面コの字形の連結バー17
に内挿した状態で枢着され、かつ、各連結バー1
7は、被処理物移送方向に並ぶ各板材15…上の
各補強片16…を夫々連結しているとともに、そ
の一端側を、弾性付勢機構の一例であるコイルス
プリング18を介して揺動枠5Aに連結してあ
る。
そして、前記補強片16のうち、前記連結バー
17に連結されるように上方突出片部分16Aを
備えた中央位置のものは、その補強片16の突出
端縁が、側面視で板材15の揺動中心に近づく側
に凹入する屈曲形状となつており、この屈曲した
突出端縁19のうちの下側端縁部分19aが隣接
部材15のボス部15Bに接当する状態(第2図
実線の状態)で、板材15,15どうしの間隙S
が最小値l1となり、前記突出端縁19の上側端縁
部分19bが隣接板材15のボス部15Bに接当
する状態(第2図仮想線の状態)で前記間隙Sが
最大値l2となるように、下側端縁部分19aと上
側端縁部分19bとの間隔Lを定めてある。
17に連結されるように上方突出片部分16Aを
備えた中央位置のものは、その補強片16の突出
端縁が、側面視で板材15の揺動中心に近づく側
に凹入する屈曲形状となつており、この屈曲した
突出端縁19のうちの下側端縁部分19aが隣接
部材15のボス部15Bに接当する状態(第2図
実線の状態)で、板材15,15どうしの間隙S
が最小値l1となり、前記突出端縁19の上側端縁
部分19bが隣接板材15のボス部15Bに接当
する状態(第2図仮想線の状態)で前記間隙Sが
最大値l2となるように、下側端縁部分19aと上
側端縁部分19bとの間隔Lを定めてある。
尚、上記間隙Sの最小値l1としては、通常作業
状態でチヤフシーぶ10上に供給される被処理物
の最小値を処理するに適正な寸法であることが望
ましいが、間隙Sが完全閉塞状態となるようにし
ても、前記コイルスプリング18の付勢力を充分
弱くしておけば、少量の被処理物量であつても対
処できるので、そのように構成しても良い。ま
た、間隙Sの最大値l2は、被処理物の予測される
最大供給量を処理するに適正な寸法に設定してお
けば良いが、それ以上であつても差し支えない。
状態でチヤフシーぶ10上に供給される被処理物
の最小値を処理するに適正な寸法であることが望
ましいが、間隙Sが完全閉塞状態となるようにし
ても、前記コイルスプリング18の付勢力を充分
弱くしておけば、少量の被処理物量であつても対
処できるので、そのように構成しても良い。ま
た、間隙Sの最大値l2は、被処理物の予測される
最大供給量を処理するに適正な寸法に設定してお
けば良いが、それ以上であつても差し支えない。
そして、上記板材15…の被処理物移送方向
(矢印a)での配設間隔は、板材15上に被処理
物がない状態、および、被処理物の供給量が少な
い状態では、平面視で間隙Sが見えない状態、つ
まり、板材15の遊端が移送方向に隣る別の板材
15のボス部15Bと上下に重なる状態となるよ
うに設定してあり、上方から落下供給された被処
理物が、そのままストレートに漏下せず、一旦、
板材15の上面15Aに受け止められ、そのの
ち、水平方向に向きを変えられて側方から落下す
るように構成してある。
(矢印a)での配設間隔は、板材15上に被処理
物がない状態、および、被処理物の供給量が少な
い状態では、平面視で間隙Sが見えない状態、つ
まり、板材15の遊端が移送方向に隣る別の板材
15のボス部15Bと上下に重なる状態となるよ
うに設定してあり、上方から落下供給された被処
理物が、そのままストレートに漏下せず、一旦、
板材15の上面15Aに受け止められ、そのの
ち、水平方向に向きを変えられて側方から落下す
るように構成してある。
前記コイルスプリング18の引張り付勢力は、
板材15…上に載る被処理物の量が少ない状態で
補強片16の突出端縁19の下側端縁部分19a
が隣接板材15のボス部15Bに軽く接当し、板
材15上に載る被処理物の量に応じて適宜下方に
回動して板材15…間の間隙S巾を拡大するよう
に設定してある。
板材15…上に載る被処理物の量が少ない状態で
補強片16の突出端縁19の下側端縁部分19a
が隣接板材15のボス部15Bに軽く接当し、板
材15上に載る被処理物の量に応じて適宜下方に
回動して板材15…間の間隙S巾を拡大するよう
に設定してある。
以上の実施例では、板材15…を、被処理物の
移送方向に直交する枢支軸14の長手方向に三分
割し、上方から落下供給される被処理物の量がチ
ヤフシーブ10の横巾方向で異なつていても、こ
れに対応して前記長手方向に隣る板材15…どう
しを独立的に作動させることで、被処理物の量の
差によく対応した間隙S巾を得られるように構成
した例を示したが、上記三分割に限らず、二分
割、四分割あるいはそれ以上に分割しても良い。
移送方向に直交する枢支軸14の長手方向に三分
割し、上方から落下供給される被処理物の量がチ
ヤフシーブ10の横巾方向で異なつていても、こ
れに対応して前記長手方向に隣る板材15…どう
しを独立的に作動させることで、被処理物の量の
差によく対応した間隙S巾を得られるように構成
した例を示したが、上記三分割に限らず、二分
割、四分割あるいはそれ以上に分割しても良い。
また、板材15は、比較的軽量な板金製や合成
樹脂製とすることが望ましいが、コイルスプリン
グ18等の付勢手段による付勢力とのバランス関
係さえ適正に設定すれば、鋳物やアルミダイキヤ
スト、あるいは、それ以外の素材を用いても差し
支えない。
樹脂製とすることが望ましいが、コイルスプリン
グ18等の付勢手段による付勢力とのバランス関
係さえ適正に設定すれば、鋳物やアルミダイキヤ
スト、あるいは、それ以外の素材を用いても差し
支えない。
さらにまた、上記実施例では、被処理物移送方
向に隣る板材15…どうしを連結バー17で枢支
連結したものを示したが、ワイヤーやコイルスプ
リングで連結しても良く、あるいは、前記移送方
向に隣る板材15…どうしを全く連結しないで、
揺動枠5Aと板材15との間につる巻きバネ等の
弾性付勢機構を設けて、移送方向に隣る板材15
どうしが別々に作動するように構成しても良い。
この場合、板材15が枢支軸14の長手方向で分
割されたものであると、揺動枠5Aから離れた位
置の板材15は、揺動枠5Aに近い側の板材15
に対して、やはりつる巻きバネ等で所期の付勢力
が得られるように連結しておく必要がある。
向に隣る板材15…どうしを連結バー17で枢支
連結したものを示したが、ワイヤーやコイルスプ
リングで連結しても良く、あるいは、前記移送方
向に隣る板材15…どうしを全く連結しないで、
揺動枠5Aと板材15との間につる巻きバネ等の
弾性付勢機構を設けて、移送方向に隣る板材15
どうしが別々に作動するように構成しても良い。
この場合、板材15が枢支軸14の長手方向で分
割されたものであると、揺動枠5Aから離れた位
置の板材15は、揺動枠5Aに近い側の板材15
に対して、やはりつる巻きバネ等で所期の付勢力
が得られるように連結しておく必要がある。
次に、上記構造のチヤフシーブ10を用いての
被処理物の処理状態を第5図に基づいて説明する
と、同図イに示すように、チヤフシーブ10上に
供給された被処理物のうち、籾20…および小さ
なワラ屑などの塵芥21…は板材15の上面15
Aに乗つたのち、側方の間隙Sから落下するが、
比較的長いワラ屑22は、それが鉛直方向に沿う
立ち姿勢で落下してきても、板材15の上面15
Aに受け止められ、揺動枠5Aの揺動に伴つて被
処理移送方向(矢印a方向)に送り出される。ま
た、同図ロに示すように、立ち姿勢の長いワラ屑
22がチヤフシーブ10の横巾方向にズレ動い
て、板材15の上面15Aに沿つた横倒し姿勢と
なることで前記間隙Sから漏れ落ちることは、隣
りあう補強片16の一方がワラ屑22の下端側の
横移動を阻止し、かつ、他方の補強片16の突出
端縁19を枕とする状態でワラ屑22の上端側が
支持されるので、完全な横倒し姿勢となつて前記
間隙Sから漏下することを免れるものであり、ま
た、横倒し姿勢で落下供給されたワラ屑22も、
それが隣りあう補強片16,16どうしの間隔よ
りも長いものであれば、同図ロに示すように突出
端縁19,19間に架け渡された状態となり、前
記間隙Sからの漏下を避けられるものである。
被処理物の処理状態を第5図に基づいて説明する
と、同図イに示すように、チヤフシーブ10上に
供給された被処理物のうち、籾20…および小さ
なワラ屑などの塵芥21…は板材15の上面15
Aに乗つたのち、側方の間隙Sから落下するが、
比較的長いワラ屑22は、それが鉛直方向に沿う
立ち姿勢で落下してきても、板材15の上面15
Aに受け止められ、揺動枠5Aの揺動に伴つて被
処理移送方向(矢印a方向)に送り出される。ま
た、同図ロに示すように、立ち姿勢の長いワラ屑
22がチヤフシーブ10の横巾方向にズレ動い
て、板材15の上面15Aに沿つた横倒し姿勢と
なることで前記間隙Sから漏れ落ちることは、隣
りあう補強片16の一方がワラ屑22の下端側の
横移動を阻止し、かつ、他方の補強片16の突出
端縁19を枕とする状態でワラ屑22の上端側が
支持されるので、完全な横倒し姿勢となつて前記
間隙Sから漏下することを免れるものであり、ま
た、横倒し姿勢で落下供給されたワラ屑22も、
それが隣りあう補強片16,16どうしの間隔よ
りも長いものであれば、同図ロに示すように突出
端縁19,19間に架け渡された状態となり、前
記間隙Sからの漏下を避けられるものである。
尚、本考案にいうシーブとして、チヤフシーブ
10を例として説明したが、チヤフシーブ10に
代えて前記グレンシーブ12に対して、あるい
は、チヤフシーブ10およびグレンシーブ12の
両方に対して本考案の構成を適用することは自由
である。
10を例として説明したが、チヤフシーブ10に
代えて前記グレンシーブ12に対して、あるい
は、チヤフシーブ10およびグレンシーブ12の
両方に対して本考案の構成を適用することは自由
である。
図面は本考案に係る脱穀機の揺動選別装置の実
施例を示し、第1図はシーブ部分の斜視図、第2
図はシーブ部分の断面図、第3図はシーブ全体の
平面図、第4図は脱穀装置全体を表す断面図、第
5図イ,ロはシーブの作用状態を表す説明図であ
り、同図イは断面図、同図ロは同図イにおけるロ
−ロ線矢視図である。 5A……揺動枠、10,12……シーブ、15
……板材、18……付勢機構、S……間隙。
施例を示し、第1図はシーブ部分の斜視図、第2
図はシーブ部分の断面図、第3図はシーブ全体の
平面図、第4図は脱穀装置全体を表す断面図、第
5図イ,ロはシーブの作用状態を表す説明図であ
り、同図イは断面図、同図ロは同図イにおけるロ
−ロ線矢視図である。 5A……揺動枠、10,12……シーブ、15
……板材、18……付勢機構、S……間隙。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 被処理物移送方向に適当間隔をへだてて多数並
設した板材15…群から構成されるシーブ10,
12を揺動枠5A上に備え、前記シーブ10上に
載せられたワラ屑と籾との混在物である被処理物
を揺動枠5Aの揺動に伴つて一方向に移送しなが
ら、前記被処理物中の籾を前記板材15…間に形
成される間隙S…から漏下させるべく構成した脱
穀機の揺動選別装置において、 前記板材15…の夫々を前記揺動枠5Aに対し
て揺動自在に枢着し、かつ、各板材15…の揺動
に伴つて隣接板材15,15間の間隙Sを広狭変
更自在に構成するとともに、 前記板材15…を、その板材15…上に載る被
処理物の重量の増加に応じて前記間隙Sの開放量
が増大されるように、間隙閉塞側へ弾性的に付勢
する付勢機構18を設け、 さらに、前記板材15…は、前記被処理物の移
送方向とは直交する方向にも複数個並置されてい
て、かつ、前記移送方向に直交する方向に相隣る
板材15…どうしが各別に揺動作動すべく構成し
てあることを特徴とする脱穀機の揺動選別装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2388185U JPH0437403Y2 (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2388185U JPH0437403Y2 (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61142547U JPS61142547U (ja) | 1986-09-03 |
| JPH0437403Y2 true JPH0437403Y2 (ja) | 1992-09-02 |
Family
ID=30517519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2388185U Expired JPH0437403Y2 (ja) | 1985-02-21 | 1985-02-21 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0437403Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-02-21 JP JP2388185U patent/JPH0437403Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61142547U (ja) | 1986-09-03 |
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