JPH0437697A - ニオブ酸リチウム単結晶薄膜 - Google Patents

ニオブ酸リチウム単結晶薄膜

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JPH0437697A
JPH0437697A JP2141797A JP14179790A JPH0437697A JP H0437697 A JPH0437697 A JP H0437697A JP 2141797 A JP2141797 A JP 2141797A JP 14179790 A JP14179790 A JP 14179790A JP H0437697 A JPH0437697 A JP H0437697A
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thin film
single crystal
lithium niobate
substrate
lithium
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JP2141797A
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Akira Enomoto
亮 榎本
Masaya Yamada
雅哉 山田
Tetsushi Ono
哲史 大野
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Ibiden Co Ltd
Original Assignee
Ibiden Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、薄膜導波路型S HC素子を始めとして、各
種光学材料に好適な膜厚のニオブ酸リチウム単結晶薄膜
に関する。
(従来の技術) 近年の光応用技術の進展に伴って、レーザ光源の短波長
化が要求されている。
これは、短波長化により、記録密度、感光感度を向上さ
せることができるためであり、光ディスク、レーザープ
リンター等の光機器分野への応用が考えられる。
このため、入射するレーザ光の波長を1/2に変換でき
る第2高調波発生(SHG)素子の研究が行われてきた
かかる、第2高調波発生(SHO)素子としては、従来
高出力のガスレーザを光源として、非線型光学結晶のバ
ルク単結晶が用いられてきた。しかし、光デイスク装置
、レーザプリンタ等の装置を小型化する要求が強いこと
、ガスレーザは、光変調のため、外部に変調器が必要で
あるのに対して、半導体レーザは、直接変調が可能であ
ること、安価であることなどのために、ガスレーザに代
えて半導体レーザが主としで用いられるようになってき
た。このため、数mW〜数十mWの低い光源出力で高い
変換効率を得る必要から、薄膜導波路型のSHG素子が
必要となってきた。
このような薄膜導波路型SHG素子用の非線型光学材料
としては、従来ニオブ酸リチウム単結晶バルクにTi等
を拡散させることにより、屈折率を変化させた層を導波
路としたものや、タンタル酸リチウム基板上に高周波ス
パッタ法により形成させたニオブ酸リチウム薄膜を導波
路としたものなどが知られているが、何れも結晶性に優
れたニオブ酸リチウム薄膜を得ることが困難で、高い変
換効率を得ることができなかった。
結晶性に優れた単結晶薄膜を製造する方法としては、液
相エピタキシャル法が好適であると考えられており、こ
のため、種々の液相エピタキシャル法が研究されてきた
ニオブ酸リチウム単結晶薄膜を得るための液相エピタキ
シャル法としては、例えば、 1)Applied  PhysicsLetters
、Vol、26、No、IJanuary  1975
には、タンタル酸リチウムを基板として、Li工○、■
20.をフラックスとして、液相エビタキンヤル成長法
により光導波路用ニオブ酸リチウム薄膜を形成して、光
を導波させた例が記載されている。
また、2)特公昭51−9720号公報には、タンタル
酸リチウムを基板とし、L1□0、■20、をフラック
スとして、液相エピタキシャル成長法により、先導波路
用ニオブ酸リチウム薄膜を形成する方法が記載されてい
る。
更に、3)特公昭56−47160号公報には、L1□
0、VzOsをフラックスとして、エピタキノヤル成長
法により基板上に、Mgを含有した二オフ酸リチウム・
タンタル酸リチウム固溶体薄膜単結晶を形成する方法が
記載されている。
Lカ・しながら、従来知られた液相エビタキノヤル法て
二よ、結晶性に優れたニオブ酸リチウム単結晶が、タン
タル酸リチウム基板上に得られないばかりでなく、特に
SHG素子を製造するのに必要な膜厚のニオブ酸リチウ
ム単結晶を得ることが、困難であった。
前記薄膜導波路型のSHO素子を製造するのに必要な膜
厚とは、即ち入射させるレーザ光と第2高調波との位相
整合を行うため、波長λの基本波長光と波長λ/2の第
2高調波との実効屈折率を一致させる事のできる膜厚の
ことであり、特に、タンタル酸リチウム基板上に形成さ
せたニオブ酸リチウム薄膜を用いて、半導体レーザ用S
HG素子を作成する場合、実効屈折率を一致させるため
には、5μm以上の厚さのニオブ酸リチウム薄膜が必要
である。
また、高出力の薄膜導波路型SHG素子を得るためには
、基板と薄膜導波層との屈折率差を大きくしなければな
らないが、薄膜導波層の屈折率を高くするため種々の元
素を添加すると、導波層の光学特性が低下する可能性が
あることから、基板の屈折率を低下させる研究が行われ
ており、例えば、 特公昭563−27681号公報には、タンタル酸リチ
ウム基板に五酸化バナジウムを拡散させて、3〜6μm
の低屈折率の拡散層を形成し、その上にタンタルリチウ
ム単結晶層をエビタキンヤル成長させる技術が開示され
ている。
また、特公昭560−34722号公報には、酸化マグ
ネシウム、五酸化バナジウムを同時にりンタル酸リチウ
ム基板に添加し、タンタル酸リチウム単結晶層をエピタ
キシャル成長させる技術が開示されている。
しかしながら、これらの技術では、薄膜導波層としてタ
ンタル酸リチウムを用いており、ニオブ酸リチウムに比
べて、井線形光学効果が劣る。
また薄膜導波層であるタンタル酸リチウムの格子定数を
変えることができないため、基板の格子定数が変化しな
い範囲で、酸化マグネシウムや五酸化バナジウムを添加
する必要があり、添加量に限界があった。
さらに上記技術では、基板側の屈折率を必ず低下させね
ばならず、屈折率の可変範囲が限られていた。
以上のように、これまでは、タンタル酸リチウム基板上
にSHO素子などの光学デバイスを作成するために必要
な膜厚で、基板との屈折率差が大きく、光学特性の優れ
たニオブ酸リチウム単結晶を実用的に製造する方法はな
かった。
そこで本発明者等はこのような問題点を解決するだめに
種々研究した結果、タンタル酸゛ノチウム基板に種々の
異種元素を含有させ、屈折率を変えて、このタンタル酸
リチウム基板とニオブ酸リチウム単結晶薄膜とを格子整
合させることにより、SHGデバイスなどの光学デバイ
スを作成するために必要充分な膜厚を有し、かつ光損傷
(強い光を照射すると結晶の屈折率が変化すること)及
び光伝搬損失が極めて小さいなど、光学特性が極めて優
れ、基板と薄膜導波層との屈折率差の大きなニオブ酸リ
チウム単結晶薄膜を実用的に得ることができることを新
規に知見し本発明を完成するに到った。
(課題を解決するための手段) 本発明は、クンタル酸リチウム基板上に形成されたニオ
ブ酸リチウム単結晶薄膜であって、前記タンタル酸リチ
ウム基板は、少なくとも表面の一部に異種元素が添加さ
れており、且つ該薄膜は前記タンタル酸リチウム基板と
格子整合されてなり、光伝搬損失が1.4dB/cm以
下であることを特徴とするニオブ酸リチウム単結晶薄膜
である。
(作用) 本発明のニオブ酸リチウム単結晶薄膜は、タンタル酸リ
チウム基板上に形成され、前記タンタル酸リチウム基板
は、少なくとも表面の一部の異種元素が含有されてなる
ことが必要である。
この理由は、異種元素を含有させることにより、基板の
屈折率を変化させることができ、基板と薄膜導波層との
屈折率差を大きくすることができるからである。
前記異種元素とは、基板を構成する元素とは異なる元素
を指す。
前記異種元素は、金属元素が望ましい。
前記異種元素は、マグ不ノウム、チタン、バナジウム、
クロム、鉄、ニッケル、ネオジムなどから選ばれる少な
くとも1種が望ましい。
本発明において、前記タンタル酸リチウム基板の特定箇
所に異種元素を添加して、導波路形成部分に、屈折率が
、非形成部分に比べて相対的に低いパターンを形成する
ことにより、該基板にニオブ酸リチウム単結晶薄膜をス
ラブ状に形成するだけで、前記パターン部分に形成され
たニオブ酸リチウム単結晶薄膜が導波路となり、導波路
形成のための加工工程を省くことができる。
前記導波路形成部分の基板屈折率を、非形成部分に比べ
て相対的に低(する方法としては、導波路形成部分の基
板屈折率を下げるか、非形成部分の基板屈折率を上げる
ことが望ましい。
前記タンタル酸リチウム基板の屈折率を上げる作用を有
する異種元素としては、Ti、Cr、Nd、Fe、Ni
などが、また屈折率を下げる作用を有する異種元素とし
ては、Mg、Vなどが有利である。
これらの元素は、基板の薄膜形成に影響する特性、例え
ば表面粗度などを殆ど変化させずに、その表面屈折率の
みを変えられるため、通常の基板と同等の特性を有する
3膜を同様の条件にて製造することができる。
また、前記異種元素の表面部分での含有量は、以下に示
す組成範囲が望ましい。
Ti;0.2〜30モル% Cr;0.02〜20モル% Fe;0.02〜20モル% Ni;0.02〜20モル% Nd;0.02〜10モル% Mg;0.1〜20モル% ■ ;0.05〜30モル% 上記の含有量は、 異種元素/ (L i Ta 03+異種元素)×10
0、 で計算されたものである。
前記組成範囲が好ましい理由は、上記範囲より組成割合
が多いと、基板の結晶性が低下してしまい、また、上記
範囲より組成割合が少ないと屈折率が変化しないためで
ある。
さらに、前記異種元素の含有量は、以下に示す範囲が好
適である。
Ti;1.0〜15モル% Cr;0.2〜10モル% Fe;0.2〜10モル% Ni;0.2〜10モル% Nd;0.5〜5モル% Mg;2.0〜10モル% V;1.0〜15モル% 上記の含有量は、 異種元素/ (L i Ta Os 十異種元素)×1
00、 で計算されたものである。
また、前記異種元素は、タンタル酸リチウム基板に、原
子、イオン、酸化物など種々の形態で含有させることが
できる。
本発明のニオブ酸リチウム単結晶薄膜は、異種元素含有
タンタル酸リチウム基板上に形成され、前記異種元素含
有タンタル酸リチウム基板と格子整合されてなることが
必要である。この理由は、前記異種元素含有タンタル酸
リチウム基板とニオブ酸リチウム単結晶薄膜を格子整合
させることにより極めて優れた光学的特性を有するニオ
ブ酸リチウム単結晶薄膜が従来技術では得られない厚い
膜厚にて形成されるからである。
また、形成されたニオブ酸リチウム単結晶薄膜が極めて
優れた光学特性を有する理由は、ニオブ酸リチウム単結
晶薄膜と異種元素含有タンタル酸リチウム基板とが格子
整合されることにより基板と一体化し、格子の歪や結晶
の欠陥などが極めて少なく結晶性に優れ、かつマイクロ
クランクなどのない高品質の膜となるからである。
従来技術においては、基板との格子整合がとれた薄膜を
作製することができなかったため、薄膜の結晶性が悪く
また薄膜中にはマイクロクラックの発生が見られた。そ
のため、基板材料表面および薄膜表面を研磨あるいは化
学ユノチング等により平滑にするか、あるいは不純物混
入割合の少ない高純度原料を使用することで基板界面お
よび薄膜表面における散乱損失、および不純物混入によ
る吸収を員失をある程度低減させても、結晶粒界での吸
収・散乱損失あるいはマイクロクラックによる散乱損失
が極めて大きくなるため、光伝搬損失は3〜5dB/c
m程度と大きく、光学的用途に使用できるものではなか
った。
本発明において、ニオブ酸リチウム単結晶薄膜と異種元
素含有タンタル酸リチウム基板を格子整合される手段は
特に限定されるものではないが、ナトリウムとマグネシ
ウムをニオブ酸リチウム単結晶薄膜中に含有させること
が有利である。この理由はナトリウムとマグネシウムの
イオン又は原子は、ニオブ酸リチウムの結晶格子に対す
る置換あるいはドープにより、ニオブ酸リチウムの格子
定数(a軸)を大きくする効果を有するため、ナトリウ
ムとマグネシウムの組成を調整することにより、容易に
@記異種元素含有タンタル酸リチウム基板とニオブ酸リ
チウム単結晶との格子整合を得ることができ、さらにナ
トリウムやマグネシウムは光学特性を何らそこなうこと
がないだけでなく、マグネシウムについては光学損傷を
防止するという重要な効果をも有するからである。また
、前記ナトリウム、マグネシウムを含有させる場合、そ
の含佇量は、それぞれニオブ酸リチウム単結晶に対して
、0.1〜4.8モル%、0.8〜10.8モル%であ
ることが望ましい、その理由は、ナトリウムの含有量が
、0.1モル%より少ない場合は、マグ不シウムの添加
量の如何に関わらず、前記異種元素含有タンタル酸リチ
ウム基板と格子整合できるほど格子定数が大きくならず
、また4、8モル%を越える場合は、逆に格子定数が大
きくなりすぎ、いずれの場合も異種元素含有タンタル酸
リチウム基板とニオブ酸リチウム単結晶との格子整合が
得られないからである。
また、マグネシウムの含有量が、0.8モル%より少な
い場合は、光損傷を防止する効果が不充分であり、10
.8モル%越える場合は、ニオブ酸マグ矛シウム系の結
晶が析出してしまうため、含有させることができない。
前記ナトリウムの含有に関しては、Journal  
or  Crystal  Growth  54 (
1981)572−576に、ニオブ酸リチウムにナト
リウムを添加し、液相エピタキシャル成長法によりY−
カットのニオブ酸リチウム基板上に膜I¥20μmのナ
トリウム含有ニオブ酸リチウム薄膜単結晶を形成した例
がまたJournalof  Crystal  Gr
owth  84(1987)409−412にはニオ
ブ酸リチウムにナトリウムを添加し、液相エピタキシャ
ル成長法によりY力、トのタンタル酸リチウム基板上に
ナトリウム含有ニオブ酸リチウム薄膜単結晶を形成した
例が記載されている。
しかし、これらの文献にはナトリウム含有によりニオブ
酸リチウム単結晶の格子定数が変化することは記載され
ているものの、SAW (Su r race  Ac
oustic  Wave)デバイスに関する技術であ
り、光学特性やタンタル酸リチウム基板と格子整合させ
ると光学特性に優れた膜が得られることについては何ら
記載されていない。
またこれらの文献に示されたニオブ酸リチウム単結晶薄
膜はSAWデバイス用であり、前者の文献に記載された
薄膜は基板にニオブ酸リチウムを用いていること、また
、後者の文献に記載の薄膜は、タンタル酸リチウム基板
に形成されているものの薄膜と基板との格子整合がなさ
れていないなどにより、いずれも本願の目的とする光学
材料としては使用することができない。
また、米国特許4093781号には、リチウムフェラ
イト膜を基板上に液相エピタキシャル成長法で形成する
際、リチウムをナトリウムで置換し、格子定数を基板の
それに整合させ、歪みのないリチウムフェライト膜を形
成する方法が記載されている。
しかし、これはリチウムフェライトに関する技術であり
、本願の目的とする光学材料としては使用することがで
きず、いずれの技術も本発明の新規性、進歩性を阻害す
るものではない。
本発明においてタンタル酸リチウムを基板として用いる
理由は、前記タンタル酸リチウム基板の結晶系は、ニオ
ブ酸リチウム単結晶に[ILでおりエピタキシャル成長
させやすく、さらに前記タンタル酸リチウム基板は市販
されているため、品質のよいものが安定して入手できる
からである。
また、本発明に用いるタンタル酸リチウム基板としては
、種々の元素を含有させ格子定数、屈折率などを変化さ
せたもの、あるいは表面を化学エツチングなどにより処
理したものなどを用いることができる。
また、特に本発明においては、ニオブ酸リチウム単結晶
薄膜の成長面として、タンタル酸リチウム基板の(00
01)面を使用することが望ましい。
前記タンタル酸リチウム基板の(0001)面は、タン
タル酸リチウムのC軸に垂直な面を指す。
ニオブ酸リチウム単結晶薄膜の成長面として、タンタル
酸リチウム基板の(0001)面を使用することが望ま
しい理由は、前記タンタル酸リチウムは、結晶構造が大
方晶(第1図参照)であり、前記(0001)面はa軸
のみで構成されるため、a軸の格子定数を変えるだけで
ニオブ酸リチウム単結晶薄膜と、格子整合させることが
できるからである。
本発明のニオブ酸リチウム単結晶薄膜は、光伝搬損失が
1.4dB/ci以下であることが必要である。
光伝搬損失とは、光が薄膜中を導波する際の、光の進行
方向単位長さ当りの光度低下割合を示すものであり、こ
れには散乱損失と吸収損失が含まれる。散乱を員失は、
基板と薄膜との界面の状態、薄膜の表面状態および薄膜
中のマイクロクラック等に依存する。
一方、吸収損失は薄膜の特性にのみ関与するものであり
、薄膜の結晶性や不純物混入割合等に依存する。
更に、前記ニオブ酸リチウム単結晶薄膜の格子定数(a
軸)は、前記異種元素含有タンタル酸リチウム基板の9
9.81〜100.07%であることが望ましく、99
.92〜100.03%が好適である。
例えば、タンタル酸リチウム基板の格子定数が、5.1
53人である場合、5.150〜5.155人であるこ
とが望ましい。
この理由は、前記格子定数の範囲を外れると、異種元素
含有タンタル酸リチウム基板とニオブ酸リチウム単結晶
薄膜の格子定数を整合させ難く、光学材料として使用可
能な光学特性の優れたニオブ酸リチウム単結晶薄膜を充
分に厚(形成することができないからである。
また、前記ニオブ酸リチウム単結晶薄膜の厚さは、5μ
m以上が望ましく10μm以上が特に望ましい。
また、特に本発明のニオブ酸リチウム単結晶薄膜を、S
HG素子として使用する場合には、前記ニオブ酸リチウ
ム単結晶薄膜の常光屈折率n0、異常光屈折率n3は、
波長が0.83μmのレーザー光源(基本波長)に対し
て、それぞれ2.25≦00≦2.40の範囲、2.0
 < n * < n o  o、 (11なる範囲、
又、発生する第2高波長(0,415μm)に対して異
常光屈折率n、が前記第2調波に対する常光屈折率n0
より小さい範囲であることが望ましい。
また、本発明のニオブ酸リチウム単結晶薄膜には、屈折
率などの光学特性を必要に応じて変化させるためにNd
、Rh、Zn、Ni、Co、Ti などから選ばれる元
素を含有させることもできる。
本発明のニオブ酸リチウム単結晶薄膜にてSHG素子を
作成する場合、第二高調波光の透過率が100%近いか
、もしくは100%で、基本波レーザ光を殆ど透過させ
ないか、もしくは全く透過させない波長選択性の薄膜(
フィルター)を、光の出射端面の後方、もしくは出射端
面に直接形成することが望ましい。
この理由は、不要な基本波レーザ光を出射光から取り除
き、必要な第二高調波光のみを効率良く取り出すことが
できるからである。
また、前記波長選択性の薄膜を、直接出射端面に形成し
て第二高調波光に対する反射防止条件を満たずよう調整
することにより、ニオブ酸リチウム単結晶薄膜層と空気
との屈折率に大きな差があるために出射端面で生してい
た第二高調波光の反射による損失を低減でき、SHC,
出力を向上させることができる。
前記波長選択性の薄膜は、出射端面の後方の出射端面か
ら離れた位置に形成されてもよく、また適当な接着剤を
用いて出射端面上に固定されていてもよい。
前記接着剤を用いて出射端面上に固定する場合は、接着
層の屈折率、厚さを前記第二高調波光に対する反射防止
条件に適合するよう調節して、51(G出力を向上させ
ることが望ましい。
また、本発明のニオブ酸リチウム単結晶薄膜にてSHG
素子を作成する場合、SHG素子と半導体レーザのヘア
チップを一体化しておくことが望ましい。
この理由は、S HG素子と半導体レーザのヘアチップ
を一体化した方が小型化、量産性、コスト、入射効率、
安定性の面から有利だからである。
また、前記SHO素子と半導体レーザー光源を一体化し
た半導体レーザ素子は、半導体レーザのヘアチップの保
護、長寿命化のために、気富封止パッケージ内に封入す
ることが望ましい。
前記パンケージ内には、イ活性ガスが封入されているこ
とが望ましい。
前記不活性ガスは、窒素であることが有利である。
また、前記気密封止パッケージには、第二高調波光を出
射するだめの窓が設けられていることが必要である。
前記第二高調波光を出射するための窓とは、第二高調波
光を出射するに十分な大きさの穴に、気密性を保つため
に透光性の板がはめこまれたものを指す。
前記透光性の板は、波長選択性を有することが望ましい
この理由は、波長選択性の透光性の板にて第一高調波光
出射用の窓を形成することにより、チップの気密封止、
基本波長光の除去、第二高調波光の透過率の向上、半導
体レーザヘアチップ、SHG素子の保護などの目的を全
て兼ねることができ、第二高調波光出射用の窓を通常の
ガラスにて形成し、その窓ガラスの内側、もしくは外側
に波長選択性の膜を設けた場合より、製造プロセスの簡
略化、コストの低下、第二高調波光の透過率を向上させ
ることができるからである。
前記波長選択性の薄膜あるいは、透光性の板としては、
色ガラスフィルター、ガラス基板上に波長選択性の干渉
膜をコーティングしたもの、等を使用できる。
前記波長選択性の薄膜あるいは、透光性の板の材料とし
ては、5iOz、MgO1ZnO1An20、等の酸化
物、L i N b O、l、 L i T a Oz
、’l 3 C; a 50 +z、Gdi Gas 
012等の複合酸化物、あるいはPMMA、MNA等の
有機物等を用いることができ、これらを重ねた多層薄膜
も用いることができる。
前記波長選択性の薄膜の作成方法としては、スパッタリ
ング法、液相エピタキシャル法、蒸着法、MBE(分子
ビームエビタキンヤル:Mo1ecular  Bea
m  Epitaxial)法、MOCVD(Meta
l  Organic  Chemical  Vap
or  Depositi。
n)法、イオンブレーティング法、LB法、スピンコー
ド法、デイツプ法などを用いることが好ましい。
次に本発明の製造方法について説明する。
本発明においては、タンタル酸リチウム基板の少なくと
も表面の一部に異種元素を添加した後、タンタル酸リチ
ウム基板と格子整合されたニオブ酸リチウム単結晶薄膜
を形成することが必要である。
前記異種元素の添加方法としては、熱拡散、イオン交換
、イオン注入法などの他に、液相エピタキシャル成長法
、タンタル酸リチウムバルク単結晶の原料中に予め異種
元素を混合しておく方法、などを用いることができる。
また、前記熱拡散、イオン交換、イオン注入法を使用し
た場合は、異種元素の拡散層が形成されるが、前記拡散
層は、1μm以上が望ましい。
この理由は、拡散層の厚さが1μm未満であると、異種
元素が拡散されていない基板部分にまで拡がる導波光の
割合が多くなるため、基板として要求される屈折率を満
足することができず、先導波路として十分な特性が得ら
れないからである。
本発明のニオブ酸リチウム単結晶薄膜の製造方法として
は、液相エピタキシャル成長法、スパッタ、蒸着法など
が望ましいが、特に液相エピタキシャル成長法が好適で
ある。
この理由は、結晶性に優れた均質な膜が得やすく、その
結果、光伝播損失が少なく光導波路として好適な、しか
もニオブ酸リチウム単結晶のもつ非線形光学効果、電気
光学効果、音響光学効果などを十分生かせる優れた特性
を持ったニオブ酸リチウム単結晶薄膜が得られ、さらに
生産性にも優れているからである。
前記液相エピタキシャル成長法としては、Liz O,
V203、Nb2O5、Na、O,MgOなどからなる
溶融液に異種元素含有タンタル酸リチウム基板を接触さ
せ、エピタキシャル成長によりニオブ酸リチウム単結晶
薄膜のa軸の格子定数を異種元素含有タンタル酸リチウ
ム基板のa軸の格子定数に整合させる方法を用いるのが
、高品質の結晶が得られるので望ましい。
前記エピタキシャル成長法におけるLl、○、Vz O
s 、N b t Osの3組成分について望ましい範
囲を、以下に示す。
(Litu、 NtgOs、 v、o、 )組成範囲(
1))前記Li、05Vz Os 、N b z Os
 (7)組成範囲は、L it 0−Vz 0s−Nb
、Os (D3成分系の状態図において、A(49,4
9,45,46,5,05)、B (42,81,22
,94゜34、 25)、C(11,11,80,00
,8゜89)の3組成点で囲まれ、前記組成点A、Bを
結ぶ組成線を含まない組成領域内にある組成割合で、な
おかつ前記Naz 01Mg0の組成範囲は、それぞれ
、モル比でNa2O/L iz 0  が、20/98
.0〜93.5/6.5、モル比でMgO/Nbt O
5が、0.2/99.8〜40.0/60.0を満たす
組成範囲内にあることが望ましい。
前記溶融液が、主としてLi、0、V 20 s、Nb
z Os 、Naz 01Mg○からなることが必要な
理由は、以下に説明される。
前記Li、Oと■20.は、フラックスとして作用して
、ニオブ酸リチウム単結晶の液相エピタキシャル成長を
実現できる。
また、Na、Mgをニオブ酸リチウム単結晶薄膜に含有
させることにより、ニオブ酸リチウム単結晶薄膜のa軸
の格子定数を大きくすることができるため、前記ニオブ
酸リチウム単結晶薄膜のa軸の格子定数を、異種元素含
有タンタル酸リチウム基板のa軸の格子定数に合わせる
ことができるため、厚い膜厚を有するニオブ酸リチウム
単結晶薄膜を得ることができる。
また、本発明における、LizOlVzOs、Nbzo
sの組成範囲としてLizO−V20sNb、○、の3
成分系の三角図において、A(49,49,45,46
,5,05)、B (42,81,22,94,34,
25)、C(1111,80,00,8,89)の3組
成点で囲まれ、前記組成点A、Bを結ぶ組成線を含まな
い組成領域内にある組成割合が必要な理由は、この範囲
で得られるニオブ酸リチウム薄膜の光学的特性が優れて
おり、なかでも特に光伝播損失が低く、良質なニオブ酸
リチウム単結晶薄膜を得ることができるからである。
前記L iz OVz Os  N bz Osの組成
範囲は、3成分系の三角図において、D(47,64,
46,12,6,24)、E(27,0164,69,
8,30)、F (36,71,3797,25,32
)、C(44,05,32,97,22,98)の4組
成点で囲まれる範囲が好ましく、H(45,36,46
,458,19)、! (32,89,57,0510
06)、J (36,71,44,30,18,99)
、K(44,95,40,54,14,51)の4組成
点で囲まれる範囲が好適である。
また、前記Nag Oの組成割合として、モル比でN 
a 20/ L + z Oが、2.0/98.0−9
3.5/6.5を満たす範囲であることが望ましい理由
は、前記モル比の範囲よりNazOの割合が低い場合、
MgOを限界量含有させても、異種元素含有タンタル酸
リチウム単結晶基板と格子整合できる程、ニオブ酸リチ
ウム単結晶薄膜のa軸の格子定数を大きくすることがで
きず、また、前記モル比の範囲よりNa、0の割合が高
い場合は、a軸の格子定数が大きくなりすぎ、異種元素
含有タンタル酸リチウム単結晶基板と格子整合させるこ
とが困難なためである。
前記前記Nat Oの組成割合として、モル比でN a
 20 / L 1z Oが、7.4/92.6〜80
.0/20.0を満たす範囲であることが好ましく、特
にモル比でN a t O/ L i t Oが、16
.7/83.3〜48.4151.6を満たず範囲が好
適である。
また、MgOの組成割合として、モル比でMgO/へb
20.が、0.2/99.8〜40.0/60.0を満
たす組成範囲であることが望ましい理由は、前記範囲よ
りMgOの割合が低い場合は、Mgの光損傷防止効果が
不充分で、上記範囲よりMgOの割合が高い場合は、ニ
オブ酸マグネンウム系の結晶が析出して、ニオブ酸すチ
うl、単結晶薄膜が得られないからである。
前記M g Oの組成割合として、モル比でMgO/N
bzOsが、0. 7150. 0〜9. 0150.
0を満たす組成範囲が好ましく、モル比でMgo/Nb
、0.が、3.5150.0〜6.0150.0を満た
す組成範囲が好適である。
(Li2O,NbJs、 v、o、(7)組成範囲(2
))前記液相エピタキシャル成長法に用いる熔融液とし
て、主として、Liア0、■アOs、Nb205、Na
2O、MgOからなり、前記LizO1■20s 、N
 bz Osの組成範囲が、LixOVz Os  N
bz Osの3成分系の三角図において、A’  (8
B、90,2.22.8.88)、B’  (55,0
0,43,00,2,00)、C’  (46,50,
5]、50,2.00)、D“ (37,505,00
,57,50)の4組成点で囲まれる領域で示される組
成割合にあるものを用いることが望ましい。
前記Li2O、V2 O5、Nb2O5、Na2O、M
gOの作用は、いずれも組成範囲(1)で説明されたも
のと同様である。
さらに前記Li、O1V! O5、Nby Os (D
組成範囲は、L iz OVz 05  Nbz Os
の3成分系の状態図において、E“ (69,85,2
1,33,8,82)、F” (49,95,45゜0
2.5.03)、G′ (44,13,16,76,3
9,11)、H′ (54,72,11,12,34,
16)の4組成点で囲まれる領域で示される組成割合で
あることが好ましく、L1□0Vz Os  Nb10
5の3成分系の三角図において、I’  (57,43
,35,05,7,52)、J’  (49,9542
,53,7,52)、K’  (47,36,26,3
2,26゜32)、L’  (56,38,17,91
,25,71)の4組成点で囲まれる領域で示される組
成割合であることが好適である。
またNa、Oの組成割合として、モル比でNaz O/
 L l z○ が、2.0/98.0〜93゜5/6
.5を満たす範囲であることが望ましい。
この理由は、前記モル比の範囲からNatOの割合が外
れる場合、ニオブ酸リチウム単結晶薄膜と異種元素含有
タンタル酸リチウム基板を格子整合させることができな
いからである。
前記Na、Oの組成割合としては、モル比でNa z 
o/ L i t○ が、7.4/92.6〜80゜0
/20.0を満たすことが好ましく、16.7/83.
3〜48.4151.6を満たす範囲であることが好適
である。
また、前記MgOの組成割合として、モル比でMgO/
ニオブ酸リチウムが、0.1/99.9〜25.0/7
5.0を満たす範囲であることが望ましい。
この理由は、前記範囲よりMgOの割合が低い場合は、
Mgの光損傷防止効果が不充分で、前記範囲よりMgO
の割合が高い場合は、ニオブ酸マグ不ノウム系の結晶が
析出して、ニオブ酸リチウム単結晶薄膜が得られないか
らである。
前記ニオブ酸リチウムとは溶融液組成から析出可能なニ
オブ酸リチウムの理論量を意味する。
さらにMgOの組成割合として、モル比でMgO/ニオ
ブ酸リチウムが、0.7/100〜9゜0/100を満
たず範囲であることが好ましく、3.5/100〜6.
0/100を満たずことが好適である。
この場合においては、原料成分としては酸化物、もしく
は、加熱により酸化物に変化する化合物が望ましく、例
えばNatCOs、 NbzOs、 LizCOx、 
VzOsMgOの組成物等が挙げられる。
前記原料成分は、600〜1300’Cで空気雰囲気下
或いは酸化雰囲気下で加熱溶融されることが望ましい。
前記溶融液を過冷却状態とした後、異種元素含有タンタ
ル酸リチウム基板を接触させ、育成させることが好まし
い。
前記溶融液を過冷却状態とするための冷却速度は、0.
5〜300°C/時であることが望ましい。
又、前記育成のための温度は600〜1250°Cであ
ることが望ましい、この理由はニオブ酸リチウムの融点
が1250°Cであり、これ以上の温度では結晶が晶出
ゼず、又、600 ’Cは、熔融剤の融点であるため、
これより低い温度では原料を熔融液とすることができな
いためである。
前記育成の際には、基板を回転させることが望ましい、
これは、基板を回転させることにより、特性及び膜厚が
均一な結晶ができるからである。
また、前記タンタル酸リチウム基板の、少なくとも異種
元素を含有する面は、光学研磨されその後、化学エツチ
ング処理されていることが望ましい、異種元素含有タン
タル酸リチウム基板上に晶出する本発明のニオブ酸リチ
ウム単結晶薄膜の厚みは、基板と溶融液との接触時間、
溶融体の温度時間を適当に選択することにより、制御す
ることができる0本発明においては、溶融液組成として
、Nb2O2,V2O3,LizO,NazO,MgO
に加えて、NdR11+ Zn、 N+、 Co、 T
+などから選ばれる元素の酸化物を使用することができ
る。
次に本発明の実施例について説明する。
実施例1 (1) NazCOs 20モルχ、 Li、C0,3
0モルχ、 v、o、 40モルχ、 NbzOs 1
0モルχ、門gOをし1NbOzに対して2モルχ添加
した混合物を白金ルツボに入れ、エピタキシャル成長育
成装置中で空気雰囲気下で、1100°Cまで加熱して
ルツボの内容物を溶解した。
(2)溶融体を1時間当りに60℃の冷却速度で914
°Cまで徐冷した。タンタル酸リチウム単結晶の(00
01)面を光学研磨した後、RFスパッタ法により、膜
厚500人のV膜を形成した後、1000°Cにて熱拡
散させた後、化学エンチングしたものを基板材料とした
。この基板材料は、■を拡散させない基板材料に比べて
常光屈折率がI Xl0−j減少しでいた。この基板材
料を溶融体中に100rp+sで回転させながら13分
間浸漬した。
(3)溶液体から基板材料を引き上げ、回転数1000
「p−で30秒間溶融体上で溶融体を振り切った後、室
温まで徐冷し、基板材料上に約11μmの厚さのナトリ
ウム、マグ享シウム含をニオブ酸リチウム単結晶1膜を
得た。
(4)得られたニオブ酸リチウム単結晶薄膜のナトリウ
ム、マグ7シウムの量は、それぞれ3モルχ、2モルχ
であった。又、薄膜の格子定数(a軸)は5゜156人
、入射光波長1.15μmで測定した屈折率は2.23
5土0.001であった。
実施例2 (II LizCOs 50モルχ、シ!O540モル
χ、 Nb2O210モルχ、 NazCOsをLiN
b0.に対して、45モルχ添加、MgOをLiNbO
xに対して、7モルχ添加した混合物を白金ルツボにい
れ、エピタキシャル成長育成装置中で空気雰囲気下で1
100°Cまで加熱してルツボの内容物を溶解した。
(2)溶融体を1時間当り60°Cの冷却速度で918
°Cまで徐冷した。タンタル酸リチウム単結晶の(00
01)面を光学研磨した後、フォトリソグラフィーおよ
びRFスバ7タ法により、膜厚1000人幅5μmのM
gO膜を形成した後、1000°Cにて熱拡散させ、幅
5μmのMgO拡散チャンネルをもつものを基板材料と
した。このチャンネル部分は、MgOを拡散させない部
分に比べて常光屈折率が15xlO−’[少していた。
この基板材料を熔融体中に1100rpで回転させなが
ら9分間浸漬した。
(3)溶融体から基板材料を引き上げ、回転数100゜
rpmで30秒間溶融体上で、溶融体を振り切った後、
室温まで徐冷し、基板材料上に約37μmの厚さのナト
リウム、マグネシウム含有ニオブ酸リチウム単結晶薄膜
を得た。
(4)得られたニオブ酸リチウム単結晶薄膜のナトリウ
ム、マグネシウムの量は、それぞれ2モルχ、6モルχ
であった。又格子定数(a軸)は5.155人、入射光
波長1.15μmで測定した屈折率は、2.231±0
.001であった。
(5)得られたニオブ酸リチウム単結晶薄膜を、幅5μ
mの−go拡散チャンネルに対して垂直に端面研磨を施
して、レーザ光を端面入射させ、出射光のニアフィール
ドパターンを観察したところ、レーザ光が幅5μmのM
gOの拡散チャンネル上で良好に閉し込められているこ
とが確認できた。
実施例3 (]) NaZCO312モルχ、 VzOs 4O−
ID、 NbzOs  10モルχ、 LizCChを
38モルχ、 ?IgOをLiNb0.に対して、5モ
ルχ添加した混合物を白金ルツボに入れ、エピタキシャ
ル成長育成装置中で空気雰囲気下で1100°Cまで加
熱してルツボの内容物を溶解した。
(2) ?g融体を1時間当り60゛cの冷却速度で9
38’Cまで徐冷した。タンタル酸リチウム単結晶の(
0001)面を光学研磨した後、フォトリソグラフィー
およびRFスバンタ法により、輻5μmの窓部をもっF
iJ膜400人の丁j#を形成した後、1000’Cニ
て熱拡散させ、輻5μmのTi未拡散チャンネルをもつ
ものを基板材料とした。Ti拡散部分は、チャンネル部
分に比べて常光屈折率が2×10−’増大していた。
この基板材料を溶融体中に100rp+mで回転させな
がら15分間浸漬した。
(3)溶融体から基本材料を引き上げ、回転数1000
rp+wで30秒間溶融体上で、溶融体を振り切った後
、室温まで徐冷し、基板材料上に約17μmの厚さのナ
トリウム、マグネシウム含有ニオブ酸リチウム単結晶薄
膜を得た。
(4)得られたニオブ酸リチウムの単結晶薄膜のナトリ
ウム、マグネシウムの量は、それぞれ1モルχ6モルχ
であった。又格子定数(a軸)は5.153人、入射光
波長1.15μmで測定した屈折率は、2.231±0
.001であった。
(5)得られたニオブ酸リチウム単結晶薄膜を、幅5μ
mのTi未拡散チャンネルに対して垂直に端面研磨を施
して、レーザ光を端面入射させ、出射光のニアフィール
ドパターンを観察したところ、レーザ光が幅5μmのT
i未拡散チャンネル上で良好に閉じ込められていること
が確認できた。
実施例4 (1) NazCOi 12.8モルχ、 LitC(
h 37.2モルχ、 V、O。
40.0モルχ、NbzOs  10.0モルχ、 N
d、co、をLiNb0゜に対して、0.8モルχ添加
した混合物を白金ルツボに入れ、エピタキシャル成長育
成装置中で空気雰囲気下で1100°Cまで加熱してル
ツボの内容物を溶解した。
(2)溶融体を1時間当り60°Cの冷却速度で927
°Cまで徐冷した後、タンタル酸リチウム単結晶の(0
001)面を光学研磨した後、RFスパ、り法により、
膜厚400人のNi1lを形成した後、1000’Cに
て熱拡散させた後、化学エツチングしたものを、基板材
料とした。この基板材料は、Niを拡散させない基板材
料に比べて常光屈折率がlXl0−’増大していた。こ
の基板材料を溶融体中に100rp−で回転させながら
7分間浸漬した。
(3) 78融体から基本材料を引き上げ、回転数10
00rp−で30秒間溶融体上で、熔融体を振り切った
後、室温まで徐冷し、基板材料上に約11μmの厚さの
ナトリウム、ネオジム含有ニオブ酸リチウム単結晶薄膜
を得た。
(4)得られたニオブ酸リチウム単結晶薄膜のナトリウ
ム、茅オジムの量は、それぞれ1.2モルχ、0.4モ
ルχであった。又格子定数(a軸)は5.153人、入
射光波長1.15μmで測定した屈折率は、2.232
±0.001であった。
実施例5 (+) NazCO:+ 27.2モルχ、 LizC
Oz 22.8モルχ、  VzO140,0モルχ、
 NbzOs  10.0モルχ+  T、o、をLi
NbJに対して、12.0モルχ添加した混合物を白金
ルツボに入れ、エピタキシャル成長育成装置中で空気雰
囲気下で1100’Cまで加熱してルツボの内容物を熔
解した。
(2)熔融体を1時間当り60°Cの冷却速度で896
°Cまで徐冷した。タンタル酸リチウム単結晶の(00
01)面を光学研磨した後、フォトリソグラフィーおよ
びRFスパッタ法により、膜厚800人、輻5μmのM
gO膜と、この幅5μmのMgO膜以外の部分に膜厚4
00人のCu1Ilを形成した後、1000°Cにて熱
拡散させ、幅5μmのMgO拡散チャンヱルをもつもの
を化学エツチングし、基板材料とした。MgOを拡散さ
せたチャンネル部分およびチャンネル部分以外のCuを
拡散させた部分は、何も拡散させない基板材料に比べて
、常光屈折率はそれぞれ10 X 103減少およびI
 Xl0−’増大していた。この基板材月を溶融体中に
1100rpで回転させながら11分間浸漬した。
(3)熔融体から基板材料を引き上げ、回転数1000
rp謝で30秒間溶融体上で、熔融体を振り切った後、
室温まで徐冷し、基板材料上に約7μmの厚さのナトリ
ウム、チタン含有ニオブ酸リチウム単結晶薄膜を得た。
(4)得られたニオブ酸リチウムの単結晶薄膜のナトリ
ウム、チタンの量は、それぞれ4.6モルχ、5.0モ
ルχであった。又、格子定数(a軸)は5.153人、
入射光波長1.15μmで測定した屈折率は、2.24
1±0.001であった。
(5)得られたニオブ酸リチウム単結晶薄膜を、幅5μ
mのMgO拡散チャンネルに対して垂直に端面研磨を施
して、レーザ光を端面入射させ、出射光のニアフィール
ドパターンを観察したところ、レーザ光が幅5μmのM
gO拡散チャンネル上で良好に閉し込められていること
が確認できた。
実施例6 (1)実施例1で得られたLiNb○3単結晶薄膜の表
面を鏡面研磨し、このLiNbO3薄膜を導波層とする
スラブ型導波路を作成した。
(2)前記スラブ型導波路の膜厚をイオンビームエツチ
ングにより、位相整合膜厚2.50μm±0.05μm
に調整した。
(3)前記(1)及び(2)で得られたスラブ型導波路
をフォトリソグラフィーにより、輻10μm、膜JI2
.50μm±0.05μm、段差1μmのりソジ型チャ
ンネル型導波路を作成した。
(4)(3)で得られたチャンネル型導波路の両端面を
パフ研磨により、鏡面研磨して端面からの光入出射を可
能とし、第二高謂波発生(SHG)素子とした。
(5)上記(4)で作成した、チャンネル型導波路から
なるSHG素子を、半導体レーザの発光領域とチャンネ
ル型導波路の一方の端面とを向合わせて精密に位置合わ
せした後、シリコンブロック上に、半導体レーザチ、ブ
とSHG素子を紫外線硬化樹脂を用いて固定した。
さらに半導体レーザの上下面の電極にワイアをポンディ
ングして、駆動電力を供給できるようにした。
(6)このようにして半導体レーザとSHG素子を一体
化した後、図1のように金属製の気密封止パンケージの
中に入れ、外部ビンとワイヤを電気的に接続して外部ピ
ンにより動作電力を供給できるようにすると共に、波長
選択性のガラス窓を設けたキャップを被せて、内部を高
純度窒素ガス雰囲気で気密封止した。
このようにして本発明のLiNb03ffl膜からなる
SHG素子を用いて作成した気密封止パッケージ型素子
に半導体レーザからの出力が480mWとなる動作電圧
を加えた時、ガラス窓から出射する第二高調波の出力は
、2.0mW、また半導体レーザの出力は、0.1mW
となり、第高調波を効率良く取り出すことができた。
実施例1〜5で得られた本発明のニオブ酸リチウム単結
品薄についてプリズム結合により波長0.83μm半導
体レーザ光に対する光伝搬損失を測定し、その結果を第
1表に示した。
第  1  表 光伝播を員失(d B / c m )1.1 1.0 1.2 これらの値は従来技術では全く得られなかった極めて優
れた特性を示すものである。
(発明の効果) 本発明によれば異種元素含有タンタル酸リチウム基板上
に、従来得られなかった極めて優れた光学的特性を持つ
と同時に、光学デバイスに用いるのに必要な充分厚いニ
オブ酸リチウム単結晶薄膜が実用的に形成できるため、
薄膜導波路型SHG素子の構成材料として最適であるだ
けでなく、光変調器、マルチモードの光学デバイスの構
成材料として有用である。
である。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、Liz○−■20.〜Nbz 
Osの3成分系の三角図である。 各組成点は、(Li20のモル%、■20.のモル%、
NbzOsのモル%)で表される。 A (49,49,45,46,5,05)B (42
,8122,9434,25)C(11,11,80,
00,8,89)D(47,64,46,12,6,2
4)E (27,01,64,69,8,30)F (
36,71,37,9725,32)G (44,05
,32,97,22,98)H(45,36,46,4
58,19)+ (32,89,57,05,10,0
6)J (36,71,44,3018,99)K(4
4,95,40,5414,51)V2O5 A’  (88,90,2,22□ 8.88)B’ 
 (55,00,43,00,2,00)C′ (46
,505]、、  50. 2. 00)D’  (3
7,50,5,00,57,50)E’  (69,8
5,21,33,8,82)F“ (49,95,45
,02,5,03)C’  (44,13,16,76
、39,11)H’  (54,72,11,12,3
4,16)ビ(57,43,35,057,52)J 
  (49,95,42,53,7,52)K’  (
47,36,26,32,26,32)L   (56
,38,17,91,25,71)第3図は、タンタル
酸リチウム単結晶基板の(0001)面を示す模式図で
ある。 第4図は、実施例6で得られた半導体レーザとSHG素
子のパンケージの模式図である。 1−−−−−一 波長選択フィルター 2〜−−m−−S HGデバイス 3 −−−−−一半導体し−ザチソブ 4−−−−−気密封止パンケージ 第1図 i2O b20s 外部ビン 窒素ガス 以上

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、タンタル酸リチウム基板上に形成されたニオブ酸リ
    チウム単結晶薄膜であって、前記タンタル酸リチウム基
    板は、少なくとも表面の一部に異種元素が添加されてお
    り、且つ該薄膜は前記タンタル酸リチウム基板と格子整
    合されてなり、光伝搬損失が1.4dB/cm以下であ
    ることを特徴とするニオブ酸リチウム単結晶薄膜。 2、前記異種元素は、マグネシウム、チタン、バナジウ
    ム、クロム、鉄、ニッケル、ネオジムから選ばれる少な
    くとも1種である請求項1に記載のニオブ酸リチウム単
    結晶薄膜。 3、前記ニオブ酸リチウム単結晶薄膜は、ナトリウムと
    マグネシウムを含有してなる請求項1または2に記載の
    ニオブ酸リチウム単結晶薄膜。 4、前記ナトリウムおよびマグネシウムの含有量は、そ
    れぞれ0.1〜4.8モル%、0.8〜10.8モル%
    なる範囲である請求項1〜3に記載のニオブ酸リチウム
    単結晶薄膜。 5、前記ニオブ酸リチウム単結晶薄膜は、前記タンタル
    酸リチウム基板(0001)面に形成されてなる請求項
    1〜4のいずれかに記載のニオブ酸リチウム単結晶薄膜
    。 6、ニオブ酸リチウム単結晶薄膜のa軸の格子定数がタ
    ンタル酸リチウム基板のa軸の格子定数の99.81〜
    100.07%の範囲内となることより格子整合がなさ
    れている請求項1〜5のいずれかに記載のニオブ酸リチ
    ウム単結晶薄膜。
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JP (1) JPH0437697A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5291576A (en) * 1992-06-18 1994-03-01 Ibiden Co., Ltd. Single mode optical waveguide
US5313368A (en) * 1993-02-02 1994-05-17 The Whitaker Corporation Electrical connections between printed circuit boards and integrated circuits surface mounted thereon
JPH06199598A (ja) * 1992-10-15 1994-07-19 Natl Inst For Res In Inorg Mater ニオブ酸リチウム単結晶の製造方法

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