JPH0437773Y2 - - Google Patents
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- JPH0437773Y2 JPH0437773Y2 JP17115086U JP17115086U JPH0437773Y2 JP H0437773 Y2 JPH0437773 Y2 JP H0437773Y2 JP 17115086 U JP17115086 U JP 17115086U JP 17115086 U JP17115086 U JP 17115086U JP H0437773 Y2 JPH0437773 Y2 JP H0437773Y2
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- JP
- Japan
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- roof panel
- link
- pillar
- collapsible
- collapsible pillar
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- 238000007789 sealing Methods 0.000 claims description 16
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 7
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は自動車の折り畳み式ルーフに関するも
のである。
のである。
(従来技術)
従来より、車室内における開放感を高める意味
から、ルーフ部分からリヤウインドにかけての車
室を覆う部分を幌で構成し、必要に応じてこの幌
を開閉蓋するようにしたいわゆる幌式オープン型
自動車が知られているが、この場合、車室閉蓋部
分の全体を幌で構成した場合には、幌の開閉機構
及び開閉操作が複雑化し、しかも外観の見映えも
従来のパネル式ルーフの場合に比して悪いところ
から、例えば英国特許第2086316号公報に開示さ
れる如く車室閉蓋部分のうち、車室前部に位置す
るルーフ部分を硬質のパネル材で一体形成しこの
ルーフパネルを車室前部に位置するフロントウイ
ンドの上端部と車室の中央よりやや後方側に可倒
可能に取付けた可倒ピラーの上部との間に着脱可
能に取付け、上記可倒ピラーより後方部分のみを
幌とするパネルと幌の組合せタイプのものが知ら
れている。
から、ルーフ部分からリヤウインドにかけての車
室を覆う部分を幌で構成し、必要に応じてこの幌
を開閉蓋するようにしたいわゆる幌式オープン型
自動車が知られているが、この場合、車室閉蓋部
分の全体を幌で構成した場合には、幌の開閉機構
及び開閉操作が複雑化し、しかも外観の見映えも
従来のパネル式ルーフの場合に比して悪いところ
から、例えば英国特許第2086316号公報に開示さ
れる如く車室閉蓋部分のうち、車室前部に位置す
るルーフ部分を硬質のパネル材で一体形成しこの
ルーフパネルを車室前部に位置するフロントウイ
ンドの上端部と車室の中央よりやや後方側に可倒
可能に取付けた可倒ピラーの上部との間に着脱可
能に取付け、上記可倒ピラーより後方部分のみを
幌とするパネルと幌の組合せタイプのものが知ら
れている。
ところが、この公知例のものにおいては、ルー
フパネルが車体側に対して完全脱着構造とされて
いるため、その開閉操作時には該ルーフパネルを
一々車体に対して脱着しなければならないなどそ
の操作が比較的煩雑であり、しかもルーフパネル
の取外し状態においてこれを車体側に固定するた
めの固定装置の設置が必要であるなど装置の構造
の複雑化を招く、等の問題があつた。
フパネルが車体側に対して完全脱着構造とされて
いるため、その開閉操作時には該ルーフパネルを
一々車体に対して脱着しなければならないなどそ
の操作が比較的煩雑であり、しかもルーフパネル
の取外し状態においてこれを車体側に固定するた
めの固定装置の設置が必要であるなど装置の構造
の複雑化を招く、等の問題があつた。
また、このように相互に別部材とされたルーフ
パネルと可倒ピラーとを接離可能に連結する構成
とした場合、当然にこの両者の連結部(重合部)
にシールラバー等のシール材を設ける必要がある
が、この場合、ルーフパネルの開閉蓋操作時にシ
ール材とルーフパネルとが該ルーフパネルの動作
方向において相互に干渉して摺接するような構造
とされていると該シール材のシール性能が短期間
で低下しそのシール性能が損なわれるおそれがあ
るため、ルーフパネルと可倒ピラーとの連結構造
の設計に際してはこの点を十分に考慮する必要が
ある。
パネルと可倒ピラーとを接離可能に連結する構成
とした場合、当然にこの両者の連結部(重合部)
にシールラバー等のシール材を設ける必要がある
が、この場合、ルーフパネルの開閉蓋操作時にシ
ール材とルーフパネルとが該ルーフパネルの動作
方向において相互に干渉して摺接するような構造
とされていると該シール材のシール性能が短期間
で低下しそのシール性能が損なわれるおそれがあ
るため、ルーフパネルと可倒ピラーとの連結構造
の設計に際してはこの点を十分に考慮する必要が
ある。
(考案の目的)
本考案は上記従来技術の項で指摘した問題点を
解決し且つ設計上の要望事項を達成しようとする
もので、ルーフパネルをフロントウインドと可倒
ピラーとの間に跨つて開閉蓋可能に配置するとと
もに該可倒ピラーとルーフパネルとの間にシール
部材を配置した自動車において、ルーフパネルの
開閉蓋操作を容易ならしめるとともに、ルーフパ
ネルの開閉蓋操作時における該ルーフパネルある
いは可倒ピラーとシール部材との相互干渉を未然
に防止してそのシール性を長期に亘つて良好に維
持することを目的とするものである。
解決し且つ設計上の要望事項を達成しようとする
もので、ルーフパネルをフロントウインドと可倒
ピラーとの間に跨つて開閉蓋可能に配置するとと
もに該可倒ピラーとルーフパネルとの間にシール
部材を配置した自動車において、ルーフパネルの
開閉蓋操作を容易ならしめるとともに、ルーフパ
ネルの開閉蓋操作時における該ルーフパネルある
いは可倒ピラーとシール部材との相互干渉を未然
に防止してそのシール性を長期に亘つて良好に維
持することを目的とするものである。
(目的を達成するための手段)
本考案は上記の目的を達成するための手段とし
て、車体に対して車幅方向に配置され且つその車
幅方向の両端部に設けたピラー支点ピンを介して
車体前後方向に回動自在に支持されて上記車体か
ら上方に起立する起立位置と該起立位置よりも車
体後方側へ倒伏した倒伏位置とに選択的に位置決
め可能とされた可倒ピラーと、該可倒ピラーが起
立位置にある場合において該可倒ピラーの頂部と
フロントウインドの上部との間に跨つて架設可能
な大きさをもつルーフパネルとを、その一端が上
記可倒ピラー側に枢着されまたその他端が上記ル
ーフパネルの後端部よりも所定寸法だけ前端寄り
位置に枢着され、上記一端を回動支点として該可
倒ピラーからその前方側へ延出する第1リンク位
置と該可倒ピラーに沿う如く倒された第2リンク
位置との間で回動可能とされるとともに、第1リ
ンク位置においてはストツパーによりそれ以上に
反第2リンク位置側への回動が規制されるように
構成されたリンク部材と、常時縮小方向に付勢さ
れた状態において所定ストロークを有し且つ上記
可倒ピラー側の一端を回動支点として該可倒ピラ
ーの回動面方向に回動可能とされるとともに他端
が上記ルーフパネルの上記リンク部材枢支点より
も前端寄り位置に枢着された付勢部材とを介して
相互に連結するとともに、上記リンク部材が第1
のリンク位置に設定され且つ上記付勢部材が伸長
せしめられた状態においては、上記ルーフパネル
はその後端部を上記可倒ピラーの頂部の外側に重
ね合わせた状態で該可倒ピラー頂部からその前方
へ延出して上記フロントウインドの上部との間に
跨つて配置可能な第1姿勢に設定される如くし、
上記リンク部材が第1のリンク位置にあつて且つ
上記付勢部材が縮小せしめられた状態においては
上記ルーフパネルが上記リンク部材との枢支点を
中心に前方に回動した中間姿勢に設定される如く
し、上記付勢部材が縮小状態のまま上記リンク部
材が第2のリンク位置に設定された状態において
は上記ルーフパネルはその後端部を上記可倒ピラ
ーの頂部側に位置せしめた状態で該可倒ピラー側
に倒伏して折り畳まれる第2姿勢に設定される如
くし、さらに上記ルーフパネルが第1姿勢に設定
された状態においては上記付勢部材の軸線が上記
リンク部材の上記ルーフパネル側の枢支点よりも
ルーフパネル寄りに位置せしめられ、該ルーフパ
ネルが第1姿勢から中間姿勢側に所定量だけ回動
された以後においては上記付勢部材の軸線が上記
リンク部材の上記ルーフパネル側の枢支点よりも
反ルーフパネル寄りに位置せしめられる如くする
一方、上記ルーフパネルが第1姿勢に設定された
状態において相互に重なり合う該ルーフパネルの
後端部と上記可倒ピラーの頂部との間にはこれら
両者間に挟圧されたシール作用をなすシール部材
が配置されていることを特徴としている。
て、車体に対して車幅方向に配置され且つその車
幅方向の両端部に設けたピラー支点ピンを介して
車体前後方向に回動自在に支持されて上記車体か
ら上方に起立する起立位置と該起立位置よりも車
体後方側へ倒伏した倒伏位置とに選択的に位置決
め可能とされた可倒ピラーと、該可倒ピラーが起
立位置にある場合において該可倒ピラーの頂部と
フロントウインドの上部との間に跨つて架設可能
な大きさをもつルーフパネルとを、その一端が上
記可倒ピラー側に枢着されまたその他端が上記ル
ーフパネルの後端部よりも所定寸法だけ前端寄り
位置に枢着され、上記一端を回動支点として該可
倒ピラーからその前方側へ延出する第1リンク位
置と該可倒ピラーに沿う如く倒された第2リンク
位置との間で回動可能とされるとともに、第1リ
ンク位置においてはストツパーによりそれ以上に
反第2リンク位置側への回動が規制されるように
構成されたリンク部材と、常時縮小方向に付勢さ
れた状態において所定ストロークを有し且つ上記
可倒ピラー側の一端を回動支点として該可倒ピラ
ーの回動面方向に回動可能とされるとともに他端
が上記ルーフパネルの上記リンク部材枢支点より
も前端寄り位置に枢着された付勢部材とを介して
相互に連結するとともに、上記リンク部材が第1
のリンク位置に設定され且つ上記付勢部材が伸長
せしめられた状態においては、上記ルーフパネル
はその後端部を上記可倒ピラーの頂部の外側に重
ね合わせた状態で該可倒ピラー頂部からその前方
へ延出して上記フロントウインドの上部との間に
跨つて配置可能な第1姿勢に設定される如くし、
上記リンク部材が第1のリンク位置にあつて且つ
上記付勢部材が縮小せしめられた状態においては
上記ルーフパネルが上記リンク部材との枢支点を
中心に前方に回動した中間姿勢に設定される如く
し、上記付勢部材が縮小状態のまま上記リンク部
材が第2のリンク位置に設定された状態において
は上記ルーフパネルはその後端部を上記可倒ピラ
ーの頂部側に位置せしめた状態で該可倒ピラー側
に倒伏して折り畳まれる第2姿勢に設定される如
くし、さらに上記ルーフパネルが第1姿勢に設定
された状態においては上記付勢部材の軸線が上記
リンク部材の上記ルーフパネル側の枢支点よりも
ルーフパネル寄りに位置せしめられ、該ルーフパ
ネルが第1姿勢から中間姿勢側に所定量だけ回動
された以後においては上記付勢部材の軸線が上記
リンク部材の上記ルーフパネル側の枢支点よりも
反ルーフパネル寄りに位置せしめられる如くする
一方、上記ルーフパネルが第1姿勢に設定された
状態において相互に重なり合う該ルーフパネルの
後端部と上記可倒ピラーの頂部との間にはこれら
両者間に挟圧されたシール作用をなすシール部材
が配置されていることを特徴としている。
(作用)
本考案では上記の手段により次のような作用が
得られる。
得られる。
(1) 起立位置と倒伏位置との間で移動可能とされ
た可倒ピラーの頂部とルーフパネルとを、リン
ク部材と所定ストロークを有する付勢部材とを
介して相対回動可能に連結し、該リンク部材の
回動変位と付勢部材の伸縮変位及び回動変位と
の連係作用によつて上記ルーフパネルを、上記
可倒ピラーとフロントウインドの上部との間に
跨つて配置可能な第1姿勢と該可倒ピラー側に
折り畳まれた第2姿勢との間で移動可能として
いることから、上掲公知例のようにルーフパネ
ルの開閉蓋操作時に該ルーフパネルを可倒ピラ
ーに対して脱着するような必要がなく、該ルー
フパネルの開閉蓋操作をワンタツチで容易に行
うことができるものである。
た可倒ピラーの頂部とルーフパネルとを、リン
ク部材と所定ストロークを有する付勢部材とを
介して相対回動可能に連結し、該リンク部材の
回動変位と付勢部材の伸縮変位及び回動変位と
の連係作用によつて上記ルーフパネルを、上記
可倒ピラーとフロントウインドの上部との間に
跨つて配置可能な第1姿勢と該可倒ピラー側に
折り畳まれた第2姿勢との間で移動可能として
いることから、上掲公知例のようにルーフパネ
ルの開閉蓋操作時に該ルーフパネルを可倒ピラ
ーに対して脱着するような必要がなく、該ルー
フパネルの開閉蓋操作をワンタツチで容易に行
うことができるものである。
(2) 可倒ピラーを起立位置に設定するとともにル
ーフパネルを第1姿勢に設定した状態、即ち、
ルーフパネル使用時状態においては、上記リン
ク部材が第1リンク位置に設定され且つストツ
パーによつて反第2リンク位置側への回動が規
制されているとともに、上記付勢部材は伸長状
態にあつて且つその軸線が上記リンク部材のル
ーフパネル側の枢支点よりもルーフパネル寄り
側に位置していることから、該付勢部材の付勢
力は上記ルーフパネルを上記リンク部材との枢
支点を中心として中間姿勢側から第1姿勢側へ
回動させる方向に作用し、該ルーフパネルの後
端部と上記可倒ピラーの頂部との間に配置され
たシール部材はこれらの間で挟圧されて所定の
シール作用を発揮するとともに、該ルーフパネ
ルが第1姿勢に付勢保持されることとなる。
ーフパネルを第1姿勢に設定した状態、即ち、
ルーフパネル使用時状態においては、上記リン
ク部材が第1リンク位置に設定され且つストツ
パーによつて反第2リンク位置側への回動が規
制されているとともに、上記付勢部材は伸長状
態にあつて且つその軸線が上記リンク部材のル
ーフパネル側の枢支点よりもルーフパネル寄り
側に位置していることから、該付勢部材の付勢
力は上記ルーフパネルを上記リンク部材との枢
支点を中心として中間姿勢側から第1姿勢側へ
回動させる方向に作用し、該ルーフパネルの後
端部と上記可倒ピラーの頂部との間に配置され
たシール部材はこれらの間で挟圧されて所定の
シール作用を発揮するとともに、該ルーフパネ
ルが第1姿勢に付勢保持されることとなる。
(3) 上記(2)に記載の状態からルーフパネルを折り
畳んで格納する場合には、先ず可倒ピラーを起
立位置から倒伏位置に倒し、その後、第1姿勢
に設定されたままとなつているルーフパネルを
第1リンク位置に設定されている上記リンク部
材との枢支点を中心として中間姿勢側へ倒す方
向に力を加える。すると、該ルーフパネルが第
1姿勢から中間姿勢側に所定量だけ倒された時
点で上記付勢部材の軸心が上記ルーフパネルの
リンク部材との枢支点よりも反ルーフパネル側
に移動し、上記付勢部材の付勢力(縮小力)が
該ルーフパネルを上記枢支点を中心として中間
姿勢側に回動させる方向に作用する。従つて、
ルーフパネルは第1リンク位置に設定されたま
まのリンク部材との枢支点を中心として回動
し、上記枢支点よりも上記可倒ピラーの頂部寄
りに位置するルーフパネル後端部は該可倒ピラ
ー頂部から外側へ離間する方向に移動し、これ
らの間に配置されたシール部材と可倒ピラーあ
るいはルーフパネルとの摺接(シール部材が可
倒ピラー側に固定されている場合にはルーフパ
ネルとの摺接、該シール部材がルーフパネル側
に固定されている場合には可倒ピラーとの摺
接)が回避されることとなる。
畳んで格納する場合には、先ず可倒ピラーを起
立位置から倒伏位置に倒し、その後、第1姿勢
に設定されたままとなつているルーフパネルを
第1リンク位置に設定されている上記リンク部
材との枢支点を中心として中間姿勢側へ倒す方
向に力を加える。すると、該ルーフパネルが第
1姿勢から中間姿勢側に所定量だけ倒された時
点で上記付勢部材の軸心が上記ルーフパネルの
リンク部材との枢支点よりも反ルーフパネル側
に移動し、上記付勢部材の付勢力(縮小力)が
該ルーフパネルを上記枢支点を中心として中間
姿勢側に回動させる方向に作用する。従つて、
ルーフパネルは第1リンク位置に設定されたま
まのリンク部材との枢支点を中心として回動
し、上記枢支点よりも上記可倒ピラーの頂部寄
りに位置するルーフパネル後端部は該可倒ピラ
ー頂部から外側へ離間する方向に移動し、これ
らの間に配置されたシール部材と可倒ピラーあ
るいはルーフパネルとの摺接(シール部材が可
倒ピラー側に固定されている場合にはルーフパ
ネルとの摺接、該シール部材がルーフパネル側
に固定されている場合には可倒ピラーとの摺
接)が回避されることとなる。
(4) 上記付勢部材の縮小動作に伴つてルーフパネ
ルがその第1姿勢から中間姿勢まで回動した後
は、該付勢部材は最縮小状態にあつてこれ以後
は所定長さ(縮小時長さ)のリンクとして機能
する。従つて、この状態においてさらにルーフ
パネルに回動力をかけると、上記リンク部材は
上記可倒ピラー側の枢支点を中心として第1リ
ンク位置から第2リンク位置側に回動するとと
もに、これに連動して付勢部材も可倒ピラー側
の枢支点を中心として回動し、これらリンク部
材と付勢部材との連係作動により上記ルーフパ
ネルは次第に可倒ピラー側に移動せしめられ、
該リンク部材が第2リンク位置に設定された時
点において格納姿勢である第2姿勢に設定され
る。
ルがその第1姿勢から中間姿勢まで回動した後
は、該付勢部材は最縮小状態にあつてこれ以後
は所定長さ(縮小時長さ)のリンクとして機能
する。従つて、この状態においてさらにルーフ
パネルに回動力をかけると、上記リンク部材は
上記可倒ピラー側の枢支点を中心として第1リ
ンク位置から第2リンク位置側に回動するとと
もに、これに連動して付勢部材も可倒ピラー側
の枢支点を中心として回動し、これらリンク部
材と付勢部材との連係作動により上記ルーフパ
ネルは次第に可倒ピラー側に移動せしめられ、
該リンク部材が第2リンク位置に設定された時
点において格納姿勢である第2姿勢に設定され
る。
(5) 一方、ルーフパネルを格納状態から取り出し
て使用時状態に設定する場合には、所定の操作
力を加えてルーフパネルをその第2姿勢から第
1姿勢側に向けて回動させるが、該ルーフパネ
ルが中間姿勢に達するまでの間は付勢部材が縮
小状態を維持したままリンク部材とともに回動
するが、該中間姿勢に達すると上記リンク部材
がストツパーに当接して第1リンク位置におい
て固定される。従つて、さらにルーフパネルに
回動力がかけられると該ルーフパネルは上記リ
ンク部材との枢支点を中心として且つ上記付勢
部材を伸長させながら回動し、次第にその後端
部は外側から回り込むようにして上記可倒ピラ
ーの頂部に接近し、これらの間に配置されたシ
ール部材を適度に挟圧して所定のシール作用を
行わしめる。
て使用時状態に設定する場合には、所定の操作
力を加えてルーフパネルをその第2姿勢から第
1姿勢側に向けて回動させるが、該ルーフパネ
ルが中間姿勢に達するまでの間は付勢部材が縮
小状態を維持したままリンク部材とともに回動
するが、該中間姿勢に達すると上記リンク部材
がストツパーに当接して第1リンク位置におい
て固定される。従つて、さらにルーフパネルに
回動力がかけられると該ルーフパネルは上記リ
ンク部材との枢支点を中心として且つ上記付勢
部材を伸長させながら回動し、次第にその後端
部は外側から回り込むようにして上記可倒ピラ
ーの頂部に接近し、これらの間に配置されたシ
ール部材を適度に挟圧して所定のシール作用を
行わしめる。
(考案の効果)
従つて、本考案の自動車の折り畳み式ルーフに
よれば、 (1) ルーフパネルと可倒ピラーとをリンク部材と
付勢部材とを介して相対回動可能に連結し、こ
れらの回動操作のみによつて上記ルーフパネル
を使用時状態と格納時状態とに位置決めできる
ようにしていることから、上記公知例のように
ルーフパネルを可倒ピラーに対して脱着する構
成に比して、該ルーフパネルの開閉蓋操作が容
易となり、その操作性が向上する。
よれば、 (1) ルーフパネルと可倒ピラーとをリンク部材と
付勢部材とを介して相対回動可能に連結し、こ
れらの回動操作のみによつて上記ルーフパネル
を使用時状態と格納時状態とに位置決めできる
ようにしていることから、上記公知例のように
ルーフパネルを可倒ピラーに対して脱着する構
成に比して、該ルーフパネルの開閉蓋操作が容
易となり、その操作性が向上する。
(2) ルーフパネルと可倒ピラーとの間に配設した
付勢部材の伸縮変位及び縮小力により、該ルー
フパネルの開蓋操作初期及び閉蓋操作終期にお
いてルーフパネルを、第1リンク位置に固定さ
れたリンク部材との枢支点を中心として回動さ
せて該ルーフパネルの後端部を可倒ピラー頂部
に対して外側から回り込むようにして接近ある
いは離間させるようにしていることから、該可
倒ピラーとルーフパネルの後端部との間に配置
されたシール部材とこれらとが相互に摺接する
のが防止され、該可倒ピラーとルーフパネルと
の間のシール性が長期に亘つて良好に維持され
る、 等の効果が得られる。
付勢部材の伸縮変位及び縮小力により、該ルー
フパネルの開蓋操作初期及び閉蓋操作終期にお
いてルーフパネルを、第1リンク位置に固定さ
れたリンク部材との枢支点を中心として回動さ
せて該ルーフパネルの後端部を可倒ピラー頂部
に対して外側から回り込むようにして接近ある
いは離間させるようにしていることから、該可
倒ピラーとルーフパネルの後端部との間に配置
されたシール部材とこれらとが相互に摺接する
のが防止され、該可倒ピラーとルーフパネルと
の間のシール性が長期に亘つて良好に維持され
る、 等の効果が得られる。
(実施例)
以下、第1図ないし第4図を参照して本考案の
好適な実施例を説明する。
好適な実施例を説明する。
本考案の実施例に係る折り畳み式ルーフの詳細
説明に先立つて折り畳み式ルーフの全体構成並び
にその基本的な操作手順を第3図及び第4図Aな
いしDを参照して説明する。
説明に先立つて折り畳み式ルーフの全体構成並び
にその基本的な操作手順を第3図及び第4図Aな
いしDを参照して説明する。
第3図には本考案の実施例に係る折り畳み式ル
ーフZを備えた自動車が示されている。この折り
畳み式ルーフZは、略鳥居状に一体形成されると
ともにその両側に位置する脚部12,12の下端
がピラー支点ピン7を介して車体41の両側部に
対して車体前後方向に傾動自在に連結された可倒
ピラー1(第1図参照)と、該可倒ピラー1の中
央部に位置する梁部11(実用新案登録請求の範
囲中の頂部に該当する)とフロントウインドガラ
ス6の上部フレーム3との間に開閉可能に配置さ
れるルーフパネル4(第1図参照)と、その内部
にリヤウインドガラス5を備え上記可倒ピラー1
の梁部11と車体41の後部41aとの間に配置
される幌2とを備えている。
ーフZを備えた自動車が示されている。この折り
畳み式ルーフZは、略鳥居状に一体形成されると
ともにその両側に位置する脚部12,12の下端
がピラー支点ピン7を介して車体41の両側部に
対して車体前後方向に傾動自在に連結された可倒
ピラー1(第1図参照)と、該可倒ピラー1の中
央部に位置する梁部11(実用新案登録請求の範
囲中の頂部に該当する)とフロントウインドガラ
ス6の上部フレーム3との間に開閉可能に配置さ
れるルーフパネル4(第1図参照)と、その内部
にリヤウインドガラス5を備え上記可倒ピラー1
の梁部11と車体41の後部41aとの間に配置
される幌2とを備えている。
ルーフパネル4は、前端部4aが上記フロントウ
インドガラス6の上部フレーム3に対して連結装
置(図示省略)により着脱自在に連結される一
方、その後端部4bは後述するリンクバー21及
びダンパー31を介して可倒ピラー1の梁部11
に対して相対回動自在に連結されている。また、
幌2は、上記可倒ピラー1と車体41の両方にそ
れぞれ固定的に連結されている。
インドガラス6の上部フレーム3に対して連結装
置(図示省略)により着脱自在に連結される一
方、その後端部4bは後述するリンクバー21及
びダンパー31を介して可倒ピラー1の梁部11
に対して相対回動自在に連結されている。また、
幌2は、上記可倒ピラー1と車体41の両方にそ
れぞれ固定的に連結されている。
この折り畳み式ルーフZの操作手順を第4図A
ないし第4図Dを参照して説明する。
ないし第4図Dを参照して説明する。
第4図Aは折り畳み式ルーフZの閉蓋状態が示
されている。この状態においては、可倒ピラー1
は車体41から上方へ起立しており、この起立し
た可倒ピラー1と車体41の前部に位置するフロ
ントウインドガラス6の上部フレーム3との間に
ルーフパネル4が架設されている。また、幌2は
可倒ピラー1と車体41の後部との間に張設され
ている。尚、この状態における可倒ピラー1の回
動位置に実用新案登録請求の範囲中の起立位置に
該当し、またこの時の可倒ピラー1に対するルー
フパネル4の姿勢が実用新案登録請求の範囲中の
第1姿勢に該当する。
されている。この状態においては、可倒ピラー1
は車体41から上方へ起立しており、この起立し
た可倒ピラー1と車体41の前部に位置するフロ
ントウインドガラス6の上部フレーム3との間に
ルーフパネル4が架設されている。また、幌2は
可倒ピラー1と車体41の後部との間に張設され
ている。尚、この状態における可倒ピラー1の回
動位置に実用新案登録請求の範囲中の起立位置に
該当し、またこの時の可倒ピラー1に対するルー
フパネル4の姿勢が実用新案登録請求の範囲中の
第1姿勢に該当する。
この第4図Aに示す閉蓋状態から折り畳み式ル
ーフZを開蓋させる場合には、第4図B及び第4
図Cに示すように、上部フレーム3とルーフパネ
ル4の先端部4aとの連結を解除した状態で、リ
ヤウインドガラス5を可倒ピラー1側へ折り畳み
ながら可倒ピラー1をそのままピラー支点ピン7
を中心として車体後方側へ傾斜させる。尚、第4
図Cに示すように、可倒ピラー1が車体41の上
面41bとほぼ平行となる位置まで後方へ傾斜し
た状態が実用新案登録請求の範囲中の倒伏位置に
該当する。また、この状態においては、上記ルー
フパネル4は第1姿勢のまま保持されている。
ーフZを開蓋させる場合には、第4図B及び第4
図Cに示すように、上部フレーム3とルーフパネ
ル4の先端部4aとの連結を解除した状態で、リ
ヤウインドガラス5を可倒ピラー1側へ折り畳み
ながら可倒ピラー1をそのままピラー支点ピン7
を中心として車体後方側へ傾斜させる。尚、第4
図Cに示すように、可倒ピラー1が車体41の上
面41bとほぼ平行となる位置まで後方へ傾斜し
た状態が実用新案登録請求の範囲中の倒伏位置に
該当する。また、この状態においては、上記ルー
フパネル4は第1姿勢のまま保持されている。
さらに、この状態からルーフパネル4のみを可
倒ピラー1に対して車体前方側へ相対的に回動さ
せて第4図Dに示す如く該ルーフパネル4を可倒
ピラー1側に折り畳む(折り畳み式ルーフZの開
蓋状態)。尚、この状態におけるルーフパネル4
の可倒ピラー1に対する姿勢が実用新案登録請求
の範囲中の第2姿勢に該当する。
倒ピラー1に対して車体前方側へ相対的に回動さ
せて第4図Dに示す如く該ルーフパネル4を可倒
ピラー1側に折り畳む(折り畳み式ルーフZの開
蓋状態)。尚、この状態におけるルーフパネル4
の可倒ピラー1に対する姿勢が実用新案登録請求
の範囲中の第2姿勢に該当する。
このようにルーフパネル4を可倒ピラー1に対
して相対回動自在に連結し、該ルーフパネル4の
開閉蓋を可倒ピラー1の傾動操作とルーフパネル
4の回動操作とによつて行ない得るようにする
と、上記公知例のようにルーフパネルを可倒ピラ
ーに対して脱着する構成の場合に比べてその開閉
蓋操作が容易であり、それだけその操作性が向上
するという利点が得られる。
して相対回動自在に連結し、該ルーフパネル4の
開閉蓋を可倒ピラー1の傾動操作とルーフパネル
4の回動操作とによつて行ない得るようにする
と、上記公知例のようにルーフパネルを可倒ピラ
ーに対して脱着する構成の場合に比べてその開閉
蓋操作が容易であり、それだけその操作性が向上
するという利点が得られる。
さらに、可倒ピラー1の梁部11とルーフパネ
ル4の後端部4bとの間(この実施例では可倒ピ
ラー1側)には両者間をシールするシールラバー
16(実用新案登録請求の範囲中のシール部材に
該当する。第2図参照)が設けられるが、上述の
如くルーフパネル4の開閉蓋操作時にこのシール
ラバー16がルーフパネル4と摺接すると該シー
ルラバー16が早期に損傷しそのシール性が損な
われることになる。このため、このシールラバー
16とルーフパネル4との相互干渉を防ぐための
手段をこの連結部分に設ける必要があり、この実
施例においては、後に詳述するように、可倒ピラ
ー1とルーフパネル4との間をリンクバー21と
ダンパー31とで連結することによりこれを実現
するようにしている。
ル4の後端部4bとの間(この実施例では可倒ピ
ラー1側)には両者間をシールするシールラバー
16(実用新案登録請求の範囲中のシール部材に
該当する。第2図参照)が設けられるが、上述の
如くルーフパネル4の開閉蓋操作時にこのシール
ラバー16がルーフパネル4と摺接すると該シー
ルラバー16が早期に損傷しそのシール性が損な
われることになる。このため、このシールラバー
16とルーフパネル4との相互干渉を防ぐための
手段をこの連結部分に設ける必要があり、この実
施例においては、後に詳述するように、可倒ピラ
ー1とルーフパネル4との間をリンクバー21と
ダンパー31とで連結することによりこれを実現
するようにしている。
以下、第1図及び第2図を参照して本考案の要
旨であるところの可倒ピラー1とルーフパネル4
との連結機構の構造並びにその作用を説明する。
旨であるところの可倒ピラー1とルーフパネル4
との連結機構の構造並びにその作用を説明する。
可倒ピラー1の梁部11とルーフパネル4の後
端部4bとは、第1図及び第2図にそれぞれ示す
ように、車幅方向両側部に配置された左右一対の
リンクバー21,21(実用新案登録請求の範囲
中のリンク部材に該当する)と、車幅方向中央部
に配置されたダンパー31(実用新案登録請求の
範囲中の付勢部材に該当する)とで連結されてい
る。
端部4bとは、第1図及び第2図にそれぞれ示す
ように、車幅方向両側部に配置された左右一対の
リンクバー21,21(実用新案登録請求の範囲
中のリンク部材に該当する)と、車幅方向中央部
に配置されたダンパー31(実用新案登録請求の
範囲中の付勢部材に該当する)とで連結されてい
る。
リンクバー21は、その先端部21aがルーフ
側支点ピン25(実用新案登録請求の範囲中のル
ーフパネル側の枢支点に該当する)を介してルー
フパネル4側に設けたルーフ側リンクブラケツト
22に、また基端部21bがピラー側支点ピン2
6を介して可倒ピラー1側に設けたピラー側リン
クブラケツト23にそれぞれ連結されている。従
つて、ルーフパネル4は、ルーフ側支点ピン25
を中心としてリンクバー21の先端側で回動でき
る他に、ピラー側支点ピン26を中心として該リ
ンクバー21と一体的に該リンクバー21の基端
側でも回動できるようになつている。
側支点ピン25(実用新案登録請求の範囲中のル
ーフパネル側の枢支点に該当する)を介してルー
フパネル4側に設けたルーフ側リンクブラケツト
22に、また基端部21bがピラー側支点ピン2
6を介して可倒ピラー1側に設けたピラー側リン
クブラケツト23にそれぞれ連結されている。従
つて、ルーフパネル4は、ルーフ側支点ピン25
を中心としてリンクバー21の先端側で回動でき
る他に、ピラー側支点ピン26を中心として該リ
ンクバー21と一体的に該リンクバー21の基端
側でも回動できるようになつている。
尚、リンクバー21のピラー側支点ピン26を
中心とする矢印C方向への回動は、第2図に示す
ように、該リンクバー21が可倒ピラー1側に設
けたストツパー17と当接することにより規制さ
れるようになつている。この状態における上記リ
ンクバー21の回動位置を第1リンク位置とい
う。また、上記リンクバー21が第2図に鎖線図
示(符号21′)するようにピラー側支点ピン2
6を中心として矢印D方向に回動して上記可倒ピ
ラー1とほぼ平行となつた状態における該リンク
バー21の回動位置を第2リンク位置という。
中心とする矢印C方向への回動は、第2図に示す
ように、該リンクバー21が可倒ピラー1側に設
けたストツパー17と当接することにより規制さ
れるようになつている。この状態における上記リ
ンクバー21の回動位置を第1リンク位置とい
う。また、上記リンクバー21が第2図に鎖線図
示(符号21′)するようにピラー側支点ピン2
6を中心として矢印D方向に回動して上記可倒ピ
ラー1とほぼ平行となつた状態における該リンク
バー21の回動位置を第2リンク位置という。
ダンパー31は、常時縮小方向に付勢されたシ
リンダ体で構成されるものであつて、そのロツド
端31aがルーフパネル側支点ピン34を介して
ルーフパネル4側に設けたルーフ側ダンパーブラ
ケツト32に、またその基端31bがピラー側支
点ピン35を介して可倒ピラー1側に設けたピラ
ー側ダンパーブラケツト33に、それぞれ連結さ
れている。このルーフ側ダンパーブラケツト32
のルーフパネル4における取付位置は、上記リン
クバー21が連結されるルーフ側リンクブラケツ
ト22よりも先端部4a寄り位置とされている。
リンダ体で構成されるものであつて、そのロツド
端31aがルーフパネル側支点ピン34を介して
ルーフパネル4側に設けたルーフ側ダンパーブラ
ケツト32に、またその基端31bがピラー側支
点ピン35を介して可倒ピラー1側に設けたピラ
ー側ダンパーブラケツト33に、それぞれ連結さ
れている。このルーフ側ダンパーブラケツト32
のルーフパネル4における取付位置は、上記リン
クバー21が連結されるルーフ側リンクブラケツ
ト22よりも先端部4a寄り位置とされている。
また、このダンパー31は、第2図において実
線図示するように、ルーフパネル4が第1姿勢に
設定されている状態においては伸長状態(所定の
縮小力がかかつた状態)となるようにその全長及
びストロークが設定される。そして、このダンパ
ー31は、この状態においてその軸線lが、上記
ストツパー17により矢印C方向への回動が規制
された状態で第1リンク位置に設定されたリンク
バー21のルーフ側支点ピン25よりも僅かに車
体後方側(ルーフパネル4側寄り)に位置するよ
うに、その取付位置が上記リンクバー21に対し
て相対的に設定されている。
線図示するように、ルーフパネル4が第1姿勢に
設定されている状態においては伸長状態(所定の
縮小力がかかつた状態)となるようにその全長及
びストロークが設定される。そして、このダンパ
ー31は、この状態においてその軸線lが、上記
ストツパー17により矢印C方向への回動が規制
された状態で第1リンク位置に設定されたリンク
バー21のルーフ側支点ピン25よりも僅かに車
体後方側(ルーフパネル4側寄り)に位置するよ
うに、その取付位置が上記リンクバー21に対し
て相対的に設定されている。
このようにすることにより、例えば第2図にお
いて実線図示するルーフパネル4の第1姿勢にお
いては、ダンパー31の縮小力によりルーフパネ
ル4は矢印A方向に付勢され、その後端部4bの
内側を可倒ピラー1側に設けたシールラバー16
に当接させた状態で位置保持される。また、ルー
フパネル4がルーフ側支点ピン25を中心として
この位置から矢印B方向に所定量だけ回動して上
記軸線lが該ルーフ側支点ピン25の位置を越え
て車体前方側(反ルーフパネル4寄り)に移動す
ると、該ルーフパネル4はこのダンパー31の縮
小力により強制的にルーフ側支点ピン25を中心
として矢印B方向に回動付勢されることとなる。
いて実線図示するルーフパネル4の第1姿勢にお
いては、ダンパー31の縮小力によりルーフパネ
ル4は矢印A方向に付勢され、その後端部4bの
内側を可倒ピラー1側に設けたシールラバー16
に当接させた状態で位置保持される。また、ルー
フパネル4がルーフ側支点ピン25を中心として
この位置から矢印B方向に所定量だけ回動して上
記軸線lが該ルーフ側支点ピン25の位置を越え
て車体前方側(反ルーフパネル4寄り)に移動す
ると、該ルーフパネル4はこのダンパー31の縮
小力により強制的にルーフ側支点ピン25を中心
として矢印B方向に回動付勢されることとなる。
このように構成されたリンクバー21及びダン
パー31を介してルーフパネル4を可倒ピラー1
に対して連結したこの実施例の折り畳み式ルーフ
Zにおいては、例えば第2図において実線図示す
る如くルーフパネル4をその第1姿勢から鎖線図
示(符号4″)する如く可倒ピラー1側に格納さ
れた第2姿勢まで回動操作する場合、先ず第1姿
勢にあるルーフパネル4の前端部4a側を車体前
方側に押すと、該ルーフパネル4は先ずルーフ側
支点ピン25を中心として上記ダンパー31の縮
小力に抗して矢印B方向へ回動する。そして、該
ダンパー31の軸線lが上記ルーフ側支点ピン2
5を越えた前方側へ移動した時点からは、該ダン
パー31の縮小力によりルーフ側支点ピン25を
中心として強制的に矢印B方向に回動され、該ダ
ンパー31が全縮となつた時点で同図において符
号4′で示す中間姿勢に位置決めされる。
パー31を介してルーフパネル4を可倒ピラー1
に対して連結したこの実施例の折り畳み式ルーフ
Zにおいては、例えば第2図において実線図示す
る如くルーフパネル4をその第1姿勢から鎖線図
示(符号4″)する如く可倒ピラー1側に格納さ
れた第2姿勢まで回動操作する場合、先ず第1姿
勢にあるルーフパネル4の前端部4a側を車体前
方側に押すと、該ルーフパネル4は先ずルーフ側
支点ピン25を中心として上記ダンパー31の縮
小力に抗して矢印B方向へ回動する。そして、該
ダンパー31の軸線lが上記ルーフ側支点ピン2
5を越えた前方側へ移動した時点からは、該ダン
パー31の縮小力によりルーフ側支点ピン25を
中心として強制的に矢印B方向に回動され、該ダ
ンパー31が全縮となつた時点で同図において符
号4′で示す中間姿勢に位置決めされる。
さらに、この中間姿勢からルーフパネル4を車
体前方側に押すと、該ルーフパネル4はピラー側
支点ピン26を回転支点とするリンクバー21と
全縮状態にあるダンパー31とが相互にリンク作
動してその傾斜角を変えながら次第に矢印D方向
に回動され、最終的に同図において符号4″で示
す第2姿勢に位置決めされることとなる(格納状
態)。
体前方側に押すと、該ルーフパネル4はピラー側
支点ピン26を回転支点とするリンクバー21と
全縮状態にあるダンパー31とが相互にリンク作
動してその傾斜角を変えながら次第に矢印D方向
に回動され、最終的に同図において符号4″で示
す第2姿勢に位置決めされることとなる(格納状
態)。
この場合、ルーフパネル4の第1姿勢から中間
姿勢までの回動範囲においては、該ルーフパネル
4がピラー側支点ピン26ではなくルーフ側支点
ピン25を中心として小半径で回動するため、ル
ーフパネル4の後端部4bは第2図において軌跡
loで示すように第1姿勢の状態から車体後方側へ
膨れながら移動する。従つて、このルーフパネル
4の回動初期に該ルーフパネル4の後端部4bが
シールラバー16に摺接することが確実に防止さ
れ、その耐久性が向上し、それだけシール性が長
期に亘つて良好に維持されることになるものであ
る。
姿勢までの回動範囲においては、該ルーフパネル
4がピラー側支点ピン26ではなくルーフ側支点
ピン25を中心として小半径で回動するため、ル
ーフパネル4の後端部4bは第2図において軌跡
loで示すように第1姿勢の状態から車体後方側へ
膨れながら移動する。従つて、このルーフパネル
4の回動初期に該ルーフパネル4の後端部4bが
シールラバー16に摺接することが確実に防止さ
れ、その耐久性が向上し、それだけシール性が長
期に亘つて良好に維持されることになるものであ
る。
一方、ルーフパネル4をその第2姿勢から第1
姿勢側へ回動させるときは、上記の場合と反対の
手順により回動操作が行なわれる。即ち、リンク
バー21とダンパー31とともにルーフパネル4
を矢印C方向に引き上げるが、この場合、上記リ
ンクバー21が第1リンク位置に達してそれ以上
の回動がストツパー17によつて規制されるまで
の間は上記ダンパー31は縮小状態のまま維持さ
れる。そして、該リンクバー21が第1リンク位
置に達し、上記ルーフパネル4が中間姿勢に設定
された後は、該ルーフパネル4をさらに引き上げ
る方向に操作力を加えると、上記リンクバー21
の回動が規制されているため、ルーフパネル4は
上記ルーフ側支点ピン25を中心として且つ上記
ダンパー31を伸長させながらさらに矢印A方向
に回動し、最終的に第2図に実線図示する第1姿
勢に設定される。この場合においても、上記ルー
フパネル4の後端部4bは外方に膨れた軌跡loを
描いて移動し上記シールラバー16に上方側から
当接する。従つて、該シールラバー16とルーフ
パネル4の後端部4bとの間の摺接現象は発生せ
ず、該シールラバー16の耐久性が向上せしめら
れるものである。
姿勢側へ回動させるときは、上記の場合と反対の
手順により回動操作が行なわれる。即ち、リンク
バー21とダンパー31とともにルーフパネル4
を矢印C方向に引き上げるが、この場合、上記リ
ンクバー21が第1リンク位置に達してそれ以上
の回動がストツパー17によつて規制されるまで
の間は上記ダンパー31は縮小状態のまま維持さ
れる。そして、該リンクバー21が第1リンク位
置に達し、上記ルーフパネル4が中間姿勢に設定
された後は、該ルーフパネル4をさらに引き上げ
る方向に操作力を加えると、上記リンクバー21
の回動が規制されているため、ルーフパネル4は
上記ルーフ側支点ピン25を中心として且つ上記
ダンパー31を伸長させながらさらに矢印A方向
に回動し、最終的に第2図に実線図示する第1姿
勢に設定される。この場合においても、上記ルー
フパネル4の後端部4bは外方に膨れた軌跡loを
描いて移動し上記シールラバー16に上方側から
当接する。従つて、該シールラバー16とルーフ
パネル4の後端部4bとの間の摺接現象は発生せ
ず、該シールラバー16の耐久性が向上せしめら
れるものである。
尚、上記実施例においては付勢部材としてダン
パー31を採用したが、本考案はこれに限定され
るものでなく、例えばこれをスプリング等によつ
て構成することもできる。
パー31を採用したが、本考案はこれに限定され
るものでなく、例えばこれをスプリング等によつ
て構成することもできる。
第1図は本考案の実施例に係る折り畳み式ルー
フの要部斜視図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は第1図に示した折り畳み式ルーフを
備えた自動車の外観斜視図、第4図Aないし第4
図Dは第3図に示した自動車における折り畳み式
ルーフの操作状態を示す側面図である。 1……可倒ピラー、2……幌、3……上部フレ
ーム、4……ルーフパネル、5……リヤウインド
ガラス、6……フロントウインドガラス、7……
ピラー支点ピン、11……可倒ピラーの梁部(頂
部)、12……可倒ピラーの脚部、16……シー
ルラバー(シール部材)、21……リンクバー
(リンク部材)、31……ダンパー(付勢部材)。
フの要部斜視図、第2図は第1図の−線断面
図、第3図は第1図に示した折り畳み式ルーフを
備えた自動車の外観斜視図、第4図Aないし第4
図Dは第3図に示した自動車における折り畳み式
ルーフの操作状態を示す側面図である。 1……可倒ピラー、2……幌、3……上部フレ
ーム、4……ルーフパネル、5……リヤウインド
ガラス、6……フロントウインドガラス、7……
ピラー支点ピン、11……可倒ピラーの梁部(頂
部)、12……可倒ピラーの脚部、16……シー
ルラバー(シール部材)、21……リンクバー
(リンク部材)、31……ダンパー(付勢部材)。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 車体に対して車幅方向に配置され且つその車幅
方向の両端部に設けたピラー支点ピンを介して車
体前後方向に回動自在に支持されて上記車体から
上方に起立する起立位置と該起立位置よりも車体
後方側へ倒伏した倒伏位置とに選択的に位置決め
可能とされた可倒ピラーと、 該可倒ピラーが起立位置にある場合において該
可倒ピラーの頂部とフロントウインドの上部との
間に跨つて架設可能な大きさをもつルーフパネル
とを、 その一端が上記可倒ピラー側に枢着されまたそ
の他端が上記ルーフパネルの後端部よりも所定寸
法だけ前端寄り位置に枢着され、上記一端を回動
支点として該可倒ピラーからその前方側へ延出す
る第1リンク位置と該可倒ピラーに沿う如く倒さ
れた第2リンク位置との間で回動可能とされると
ともに、第1リンク位置においてはストツパーに
よりそれ以上に反第2リンク位置側へ回動が規制
されるように構成されたリンク部材と、 常時縮小方向に付勢された状態において所定ス
トロークを有し且つ上記可倒ピラー側の一端を回
動支点として該可倒ピラーの回動面方向に回動可
能とされるとともに他端が上記ルーフパネルの上
記リンク部材枢支点よりも前記寄り位置に枢着さ
れた付勢部材とを介して相互に連結するととも
に、 上記リンク部材が第1のリンク位置に設定され
且つ上記付勢部材が伸長せしめられた状態におい
ては、上記ルーフパネルはその後端部を上記可倒
ピラーの頂部の外側に重ね合わせた状態で該可倒
ピラー頂部からその前方へ延出して上記フロント
ウインドの上部との間に跨つて配置可能な第1姿
勢に設定される如くし、上記リンク部材が第1の
リンク位置にあつて且つ上記付勢部材が縮小せし
められた状態においては上記ルーフパネルが上記
リンク部材との枢支点を中心に前方に回動した中
間姿勢に設定される如くし、上記付勢部材が縮小
状態のまま上記リンク部材が第2リンク位置に設
定された状態においては上記ルーフパネルはその
後端部を上記可倒ピラーの頂部側に位置せしめた
状態で該可倒ピラーに倒伏して折り畳まれる第2
姿勢に設定される如くし、 さらに上記ルーフパネルが第1姿勢に設定され
た状態においては上記付勢部材の軸線が上記リン
ク部材の上記ルーフパネル側の枢支点よりもルー
フパネル寄りに位置せしめられ、該ルーフパネル
が第1姿勢から中間姿勢側に所定量だけ回動され
た以後においては上記付勢部材の軸線が上記リン
ク部材の上記ルーフパネル側の枢支点よりも反ル
ーフパネル寄りに位置せしめられる如くする一
方、 上記ルーフパネルが第1姿勢に設定された状態
において相互に重なり合う該ルーフパネルの後端
部と上記可倒ピラーの頂部との間にはこれら両者
間に挟圧されてシール作用をなすシール部材が配
置されていることを特徴とする自動車の折り畳み
式ルーフ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17115086U JPH0437773Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17115086U JPH0437773Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6375423U JPS6375423U (ja) | 1988-05-19 |
| JPH0437773Y2 true JPH0437773Y2 (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=31106518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17115086U Expired JPH0437773Y2 (ja) | 1986-11-06 | 1986-11-06 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0437773Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-06 JP JP17115086U patent/JPH0437773Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6375423U (ja) | 1988-05-19 |
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