JPH0437805Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0437805Y2 JPH0437805Y2 JP15184486U JP15184486U JPH0437805Y2 JP H0437805 Y2 JPH0437805 Y2 JP H0437805Y2 JP 15184486 U JP15184486 U JP 15184486U JP 15184486 U JP15184486 U JP 15184486U JP H0437805 Y2 JPH0437805 Y2 JP H0437805Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- arm
- movable
- wiper
- movable piece
- swinging
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、自動車等の車両に設けられるアーム
長可変式のワイパ装置に関するものである。
長可変式のワイパ装置に関するものである。
[従来技術及び考案が解決しようとする問題点]
一般に、ワイパ装置は、往復揺動自在に設けら
れたワイパアームの先端部にブレードを設けるこ
とによつて構成されているが、従来、ブレード
は、ワイパアームの揺動に伴い単に窓面を扇形状
に払拭するにすぎないので払拭面積が小さいとい
う欠点がある。そこで例えば、実開昭53−26035
号公報に示す如くワイパアームの揺動に連動して
ワイパアームのアーム長を伸縮させ、これによつ
て払拭面積を大きくし、窓コーナー部を効率良く
払拭するようにしたもの、あるいは実公昭52−
37538号公報に示す如く折返し位置に達した際に、
ワイパアームに対するブレード角度を変化せしめ
て払拭面積を大きくするようにしたもの等が知ら
れている。しかるにこれらのものは、前記アーム
長の伸縮とブレードの角度変化とによる払拭を、
ワイパアームの一連の揺動の際に合せて行うもの
ではなく、何れも個々に成されるものであつて、
これらをワイパアームの一連の揺動によつて合せ
て行うようにしたものは未だ知られておらないと
いう実情にある。
れたワイパアームの先端部にブレードを設けるこ
とによつて構成されているが、従来、ブレード
は、ワイパアームの揺動に伴い単に窓面を扇形状
に払拭するにすぎないので払拭面積が小さいとい
う欠点がある。そこで例えば、実開昭53−26035
号公報に示す如くワイパアームの揺動に連動して
ワイパアームのアーム長を伸縮させ、これによつ
て払拭面積を大きくし、窓コーナー部を効率良く
払拭するようにしたもの、あるいは実公昭52−
37538号公報に示す如く折返し位置に達した際に、
ワイパアームに対するブレード角度を変化せしめ
て払拭面積を大きくするようにしたもの等が知ら
れている。しかるにこれらのものは、前記アーム
長の伸縮とブレードの角度変化とによる払拭を、
ワイパアームの一連の揺動の際に合せて行うもの
ではなく、何れも個々に成されるものであつて、
これらをワイパアームの一連の揺動によつて合せ
て行うようにしたものは未だ知られておらないと
いう実情にある。
[問題を解決するための手段]
本考案は、上記の如き実情に鑑みこれらの欠点
を一掃することができるアーム長可変式のワイパ
装置を提供することを目的として創案されたもの
であつて、モータ駆動に連動してワイパアームの
下反転位置と上反転位置とのあいだを往復反転揺
動する揺動アームに、先端側にワイパブレードが
配設される可動アームをワイパアーム長方向に向
けて進退移動自在に支持する一方、前記可動アー
ムを、揺動アームの下反転位置から上反転位置に
至る揺動過程の途中で進出させてワイパアーム長
を最長状態にし、以降、上反転位置に至る過程で
退入させてワイパアーム長を縮小変化するようモ
ータ駆動に連繋して相対揺動する連結リンクに連
結してなるアーム長可変式のワイパ装置におい
て、前記可動アームには、アーム長方向に移動自
在に支持される移動片と、該移動片が基端側移動
端に保持されるよう付勢する弾機とを設ける一
方、先端部にワイパブレードが一体的に設けら
れ、基端部は可動アームの先端部に揺動自在に軸
支される揺動子の中間部と前記移動片とのあいだ
にリンク杆を介装して、可動アームに対する移動
片の弾機に抗する先端側への相対移動で、ワイパ
ブレード下側がワイパアームに対して上反転位置
方向に向けて可変揺動するように構成すると共
に、前記揺動アームには、ワイパアーム長方向に
向けて移動自在に支持され、かつモータ駆動に連
繋して相対揺動する補助リンクに連結されていて
移動片の退入規制をするためのストツパを設け、
前記揺動アーム、補助リンク、および連結リンク
の各揺動支軸を、上記ワイパアーム長が最長にな
つた状態を越え上反転位置に至るまでのあいだの
途中過程で移動片がストツパに追い付いて接当
し、これ以上上反転位置に至る過程で移動片の退
入規制をするよう位置ずれさせて設けて、前記移
動片がストツパに接当した以降の上反転位置側へ
の揺動過程では、該移動片の可動アームとの一体
的な基端側への退入制限をして移動片の可動アー
ムに対する先端側への相対移動を行うように構成
したことを特徴とするものである。
を一掃することができるアーム長可変式のワイパ
装置を提供することを目的として創案されたもの
であつて、モータ駆動に連動してワイパアームの
下反転位置と上反転位置とのあいだを往復反転揺
動する揺動アームに、先端側にワイパブレードが
配設される可動アームをワイパアーム長方向に向
けて進退移動自在に支持する一方、前記可動アー
ムを、揺動アームの下反転位置から上反転位置に
至る揺動過程の途中で進出させてワイパアーム長
を最長状態にし、以降、上反転位置に至る過程で
退入させてワイパアーム長を縮小変化するようモ
ータ駆動に連繋して相対揺動する連結リンクに連
結してなるアーム長可変式のワイパ装置におい
て、前記可動アームには、アーム長方向に移動自
在に支持される移動片と、該移動片が基端側移動
端に保持されるよう付勢する弾機とを設ける一
方、先端部にワイパブレードが一体的に設けら
れ、基端部は可動アームの先端部に揺動自在に軸
支される揺動子の中間部と前記移動片とのあいだ
にリンク杆を介装して、可動アームに対する移動
片の弾機に抗する先端側への相対移動で、ワイパ
ブレード下側がワイパアームに対して上反転位置
方向に向けて可変揺動するように構成すると共
に、前記揺動アームには、ワイパアーム長方向に
向けて移動自在に支持され、かつモータ駆動に連
繋して相対揺動する補助リンクに連結されていて
移動片の退入規制をするためのストツパを設け、
前記揺動アーム、補助リンク、および連結リンク
の各揺動支軸を、上記ワイパアーム長が最長にな
つた状態を越え上反転位置に至るまでのあいだの
途中過程で移動片がストツパに追い付いて接当
し、これ以上上反転位置に至る過程で移動片の退
入規制をするよう位置ずれさせて設けて、前記移
動片がストツパに接当した以降の上反転位置側へ
の揺動過程では、該移動片の可動アームとの一体
的な基端側への退入制限をして移動片の可動アー
ムに対する先端側への相対移動を行うように構成
したことを特徴とするものである。
そして本考案は、この構成によつて、ワイパア
ームの一連の揺動で、ワイパアームの伸縮とブレ
ードの角度変更とを連繋して行つて極めて広面積
での払拭作動ができるようにしたものである。
ームの一連の揺動で、ワイパアームの伸縮とブレ
ードの角度変更とを連繋して行つて極めて広面積
での払拭作動ができるようにしたものである。
[実施例]
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。図面において、1は車体側に回動自在に軸承
される揺動軸であつて、該揺動軸1には、揺動腕
2、揺動アーム3、並びに作動腕4とが一体的に
設けられている。そして揺動アーム3は、図示し
ないワイパモータの駆動による揺動腕2の揺動変
位によつて所定角度の範囲で下反転位置と上反転
位置とのあいだを往復反転揺動するようになつて
いる。一方、作動腕4には枢軸5が回動自在に軸
承されているが、該枢軸5には遊動ギア6が一体
的に軸着されており、かつこの遊動ギア6は、機
体側に一体的に固着した固定ギア7に噛合してい
る。そして、前述したように揺動アーム3が揺動
することによつて、遊動ギア6は固定ギア7に対
して自転する状態で公転移動することになり、該
遊動ギア6に固定される枢軸5も遊動ギア6と一
体的な動きを成すように構成されている。
る。図面において、1は車体側に回動自在に軸承
される揺動軸であつて、該揺動軸1には、揺動腕
2、揺動アーム3、並びに作動腕4とが一体的に
設けられている。そして揺動アーム3は、図示し
ないワイパモータの駆動による揺動腕2の揺動変
位によつて所定角度の範囲で下反転位置と上反転
位置とのあいだを往復反転揺動するようになつて
いる。一方、作動腕4には枢軸5が回動自在に軸
承されているが、該枢軸5には遊動ギア6が一体
的に軸着されており、かつこの遊動ギア6は、機
体側に一体的に固着した固定ギア7に噛合してい
る。そして、前述したように揺動アーム3が揺動
することによつて、遊動ギア6は固定ギア7に対
して自転する状態で公転移動することになり、該
遊動ギア6に固定される枢軸5も遊動ギア6と一
体的な動きを成すように構成されている。
8は揺動アーム3に一体的に設けられたガイド
であつて、該ガイド8には可動アーム9がアーム
長方向に向けて揺動自在に設けられているもので
あり、これらアーム3,9によつてワイパアーム
Aが構成されるが、この可動アーム9の基端部
は、前記枢軸5に一体的に設けた揺動リンク5a
の先端部に連結リンク10を介して連動連結され
ている。そして可動アーム9は、揺動アーム3が
停止位置(下反転位置)から折返し位置(上反転
位置)に向けて揺動するのに追随した揺動リンク
5aと連結リンク10との伸縮リンク作動によつ
て、次第にアーム先端側に向けて前進移動し、窓
Wの略コーナー部に達した位置を最大前進状態
(最長状態、第2図B参照)となり、以後はアー
ム基端側に向けて後退移動することになるが、こ
の場合、可動アーム9は、ワイパアームAが停止
位置に位置する状態よりもさらにアーム基端側に
後退するように設定されている。
であつて、該ガイド8には可動アーム9がアーム
長方向に向けて揺動自在に設けられているもので
あり、これらアーム3,9によつてワイパアーム
Aが構成されるが、この可動アーム9の基端部
は、前記枢軸5に一体的に設けた揺動リンク5a
の先端部に連結リンク10を介して連動連結され
ている。そして可動アーム9は、揺動アーム3が
停止位置(下反転位置)から折返し位置(上反転
位置)に向けて揺動するのに追随した揺動リンク
5aと連結リンク10との伸縮リンク作動によつ
て、次第にアーム先端側に向けて前進移動し、窓
Wの略コーナー部に達した位置を最大前進状態
(最長状態、第2図B参照)となり、以後はアー
ム基端側に向けて後退移動することになるが、こ
の場合、可動アーム9は、ワイパアームAが停止
位置に位置する状態よりもさらにアーム基端側に
後退するように設定されている。
12はブレードであつて、該ブレード12は揺
動子(スイベルピース)13の先端部に一体的に
固定されるものであるが、この揺動子13の基端
部はピン軸13aを介して可動アーム9の先端部
に揺動自在に枢支されている。さらに揺動子13
の中間部には、リンク杆14の先端部がピン軸1
4aを介して揺動自在に枢着されている。一方、
15は可動アーム9にアーム長方向摺動自在とな
るように設けられた移動片であつて、該移動片1
5は弾機16によつてアーム基端側に向けて常時
付勢されており、通常は可動アーム9と一体的に
移動するものであるが、この移動片15を、弾機
16に抗してアーム先端側に強制移動せしめるこ
とによつて、リンク杆14が可動アーム9に対し
て相対なリンク作動をして揺動子13はピン軸1
3aを支点として揺動し、こによつて揺動子13
のワイパアームAに対する角度が変化して、ブレ
ード12は下側が折返し方向(上反転位置方向)
側に向けて張り出すように揺動すうように構成さ
れている。
動子(スイベルピース)13の先端部に一体的に
固定されるものであるが、この揺動子13の基端
部はピン軸13aを介して可動アーム9の先端部
に揺動自在に枢支されている。さらに揺動子13
の中間部には、リンク杆14の先端部がピン軸1
4aを介して揺動自在に枢着されている。一方、
15は可動アーム9にアーム長方向摺動自在とな
るように設けられた移動片であつて、該移動片1
5は弾機16によつてアーム基端側に向けて常時
付勢されており、通常は可動アーム9と一体的に
移動するものであるが、この移動片15を、弾機
16に抗してアーム先端側に強制移動せしめるこ
とによつて、リンク杆14が可動アーム9に対し
て相対なリンク作動をして揺動子13はピン軸1
3aを支点として揺動し、こによつて揺動子13
のワイパアームAに対する角度が変化して、ブレ
ード12は下側が折返し方向(上反転位置方向)
側に向けて張り出すように揺動すうように構成さ
れている。
一方、17は移動片15に対応する様にしてガ
イド8にアーム長方向摺動自在に設けた可動スト
ツパであつて、該可動ストツパ17と前記揺動リ
ンク5aの中間部との間には補助リンク18が介
装されている。そして回動ストツパ17は、前述
した揺動アーム3の往復反転揺動に連繋してガイ
ド8に案内されて移動するものであるが、この可
動ストツパ17は次の様に作動するものである。
即ち、移動片15は、常時は弾機16によつて最
もアーム基端側に位置しており、前述する可動ア
ーム9の前進移動時にはこの状態で可動アーム9
と一体的に移動するものであり、従つてこの場合
には揺動子13の角度変化はないものであるが、
揺動アーム3の上反転位置側への揺動に従い、前
進した可動アーム9が後退移動する過程で、揺動
アーム3に対して揺動開始位置と略同じ位置まで
復帰した時点で、移動片15が、可動アーム9と
同方向ではあるが、緩やかに移動する可動ストツ
パ17に追い付いて接当し、該可動ストツパ17
と一体的な緩やかな後退をすることになる。この
ため、速やかに後退する可動アーム9との間で、
移動片15がアーム先端側へ相対移動して揺動子
13のワイパアームAに対する角度変化が生じる
ようになつている(第2図D参照)。
イド8にアーム長方向摺動自在に設けた可動スト
ツパであつて、該可動ストツパ17と前記揺動リ
ンク5aの中間部との間には補助リンク18が介
装されている。そして回動ストツパ17は、前述
した揺動アーム3の往復反転揺動に連繋してガイ
ド8に案内されて移動するものであるが、この可
動ストツパ17は次の様に作動するものである。
即ち、移動片15は、常時は弾機16によつて最
もアーム基端側に位置しており、前述する可動ア
ーム9の前進移動時にはこの状態で可動アーム9
と一体的に移動するものであり、従つてこの場合
には揺動子13の角度変化はないものであるが、
揺動アーム3の上反転位置側への揺動に従い、前
進した可動アーム9が後退移動する過程で、揺動
アーム3に対して揺動開始位置と略同じ位置まで
復帰した時点で、移動片15が、可動アーム9と
同方向ではあるが、緩やかに移動する可動ストツ
パ17に追い付いて接当し、該可動ストツパ17
と一体的な緩やかな後退をすることになる。この
ため、速やかに後退する可動アーム9との間で、
移動片15がアーム先端側へ相対移動して揺動子
13のワイパアームAに対する角度変化が生じる
ようになつている(第2図D参照)。
叙述の如く構成された本考案の実施例におい
て、ワイパモータの駆動に伴う揺動腕2の揺動作
動によつて揺動アーム3が揺動し、ブレード12
による窓Wの払拭が成されるものであるが、本考
案においては、従来にない広い払拭面積での払拭
が行われることになる。
て、ワイパモータの駆動に伴う揺動腕2の揺動作
動によつて揺動アーム3が揺動し、ブレード12
による窓Wの払拭が成されるものであるが、本考
案においては、従来にない広い払拭面積での払拭
が行われることになる。
即ち、モータ駆動に伴い揺動アーム3が揺動す
ると、遊動ギア6の固定ギア7に対する自転しな
がらの公転移動に伴う揺動リンク5aと連結リン
ク10との伸縮リンク作動によつて、作動アーム
9がガイド8に沿つてアーム先端側に移動するこ
とになり、この結果、可動アーム9がアーム先端
側に向けて前進してアーム長が長くなり窓Wのコ
ーナー部位で最前進状態となつて、以降は次第に
アーム基端側に向けて後退することになり、この
様にしてワイパアームAのアーム長が伸縮する払
拭作動が行われることになる。そして揺動アーム
3がさらに上反転位置に向けて揺動すると、可動
アーム9は揺動アーム3に対して元位置を越えて
さらにアーム基端側に後退するが、この後退作動
時に、可動アーム9が略元位置にまで至ると、今
度は移動片15が緩やかに後退する可動ストツパ
17に追い付くように接当して、移動片15の可
動アーム9との一体的な後退移動が規制されるこ
とになり、これによつて移動片15は、可動アー
ム9に対してアーム先端側に向いた緩やかな相対
移動をし、これに連繋するリンク杆14のリンク
作動によつて、揺動子13はピン軸14aを支点
として揺動してワイパアームAとの角度変化が成
され、ブレード12の下側が窓側縁に近接するよ
うに突き出された状態で払拭作動が成されること
になる。そして折返した後は今までとは逆の払拭
軌跡によつて停止位置まで揺動することになる。
ると、遊動ギア6の固定ギア7に対する自転しな
がらの公転移動に伴う揺動リンク5aと連結リン
ク10との伸縮リンク作動によつて、作動アーム
9がガイド8に沿つてアーム先端側に移動するこ
とになり、この結果、可動アーム9がアーム先端
側に向けて前進してアーム長が長くなり窓Wのコ
ーナー部位で最前進状態となつて、以降は次第に
アーム基端側に向けて後退することになり、この
様にしてワイパアームAのアーム長が伸縮する払
拭作動が行われることになる。そして揺動アーム
3がさらに上反転位置に向けて揺動すると、可動
アーム9は揺動アーム3に対して元位置を越えて
さらにアーム基端側に後退するが、この後退作動
時に、可動アーム9が略元位置にまで至ると、今
度は移動片15が緩やかに後退する可動ストツパ
17に追い付くように接当して、移動片15の可
動アーム9との一体的な後退移動が規制されるこ
とになり、これによつて移動片15は、可動アー
ム9に対してアーム先端側に向いた緩やかな相対
移動をし、これに連繋するリンク杆14のリンク
作動によつて、揺動子13はピン軸14aを支点
として揺動してワイパアームAとの角度変化が成
され、ブレード12の下側が窓側縁に近接するよ
うに突き出された状態で払拭作動が成されること
になる。そして折返した後は今までとは逆の払拭
軌跡によつて停止位置まで揺動することになる。
この様に本考案にあつては、揺動アーム3の下
反転位置から上反転位置にまで至る一連の揺動過
程において、ワイパアームAのアーム長が伸縮す
る払拭作動と、揺動子13のワイパアームAに対
する角度変化を伴う払拭作動とをタイミングを合
せて行うことができ、従つて、従来のワイパーに
はない広範囲での払拭が成されることになる(第
3図のハツチング部分が広くなつた払拭域)。し
かもこの角度変化を伴う払拭作動は、可動アーム
9に設けた移動片15を、可動アーム9の後退移
動過程で緩やかに移動する可動ストツパ17に追
い付くようにして接当させたことによつて行うも
のである。このため可動アーム9を、固定状態の
ストツパで移動規制するもののように接当時に衝
撃音が生じてしまうことがなく静粛なものにでき
る許りでなく、折返し位置に達した際のブレード
12の角度変化が、固定ストツパで角度変化させ
た場合よりも緩やかなものとなつて、窓Wの側縁
に対して可及的に平行な姿勢となるようにするこ
とができ、より広い払拭面積を確保できることと
なる。しかもこのものは、リンクピツチを調節す
ることでブレード12の角度変化を自由に設定す
ることができ、従つて窓の形状に適合した最適の
払拭軌跡とすることで極めて簡単に出来ることと
なる。
反転位置から上反転位置にまで至る一連の揺動過
程において、ワイパアームAのアーム長が伸縮す
る払拭作動と、揺動子13のワイパアームAに対
する角度変化を伴う払拭作動とをタイミングを合
せて行うことができ、従つて、従来のワイパーに
はない広範囲での払拭が成されることになる(第
3図のハツチング部分が広くなつた払拭域)。し
かもこの角度変化を伴う払拭作動は、可動アーム
9に設けた移動片15を、可動アーム9の後退移
動過程で緩やかに移動する可動ストツパ17に追
い付くようにして接当させたことによつて行うも
のである。このため可動アーム9を、固定状態の
ストツパで移動規制するもののように接当時に衝
撃音が生じてしまうことがなく静粛なものにでき
る許りでなく、折返し位置に達した際のブレード
12の角度変化が、固定ストツパで角度変化させ
た場合よりも緩やかなものとなつて、窓Wの側縁
に対して可及的に平行な姿勢となるようにするこ
とができ、より広い払拭面積を確保できることと
なる。しかもこのものは、リンクピツチを調節す
ることでブレード12の角度変化を自由に設定す
ることができ、従つて窓の形状に適合した最適の
払拭軌跡とすることで極めて簡単に出来ることと
なる。
[作用効果]
以上要するに、本考案は叙述の如く構成したも
のであるから、ワイパアームが下反転位置から上
反転位置にまで至る一連の揺動で、ワイパアーム
の伸長を伴つた払拭作動と、可動アームの後退移
動過程で移動片の可動アームとの一体的な退入を
規制することによるワイパブレードの揺動変化を
伴う払拭作動とがタイミングを合せて行われるこ
とになり、従つて、従来にない広範囲での払拭が
できて、降雨時の視界を大きく確保できることに
なる。しかもこのワイパブレードの揺動を伴う払
拭作動は、緩やかに後退するストツパに移動片が
追い付くようにして接当し、移動片の可動アーム
との一体移動が規制されることによつて成される
ものであるため、移動片がストツパに接当する際
の衝撃が吸収されて静粛なものとなる許りでな
く、揺動角度変化も固定ストツパにて規制するも
のに比して緩やかになつて、窓の側縁に可及的に
良く沿わしめることができ、従つてより広い払拭
面積を確保することができるものである。
のであるから、ワイパアームが下反転位置から上
反転位置にまで至る一連の揺動で、ワイパアーム
の伸長を伴つた払拭作動と、可動アームの後退移
動過程で移動片の可動アームとの一体的な退入を
規制することによるワイパブレードの揺動変化を
伴う払拭作動とがタイミングを合せて行われるこ
とになり、従つて、従来にない広範囲での払拭が
できて、降雨時の視界を大きく確保できることに
なる。しかもこのワイパブレードの揺動を伴う払
拭作動は、緩やかに後退するストツパに移動片が
追い付くようにして接当し、移動片の可動アーム
との一体移動が規制されることによつて成される
ものであるため、移動片がストツパに接当する際
の衝撃が吸収されて静粛なものとなる許りでな
く、揺動角度変化も固定ストツパにて規制するも
のに比して緩やかになつて、窓の側縁に可及的に
良く沿わしめることができ、従つてより広い払拭
面積を確保することができるものである。
図面は、本考案に係るアーム長可変式のワイパ
装置の一実施例を示すものであつて、第1図はワ
イパ装置の概略平面図、第2図A,B,C,Dは
作用説明図、第3図は払拭軌跡を示す状態図であ
る。 図中、3は揺動アーム、5aは揺動リンク、9
は可動アーム、10は連結リンク、12はブレー
ド、13は揺動子、14はリンク杆、15は移動
片、16は弾機、17は可動ストツパ、18は補
助リンク、Aはワイパアームである。
装置の一実施例を示すものであつて、第1図はワ
イパ装置の概略平面図、第2図A,B,C,Dは
作用説明図、第3図は払拭軌跡を示す状態図であ
る。 図中、3は揺動アーム、5aは揺動リンク、9
は可動アーム、10は連結リンク、12はブレー
ド、13は揺動子、14はリンク杆、15は移動
片、16は弾機、17は可動ストツパ、18は補
助リンク、Aはワイパアームである。
Claims (1)
- モータ駆動に連動してワイパアームの下反転位
置と上反転位置とのあいだを往復反転揺動する揺
動アームに、先端側にワイパブレードが配設され
る可動アームをワイパアーム長方向に向けて進退
移動自在に支持する一方、前記可動アームを、揺
動アームの下反転位置から上反転位置に至る揺動
過程の途中で進出させてワイパアーム長を最長状
態にし、以降、上反転位置に至る過程で退入させ
てワイパアーム長を縮小変化するようモータ駆動
に連繋して相対揺動する連結リンクに連結してな
るアーム長可変式のワイパ装置において、前記可
動アームには、アーム長方向に移動自在に支持さ
れる移動片と、該移動片が基端側移動端に保持さ
れるよう付勢する弾機とを設ける一方、先端部に
ワイパブレードが一体的に設けられ、基端部は可
動アームの先端部に揺動自在に軸支される揺動子
の中間部と前記移動片とのあいだにリンク杆を介
装して、可動アームに対する移動片の弾機に抗す
る先端側への相対移動で、ワイパブレード下側が
ワイパアームに対して上反転位置方向に向けて可
変揺動するように構成すると共に、前記揺動アー
ムには、ワイパアーム長方向に向けて移動自在に
支持され、かつモータ駆動に連繋して相対揺動す
る補助リンクに連結されていて移動片の退入規制
をするためのストツパを設け、前記揺動アーム、
補助リンク、および連結リンクの各揺動支軸を、
上記ワイパアーム長が最長になつた状態を越え上
反転位置に至るまでのあいだの途中過程で移動片
がストツパに追い付いて接当し、これ以上上反転
位置に至る過程で移動片の退入規制をするよう位
置ずれさせて設けて、前記移動片がストツパに接
当した以降の上反転位置側への揺動過程では、該
移動片の可動アームとの一体的な基端側への退入
制限をして移動片の可動アームに対する先端側へ
の相対移動を行うように構成したことを特徴とす
るアーム長可変式のワイパ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15184486U JPH0437805Y2 (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15184486U JPH0437805Y2 (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6357157U JPS6357157U (ja) | 1988-04-16 |
| JPH0437805Y2 true JPH0437805Y2 (ja) | 1992-09-04 |
Family
ID=31069283
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15184486U Expired JPH0437805Y2 (ja) | 1986-10-02 | 1986-10-02 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0437805Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2017164182A1 (ja) * | 2016-03-25 | 2017-09-28 | アスモ株式会社 | 車両用ワイパ装置及び車両用ワイパ装置の制御方法 |
-
1986
- 1986-10-02 JP JP15184486U patent/JPH0437805Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6357157U (ja) | 1988-04-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6623762B2 (ja) | 車両ワイパ装置 | |
| WO2016203906A1 (ja) | 車両ワイパ装置 | |
| JPH0437805Y2 (ja) | ||
| JP6503921B2 (ja) | 車両ワイパ装置 | |
| US4800610A (en) | Windshield wiper | |
| US2494408A (en) | Wiper mechanism | |
| JPH0418926Y2 (ja) | ||
| JPH0437808Y2 (ja) | ||
| US6065179A (en) | Wiper device with linear wipe pattern | |
| JPH03136956A (ja) | 車両用ワイパ | |
| JP2803004B2 (ja) | 非円弧状に駆動される風防ガラス用ワイパー | |
| WO2018105241A1 (ja) | 車両ワイパ装置 | |
| US3006788A (en) | Windshield wiper arm and blade assembly | |
| WO2018131477A1 (ja) | 車両ワイパ装置 | |
| JPH038517Y2 (ja) | ||
| JP2019535569A (ja) | 車両用ワイパーシステム | |
| JPH0511740Y2 (ja) | ||
| JPH01229747A (ja) | 車両用ワイパー装置 | |
| JP2559316Y2 (ja) | 可変圧ワイパアーム | |
| JP2018094981A (ja) | 車両ワイパ装置 | |
| US2825920A (en) | Windshield wiper | |
| JPH0435244Y2 (ja) | ||
| JPS6332776Y2 (ja) | ||
| JP7124300B2 (ja) | 車両ワイパ装置 | |
| CN107614331B (zh) | 车辆刮水器装置 |