JPH043781Y2 - - Google Patents

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JPH043781Y2
JPH043781Y2 JP1986131122U JP13112286U JPH043781Y2 JP H043781 Y2 JPH043781 Y2 JP H043781Y2 JP 1986131122 U JP1986131122 U JP 1986131122U JP 13112286 U JP13112286 U JP 13112286U JP H043781 Y2 JPH043781 Y2 JP H043781Y2
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mold
side chamber
piston ring
mold clamping
oil
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、射出成形機、ダイキヤストマシン、
プレス等のいわゆる成形機における型締装置に適
用される型締シリンダに関するものである。
(従来の技術) 以下、射出成形機の型締装置を例にとつて従来
の技術を説明する。
第7図は従来の射出成形機における型締装置の
油圧回路を示す。
同図において、1は型締シリンダであつて同型
締シリンダ1は金型4を締め或は開くための油圧
シリンダであり、内部にはクランプラム2が摺動
可能に挿入され、クランプラム2のピストン周面
円周方向に刻設されたみぞにはピストンリング5
が装填されている。
可動盤3は金型4を取付ける型盤で、前記クラ
ンプラム2と接続している。8は金型4の開閉動
作を行なうために油路を切換えるための開閉動作
用切換バルブである。
前記型締シリンダ1の型締側室6と前記開閉動
作用切換バルブ8の間にはパイロツトチエツクバ
ルブ12があり、パイロツト圧源15から圧油を
供給すると同パイロツトチエツクバルブ12の通
路が開くようになつている。このパイロツトチエ
ツクバルブ12の作動は切換バルブ19により行
なわれる。また、前記型締シリンダ1の一方にあ
る型開側室7と前記開閉動作用切換バルブ8の間
には別のパイロツトチエツクバルブ13があり、
パイロツト圧源10から圧油が供給されると同パ
イロツトチエツクバルブ13の通路が開く。切換
バルブ11はパイロツトチエツクバルブ13を作
動させるものである。
一方、前記両パイロツトチエツクバルブ12,
13と型締側室6及び型開側室7に通じる各通路
間を結んで油路が設けられ、同油路にも切換バル
ブ16が設けられている。同切換バルブ16は前
記両室間の油路を開閉する。
このような構成からなる従来装置において、そ
の作用を述べると次のとおりである。
型閉工程……開閉動作用切換バルブ8のソレ
ノイドaが励磁されると、油は油圧源14から
パイロツトチエツクバルブ12を通つて型締側
室6へ送られ、クランプラム2と可動盤3を前
進させる。なお、この時ソレノイドeが励磁さ
れているので、型開側室7へは油は送られな
い。
型締昇圧工程……可動盤3が前進して型閉じ
後、ソレノイドeが切られて型開側室7にも油
が送られ、両室に油圧が立ち昇圧する。
型締ブロツク工程……昇圧後ソレノイドc,
dを励磁させると、パイロツトチエツクバルブ
12,13へのパイロツト圧が断たれ、チエツ
クバルブ12,13が共に働きブロツク状態に
なる。
型開工程……ソレノイドbが励磁されると、
油圧源14からの圧油はパイロツトチエツクバ
ルブ13を通り、型開側室7へと送られる。こ
のときソレノイドcは非励磁とされ、型締側室
6からの油はソレノイドcが非励磁の為にパイ
ロツトチエツクバルブ12が開き、ここを通つ
てタンクへ戻される。またこのとき、型締側室
6と型開側室7との油路は、切換バルブ16の
ソレノイドeが励磁される為、断たれている。
ところで、以上の従来装置にあつては、前記ピ
ストンリング5は第8図、第9図に示す様に合い
口部分がステップ状に形成されてクランプラム2
の溝2aに装填されるものであり、いま第10図
の様に矢印イ方向に油圧が作用した場合、破線で
示す矢印ロの様に合い口部のすき間5aを経て圧
油のリークが発生する。一方、矢印イ方向とは逆
方向に油圧が作用した場合は、もう一方のすき間
5bを経て矢印ロと逆方向への圧油のリークが発
生することになる。型開時は上述の如く型開側室
7へ油圧を負荷するが、このときピストンリング
5からのリークを押える必要があり、そのために
ピストンリング5の個数を多くしてリークを押え
ようとしているので現状である。
また、型締時には型締側室6及び型開側室7の
両室に同時に油を送る必要があり、別途そのため
の切換バルブ16を設置することが必要となる上
に、特に型締ブロツク時にはこの切換バルブ16
からのリークにより圧力降下が速くなるという問
題点につながるものであつた。
さらに、型締シリンダ1はその構造上、型締側
室6と型開側室7の体積の差が大きく、そのため
同時に油圧を立てるには圧油の流量を制御する必
要がある。しかしながら、この時の体積の差は運
転条件に応じて変わるため固定オリフイスによる
流量制御では無理な場合がある。
(考案が解決しようとする問題点) このように、従来の型締シリンダではピストン
リングを多数設置すると共に、型締側及び型開側
の両室を結ぶ油路の接続及び遮断のための切換バ
ルブを別に設置する必要があり、このバルブから
のリークの発生のため型締ブロツク時に圧力降下
を来たし易いという問題点があり、更には前記両
室に同時に油圧を立てんとするときの流量制御が
難かしいという問題点もある。
そこで、本考案は上記切換バルブを排除すると
共に簡単な構造をもつてこれらの問題点を解決す
ることを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) このため、本考案はシリンダ内をピストンリン
グを有するピストンを介して型締側室と型開側室
に区分すると共に往復動可能に収納されたクラン
プラムを有する型締シリンダにおいて、前記ピス
トンリングを型締側室から型開側室へのみ圧油の
リークを可能とするワンウエイタイプとしたこと
を構成とし、これをもつて上記問題点の解決手段
とするものである。
(作用) 本考案では使用するピストンリングをシールす
る方向性のあるものにした点に特徴を有するもの
である。
即ち、型締側室から型開側室へのシール性を悪
く、逆方向の型開側室から型締側室のシール性に
優れたピストンリングを採用する。同時に両室間
を結ぶ油路及び同油路の切換バルブを除去する。
こうして、余分な油路と切換バルブを排除して
も、特殊なピストンリングの構造により、型締昇
圧時に油は型締側室からピストンリングを通つて
型開側室へと送られ、両室へ油圧を立てる。この
ときのピストンリングからのリークは多くても良
い。
型開時はピストンリングの型開側室から型締側
室方向へのシール性が優れているため、円滑な型
開動作が行なわれることになる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に示した例に従つ
て具体的に説明する。
第1図は本考案の実施例を型締装置に適用した
ときの油圧回路を示し、第2図及び第3図は本実
施例に適用されるピストンリングの合い口部の構
造例を示すもので、第4図乃至第6図は同ピスト
ンリングに油圧がかかるときの圧油の挙動を示し
ている。
さて、本考案に係る成形機の型締シリンダは既
述のとおり、ピストンリングに特徴を有し、同ピ
ストンリングを採用する結果、型締装置の油圧回
路から余分な油路と切換バルブが排除できるもの
である。
従つて、以下の説明では第2図乃至第6図に基
づいてピストンリングを中心に述べることにす
る。
これらの図において、本実施例に適用されるピ
ストンリング20は図示の如く、その合い口部で
一端の断面をピストンリング20の矩形断面のう
ち長辺と短辺の各一辺の所望点同志を結んで作ら
れる三角形断面とし、他端の断面を前記三角形断
面を切除した残り五角形断面となるように形成し
ている。
従つて、第2図における合い口部中央の−
矢視断面は、第3図に示す如くピストンリング2
0の端部同志が斜面部で重なり合つた状態で全体
が矩形断面をなす。また、合い口部のすき間20
a,20bは夫々第2図の矢視断面及び矢視
断面を示す第4図、第5図及び第6図の如き断面
形状となる。
以上の構成を採るため、ピストンリング20は
シールに方向性をもつワンウエイタイプのものと
なる。
これを第4図乃至第6図により説明すると、い
ま第4図矢印ハの方向に圧油があるとき、ピスト
ンリング20は同図上方から下方へと押され、普
通であれば通常のリーク以外はシールされること
になるが、本ピストンリング20の場合には合い
口部の一方のすきま20aでシール部を連通する
ため、圧油はこのすきま20aを矢印ニに示す如
く通り抜ける。逆に圧油が第5図及び第6図に示
す矢印イの方向に作用するときは、ピストンリン
グ20は図示下方から上方へ押されピストンリン
グ20が装填された溝2aの上壁面に密接するこ
とになるが、この場合には両図から明らかな如く
前記すきま20a,20bにおいてピストンリン
グ20の両端が前記壁面の一部A,Cとシリンダ
ボア面B,Dに密接しているため、同すきま20
a,20bのいずれからも圧油は通り抜けること
ができず、圧油は完全にシールされることにな
る。
このピストンリング20を射出成形機の型締シ
リンダに適用する場合を考えると、第4図乃至第
6図において図面上方に型締側室6が、下方に型
開側室7が夫々配されると、型締側室6から型開
側室7へのシール性は悪いことになり、逆方向の
型開側室7から型締側室6へのシール性には優れ
ることになる。こうして、本ピストンリング20
を採用すると、型開側室7から型締側室6へのシ
ールが完全なものとなり、逆の場合にはピストン
リング20を介して両室に油圧を立てることが可
能となるため、第7図に示す如き両室を結ぶ外部
の油路及び切換バルブ16が不要となり、従つて
本考案では第1図に示す如く油圧回路中から前記
油路及び切換バルブ16を排除することができ
る。
次に第1図に基づいて、本実施例である型締シ
リンダを射出成形機に適用したときの作用を従来
との相違点を中心に述べると次のとおりである。
型閉工程……ソレノイドaが励磁されると、
圧油は油圧源14からパイロツトチエツクバル
ブ12を通つて型締側室6へと送られクランプ
ラム2及び可動盤3が前進する。このとき、圧
油はピストンリング20を通つて型開側室7内
へリークするが、ソレノイドdが非励磁状態に
あり、パイロツトチエツクバルブ13にはパイ
ロツト圧がかかつて圧油は自由に通れるため、
型開側室7内の油は同チエツクバルブ13を通
つてタンクへと戻される。
型締昇圧工程……クランプラム2が最前進後
も型閉工程と同じ油の流れである。ただし、こ
の場合供給圧油とリーク分で両室に油圧が立ち
昇圧する。
型締ブロツク工程……ソレノイドc,dが励
磁され、パイロツトチエツクバルブ12,13
は共に働きブロツク状態となる。
型開工程……従来と同様にソレノイドbを励
磁させると共にソレノイドc,dを非励磁とし
て、圧油を油圧源14からパイロツトチエツク
バルブ13を通して型開側室7へと送る。この
とき、型締側室6内の油はパイロツトチエツク
バルブ12を通つてタンクへと戻される。この
場合、ピストンリング20は第5図及び第6図
の状態にあり、型開側室7から型締側室6への
圧油のリークは全く発生しない。
(考案の効果) 以上詳細に説明した如く本考案は、クランプラ
ムのピストンに設けるピストンリングを型締側室
から型開側室へのみ圧油のリークを可能とするワ
ンウエイタイプとしたので、簡単にノンリーク型
締を実現できると共に、型開側のリークを非常に
小さく押えることができ、また余分な油路とそこ
に設けられる切換バルブが不要となり、その分油
圧回路及びシーケンスが簡素なものになり、配
管・切換バルブ・ピストンリング等の部品点数の
削減ができる。従つて、リーク個所も少なくなる
ので、型締ブロツク工程における保持時間を十分
にかけることができるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の型締シリンダの油圧回路図、
第2図は本考案に採用されるピストンリングの合
い口部斜視図、第3図は第2図の〜断面図、
第4図乃至第6図は同ピストンリングの型締シリ
ンダ内における作用を示す説明断面図であり、第
4図は第2図の視断面図、第5図は第4図にお
いて型開状態を示す断面図、第6図は第2図の
視断面図、第7図は従来の型締シリンダの油圧回
路図、第8図は従来のピストンリングの合い口部
斜視図、第9図は第8図における−断面図、
第10図は型締シリンダ内の従来のピストンリン
グの作用を示す第8図における視断面図であ
る。 図の主要部分の説明、1……型締シリンダ、2
……クランプラム、6……型締側室、7……型開
側室、8,9,11……切換バルブ、20……ピ
ストンリング。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シリンダ内をピストンリングを有するピストン
    を介して型締側室と型開側室に区分すると共に、
    往復動可能に収納されたクランプラムを有する型
    締シリンダにおいて、前記ピストンリングを型締
    側室から型開側室へのみ圧油のリークを可能とす
    るワンウエイタイプとしたことを特徴とする成形
    機の型締シリンダ。
JP1986131122U 1986-08-29 1986-08-29 Expired JPH043781Y2 (ja)

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JP1986131122U JPH043781Y2 (ja) 1986-08-29 1986-08-29

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