JPH0439004Y2 - - Google Patents

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JPH0439004Y2
JPH0439004Y2 JP13962787U JP13962787U JPH0439004Y2 JP H0439004 Y2 JPH0439004 Y2 JP H0439004Y2 JP 13962787 U JP13962787 U JP 13962787U JP 13962787 U JP13962787 U JP 13962787U JP H0439004 Y2 JPH0439004 Y2 JP H0439004Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、モータを利用して印刷シリンダに対
する印版の脱着を行う電動脱着装置に関する。
「従来の技術」 従来のこの種の装置としては、実開昭59−
38043号公報記載のものが知られるところである。
この装置は、印刷シリンダの周部に巻込み軸を設
けておき、該巻込み軸の一端にピニオンを設け、
一方印刷シリンダの側方には、リング回転体を設
け、リング回転体には、上記ピニオンと噛合する
ギアとラチエツト爪が係止自在なラチエツト歯と
を有し、かつリング回転体にブレーキシューが圧
接自在になつている。そして、印刷シリンダに印
版を装置するには、まず印版の一方の係止部を印
刷シリンダの係止溝に係止させ、又印版の他方の
係止部を上記巻込み軸に係止させ、ブレーキシュ
ーの圧接によりリング回転体を固定させた状態
で、印刷シリンダを微動回転させ、ピニオンとギ
ア歯により噛合されていることから、巻込み軸が
印刷シリンダに対して相対的に回転して印版を巻
込んで、印刷シリンダの周面に印版を張設する。
印刷運転中においては、ラチエツト爪をリング回
転体のラチエツト歯に係止させ、これにより巻込
み軸を印刷シリンダに対して回転不能に固定して
印版の緊張状態を保持するようになつている。印
刷シリンダから印版を脱離させるには、ブレーキ
シューによりリング回転体を固定させた状態で、
印刷シリンダを上記印版の装着時とは逆方向に微
動回転させれば、印版の緊張状態が弛んで印刷シ
リンダから印版を取り外しできるようになつてい
る。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、上記装置は、ラチエツト爪をリ
ング回転体のラチエツト歯に係止させた状態で印
刷運転を行い、印版を交換する時は、作業員自身
の手でリング回転体のラチエツト歯からラチエツ
爪の係止を脱離させねばならず、このため作業員
自身の労力を必要とし、又ラチエツト爪の上記係
脱時に作業員の手などが不用意にリング回転体等
に巻込まれる危険性があり、特に作業スペースが
狭い箇所では斬る危険性からの回避が容易でない
こともあつて事故遭遇率も高まり、しかも作業能
率の低下をも招く原因になつていた。更に、印刷
シリンダに対する印版の脱着に際し、可成り重量
のある印刷シリンダを回転させて行うことから、
印刷シリンダの周面に印版を張設するのに、印刷
シリンダを回転させるモータに加わる負荷の状態
によつて印版の緊張の度合いを確認することはで
きず、その都度作業員自身が目で、印版の緊張状
態を確認しながら印刷シリンダを回転させなけれ
ば、過度の緊張による印版の不用意な切断を防ぐ
ことができず、甚だ不便なものである。
そこで、本考案は上記事情に鑑み、印刷運転を
する際に、印刷シリンダの周面に装着された印版
の緊張状態を保持すべく、印刷シリンダに対して
巻込み軸を固定するのに、何等作業員自身の手数
を必要とすることなく自動的に行うことができ、
又印版を印刷シリンダに装着するのにそれ専用の
モータを使用して、従来の如く過度の緊張による
不用意な印版の切断をも効果的に防止し得る印版
の電動脱着装置を提供すること目的とする。
「考案が解決しようとする手段」 本考案は、上記目的を達成するために、印刷シ
リンダの周部に有しかつ印版が係止されて回転自
在な巻込み軸に、従動ギア群及び第1の電磁クラ
ツチを介して駆動モータを連結し、上記印刷シリ
ンダのシヤフトには、同期用ギア及び第2の電磁
クラツチを介して上記従動ギア群を連結し、かつ
同期用ギアから従動ギア群の出力端に至るこの間
のギア比を1:1に選定してなる印版の電動脱着
装置を特徴とするものである。
「作用」 本考案は、上記手段において、まず、印刷シリ
ンダに印版を装着する時は、巻込み軸に印版を係
止させた後、第1の電磁クラツチを投入して駆動
モータを駆動させ、該駆動モータにより、第1の
電磁クラツチ及び従動ギア群を介し巻込み軸を回
転させて、印版を印刷シリンダに張設し、印刷を
すべく運転するには、印版が緊張した状態で第1
の電磁クラツチを遮断すると共に、第2の電磁ク
ラツチを投入し、同期用ギアから第2の電磁クラ
ツチを経て従動ギア群の出力端に至るこの間のギ
ア比が1:1に選定してあることから、印刷シリ
ンダに対して巻込み軸が相対的に回転するといつ
たことなく、印版の緊張をそのまま保持した状態
で運転でき、一方印刷シリンダから印版を脱離さ
せるには、第2の電磁クラツチを遮断すると共
に、第1の電磁クラツチを投入し、かつ上記駆動
モータを印版の装着時とは逆向きに回転させれ
ば、第1の電磁クラツチ及び従動ギア群を介して
巻込み軸が逆転されて、印版が印刷シリンダの周
面上から弛んで脱離が可能となるものである。
「実施例」 以下に、本考案に係る印版の電動脱着装置の一
実施例を図面に基づき説明する。第1図におい
て、1はフレーム、2はフレーム1,1間に回転
自在に支承された印刷シリンダでる。印刷シリン
ダ2は、駆動ギア群3により図示しないモータで
印刷運転をすべく回転されるようになつている。
印刷シリンダ2の一側に、周知の如く、駆動ギア
群3による回転とは何等関係なく、搬入される印
刷用紙に対する印刷位置の位置決めが可能に、独
自に回転させるための差動装置4と、軸長方向に
移動させるためのハンドル5とを有している。
又、印刷シリンダ2の周部には、嵌入溝6に回転
自在に収嵌された巻込み軸9を有していることは
周知の通りである。
本考案では、更に上記印刷シリンダ2の他側に
位置するフレーム1に、で可動脱着ボツクス10
を付設する。電動脱着ボツクス10には上記駆動
モータとしてオフ時には回転不能に制動作用を有
したブレーキモータ11を付設する。ブレーキモ
ータ11には第1の原動ギア12を有して、該第
1の原動ギア12が第2の原動ギア13と噛合さ
せてある。第2の原動ギア13は、第1の電磁ク
ラツチ14を介して中間軸15と連結自在になつ
ている。中間軸15は、フレーム1と電動脱着ボ
ツクス10とに回転自在に支承させてある。中間
軸15には、上記従動ギア群16を介して巻込み
軸9を連結する。従動ギア群16は、中間軸15
の一端に第1の従動ギア17を有し、該第1の従
動ギア17に第2の従動ギア18を噛合させる。
第2の従動ギア18は、印刷シリンダ2のシヤフ
ト19にブツシユ20を介在させて回転自在に装
着させたドーナツ状の回転体21の周面に、外歯
型式で設けたものである。回転体21には内歯型
式の第3の従動ギア22をも形成させてある。第
3の従動ギア22は、第4の従動ギア23と噛合
させる。第4の従動ギア23は、印刷シリンダ2
の側部に回転自在に軸支させてある。第4の従動
ギア23は、第5の従動ギア24に噛合させる。
第5の従動ギア24は、上記巻込み軸9の端部に
固設させてある。更に、印刷シリンダ2の一側の
シヤフトがスプライン軸6になつている。又、一
端にスプライン軸6を受け入れるスプラインナツ
ト7を有した第2のシヤフト25には第1の同期
用ギア26を固設する。該第1の同期用ギア26
には第2の同期用ギア27を噛合させる。第2の
同期用ギア27は、第2の電磁クラツチ28を介
して上記中間軸15と連結自在になつている。又
第2のシヤフト25に電磁ブレーキ29を介在さ
せる。上記第2のシヤフト25は、フレーム1と
電動脱着ボツクス10との間に支承させてある。
そして、上記構成の印版の電動脱着装置におい
て、まず印刷シリンダ2に印版を装着するには、
第2図に示す如く、従来方式と全く同様に、版部
30aを備えた印版30の一方の係止部30bを
印刷シリンダ2の係止溝31に係止させると共
に、印版30の他方の係止部30cを上記巻込み
軸9に有する係止溝9aに係止させる。次に、本
考案では、上記電磁ブレーキ29をオンにして、
第2のシヤフト25を介して印刷シリンダ2を回
転不能に固定し、かつ第1の電磁クラツチ14を
オンにすると共に、第2の電磁クラツチ28をオ
フにする。ここで、上記ブレーキモータ11を駆
動させれば、第1の原動ギア12、第2の原動ギ
ア13、及び第1の電磁クラツチ14を介して中
間軸15を回転させ、更に中間軸15から従動ギ
ア群16を介して上記巻込み軸9に回転力を伝達
して、該巻込み軸9を回転させる。巻込み軸9の
回転により印版30が緊張された時に、ブレーキ
モータ11の駆動を停止させると共に、第2の電
磁クラツチ28をオンにし、更に第1の電磁クラ
ツチ14及び電磁ブレーキ29をオフにして印刷
運転する。印刷運転中においては、印刷シリンダ
2の回転が第1の同期用ギア26、第2の同期用
ギア27、及び第2の電磁クラツチ28を経て、
更に中間軸15及び従動ギア群16を介して巻込
み軸9に伝達されるが、第1の同期用ギア26か
ら第5の従動ギア24に至るまでの間にギア比が
1:1に選定されていることから、印刷シリンダ
2に対する巻込み軸9が相対的に回転するといつ
たことがなく、印刷運転中においては、印刷シリ
ンダ2に対して巻込み軸9が固定された状態にあ
つて、印刷シリンダ2に張設された印版30が弛
むことなく、その緊張状態が保持される。次に、
印刷シリンダ2から印版30を脱離させるには、
印版30の装着時と同様に、電磁ブレーキ29及
び第1の電磁クラツチ14をオンにし、又第2の
電磁クラツチ28をオフにした後、ブレーキモー
タ11を印版30の装着時とは逆向きに回転させ
れば、第1の原動ギア12、第2の原動ギア1
3、第1の電磁クラツチ14、中間軸15、及び
従動ギア群16を介して巻込み軸9が逆転するの
で、印版30が印刷シリンダ2の周面から弛ん
で、容易に取り外しできるようになる。
本実施例は、駆動モータにブレーキモータ11
を使用し、印刷シリンダ2への印版30の張設
後、ブレーキモータ11の駆動を停止させた時、
印版30の張設による反力で、巻込み軸9が不用
意に回転して印版30の緊張が弛むといつたこと
を、上記ブレーキモータ11の駆動停止後の制動
力で防止するようにしたが、駆動モータへの通電
を停止する手前で、第2の電磁クラツチ28と電
磁ブレーキ29とをオンにする型式にすれば、印
版30の緊張状態を保持できるので、駆動モータ
として正逆転できる通常のモータの使用ができ
る。又、上記駆動ギア群3により印刷運転をして
いない時には、印刷シリンダ2が不用意に回転し
ない型式のものであれば、上記電磁ブレーキ30
を必らずしも設けねばならないといつたものでも
ない。
「考案の効果」 以上の如く、本考案に係る印版の電動脱着装置
によれば、同期用ギアから従動ギア群の出力端に
至るこの間のギアを1:1に選定したことから、
印刷運転中において、巻込み軸が印刷シリンダに
対し回転不能に固定され、このため印刷シリンダ
の周面に装着された印版の緊張状態が弛むことな
く保持され、又印版を取り外すべく印版の緊張状
態を解除する時においても、従来の如く作業員自
身の手でラチエツト爪による係止を解除するとい
つた手数を必要とせず、第1及び第2の電磁クラ
ツチの動作を制御するのみで自動的に行うことが
できるばかりか、駆動モータとして印版を緊張さ
せるのに見合う容量の専用のモータを使用でき、
このため駆動モータの回転数や加わる負荷の状態
等で印版の緊張状態を自由に調節するのに頗る好
適である。
【図面の簡単な説明】
図面は、本考案に係る印版の電動脱着装置の一
実施例を示し、第1図は電動脱着装置の構成図、
第2図は印刷シリンダへ印版を装着する時の状態
を示す説明図である。 2……印刷シリンダ、9……巻込み軸、10…
…電動脱着ボツクス、11……ブレーキモータ、
12……第1の原動ギア、13……第2の原動ギ
ア、14……第1の電磁クラツチ、15……中間
軸、16……従動ギア群、26……第1の同期用
ギア、27……第2の同期用ギア、28……第2
の電磁クラツチ、30……印版。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 印刷シリンダの周部に有しかつ印版が係止され
    て回転自在な巻込み軸に、従動ギア群及び第1の
    電磁クラツチを介して駆動モータを連結し、上記
    印刷シリンダのシヤフトには、同期用ギア及び第
    2の電磁クラツチを介して上記従動ギア群を連結
    し、かつ同期用ギアから従動ギア群の出力端に至
    るこの間のギア比を1:1に選定してなることを
    特徴とする印版の電動脱着装置。
JP13962787U 1987-09-12 1987-09-12 Expired JPH0439004Y2 (ja)

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JP13962787U JPH0439004Y2 (ja) 1987-09-12 1987-09-12

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JPS6444121U JPS6444121U (ja) 1989-03-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4694281B2 (ja) 2005-06-23 2011-06-08 レンゴー株式会社 版締め装置
JP5116019B2 (ja) * 2007-10-30 2013-01-09 ジェーピーイー株式会社 枚葉印刷機の版替装置

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JPS6444121U (ja) 1989-03-16

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