JPH0439473B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439473B2 JPH0439473B2 JP59015022A JP1502284A JPH0439473B2 JP H0439473 B2 JPH0439473 B2 JP H0439473B2 JP 59015022 A JP59015022 A JP 59015022A JP 1502284 A JP1502284 A JP 1502284A JP H0439473 B2 JPH0439473 B2 JP H0439473B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- general formula
- compound represented
- phosphorus
- epoxy compound
- formula
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
本発明は含りんエポキシ化合物に関し、更に詳
しくは一般式(1) [一般式(1)で、R1及びR2はハロゲン原子を、
R3は水素原子又はメチル基を、m及びnは0又
は1〜4の整数を示す。] で表わされる新規な含りんエポキシ化合物及びそ
の製造方法に関する。 一般式(1)で示される化合物は、その分子構造
上、特に
しくは一般式(1) [一般式(1)で、R1及びR2はハロゲン原子を、
R3は水素原子又はメチル基を、m及びnは0又
は1〜4の整数を示す。] で表わされる新規な含りんエポキシ化合物及びそ
の製造方法に関する。 一般式(1)で示される化合物は、その分子構造
上、特に
【式】結合、
【式】結合及びエ
ポキシ基を有するので特異な物理的、化学的特性
を発揮する。例えば有機物質、特に有機高分子物
質の安定化剤、難燃化剤として有効であり、又高
分子化合物構造単位としてホモポリマー及びコポ
リマーに使用される。又本発明の化合物のエポキ
シ基は
を発揮する。例えば有機物質、特に有機高分子物
質の安定化剤、難燃化剤として有効であり、又高
分子化合物構造単位としてホモポリマー及びコポ
リマーに使用される。又本発明の化合物のエポキ
シ基は
【式】構造及び
【式】構造に影響され
て極めて活性化され反応性に富むので各種処理剤
としての有用な用途が見込まれる。 又常温で液状であるので使用に際し取り扱いが
便利である。 さらにかかる構造を有する化合物の製造方法に
ついて検討を加えた結果、一般式(2)で表わされる
P−H結合を有する含りん化合物と、ビニル基を
含有するグルシジルエステル化合物とを反応せし
めると、P−H基はビニル基と極めて良好に選択
的にかつ定量的に付加反応を起し、エポキシ基と
は付加反応を起し難いことを知り、本発明を完成
した。 一般式(1)の化合物は、一般式(2) [一般式(2)で、R1及びR2はハロゲン原子を、
m及びnは0又は1〜4の整数を示す。] で表される含りん化合物と、一般式(3) [一般式(3)で、R3は水素原子又はメチル基を
示す。] で表わされるエポキシ化合物とを、実質的に当モ
ル比割合で、好ましくは不活性溶媒の存在下、加
熱反応させることにより得られる。反応温度は
100℃〜200℃、好ましくは120℃〜150℃で1〜5
時間、好ましくは2〜3時間、加圧又は常圧下で
行なわれる。 溶媒として反応終了後脱溶媒が容易なベンゼ
ン、トルエン、キシレン等が有利に使用される。 一般式(2)で示される含りん化合物としては、
9,10−ジヒドロ−1,3−ジクロロ−9−オキ
サ−10−ホスフアフエナントレン−10−オキサイ
ド、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスフ
アフエナントレン−10−オキサイド等が例示され
る。 一般式(3)で表わされるエポキシ化合物として
は、(2,3−エポキシプロピル)アクリレート
及び(2,3−エポキシプロピル)メタクリレー
トが例示される。 本発明方法においては、従来本発明方法と類似
の反応に使用される塩基性触媒その他の触媒及
び/又は重合禁止剤等の使用は不要で、通常の反
応条件で定量的に目的物が得られるので、高収
率、高品質で直接目的物が収得でき、設備的、操
作的、経済的等工業的に有利である。 次に本発明の実施例について説明する。 実施例 1 9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスフア
フエナントレン−10−オキサイド(HCAと略記)
21.6gとキシレン200mlとを4ツ口フラスコに仕
込み、窒素ガス雰囲気中攪拌下に140℃に保ちな
がら、これに(2,3−エポキシプロピル)メタ
クリレート(EPMと略記)14.2gを1時間で滴
下し、滴下終了後140℃に2時間保つた後、100℃
で減圧下キシレンを蒸発除去して淡黄色粘稠液体
35.8gを得た。 このものの分析測定値は次の通りで、この結果
から、得られたものは次の構造式で表わされる化
合物であることが確認された。 a 元素分析 C H P 測定値(%) 63.4 5.4 8.5 計算値(%) 63.7 5.3 8.4 (C19H19O5Pとして) b エポキシ当量 377(理論値358) c ガスクロマトグラフ分析(G.C) HCA及びEPMは検出されない。 d ゲル・パーミユエーシヨンクロマトグラフ分
析(G.P.C) 分子量360に相当するピークのみ検出。 e H−NMR分析 EPMのビニル基(δ5.60ppm,6.15ppm)が消
失し、一方エポキシ基に起因するメチン基
(δ3.2ppm)及びメチレン基(δ2.8ppm)が残
存している。 f IR HCAのP−H結合(2300〜2450cm-1)及び
EPMのC=C結合(1630cm-1)の吸収が消失
している。 g 示差熱分析(DTA) 320℃までの残存量90%以上 実施例 2 実施例1におけるEPMの代りに(2,3−エ
ポキシプロピル)アクリレート(EPAと略記)
12.8gを用いた以外は実施例1と同様に操作し
て、淡黄色粘稠液体34.4gを得た。 このものの分析測定値は次の通りで、この結果
から、得られたものは次の構造式で表わされる化
合物であることが確認された。 a 元素分析 C H P 測定値(%) 63.0 5.1 8.9 計算値(%) 62.8 4.9 9.0 (C18H17O5Pとして) b エポキシ当量 351(理論値344) c G.C HCA及びEPMは検出されない。 d G.P.C 分子量340に相当するピークのみ検出。 e H−NMR分析及びf)IR分析 実施例1の場合におけると同じ結果が得られ
た。 g DTA 320℃までの残存量90%以上。
としての有用な用途が見込まれる。 又常温で液状であるので使用に際し取り扱いが
便利である。 さらにかかる構造を有する化合物の製造方法に
ついて検討を加えた結果、一般式(2)で表わされる
P−H結合を有する含りん化合物と、ビニル基を
含有するグルシジルエステル化合物とを反応せし
めると、P−H基はビニル基と極めて良好に選択
的にかつ定量的に付加反応を起し、エポキシ基と
は付加反応を起し難いことを知り、本発明を完成
した。 一般式(1)の化合物は、一般式(2) [一般式(2)で、R1及びR2はハロゲン原子を、
m及びnは0又は1〜4の整数を示す。] で表される含りん化合物と、一般式(3) [一般式(3)で、R3は水素原子又はメチル基を
示す。] で表わされるエポキシ化合物とを、実質的に当モ
ル比割合で、好ましくは不活性溶媒の存在下、加
熱反応させることにより得られる。反応温度は
100℃〜200℃、好ましくは120℃〜150℃で1〜5
時間、好ましくは2〜3時間、加圧又は常圧下で
行なわれる。 溶媒として反応終了後脱溶媒が容易なベンゼ
ン、トルエン、キシレン等が有利に使用される。 一般式(2)で示される含りん化合物としては、
9,10−ジヒドロ−1,3−ジクロロ−9−オキ
サ−10−ホスフアフエナントレン−10−オキサイ
ド、9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスフ
アフエナントレン−10−オキサイド等が例示され
る。 一般式(3)で表わされるエポキシ化合物として
は、(2,3−エポキシプロピル)アクリレート
及び(2,3−エポキシプロピル)メタクリレー
トが例示される。 本発明方法においては、従来本発明方法と類似
の反応に使用される塩基性触媒その他の触媒及
び/又は重合禁止剤等の使用は不要で、通常の反
応条件で定量的に目的物が得られるので、高収
率、高品質で直接目的物が収得でき、設備的、操
作的、経済的等工業的に有利である。 次に本発明の実施例について説明する。 実施例 1 9,10−ジヒドロ−9−オキサ−10−ホスフア
フエナントレン−10−オキサイド(HCAと略記)
21.6gとキシレン200mlとを4ツ口フラスコに仕
込み、窒素ガス雰囲気中攪拌下に140℃に保ちな
がら、これに(2,3−エポキシプロピル)メタ
クリレート(EPMと略記)14.2gを1時間で滴
下し、滴下終了後140℃に2時間保つた後、100℃
で減圧下キシレンを蒸発除去して淡黄色粘稠液体
35.8gを得た。 このものの分析測定値は次の通りで、この結果
から、得られたものは次の構造式で表わされる化
合物であることが確認された。 a 元素分析 C H P 測定値(%) 63.4 5.4 8.5 計算値(%) 63.7 5.3 8.4 (C19H19O5Pとして) b エポキシ当量 377(理論値358) c ガスクロマトグラフ分析(G.C) HCA及びEPMは検出されない。 d ゲル・パーミユエーシヨンクロマトグラフ分
析(G.P.C) 分子量360に相当するピークのみ検出。 e H−NMR分析 EPMのビニル基(δ5.60ppm,6.15ppm)が消
失し、一方エポキシ基に起因するメチン基
(δ3.2ppm)及びメチレン基(δ2.8ppm)が残
存している。 f IR HCAのP−H結合(2300〜2450cm-1)及び
EPMのC=C結合(1630cm-1)の吸収が消失
している。 g 示差熱分析(DTA) 320℃までの残存量90%以上 実施例 2 実施例1におけるEPMの代りに(2,3−エ
ポキシプロピル)アクリレート(EPAと略記)
12.8gを用いた以外は実施例1と同様に操作し
て、淡黄色粘稠液体34.4gを得た。 このものの分析測定値は次の通りで、この結果
から、得られたものは次の構造式で表わされる化
合物であることが確認された。 a 元素分析 C H P 測定値(%) 63.0 5.1 8.9 計算値(%) 62.8 4.9 9.0 (C18H17O5Pとして) b エポキシ当量 351(理論値344) c G.C HCA及びEPMは検出されない。 d G.P.C 分子量340に相当するピークのみ検出。 e H−NMR分析及びf)IR分析 実施例1の場合におけると同じ結果が得られ
た。 g DTA 320℃までの残存量90%以上。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式(1) [一般式(1)で、R1及びR2はハロゲン原子を、
R3は水素原子又はメチル基を、m及びnは0又
は1〜4の整数を示す。] で表される含りんエポキシ化合物。 2 一般式(2) [一般式(2)で、R1及びR2はハロゲン原子を、
m及びnは0又は1〜4の整数を示す。] で表される含りん化合物と、一般式(3) [一般式(3)で、R3は水素原子又はハロゲン原
子を示す。] で表されるエポキシ化合物とを反応させることを
特徴とする、一般式(1) [一般式(1)で、R1,R2,R3,m及びnは一般
式(2)及び(3)におけると同じ意味を示す。] で表される含りんエポキシ化合物の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1502284A JPS60161993A (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | 含りんエポキシ化合物及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1502284A JPS60161993A (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | 含りんエポキシ化合物及びその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60161993A JPS60161993A (ja) | 1985-08-23 |
| JPH0439473B2 true JPH0439473B2 (ja) | 1992-06-29 |
Family
ID=11877216
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1502284A Granted JPS60161993A (ja) | 1984-02-01 | 1984-02-01 | 含りんエポキシ化合物及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60161993A (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19619095A1 (de) | 1996-05-06 | 1997-11-13 | Schill & Seilacher | Flammfeste Epoxidharze und Flammschutzmittel für Epoxidharze |
| JP4535214B2 (ja) * | 1999-10-08 | 2010-09-01 | 新日鐵化学株式会社 | 難燃性液状エポキシ樹脂組成物 |
| TW593526B (en) | 2001-09-20 | 2004-06-21 | Wangsuen Su Jen | Phosphorus group containing flame retardant hardener, advanced epoxy resins and cured epoxy resins thereof |
| JP2008222677A (ja) | 2007-03-15 | 2008-09-25 | Chisso Corp | 難燃剤、それを用いた重合体組成物 |
| JP2011241236A (ja) * | 2010-05-13 | 2011-12-01 | Fujifilm Corp | 樹脂組成物、射出成形用樹脂組成物、及び電気電子機器用筐体 |
| TW201439222A (zh) | 2013-01-22 | 2014-10-16 | Frx Polymers Inc | 含磷環氧化合物及源自其之組成物 |
| CN105440080A (zh) * | 2015-11-23 | 2016-03-30 | 兰州理工大学 | 一种含磷丙烯酸酯的制备方法 |
| CN106947059B (zh) * | 2017-04-18 | 2019-09-27 | 中国科学院宁波材料技术与工程研究所 | 香草醛基富含苯环的高耐热阻燃环氧树脂及其制法与应用 |
| CN119752129A (zh) * | 2024-12-31 | 2025-04-04 | 上海普利特复合材料股份有限公司 | 一种阻燃pbt/pc合金材料及其制备方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5221494A (en) * | 1976-08-19 | 1977-02-18 | Matsushita Electric Industrial Co Ltd | Steamar |
-
1984
- 1984-02-01 JP JP1502284A patent/JPS60161993A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60161993A (ja) | 1985-08-23 |
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