JPH0440183B2 - - Google Patents
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- JPH0440183B2 JPH0440183B2 JP59027637A JP2763784A JPH0440183B2 JP H0440183 B2 JPH0440183 B2 JP H0440183B2 JP 59027637 A JP59027637 A JP 59027637A JP 2763784 A JP2763784 A JP 2763784A JP H0440183 B2 JPH0440183 B2 JP H0440183B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- molded article
- sheet
- hard coat
- molded product
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/14—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles
- B29C45/14778—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor incorporating preformed parts or layers, e.g. injection moulding around inserts or for coating articles the article consisting of a material with particular properties, e.g. porous, brittle
- B29C45/14811—Multilayered articles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
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Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
技術分野
本発明は合成樹脂成形品、特に、所望の表面硬
度を有する合成樹脂成形品に関する。
度を有する合成樹脂成形品に関する。
従来技術
合成樹脂、例えば熱可塑性プラスチツク、の成
形品は、その加工の自由性のゆえに、構造物品、
家庭用品、機能部品などのあらゆる分野において
広く使用されている。しかも、このようなプラス
チツク成形品は、用途によつては他材料よりも遥
かに優れた耐久性を示す。しかしながら、プラス
チツク成形品を外装材、例えば各種メーターのカ
バー、レコードプレーヤーの上蓋、乾電池ライト
のレンズ、自動車用各種ランプのカバーもしくは
レンズ、各種ミラー等として使用すると砂塵やご
みにより表面に擦過傷を簡単に生じる。そのた
め、外装材としての成形品は外観上の美観を著し
く損ねる。各種メーターのカバー類においては、
目盛や指針の判読ができにくくなる。レンズにお
いては、光線の透過率が低下しレンズとしての機
能を失う。このような問題が従来のプラスチツク
成形品において指摘され、しかも不可避なことと
されている。このような問題を解決することがで
きたならば、プラスチツク製品の耐久寿命を大幅
に延長させることができ、プラスチツク製品の付
加価値の向上、用途の拡大など多大な利点が生ず
る。
形品は、その加工の自由性のゆえに、構造物品、
家庭用品、機能部品などのあらゆる分野において
広く使用されている。しかも、このようなプラス
チツク成形品は、用途によつては他材料よりも遥
かに優れた耐久性を示す。しかしながら、プラス
チツク成形品を外装材、例えば各種メーターのカ
バー、レコードプレーヤーの上蓋、乾電池ライト
のレンズ、自動車用各種ランプのカバーもしくは
レンズ、各種ミラー等として使用すると砂塵やご
みにより表面に擦過傷を簡単に生じる。そのた
め、外装材としての成形品は外観上の美観を著し
く損ねる。各種メーターのカバー類においては、
目盛や指針の判読ができにくくなる。レンズにお
いては、光線の透過率が低下しレンズとしての機
能を失う。このような問題が従来のプラスチツク
成形品において指摘され、しかも不可避なことと
されている。このような問題を解決することがで
きたならば、プラスチツク製品の耐久寿命を大幅
に延長させることができ、プラスチツク製品の付
加価値の向上、用途の拡大など多大な利点が生ず
る。
プラスチツク製品の耐擦過傷性を改善する1つ
の方法として、プラスチツク成形品の表面を他の
硬質材料(ハードコーテイング剤)でコーテイン
グしその表面硬度を向上させることが行われてい
る。すでに知られているハードコーテイング剤と
しては、例えば、エポキシ樹脂系、アクリル樹脂
系、アミノ樹脂系、ポリシロキサン系、等のハー
ドコート剤があり、その一部はすでに実用化され
ている。これらハードコート剤組成物は、実際に
は、適当な溶剤に溶解されそして射出成形品にス
プレー塗装または浸漬塗装などの手段によつて数
ミクロンから数十ミクロンの膜厚のハードコート
膜として塗装される。このハードコート膜は、次
いで、加熱または紫外線照射等の手段により硬化
される。このように、プラスチツク成形品の表面
硬化は二段加工法により行われる。この二段加工
法は目的とする製品の表面硬度を向上させるけれ
ども、工業生産という観点からは以下の理由から
問題があまりにも多く好ましいものではない。す
なわち、 (1) 不良製品の頻出 1.1 射出成形品には必ず分子配向や残留応力が
ある。成形品に塗装されたハードコート膜を硬
化させるための熱処理を行うと、この分子配向
や残留応力が原因でその成形品には必ずそりや
ねじれなどの寸法変化をきたす。その結果、ク
ラツクやレージングを発生し製品不良となる。
たとえ外観上はクラツクやクレージングが認め
られなくても、成形品に少しの衝撃でも加わる
とただちにクラツクが入りときには割れてしま
う。
の方法として、プラスチツク成形品の表面を他の
硬質材料(ハードコーテイング剤)でコーテイン
グしその表面硬度を向上させることが行われてい
る。すでに知られているハードコーテイング剤と
しては、例えば、エポキシ樹脂系、アクリル樹脂
系、アミノ樹脂系、ポリシロキサン系、等のハー
ドコート剤があり、その一部はすでに実用化され
ている。これらハードコート剤組成物は、実際に
は、適当な溶剤に溶解されそして射出成形品にス
プレー塗装または浸漬塗装などの手段によつて数
ミクロンから数十ミクロンの膜厚のハードコート
膜として塗装される。このハードコート膜は、次
いで、加熱または紫外線照射等の手段により硬化
される。このように、プラスチツク成形品の表面
硬化は二段加工法により行われる。この二段加工
法は目的とする製品の表面硬度を向上させるけれ
ども、工業生産という観点からは以下の理由から
問題があまりにも多く好ましいものではない。す
なわち、 (1) 不良製品の頻出 1.1 射出成形品には必ず分子配向や残留応力が
ある。成形品に塗装されたハードコート膜を硬
化させるための熱処理を行うと、この分子配向
や残留応力が原因でその成形品には必ずそりや
ねじれなどの寸法変化をきたす。その結果、ク
ラツクやレージングを発生し製品不良となる。
たとえ外観上はクラツクやクレージングが認め
られなくても、成形品に少しの衝撃でも加わる
とただちにクラツクが入りときには割れてしま
う。
1.2 熱処理による硬化を行うと、同様に、成形
品の寸法変化をきたし、その成形品を所定の相
手にはめ合わせることができなくなり、結局、
不良製品として処理される。これは射出成形品
に不可避的に生じる分子配向や残留応力に起因
する。これを取り除くために成形品にアニーリ
ング処理が施されるが、この処理は操作がむづ
かしくかつ工程を繁雑にするわりには効果が少
ない。
品の寸法変化をきたし、その成形品を所定の相
手にはめ合わせることができなくなり、結局、
不良製品として処理される。これは射出成形品
に不可避的に生じる分子配向や残留応力に起因
する。これを取り除くために成形品にアニーリ
ング処理が施されるが、この処理は操作がむづ
かしくかつ工程を繁雑にするわりには効果が少
ない。
1.3 プラスチツク材料は帯電性が大きいため、
二段加工工程ではゴミなどの静電付着による汚
染を完全に避けることができない。したがつ
て、成形品へのハードコート剤の塗装が不完全
となり、表面硬化の目的は達成され得ない。事
実、これが主たる原因で二段加工法による工業
生産において発生する不良率は10〜数十%と言
われている。
二段加工工程ではゴミなどの静電付着による汚
染を完全に避けることができない。したがつ
て、成形品へのハードコート剤の塗装が不完全
となり、表面硬化の目的は達成され得ない。事
実、これが主たる原因で二段加工法による工業
生産において発生する不良率は10〜数十%と言
われている。
(2) 表面硬度の不均一性
2.1 スプレー塗装や浸漬塗装などのコーテイン
グ手段ではハードコート膜厚を均一に形成する
ことができない。その結果、製品の表面硬度に
むらが生ずる。成形品表面に凹凸があると塗膜
厚さにむらが生じ、その結果著しく外観をそこ
ねる。
グ手段ではハードコート膜厚を均一に形成する
ことができない。その結果、製品の表面硬度に
むらが生ずる。成形品表面に凹凸があると塗膜
厚さにむらが生じ、その結果著しく外観をそこ
ねる。
(3) 塗装技術の煩雑性
3.1 製品の外面のみに浸漬塗装をする場合、非
塗装部分にマスキングをしなければならない。
非塗装部分が複雑な形状構造を有するときに
は、その形状構造に合わせて複雑な形状構造の
マスキングをしなければならない。
塗装部分にマスキングをしなければならない。
非塗装部分が複雑な形状構造を有するときに
は、その形状構造に合わせて複雑な形状構造の
マスキングをしなければならない。
(4) 高コスト
4.1 成形品の搬送に多大な経費を必要とする。
4.2 プラスチツクの成形場所とハードコート剤
の塗装場所が離れている場合には、ほこりなど
による成形品の傷や汚れを未然に防ぐために、
大きな労力と費用を必要とする。
の塗装場所が離れている場合には、ほこりなど
による成形品の傷や汚れを未然に防ぐために、
大きな労力と費用を必要とする。
4.3 塗装設備が高価である。
4.4 プラスチツク材料の帯電性に起因するゴミ
などの付着を防止し表面硬化の目的を達成させ
るためには、静電付着による汚染を回避するべ
く空気の浄化もしくは真空空間の設定という大
がかりな設備を必要とする。
などの付着を防止し表面硬化の目的を達成させ
るためには、静電付着による汚染を回避するべ
く空気の浄化もしくは真空空間の設定という大
がかりな設備を必要とする。
以上のような問題が従来からプラスチツク製品
等の合成樹脂製品の表面硬化処理の致命的な障害
となつており、これが各種製品の表面硬化をいま
だ広く工業的になし得ない理由でもある。
等の合成樹脂製品の表面硬化処理の致命的な障害
となつており、これが各種製品の表面硬化をいま
だ広く工業的になし得ない理由でもある。
発明の目的
本発明は、上記諸問題を解決するものであり、
その目的とするところは、均一な表面硬度を有す
る耐衝撃性に優れた合成樹脂射出成形品を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、平易な技術
により所望の表面硬度を有する合成樹脂成形品を
提供することにある。本発明のさらに他の目的
は、不良率がほぼゼロの状態で得られる所望の表
面硬度を有する成形品を提供することにある。本
発明のさらに他の目的は、所望の表面硬度を有す
る著しく安価な成形品を提供することにある。本
発明のさらに他目的は、紫外線吸収剤、着色剤な
どの添加剤を成形材料に添加することなくあたか
も添加したと同様の効果を奏する所望の表面硬度
の成形品を提供することにある。
その目的とするところは、均一な表面硬度を有す
る耐衝撃性に優れた合成樹脂射出成形品を提供す
ることにある。本発明の他の目的は、平易な技術
により所望の表面硬度を有する合成樹脂成形品を
提供することにある。本発明のさらに他の目的
は、不良率がほぼゼロの状態で得られる所望の表
面硬度を有する成形品を提供することにある。本
発明のさらに他の目的は、所望の表面硬度を有す
る著しく安価な成形品を提供することにある。本
発明のさらに他目的は、紫外線吸収剤、着色剤な
どの添加剤を成形材料に添加することなくあたか
も添加したと同様の効果を奏する所望の表面硬度
の成形品を提供することにある。
発明の要旨
本発明の合成樹脂成形品は、射出成形による合
成樹脂成形品であつて、該成形品はその表面に実
質的にマルチレイヤーを有し、該マルチレイヤー
は、順次、該成形品の外面に位置しハードコート
剤を塗布硬化して得られるハードコート層と該ハ
ードコート層の下に位置するアンダーコート層と
該アンダーコート層の下に位置し該成形品の樹脂
材に一体的に固着する押出成形などによるシヨツ
ク・アブソーバーとしての熱可塑性プラスチツク
ベースフイルムもしくはシートとで少なくともな
り、そのことにより上記目的が達成される。以下
に本発明を説明する。
成樹脂成形品であつて、該成形品はその表面に実
質的にマルチレイヤーを有し、該マルチレイヤー
は、順次、該成形品の外面に位置しハードコート
剤を塗布硬化して得られるハードコート層と該ハ
ードコート層の下に位置するアンダーコート層と
該アンダーコート層の下に位置し該成形品の樹脂
材に一体的に固着する押出成形などによるシヨツ
ク・アブソーバーとしての熱可塑性プラスチツク
ベースフイルムもしくはシートとで少なくともな
り、そのことにより上記目的が達成される。以下
に本発明を説明する。
まず最初に、分子配向あるいは残留応力のでき
るだけ少ない熱可塑性プラスチツクフイルムもし
くはシートがベースフイルムもしくはシートとし
て用意される。このフイルムもしくはシートは、
公知の押出成形法等により所定厚に成形される。
次いで、このフイルムもしくはシートに水洗ある
いは清浄化等の表面処理が施されそしてその片面
例えば表面もしくは裏面をプリコート液でプリコ
ート処理される。このプリコート処理面に有機ま
たは無機系のハードコート剤が所定厚に塗布され
る(フイルムとハードコート剤との組合せによつ
てはこのプリコート処理は省略されることもあ
る)。次いで、この塗布ハードコート剤は紫外線
あるいは赤外線炉で充分に硬化処理される。硬化
処理されたプラスチツクフイルムもしくはシート
は、例えば、ロール巻きして保存される。この熱
可塑性プラスチツクフイルムもしくはシートは、
例えばポリメチルメタアクリレート、MMA−ス
チレンブタジエン共重合樹脂、ポリカーボネー
ト、ポリメチルペンテン、飽和ポリエステルフイ
ルム、ポリスチレンフイルムなどで形成される。
このフイルムもしくはシートの厚さは、最終的に
得られる合成樹脂成形品の用途に応じて要求され
る表面硬度の程度や使用されるハードコー剤の種
類により任意に選択され得る。その範囲は例えば
約20ミクロン〜約2000ミクロンの範囲で選択され
るが、望ましくは約50ミクロン〜約500ミクロン
である。上記ハードコート剤としては、公知の例
えば、エポキシ樹脂系、アクリル樹脂系、アミノ
樹脂系、ポリシロキサン系、等のハードコート剤
が使用される。上記ハードコート剤塗布工程に先
だつフイルムもしくはシートはシートのプリコー
ト処理は、このフイルムもしくはシートがポリカ
ーボネートで作られているときには、例えばγ−
アミノプロピールメトキシシラン、アルコールお
よび水を含有するプリコート液や熱硬化型アクリ
ル変性樹脂溶液のプリコート液を用いて行われ
る。
るだけ少ない熱可塑性プラスチツクフイルムもし
くはシートがベースフイルムもしくはシートとし
て用意される。このフイルムもしくはシートは、
公知の押出成形法等により所定厚に成形される。
次いで、このフイルムもしくはシートに水洗ある
いは清浄化等の表面処理が施されそしてその片面
例えば表面もしくは裏面をプリコート液でプリコ
ート処理される。このプリコート処理面に有機ま
たは無機系のハードコート剤が所定厚に塗布され
る(フイルムとハードコート剤との組合せによつ
てはこのプリコート処理は省略されることもあ
る)。次いで、この塗布ハードコート剤は紫外線
あるいは赤外線炉で充分に硬化処理される。硬化
処理されたプラスチツクフイルムもしくはシート
は、例えば、ロール巻きして保存される。この熱
可塑性プラスチツクフイルムもしくはシートは、
例えばポリメチルメタアクリレート、MMA−ス
チレンブタジエン共重合樹脂、ポリカーボネー
ト、ポリメチルペンテン、飽和ポリエステルフイ
ルム、ポリスチレンフイルムなどで形成される。
このフイルムもしくはシートの厚さは、最終的に
得られる合成樹脂成形品の用途に応じて要求され
る表面硬度の程度や使用されるハードコー剤の種
類により任意に選択され得る。その範囲は例えば
約20ミクロン〜約2000ミクロンの範囲で選択され
るが、望ましくは約50ミクロン〜約500ミクロン
である。上記ハードコート剤としては、公知の例
えば、エポキシ樹脂系、アクリル樹脂系、アミノ
樹脂系、ポリシロキサン系、等のハードコート剤
が使用される。上記ハードコート剤塗布工程に先
だつフイルムもしくはシートはシートのプリコー
ト処理は、このフイルムもしくはシートがポリカ
ーボネートで作られているときには、例えばγ−
アミノプロピールメトキシシラン、アルコールお
よび水を含有するプリコート液や熱硬化型アクリ
ル変性樹脂溶液のプリコート液を用いて行われ
る。
上記ハードコート膜形成プラスチツクフイルム
もしくはシートは、必要に応じて、射出成形工場
へ搬入される。ここで「ハードコート膜」とは、
エポキシ樹脂系、アクリル樹脂系、アミノ樹脂
系、ポリシロキサン系およびこれらのモノマーの
共重合体のうちの少なくとも一種からなる硬化、
架橋型の樹脂ハードコート剤をプラスチツクフイ
ルムもしくはシートの表面に塗布しこれを硬化さ
せて得られる耐擦過傷性に優れた表面皮膜をい
う。搬入された上記ハードコート膜形成プラスチ
ツクフイルムもしくはシートは、所望合成樹脂成
形品の外面形状片に打ちぬかれる。この打ちぬき
片は、公知の打ちぬき装置により得られうる。次
いで、所望の成形品を成形するための射出成形機
に取付けられた第1図に示すような金型1の移動
側金型2を開き、キヤビテイ部3に上記打ちぬき
片4を装着する。この打ちぬき片4は、そのハー
ドコート膜形成面41が最終製品としての合成樹
脂成形品の最外面に位置するように、成形品外面
となるキヤビテイ表面31上に配置される。配置
された打ちぬき片4は、適当な方法により所定キ
ヤビテイ面上に保持されつつ移動側金型2が閉じ
られる。次いで、この打ちぬき片4のハードコー
ト膜形成面41が最終成形品の外面となりハード
コート膜非形成面42が内面となるように、この
キヤビテイ部3へ溶融樹脂5が射出成形機ノズル
などの射出成形手段6から高圧射出される。この
溶融樹脂5は、望ましくは、前記プラスチツクフ
イルムもしくはシートと同種もしくは同系統の熱
可塑性プラスチツクである。高圧射出された溶融
樹脂5はスプルー10を通つてキヤビテイ部3に
浸入する。キヤビテイ部3に入つた溶融樹脂5
は、第2図にも示すように、キヤビテイ面に直接
もしくは打ちぬき片4を介してキヤビテイ面に間
接的に接触するや否や冷やされ瞬時に固化層5
1,51を形成する。固化層51,51はキヤビ
テイ面にはりつき決してすべらない。冷却されて
いない流動層50は、すでに形成された固化層5
1,51の内側を射出圧により既成の固化層より
さらに前方へ流動していく。前方へ流動した流動
層500、すなわち溶融樹脂、も同様にキヤビテ
イ面に直接もしくは打ちぬき片4を介してキヤビ
テイ面に間接的に接触するや否や冷やされ固化層
を新たに形成していく。キヤビテイ部3へ注入さ
れた溶融樹脂5は、このようにして、キヤビテイ
面もしくは打ちぬき片との接触面に固化層51,
51を、あたかも廊下にじゆうたんを敷きつつ前
進するかのような態様でキヤビテイ部3に浸入し
ていく。その結果、打ちぬき片4のプラスチツク
フイルムもしくはシートは、キヤビテイ部3内で
溶融樹脂により当初の装着位置から寸分たりとも
決してずれることなくキヤビテイ面に沿つて瞬時
に賦形される。他方、プラスチツクフイルムもし
くはシートの打ちぬき片4のハードコート膜非形
成面42は、その界面42が溶融樹脂50の熱に
より溶融される。溶融樹脂50とプラスチツクフ
イルムもしくはシート打ちぬき片4の膜非形成面
42とは、同種もしくは同系統の樹脂であるた
め、両者はその界面42を介して相溶する。それ
ゆえ、この打ちぬき片フイルムもしくはシートと
溶融樹脂とが界面42において完全に一体化す
る。打ちぬき片フイルム4上のハードコート膜
は、硬質で脆いにもかかわらず、金型1内におい
て高射出圧に耐え何ら損傷を受けない。ハードコ
ート膜を担持している打ちぬき片フイルム4がシ
ヨツク・アブソーバーとして機能するためであ
る。
もしくはシートは、必要に応じて、射出成形工場
へ搬入される。ここで「ハードコート膜」とは、
エポキシ樹脂系、アクリル樹脂系、アミノ樹脂
系、ポリシロキサン系およびこれらのモノマーの
共重合体のうちの少なくとも一種からなる硬化、
架橋型の樹脂ハードコート剤をプラスチツクフイ
ルムもしくはシートの表面に塗布しこれを硬化さ
せて得られる耐擦過傷性に優れた表面皮膜をい
う。搬入された上記ハードコート膜形成プラスチ
ツクフイルムもしくはシートは、所望合成樹脂成
形品の外面形状片に打ちぬかれる。この打ちぬき
片は、公知の打ちぬき装置により得られうる。次
いで、所望の成形品を成形するための射出成形機
に取付けられた第1図に示すような金型1の移動
側金型2を開き、キヤビテイ部3に上記打ちぬき
片4を装着する。この打ちぬき片4は、そのハー
ドコート膜形成面41が最終製品としての合成樹
脂成形品の最外面に位置するように、成形品外面
となるキヤビテイ表面31上に配置される。配置
された打ちぬき片4は、適当な方法により所定キ
ヤビテイ面上に保持されつつ移動側金型2が閉じ
られる。次いで、この打ちぬき片4のハードコー
ト膜形成面41が最終成形品の外面となりハード
コート膜非形成面42が内面となるように、この
キヤビテイ部3へ溶融樹脂5が射出成形機ノズル
などの射出成形手段6から高圧射出される。この
溶融樹脂5は、望ましくは、前記プラスチツクフ
イルムもしくはシートと同種もしくは同系統の熱
可塑性プラスチツクである。高圧射出された溶融
樹脂5はスプルー10を通つてキヤビテイ部3に
浸入する。キヤビテイ部3に入つた溶融樹脂5
は、第2図にも示すように、キヤビテイ面に直接
もしくは打ちぬき片4を介してキヤビテイ面に間
接的に接触するや否や冷やされ瞬時に固化層5
1,51を形成する。固化層51,51はキヤビ
テイ面にはりつき決してすべらない。冷却されて
いない流動層50は、すでに形成された固化層5
1,51の内側を射出圧により既成の固化層より
さらに前方へ流動していく。前方へ流動した流動
層500、すなわち溶融樹脂、も同様にキヤビテ
イ面に直接もしくは打ちぬき片4を介してキヤビ
テイ面に間接的に接触するや否や冷やされ固化層
を新たに形成していく。キヤビテイ部3へ注入さ
れた溶融樹脂5は、このようにして、キヤビテイ
面もしくは打ちぬき片との接触面に固化層51,
51を、あたかも廊下にじゆうたんを敷きつつ前
進するかのような態様でキヤビテイ部3に浸入し
ていく。その結果、打ちぬき片4のプラスチツク
フイルムもしくはシートは、キヤビテイ部3内で
溶融樹脂により当初の装着位置から寸分たりとも
決してずれることなくキヤビテイ面に沿つて瞬時
に賦形される。他方、プラスチツクフイルムもし
くはシートの打ちぬき片4のハードコート膜非形
成面42は、その界面42が溶融樹脂50の熱に
より溶融される。溶融樹脂50とプラスチツクフ
イルムもしくはシート打ちぬき片4の膜非形成面
42とは、同種もしくは同系統の樹脂であるた
め、両者はその界面42を介して相溶する。それ
ゆえ、この打ちぬき片フイルムもしくはシートと
溶融樹脂とが界面42において完全に一体化す
る。打ちぬき片フイルム4上のハードコート膜
は、硬質で脆いにもかかわらず、金型1内におい
て高射出圧に耐え何ら損傷を受けない。ハードコ
ート膜を担持している打ちぬき片フイルム4がシ
ヨツク・アブソーバーとして機能するためであ
る。
次いで、冷却を待つて合成樹脂成形品が金型1
から取出される。その成形品は所望部分が完全に
ハードコート膜によりカバーされた製品である。
この製品はそれ以後何の後工程をも必要とされな
い。上記プラスチツクフイルムもしくはシートの
打ちぬき片が、最終成形品の最外面と最内面との
両面に位置するようにこの打ちぬき片を金型キヤ
ビテイ部に配置することもできる。この場合には
最終成形品の外面と内面との両面がハードコート
膜でカバーされることとなる。なお、成形品を成
形する成形装置としては、公知の射出成形機と金
型とが準備されるだけでよく、何ら特殊な付帯設
備や特殊な金型構造は必要とされない。
から取出される。その成形品は所望部分が完全に
ハードコート膜によりカバーされた製品である。
この製品はそれ以後何の後工程をも必要とされな
い。上記プラスチツクフイルムもしくはシートの
打ちぬき片が、最終成形品の最外面と最内面との
両面に位置するようにこの打ちぬき片を金型キヤ
ビテイ部に配置することもできる。この場合には
最終成形品の外面と内面との両面がハードコート
膜でカバーされることとなる。なお、成形品を成
形する成形装置としては、公知の射出成形機と金
型とが準備されるだけでよく、何ら特殊な付帯設
備や特殊な金型構造は必要とされない。
また、溶融樹脂とプラスチツクフイルムもしく
はシートとが互いに近縁の樹脂である場合には、
前述のようにフイルムもしくはシートの界面42
が溶融樹脂の熱により溶融されフイルムもしくは
シートと溶融樹脂とが相溶して完全に一体化す
る。フイルムもしくはシートと溶融樹脂とが異種
もしくは異系統の樹脂である場合にはフイルムも
しくはシートのハードコート膜非形成面に接着剤
例えばポリビニールブチラールを主成分とするエ
ラストマー接着剤やアクリル酸−ブタジエン−ア
クリロニトリル系の共重合体等のエラストマー型
接着剤をあらかじめ塗布しておくことにより、こ
のベースフイルムもしくはシートと溶融樹脂とを
一体化させることができる。このベースフイルム
もしくはシートは高分子であり残留応力や分子配
向が少ないので、得られる成形品の外力に対して
もシヨツク・アブソーバーとして機能しうる。そ
のため、成形品の耐衝撃性が著しく向上する。ま
た、フイルムもしくはシートにあらかじめ着色剤
もしくは紫外線吸収剤などの添加剤を混入させて
おくことにより、溶融樹脂材料にこのような添加
剤を混入させることなくプラスチツク成形品に所
望色の着色性能をもたせたり紫外線吸収性能をも
たせることができる。また、フイルムもしくはシ
ートのハードコート膜面とは反対側の面にあらか
じめ所望の文字または符号を印刷しておくと、こ
の文字または符号は成形品の外面に位置しないた
め永久に消えることがない。
はシートとが互いに近縁の樹脂である場合には、
前述のようにフイルムもしくはシートの界面42
が溶融樹脂の熱により溶融されフイルムもしくは
シートと溶融樹脂とが相溶して完全に一体化す
る。フイルムもしくはシートと溶融樹脂とが異種
もしくは異系統の樹脂である場合にはフイルムも
しくはシートのハードコート膜非形成面に接着剤
例えばポリビニールブチラールを主成分とするエ
ラストマー接着剤やアクリル酸−ブタジエン−ア
クリロニトリル系の共重合体等のエラストマー型
接着剤をあらかじめ塗布しておくことにより、こ
のベースフイルムもしくはシートと溶融樹脂とを
一体化させることができる。このベースフイルム
もしくはシートは高分子であり残留応力や分子配
向が少ないので、得られる成形品の外力に対して
もシヨツク・アブソーバーとして機能しうる。そ
のため、成形品の耐衝撃性が著しく向上する。ま
た、フイルムもしくはシートにあらかじめ着色剤
もしくは紫外線吸収剤などの添加剤を混入させて
おくことにより、溶融樹脂材料にこのような添加
剤を混入させることなくプラスチツク成形品に所
望色の着色性能をもたせたり紫外線吸収性能をも
たせることができる。また、フイルムもしくはシ
ートのハードコート膜面とは反対側の面にあらか
じめ所望の文字または符号を印刷しておくと、こ
の文字または符号は成形品の外面に位置しないた
め永久に消えることがない。
実施例
以下に発明の1実施例を示す。
実施例1 (ハードコート膜の形成された熱可塑
性プラスチツクフイルムもしくはシートの製造
方法) 第3図に示すように、押出成形により所定の均
一厚(100ミクロン)に成形されたポリカーボネ
ートフイルム100は洗浄層101にて洗浄され
る。この洗浄層101では、フイルムの洗浄化あ
るいは活性化処理が行われる。例えば本実施例で
は槽101を区画もしくは増設してクロム酸硫酸
処理、水洗、という公知のフイルム表面処理が行
われる。このフイルム100は、次いで、乾燥機
102で乾燥される。フイルム100は、次い
で、アンダーコート用ロールコータ103によ
り、アンダーコート剤プライマー(例えば特許公
開公報50−116600に関示されたメチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、α−メタクリルオキシ
プロピルトリエトキシシラン及びBPOにより調
整されたものやアクリル系前処理剤等)104が
塗布される。このアンダーコート剤塗布フイルム
は乾燥機105によりすばやく乾燥がなされ、次
いで、ハードコート用ロールコータ106でハー
ドコート剤107がフイルム片面に約2〜10ミク
ロンの厚さになるよう塗布された。ハードコート
剤はアンダーコート剤によりベースフイルムに密
着する。このハードコート剤107としては、上
記特許公開公報に開示されたメチルトリメトキシ
シラン、テトラエトキシシラン及び分子両末端が
ジメチルポリシロキサンの混合物に酸を加えた部
分加水分解物が使用された。次いで、乾燥機10
8において約130℃で1時間熱処理され所望のハ
ードコート膜形成フイルム109を得た。このフ
イルム109は、結局、少なくともハードコート
層とアンダーコート層とベースフイルムとでなる
マルチレイヤーを構成する。このハードコート膜
形成フイルム109は巻きとりロール110に順
次巻きとられた。このハードコート膜形成フイル
ム109はフイルム100へのハードコート剤1
07の塗布工程がこのように連続的に行われたの
で、そのフイルム109にはむらのない所望の均
一厚のハードコート膜が形成されていた。
性プラスチツクフイルムもしくはシートの製造
方法) 第3図に示すように、押出成形により所定の均
一厚(100ミクロン)に成形されたポリカーボネ
ートフイルム100は洗浄層101にて洗浄され
る。この洗浄層101では、フイルムの洗浄化あ
るいは活性化処理が行われる。例えば本実施例で
は槽101を区画もしくは増設してクロム酸硫酸
処理、水洗、という公知のフイルム表面処理が行
われる。このフイルム100は、次いで、乾燥機
102で乾燥される。フイルム100は、次い
で、アンダーコート用ロールコータ103によ
り、アンダーコート剤プライマー(例えば特許公
開公報50−116600に関示されたメチルアクリレー
ト、エチルアクリレート、α−メタクリルオキシ
プロピルトリエトキシシラン及びBPOにより調
整されたものやアクリル系前処理剤等)104が
塗布される。このアンダーコート剤塗布フイルム
は乾燥機105によりすばやく乾燥がなされ、次
いで、ハードコート用ロールコータ106でハー
ドコート剤107がフイルム片面に約2〜10ミク
ロンの厚さになるよう塗布された。ハードコート
剤はアンダーコート剤によりベースフイルムに密
着する。このハードコート剤107としては、上
記特許公開公報に開示されたメチルトリメトキシ
シラン、テトラエトキシシラン及び分子両末端が
ジメチルポリシロキサンの混合物に酸を加えた部
分加水分解物が使用された。次いで、乾燥機10
8において約130℃で1時間熱処理され所望のハ
ードコート膜形成フイルム109を得た。このフ
イルム109は、結局、少なくともハードコート
層とアンダーコート層とベースフイルムとでなる
マルチレイヤーを構成する。このハードコート膜
形成フイルム109は巻きとりロール110に順
次巻きとられた。このハードコート膜形成フイル
ム109はフイルム100へのハードコート剤1
07の塗布工程がこのように連続的に行われたの
で、そのフイルム109にはむらのない所望の均
一厚のハードコート膜が形成されていた。
なお、上記乾燥108はハードコート剤の種類
に応じて機種が選定された。例えば紫外線硬化型
ハードコート剤には紫外線炉を、シラン系ハード
コート剤には熱風炉、赤外線炉もしくは遠赤外線
炉が用いられた。
に応じて機種が選定された。例えば紫外線硬化型
ハードコート剤には紫外線炉を、シラン系ハード
コート剤には熱風炉、赤外線炉もしくは遠赤外線
炉が用いられた。
実施例 2 (所望の表面硬度を有するプラスチ
ツク成形品の製造方法) 上記実施例1により得られたハードコート膜形
成フイルムを直径50mmの円形に切りぬき射出成形
型(直径50mmのレンズ成形型)のキヤビテイ部に
ハードコート膜形成面が外面となるよう装着され
た。次いで、一般的な成形条件下でポリカーボネ
ートの溶融樹脂材料を射出成形機を用いて上記キ
ヤビテイ部へ高圧で打ちこみ冷却を待つて成形品
を取出した。得られた成形品は、ハードコート膜
形成フイルムと成形樹脂材料部が完全に一体化し
境界線は識別され得なかつた。また、プラスチツ
ク成形品最外面のハードコート膜層は外観の良好
なしかも完全な表面状態を維持したものであつ
た。その成形品は表面を金属たわしでこすつても
何らの損傷も受けない耐擦過傷性の優れたもので
あつた。この成形品の生産に要した費用は従来技
術による同様製品の原価コストの約半分に相当す
るものであつた。
ツク成形品の製造方法) 上記実施例1により得られたハードコート膜形
成フイルムを直径50mmの円形に切りぬき射出成形
型(直径50mmのレンズ成形型)のキヤビテイ部に
ハードコート膜形成面が外面となるよう装着され
た。次いで、一般的な成形条件下でポリカーボネ
ートの溶融樹脂材料を射出成形機を用いて上記キ
ヤビテイ部へ高圧で打ちこみ冷却を待つて成形品
を取出した。得られた成形品は、ハードコート膜
形成フイルムと成形樹脂材料部が完全に一体化し
境界線は識別され得なかつた。また、プラスチツ
ク成形品最外面のハードコート膜層は外観の良好
なしかも完全な表面状態を維持したものであつ
た。その成形品は表面を金属たわしでこすつても
何らの損傷も受けない耐擦過傷性の優れたもので
あつた。この成形品の生産に要した費用は従来技
術による同様製品の原価コストの約半分に相当す
るものであつた。
実施例 3
実施例2と全く同じ成形において、(第1図に
示される)金型1の移動側金型2および固定側金
型7の両方にまたがつて位置するキヤビテイ部3
の表面にハードコート膜形成フイルムをハードコ
ート膜形成面が成形品の外面となるように装着し
た。2枚のフイルム間に溶融材料が高圧射出され
た。冷却を待つて成形品が取出された。そのレン
ズ成形品は、両面にハードコート膜層を有し耐擦
過傷性の優れた完全な表面硬化レンズであつた。
示される)金型1の移動側金型2および固定側金
型7の両方にまたがつて位置するキヤビテイ部3
の表面にハードコート膜形成フイルムをハードコ
ート膜形成面が成形品の外面となるように装着し
た。2枚のフイルム間に溶融材料が高圧射出され
た。冷却を待つて成形品が取出された。そのレン
ズ成形品は、両面にハードコート膜層を有し耐擦
過傷性の優れた完全な表面硬化レンズであつた。
実施例 4
200ミクロン厚のポリメチルメタアクリレート
フイルムが第3図に示される前記装置を用いて洗
浄槽101で水洗され、水洗後特許公開公報54−
129099に開示されたハードコート剤(γ−グリシ
ドオキシプロピールトリメトキシシラン15:N−
3−アミノエチル−γ−アミノプロピールトリメ
トキシシラン30:ポリエチルグリコールジグリシ
ジルエーテル10:過塩素酸0.03:水10:ジオキサ
ン50の反応物)がその片面に塗布された。110℃
1時間の熱処理によりその塗布ハードコート膜を
硬化させた。このハードコート膜形成フイルム
は、上記実施例2の射出成形装置の金型キヤビテ
イ部の片面にハードコート膜形成面が成形品外面
に位置するよう装着された。次いで、このキヤビ
テイ部にポリメチルメタアクリレート溶融樹脂を
高圧で充填した。冷却を待つて成形品を取出し
た。成形品の所望側の外面には光沢のよい耐擦過
傷性の優れたハードコート膜層が形成されてい
た。
フイルムが第3図に示される前記装置を用いて洗
浄槽101で水洗され、水洗後特許公開公報54−
129099に開示されたハードコート剤(γ−グリシ
ドオキシプロピールトリメトキシシラン15:N−
3−アミノエチル−γ−アミノプロピールトリメ
トキシシラン30:ポリエチルグリコールジグリシ
ジルエーテル10:過塩素酸0.03:水10:ジオキサ
ン50の反応物)がその片面に塗布された。110℃
1時間の熱処理によりその塗布ハードコート膜を
硬化させた。このハードコート膜形成フイルム
は、上記実施例2の射出成形装置の金型キヤビテ
イ部の片面にハードコート膜形成面が成形品外面
に位置するよう装着された。次いで、このキヤビ
テイ部にポリメチルメタアクリレート溶融樹脂を
高圧で充填した。冷却を待つて成形品を取出し
た。成形品の所望側の外面には光沢のよい耐擦過
傷性の優れたハードコート膜層が形成されてい
た。
実施例 5
上記実施例4のプラスチツクフイルムに着色剤
OPLAS YELLOW F 145(オリエントケミカ
ルインダストリイズ、リミテツド製)10000分の
5部を混入させ透明黄色に着色させた。成形樹脂
は無色透明あつたにもかかわらず、得られた成形
品は黄色レンズとしての性能を有していた。
OPLAS YELLOW F 145(オリエントケミカ
ルインダストリイズ、リミテツド製)10000分の
5部を混入させ透明黄色に着色させた。成形樹脂
は無色透明あつたにもかかわらず、得られた成形
品は黄色レンズとしての性能を有していた。
実施例 6
上記実施例4のプラスチツクフイルムに市販の
紫外線吸収剤4−メトキシ−2−ヒドロキシベン
ゾフエノン0.05%を混入させた。成形樹脂は無色
透明無添加物であるにもかかわらず、得られた成
形品はサンシヤインウエザロメーターを用いて紫
外線を200時間連続して照射させても何らの変色
も観察され得なかつた。また、金型を繰り返し使
用しても紫外線吸収剤の混入に起因する従来技術
のような金型の腐蝕の微候は認められなかつた。
紫外線吸収剤4−メトキシ−2−ヒドロキシベン
ゾフエノン0.05%を混入させた。成形樹脂は無色
透明無添加物であるにもかかわらず、得られた成
形品はサンシヤインウエザロメーターを用いて紫
外線を200時間連続して照射させても何らの変色
も観察され得なかつた。また、金型を繰り返し使
用しても紫外線吸収剤の混入に起因する従来技術
のような金型の腐蝕の微候は認められなかつた。
実施例 7
500ミクロン厚のMMA−スチレンブタジエン
共重合樹脂フイルムを水洗し、クロム酸硫酸液で
50℃5分間処理して後、その片面に市販のアクリ
ル系ハードコート剤(藤倉化成株式会社製)を約
20ミクロンの厚さに塗布し、20w/cmの紫外線を
3分間照射して塗布ハードコート膜を硬化させ所
望のハードコート膜形成フイルムを得た。このハ
ードコート膜形成フイルムを所定のメーターパネ
ル用金型のキヤビテイ部の寸法に合わせて切断し
これをキヤビテイ部の片面にハードコート膜形成
面が外面になるよう装着した。次いで、ポリスチ
レンを成形樹脂として通常の標準条件で射出成形
し冷却を待つて成形品を取出した。得られたメー
チーパネル成形品は、外観的にも優れかつ十分な
耐擦過傷性を示した。
共重合樹脂フイルムを水洗し、クロム酸硫酸液で
50℃5分間処理して後、その片面に市販のアクリ
ル系ハードコート剤(藤倉化成株式会社製)を約
20ミクロンの厚さに塗布し、20w/cmの紫外線を
3分間照射して塗布ハードコート膜を硬化させ所
望のハードコート膜形成フイルムを得た。このハ
ードコート膜形成フイルムを所定のメーターパネ
ル用金型のキヤビテイ部の寸法に合わせて切断し
これをキヤビテイ部の片面にハードコート膜形成
面が外面になるよう装着した。次いで、ポリスチ
レンを成形樹脂として通常の標準条件で射出成形
し冷却を待つて成形品を取出した。得られたメー
チーパネル成形品は、外観的にも優れかつ十分な
耐擦過傷性を示した。
実施例 8
上記実施例7の溶融樹脂材料をポリスチレンに
代えてMBS共重合樹脂を使用したところ、同様
な外観と同様な優れた耐擦過傷性を有するメータ
ーパネル成形品を得ることができた。
代えてMBS共重合樹脂を使用したところ、同様
な外観と同様な優れた耐擦過傷性を有するメータ
ーパネル成形品を得ることができた。
実施例 9
上記実施例7に用いたMMA−スチレンブタジ
エン共重合樹脂によるハードコート膜形成フイル
ムのハードコート膜非形成面にポリビニールブチ
ラールを主成分とするエラストマー接着剤を塗布
した。この接着剤塗布フイルムを上記実施例7の
金型キヤビテイと等大に切断し、そのキヤビテイ
部にハードコート膜形成面がプラスチツク成形品
外面になるよう装着した。成形樹脂としてポリメ
チルペンテンが用いられた。得られた成形品には
上記ハードコート膜形成フイルムが上記接着剤を
介して一体的に装着されていた。成形品表面は前
記実施例同様優れた耐擦過傷性を有していた。
エン共重合樹脂によるハードコート膜形成フイル
ムのハードコート膜非形成面にポリビニールブチ
ラールを主成分とするエラストマー接着剤を塗布
した。この接着剤塗布フイルムを上記実施例7の
金型キヤビテイと等大に切断し、そのキヤビテイ
部にハードコート膜形成面がプラスチツク成形品
外面になるよう装着した。成形樹脂としてポリメ
チルペンテンが用いられた。得られた成形品には
上記ハードコート膜形成フイルムが上記接着剤を
介して一体的に装着されていた。成形品表面は前
記実施例同様優れた耐擦過傷性を有していた。
実施例 10
上記実施例9の成形樹脂ポリメチルペンテンの
代わりにABS共重合樹脂、AS、ナイロンがそれ
ぞれ試みに用いられた。成形された成形品も、実
施例9と同様に、ハードコート膜形成フイルムは
接着剤を介して成形品と一体的に接着されており
その表面は優れた耐擦過傷性を有していた。
代わりにABS共重合樹脂、AS、ナイロンがそれ
ぞれ試みに用いられた。成形された成形品も、実
施例9と同様に、ハードコート膜形成フイルムは
接着剤を介して成形品と一体的に接着されており
その表面は優れた耐擦過傷性を有していた。
実施例 11
上記実施例9のブチラール系接着剤の代わりに
アクリル酸−ブタジエン−アクリロニトリル共重
合体のエラストマー感圧性接着剤の塗布されたハ
ードコート膜形成フイルムが用いられ、成形樹脂
材料としてそれぞれポリスチレン、ABS共重合
樹脂、ナイロンがそれぞれ用いられた。成形され
た成形品は、上記実施例9および10と同様に、ハ
ードコート膜形成フイルムが接着剤を介して成形
品と一体的に接着されその最外面は優れた耐擦過
傷性を有していた。
アクリル酸−ブタジエン−アクリロニトリル共重
合体のエラストマー感圧性接着剤の塗布されたハ
ードコート膜形成フイルムが用いられ、成形樹脂
材料としてそれぞれポリスチレン、ABS共重合
樹脂、ナイロンがそれぞれ用いられた。成形され
た成形品は、上記実施例9および10と同様に、ハ
ードコート膜形成フイルムが接着剤を介して成形
品と一体的に接着されその最外面は優れた耐擦過
傷性を有していた。
実施例 12
ポリカーボネートフイルム片面に、熱可塑性ア
クリル樹脂例えばポリメチルメタアクリレートを
0.5〜20%の範囲、特に2〜5%濃度になるよう
エチレングコールモノエチルエーテルまたはエチ
レングリコールモノメチルエーテルに溶かして得
た溶液をアンダーコート剤として用い、他の実施
例1と同様な条件で所望のハードコート膜形成フ
イルムを得た。このフイルムはハードコート剤の
塗布硬化処理においてカーリングを起こさず、強
固な密着性を示した。このフイルムを用いて実施
例2と同様にして成形品を得た。フイルムは成形
樹脂剤に完全に密着していた。この成形品を120
℃で60分間の耐熱性試験および2時間の煮沸試験
に供してもその外観は何の変化も示さなかつた。
このように、この成形品は、耐熱性および耐煮沸
性を有する。また、この成形品の外面をスチー
ル・ウールを用いて50g/cm2の圧力下で400回こ
すつても何の擦過傷も認められなかつた。さら
に、セロテープによる基盤目剥離試験を行つても
表面には何の変化も認められなかつた。
クリル樹脂例えばポリメチルメタアクリレートを
0.5〜20%の範囲、特に2〜5%濃度になるよう
エチレングコールモノエチルエーテルまたはエチ
レングリコールモノメチルエーテルに溶かして得
た溶液をアンダーコート剤として用い、他の実施
例1と同様な条件で所望のハードコート膜形成フ
イルムを得た。このフイルムはハードコート剤の
塗布硬化処理においてカーリングを起こさず、強
固な密着性を示した。このフイルムを用いて実施
例2と同様にして成形品を得た。フイルムは成形
樹脂剤に完全に密着していた。この成形品を120
℃で60分間の耐熱性試験および2時間の煮沸試験
に供してもその外観は何の変化も示さなかつた。
このように、この成形品は、耐熱性および耐煮沸
性を有する。また、この成形品の外面をスチー
ル・ウールを用いて50g/cm2の圧力下で400回こ
すつても何の擦過傷も認められなかつた。さら
に、セロテープによる基盤目剥離試験を行つても
表面には何の変化も認められなかつた。
発明の効果
本発明は以下のような優れた効果を奏する。
(1) 技術の平易性
1.1 本発明の技術は、ハードコート膜形成フイ
ルムを成形品成形用の金型キヤビテイ部にあて
がいそのキヤビテイ部に溶融樹脂を注入し所望
の成形品を得るという極めて平易な技術であ
る。
ルムを成形品成形用の金型キヤビテイ部にあて
がいそのキヤビテイ部に溶融樹脂を注入し所望
の成形品を得るという極めて平易な技術であ
る。
1.2 プラスチツクフイルムもしくはシートは主
として押出し法により製造される。それゆえ、
分子配向や残留応力の著しく少ないベースフイ
ルムもしくはシートが簡単に製造される。
として押出し法により製造される。それゆえ、
分子配向や残留応力の著しく少ないベースフイ
ルムもしくはシートが簡単に製造される。
1.3 成形品の表面硬化処理を望まない部分に、
従来技術のような煩雑なマスキングを行う必要
がない。
従来技術のような煩雑なマスキングを行う必要
がない。
(2) ゼロ不良率
2.1 本発明技術は著しく平易であるため何ら熟
練を要さず確実に所望製品を得ることができ
る。
練を要さず確実に所望製品を得ることができ
る。
2.2 上記1,2項に述べたように、プラスチツ
クベースフイルムもしくはシートは分子配向や
残留応力が著しく少ないため、ハードコート剤
中の溶剤が塗布されてもクラツクが発生しな
い。また、プラスチツクフイルムもしくはシー
トは射出成形材料のグレードよりも高分子量の
ものに選択することによりハードコート剤の焼
きつけ温度を上げることができ、したがつて良
質なハードコート膜を速やかに製造することが
できる。
クベースフイルムもしくはシートは分子配向や
残留応力が著しく少ないため、ハードコート剤
中の溶剤が塗布されてもクラツクが発生しな
い。また、プラスチツクフイルムもしくはシー
トは射出成形材料のグレードよりも高分子量の
ものに選択することによりハードコート剤の焼
きつけ温度を上げることができ、したがつて良
質なハードコート膜を速やかに製造することが
できる。
2.3 射出成形品にたとえ多少の分子配向や残留
応力が存在しても、従来技術のような熱処理工
程が不要なため寸法上の変化をきたさない。し
たがつて、製品に変形やクラツクが発生しな
い。
応力が存在しても、従来技術のような熱処理工
程が不要なため寸法上の変化をきたさない。し
たがつて、製品に変形やクラツクが発生しな
い。
2.4 射出成形品に寸法上の変化がないため、所
定相手に必ずはめ合わせることができる。
定相手に必ずはめ合わせることができる。
2.5 成形品のゴミ、汚れなどによる不良率の発
生は皆無である。
生は皆無である。
2.6 多少の曲率を有する成形品に対しても、プ
ラスチツクフイルムもしくはシートが金型内で
所望の形状に熱賦形することにより、その変形
成形品に所望の表面硬度を均一にもたせること
ができる。
ラスチツクフイルムもしくはシートが金型内で
所望の形状に熱賦形することにより、その変形
成形品に所望の表面硬度を均一にもたせること
ができる。
(3) 表面硬度の均一性
3.1 フイルムもしくはシートへのハードコート
剤の塗布工程は連続的に行われ得るので、むら
がなくしかも所望の均一厚のハードコート膜が
形成される。
剤の塗布工程は連続的に行われ得るので、むら
がなくしかも所望の均一厚のハードコート膜が
形成される。
3.2 所望の均一厚のハードコート膜を形成した
フイルムもしくはシートは、その膜側が成形品
の外面に位置するように成形品と金型内で一体
化される。したがつて、得られる製品の表面は
均一な硬度を有する。
フイルムもしくはシートは、その膜側が成形品
の外面に位置するように成形品と金型内で一体
化される。したがつて、得られる製品の表面は
均一な硬度を有する。
3.3 凹凸等の多少の変形を有する成形品に対し
ても、ハードコート膜形成フイルムもしくはシ
ートが金型内で熱賦形されることによりその変
形成形品に所望の表面硬度を均一にもたせるこ
とができる。
ても、ハードコート膜形成フイルムもしくはシ
ートが金型内で熱賦形されることによりその変
形成形品に所望の表面硬度を均一にもたせるこ
とができる。
(4) 低コスト
4.1 プラスチツクフイルムへのハードコート剤
塗布工程は連続的に行われるため工程管理が行
いやすく、したがつて、生産コストが低減でき
る。
塗布工程は連続的に行われるため工程管理が行
いやすく、したがつて、生産コストが低減でき
る。
4.2 ハードコート膜形成フイルムの製造場所と
成形品の成形場所とが離れていても、従来技術
のような成形品の搬送が不要でありしかも成形
品にゴミなどが付着しないための手段を講ずる
必要がない。したがつて、搬送コストを極少に
おさえることができる。
成形品の成形場所とが離れていても、従来技術
のような成形品の搬送が不要でありしかも成形
品にゴミなどが付着しないための手段を講ずる
必要がない。したがつて、搬送コストを極少に
おさえることができる。
4.3 プラスチツクフイルムにあらかじめ着色剤、
紫外線吸収剤などの添加剤を混入させることに
より成形材料にこのような添加剤を入れた場合
に生ずる金型の腐蝕等を防止することができ
る。したがつて、金型の寿命が長くなりコスト
安となる。また、成形機内の溶融材料の煩雑な
色換えを行う必要がない。
紫外線吸収剤などの添加剤を混入させることに
より成形材料にこのような添加剤を入れた場合
に生ずる金型の腐蝕等を防止することができ
る。したがつて、金型の寿命が長くなりコスト
安となる。また、成形機内の溶融材料の煩雑な
色換えを行う必要がない。
(5) 工業的生産
5.1 上記(1)〜(4)項から明らかなように、所望の
表面硬度を有する成形品を工業的に生産するこ
とが極めて容易である。
表面硬度を有する成形品を工業的に生産するこ
とが極めて容易である。
(6) その他
6.1 プラスチツクベースフイルムは高分子のグ
レードで製造されしかも残留応力や分子配向が
少ないため、得られる製品の強度、特に耐衝撃
性、や物理化学的性質を著しく向上させること
ができる。
レードで製造されしかも残留応力や分子配向が
少ないため、得られる製品の強度、特に耐衝撃
性、や物理化学的性質を著しく向上させること
ができる。
6.2 プラスチツクフイルムをあらかじめ所望の
色に着色しておくことにより、成形品の全体あ
るいは局部に所望色の着色性能を持たせること
ができる。
色に着色しておくことにより、成形品の全体あ
るいは局部に所望色の着色性能を持たせること
ができる。
6.3 プラスチツクフイルムに紫外線吸収剤をあ
らかじめ混入させておくことにより、成形樹脂
材料にこのような吸収剤を入れることなくあた
かも吸収剤を入れたと同様の効果を得ることが
できる。
らかじめ混入させておくことにより、成形樹脂
材料にこのような吸収剤を入れることなくあた
かも吸収剤を入れたと同様の効果を得ることが
できる。
6.4 プラスチツクフイルムのハードコート膜非
形成面に適当な接着剤層を形成することによ
り、プラスチツクフイルムと成形樹脂材料とが
異種の樹脂材料でなる成形品をも製造すること
ができる。
形成面に適当な接着剤層を形成することによ
り、プラスチツクフイルムと成形樹脂材料とが
異種の樹脂材料でなる成形品をも製造すること
ができる。
6.5 本発明のプラスチツクフイルムもしくはシ
ートにはいかなる種類のハードコート剤をも適
用され得る。
ートにはいかなる種類のハードコート剤をも適
用され得る。
第1図は本発明のプラスチツク成形品の成形過
程の1実施例を説明する部分断面側面図、第2図
はその部分拡大側面断面図、第3図はハードコー
ト膜形成フイルムもしくはシートの製造工程の1
実施例を示す工程図である。 1…金型、3…キヤビテイ部、4…打ちぬき
片、5…溶融樹脂、50,500…流動層、51
…固化層、100…プラスチツクフイルムもしく
はシート、103,106…ロールコータ、10
4…アンダーコート剤、107…ハードコート
剤、109…ハードコート膜形成フイルム。
程の1実施例を説明する部分断面側面図、第2図
はその部分拡大側面断面図、第3図はハードコー
ト膜形成フイルムもしくはシートの製造工程の1
実施例を示す工程図である。 1…金型、3…キヤビテイ部、4…打ちぬき
片、5…溶融樹脂、50,500…流動層、51
…固化層、100…プラスチツクフイルムもしく
はシート、103,106…ロールコータ、10
4…アンダーコート剤、107…ハードコート
剤、109…ハードコート膜形成フイルム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂射出成形品であつて、該成形品はそ
の表面に実質的にマルチレイヤーを有し、該マル
チレイヤーは、順次、該成形品の外面に位置する
熱硬化型もしくは紫外線硬化型樹脂材のハードコ
ート層と該ハードコート層の下に位置するアンダ
ーコート層と該アンダーコート層の下に位置し該
成形品の樹脂材に一体的に固着するシヨツク・ア
ブソーバーとしての熱可塑性プラスチツクベース
フイルムもしくはシートとで少なくともなる合成
樹脂成形品。 2 前記成形品樹脂材料が熱可塑性プラスチツク
である特許請求の範囲第1項に記載の成形品。 3 前記プラスチツクベースフイルムもしくはシ
ートにあらかじめ所望の着色材を混入させること
により、所望色の着色性能を有する特許請求の範
囲第1項に記載の成形品。 4 前記プラスチツクベースフイルムもしくはシ
ートにあらかじめ紫外線吸収材を混入させること
により、紫外線吸収性能を有する特許請求の範囲
第1項に記載の成形品。 5 前記成形品樹脂材料と前記プラスチツクベー
スフイルムもしくはシートの材料とが同種もしく
は同系統の樹脂である特許請求の範囲第1項に記
載の成形品。 6 前記成形品樹脂材料と前記プラスチツクベー
スフイルムもしくはシートの材料とが異種もしく
は異系統の樹脂である特許請求の範囲第1項に記
載の成形品。 7 前記成形品樹脂材と前記プラスチツクベース
フイルムもしくはシートとが接着剤を介して一体
化される特許請求の範囲第6項に記載の成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2763784A JPS59187809A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 合成樹脂成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2763784A JPS59187809A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 合成樹脂成形品 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56018669A Division JPS5945502B2 (ja) | 1981-02-10 | 1981-02-10 | 合成樹脂成形品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59187809A JPS59187809A (ja) | 1984-10-25 |
| JPH0440183B2 true JPH0440183B2 (ja) | 1992-07-02 |
Family
ID=12226453
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2763784A Granted JPS59187809A (ja) | 1984-02-15 | 1984-02-15 | 合成樹脂成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59187809A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019049704A1 (ja) | 2017-09-06 | 2019-03-14 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 高硬度成形用樹脂シートおよびそれを用いた成形品 |
| WO2020179524A1 (ja) | 2019-03-07 | 2020-09-10 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 高硬度成形用樹脂シートおよびそれを用いた成形品 |
| WO2021029266A1 (ja) | 2019-08-09 | 2021-02-18 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 成形用樹脂シートおよびそれを用いた成形品 |
| WO2021246295A1 (ja) | 2020-06-05 | 2021-12-09 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 成形用樹脂シートおよびそれを用いた成形品 |
| US11701803B2 (en) | 2018-10-11 | 2023-07-18 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Polycarbonate sheet press-formed body production method |
-
1984
- 1984-02-15 JP JP2763784A patent/JPS59187809A/ja active Granted
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019049704A1 (ja) | 2017-09-06 | 2019-03-14 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 高硬度成形用樹脂シートおよびそれを用いた成形品 |
| US11701803B2 (en) | 2018-10-11 | 2023-07-18 | Mitsubishi Gas Chemical Company, Inc. | Polycarbonate sheet press-formed body production method |
| WO2020179524A1 (ja) | 2019-03-07 | 2020-09-10 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 高硬度成形用樹脂シートおよびそれを用いた成形品 |
| WO2021029266A1 (ja) | 2019-08-09 | 2021-02-18 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 成形用樹脂シートおよびそれを用いた成形品 |
| WO2021246295A1 (ja) | 2020-06-05 | 2021-12-09 | 三菱瓦斯化学株式会社 | 成形用樹脂シートおよびそれを用いた成形品 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59187809A (ja) | 1984-10-25 |
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