JPH0440956A - 医療用袋 - Google Patents

医療用袋

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JPH0440956A
JPH0440956A JP2149488A JP14948890A JPH0440956A JP H0440956 A JPH0440956 A JP H0440956A JP 2149488 A JP2149488 A JP 2149488A JP 14948890 A JP14948890 A JP 14948890A JP H0440956 A JPH0440956 A JP H0440956A
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resin
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bag
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鷹 敏雄
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は衛生性、柔軟性、透明性、耐熱性などにすぐれ
た血液、薬液などを充填する医療用袋に関する。さらに
くわしくは、三層または四層以上からなるシートで製袋
され、それぞれの層かポリエチレン系樹脂またはその組
成物から構成されてなる医療用袋に関するものであり、
衛生性、柔軟性、透明性、耐熱性などにすぐれた血液、
薬液などを充填する医療用袋を提供するものである。
〔従来の技術〕
現在、医療用容器として、ガラス、ポリエチレン、ポリ
プロピレンなどからなる硬質の容器と可塑剤を含むポリ
塩化ビニルからなる軟質の袋が知られている。しかし、
前者は内容液を滴下するさいに通気針または通気孔つき
の輸液セットを用いて空気を導入せねばならない。さら
に、内容液のlう染なとを生しる。一方、後者は、前記
の空気の導入が不要であり、内容液の滴下とともに袋自
体か大気圧によって絞られるなどの安全性、運搬の便利
性などがある。しかし、ポリ塩化ビニルに含まれる可塑
剤、残留モノマーの毒性などの問題かある。
これに対し、柔軟性、透明性、衛生性などの点で、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体、エラストマーなどのポリマ
ーを中間層に用いた医療用袋が提案されている(特開昭
58−165866号)か、中間層に使われるこれらの
ポリマーは耐熱性か乏しいために滅菌時に袋にシワ状態
か発生するなどの外観の劣る医療用袋か得られるなどの
問題かある。
これらのことから、本発明者の一部らは、衛生性、柔軟
性、透明性、耐熱性などにすぐれた血液、薬液などを充
填する医療用袋について種々探索した結果、三層からな
り、それぞれの層かポリエチレン系樹脂から構成されて
なるシートで製袋された医療用袋か前記の特性を満足す
るものであることを見い出し、以前に提案した(特開昭
62−44256号、同62−64363号)。
〔発明か解決しようとする課題〕
前記特開昭62−44256号公報明細書に記載された
発明では、外内表面層としてラジカル触媒を用いて製造
された低密度ポリエチレン樹脂で構成されている(中間
層は線状低密度ポリエチレン樹脂)。このために該医療
用袋の内容物を滅菌する目的で、たとえば120℃の高
圧蒸気で処理すると、外表面層か低密度ポリエチレン樹
脂で構成されているので、耐熱性はかならずしも満足す
べきものではなかった。たとえば、前記の高圧蒸気で2
0分間処理すると、袋のシール強度が充分でな(、落下
強度についても満足すべきものではない。しかも、柔軟
性および透明性の点において充分ではなく、かつ若干の
変形かある。
また、特開昭62−64363号公報明細書に記載され
た発明では、いずれの層も線状ポリエチレン樹脂で構成
されている。該線状ポリエチレン樹脂はいわゆるチーグ
ラー触媒を用いて製造されている。
そのために、内表面層を構成する線状ポリエチレン樹脂
に存在する微量のチタンおよびアルミニウムが医療用袋
に充填されている内容物(薬液、血液など)中に場合に
よっては滲出する心配かある。しかも、該触媒系を構成
するハロゲン原子(一般には、塩素原子)を中和するた
めに添加されるステアリン酸カルンウムなどにより、ま
た微粒子が増加する問題かある。そのため、線状ポリエ
チレン樹脂中に残存する触媒系をほぼ完全に除去するに
は触媒系の除去の工程が必要であり、かりに触媒系の除
去を行ったとしても、満足すべき程度の効果を発揮する
ことは難しい。
以上のことから、本発明は120℃の高圧蒸気で20分
間滅菌処理をしたとしても、変形がほとんどなく、シー
ル強度および落下強度の低下か小さく、かつ柔軟性およ
び透明性か維持され、しかも前記のごとく滲出するなど
の問題があった線状ポリエチレン樹脂を内表面層に使わ
ない(用いたとしても、少ff1)医療用袋を提供する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するだめの手段および作用〕本発明にした
かえば、これらの課題は、三層または四層以上からなる
フィルムないしシートで製袋された医療用袋であり、 (A)  外表面層は、主鎖の炭素数1000個当りの
炭素の数が]〜10個である短鎖の分岐の数が1〜30
個であり、かつ密度が0.920〜0.970g / 
cI?であり、メルトフローレート[JISK7210
にしたがい、条件か4で測定、以下rMFRJと云う〕
が0.1〜10g/10分であり、しかも示差走査熱量
計[DirferentialScanning Ca
10rimeter、以下rDscJと云う〕で測定し
た融点のピークが118〜135℃に示す線状ポリエチ
レン樹脂〔以下「ポリエチレン樹脂(I)」と云う〕ま
たは該ポリエチレン樹脂(1)とラジカル触媒を用いて
製造され、長鎖の分岐を有する密度か0.915〜0.
930g/c?であり、か−)MFR(メルトフローレ
ート)が0.1〜10g/10分である低密度ポリエチ
レン樹脂〔以下「ポリエチレン樹脂(■)」と云う〕を
多くとも50重量Ob含有する組成物から構成され、 (B)  内表面層は該ポリエチレン樹脂(n)または
ポリエチレン樹脂(II)と多くとも50重量%のポリ
エチレン樹脂(1)を含有する組成物から構成され、し
かも (C)  中間層は、主鎖の炭素数1000個当りの炭
素の数が1〜10個である短鎖の分岐の数が10〜70
個であり、かつ密度が0.890〜0.930g / 
cIl?であり、MFRか0.1〜lOg / 10分
てあり、しかもDSCで測定した融点のピークか110
〜128℃に示す線状低密度ポリエチレン樹脂〔以下「
ポリエチレン樹脂(■)」と云う〕または該ポリエチレ
ン樹脂(m)と前記内表面層を構成するポリエチレン樹
脂(II)を多くとも50重2%含有する組成物から構
成され、 これらの三層あるいは該中間層と外表面層との間には前
記内表面層を構成するポリエチレン樹脂(n)もしくは
ポリエチレン樹脂(II)と多くとも50重ML 90
の前記ポリエチレン樹脂(1)を含有する組成物の層お
よび/または中間層と内表面層との間には、前記外表面
層を構成するポリエチレン樹脂(I)もしくはポリエチ
レン樹脂と多くとも50重二%のポリエチレン樹脂(I
I)を含有する組成物の層が設けられてなる医療用袋、 によって解決することかできる。以下、本発明を具体的
に説明する。
(A)  ポリエチレン樹脂(I) 本発明において使われるポリエチレン樹脂(1)は、主
鎖の炭素数1000個当りの短鎖の分岐の数は1〜30
個であり、かつ密度は0.920〜0.970g/CI
?である。また、MFRは0.1〜lOg /10分で
ある。しかも、DSC(示差走査熱量計)で#]定した
融点のピークが118〜135℃に示すものである。
主鎖の炭素数1000個当りの短鎖の分岐の数は1〜3
0個であり、1〜25個が好ましく、特に4〜20個か
好適である。主鎖の炭素数1000個当りの分岐の数が
1個未満のポリエチレン樹脂では、透明性が劣り、しか
も柔軟性に欠ける。一方、30個を超えたものでは、1
20℃の高温蒸気滅菌時に表面力が変形して透明性も著
しく劣る。
ここで短鎖の炭素数は1〜10個であり、1〜6個のも
のが好ましい。
また、密度ハ0.920−0.970g/ cj テア
’)、0.925〜0.970g/c♂のものが望まし
く、とりわけ0.930〜0.%5g/ c?のものが
好適である。密度が0.920g/(J未満のポリエチ
レン樹脂を用いると、120℃の高圧蒸気滅菌時に表面
力が変形して透明性か劣る。−X、0.970g/cI
rを超エタモノヲ使用すると、柔軟性か劣る。
さらに、M F Rハ0.1〜10g / 10分であ
り、02〜10g/10分のものが好ましく、特に0.
2〜8.0g/10分のものが好適である。MFRが0
.1g/10分未満のポリエチレン樹脂を使うと、加工
性か劣るために表面が肌荒れし、平滑なフィルムないし
シートか17られない。一方、10g/10分を超えた
ものを用いると、衝撃強度が著しく弱くなり、袋として
の実用性の点て問題がある。
また、DSC(示差走査熱量計)で711定した融点の
ピークか118〜135℃に示すものてあリ、120〜
135℃に示すものか望ましく、とりわけ122〜13
2℃に示すものか好適である。該ピークが118℃未満
に示すものでは、120℃の高圧蒸気滅菌時に表面か変
形し、透明性の点で問題かある。一方、135℃よりも
高い温度に示すものでは、柔軟性や透明性に劣る。
(B)  ポリエチレン樹脂(II) また、本発明において用いられるポリエチレン樹脂(n
)はラジカル触媒を用いて製造されているものである。
このポリエチレン樹脂は一般には前記触媒を使用し、高
圧下(通常700〜3000kg/an)においてエチ
レンを重合することによって製造されているのであり、
工業的に高圧法ポリエチレン樹脂として製造され、多方
面にわたって利用されているものである。このポリエチ
し・ン樹脂(II)は長鎖の分岐を有するものである。
ここで、長鎖の分岐とは、主鎖に対して充分比較し得る
程度の長さを有するものであり、たとえば炭素数が15
以上(一般には、30個以上)の分岐を意味する。
該ポリエチレン樹脂(n)のMFRは前記のポリエチレ
ン樹脂(1)の場合と同じ理由により、0.1〜10g
/10分であり、0.2〜10g/10分が望ましく、
とりわけ0.2〜B、D glJD分か好適である。
また、該ポリエチレン樹脂(II)の密度は、0.91
5〜0.930g/cm3であり、0.915〜0.9
28g/c7が好ましく、特に0.915〜0.927
g/cI′が好適である。密度が0.91.5g/cI
?未満のポリエチレン樹脂(II)では、得られる医療
用袋を高圧蒸気を使って滅菌処理するさいに耐熱性に劣
り、変形やブロッキングが生じる。一方、0.930g
/c7を超えると、フィルムの柔軟性か低下し、落袋強
度が低下するために好ましくない。
(C)  ポリエチレン樹脂(m) さらに、本発明において使用されるポリエチレン樹脂(
m)は、主鎖の炭素数1000個当りの分岐数は10〜
70個であり、かつ密度は0.890〜0.930g/
c7である。また、MFRは0.1−10g、/10分
である。しかも、DSCで測定した融点のピークか11
0〜125℃に示すものである。
主鎖の炭素数1000個当りの短鎖の分岐数は10〜7
0個であり、20〜70個が好ましく、特に25〜70
個が好適である。主鎖の炭素数1000個当りの分岐数
が10個未満のポリエチレン樹脂では、フィルムないし
シートに成形したときのこれらの柔軟性に劣り、本発明
の医療用袋としては好ましくない。
方、70個を超えたものは、現在商業的に生産されてい
ない。
また、密度は0.890〜0.930g/c−であり、
0.890−0.920g /c?のものが望ましく、
とりわけ0.890〜0.915g/c7のものか好適
である。密度か0.g9Dg/ca未満のポリエチレン
樹脂は現在商業的に生産されていない。一方、0.93
0g/cjを超えたものを用いると、フィルムないしシ
ートに成形したときの柔軟性に劣り、本発明の医療用袋
として好ましくない。
さらに、MFRは前記のポリエチレン樹脂(1)と同じ
理由により、 0.1〜10g / 10分であり、0
.2〜10g/10分のものか好ましく、特に0,2〜
8.0g/10分か好適である。
また、DSCで測定した融点のピークが110〜125
℃に示すものであり、IH〜124℃に示すものが望ま
しく、とりわけ115〜122℃に示すものが好適であ
る。該ピークか110℃未満に示すものは、現在商業的
に生産されていない。
一方、125℃よりも高い温度に示すものでは、フィル
ムないしシートに成形した時に柔軟性に劣り、本発明の
医療用袋として好ましくない。
前記ポリエチレン樹脂(1)についても、またポリエチ
レン樹脂(IIりについても、いずれもエチレンと炭素
数が3〜12個(好ましくは、3〜8個)のα−オレフ
ィンとをいわゆるフィリップス触媒またはチーグラー触
媒の存在下で共重合することによって工業的に広く製造
されているものである。また、ポリエチレン樹脂(1)
では、エチレン単独を前記の触媒系で単独重合すること
によっても製造されている。いずれの場合でも、般には
常圧ないし約100kg/c7の圧力下で溶液法、気相
法などの重合されている、該α−オレフィンの好ましい
ものとしては、プロピレン、ブテン1、ヘキセン−1,
4−メチルペンテン−1およびオクテン−1かあげられ
る。
ポリエチレン樹脂(I)の場合でも、またポリエチレン
樹脂(m)の場合でも、いずれも“短鎖の分岐′とは、
分岐か主鎖と比較して極めて短いものであり、通常炭素
数が15個以下(好ましくは、10個以下)のものであ
る。
(D)各 層 本発明の医療用袋において、外表面層は前記ポリエチレ
ン樹脂(1)単独で構成されていてもよく、またポリエ
チレン樹脂(1)と多くとも50重量%のポリエチレン
樹脂(n)を含有する組成物から構成されているもので
もよい。該組成物中にポリエチレン樹脂(If)の含有
量が50重量%を超えると、120℃の高圧蒸気滅菌時
に表面が成形し、透明性が劣る。これらの理由により、
組成物中のポリエチレン樹脂(II)の含有量が40重
量%以下のものが好ましく、特に35重量%以下か好適
である。
また、内表面層はポリエチレン樹脂(n)のみで構成さ
れていてもよく、またポリエチレン樹脂(II)と多く
とも50重量%のポリエチレン樹脂(1)を含有する組
成物から構成されているものでもよい。該組成物中のポ
リエチレン樹脂(1)の含有量が50重量%を超えると
、重合時に使用する微量の金属系触媒残分や中和するた
めに使用する添加剤か内容液に直接接触するので好まし
くない。これらの理由により、組成物中のポリエチレン
樹脂(1)の含有量が30重量%以下か望ましく、とり
わけ20重量%以下か好適である。
さらに、中間層はポリエチレン樹脂(m)単独で構成さ
れていてもよく、またポリエチレン樹脂(III)と多
くとも50重量%のポリエチレン樹脂(II)を含有す
る組成物から構成されていてもよい。該組成物中にポリ
エチレン樹脂の含有量か50重量%を超えると、柔軟性
か劣るとともに透明性も劣るために好ましくない。これ
らの理由により、組成物中のポリエチレン樹脂(n)の
含有;か40重量%以下のものか好ましく、特に35重
量%以下のものか好適である。
本発明の医療用袋は以上の中間層を介在し、その両表面
に外表面層と内表面層とからなる三層のものでもよい。
また、中間層と外表面層との間に前記内表面層を構成す
るポリエチレン樹脂(II)またはポリエチレン樹脂(
n)と多くとも50重量%のポリエチレン樹脂(1)を
含有する組成物の層を設けてもよく、中間層と内表面層
との間に前記外表面層を構成する前記ポリエチレン樹脂
(I)またはポリエチレン樹脂(I)と多くとも50重
量%のポリエチレン樹脂(II)とを含有する組成物の
層を設けてもよい。
(E)  シートおよびその製造方法 本発明の医療用袋を製造するには、まず前記の各層から
なるフィルムないしシートを製造する。
このフィルムないしシートはチューブ状でもよい。
本発明のシートにおいて、各層を構成するために使用さ
れるポリエチレン樹脂(1)ないしポリエチレン樹脂C
I[I)はそれぞれ同一でもよく、異種でもよい。また
、各層か組成物の場合、組成割合は同一でもよく、異っ
てもよい。
本発明のフィルムないしシートの厚さは全体として通常
0.1On+mないし0.80m+mてあり、0.15
〜0.70++++sが望ましく、とりわけ0.15−
0.50mmか好適である。フィルムないしシートの厚
さか全体として0.10+om未満ては、衝撃強度か弱
く、実用上問題がある。一方、0.80m+mを超える
と、柔軟性か著しく低下して医療用袋としての実用性に
劣る。
また、該フィルムシートの各層の厚さの比は外表面層/
中間層(多層も含む)/内表面層で比較90:5〜留、
呻九、福兆、ケア適、あ、。外よ。7および内表面層が
下限未満ては、得られる医療用袋の耐熱性がよくない(
120℃の高圧蒸気で20分間滅菌処理をすると、変形
することがある)。一方、上限を超えると、得られる医
療用袋の柔軟性か劣り、実用上問題かある。
本発明のフィルムないしシートを製造するには、水冷式
または空冷式共押出インフレーション法、共押出Tダイ
法、ドライラミネーション法、押出ラミネーション法な
どがあげられるが、経済性および医療用袋の衛生性など
の点から、共押出インフレーション法および共押出Tダ
イ法が好ましい。
以上の共押出インフレーション法の場合でも、共押出T
ダイ法の場合でも、さらに各層が組成物の場合における
組成物を製造するさいに溶融混練するときでも、いずれ
もポリエチレン樹脂(1)ないしポリエチレン樹脂(I
II)が溶融する温度で実施する必要がある。しかし、
高過ぎる温度で実施するならば、これらのポリエチレン
樹脂か熱分解しない温度で実施しなければならない。こ
れらのことから、以上のことを実施するさいの温度範囲
は通常150〜210℃(好ましくは、160〜200
℃)である。
(P)  医療用袋およびその製造 以上のようにして得られたフィルムないしシートまたは
そのチューブ状物を一般の袋を製造するさいに行なわれ
ている方法を適用し、適宜所定の形状および寸法に製袋
し、注出入口(口栓)を取付けることによって本発明の
医療用袋を製造することかできる。
第1図は本発明に係る代表的な医療用袋の正面図である
。第1図において、1は袋部てあり、2は上融着部であ
り、3は下融着部である。また、4は注出入口(口栓)
である。さらに5は境界線であり、5aは端部であり、
5bは末端部である。
6は吊孔であり、7は透明な融着部である。正面図か第
1図に示される医療用袋において、上融着部2および下
融着部3は透明状のものでもよい。
しかし、融着をより確実なものにするためにローレット
状のものでもよい。
本発明の医療用袋を製造するために第1図の医療用袋の
上融着部2および下融着部3および袋部1と注出入口4
を設けるさい、シールは一般に行なわれているように熱
シールする。熱シールは内表面層を構成する低密度ポリ
エチレン樹脂またはその組成物が溶融する温度である。
しかし、高い温度て熱シールすると、外表面層、中間層
などのフィルムを容易に溶かし、流動し易くなるために
シール部分のフィルムの厚みか極度に薄肉化して強度が
低下する。これらのことから、内表面層の融点よりも1
0〜30℃(好ましくは、10〜25℃)高い温度で実
施することが望ましい。また、注出入口4は内表面層を
構成する低密度ポリエチレン樹脂またはその組成物と同
種のものか好ましい。
以上のようにして得られる医療用袋の重要な点は、前記
の厚さの範囲内に外表面層および内表面層に前記ポリエ
チレン樹脂(T)またはそのIUWを主成分とする組成
物を設けることによって耐熱性力すぐれ、しかも中間層
にポリエチレン樹脂(It)またはその樹脂を主成分と
する組成物を設けることによって柔軟性が良好であり、
かつ内表面層に前記ポリエチレン樹脂(II)またはそ
の樹脂を生成分とする組成物を設けることによって安全
性の点でもすくれ、これらによってポリエチレン樹脂製
の安全性が高く、かつ性能の点ても良好な医療用袋を得
ることができたのである。
〔実施例および比較例〕
以下、実施例によって本発明をさらにくわしく説明する
なお、実施例および比較例において、密度はJIS K
7112のD法にしたかい、23℃±0.1℃の温度に
おいて測定した。さらに、融点はDSC−法にしたがい
、昇温速度が1分間当り10℃で昇温させ、ピークの温
度を求めた。また、柔軟性はASTM D−882に準
拠し、引張弾性率をnj定した。
さらに、透明性は内容液を充填した後、 120℃の温
度で20分間高圧蒸気滅菌処理をし、40℃において4
0分間熱処理したさいに肉眼で観察した。また、透明性
は生理食塩水を充填し、滅菌後の透視性を肉眼で観察す
ること、およびASTM D−1003法に準拠して測
定することによって求めたヘーズ(Ilaze)によっ
て評価した。さらに、熱収縮率はJISZ17[19に
したがい、140℃の温度において縦方向について1t
F1定した。また、衛生性は日本薬局方輸液用プラスチ
ック容器試験法に基ついて試験した結果を評価した。そ
れぞれ、シワ、変形および破袋の状態を観察した。なお
、衛生性、落ド強度、および外観は下記の四ランクで示
した。
◎:非常に良好   〇二良 好 △:やや不良  ×:不良 なお、実施例および比較例において、医療用袋の外表面
層、中間層および内表面層を構成するポリエチレン樹脂
(I)、ポリエチレン樹脂(n)およびポリエチレン樹
脂(III)の物性を下記に示す。
〔(A)ポリエチレン樹脂(I)〕
ポリエチレン樹脂(I)として、主鎖の炭素数1000
個当りのエチル基の数が5個であり、融点のピークか1
28℃であり、かつMFRが1.0g710分であり、
ブテン−1の共重合割合が1モル%であるエチレンとブ
テン−1との共重合体〔密度0.95] g / ca
s以下「PE(a)Jと云う〕および主鎖の炭素数10
00個当りのブチル基か12個であり、融点のピークが
123℃であり、かつVFRが4.0g/IQ分であり
、ヘキセン−1の共重合割合が約2.5モル%であるエ
チレンとヘキセン−1との共重合体〔密度 0.932
g/c?、以下rPE(b)」と云う〕を使った。比較
のために主鎖の炭素数1000個当りのエチル基の数が
5個であり、かつMFRが12g/10分てあり、しか
も融点のピークが129℃であり、ブテン−1の共重合
割合が約1モル%であるエチレンとブテン〜1との共重
合体〔密度 0.950g/cs?、以下「P F (
c)Jと云う〕を使用した。
〔(B)ポリエチレン樹脂(■)〕
また、ポリエチレン樹脂(If)として、いずれもフリ
ーラジカル触媒を使用していわゆる高圧法で1!A逃し
たMFRか1.0g710分てあり、かつ密度が0.9
281; / cI?であるポリエチレン樹脂〔以下r
LDPE  (])Jと云う〕およびVFRか3.0g
710分てあり、かつ密度が0.917g/10分であ
るポリエチレン樹脂〔以下rLDPE  (2)J と
云う) 、MFRが0.5g/10分であり、かつ密度
が0.928g/c♂であるポリエチレン樹脂〔以下r
LDPE  (3)Jと云う〕およびMFRが5,0g
710分てあり、かつ密度が0.920g/c7である
ポリエチレン樹脂〔以下rLDPE (4)Jと云う〕
を用いた。
〔(C)ポリエチレン樹脂(■)〕
さらに、ポリエチレン樹脂(m)として、主鎖の炭素数
1000個当りのエチル基の数が48個であり、融点の
ピークが117℃であり、かつMFRが2.0g /1
0分であり、ブテン−1の共重合割合が約9.5モル%
であるエチレンとブテン−1との共重合体〔密度 0.
895g/cJ、以下r P E (A)Jと云う〕お
よび主鎖の炭素数1000個当りのブチル基の数が37
個であり、融点のピークか119℃であり、かつMFR
が0.9g/10分であり、しかもヘキセン−1の共重
合割合が7.5モル%であるエチレンとヘキセン−1と
の共重合体〔密度 0.905g / ci、以下rP
E  (B)Jと云う〕を使用した。
比較のために、主鎖の炭素数1000個当りエチル基の
数が8個であり、融点のピークか125℃であり、かつ
MFRか]、0g710分てあり、ブテン−1の共重合
割合が1.6モル%であるエチレンとブテン−1との共
重合体〔密度[1,925g/c7、以下rPE  (
C)Jと云う〕および主鎖の炭素数1000個当りのブ
チル基の数が20個であり、融点のピータが120℃て
あIり、か−)MFRが15g/10分であり、ヘキセ
ン−1の共重合割合が4モル%であるエチレンとヘキセ
ン−1との共重合体〔以下rPE  (D)Jと云う〕
を使用した。
〔(D)組成物〕
また、組成物として、いずれも各組成成分をあらかじめ
5分間ヘンシェルミキサーを用い、得られた各混合物を
樹脂温度が180 ’Cにおいて一軸押出機(スクリュ
ーの径 65關)を使用して混練しながらペレット状の
組成物を製造した。各組成成分の組成割合および種類な
らびに得られた各組成物の略称を第1表に示す。
第1表 1〕 重童% 実施例1〜7、比較例1〜9 それぞれの厚さが第2表に示される中間層として種類が
第2表に示されるポリエチレン系樹脂または組成物を介
在し、内表面層および外表面層として種類が第2表に示
されるポリエチレン系樹脂または組成物を水冷式共押出
法によって積層長尺物を製造した(実施例1〜5、比較
例1〜6)。
また、Tダイ法によって積層長尺物を製造した(実施例
6,7、比較例7〜9)。
実施例8〜14 それぞれの厚さが第3表または第4表に示される中間層
(1)および中間層(II)または中間層(I)、中間
層(II)および中間層(III)として種類が第3表
または第4表に示されるポリエチレン系樹脂または組成
物を介在し、内表面層および外表面層として種類か第3
表または第4表に示されるポリエチレン系樹脂を水冷式
共押出法によって積層長尺物を製造した。
以上のようにして得られる各積層長尺物から第1図に正
面図か示されている医療用袋(内容積500m1)を製
造した。このようにして得られた医療用袋の引張弾性率
(柔軟性)、熱収縮率およびヘーズ(透明性)の測定を
行なった。それらの結果を第5表に示す。
以上の実施例および比較例の結果から、本発明の医療用
袋は、柔軟性か良好であるばかりてな(、透明性にもす
くれており、しかも衛生性が良好であり、とりわけ耐熱
性かすくれていることは明らかである。
〔発明の効果〕
本発明の医療用袋は下記のごとき効果(特徴)を発揮す
る。
(1)  耐熱性がすぐれているために120℃で20
分間滅菌したとしても、袋にシワ、変形などの発生がほ
とんどなく、外観的にも良好である。
(2)柔軟性がすぐれているために内容液の排出ムラな
どを生じることがない。
(3)透明性か良好であるから、内容液の状態の判断が
簡易である。
(4)外観(シワ、変形などがない)かよく、破袋がほ
とんどない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の代表的な医療用袋の正面図である。 ]・・・袋 部 3・・・下融着部 5・・・境界線 5b・・・末端部 7・・・融着部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 三層または四層以上からなるフィルムないしシートで製
    袋された医療用袋であり、 (A)外表面層は、主鎖の炭素数1000個当りの炭素
    の数が1〜10個である短鎖の分岐の数が1〜30個で
    あり、かつ密度が0.920〜0.970g/cm^3
    であり、メルトフローレートが0.1〜10g/10分
    であり、しかも示差走査熱量計で測定した融点のピーク
    が118〜135℃に示す線状ポリエチレン樹脂または
    該線状ポリエチレン樹脂とラジカル触媒を用いて製造さ
    れ、長鎖の分岐を有する密度が0.915〜0.930
    g/cm^3であり、かつメルトフローレートが0.1
    〜10g/10分である低密度ポリエチレン樹脂を多く
    とも50重量%含有する組成物から構成され、 (B)内表面層は該低密度ポリエチレン樹脂または低密
    度ポリエチレン樹脂と多くとも50重量%の前記線状ポ
    リエチレン樹脂を含有する組成物から構成され、しかも (C)中間層は、主鎖の炭素数1000個当りの炭素の
    数が1〜10個である短鎖の分岐の数が10〜70個で
    あり、かつ密度が0.890〜0.930g/cm^3
    であり、メルトフローレートが0.1〜10g/10分
    であり、しかも示差走査熱量計で測定した融点のピーク
    が110〜128℃に示す線状低密度ポリエチレン樹脂
    または該線状低密度ポリエチレン樹脂と前記内表面層を
    構成するさいに使用した低密度ポリエチレン樹脂を多く
    とも50重量%含有する組成物から構成され、 これらの三層あるいは該中間層と外表面層との間には前
    記内表面層を構成する低密度ポリエチレン樹脂もしくは
    低密度ポリエチレン樹脂と多くとも50重量%の前記線
    状ポリエチレン樹脂を含有する組成物の層および/また
    は中間層と内表面層との間には前記外表面層を構成する
    線状ポリエチレン樹脂もしくは線状低密度ポリエチレン
    樹脂と多くとも50重量%の低密度ポリエチレン樹脂を
    含有する組成物の層が設けられてなる医療用袋。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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