JPH0441297A - 熱転写用リボン - Google Patents

熱転写用リボン

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JPH0441297A
JPH0441297A JP2149116A JP14911690A JPH0441297A JP H0441297 A JPH0441297 A JP H0441297A JP 2149116 A JP2149116 A JP 2149116A JP 14911690 A JP14911690 A JP 14911690A JP H0441297 A JPH0441297 A JP H0441297A
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舟山 信孝
Takashi Sumiya
隆 角谷
Ichiro Katayama
一郎 片山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、熱転写プリンター用転写材に用いられる印字
性能に優れた熱転写用リボンに関するものである。
〔従来の技術〕
熱転写プリンター用リボンのベースフィルムとしては、
表面粗さを規定したもの(特開昭62−299389号
公報、特開昭62−193889号公報)や、材質と縦
方向のヤング率を規定したもの(特開昭62−1117
19号公報)が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、近年印字速度の高速化が求められるようになる
につれて、印字時のサーマルヘッドの温度が高くなった
結果、熱転写プリンターリボンの受ける熱量が多くなっ
た。このため、リボンの基材に使用されているフィルム
の変形が大きくなり、印字の際に印字が不鮮明になった
り、リボンに皺が発生して、極端な場合には全く印字不
能になる等のトラブルを生じ、この改善が必要であった
本発明は、かかる問題点を改善し印字性に優れた熱転写
用リボンを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、二軸配向ポリエステルフィルムを基材層とし
、該基材層の片面に熱転写インキ層が設けられた熱転写
用リボンにおいて、該二軸配向ポリエステルフィルムの
横方向の温度寸法変化曲線を測定したときに、該曲線の
勾配が負から正に変化する点が存在し、鎖点における温
度が200℃以上であり、かつ鎖点におけるフィルムの
原長に対する寸法変化率が一5〜+5%であることを特
徴とする熱転写用リボン、を要旨とする。
本発明において、ポリエステルとは、ジカルボン酸成分
とジオール成分とから縮合法によって得られるエステル
基を含む縮重合体である。ジカルボン酸成分としては、
テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、2,6−ナフ
タレンジカルボン酸、アジピン酸、セバシン酸などを例
示することができ、ジオール成分としては、エチレング
リコール、ジエチレングリコール、ブタンジオール、ヘ
キサンジオール、ネオペンチルグリコール、p−キシレ
ングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタツール、
平均分子量150〜20000のポリアルキレングリコ
ールなどを例示することができる。
また、本発明に用いられるポリエステルには、粒径0.
3〜3μmの二酸化ケイ素、炭酸カルシウム、カオリン
、フッ素樹脂粒子、シリコーン粒子などの無機または有
機滑剤を0.1〜1.0重量%含んでいたほうがよい。
これらの無機または有機滑剤を添加することにより、表
面の平均粗さが0.03〜0.3μmの二軸配向ポリエ
ステルフィルムを得ることができる。フィルムの平均表
面粗さが0.03μmより小さいと、十分な滑り性が得
られず、巻き取ることが困難になる。また、平均表面粗
さが0.3μmより大きいと、熱転写プリンターで印字
する際、熱伝導が悪化し、印字が不鮮明となる。添加す
る無機または有機滑剤の粒径が0. 3μm小さいと、
十分大きな表面粗さを得ることができず1.3μmより
大きいと、延伸工程でフィルム破れが発生しやすくなる
また、本発明に用いられるポリエステルには、必要に応
じて、安定剤、着色剤、酸化防止剤、その他の添加剤等
を含有してもよい。
本発明において、フィルムの横方向の温度寸法変化曲線
(以下rTMA曲線」ともいう)とは、フィルムの横方
向の両端を把持し、ある特定の一定荷重を加えながら、
一定の昇温速度でフィルムを加熱し、その温度を横軸に
、フィルムの原長に対する寸法変化率を縦軸にとり描か
せた曲線をいう。
本発明に用いる二軸配向ポリエステルフィルムは、その
フィルムの横方向の温度寸法変化曲線を測定したときに
、その曲線の勾配が負から正に変化する点(以下「極小
点」という)を有し、該極小点における温度(以下単に
「極小点の温度」ともいう)が200℃以上であり、該
極小点におけるフィルムの原長に対する寸法変化率(以
下単に「極小点の寸法変化率」ともいう)が−5〜+5
%である。極小点の温度が200℃よりも低いか、また
は200℃以上でも極小点の寸法変化率が5%より低い
と、印字時のフィルムの収縮が大きくなりフィルムに皺
が発生するので、印字ができなくなる。また、極小点の
寸法変化率が+5%よりも大きいと、ベースフィルムに
インク層や、背面処理層を塗工する際にかかる熱による
フィルムの伸びが大きくなるので塗工時にフィルムがた
るみ、塗布斑を発生しやすい。
本発明に用いる二軸配向ポリエステルフィルム、の厚さ
は2〜10μmが好ましく、かつ縦方向のF−5値は1
1〜15kg/mm2が好ましい。
厚さが10μmを超えると、熱伝達に時間がかかり、高
速印字に好適ではない。逆に、厚さが2μm未満である
と、強力が低く、加工適性に劣り好ましくない。F−5
値が11kg/mm2未満であると、リボンの走行時に
リボンが伸びて印字が不鮮明になったり、皺が発生しや
すくなる。F5値が15kg/mm2を超えると、TM
A曲線の極小点が適性範囲を外れるため、印字時に皺が
発生する。
次に、本発明に用いる二軸配向ポリエステルフィルムの
製造方法について述べる。ただし、本発明は以下に述べ
る製造方法に限定されるものではない。
まず、ポリエステルを溶融し、スリット状のダイにより
フィルム状に成型する。このフィルムを表面温度20〜
70℃のキャスティングドラムに巻き付けて冷却固化し
未延伸フィルムとする。その未延伸フィルムを多段階の
高倍率延伸、すなわち2以上の複数の区間で80〜13
0℃に加熱し、それぞれロール間の周速差により合計倍
率が4〜7倍になるように延伸した後、90〜120℃
で3〜4倍で横方向に延伸する。次いで210〜240
℃にて5〜20秒間熱処理を行なったのち、熱処理温度
より10〜20℃低い温度で横方向に3〜10%収縮さ
せなから再熱処理を行ない二軸配向ポリエステルフィル
ムを得る。
本発明において、熱転写インク層は、特に限定されるも
のではなく、公知のものを用いることができる。すなわ
ち、バインダー成分、着色成分などを主成分とし、必要
に応じて柔軟剤、可塑剤、分散剤などを適量添加して構
成される。上記主成分の具体例としては、バインダー成
分として、カルナウバワックス、パラフィンワックスな
ど公知のワックス類や低融点の各種高分子物質が用いら
れ、着色剤としては、カーボンブラック主体とし、その
他各種の染料、あるいは有機、無機の顔料か用いられる
。また、熱転写インキ層は、昇華性の染料を含んでいて
もよい。
熱転写インキ層を基材層の片面に設ける方法としては、
公知の方法、例えばホットメルト塗工、溶剤を添加した
状態でグラビア、リバース、スリットダイ方式などの溶
液塗工方法などを用いることができる。なお、サーマル
ヘッド部のスティッキングを防ぐために、熱転写インキ
層の設けていない側に、シリコーン樹脂、メラミン樹脂
、フッ素樹脂、シリコーンオイル、鉱物オイル等の融着
防止層を設けるのがよい。さらに、融着防止層を設ける
のは、未延伸または縦延伸後に行なうほうが望ましい。
このようにすることにより、転写リボンに加工する際の
熱履歴を減らすことができ、該二軸配向ポリエステルフ
ィルムの温度寸法変化特性を本発明の範囲に保つことが
容易になる。
本発明で規定する特性値の測定方法と評価方法を以下に
述べる。
(1)温度寸法変化曲線 PERKIN  ELMER社製のTMA (サーマル
メカニカルアナライザー)を用いて測定する。
ただし、昇温速度は10°C,/分、荷重は200g/
mm2とした。
(2)F−5値 ASTM−D−882によるテンシロン型引っ張り試験
機に試幅10 m m %試長100mmとなるように
セットし、引っ張り速度200mm/分、温度20℃、
湿度65%RHの条件でフィルムの5%伸長の対応する
強度を測定する。
(3)印字性 オークス社製のバーコードプリンター(BC−8)で黒
ベタを印字して、次の基準により、印字性を評価した。
○ :鮮明に印字 △ :印字にピッチずれが生じる。
× :リボンに皺が入り印字が乱れる。
××:ホットメルト塗工時にフィルムに皺か入り、転写
インクが均一に塗布できな い。
〔実施例〕
以下、実施例に基づいて本発明をさらに詳しく説明する
。ただし、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない。
実施例1 35°Cの0−クロロフェノール溶融で測定した固有粘
度が0.61で、粒径が1.0μmの二酸化ケイ素を0
.2重量%含有したポリエチレンテレフタレートを、押
し出し機とTダイでシート状に溶融押し出し、水冷ドラ
ムに密着させて冷却固化し、厚さ30〜120μmの非
晶質シートを得た。多段縦延伸装置、すなわち第1段階
が125℃で2.2倍、第2段が125°Cで1.1倍
、第3段が115℃で2.3倍、合計5.6倍の3段階
縦延伸を行なった。
この縦延伸後のフィルムの片面に、融着防止層として下
記組成の塗剤を乾燥後の塗膜厚みがO15μmになるよ
うにグラビアコーターで塗工した後、テンターオーブン
で11−0°C,3,8倍の横延伸を行なった。次に、
225℃で固定長で緊張熱処理を行なった後、210℃
で横方向に6%収縮させなから再熱処理を行ない、厚さ
が5μm(ただし塗膜を除く)の二軸配向ポリエステル
フィルムを得た。
(塗剤の組成) アクリル酸エステル   14.0重量%アミノ変性シ
リコーン   5.9重量%イソシアネート     
 0.1重量%水           80.0重量
%得られた二軸延伸配向ポリエステルフィルムについて
、縦方向のF−5値、および横方向の温度寸法変化曲線
を測定し、極小点の温度および極小点の寸法変化率を求
めた。なお、第1図は、この実施例の二軸延伸配向ポリ
エステルフィルムの横方向の温度寸法変化曲線であり、
点Aは極小点である。
次に、下記組成の転写インクを、塗膜厚みが3゜5μm
になるようにホットメルトコーターで融着防止層とは反
対面に塗工し、転写リボンを作製した。
(転写インクの組成) カルナウバワックス   60.6重量%マイクロクリ
スタリンワックス 18.2重量% 酢酸ビニル・エチレン共重合体 0.1重量% カーボンブラック    21.1重量%作製した熱転
写用リボンについて印字性を評価した。評価結果を第1
表に示す。
実施例2 35℃の0−クロロフェノール溶融で測定した固有粘度
が0.61.で、粒径が1.0μmの二酸化ケイ素を0
.2重量%含有したポリエチレンテレフタレートを、押
[7出し機とTダイでシート状に溶融押し出し、水冷ド
ラムに密着させて冷却固化し、厚さ30〜120μmの
非晶質シートを得た。多段縦延伸装置、すなわち第1段
階が125℃、2.1倍、第2段が125°Cで1.1
倍、第3段か115°Cで2.6倍、合計6.0倍の3
段階縦延伸を行なった後、テンターオーブンで1108
C,3,8倍の横延伸を行なった。次に、230°Cで
固定長で緊張熱処理を行なった後、210℃で横方向に
6%収縮させなから再熱処理を行ない、厚さか5μmの
二軸配向ポリエステルフィルムを得た。このフィルムの
片面に融着防止層として下記組成の塗剤を乾燥後の塗膜
厚みが0. 2μmになるようにグラビアコーターで塗
工し、80℃で乾燥を行なった。
(塗剤の組成) アクリル酸エステル   14.0重量%アミノ変性シ
リコーン   5.9重量%イソシアネート     
 0. 1重量%トルエン        80.0重
量%次に、実施例1と同様にして転写インクを塗工して
熱転写用リボンを作製し評価した。評価結果を第1表に
示す。
比較例1 90℃で2.75倍で縦延伸した後、100’C13,
4倍で横延伸し、130℃、2.0倍で再縦延伸し、次
いで220°C緊張熱処理を行なったほかは、実施例1
と同じ方法で熱転写用リボンを作製し評価した。評価結
果を第1表に示す。
比較例2 実施例1と同じ方法で縦延伸と横延伸および緊張熱処理
を行った後、再熱処理を行なわずに転写リボンを作製し
評価した。評価結果を第1表に示す。
比較例3 実施例1と同じ方法で縦延伸と横延伸および緊張熱処理
を行った後、215℃で横方向に12%収縮させなから
再熱処理を行ない熱転写用リボンを作製し評価した。評
価結果を第1表に示す。
〔発明の効果〕
本発明の熱転写用リボンは、印字の際に皺が発生するこ
とがなく、鮮明な印字を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例1で得られた二軸延伸配向ポリエステル
フィルムの横方向の温度寸法変化曲線を示す。図中、点
Aは曲線の勾配が負から正に変化する点(極小点)であ
り、点Bは極小点における温度を示し、点Cは極小点に
おけるフィルムの原長に対する寸法変化率を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)二軸配向ポリエステルフィルムを基材層とし、該
    基材層の片面に熱転写インキ層が設けられた熱転写用リ
    ボンにおいて、該二軸配向ポリエステルフィルムの横方
    向の温度寸法変化曲線を測定したときに、該曲線の勾配
    が負から正に変化する点が存在し、該点における温度が
    200℃以上であり、かつ該点におけるフィルムの原長
    に対する寸法変化率が−5〜+5%であることを特徴と
    する熱転写用リボン。
  2. (2)該二軸配向ポリエステルフィルムの厚さが2〜1
    0μmであり、かつ縦方向のF−5値が11〜15kg
    /mm^2であることを特徴とする請求項1記載の熱転
    写用リボン。
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