JPH10264337A - 熱転写リボンおよび熱転写リボン用フィルム - Google Patents
熱転写リボンおよび熱転写リボン用フィルムInfo
- Publication number
- JPH10264337A JPH10264337A JP9071997A JP7199797A JPH10264337A JP H10264337 A JPH10264337 A JP H10264337A JP 9071997 A JP9071997 A JP 9071997A JP 7199797 A JP7199797 A JP 7199797A JP H10264337 A JPH10264337 A JP H10264337A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermal transfer
- film
- ribbon
- transfer ribbon
- dimensional change
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
- Thermal Transfer Or Thermal Recording In General (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】二軸配向ポリエステルフィルムを基材層と
し、該基材層の片面に熱転写インキ層が設けられた熱転
写リボンにおいて、該熱転写リボンの幅方向の温度寸法
変化曲線を測定したとき、150℃におけるリボンの原
長に対する寸法変化率が1%以上であり、かつ200℃
におけるリボンの原長に対する寸法変化率が1〜3.5
%であることを特徴とする熱転写リボン。 【効果】本発明の熱転写リボンは、印字の際に皺が発生
することがなく、鮮明な印刷を可能とする。
し、該基材層の片面に熱転写インキ層が設けられた熱転
写リボンにおいて、該熱転写リボンの幅方向の温度寸法
変化曲線を測定したとき、150℃におけるリボンの原
長に対する寸法変化率が1%以上であり、かつ200℃
におけるリボンの原長に対する寸法変化率が1〜3.5
%であることを特徴とする熱転写リボン。 【効果】本発明の熱転写リボンは、印字の際に皺が発生
することがなく、鮮明な印刷を可能とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写プリンター
用転写材に用いられる熱転写リボンに関するものであ
る。
用転写材に用いられる熱転写リボンに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】熱転写プリンター用転写材のベースには
二軸配向ポリエステルフィルムが、高結晶性、高融点、
耐熱性、強度、弾性率、耐薬品性等の優れた性質を持つ
ことから利用されている。
二軸配向ポリエステルフィルムが、高結晶性、高融点、
耐熱性、強度、弾性率、耐薬品性等の優れた性質を持つ
ことから利用されている。
【0003】この転写材は、熱転写方式ではベースフィ
ルムは出来るだけ薄いものが追求されるので高強度であ
る上に、熱に対する寸法安定性に優れていることが要求
されている。
ルムは出来るだけ薄いものが追求されるので高強度であ
る上に、熱に対する寸法安定性に優れていることが要求
されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、印字速度の高速
化が要求されるようになるにつれて、印字時のサーマル
ヘッドによる印加エネルギーが高くなり、その結果熱転
写プリンターリボンの受ける熱量が多くなってきてい
る。このため、リボンの基材に使用されているフィルム
の変形が大きくなり、印字の際に印字が不鮮明になった
り、リボンに皺が発生しひどい場合は印字不能になる等
のトラブルを生じ、この点について改善が必要であっ
た。
化が要求されるようになるにつれて、印字時のサーマル
ヘッドによる印加エネルギーが高くなり、その結果熱転
写プリンターリボンの受ける熱量が多くなってきてい
る。このため、リボンの基材に使用されているフィルム
の変形が大きくなり、印字の際に印字が不鮮明になった
り、リボンに皺が発生しひどい場合は印字不能になる等
のトラブルを生じ、この点について改善が必要であっ
た。
【0005】本発明は、かかる問題点を改善し印字性に
優れた熱転写用リボンを提供することを目的とする。
優れた熱転写用リボンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、二軸配向ポリ
エステルフィルムを基材層とし、該基材層の片面に熱転
写インキ層が設けられた熱転写用リボンにおいて、該熱
転写用リボンの幅方向の温度寸法変化曲線を測定したと
き、150℃におけるリボンの原長に対する寸法変化率
が1%以上であり、かつ200℃におけるリボンの原長
に対する寸法変化率が1〜3.5%であることを特徴と
する熱転写リボンを要旨とする。
エステルフィルムを基材層とし、該基材層の片面に熱転
写インキ層が設けられた熱転写用リボンにおいて、該熱
転写用リボンの幅方向の温度寸法変化曲線を測定したと
き、150℃におけるリボンの原長に対する寸法変化率
が1%以上であり、かつ200℃におけるリボンの原長
に対する寸法変化率が1〜3.5%であることを特徴と
する熱転写リボンを要旨とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明において、ポリエステルと
は、ジカルボン酸成分とジオール成分とから縮合法によ
って得られるエステル基を含む縮重合体である。ジカル
ボン酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、フ
タル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、アジピン
酸、セバシン酸などの脂肪族および芳香族のジカルボン
酸を用いることができ、ジオール成分としては、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ブタンジオー
ル、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、p−
キシレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、平均分子量150〜20000のポリアルキレン
グリコールなどを用いることができる。
は、ジカルボン酸成分とジオール成分とから縮合法によ
って得られるエステル基を含む縮重合体である。ジカル
ボン酸成分としては、テレフタル酸、イソフタル酸、フ
タル酸、2,6−ナフタレンジカルボン酸、アジピン
酸、セバシン酸などの脂肪族および芳香族のジカルボン
酸を用いることができ、ジオール成分としては、エチレ
ングリコール、ジエチレングリコール、ブタンジオー
ル、ヘキサンジオール、ネオペンチルグリコール、p−
キシレングリコール、1,4−シクロヘキサンジメタノ
ール、平均分子量150〜20000のポリアルキレン
グリコールなどを用いることができる。
【0008】また、本発明に用いられるポリエステルに
は、コロイダルシリカ、凝集シリカ、アルミナ、炭酸カ
ルシウム、カオリン、フッ素樹脂粒子、シリコーン粒子
などの無機または有機滑剤を添加してもよく、また滑剤
は2種以上添加してもよい。主として添加する粒子の平
均径は0.1〜5μmが好ましく、更には0.3〜3μ
mが好ましい。平均径の異なるものを添加してもよい。
添加する無機または有機滑剤の粒径が0.1μm未満で
あると、十分な滑り性が得られないためリボンを巻取る
ことが困難となる。また、5μmを超えると、フィルム
の延伸工程で破れが発生し生産性が低下する。
は、コロイダルシリカ、凝集シリカ、アルミナ、炭酸カ
ルシウム、カオリン、フッ素樹脂粒子、シリコーン粒子
などの無機または有機滑剤を添加してもよく、また滑剤
は2種以上添加してもよい。主として添加する粒子の平
均径は0.1〜5μmが好ましく、更には0.3〜3μ
mが好ましい。平均径の異なるものを添加してもよい。
添加する無機または有機滑剤の粒径が0.1μm未満で
あると、十分な滑り性が得られないためリボンを巻取る
ことが困難となる。また、5μmを超えると、フィルム
の延伸工程で破れが発生し生産性が低下する。
【0009】また、本発明に用いられるポリエステルに
は、必要に応じて安定剤、着色剤、酸化防止剤、その他
の添加剤等を含有してもよい。
は、必要に応じて安定剤、着色剤、酸化防止剤、その他
の添加剤等を含有してもよい。
【0010】本発明において、フィルムの幅方向の温度
寸法変化曲線(以下「TMA曲線」ともいう)とは、フ
ィルムの幅方向の両端を把持し、ある特定の一定荷重を
加えながら、一定の昇温速度でフィルムを加熱し、その
温度を横軸に、フィルムの原長に対する寸法変化率を縦
軸にとり描かせた曲線をいう。
寸法変化曲線(以下「TMA曲線」ともいう)とは、フ
ィルムの幅方向の両端を把持し、ある特定の一定荷重を
加えながら、一定の昇温速度でフィルムを加熱し、その
温度を横軸に、フィルムの原長に対する寸法変化率を縦
軸にとり描かせた曲線をいう。
【0011】本発明に用いる二軸配向ポリエステルフィ
ルムは、そのフィルムの幅方向の寸法変化曲線を測定し
たときに、150℃におけるフィルムの原長に対する寸
法変化率が1%以上であり、かつ200℃におけるフィ
ルムの原長に対する寸法変化率が1〜3.5%、好まし
くは1.5〜3%であることを特徴とする。150℃に
おける寸法変化率が1%未満であるとと、印字時のフィ
ルムの収縮が大きくなりフィルムに皺が発生するので、
印字抜けが起こる。また、寸法変化率が200℃以下の
温度領域において3.5%を超えると、ベースフィルム
に背面処理層やインク層を塗布する際にかかる熱による
フィルムの伸びが大きくなるので塗工時にフィルムがた
るみ、塗布すじや塗布むらを発生しやすい。
ルムは、そのフィルムの幅方向の寸法変化曲線を測定し
たときに、150℃におけるフィルムの原長に対する寸
法変化率が1%以上であり、かつ200℃におけるフィ
ルムの原長に対する寸法変化率が1〜3.5%、好まし
くは1.5〜3%であることを特徴とする。150℃に
おける寸法変化率が1%未満であるとと、印字時のフィ
ルムの収縮が大きくなりフィルムに皺が発生するので、
印字抜けが起こる。また、寸法変化率が200℃以下の
温度領域において3.5%を超えると、ベースフィルム
に背面処理層やインク層を塗布する際にかかる熱による
フィルムの伸びが大きくなるので塗工時にフィルムがた
るみ、塗布すじや塗布むらを発生しやすい。
【0012】本発明に用いる二軸配向ポリエステルフィ
ルムの厚さは1〜10μmが好ましく、より好ましくは
1.5〜7μm、かつ縦・幅方向の各F−5値は98〜
196MPaが好ましく、さらに好ましくは108〜1
75MPaである。厚さが10μmを超えると、熱伝達
に時間がかかり、高速印字には好適でない。逆に、厚さ
が1μm未満であると、強度が低く加工適性において問
題がある場合がある。F−5値が98MPa未満である
と、リボンの走行時にリボンが伸びて印字が不鮮明にな
ったり、皺が発生しやすくなる方向であり注意が必要で
ある。
ルムの厚さは1〜10μmが好ましく、より好ましくは
1.5〜7μm、かつ縦・幅方向の各F−5値は98〜
196MPaが好ましく、さらに好ましくは108〜1
75MPaである。厚さが10μmを超えると、熱伝達
に時間がかかり、高速印字には好適でない。逆に、厚さ
が1μm未満であると、強度が低く加工適性において問
題がある場合がある。F−5値が98MPa未満である
と、リボンの走行時にリボンが伸びて印字が不鮮明にな
ったり、皺が発生しやすくなる方向であり注意が必要で
ある。
【0013】フィルムの平均表面粗さは好ましくは0.
03〜0.3μm、より好ましくは0.05〜0.2μ
mである。平均表面粗さが0.03μm未満であると、
滑り性が悪くなってくることから巻取りが困難になって
いき、また、平均表面粗さが0.3μmを超えると、熱
転写プリンターで印字する際、熱伝導が悪くなることか
ら印字の鮮明さが劣っていく方向である。
03〜0.3μm、より好ましくは0.05〜0.2μ
mである。平均表面粗さが0.03μm未満であると、
滑り性が悪くなってくることから巻取りが困難になって
いき、また、平均表面粗さが0.3μmを超えると、熱
転写プリンターで印字する際、熱伝導が悪くなることか
ら印字の鮮明さが劣っていく方向である。
【0014】次に、本発明に用いる二軸配向ポリエステ
ルフィルムの典型的な製造方法について述べる。ただ
し、本発明は以下に述べる製造方法に限定されるもので
はない。
ルフィルムの典型的な製造方法について述べる。ただ
し、本発明は以下に述べる製造方法に限定されるもので
はない。
【0015】まず、ポリエステルを溶融し、スリット状
のダイによりフィルム状に成形する。このフィルムを、
表面温度20℃〜70℃のキャスティングドラムに巻き
付けて冷却固化し未延伸フィルムとする。その未延伸フ
ィルムを80℃〜130℃に加熱し、ロール間の周速差
により合計倍率が5〜7倍になるように1段階もしくは
多段階で長手方向に延伸した後、90℃〜120℃で4
〜6倍に幅方向に延伸する。次いで、210℃から24
0℃にて所定時間熱処理を行った後、熱処理温度より0
〜50℃低い温度で幅方向に0〜10%収縮させ、さら
に熱処理温度より50〜100℃低い温度で幅方向に0
〜10%収縮させながら再熱処理を行い二軸配向ポリエ
ステルフィルムを得る。
のダイによりフィルム状に成形する。このフィルムを、
表面温度20℃〜70℃のキャスティングドラムに巻き
付けて冷却固化し未延伸フィルムとする。その未延伸フ
ィルムを80℃〜130℃に加熱し、ロール間の周速差
により合計倍率が5〜7倍になるように1段階もしくは
多段階で長手方向に延伸した後、90℃〜120℃で4
〜6倍に幅方向に延伸する。次いで、210℃から24
0℃にて所定時間熱処理を行った後、熱処理温度より0
〜50℃低い温度で幅方向に0〜10%収縮させ、さら
に熱処理温度より50〜100℃低い温度で幅方向に0
〜10%収縮させながら再熱処理を行い二軸配向ポリエ
ステルフィルムを得る。
【0016】本発明において熱転写インク層は、特に限
定されるものではなく、例えば次にあげる各種のものを
用いることができる。すなわち、バインダー成分、着色
成分などを主成分とし、必要に応じて柔軟剤、可塑剤、
分散剤などを適量添加して構成される。上記主成分の具
体例としては、バインダー成分として、カルナバワック
ス、パラフィンワックスなど各種のワックス類や低融点
の各種高分子物質が用いられ、着色剤としては、カーボ
ンブラック主体とし、その他各種の染料、あるいは有
機、無機の顔料が用いられる。また、熱転写インキ層は
昇華性の染料を含んでいてもよい。
定されるものではなく、例えば次にあげる各種のものを
用いることができる。すなわち、バインダー成分、着色
成分などを主成分とし、必要に応じて柔軟剤、可塑剤、
分散剤などを適量添加して構成される。上記主成分の具
体例としては、バインダー成分として、カルナバワック
ス、パラフィンワックスなど各種のワックス類や低融点
の各種高分子物質が用いられ、着色剤としては、カーボ
ンブラック主体とし、その他各種の染料、あるいは有
機、無機の顔料が用いられる。また、熱転写インキ層は
昇華性の染料を含んでいてもよい。
【0017】熱転写インキ層を基材層の片面に設ける方
法としては、例えばホットメルト塗工、溶剤を添加した
状態でグラビア、リバース、スリットダイ方式などの溶
液塗工方法などを用いることができる。なお、サーマル
ヘッド部のスティッキングを防ぐために、熱転写インキ
層を設けていない側に、シリコーン樹脂、メラミン樹
脂、フッ素樹脂、シリコーンオイル、鉱物オイル等の融
着防止層を設けるのがよい。
法としては、例えばホットメルト塗工、溶剤を添加した
状態でグラビア、リバース、スリットダイ方式などの溶
液塗工方法などを用いることができる。なお、サーマル
ヘッド部のスティッキングを防ぐために、熱転写インキ
層を設けていない側に、シリコーン樹脂、メラミン樹
脂、フッ素樹脂、シリコーンオイル、鉱物オイル等の融
着防止層を設けるのがよい。
【0018】更に、融着防止層を設けるのは、未延伸ま
たは縦延伸後に行うほうが望ましい。このようにするこ
とにより、転写リボンに加工する際の熱履歴を減らすこ
とができ、該二軸配向ポリエステルフィルムの温度寸法
変化特性を本発明の範囲に保つことが容易になる。
たは縦延伸後に行うほうが望ましい。このようにするこ
とにより、転写リボンに加工する際の熱履歴を減らすこ
とができ、該二軸配向ポリエステルフィルムの温度寸法
変化特性を本発明の範囲に保つことが容易になる。
【0019】
【特性値の測定方法と評価方法】本発明で規定する特性
値の測定方法と評価方法を以下に述べる。
値の測定方法と評価方法を以下に述べる。
【0020】(1)温度寸法変化曲線 PERKIN ELMER社製のTMA(サーマルメカ
ニカルアナライザー)を用いて室温より昇温して測定し
た。ただし、昇温速度は10℃/分、測定サンプル長さ
は14mm(リボンあるいはリボン用フィルムの幅方向
に14mm)、幅は5mm、張力は50mNとした。ま
た、リボンを測定サンプルとする場合、インクを剥離し
てから測定する。
ニカルアナライザー)を用いて室温より昇温して測定し
た。ただし、昇温速度は10℃/分、測定サンプル長さ
は14mm(リボンあるいはリボン用フィルムの幅方向
に14mm)、幅は5mm、張力は50mNとした。ま
た、リボンを測定サンプルとする場合、インクを剥離し
てから測定する。
【0021】(2)F−5値 ASTM−D−882による“テンシロン”引張試験機
(ボールドウィン(株)製)に試幅10mm、試長10
0mmとなるようにセットし、引張速度200mm/
分、温度20℃、湿度65%RHの条件でフィルムの5
%伸長の対応する強度を測定した。
(ボールドウィン(株)製)に試幅10mm、試長10
0mmとなるようにセットし、引張速度200mm/
分、温度20℃、湿度65%RHの条件でフィルムの5
%伸長の対応する強度を測定した。
【0022】(3)印字性 600dpiのサーマルヘッドを備えたプリンタで印
字、印画して次の基準により、印字性を評価した。
字、印画して次の基準により、印字性を評価した。
【0023】 ○:鮮明に印刷 △:印刷は鮮明であるが、リボンに皺が入る ×:リボンに皺が入った上、印刷も不良 各サンプルを同条件で10回テストし、上記基準ですべ
てが△もしくは○のときを合格とした。
てが△もしくは○のときを合格とした。
【0024】(4)平均表面粗さ:Ra JIS−B0601に基づき、小坂研究所(株)製の触
針式表面粗さ計3E−3Fで、測定長2.5mm、カッ
トオフ値0.25mmの条件で平均表面粗さRaを測定
した。
針式表面粗さ計3E−3Fで、測定長2.5mm、カッ
トオフ値0.25mmの条件で平均表面粗さRaを測定
した。
【0025】(5)固有粘度 o−クロロフェノール溶媒を用い、25℃で測定した。
【0026】
【実施例】以下、本発明を実施例、比較例を用いて説明
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
【0027】実施例1 平均粒径が1.0μmの二酸化ケイ素を0.3重量%含
有し、固有粘度が0.し、水冷ドラムに密着させて冷却
固化し、非晶質シートを得た。この未延伸フィルムを1
25℃にて長手に5.8倍にロール延伸法により延伸
し、さらにステンターに導き110℃にて4.1倍幅方
向に延伸した。次いでそのまま熱処理ゾーンへ導き、2
28℃で4秒間緊張熱固定し、さらに200℃で幅方向
に2.5%弛緩を行い、そのまま180℃の中間冷却室
へ導きここで中間冷却を行った後、幅方向に原長の2%
分の弛緩を与え、そのまま徐冷させて巻取ることにより
厚さが4.5μmの二軸配向ポリエステルフィルムを得
た。
有し、固有粘度が0.し、水冷ドラムに密着させて冷却
固化し、非晶質シートを得た。この未延伸フィルムを1
25℃にて長手に5.8倍にロール延伸法により延伸
し、さらにステンターに導き110℃にて4.1倍幅方
向に延伸した。次いでそのまま熱処理ゾーンへ導き、2
28℃で4秒間緊張熱固定し、さらに200℃で幅方向
に2.5%弛緩を行い、そのまま180℃の中間冷却室
へ導きここで中間冷却を行った後、幅方向に原長の2%
分の弛緩を与え、そのまま徐冷させて巻取ることにより
厚さが4.5μmの二軸配向ポリエステルフィルムを得
た。
【0028】得られた二軸配向ポリエステルフィルムに
ついて、縦および幅方向のF−5値および横方向の温度
寸法変化曲線を測定した。図1は、この実施例1の二軸
配向ポリエステルフィルムの横方向の温度寸法変化率で
ある。この図1からわかるように、実施例1のものは、
150℃におけるフィルムの原長に対する寸法変化率が
1.0以上であり、かつ200℃におけるフィルムの原
長に対する寸法変化率が1.0〜3.5%の条件を満た
すものである。
ついて、縦および幅方向のF−5値および横方向の温度
寸法変化曲線を測定した。図1は、この実施例1の二軸
配向ポリエステルフィルムの横方向の温度寸法変化率で
ある。この図1からわかるように、実施例1のものは、
150℃におけるフィルムの原長に対する寸法変化率が
1.0以上であり、かつ200℃におけるフィルムの原
長に対する寸法変化率が1.0〜3.5%の条件を満た
すものである。
【0029】次に、このフィルムの片面に耐熱・易滑層
として下記組成の塗剤を乾燥後の塗膜厚みが0.1μm
になるようにグラビアコーターで塗工した。
として下記組成の塗剤を乾燥後の塗膜厚みが0.1μm
になるようにグラビアコーターで塗工した。
【0030】(塗剤の組成) アクリル酸エステル:14.0重量% アミノ変性シリコン: 5.9重量% イソシアネート : 0.1重量% 水 :80.0重量%
【0031】続いて下記組成の転写インクを、塗膜厚み
が2.5μmになるようにホットメルトコーターで耐熱
・易滑層とは反対面に塗工し、熱転写リボンを作製し
た。
が2.5μmになるようにホットメルトコーターで耐熱
・易滑層とは反対面に塗工し、熱転写リボンを作製し
た。
【0032】(転写インクの組成) カルナバワックス :60.6重量% マイクロクリスタリンワックス:18.2重量% 酢酸ビニル・エチレン共重合体: 0.1重量% カーボンブラック :21.1重量%
【0033】作製した熱転写リボンについて印字性を評
価した。評価結果を表1に示す。
価した。評価結果を表1に示す。
【0034】実施例2 固有粘度が0.62で、平均粒径が1.0μmの二酸化
ケイ素を0.3重量%含有したポリエチレンテレフタレ
ートを、押出機とTダイでシート状に溶融押出し、水冷
ドラムに密着させて冷却固化し、非晶質シートを得た。
この未延伸フィルムを125℃にて長手に4.5倍にロ
ール延伸法により延伸し、さらにステンターに導き11
0℃にて4.3倍幅方向に延伸した。次いでそのまま熱
処理ゾーンへ導き、115℃で幅方向に0.39%弛緩
しながら熱処理を行った。続いて、110℃で長手に
1.025倍再縦延伸を行い、ステンターに導き225
℃で1.5秒間緊張熱固定し、6.0%幅方向に弛緩を
施し、そのまま徐冷させて巻取ることにより厚さが4.
5μmの二軸配向ポリエステルフィルムを得た。
ケイ素を0.3重量%含有したポリエチレンテレフタレ
ートを、押出機とTダイでシート状に溶融押出し、水冷
ドラムに密着させて冷却固化し、非晶質シートを得た。
この未延伸フィルムを125℃にて長手に4.5倍にロ
ール延伸法により延伸し、さらにステンターに導き11
0℃にて4.3倍幅方向に延伸した。次いでそのまま熱
処理ゾーンへ導き、115℃で幅方向に0.39%弛緩
しながら熱処理を行った。続いて、110℃で長手に
1.025倍再縦延伸を行い、ステンターに導き225
℃で1.5秒間緊張熱固定し、6.0%幅方向に弛緩を
施し、そのまま徐冷させて巻取ることにより厚さが4.
5μmの二軸配向ポリエステルフィルムを得た。
【0035】次に、得られた二軸配向ポリエステルフィ
ルムに実施例1と同様に耐熱・易滑層、転写インク層を
塗工し熱転写リボンを作製した。
ルムに実施例1と同様に耐熱・易滑層、転写インク層を
塗工し熱転写リボンを作製した。
【0036】作製した熱転写リボンについて印字性を評
価した。実施例1および2の評価結果は表1に示す通り
印字じわの発生がなく、鮮明な印刷物が得られた。
価した。実施例1および2の評価結果は表1に示す通り
印字じわの発生がなく、鮮明な印刷物が得られた。
【0037】実施例3 実施例1と同じ方法で非晶質シートを得、縦延伸と横延
伸を行った後、235℃で5秒間緊張熱固定し、215
℃で3.3%、続いて200℃で4.0%弛緩し、さら
にこのあと実施例1と同じ方法で熱転写リボンを作製し
評価した。評価結果を表1に示す。
伸を行った後、235℃で5秒間緊張熱固定し、215
℃で3.3%、続いて200℃で4.0%弛緩し、さら
にこのあと実施例1と同じ方法で熱転写リボンを作製し
評価した。評価結果を表1に示す。
【0038】比較例1 実施例と同じ方法で得られた非晶質シートを125℃で
6.1倍縦延伸した後、110℃で3.7倍幅方向に延
伸し、225℃で1.5秒間緊張熱固定し、225℃で
2.0%、続いて210℃で2.0%弛緩した他は実施
例1と同じ方法で熱転写リボンを作製し評価した。評価
結果を表1に示す。
6.1倍縦延伸した後、110℃で3.7倍幅方向に延
伸し、225℃で1.5秒間緊張熱固定し、225℃で
2.0%、続いて210℃で2.0%弛緩した他は実施
例1と同じ方法で熱転写リボンを作製し評価した。評価
結果を表1に示す。
【0039】比較例2 実施例1と同じ方法で非晶質シートを得、縦延伸と横延
伸を行った後、235℃で5秒間緊張熱固定し、220
℃で2.9%、続いて200℃で2.9%弛緩し、さら
にこのあと実施例1と同じ方法で熱転写リボンを作製し
評価した。評価結果を表1に示す。
伸を行った後、235℃で5秒間緊張熱固定し、220
℃で2.9%、続いて200℃で2.9%弛緩し、さら
にこのあと実施例1と同じ方法で熱転写リボンを作製し
評価した。評価結果を表1に示す。
【0040】比較例3 実施例1と同じ方法で非晶質シートを得、縦延伸と横延
伸を行った後、230℃で3秒間緊張熱固定し、220
℃で1.5%、続いて200℃で1.5%弛緩し、さら
にこのあと実施例1と同じ方法で熱転写リボンを作製し
評価した。評価結果を表1に示す。
伸を行った後、230℃で3秒間緊張熱固定し、220
℃で1.5%、続いて200℃で1.5%弛緩し、さら
にこのあと実施例1と同じ方法で熱転写リボンを作製し
評価した。評価結果を表1に示す。
【0041】表1に示すように、比較例1〜3では、リ
ボンに皺が入りやすく、印刷不良を起こしやすい結果と
なった。
ボンに皺が入りやすく、印刷不良を起こしやすい結果と
なった。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】本発明の熱転写リボンは、印字の際に皺
が発生することがなく、鮮明な印刷を可能とする。
が発生することがなく、鮮明な印刷を可能とする。
【図1】熱転写リボン(or熱転写リボン用フィルム)
の幅方向の温度寸法変化曲線である。図1において曲線
1は実施例1、曲線2は実施例2、曲線3は実施例3、
曲線4は比較例1、曲線5は比較例2、曲線6は比較例
3にそれぞれ対応する。
の幅方向の温度寸法変化曲線である。図1において曲線
1は実施例1、曲線2は実施例2、曲線3は実施例3、
曲線4は比較例1、曲線5は比較例2、曲線6は比較例
3にそれぞれ対応する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI B29K 105:16 B29L 7:00
Claims (4)
- 【請求項1】 二軸配向ポリエステルフィルムを基材層
とし、該基材層の片面に熱転写インキ層が設けられた熱
転写リボンにおいて、該熱転写リボンの幅方向の温度寸
法変化曲線を測定したとき、150℃におけるリボンの
原長に対する寸法変化率が1%以上であり、かつ200
℃におけるリボンの原長に対する寸法変化率が1〜3.
5%であることを特徴とする熱転写リボン。 - 【請求項2】 二軸配向ポリエステルフィルムの幅方向
の温度寸法変化曲線を測定したとき、150℃における
フィルムの原長に対する寸法変化率が1%以上であり、
かつ200℃におけるフィルムの原長に対する寸法変化
率が1〜3.5%であることを特徴とする熱転写リボン
用フィルム。 - 【請求項3】 二軸配向ポリエステルフィルムの厚さが
1〜10μmであり、かつ縦・幅方向のF−5値がそれ
ぞれ98〜196MPaの範囲であることを特徴とする
請求項1に記載の熱転写リボン。 - 【請求項4】 二軸配向ポリエステルフィルムの厚さが
1〜10μmであり、かつ縦・幅方向のF−5値がそれ
ぞれ98〜196MPaの範囲であることを特徴とする
請求項2に記載の熱転写リボン用フィルム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9071997A JPH10264337A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 熱転写リボンおよび熱転写リボン用フィルム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9071997A JPH10264337A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 熱転写リボンおよび熱転写リボン用フィルム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10264337A true JPH10264337A (ja) | 1998-10-06 |
Family
ID=13476635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9071997A Pending JPH10264337A (ja) | 1997-03-25 | 1997-03-25 | 熱転写リボンおよび熱転写リボン用フィルム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10264337A (ja) |
-
1997
- 1997-03-25 JP JP9071997A patent/JPH10264337A/ja active Pending
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0434519B2 (ja) | ||
| KR20010024241A (ko) | 감열 전사 리본 및 이의 기재 필름 | |
| EP1142727B1 (en) | Laminated base film for thermal transfer recording medium | |
| JP2581270B2 (ja) | 熱転写用リボン | |
| JP2002178400A (ja) | 二軸配向ポリエステルフィルム | |
| JP3750828B2 (ja) | 熱転写用リボン | |
| JPH10264337A (ja) | 熱転写リボンおよび熱転写リボン用フィルム | |
| JP2000052418A (ja) | 熱転写インクリボン用ポリエステルフィルムおよびそれを用いた熱転写インクリボン | |
| JP5264222B2 (ja) | 熱転写インクリボン用ポリエステルフィルム | |
| JP4158084B2 (ja) | 感熱転写記録材用ポリエチレンテレフタレートフィルムおよびその製造方法 | |
| JPH091947A (ja) | 感熱転写用二軸配向ポリエステルフィルム | |
| JP2001071651A (ja) | 溶融型感熱転写用ポリエステルフィルム | |
| JPH11321130A (ja) | 感熱転写用二軸配向ポリエステルフィルム | |
| JP2005238623A (ja) | 昇華型感熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルム | |
| JP2002036736A (ja) | 熱転写用リボン | |
| JP2000218949A (ja) | 熱転写リボン用フィルムおよび熱転写リボン | |
| JP2000153676A (ja) | 感熱転写用二軸配向ポリエステルフィルム | |
| JP2569761B2 (ja) | 感熱転写材用ポリエステルフィルム | |
| JP2001071649A (ja) | 熱転写リボン用二軸配向ポリエステルフィルム及び熱転写リボン | |
| JP2002127620A (ja) | 積層フィルム | |
| JP2955187B2 (ja) | プリンター用転写材の製造方法 | |
| JPH0225396A (ja) | 感熱転写用フィルム | |
| JP4193155B2 (ja) | プリンター用転写材用二軸延伸ポリエステルフイルム | |
| JP2712430B2 (ja) | 感熱転写記録用フィルム | |
| JPH02206591A (ja) | プリンター用転写材 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040319 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20051209 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060110 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060516 |