JPH0441332Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0441332Y2 JPH0441332Y2 JP1984190846U JP19084684U JPH0441332Y2 JP H0441332 Y2 JPH0441332 Y2 JP H0441332Y2 JP 1984190846 U JP1984190846 U JP 1984190846U JP 19084684 U JP19084684 U JP 19084684U JP H0441332 Y2 JPH0441332 Y2 JP H0441332Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- wire
- core
- magnet
- magnetic wire
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、ウイーガンドワイヤを用いた回転セ
ンサーに関するものである。
ンサーに関するものである。
ウイーガンドワイヤはその発明者の名前に因ん
で命名された磁気ワイヤで、例えば特公昭55−
15797号公報において公知である。
で命名された磁気ワイヤで、例えば特公昭55−
15797号公報において公知である。
すなわち、斯かる磁気ワイヤは第5図に10で
示すように、全体として円形断面を有する適当な
強磁性体の引抜線から成る。ワイヤは真円断面ま
たは、真円に近い断面を有することが好ましく、
比較的低い残磁性(retentivity)及び保磁性
(coercivity)をもつ磁気ワイヤ心部14と、比
較的高い残磁性及び保持性をもつ磁気ワイヤ殻部
16とを形成するように処理される。心部14は
ワイヤの軸に平行な磁化容易軸を有し、磁気的に
異方である。殻部16もやはりワイヤの軸に平行
な磁化容易軸を有し、磁気的に異方性であり、そ
の両端でN及びSを形成するように磁化される。
殻部16は心部14より充分に大きな残磁性及び
保磁性を有し、これにより殻部16の磁化の軸方
向と反対の軸方向に心部14を磁化することによ
つて殻部16を心部14に結合させる。従つて、
心部14は第5図に示す磁束線によつて殻部16
に向う磁気帰還路すなわち分路を形成し、心部及
び殻部の中で反対方向に延びる磁束線の間の心部
及び殻部の間に磁区中間領域18が形成される。
示すように、全体として円形断面を有する適当な
強磁性体の引抜線から成る。ワイヤは真円断面ま
たは、真円に近い断面を有することが好ましく、
比較的低い残磁性(retentivity)及び保磁性
(coercivity)をもつ磁気ワイヤ心部14と、比
較的高い残磁性及び保持性をもつ磁気ワイヤ殻部
16とを形成するように処理される。心部14は
ワイヤの軸に平行な磁化容易軸を有し、磁気的に
異方である。殻部16もやはりワイヤの軸に平行
な磁化容易軸を有し、磁気的に異方性であり、そ
の両端でN及びSを形成するように磁化される。
殻部16は心部14より充分に大きな残磁性及び
保磁性を有し、これにより殻部16の磁化の軸方
向と反対の軸方向に心部14を磁化することによ
つて殻部16を心部14に結合させる。従つて、
心部14は第5図に示す磁束線によつて殻部16
に向う磁気帰還路すなわち分路を形成し、心部及
び殻部の中で反対方向に延びる磁束線の間の心部
及び殻部の間に磁区中間領域18が形成される。
殻部16はいずれの軸方向にも磁化されること
ができる。外部磁界が存在しない場合は、比較的
高い保持力を有する殻部16は心部14を拘束し
それにより心部14の残留磁気は殻部16の残留
磁気の方向と反対の方向になる。
ができる。外部磁界が存在しない場合は、比較的
高い保持力を有する殻部16は心部14を拘束し
それにより心部14の残留磁気は殻部16の残留
磁気の方向と反対の方向になる。
殻部16の効果を打ち負かすような外部磁界を
用いることにより心部14の磁化の方向が切換え
られる。例えば、充分に強い棒磁石を、ワイヤ1
0に平行にかつ磁極をワイヤの殻部16の磁性と
反対にしてワイヤ10に接近して置くと、この棒
磁石は心部14を拘束して心部14の残留磁気の
方向を逆転させる。外部の棒磁石からの外部磁界
の強さが、心部14において、殻部16からの磁
界の強さを越えると、切換えが生じる。棒磁石の
磁界の強さが殻部の磁界の強さよりどれだけ大き
くなければならないかは、心部の磁気的な異方性
の大きさに依存している。
用いることにより心部14の磁化の方向が切換え
られる。例えば、充分に強い棒磁石を、ワイヤ1
0に平行にかつ磁極をワイヤの殻部16の磁性と
反対にしてワイヤ10に接近して置くと、この棒
磁石は心部14を拘束して心部14の残留磁気の
方向を逆転させる。外部の棒磁石からの外部磁界
の強さが、心部14において、殻部16からの磁
界の強さを越えると、切換えが生じる。棒磁石の
磁界の強さが殻部の磁界の強さよりどれだけ大き
くなければならないかは、心部の磁気的な異方性
の大きさに依存している。
心部の残留磁気が切替わる過程において、殻部
による外部磁界への寄与は大きさにおいて大きく
変化し、時間的に急速に変化する。この結果、適
当に配置されたピツクアツプコイルがパルスを発
生することにより心部の磁束の方向の逆転を検出
(読み出し)する。
による外部磁界への寄与は大きさにおいて大きく
変化し、時間的に急速に変化する。この結果、適
当に配置されたピツクアツプコイルがパルスを発
生することにより心部の磁束の方向の逆転を検出
(読み出し)する。
外部磁界に拘束されていた心部を殻部が拘束す
ると、外部磁界の正味の変化は、殻部の磁界が心
部を通る経路をもち、それによりベクトル的に外
部磁界から差引いたものとなることによつて、ピ
ツクアツプコイルに比較的大きい磁界をもたら
す。同様に、殻部に拘束されていた心部を外部磁
界が拘束すると、殻部による磁界はワイヤ10の
外で完結し、従つて、外部磁界にベクトル的に加
えられ、ピツクアツプコイルに比較的小さい磁界
をもたらす。この結果、ピツクアツプ内の磁束の
方向は心部の磁化の切換えがどの方向で行われた
かによつて異なる。
ると、外部磁界の正味の変化は、殻部の磁界が心
部を通る経路をもち、それによりベクトル的に外
部磁界から差引いたものとなることによつて、ピ
ツクアツプコイルに比較的大きい磁界をもたら
す。同様に、殻部に拘束されていた心部を外部磁
界が拘束すると、殻部による磁界はワイヤ10の
外で完結し、従つて、外部磁界にベクトル的に加
えられ、ピツクアツプコイルに比較的小さい磁界
をもたらす。この結果、ピツクアツプ内の磁束の
方向は心部の磁化の切換えがどの方向で行われた
かによつて異なる。
上述した磁気ワイヤを用いて構成した回転セン
サーとして第6図及び第7図に示すものが従来あ
つた。
サーとして第6図及び第7図に示すものが従来あ
つた。
第6図において、磁極が互に反対となるように
一定間隔おいて並置した2個のマグネツト20
a,20b間にピツクアツプコイル21を巻回し
た磁気ワイヤ22をその長手方向を磁極方向に一
致させて配置すると共に、一方のマグネツト20
aと磁気ワイヤ22との間の隙間を羽根車23の
羽根23aがその回転により通過するように羽根
車23を配置している。この構成により、羽根車
23が回転するとピツクアツプコイル21に羽根
車23の回転速度に反比例する周期のパルス状の
電気信号が接続される。
一定間隔おいて並置した2個のマグネツト20
a,20b間にピツクアツプコイル21を巻回し
た磁気ワイヤ22をその長手方向を磁極方向に一
致させて配置すると共に、一方のマグネツト20
aと磁気ワイヤ22との間の隙間を羽根車23の
羽根23aがその回転により通過するように羽根
車23を配置している。この構成により、羽根車
23が回転するとピツクアツプコイル21に羽根
車23の回転速度に反比例する周期のパルス状の
電気信号が接続される。
第7図においては、回転体30の周面にその回
転軸方向に長手方向を一致させて複数の棒状マグ
ネツト31を等間隔で設けると共に、回転体30
に隣接してピツクアツプコイル32を巻回した磁
気ワイヤ33をその長手方向を回転体30の回転
軸方向に一致させて設けており、マグネツト31
は回転体30上でその径方向にN,S極を交互に
呈するように磁化されている。そして回転体30
が回転すると、磁気ワイヤ33に対してN,S極
が交互に対向するようになり、このことによつて
ピツクアツプコイル32に回転体30の回転速度
に反比例する周期のパルス状の電気信号が誘起さ
れる。
転軸方向に長手方向を一致させて複数の棒状マグ
ネツト31を等間隔で設けると共に、回転体30
に隣接してピツクアツプコイル32を巻回した磁
気ワイヤ33をその長手方向を回転体30の回転
軸方向に一致させて設けており、マグネツト31
は回転体30上でその径方向にN,S極を交互に
呈するように磁化されている。そして回転体30
が回転すると、磁気ワイヤ33に対してN,S極
が交互に対向するようになり、このことによつて
ピツクアツプコイル32に回転体30の回転速度
に反比例する周期のパルス状の電気信号が誘起さ
れる。
上述したいずれの回転センサーも羽根車23、
回転体30がどちらの方向に回転してもピツクア
ツプコイル21,32に同じ電気信号が得られ
る。
回転体30がどちらの方向に回転してもピツクア
ツプコイル21,32に同じ電気信号が得られ
る。
上述したように従来の回転センサーは両回転方
向において出力が得られるため、例えばガスメー
タにおいてガス流に応じて羽根車と回転体を回転
させてこのとき発生される電気信号によりガスの
流量を計ろうとする場合、何らかの原因でガスが
逆流して羽根車、回転体が逆転されたときに発生
される電気信号によりガス流量の計測に誤差が生
じるようになる。
向において出力が得られるため、例えばガスメー
タにおいてガス流に応じて羽根車と回転体を回転
させてこのとき発生される電気信号によりガスの
流量を計ろうとする場合、何らかの原因でガスが
逆流して羽根車、回転体が逆転されたときに発生
される電気信号によりガス流量の計測に誤差が生
じるようになる。
よつて本考案は上述した問題点を解消するため
成されたもので、一方向回転においてのみ電気信
号を出力するようになした回転センサーを提供す
ることを目的としている。
成されたもので、一方向回転においてのみ電気信
号を出力するようになした回転センサーを提供す
ることを目的としている。
上記目的を達成するため本考案により成された
回転センサーは、回転円板上にその回転軸と同心
の同一円上に磁極が交互に異なる少なくとも4個
のマグネツトを等間隔で設け、殻部と心部とを有
し、少なくとも殻部が磁界の中に置かれることに
より残留磁気を保持することができ、殻部の保持
力が心部より十分に大きい磁気ワイヤにピツクア
ツプコイルを巻回し、該磁気ワイヤをマグネツト
の表面から離間して回転円板に平行に配し、かつ
回転円板の所定回転位置において隣接するマグネ
ツトを結ぶ線にその長手方向が一致し、この状態
で一方のマグネツトが磁気ワイヤの略中央部に対
向し、他方のマグネツトが磁気ワイヤの端から外
れた位置にあるように設けたことを特徴としてい
る。
回転センサーは、回転円板上にその回転軸と同心
の同一円上に磁極が交互に異なる少なくとも4個
のマグネツトを等間隔で設け、殻部と心部とを有
し、少なくとも殻部が磁界の中に置かれることに
より残留磁気を保持することができ、殻部の保持
力が心部より十分に大きい磁気ワイヤにピツクア
ツプコイルを巻回し、該磁気ワイヤをマグネツト
の表面から離間して回転円板に平行に配し、かつ
回転円板の所定回転位置において隣接するマグネ
ツトを結ぶ線にその長手方向が一致し、この状態
で一方のマグネツトが磁気ワイヤの略中央部に対
向し、他方のマグネツトが磁気ワイヤの端から外
れた位置にあるように設けたことを特徴としてい
る。
上記構成において、本考案は、磁気ワイヤが外
部磁界によつて磁化される過程において、磁気ワ
イヤの中央部と端部では心部と殻部とでは磁化速
度が異なり、端部に中央部からマグネツトが近づ
くと、心部の磁気反転速度が早くなるのに対し
て、中央部に端部からマグネツトが近づいたとき
には、磁気反転速度が遅くなるという実験結果に
基づき成されたもので、一方向の回転においての
み、マグネツトが磁気ワイヤの中央部から端の方
向に移動し、他の方向の回転ではそのようなこと
が起こらないような関係に、磁気ワイヤとマグネ
ツトを有する回転円板とを配置するようにしてい
るので、一方向の回転回転検出が可能になつてい
る。
部磁界によつて磁化される過程において、磁気ワ
イヤの中央部と端部では心部と殻部とでは磁化速
度が異なり、端部に中央部からマグネツトが近づ
くと、心部の磁気反転速度が早くなるのに対し
て、中央部に端部からマグネツトが近づいたとき
には、磁気反転速度が遅くなるという実験結果に
基づき成されたもので、一方向の回転においての
み、マグネツトが磁気ワイヤの中央部から端の方
向に移動し、他の方向の回転ではそのようなこと
が起こらないような関係に、磁気ワイヤとマグネ
ツトを有する回転円板とを配置するようにしてい
るので、一方向の回転回転検出が可能になつてい
る。
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明す
る。
る。
第1図及び第2図は本考案による回転センサー
の一実施例をそれぞれ示す平面図及び側面図であ
り、回転円板40はガスメータなどの機械的な動
きに連動して反時計方向に回転する。回転円板4
0は、その上に回転中心と同心の同一円上に90度
の等間隔で設けられた4個のマグネツト41a〜
41dを有する。これらのマグネツト41a〜4
1dはその表面が交互に異極を呈するように磁化
されている。そして、回転円板40上のマグネツ
ト41a〜41の表面から一定距離離されて円板
面に平行に磁気ワイヤ42が配置されている。該
磁気ワイヤ42はその外周にピツクアツプコイル
43が巻回されており、かつ円板40の所定の回
転位置で隣接する一対のマグネツトを結ぶ線に沿
つて延び、この状態で一方のマグネツトのみが磁
気ワイヤ42の略中央部に対向するように位置決
めされている。
の一実施例をそれぞれ示す平面図及び側面図であ
り、回転円板40はガスメータなどの機械的な動
きに連動して反時計方向に回転する。回転円板4
0は、その上に回転中心と同心の同一円上に90度
の等間隔で設けられた4個のマグネツト41a〜
41dを有する。これらのマグネツト41a〜4
1dはその表面が交互に異極を呈するように磁化
されている。そして、回転円板40上のマグネツ
ト41a〜41の表面から一定距離離されて円板
面に平行に磁気ワイヤ42が配置されている。該
磁気ワイヤ42はその外周にピツクアツプコイル
43が巻回されており、かつ円板40の所定の回
転位置で隣接する一対のマグネツトを結ぶ線に沿
つて延び、この状態で一方のマグネツトのみが磁
気ワイヤ42の略中央部に対向するように位置決
めされている。
以上により、回転円板40が反時計方向に回転
すると、磁気ワイヤ42の中央部に対向している
マグネツトは磁気ワイヤ42の端に向つて移動す
る。そして、このマグネツトが磁気ワイヤ42の
端から離れると、次の異極のマグネツトが磁気ワ
イヤ42の中央部に対向するようになり、2つの
マグネツトが同時にマグネツトと対向しないよう
になされている。
すると、磁気ワイヤ42の中央部に対向している
マグネツトは磁気ワイヤ42の端に向つて移動す
る。そして、このマグネツトが磁気ワイヤ42の
端から離れると、次の異極のマグネツトが磁気ワ
イヤ42の中央部に対向するようになり、2つの
マグネツトが同時にマグネツトと対向しないよう
になされている。
今、第3図に示すように、磁気ワイヤ42の長
手方向を+Y,−Y方向とし、磁気ワイヤ42の
中央部0でこれと直交する方向を+X,−X方向
とし、+Xと+Y、−Xと+Y、−Xと−Y、+Xと
−Y、+Xと−Yで囲まれた部分を第、第、
第、第象限とする。このような状態でマグネ
ツトが磁気ワイヤ42の中央部0から+Y又は−
Y方向に移動して磁気ワイヤ42の端から外れ次
のマグネツトが磁気ワイヤの中央部0に対向する
ようになると、「ピツクアツプコイル43に電気
信号が得られる。上述の場合と逆に、+Y又は−
Y方向から磁気ワイヤ42の中央部0にマグネツ
トが移動するときにはピツクアツプコイル43に
は電気信号は得られない。」 従つて、回転円板40に配置されたマグネツト
41a乃至41cが、第、第2象限にあるとき
には、ピツクアツプコイル43によつて得られる
電気信号は回転円板40が時計方向に回転すると
きであり、第、第象限にあるときには、回転
円板40が反時計方向に回転するときにピツクア
ツプコイル43に電気信号が得られる。
手方向を+Y,−Y方向とし、磁気ワイヤ42の
中央部0でこれと直交する方向を+X,−X方向
とし、+Xと+Y、−Xと+Y、−Xと−Y、+Xと
−Y、+Xと−Yで囲まれた部分を第、第、
第、第象限とする。このような状態でマグネ
ツトが磁気ワイヤ42の中央部0から+Y又は−
Y方向に移動して磁気ワイヤ42の端から外れ次
のマグネツトが磁気ワイヤの中央部0に対向する
ようになると、「ピツクアツプコイル43に電気
信号が得られる。上述の場合と逆に、+Y又は−
Y方向から磁気ワイヤ42の中央部0にマグネツ
トが移動するときにはピツクアツプコイル43に
は電気信号は得られない。」 従つて、回転円板40に配置されたマグネツト
41a乃至41cが、第、第2象限にあるとき
には、ピツクアツプコイル43によつて得られる
電気信号は回転円板40が時計方向に回転すると
きであり、第、第象限にあるときには、回転
円板40が反時計方向に回転するときにピツクア
ツプコイル43に電気信号が得られる。
ところで、上述のように回転円板40に配置さ
れたマグネツト41a乃至41cが所定の象限に
あるとき、一方向の回転においてのみ電気信号が
得られ、他の方向の回転では得られないようにな
る理由を以下説明する。
れたマグネツト41a乃至41cが所定の象限に
あるとき、一方向の回転においてのみ電気信号が
得られ、他の方向の回転では得られないようにな
る理由を以下説明する。
一般に、磁気ワイヤ42は磁極が反転する際に
ヒステリシスを有し、このヒステリシスの巾をこ
えて磁極が反転することができるのは、マグネツ
トが磁気ワイヤ42の中央部から端に遠ざかつて
行くときだけで、端から中央部に近づくときには
ヒステリシスを越えることができない。
ヒステリシスを有し、このヒステリシスの巾をこ
えて磁極が反転することができるのは、マグネツ
トが磁気ワイヤ42の中央部から端に遠ざかつて
行くときだけで、端から中央部に近づくときには
ヒステリシスを越えることができない。
これは、磁気ワイヤ42が外部磁界によつて磁
化される過程において、磁気ワイヤ42の中央部
と端部では心部と殻部とでは磁化速度が異なり、
端部に中央部からマグネツトが近づくと、心部の
磁気反転速度が早くなるのに対して、中央部に端
部からマグネツトが近づいたときには、磁気反転
速度が遅くなるという実験結果に基づくものであ
り、この結果、端部では外部磁界の増加に伴う反
転が心部でし易く、中心部での反転速度は殻部と
心部とで略同じになる。
化される過程において、磁気ワイヤ42の中央部
と端部では心部と殻部とでは磁化速度が異なり、
端部に中央部からマグネツトが近づくと、心部の
磁気反転速度が早くなるのに対して、中央部に端
部からマグネツトが近づいたときには、磁気反転
速度が遅くなるという実験結果に基づくものであ
り、この結果、端部では外部磁界の増加に伴う反
転が心部でし易く、中心部での反転速度は殻部と
心部とで略同じになる。
以上により、一方向の回転での信号出力は、マ
グネツトが磁気ワイヤの中央部から端に移動して
外れるときの方が、磁気ワイヤの心部が受ける磁
界の変化が大きく、従つて心部の磁化の方向切換
えが高速で行われて大きな電気信号がピツクアツ
プコイルに誘起されるのに対し、マグネツトが磁
気ワイヤの端から中央部に移動するときにピツク
アツプコイルに誘起される電気信号は小さいの
で、この信号の大小を識別することによつて行わ
れる。
グネツトが磁気ワイヤの中央部から端に移動して
外れるときの方が、磁気ワイヤの心部が受ける磁
界の変化が大きく、従つて心部の磁化の方向切換
えが高速で行われて大きな電気信号がピツクアツ
プコイルに誘起されるのに対し、マグネツトが磁
気ワイヤの端から中央部に移動するときにピツク
アツプコイルに誘起される電気信号は小さいの
で、この信号の大小を識別することによつて行わ
れる。
上述した構成により、回転円板40の1回転に
より円板上のマグネツトの数に相当するパルスか
らなる電気信号が得られる。従つて、第4図に示
すようにマグネツトの数を6個にすることによ
り、円板40の1回転に応じて6個のパルスを発
生することができる。
より円板上のマグネツトの数に相当するパルスか
らなる電気信号が得られる。従つて、第4図に示
すようにマグネツトの数を6個にすることによ
り、円板40の1回転に応じて6個のパルスを発
生することができる。
以上説明したように本考案によれば、マグネツ
トが磁気ワイヤの中央部から端に移動して端から
外れた位置にくると次の異磁極が磁気ワイヤの中
央部に対向するようになつていて、このようなマ
グネツトの移動が生じるような回転円板の回転時
にのみピツクアツプコイルに電気信号から信号を
取り出すようにしているため、一方向の回転検知
が可能になり、例えば、ガス流量の計測に適した
ものが得られる。
トが磁気ワイヤの中央部から端に移動して端から
外れた位置にくると次の異磁極が磁気ワイヤの中
央部に対向するようになつていて、このようなマ
グネツトの移動が生じるような回転円板の回転時
にのみピツクアツプコイルに電気信号から信号を
取り出すようにしているため、一方向の回転検知
が可能になり、例えば、ガス流量の計測に適した
ものが得られる。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示す平
面図及び側面図、第3図は本考案の原理を説明す
るための説明図、第4図は他の実施例を示す平面
図、第5図はウイーガンドワイヤの動作を説明す
るための図、第6図及び第7図は従来の回転セン
サーの例をそれぞれ示す斜視図である。 40……回転円板、41a〜41d……マグネ
ツト、42……磁気ワイヤ、43……ピツクアツ
プコイル。
面図及び側面図、第3図は本考案の原理を説明す
るための説明図、第4図は他の実施例を示す平面
図、第5図はウイーガンドワイヤの動作を説明す
るための図、第6図及び第7図は従来の回転セン
サーの例をそれぞれ示す斜視図である。 40……回転円板、41a〜41d……マグネ
ツト、42……磁気ワイヤ、43……ピツクアツ
プコイル。
Claims (1)
- 回転円板上にその回転軸と同心の同一円上に磁
極が交互に異なる少なくとも4個のマグネツトを
等間隔で設け、殻部と心部とを有し、少なくとも
殻部が磁界の中に置かれることにより残留磁気を
保持することができ、殻部の保持力が心部より十
分に大きい磁気ワイヤにピツクアツプコイルを巻
回し、該磁気ワイヤをマグネツトの表面から離間
して回転円板に平行に配し、かつ回転円板の所定
回転位置において隣接するマグネツトを結ぶ線に
その長手方向が一致し、この状態で一方のマグネ
ツトが磁気ワイヤの略中央部に対向し、他方のマ
グネツトが磁気ワイヤの端から外れた位置にある
ように設けたことを特徴とする回転センサー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984190846U JPH0441332Y2 (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1984190846U JPH0441332Y2 (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61105865U JPS61105865U (ja) | 1986-07-05 |
| JPH0441332Y2 true JPH0441332Y2 (ja) | 1992-09-29 |
Family
ID=30748298
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1984190846U Expired JPH0441332Y2 (ja) | 1984-12-18 | 1984-12-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0441332Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101664760B1 (ko) * | 2013-02-22 | 2016-10-12 | 미쓰비시덴키 가부시키가이샤 | 회전수 검출기 |
| JP7645136B2 (ja) * | 2021-06-08 | 2025-03-13 | オリエンタルモーター株式会社 | 運動検出器 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5290078U (ja) * | 1975-12-27 | 1977-07-05 | ||
| JPS5576534U (ja) * | 1978-11-17 | 1980-05-27 |
-
1984
- 1984-12-18 JP JP1984190846U patent/JPH0441332Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61105865U (ja) | 1986-07-05 |
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