JPH0441432B2 - - Google Patents
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- JPH0441432B2 JPH0441432B2 JP6167583A JP6167583A JPH0441432B2 JP H0441432 B2 JPH0441432 B2 JP H0441432B2 JP 6167583 A JP6167583 A JP 6167583A JP 6167583 A JP6167583 A JP 6167583A JP H0441432 B2 JPH0441432 B2 JP H0441432B2
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- groove
- pressure
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- grooves
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B21/00—Head arrangements not specific to the method of recording or reproducing
- G11B21/16—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads
- G11B21/20—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier
- G11B21/21—Supporting the heads; Supporting the sockets for plug-in heads while the head is in operative position but stationary or permitting minor movements to follow irregularities in surface of record carrier with provision for maintaining desired spacing of head from record carrier, e.g. fluid-dynamic spacing, slider
Landscapes
- Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の技術分野〕
本発明は磁気ヘツドを保持し、この磁気ヘツド
を所定の間隙を隔てて記録媒体に安定に対向させ
て良好な磁気記録再生を行わしめ得る実用性の高
い浮動ヘツドスライダに関する。
を所定の間隙を隔てて記録媒体に安定に対向させ
て良好な磁気記録再生を行わしめ得る実用性の高
い浮動ヘツドスライダに関する。
情報処理システムの大容量記憶装置として所謂
ハードデイスクを記録媒体とした磁気デイスクク
記憶装置が多く用いられている。この装置はハー
ドデイスクを高速回転させ乍ら、その情報記録面
に微小間隙を隔てて磁気ヘツドを対向させ、高速
に情報の磁気記録再生を行うものである。しかし
て、上記微小間隙を隔てて磁気ヘツドをデイスク
の情報記録面に対向させるべく、従来専ら浮動ヘ
ツドスライダが用いられている。この浮動ヘツド
スライダは、例えば第1図に示すように情報記録
面に対向する面に2条の平行な滑面1a,1bを
形成してなるスライダ本体2の端部に磁気ヘツド
3を取付けたものである。上記滑面1a,1bは
磁気ヘツド3とデイスクとの相対的移動方向に設
けられたものであつて、その前方側、つまり磁気
ヘツド3の取付け部と反対側の端部は切欠加工さ
れ、昇圧機構としてのテーパ面4a,4bとされ
ている。
ハードデイスクを記録媒体とした磁気デイスクク
記憶装置が多く用いられている。この装置はハー
ドデイスクを高速回転させ乍ら、その情報記録面
に微小間隙を隔てて磁気ヘツドを対向させ、高速
に情報の磁気記録再生を行うものである。しかし
て、上記微小間隙を隔てて磁気ヘツドをデイスク
の情報記録面に対向させるべく、従来専ら浮動ヘ
ツドスライダが用いられている。この浮動ヘツド
スライダは、例えば第1図に示すように情報記録
面に対向する面に2条の平行な滑面1a,1bを
形成してなるスライダ本体2の端部に磁気ヘツド
3を取付けたものである。上記滑面1a,1bは
磁気ヘツド3とデイスクとの相対的移動方向に設
けられたものであつて、その前方側、つまり磁気
ヘツド3の取付け部と反対側の端部は切欠加工さ
れ、昇圧機構としてのテーパ面4a,4bとされ
ている。
しかして、このような構造の磁気ヘツド3を保
持してなる浮動ヘツドスライダによれば、第2図
aに示すようにデイスク5の情報記録面に対向配
置されたとき、デイスク5の高速回転に伴つて、
その情報記録面と前記滑面1a,1bとの間に空
気が流入し、前記テーパ面4a,4bを経て圧縮
された空気によつて第2図bに示す如き圧力がス
ライダの浮上力として生起される。この浮上力
と、スライダに加えられる荷重とが相俟つて上記
滑面1a,1bと情報記録面との間に所定の微小
間隙が設定される。
持してなる浮動ヘツドスライダによれば、第2図
aに示すようにデイスク5の情報記録面に対向配
置されたとき、デイスク5の高速回転に伴つて、
その情報記録面と前記滑面1a,1bとの間に空
気が流入し、前記テーパ面4a,4bを経て圧縮
された空気によつて第2図bに示す如き圧力がス
ライダの浮上力として生起される。この浮上力
と、スライダに加えられる荷重とが相俟つて上記
滑面1a,1bと情報記録面との間に所定の微小
間隙が設定される。
ところで、このような浮動ヘツドスライダに保
持された磁気ヘツド3を用いて磁気記録再生を行
う場合、前記ヘツドスライダによつて設定される
情報記録面との間の微小間隙が非常に重要な意味
を持つ。例えば前記荷重を増やして間隙を狭くす
ればデイスク5に対するヘツド3の追従性が良く
なり、良好な磁気記録再生が可能となるが、その
反面、デイスク5の回転開始時や回転停止時には
前記浮上力が十分生起しないことからデイスク5
との摩擦が大きくなる。この結果、滑面1a,1
bおよび磁気ヘツド3の摩耗を招き、その寿命お
よび動作安定性が著しく劣化する。また前記荷重
を軽くして微小間隙を広くすると良好な磁気記録
再生が望めなくなる。従つて、良好な磁気記録再
生を可能とするべく上記荷重を最適設定するには
大きな困難が伴つた。
持された磁気ヘツド3を用いて磁気記録再生を行
う場合、前記ヘツドスライダによつて設定される
情報記録面との間の微小間隙が非常に重要な意味
を持つ。例えば前記荷重を増やして間隙を狭くす
ればデイスク5に対するヘツド3の追従性が良く
なり、良好な磁気記録再生が可能となるが、その
反面、デイスク5の回転開始時や回転停止時には
前記浮上力が十分生起しないことからデイスク5
との摩擦が大きくなる。この結果、滑面1a,1
bおよび磁気ヘツド3の摩耗を招き、その寿命お
よび動作安定性が著しく劣化する。また前記荷重
を軽くして微小間隙を広くすると良好な磁気記録
再生が望めなくなる。従つて、良好な磁気記録再
生を可能とするべく上記荷重を最適設定するには
大きな困難が伴つた。
また上述した浮上力を得るテーパ面4a,4b
のテーパ角は非常に小さく、通常(0°20′)程度
である。従つて、このようなテーパ面4a,4b
を精度良く形成することが非常に難しく、製造歩
留りが悪いと云う問題もあつた。
のテーパ角は非常に小さく、通常(0°20′)程度
である。従つて、このようなテーパ面4a,4b
を精度良く形成することが非常に難しく、製造歩
留りが悪いと云う問題もあつた。
つまり従来構造の浮動ヘツドスライダは、その
製造自体が難かしいことのみならず、装置への組
込みに際しても高精度な調整を必要とする等の不
具合を有していた。そして、その摩耗を防ぎ、常
に安定で良好な磁気記録再生を行わせることが難
かしかつた。
製造自体が難かしいことのみならず、装置への組
込みに際しても高精度な調整を必要とする等の不
具合を有していた。そして、その摩耗を防ぎ、常
に安定で良好な磁気記録再生を行わせることが難
かしかつた。
本発明はこのような事情を考慮してなされたも
ので、その目的とするところは、記録媒体との間
の微小間隙を安定に設定し、その摩耗を防いで良
好な磁気記録再生を可能とする安価で実用性の高
い浮動ヘツドスライダを提供することにある。
ので、その目的とするところは、記録媒体との間
の微小間隙を安定に設定し、その摩耗を防いで良
好な磁気記録再生を可能とする安価で実用性の高
い浮動ヘツドスライダを提供することにある。
本発明は、磁気ヘツドを記録媒体に対向させて
保持し記録媒体との対向面を滑面としたスライダ
本体と、このスライダ本体の上記滑面に設けられ
て滑面と記録媒体との間を通流する空気の圧力を
調整して滑面と記録媒体との間の浮上隙間を制御
する圧力調整溝とを具備したものであつて、特
に、上記圧力調整溝は、空気の通流方向に対して
異なる方向に傾斜するとともに滑面上にその交点
を有するように形成された少なくとも2本の溝の
集合よりなり、かつ上記圧力調整溝の一部には溝
内部と周囲領域とを分離して通流空気に対する絞
り流路を形成するように障壁が形成されているこ
とを特徴とするものである。
保持し記録媒体との対向面を滑面としたスライダ
本体と、このスライダ本体の上記滑面に設けられ
て滑面と記録媒体との間を通流する空気の圧力を
調整して滑面と記録媒体との間の浮上隙間を制御
する圧力調整溝とを具備したものであつて、特
に、上記圧力調整溝は、空気の通流方向に対して
異なる方向に傾斜するとともに滑面上にその交点
を有するように形成された少なくとも2本の溝の
集合よりなり、かつ上記圧力調整溝の一部には溝
内部と周囲領域とを分離して通流空気に対する絞
り流路を形成するように障壁が形成されているこ
とを特徴とするものである。
かくして本発明によれば、滑面に設けた圧力調
整溝が空気の通流方向に対して異なる方向に傾斜
するとともに滑面上にその交点を有するように形
成された少なくとも2本の溝の集合よりなるの
で、流通する空気を溝の交点に効果的に集めるこ
とができる。したがつて、記録媒体との間を通流
する空気を有効に利用してヘツドの浮上隙間を設
定するに良好な圧力を安定に得ることができる。
これに加えて上記圧力調整溝の溝端部に設けた障
壁によつて上記空気流に混入している微小塵埃の
上記溝部への侵入を防ぎ、その溝部への滞留およ
び堆積を防止するので前記圧力調整溝の機能を常
に安定に働かせることができる。しかも、障壁を
備えた圧力調整溝は、例えばエツチング技術を利
用することによつて簡易に且つ高精度に形成する
ことができるので、浮動ヘツドスライダを歩留り
良く安価に製作することができる。故に、スライ
ダの動的安定性を確保し、磁気ヘツドによる良好
な記録再生を可能とする等の実用上多大なる効果
が奏せられる。
整溝が空気の通流方向に対して異なる方向に傾斜
するとともに滑面上にその交点を有するように形
成された少なくとも2本の溝の集合よりなるの
で、流通する空気を溝の交点に効果的に集めるこ
とができる。したがつて、記録媒体との間を通流
する空気を有効に利用してヘツドの浮上隙間を設
定するに良好な圧力を安定に得ることができる。
これに加えて上記圧力調整溝の溝端部に設けた障
壁によつて上記空気流に混入している微小塵埃の
上記溝部への侵入を防ぎ、その溝部への滞留およ
び堆積を防止するので前記圧力調整溝の機能を常
に安定に働かせることができる。しかも、障壁を
備えた圧力調整溝は、例えばエツチング技術を利
用することによつて簡易に且つ高精度に形成する
ことができるので、浮動ヘツドスライダを歩留り
良く安価に製作することができる。故に、スライ
ダの動的安定性を確保し、磁気ヘツドによる良好
な記録再生を可能とする等の実用上多大なる効果
が奏せられる。
以下、図面を参照して本発明の一実施例につき
説明する。
説明する。
第3図は実施例に係る浮動ヘツドスライダの概
略構成を示す斜視図で、第1図に示す従来のヘツ
ドスライダと同一部分には同一符号を付して示し
てある。この浮動ヘツドスライダが特徴とすると
ころは、スライダ本体2の磁気記録媒体5に対向
する滑面1a,1bに、従来のテーパ面4a,4
bを形成することに代えて、昇圧用溝11a,1
1b,12a,12bと減圧用溝13a,13b
とを設けた点にある。上記昇圧用溝11a,11
bは滑面1a,1bの前方側に設けられたもので
あつて、磁気記録媒体5との相対的移動方向後方
側に先絞り形状を為す所謂「く」の字形状を為す
溝として実現されている。また他方の昇圧用溝1
2a,12bも同様な形状を有し、これらは前記
滑面1a,1bの後方側に設けられている。そし
て前記減圧用溝13a,13bは前記滑面1a,
1bの略中央部位置に、つまり昇圧用溝11a,
11b,12a,12bの中間位置に、前記相対
的移動方向後方側に末広がり形状を為す「く」字
状の溝として設けられている。これらの溝11
a,11b,12a,12b,13a,13b
は、例えば滑面1a,1bをその長手方向に4等
分する位置に設けられる。
略構成を示す斜視図で、第1図に示す従来のヘツ
ドスライダと同一部分には同一符号を付して示し
てある。この浮動ヘツドスライダが特徴とすると
ころは、スライダ本体2の磁気記録媒体5に対向
する滑面1a,1bに、従来のテーパ面4a,4
bを形成することに代えて、昇圧用溝11a,1
1b,12a,12bと減圧用溝13a,13b
とを設けた点にある。上記昇圧用溝11a,11
bは滑面1a,1bの前方側に設けられたもので
あつて、磁気記録媒体5との相対的移動方向後方
側に先絞り形状を為す所謂「く」の字形状を為す
溝として実現されている。また他方の昇圧用溝1
2a,12bも同様な形状を有し、これらは前記
滑面1a,1bの後方側に設けられている。そし
て前記減圧用溝13a,13bは前記滑面1a,
1bの略中央部位置に、つまり昇圧用溝11a,
11b,12a,12bの中間位置に、前記相対
的移動方向後方側に末広がり形状を為す「く」字
状の溝として設けられている。これらの溝11
a,11b,12a,12b,13a,13b
は、例えば滑面1a,1bをその長手方向に4等
分する位置に設けられる。
しかして、これらの各溝11a,11b,12
a,12b,13a,13bはイオンエツチング
法やスパツタエツチング法を用いて滑面1a,1
bにそれぞれ形成されるもので、その溝パターン
の位置精度および形状精度は、その原画パターン
を作成するに際して用いられるデイジタル測微計
の誤差程度と、極めて高いものとなる。またその
溝深さは、ウツチング加工速度が1時間当り1〜
2μmと小さい条件下でエツチング時間制御して規
定され、±0.1μm以下の誤差範囲内で所望寸法に
定められる。
a,12b,13a,13bはイオンエツチング
法やスパツタエツチング法を用いて滑面1a,1
bにそれぞれ形成されるもので、その溝パターン
の位置精度および形状精度は、その原画パターン
を作成するに際して用いられるデイジタル測微計
の誤差程度と、極めて高いものとなる。またその
溝深さは、ウツチング加工速度が1時間当り1〜
2μmと小さい条件下でエツチング時間制御して規
定され、±0.1μm以下の誤差範囲内で所望寸法に
定められる。
かくしてこのようにスライダ本体2の滑面1
a,1bに昇圧用溝11a,11b,12a,1
2bと減圧用溝13a,13bとを設けてなる浮
動ヘツドスライダを磁気デイスク装置に組込み、
磁気デイスク記録媒体5に対向させて上記記録媒
体5を高速回転させると、第4図a,bに示すよ
うに、上記滑面1a,1bと記録媒体5との間に
通流する空気の圧力によつて、ヘツドスライダは
所定の微小間隙を形成して記録媒体5から浮上す
る。即ち、昇圧用溝11a,11b,12a,1
2bによつて前記通流空気が局部的に圧縮され、
これにより正の浮上力が生起されてスライダ本体
2が持ち上げられる。そして同時に減圧用溝13
a,13bは前記通流空気を局部的に膨張させ、
負圧を発生させる。この負圧は、スライダ本体2
の滑面1a,1bと記録媒体5との間の間隙を狭
くしようとする作用を呈するものである。
a,1bに昇圧用溝11a,11b,12a,1
2bと減圧用溝13a,13bとを設けてなる浮
動ヘツドスライダを磁気デイスク装置に組込み、
磁気デイスク記録媒体5に対向させて上記記録媒
体5を高速回転させると、第4図a,bに示すよ
うに、上記滑面1a,1bと記録媒体5との間に
通流する空気の圧力によつて、ヘツドスライダは
所定の微小間隙を形成して記録媒体5から浮上す
る。即ち、昇圧用溝11a,11b,12a,1
2bによつて前記通流空気が局部的に圧縮され、
これにより正の浮上力が生起されてスライダ本体
2が持ち上げられる。そして同時に減圧用溝13
a,13bは前記通流空気を局部的に膨張させ、
負圧を発生させる。この負圧は、スライダ本体2
の滑面1a,1bと記録媒体5との間の間隙を狭
くしようとする作用を呈するものである。
しかしてこれらの溝11a,11b,12a,
12b,13a,13bが生起する流通空気によ
る滑面1a,1bと記録媒体5との間の圧力分布
は、概略的には第4図bに示すようになり、これ
らが相互にバランスしてスライダ本体2は、その
滑面1a,1bと記録媒体5との間に所定の微小
間隙を安定に形成して浮上がることになる。
12b,13a,13bが生起する流通空気によ
る滑面1a,1bと記録媒体5との間の圧力分布
は、概略的には第4図bに示すようになり、これ
らが相互にバランスしてスライダ本体2は、その
滑面1a,1bと記録媒体5との間に所定の微小
間隙を安定に形成して浮上がることになる。
ところで、前記昇圧用溝11a,11b,12
a,12bおよび減圧用溝13a,13bはそれ
ぞれ次のようにして、その作用を呈する。即ち、
昇圧用溝11a,11b,12a,12bは、前
述したように相対移動方向後方側に先絞りの形状
を有する。従つて、滑面1a,1bと記録媒体5
との間に上記相対移動方向前方側より流入する空
気は、前述昇圧用溝11a,11b,12a,1
2bに入り込んだとき、その先絞り形状によつて
徐々に圧縮されることになる。この圧縮された空
気が溝上面に逃げ道を求め、元の状態に戻ろうと
するので、この力がスライダの浮上力(正の圧
力)を生起することになる。これに対して、減圧
用溝13a,13bに入り込んだ通流空気は、上
記減圧用溝13a,13bが相対移動方向後方側
に末広がり形状である為、前記昇圧用溝11a,
11b,12a,12bの場合とは逆に徐々に膨
張過程を辿る。この結果、空気は元の状態に戻る
べく、溝の有効断面積を小さくすべく負圧を発生
することになる。従つて、このようにして圧力を
生起する昇圧用溝11a,11b,12a,12
bおよび減圧用溝13a,13bにとつては、そ
の溝形状が非常に重要な役割りを担うと云える。
a,12bおよび減圧用溝13a,13bはそれ
ぞれ次のようにして、その作用を呈する。即ち、
昇圧用溝11a,11b,12a,12bは、前
述したように相対移動方向後方側に先絞りの形状
を有する。従つて、滑面1a,1bと記録媒体5
との間に上記相対移動方向前方側より流入する空
気は、前述昇圧用溝11a,11b,12a,1
2bに入り込んだとき、その先絞り形状によつて
徐々に圧縮されることになる。この圧縮された空
気が溝上面に逃げ道を求め、元の状態に戻ろうと
するので、この力がスライダの浮上力(正の圧
力)を生起することになる。これに対して、減圧
用溝13a,13bに入り込んだ通流空気は、上
記減圧用溝13a,13bが相対移動方向後方側
に末広がり形状である為、前記昇圧用溝11a,
11b,12a,12bの場合とは逆に徐々に膨
張過程を辿る。この結果、空気は元の状態に戻る
べく、溝の有効断面積を小さくすべく負圧を発生
することになる。従つて、このようにして圧力を
生起する昇圧用溝11a,11b,12a,12
bおよび減圧用溝13a,13bにとつては、そ
の溝形状が非常に重要な役割りを担うと云える。
尚、これらの溝11a,11b,12a,12
b,13a,13bを滑面1a,1bのどこに設
けるかと云うことも、上記滑面1a,1bと記録
媒体5との間に所望する圧力分布を得る上で重要
となることは云うまでもない。この際、昇圧用溝
11a,11b,12a,12bによつて得られ
る浮上力により、滑面1a,1bと記録媒体5が
平行になれば、スライダ本体2の記録媒体5に対
する追従特性が良くなる。そして、このことは、
磁気ヘツド3による記録再生特性の向上を促が
し、またそのクラツシユ防止にも大きく寄与す
る。しかもスライダのピツチング方向に対する安
定性も増す。従つて、これらのことを考慮すれ
ば、各滑面1a,1bにおいて前述したように2
ケ所ずつ設けられる昇圧用溝11a,11b,1
2a,12b間の距離をできる限り長く設定する
ことが望ましいと云える。然し乍ら、これらの溝
11a,11b,12a,12bを滑面1a,1
bの空気流入端部側および空気流出端部側に近接
させて設けると、記録媒体5の回転開始時や停止
時において上記滑面1a,1bが記録媒体5に接
触して、上記端部の摩耗や欠けを生じることがあ
り、これによつて溝形状が変化する虞れがある。
故に溝形状変化による圧力発生状態の変化を防ぐ
ことを考慮した上で、前記昇圧用溝11a,11
b,12a,12bの形成位置を設定することが
望ましい。従つて、これを考慮した上で各溝11
a,11b,12a,12b,13a,13bを
滑面1a,1bにそれぞれ設ければ、スライダ本
体2のピツチング方向に対する安定性を確保し、
デイスク記録媒体5に対する追従特性の向上を図
つて良好な記録再生を行わしめることが可能とな
る。
b,13a,13bを滑面1a,1bのどこに設
けるかと云うことも、上記滑面1a,1bと記録
媒体5との間に所望する圧力分布を得る上で重要
となることは云うまでもない。この際、昇圧用溝
11a,11b,12a,12bによつて得られ
る浮上力により、滑面1a,1bと記録媒体5が
平行になれば、スライダ本体2の記録媒体5に対
する追従特性が良くなる。そして、このことは、
磁気ヘツド3による記録再生特性の向上を促が
し、またそのクラツシユ防止にも大きく寄与す
る。しかもスライダのピツチング方向に対する安
定性も増す。従つて、これらのことを考慮すれ
ば、各滑面1a,1bにおいて前述したように2
ケ所ずつ設けられる昇圧用溝11a,11b,1
2a,12b間の距離をできる限り長く設定する
ことが望ましいと云える。然し乍ら、これらの溝
11a,11b,12a,12bを滑面1a,1
bの空気流入端部側および空気流出端部側に近接
させて設けると、記録媒体5の回転開始時や停止
時において上記滑面1a,1bが記録媒体5に接
触して、上記端部の摩耗や欠けを生じることがあ
り、これによつて溝形状が変化する虞れがある。
故に溝形状変化による圧力発生状態の変化を防ぐ
ことを考慮した上で、前記昇圧用溝11a,11
b,12a,12bの形成位置を設定することが
望ましい。従つて、これを考慮した上で各溝11
a,11b,12a,12b,13a,13bを
滑面1a,1bにそれぞれ設ければ、スライダ本
体2のピツチング方向に対する安定性を確保し、
デイスク記録媒体5に対する追従特性の向上を図
つて良好な記録再生を行わしめることが可能とな
る。
ところで、基本的には上述した作用を呈する昇
圧用溝および減圧用溝、つまり圧力調整溝15に
は、第5図にその要部構成を示すようにその溝端
部に障壁15が設けられている。この障壁15
は、上記圧力調整溝14の溝内部と、この溝内部
とは空気圧力を異にする周囲領域とを分離するも
のである。そして、これにより、記録媒体5との
間を通流する空気に混入している微小塵埃の上記
溝内部への侵入、そしてこの溝内部での滞留およ
び堆積が防がれるようになつている。
圧用溝および減圧用溝、つまり圧力調整溝15に
は、第5図にその要部構成を示すようにその溝端
部に障壁15が設けられている。この障壁15
は、上記圧力調整溝14の溝内部と、この溝内部
とは空気圧力を異にする周囲領域とを分離するも
のである。そして、これにより、記録媒体5との
間を通流する空気に混入している微小塵埃の上記
溝内部への侵入、そしてこの溝内部での滞留およ
び堆積が防がれるようになつている。
尚、この障壁15は、例えば第6図a〜dに示
す形状として形成することが可能である。即ち、
第6図a,bにそれぞれ示すように、溝内部と周
囲領域とを完全に分離することなしに、空気流の
溝内部に対する絞り流路としての作用を呈するよ
うにして、前記微小塵埃の進入を防ぐようにして
もよい。また障壁15の高さを第6図cに示すよ
うに溝深さに比して低くするようにしてもよく、
更には第6図dに示すように障壁15を多段に形
成するようにしてもよい。
す形状として形成することが可能である。即ち、
第6図a,bにそれぞれ示すように、溝内部と周
囲領域とを完全に分離することなしに、空気流の
溝内部に対する絞り流路としての作用を呈するよ
うにして、前記微小塵埃の進入を防ぐようにして
もよい。また障壁15の高さを第6図cに示すよ
うに溝深さに比して低くするようにしてもよく、
更には第6図dに示すように障壁15を多段に形
成するようにしてもよい。
更に、溝内部に侵入してしまつた微小塵埃を排
出するべく、第7図に示すように圧力調整溝14
の内部に、スライダ本体2の反対側面に連通する
孔16を設けることも有効である。
出するべく、第7図に示すように圧力調整溝14
の内部に、スライダ本体2の反対側面に連通する
孔16を設けることも有効である。
かくして上述したように滑面に圧力調整溝を備
え、且つその圧力調整溝の溝端部に障壁を設けた
構造の本浮動ヘツドスライダによれば、前記圧力
調整溝による空気流の有効利用によつてスライダ
本体2の安定で良好な浮上力を得ることができ
る。そして、この圧力調整溝の作用によつてスラ
イダの動的安定性を高め、その摩耗を防止して記
録媒体に対する追従性を高めることができ、磁気
ヘツドによる良好な記録再生を可能ならしめる。
その上、圧力調整溝の溝端部に設けた障壁が、上
記溝内部への塵埃の侵入を効果的に防止するの
で、溝内部における塵埃の滞留や堆積による機能
劣化を招来する虞れがない。従つて、スライダの
動的安定性を長期に亘つて信頼性良く確保するこ
とが可能となる。
え、且つその圧力調整溝の溝端部に障壁を設けた
構造の本浮動ヘツドスライダによれば、前記圧力
調整溝による空気流の有効利用によつてスライダ
本体2の安定で良好な浮上力を得ることができ
る。そして、この圧力調整溝の作用によつてスラ
イダの動的安定性を高め、その摩耗を防止して記
録媒体に対する追従性を高めることができ、磁気
ヘツドによる良好な記録再生を可能ならしめる。
その上、圧力調整溝の溝端部に設けた障壁が、上
記溝内部への塵埃の侵入を効果的に防止するの
で、溝内部における塵埃の滞留や堆積による機能
劣化を招来する虞れがない。従つて、スライダの
動的安定性を長期に亘つて信頼性良く確保するこ
とが可能となる。
また上記構成の圧力調整溝は、スパツタエツチ
ング法や、イオンエツチング法を用いることによ
つてスライダ本体の滑面に簡易に、且つ高精度に
形成することが可能である。従つて従来のテーパ
面を形成するものとは異つて、安価に歩留り良く
製作することができ、その実用的利点が極めて高
い。
ング法や、イオンエツチング法を用いることによ
つてスライダ本体の滑面に簡易に、且つ高精度に
形成することが可能である。従つて従来のテーパ
面を形成するものとは異つて、安価に歩留り良く
製作することができ、その実用的利点が極めて高
い。
尚、本発明は上記実施例に限定されるものでは
ない。例えば溝形状やその溝深さ、更には滑面上
の溝形成位置、また障壁の形状等は仕様に応じて
定めればよい。要するにその要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施可能である。
ない。例えば溝形状やその溝深さ、更には滑面上
の溝形成位置、また障壁の形状等は仕様に応じて
定めればよい。要するにその要旨を逸脱しない範
囲で種々変形して実施可能である。
第1図は従来の浮動ヘツドスライダの一例を示
す図、第2図a,bは第1図に示す従来スライダ
の動作姿勢とその浮上力の圧力分布を示す図、第
3図は本発明の一実施例に係る浮動ヘツドスライ
ダの概略構成を示す図、第4図a,bは実施例ス
ライダの動作姿勢とその浮上力の圧力分布を示す
図、第5図は実施例に係る圧力調整溝の要部構成
図、第6図a〜dは溝端部に設けられる障壁の変
形例を示す図、第7図は溝内部に孔を設けた圧力
調整溝の例を示す図である。 1a,1b……滑面、2……スライダ本体、3
……磁気ヘツド、5……記録媒体、11a,11
b,12a,12b……昇圧用溝、13a,13
b……減圧用溝、14……圧力調整溝(昇圧、減
圧)、15……障壁、16……孔。
す図、第2図a,bは第1図に示す従来スライダ
の動作姿勢とその浮上力の圧力分布を示す図、第
3図は本発明の一実施例に係る浮動ヘツドスライ
ダの概略構成を示す図、第4図a,bは実施例ス
ライダの動作姿勢とその浮上力の圧力分布を示す
図、第5図は実施例に係る圧力調整溝の要部構成
図、第6図a〜dは溝端部に設けられる障壁の変
形例を示す図、第7図は溝内部に孔を設けた圧力
調整溝の例を示す図である。 1a,1b……滑面、2……スライダ本体、3
……磁気ヘツド、5……記録媒体、11a,11
b,12a,12b……昇圧用溝、13a,13
b……減圧用溝、14……圧力調整溝(昇圧、減
圧)、15……障壁、16……孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 磁気ヘツドを記録媒体に対向させて保持し上
記記録媒体との対向面を滑面としたスライダ本体
と、 このスライダ本体の上記滑面に設けられて前記
滑面と記録媒体との間を通流する空気の圧力を調
整して前記滑面と記録媒体との間の浮上隙間を制
御する圧力調整溝とを具備し、 上記圧力調整溝は、空気の通流方向に対して異
なる方向に傾斜するとともに上記滑面上にその交
点を有するように形成された少なくとも2本の溝
の集合よりなり、かつ上記圧力調整溝の一部には
溝内部と周囲領域とを分離して通流空気に対する
絞り流路を形成するように障壁が形成されている
ことを特徴とする浮動ヘツドスライダ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6167583A JPS59186170A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 浮動ヘッドスライダ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6167583A JPS59186170A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 浮動ヘッドスライダ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59186170A JPS59186170A (ja) | 1984-10-22 |
| JPH0441432B2 true JPH0441432B2 (ja) | 1992-07-08 |
Family
ID=13178057
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6167583A Granted JPS59186170A (ja) | 1983-04-08 | 1983-04-08 | 浮動ヘッドスライダ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59186170A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB2185314B (en) * | 1986-01-14 | 1990-09-26 | Canon Kk | Encoder |
| KR930009999B1 (ko) * | 1986-03-07 | 1993-10-13 | 가부시기가이샤 히다찌세이사꾸쇼 | 자기 헤드 슬라이더 및 슬라이더를 사용한 자기 디스크의 제조방법 |
| JPH07122929B2 (ja) * | 1986-12-24 | 1995-12-25 | 株式会社日立製作所 | 磁気ヘツドスライダ |
| JPS63187478A (ja) * | 1987-01-30 | 1988-08-03 | Hitachi Ltd | ヘツドスライダ |
| US5086360A (en) * | 1990-09-06 | 1992-02-04 | Applied Magnetics Corporation | Constant flying height slider |
| US5940249A (en) * | 1997-11-10 | 1999-08-17 | International Business Machines Corporation | Shielded air bearing slider |
-
1983
- 1983-04-08 JP JP6167583A patent/JPS59186170A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59186170A (ja) | 1984-10-22 |
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