JPH044147A - 積層成形体およびその製造方法 - Google Patents

積層成形体およびその製造方法

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JPH044147A
JPH044147A JP2102833A JP10283390A JPH044147A JP H044147 A JPH044147 A JP H044147A JP 2102833 A JP2102833 A JP 2102833A JP 10283390 A JP10283390 A JP 10283390A JP H044147 A JPH044147 A JP H044147A
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Hiroshi Shino
紫野 博
Takeji Otani
大谷 武次
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、積層成形体およびその製造方法に関し、特に
自動車のインストルメントパネル、ビラドアトリム等の
内装部品に好適な積層成形体およびその製造方法に関す
る。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来か
ら、自動車のインストルメントパネル。
ピラー、ドアトリム等の内装部品には、高剛性でかつ片
側面に柔軟性を付与するとともに、表面にシボを形成し
た材料が使用されている。このような材料のひとつとし
て高剛性素材と柔軟性素材ととを積層した積層成形体が
、いくつが試みられている。例えば、予め熱可塑性エラ
ストマーをシト成形して所定の金型でシボを形成し、こ
れを射出成形機型内にセットした後に、高剛性を付与し
たポリプロピレン複合樹脂を射出成形し、積層成形品に
する方法がある。又、熱可塑性エラストマーとポリプロ
ピレン複合樹脂を共押出しして積層シートにした後に加
熱真空成形等を行い、表面にシボを有する積層成形品に
する方法がある。
これらの方法は、いずれの場合も予めシート成形した後
に所定の積層成形品にするために工程が二段階になりコ
スト高になる問題がある。特に射出成形による場合には
、熱可塑性エラストマーによる層は、溶融状態にないた
め層間で充分な接着強度が得られない問題もある。
〔課題を解決するための手段] そこで本発明者らは、上記従来技術の欠点を解消して、
片側面が高剛性を有し、他の片側面が柔軟性を有し、層
間接着性も良好で、しかも良好なシボを形成できる低コ
ストな積層成形体を開発すべく鋭意研究を重ねた。その
結果、特定のポリプロピレン系複合樹脂と熱可塑性エラ
ストマーとを、特定の製造工程で積層することにより上
記課題を解決できることを見出した。本発明はかかる知
見に基いて完成したものである。
すなわち本発明は、炭酸カルシウム、タルクガラス繊維
の少なくとも1種類を無機充填材として10〜50重量
%含むポリプロピレン系複合樹脂と、180℃、周波数
0.1 (rad/sec)における動的粘度が1×1
04〜5×106(dyne/C[IT)である熱可塑
性エラストマーとを2JiTダイスから前記熱可塑性エ
ラストマーの厚さが、0.2〜1.5鵬となるように共
押出しして型内に供給し、熱圧縮してなる積層成形体を
提供するものである。また本発明は、上記ポリプロピレ
ン系複合樹脂と上記熱可塑性エラストマーとを2層Tダ
イスから前記熱可塑性エラストマーの厚さが、0.2〜
1.5mmとなるように共押出しした後に、型内に供給
して熱圧縮することを特徴とする積層成形体の製造方法
を提供するものである。
上記ポリプロピレン系複合樹脂における無機充填材の配
合量は、無機充填材の種類により異なるが、通常は無機
充填材を10〜50重量%、好ましくは20〜40重量
%の範囲で選定する。無機充填材の配合量が10重量%
に満たない場合には充分な剛性を得ることが困難であり
、50重量%を超えると耐衝撃性の低下や外観不良など
の問題を生しることがある。また無機充填材としては、
上記の炭酸カルシウム、タルク、ガラス繊維の少なくと
も1種類を単独で用いても、2種類あるいは3種類を混
合して用いてもよく、得られる積層成形体の使用状態に
おける必要強度により、無機充填材の種類や配合量を適
宜に設定することができる。
一方ポリプロピレン系樹脂としては、プロピレンの単独
重合体でも、プロピレンと他のα−オレフィン、特にエ
チレンとのブロック共重合体あるいはランダム共重合体
であっても良く、これらの混合体であっても良い。
また熱可塑性エラストマーには、各種のものを用いるこ
とが可能であるが、オレフィン系エラストマー、特にポ
リプロピレンベースのエラストマーを用いることにより
、前記ポリプロピレン系複合樹脂との、より効果的な層
間接着を図ることができる。
積層成形体におけるこの熱可塑性エラストマー0層厚み
は、0.2〜1.5 mm、好ましくは0.5〜1.0
mmの範囲で選定する。この層厚みが0.2mm未満で
は、積層成形体のクツション性が悪くなると同時にシボ
の形成が困難になる。−古層厚みが1.5mmを超える
場合、積層成形体の厚みが規制される場合には、相対的
にポリプロピレン系複合樹脂層の厚みが薄くなるため、
剛性が不足する場合が考えられる。
上記のポリプロピレン系複合樹脂および熱可塑性エラス
トマーは、通常用いられる2層Tダイスから、周知の溶
融押出し手段により共押出しされた後に型内、たとえば
所定のシボ模様を形成する成形型内に供給され、成形と
同時に熱圧縮が行われて積層される。この熱圧縮成形に
おいて、たとえばエラストマー層表面にシボを形成する
場合、金型からのシボ転写を確実にするためには、圧縮
圧力、温度、型締時間等の条件を適切なものにする必要
があるが、特に熱可塑性エラストマー層の粘度が大きな
要因となる。そこで本発明では、180℃、周波数0.
1 rad/secにおける動的粘度が10 ’〜5 
X 10 ’dyne/cIfl、好ましくは104〜
106dyne/c+flである熱可塑性エラストマー
を使用する。この動的粘度が10 ’dyne/cJ未
満では粘度が低すぎるため、成形以前のTダイスからの
溶融押出しの際の張力が不足し、均一な層厚が得られな
くなる。また動的粘度が5 X 106dyne/cT
!lを超えるものではシボなどの模様の成形が困難にな
る。
このようにして得られる本発明の積層成形体は、高い剛
性を有しており、自動車内装部品、スポーツ用品、建材
部品等に好適であり、特に自動車内装部品に使用する際
に必要な高温(80°C程度)における剛性も充分であ
る。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例及び比較例を説明する。
なお、各実施例および比較例で得られた積層成形体の物
性と官能テストの結果を第1表に示す。
実施例I MFR=30 g/l 0分のプロピレンーエチレンフ
ロック共重合物にタルク(平均粒径5μm)を20重量
%配合した組成物と、180°C9周波数0.1 ra
d/secにおける動的粘度が3 X 106dyne
/crMのポリプロピレンエラストマーとを、径65r
mの押出機を用いて、幅400II1m、ダイリップ3
.5順のT−ダイスより2層溶融体で押出し、50°C
に温調されたシボ付き金型内に入れ、50 kgf/c
fflの圧力で1分間プレスして約3.5mm厚の積層
成形体を得た。尚、積層成形体のポリプロピレンエラス
トマー層厚が0.5mmになるようにダイス及び押出量
を調整した。その結果、第1表に示すように、曲げ弾性
率は9500 kgf/c+flであり、−船釣に自動
車内装材として求められている要求値より高く、シボ付
性、柔軟性共良好な積層成形体を得ることができた。
実施例2 ポリプロピレンエラストマーの動的粘度を6×10 ”
dyne/cdとし、層厚が1.0mmになるように押
出量及びダイスを調整した以外は実施例1と同様にして
積層成形体を製造した。その結果、曲げ弾性率は880
0 kg/cfflであり、耐熱剛性的には優れており
、特にシボ付性、柔軟性は非常に良好な積層成形体が得
られた。
比較例1 実施例1において、プロピレン−エチレンフロック共重
合物に配合するタルク量を9重量%にした以外は、全て
同し条件で積層成形体を得た。その結果、曲げ弾性率が
6800kg/CIAに低下し、耐熱剛性的に若干問題
があった。
比較例2 ポリプロピレンエラストマーの動的粘度を106dyn
e/cJとし、層厚が0.15mmになるように押出量
及びダイスを調整した以外は、実施例1と同様にして積
層成形体を製造した。その結果、得られた積層成形体は
シボ付き性が悪く、柔軟性も良くなかった。
比較例3 ポリプロピレンエラストマーの動的粘度を5×10 ’
dyne/c+ITとし、層厚が1.0mmになるよう
に押出量及びダイスを調整した以外は実施例1と同様に
して積層成形体を製造した。得られた積層成形体はシボ
付き性が悪かった。
(以下余白) 〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明の積層成形体は、高剛性を
有しながら、その片側面にシボ加工などの模様を施すの
に充分な柔軟性を存しており、高温でも高剛性を有する
とともにソフト感も有している。また節単な製造工程で
製造できるため安価に提供することが可能である。した
がって、自動車内装部品をはじめとして各種建材部品、
スポーツ用品などに広く利用することができる。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)炭酸カルシウム、タルク、ガラス繊維の少なくと
    も1種類を無機充填材として10〜50重量%含むポリ
    プロピレン系複合樹脂と、180℃、周波数0.1(r
    ad/sec)における動的粘度が1×10^4〜5×
    10^6(dyne/cm^2)である熱可塑性エラス
    トマーとを2層Tダイスから前記熱可塑性エラストマー
    の厚さが、0.2〜1.5mmとなるように共押出しし
    て型内に供給し、熱圧縮してなる積層成形体。
  2. (2)熱可塑性エラストマーが、オレフィン系エラスト
    マーである請求項1記載の積層成形体。
  3. (3)炭酸カルシウム、タルク、ガラス繊維の少なくと
    も1種類を無機充填材として10〜50重量%含むポリ
    プロピレン系複合樹脂と、180℃、周波数0.1(r
    ad/sec)における動的粘度が1×10^4〜5×
    10^6(dyne/cm^2)である熱可塑性エラス
    トマーとを2層Tダイスから前記熱可塑性エラストマー
    の厚さが、0.2〜1.5mmとなるように共押出しし
    た後に、型内に供給して熱圧縮することを特徴とする積
    層成形体の製造方法。
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