JPH0441526B2 - - Google Patents
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- JPH0441526B2 JPH0441526B2 JP1362384A JP1362384A JPH0441526B2 JP H0441526 B2 JPH0441526 B2 JP H0441526B2 JP 1362384 A JP1362384 A JP 1362384A JP 1362384 A JP1362384 A JP 1362384A JP H0441526 B2 JPH0441526 B2 JP H0441526B2
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- Japan
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- circuit
- limiter
- feedback
- transistor
- differential amplifier
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- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 230000005236 sound signal Effects 0.000 description 1
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- Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、FM復調回路等で用いられる、リミ
ツター回路に関するものであり、特に、リミツタ
ー回路のリミツターバランスの改善に関するもの
である。
ツター回路に関するものであり、特に、リミツタ
ー回路のリミツターバランスの改善に関するもの
である。
従来例の構成とその問題点
信号を伝送したり、記録したりする一方法とし
て、FM変調による方法が知られている。FM変
調された信号の特徴として、伝送されるか又は記
録媒体等より再生されたFM信号を、振幅制限回
路、すなわちリミツター回路を通した後復調する
ことにより、伝送時又は記録媒体への記録・再生
時に受ける信号の振幅変動の影響を除去出来るこ
とが知られている。このようなリミツター回路を
持つたFM復調回路は、例えば、FM放送の復調
や、VTRの映像信号の復調,ビデオデイスクの
映像信号や音声信号の復調等に用いられている。
これらに用いられるリミツター回路に要求される
性能としては、利得が高いこと(例えば70dB以
上)及びリミツターのバランスが良いこと等が有
る。
て、FM変調による方法が知られている。FM変
調された信号の特徴として、伝送されるか又は記
録媒体等より再生されたFM信号を、振幅制限回
路、すなわちリミツター回路を通した後復調する
ことにより、伝送時又は記録媒体への記録・再生
時に受ける信号の振幅変動の影響を除去出来るこ
とが知られている。このようなリミツター回路を
持つたFM復調回路は、例えば、FM放送の復調
や、VTRの映像信号の復調,ビデオデイスクの
映像信号や音声信号の復調等に用いられている。
これらに用いられるリミツター回路に要求される
性能としては、利得が高いこと(例えば70dB以
上)及びリミツターのバランスが良いこと等が有
る。
第1図に、一般に良く用いられる、差動増幅回
路を用いたリミツター回路の例を示す。トランジ
スター2及び3は、エミツターを結合した差動増
幅回路を構成しており、電流源4により定められ
る電流が流れる。トランジスター2のベースには
信号源1が、トランジスター3のコレクターには
負荷抵抗5が接続されている。端子6及び8は、
それぞれ、正及び負の電源へ接続される。この回
路の入力電圧VINと、トランジスター3のコレク
ター電流ICQ3の関係は、トランジスターのhFEが十
分大きいとすると式(1)で表わされる。
路を用いたリミツター回路の例を示す。トランジ
スター2及び3は、エミツターを結合した差動増
幅回路を構成しており、電流源4により定められ
る電流が流れる。トランジスター2のベースには
信号源1が、トランジスター3のコレクターには
負荷抵抗5が接続されている。端子6及び8は、
それぞれ、正及び負の電源へ接続される。この回
路の入力電圧VINと、トランジスター3のコレク
ター電流ICQ3の関係は、トランジスターのhFEが十
分大きいとすると式(1)で表わされる。
ICQ3=IO・exp(VIN/VT)/1+exp(VIN/VT)……
(1) ここで、IOは電流源4の電流、VTは式(2)で表わさ
れる定数である。
(1) ここで、IOは電流源4の電流、VTは式(2)で表わさ
れる定数である。
VT=kT/q ……(2)
ここでkはホルツマン定数、Tは絶対温度、qは
電子の電荷量である。
電子の電荷量である。
VTは、一般に熱電圧と呼ばれ、27℃では約
26mVになることが知られている。
26mVになることが知られている。
式(1)を図示したのが第2図である。
第2図より、入力電圧が±4VT(±100mV)
を超えるとコレクター電流ICQ3はほぼIO又は0と
なり、入力電圧に関係なく一定の値となる。従つ
て、第1図に示した差動増幅回路は、入力電圧の
振幅が±100mV以上では利得が0となる。この
ことは、一定値以上の入力振幅に対して出力振幅
が制限されることになり、リミツター回路として
動作することになる。一方、図−1の差動増幅回
路の微少信号入力時の利得A0は、抵抗5の抵抗
値をRLとすると、 A0=IO/2VT・RL ……(3) で表わされる。ここで例えば、RL=1KΩ,IO=
1mAを代入して利得A0を求めると A019.2倍 25.7dB となる。ところで、第1図に示すような、差動増
幅回路一段だけでは、利得が低いこと及び、振幅
制限される入力電圧が±100mVと大きいこと等
の為、このままでリミツター回路として用いられ
ることは少なく、差動増幅回路を何段か接続し
て、リミツター回路として用いられるのが一般的
である。このような、多段接続された差動増幅回
路は部品点数が多くなる為、集積回路として構成
されるのが一般的である。
を超えるとコレクター電流ICQ3はほぼIO又は0と
なり、入力電圧に関係なく一定の値となる。従つ
て、第1図に示した差動増幅回路は、入力電圧の
振幅が±100mV以上では利得が0となる。この
ことは、一定値以上の入力振幅に対して出力振幅
が制限されることになり、リミツター回路として
動作することになる。一方、図−1の差動増幅回
路の微少信号入力時の利得A0は、抵抗5の抵抗
値をRLとすると、 A0=IO/2VT・RL ……(3) で表わされる。ここで例えば、RL=1KΩ,IO=
1mAを代入して利得A0を求めると A019.2倍 25.7dB となる。ところで、第1図に示すような、差動増
幅回路一段だけでは、利得が低いこと及び、振幅
制限される入力電圧が±100mVと大きいこと等
の為、このままでリミツター回路として用いられ
ることは少なく、差動増幅回路を何段か接続し
て、リミツター回路として用いられるのが一般的
である。このような、多段接続された差動増幅回
路は部品点数が多くなる為、集積回路として構成
されるのが一般的である。
集積回路では通常、差動増幅回路間どうしを直
接結合して多段の増幅回路を構成されているが、
部品のバラツキ等の原因により動作点が不安定と
なる場合が有る。この時のようすを第3図に示
す。
接結合して多段の増幅回路を構成されているが、
部品のバラツキ等の原因により動作点が不安定と
なる場合が有る。この時のようすを第3図に示
す。
第3図において、aはリミツター回路の入力波
形を示す。ここで一点鎖線は、入力信号の交流中
心を示しており、理想的なリミツター回路の場合
は、この交流中心に対して、上下対称になるよう
に利得の高い回路を経た後、振幅制限を行なうリ
ミツタ動作により、その出力波形はbに示すよう
に、上下対称な方形波となる。一方、c,dは、
リミツター回路の動作点がずれて、望ましくない
動作をした場合を示す。cにおいて、リミツター
回路の入力波形を示すが、もし、動作点が一点鎖
線で示す交流中心から実線で示す位置にずれたと
すると、この点を中心にリミツタ動作が行なわ
れ、この時のリミツター回路の出力波形はdに示
すように、デユーテイー比のずれた波形となる。
このような状態は、リミツターバランスが悪い状
態であり、微小入力時、リミツター動作が正常に
行なわれなかつたり、FM復調回路の出力に、望
ましくない歪成分や不要信号成分が混入したりし
て、FM復調回路の性能悪化の原因となる。
形を示す。ここで一点鎖線は、入力信号の交流中
心を示しており、理想的なリミツター回路の場合
は、この交流中心に対して、上下対称になるよう
に利得の高い回路を経た後、振幅制限を行なうリ
ミツタ動作により、その出力波形はbに示すよう
に、上下対称な方形波となる。一方、c,dは、
リミツター回路の動作点がずれて、望ましくない
動作をした場合を示す。cにおいて、リミツター
回路の入力波形を示すが、もし、動作点が一点鎖
線で示す交流中心から実線で示す位置にずれたと
すると、この点を中心にリミツタ動作が行なわ
れ、この時のリミツター回路の出力波形はdに示
すように、デユーテイー比のずれた波形となる。
このような状態は、リミツターバランスが悪い状
態であり、微小入力時、リミツター動作が正常に
行なわれなかつたり、FM復調回路の出力に、望
ましくない歪成分や不要信号成分が混入したりし
て、FM復調回路の性能悪化の原因となる。
そこで、一般には、リミツター回路に直流帰還
をかけることで、このようなリミツターバランス
の劣化を防止する方法が知られている。
をかけることで、このようなリミツターバランス
の劣化を防止する方法が知られている。
第4図に、直流帰還回路を持つた、多段接続さ
れた差動増幅回路によるリミツター回路の例を示
す。同図の回路は集積回路化された状態を示して
おり、太い実線の内側が集積回路の内部を、示し
ている。トランジスター20と21,22と2
3,24と25は、それぞれ差動増幅回路を構成
している。トランジスター26,27,28,2
9はエミツターフオロー回路を構成し、差動増幅
回路間を直接結合している。トランジスター3
0,31,32,33,34,35,36と、抵
抗45,46,47,48,49,50,51
は、それぞれ定電流源を構成しており、差動増幅
回路又はエミツターフオロー回路の動作電流をそ
れぞれ等しくなるように決めている。抵抗52
は、リミツター回路の入力インピーダンスを決め
ている抵抗である。コンデンサー70は、集積回
路化されたリミツター回路の入力端子10へ接続
されており、信号源が接続される端子12との間
の直流成分をカツトする働きをする。端子13
は、リミツター回路の出力端子、端子14は電源
の入力端子、端子9は接地用の端子であり、定電
圧源15は、前述の定電流源を動作させる基準電
圧を発生している。直流帰還回路は、抵抗60及
び外付コンデンサー71で構成される。トランジ
スター20,21で構成される、第1の差動増幅
回路は、抵抗52を通してベース電位が等しくな
るように結合されているため、端子11に表われ
る直流帰還電圧Vfによつてその動作点が変動す
ることはない。今、トランジスタ30のコレクタ
ー電流をIQ30Cとし、hFEが十分大きいものとすれ
ば、トランジスター20及び21のコレクター電
流IQ20C及びIQ21Cは下記のようになる。
れた差動増幅回路によるリミツター回路の例を示
す。同図の回路は集積回路化された状態を示して
おり、太い実線の内側が集積回路の内部を、示し
ている。トランジスター20と21,22と2
3,24と25は、それぞれ差動増幅回路を構成
している。トランジスター26,27,28,2
9はエミツターフオロー回路を構成し、差動増幅
回路間を直接結合している。トランジスター3
0,31,32,33,34,35,36と、抵
抗45,46,47,48,49,50,51
は、それぞれ定電流源を構成しており、差動増幅
回路又はエミツターフオロー回路の動作電流をそ
れぞれ等しくなるように決めている。抵抗52
は、リミツター回路の入力インピーダンスを決め
ている抵抗である。コンデンサー70は、集積回
路化されたリミツター回路の入力端子10へ接続
されており、信号源が接続される端子12との間
の直流成分をカツトする働きをする。端子13
は、リミツター回路の出力端子、端子14は電源
の入力端子、端子9は接地用の端子であり、定電
圧源15は、前述の定電流源を動作させる基準電
圧を発生している。直流帰還回路は、抵抗60及
び外付コンデンサー71で構成される。トランジ
スター20,21で構成される、第1の差動増幅
回路は、抵抗52を通してベース電位が等しくな
るように結合されているため、端子11に表われ
る直流帰還電圧Vfによつてその動作点が変動す
ることはない。今、トランジスタ30のコレクタ
ー電流をIQ30Cとし、hFEが十分大きいものとすれ
ば、トランジスター20及び21のコレクター電
流IQ20C及びIQ21Cは下記のようになる。
IQ20C=IQ21C=1/2・IQ30C (4)
従つて、抵抗40の抵抗値をR40,トランジスタ
ー26のベース・エミツター間電圧をVBEQ26、電
源電圧をVc.c.とすると、トランジスター22のベ
ース電圧VQ22Bは VQ22B=Vc.c.−1/2 ・IQ30C・R40−VBEQ26 (5) と表わされる。この電圧は、前述の理由により、
Vfの値に影響されず一定の値となる。
ー26のベース・エミツター間電圧をVBEQ26、電
源電圧をVc.c.とすると、トランジスター22のベ
ース電圧VQ22Bは VQ22B=Vc.c.−1/2 ・IQ30C・R40−VBEQ26 (5) と表わされる。この電圧は、前述の理由により、
Vfの値に影響されず一定の値となる。
ここで、端子13に出力された波形が何らかの
原因で、デユーテイー比がずれた場合を考える。
もし、正の半波の周期が負の半波の周期より大き
くなつたとすると、抵抗60及びコンデンサー7
1で構成される低域通過フイルーを通過して、端
子11に出力される直流帰還電圧Vfは、デユー
テイー比が1:1であつた場合のVfに比べて高
くなる。このことはトランジスター22,23で
構成される第二の差動増幅回路の、トランジスタ
ー23側の入力電圧が高くなることになる。この
時、トランジスター23のコレクターの出力波形
は、正の半波の周期が負の半波の周期より小さく
なる方向に変化する。トランジスター23のコレ
クター出力波形は、トランジスター24,25で
構成される第3の差動増幅回路で、正極性で増幅
された後、端子13へ出力される。この時端子1
3の出力波形は正の半波の周期が小さくなる方向
に変化している。このことは、デユーテイー比が
1:1になる方向に帰還がされたことになる。端
子13に出力された波形の正の半波の周期が負の
半波の周期よりも小さくなる方向にずれた場合も
同様にして、デユーテイー比が1:1になるよう
に帰還される。
原因で、デユーテイー比がずれた場合を考える。
もし、正の半波の周期が負の半波の周期より大き
くなつたとすると、抵抗60及びコンデンサー7
1で構成される低域通過フイルーを通過して、端
子11に出力される直流帰還電圧Vfは、デユー
テイー比が1:1であつた場合のVfに比べて高
くなる。このことはトランジスター22,23で
構成される第二の差動増幅回路の、トランジスタ
ー23側の入力電圧が高くなることになる。この
時、トランジスター23のコレクターの出力波形
は、正の半波の周期が負の半波の周期より小さく
なる方向に変化する。トランジスター23のコレ
クター出力波形は、トランジスター24,25で
構成される第3の差動増幅回路で、正極性で増幅
された後、端子13へ出力される。この時端子1
3の出力波形は正の半波の周期が小さくなる方向
に変化している。このことは、デユーテイー比が
1:1になる方向に帰還がされたことになる。端
子13に出力された波形の正の半波の周期が負の
半波の周期よりも小さくなる方向にずれた場合も
同様にして、デユーテイー比が1:1になるよう
に帰還される。
ところで、以上の動作においては、トランジス
ター及び抵抗のバラツキが無く、トランジスター
のhFEが無限に大きいものと仮定した。この仮定
のうち、部品間のバラツキは、回路を集積回路化
し、素子を近接して配置すること等の手段で、実
質的に無視できるようにすることができる。しか
しながら、hFEは、極端に大きくすることが不可
能なため、その影響が生じる。そこで、hFEの直
流帰還回路への影響について第4図で説明する。
第4図において、抵抗60,コンデンサー71で
構成される直流帰還回路は、前述のように端子1
3の直流成分のみを取り出して、端子13の直流
電圧と、トランジスター20,21,23のベー
ス電圧を等しくする働きをしている。しかし、ト
ランジスターのhFEが有限の為、各トランジスタ
ーのベースにはベース電流が流れ、それにより、
抵抗60の両端に電圧降下が生じ、上記の直流帰
還路中に誤差を生じることになる。すなわち、ト
ランジスター20,21,23のベース電流を
IBQ20,IBQ21,IBQ23、抵抗60の抵抗値をR60とす
ると、抵抗60の両端にはベース電流による電圧
降下、すなわち、直流帰還路中の誤差電圧Verrと
して Verr=R60(IBQ20 +IBQ21+IBQ23) ……(6) が生じる。
ター及び抵抗のバラツキが無く、トランジスター
のhFEが無限に大きいものと仮定した。この仮定
のうち、部品間のバラツキは、回路を集積回路化
し、素子を近接して配置すること等の手段で、実
質的に無視できるようにすることができる。しか
しながら、hFEは、極端に大きくすることが不可
能なため、その影響が生じる。そこで、hFEの直
流帰還回路への影響について第4図で説明する。
第4図において、抵抗60,コンデンサー71で
構成される直流帰還回路は、前述のように端子1
3の直流成分のみを取り出して、端子13の直流
電圧と、トランジスター20,21,23のベー
ス電圧を等しくする働きをしている。しかし、ト
ランジスターのhFEが有限の為、各トランジスタ
ーのベースにはベース電流が流れ、それにより、
抵抗60の両端に電圧降下が生じ、上記の直流帰
還路中に誤差を生じることになる。すなわち、ト
ランジスター20,21,23のベース電流を
IBQ20,IBQ21,IBQ23、抵抗60の抵抗値をR60とす
ると、抵抗60の両端にはベース電流による電圧
降下、すなわち、直流帰還路中の誤差電圧Verrと
して Verr=R60(IBQ20 +IBQ21+IBQ23) ……(6) が生じる。
この電圧降下分Verrは比較的小さくても、リミ
ツター回路の利得が大きい為、無視できなくな
り、リミツター回路のバランスの悪化の原因とな
る。従つて、第4図のような型式の直流帰還回路
をもつたリミツター回路の使用は、比較的利得の
小さいリミツター回路か、あまり高い精度の必要
とされない回路に限られていた。一方、高利得,
高精度の要求されるリミツター回路では、第5図
に示すような、二つの直流帰還回路を持つた構成
のものが用いられていた。第5図において、10
0は入力端子、101は入力コンデンサー、10
2は抵抗、103と104は直流帰還用の外付コ
ンデンサ、105は信号の入力端子、106と1
07は直流帰還用の端子、108は電源端子、1
65は接地端子、109はリミツター出力端子、
110〜115はトランジスターの負荷抵抗、ト
ランジスター130〜135は差動増幅回路を構
成するトランジスターであり、トランジスター1
50〜158と抵抗116〜124及び電圧源1
60は定電流源を構成している。第1の直流帰還
路は、抵抗125,とコンデンサー103,10
4で構成され、トランジスター131のベースへ
帰還電圧が入力されている。第2の直流帰還路
は、抵抗126とコンデンサー104で構成さ
れ、トランジスター130のベースへ帰還電圧が
入力されている。これらの直流帰還路には、各々
トランジスターのベース電流と帰還抵抗により電
圧降下を生じるが、直流帰還路がほぼ対称なた
め、この電圧降下はトランジスター130,13
1で構成される初段の差動増幅回路の同相入力と
なり、リミツターのバランスを悪化させる原因と
はならない。しかしながら、第5図に示すよう
に、直流帰還の為の端子を2つ設けなければなら
ない。
ツター回路の利得が大きい為、無視できなくな
り、リミツター回路のバランスの悪化の原因とな
る。従つて、第4図のような型式の直流帰還回路
をもつたリミツター回路の使用は、比較的利得の
小さいリミツター回路か、あまり高い精度の必要
とされない回路に限られていた。一方、高利得,
高精度の要求されるリミツター回路では、第5図
に示すような、二つの直流帰還回路を持つた構成
のものが用いられていた。第5図において、10
0は入力端子、101は入力コンデンサー、10
2は抵抗、103と104は直流帰還用の外付コ
ンデンサ、105は信号の入力端子、106と1
07は直流帰還用の端子、108は電源端子、1
65は接地端子、109はリミツター出力端子、
110〜115はトランジスターの負荷抵抗、ト
ランジスター130〜135は差動増幅回路を構
成するトランジスターであり、トランジスター1
50〜158と抵抗116〜124及び電圧源1
60は定電流源を構成している。第1の直流帰還
路は、抵抗125,とコンデンサー103,10
4で構成され、トランジスター131のベースへ
帰還電圧が入力されている。第2の直流帰還路
は、抵抗126とコンデンサー104で構成さ
れ、トランジスター130のベースへ帰還電圧が
入力されている。これらの直流帰還路には、各々
トランジスターのベース電流と帰還抵抗により電
圧降下を生じるが、直流帰還路がほぼ対称なた
め、この電圧降下はトランジスター130,13
1で構成される初段の差動増幅回路の同相入力と
なり、リミツターのバランスを悪化させる原因と
はならない。しかしながら、第5図に示すよう
に、直流帰還の為の端子を2つ設けなければなら
ない。
発明の目的
本発明では、従来比較的利得の低い場合や、高
い精度の必要とされない場合にしか用いられなか
つた、単一の直流帰還回路を持つたリミツター回
路において、リミツターバランスを改善して高利
得,高精度のリミツター回路を実現しようとする
ものである。
い精度の必要とされない場合にしか用いられなか
つた、単一の直流帰還回路を持つたリミツター回
路において、リミツターバランスを改善して高利
得,高精度のリミツター回路を実現しようとする
ものである。
発明の構成
本発明の構成は、リミツター回路の単一の直流
帰還路中に、帰還電圧の入力回路において流れ
る。
帰還路中に、帰還電圧の入力回路において流れ
る。
入力電流に相当する電流を逆向きに加算する回
路を設けることで、直流帰還路において生じる誤
差の発生を補償し、よつて、単一の直流帰還回路
を持つたリミツター回路のリミツターバランスを
改善し高利得化・高精度化を実現するものであ
る。
路を設けることで、直流帰還路において生じる誤
差の発生を補償し、よつて、単一の直流帰還回路
を持つたリミツター回路のリミツターバランスを
改善し高利得化・高精度化を実現するものであ
る。
実施例の説明
第6図に、本発明の実施例のブロツク図を示
す。同図で170は前段のリミツター部を、17
1は、後段のリミツター部を、172は直流帰還
回路を、173は補償電流発生回路を、174は
加算回路を示す。173の補償電流発生回路は、
前段のリミツター回路170の補償電圧の入力回
路で流れる、入力電流に相当する電流を補償電流
として発生している。
す。同図で170は前段のリミツター部を、17
1は、後段のリミツター部を、172は直流帰還
回路を、173は補償電流発生回路を、174は
加算回路を示す。173の補償電流発生回路は、
前段のリミツター回路170の補償電圧の入力回
路で流れる、入力電流に相当する電流を補償電流
として発生している。
第7図に、本発明の具体的な実施例を示す。同
図は、第4図の従来例に本発明の実施例を応用し
たものなので、同一の機能の部品は、同一の番号
を付している。
図は、第4図の従来例に本発明の実施例を応用し
たものなので、同一の機能の部品は、同一の番号
を付している。
トランジスター20と21、及び22と23で
構成される第一及び第二の差動増幅回路を含む、
ブロツク200は第6図の前段のリミツター部1
70に対応する。トランジスター24と25、及
び122と123で構成される第三及び第四の差
動増幅回路を含むブロツク201は第6図の後段
のリミツター部171に対応する。尚、ここで
は、リミツターの利得を増す為、第四の差動増幅
回路を追加した。抵抗60及びコンデンサー71
で構成されるブロツク202は高周波除去のため
のローパスフイルターとなり、第6図の直流帰還
回路172に対応する。トランジスター80〜8
3,抵抗84で構成されるブロツク203は、第
6図の補償電流発生回路173に対応しており、
接点204は第6図の加算回路174に対応す
る。
構成される第一及び第二の差動増幅回路を含む、
ブロツク200は第6図の前段のリミツター部1
70に対応する。トランジスター24と25、及
び122と123で構成される第三及び第四の差
動増幅回路を含むブロツク201は第6図の後段
のリミツター部171に対応する。尚、ここで
は、リミツターの利得を増す為、第四の差動増幅
回路を追加した。抵抗60及びコンデンサー71
で構成されるブロツク202は高周波除去のため
のローパスフイルターとなり、第6図の直流帰還
回路172に対応する。トランジスター80〜8
3,抵抗84で構成されるブロツク203は、第
6図の補償電流発生回路173に対応しており、
接点204は第6図の加算回路174に対応す
る。
次に、補償電流発生回路203の動作について
説明する。トランジスター83のコレクター電流
ICQ83は、抵抗84を適当に選ぶことによつて、次
のように決めてある。
説明する。トランジスター83のコレクター電流
ICQ83は、抵抗84を適当に選ぶことによつて、次
のように決めてある。
0ICQ83=ICQ30+1/2ICQ32 ……(7)
ここでICQ30及びICQ32はそれぞれ、トランジスタ
ー30,32のコレクター電流を表わす。
ー30,32のコレクター電流を表わす。
トランジスター80,81はカレントミラー回
路を構成しており、各トランジスターのhFEが1
よりも十分大きければ、次式が成り立つ。
路を構成しており、各トランジスターのhFEが1
よりも十分大きければ、次式が成り立つ。
ICQ80ICQ81=IBQ82=IEQ82/hFE−1
=ICQ83/hFE−1 ……(8)
ここでICQ80,ICQ81はトランジスター80,81
のコレクター電流、ICQ82,IEQ82はトランジスター
82のコレクター電流及びエミツター電流を表わ
す。
のコレクター電流、ICQ82,IEQ82はトランジスター
82のコレクター電流及びエミツター電流を表わ
す。
一方、接点204より、トランジスター20,
21,23のベース電流として流れ出る電流IBO
は、トランジスター20,21,23のベース電
流を各々IBQ20,IBQ21,IBQ23とすると IBO=IBQ20+IBQ21+IBQ23 ……(9) と表わされる。ここで、各トランジスターのhFE
を等しいとし、差動増幅回路を構成するトランジ
スター20と21,23と23のエミツター電流
が等しいとすると(10)式が成り立つ。
21,23のベース電流として流れ出る電流IBO
は、トランジスター20,21,23のベース電
流を各々IBQ20,IBQ21,IBQ23とすると IBO=IBQ20+IBQ21+IBQ23 ……(9) と表わされる。ここで、各トランジスターのhFE
を等しいとし、差動増幅回路を構成するトランジ
スター20と21,23と23のエミツター電流
が等しいとすると(10)式が成り立つ。
IBO=1/hFE−1・IEQ20+1/hFE−1
・IEQ21+1/hFE−1・IEQ23
=1/hFE−1(IEQ20+IEQ21+IEQ23)
=1/hFE−1(ICQ30+1/2ICQ32) ……(10)
ここでIEQ20,IEQ21,IEQ23は各々トランジスター
20,21,23のエミツター電流を表わす。従
つて(7),(8),及び(10)式より IBO=ICQ83/hFE−1=ICQ80 ……(11) が成り立つ。
20,21,23のエミツター電流を表わす。従
つて(7),(8),及び(10)式より IBO=ICQ83/hFE−1=ICQ80 ……(11) が成り立つ。
この時、第7図において、直流帰還路中の誤差
電圧Verr1すなわち、抵抗60の両端の電圧を求
めると Verr1=R60(IBO−ICQ80)=0 ……(12) となり、抵抗60の両端には、電圧が発生しない
ことになる。
電圧Verr1すなわち、抵抗60の両端の電圧を求
めると Verr1=R60(IBO−ICQ80)=0 ……(12) となり、抵抗60の両端には、電圧が発生しない
ことになる。
このことは、端子13の直流電圧が正確にトラ
ンジスタ23のベースへ伝達されることを意味す
る。このことにより、第4図の回路で発生してい
た、直流帰還回路による誤差が生じず、従つてリ
ミツターのバランスが改善されより高精度で、高
利得のリミツターを実現することが可能となる。
ンジスタ23のベースへ伝達されることを意味す
る。このことにより、第4図の回路で発生してい
た、直流帰還回路による誤差が生じず、従つてリ
ミツターのバランスが改善されより高精度で、高
利得のリミツターを実現することが可能となる。
第8図及び第9図は、補償電流を発生する回路
の精度を高くした本発明の実施例を示す。第8図
の例では、抵抗92を抵抗45を等しくし、抵抗
93を、トランジスター91のコレクター電流が
トランジスター32のコレクター電流の半分とな
る適当な値になるように選ぶことで、電流源の精
度を上げている。第9図の例では、トランジスタ
ー94,95,96を各々トランジスター20,
21,23と同一にすることで、補償電流発生回
路の精度を高めている。
の精度を高くした本発明の実施例を示す。第8図
の例では、抵抗92を抵抗45を等しくし、抵抗
93を、トランジスター91のコレクター電流が
トランジスター32のコレクター電流の半分とな
る適当な値になるように選ぶことで、電流源の精
度を上げている。第9図の例では、トランジスタ
ー94,95,96を各々トランジスター20,
21,23と同一にすることで、補償電流発生回
路の精度を高めている。
発明の効果
以上のように、本発明においては、従来二つの
直流帰還回路を持つたリミツター回路でないと実
現出来なかつた高利得,、高精度のリミツター回
路を、単一の直流帰還回路を持つたリミツター回
路に直流帰還路で発生する誤差電圧を補償する手
段を設けることで実現することができ、このこと
は、単一の直流帰還回路を持つリミツター回路の
性能を向上したのみならず、従来集積回路におい
て高利得、高精度のリミツター回路を実現するの
に、三つの外付部品用の端子を必要としていたも
のを、二つの外付部品用の端子を設けるだけで実
現でき、集積回路の高集積化及び外付部品の減少
を実現できるものである。
直流帰還回路を持つたリミツター回路でないと実
現出来なかつた高利得,、高精度のリミツター回
路を、単一の直流帰還回路を持つたリミツター回
路に直流帰還路で発生する誤差電圧を補償する手
段を設けることで実現することができ、このこと
は、単一の直流帰還回路を持つリミツター回路の
性能を向上したのみならず、従来集積回路におい
て高利得、高精度のリミツター回路を実現するの
に、三つの外付部品用の端子を必要としていたも
のを、二つの外付部品用の端子を設けるだけで実
現でき、集積回路の高集積化及び外付部品の減少
を実現できるものである。
第1図は従来の差動増幅回路の一例を示す回路
図、第2図は同差動増幅回路の入出力特性を示す
図、第3図はリミツター回路の入出力の波形を示
す図、第4図,第5図は、従来のリミツター回路
の回路図、第6図は本発明のリミツター回路の実
施例のブロツク図、第7図は同実施例の回路図、
第8図,第9図は、本発明の他の実施例の回路図
である。 170……前段のリミツター部、171……後
段のリミツター部、172……直流帰還回路、1
73……補償電流発生回路、174……加算回
路。
図、第2図は同差動増幅回路の入出力特性を示す
図、第3図はリミツター回路の入出力の波形を示
す図、第4図,第5図は、従来のリミツター回路
の回路図、第6図は本発明のリミツター回路の実
施例のブロツク図、第7図は同実施例の回路図、
第8図,第9図は、本発明の他の実施例の回路図
である。 170……前段のリミツター部、171……後
段のリミツター部、172……直流帰還回路、1
73……補償電流発生回路、174……加算回
路。
Claims (1)
- 1 差動増幅回路を非反転となるごとく複数段直
列接続したリミツター部200,201と、抵抗
60とコンデンサ71で構成した高周波除去のた
めのローパスフイルタとなる直流帰還回路202
と、電流を発生する補償電流発生回路203とか
らなり、前記リミツター部200,201の出力
13を前記直流帰還回路202の抵抗60を経由
してトランジスター20,21からなる入力段差
動増幅回路のトランジスター21の反転入力とト
ランジスター22,23からなる次段差動増幅回
路のトランジスター23の反転入力を結合した直
流帰還点204に接続し、かつ前記直流帰還点2
04を前記コンデンサ71を介して接地し、さら
に前記直流帰還回路202を前記直流帰還点20
4に接続した抵抗52を介して前記入力段差動増
幅回路のトランジスター20の非反転入力と前記
リミツター部200,201の入力10に接続す
ると共に、前記補償電流発生回路203の出力を
前記直流帰還点204に接続し、前記補償電流発
生回路203が発生する電流を前記トランジスタ
ー20,21のベース電流と前記トランジスター
23のベース電流の和に略等しくして前記3つの
ベース電流を相殺するようにしたかつ逆向きとし
たリミツター回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59013623A JPS60158710A (ja) | 1984-01-27 | 1984-01-27 | リミッター回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59013623A JPS60158710A (ja) | 1984-01-27 | 1984-01-27 | リミッター回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60158710A JPS60158710A (ja) | 1985-08-20 |
| JPH0441526B2 true JPH0441526B2 (ja) | 1992-07-08 |
Family
ID=11838357
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59013623A Granted JPS60158710A (ja) | 1984-01-27 | 1984-01-27 | リミッター回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60158710A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0484509A (ja) * | 1990-07-26 | 1992-03-17 | Sharp Corp | リミッタアンプ |
-
1984
- 1984-01-27 JP JP59013623A patent/JPS60158710A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60158710A (ja) | 1985-08-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |