JPH0441683B2 - - Google Patents

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JPH0441683B2
JPH0441683B2 JP11730285A JP11730285A JPH0441683B2 JP H0441683 B2 JPH0441683 B2 JP H0441683B2 JP 11730285 A JP11730285 A JP 11730285A JP 11730285 A JP11730285 A JP 11730285A JP H0441683 B2 JPH0441683 B2 JP H0441683B2
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JP
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formula
carbon
allyl
polymer
vinyl
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JP11730285A
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Satoru Urano
Ryuzo Mizuguchi
Hiroshi Aoki
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Nippon Paint Co Ltd
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Nippon Paint Co Ltd
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Priority to CA000510187A priority patent/CA1270994A/en
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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明はアシルイソシアネート基を有するポリ
マーの製法に関する。 (発明の背景) イソシアネート基を有する化合物は、その優れ
た反応性の故に、高分子化学の領域で広く用いら
れている。特に重合性の炭素−炭素不飽和基とイ
シソシアネート基の両者を同一分子内に有する化
合物は、それら両者能基がそれぞれ異なる反応機
構で種々の反応に参与するため、広汎な工業技術
分野で使用することが出来る。このような有用性
に着目し、本発明者らは先に次式で表わさせるイ
ソシアネート化合物を提供した[特願昭58−
225226号]: [式中、Rは低級アルキル基を示す] さらに、このイソシアネート化合物を重合した
アシルイソシアネート基含有ポリマーも提供し
た。 このアシルイソシアネート基
【式】は、イソシアネート基に隣接 してカルボニル基が存在し、このカルボニル基が
イソシアネート基の活性を高め、多種多様な付加
反応を営みうる状態にある。従つて、前記ポリマ
ーは広汎な用途を潜在的に有している。 (発明の目的) 本発明は前記ポリマー、即ちアシルイソシアネ
ート基を有するポリマーの新たな製法を提供する
ことにある。 (発明の構成) 即ち、本発明は式: [式中、Rは水素または低級アルキル(例えば、
メチル、エチル、プロピル基等)、Xは酸残基
(例えば、ハロゲン、特に塩素)を示す。] で表わされる2−(α−アルキル)ビニルオキサ
ゾリン−4,5−ジオン酸塩()を熱分解した
後、単独または他の活性水素を有しないモノマー
と重合させることを特徴とする炭素−炭素結合か
ら成る主鎖にアシルイソシアネート基が0.1〜
72.2重量%の量で結合した分子漁1000〜100000の
アシルイソシアネート基含有ポリマーの製造方法
を提供する。 また、本発明は炭素−炭素結合からなる主鎖に
式: [式中、Xは前記と同意義。] で表わされる反応性オキサゾリンジオン環()
が、0.1〜83.3重量%の量で結合した反応性オキ
サゾリンジオン環を有するポリマーを熱分解する
ことを特徴とする炭素−炭素結合から成る主鎖に
アシルイソシアネート基が0.1〜72.2重量%の量
で結合した分子量1000〜100000のアシルイソシア
ネート基含有ポリマーの製造方法を提供する。 メタクリルアミドとオキサリルクロリドを特定
条件下に反応することにより、式: を有する2−イソプロペニル−オシサゾリン−
4,5−ジオンヒドロクロリドが得られることは
デイー・マクロモレクラーレ・ケミー(Die
Makromolekulare Chemie)141(1970)247〜
257(No.3199)のフォン・ハー・デイーフエンバツ
ハ(Von H.Diefenbath)とハー・リングスドル
フ(H.Ringsdorf)による論文に開示されてい
る。 2−(α−アルキル)ビニルオキサゾリン−4,
5−ジオン酸塩()は熱分解、例えば40℃以上
の温度で加熱することにより、式: を有する2つの化合物の混合物が生じる。通常こ
の化合物()を重合することにより、本発明の
目的ポリマーが得られる。実際には化合物()、
即ち、α−アルキルアクリロイルイソシアネート
を単離することなく、化合物()との混合物の
まま重合させる。 重合は化合物()単独で行つてホモポリマー
を得てもよく、また他の活性水素を有しないエチ
レン系不飽和モノマーと重合させて共重合ポリマ
ーを得てもよい。活性水素を有するモノマーはイ
ソシアネート基と反応するので使用できない。 活性水素を有しないエチレン系不飽和モノマー
の例としては、モノオレフインおよびオレフイン
炭化水素類、即ち水素原子および炭素原子のみを
有する単量体、例えば、スチレン、α−メチルス
チレン、α−エチレンスチレン、イソブチレン
(2−メチル−プロパン−1)、2−メチル−ブテ
ン−1、2−エチレン−ペンテン−1、2,3−
ジメチル−ブテン−1、2,3−ジメチル−ペン
テン−1、2,4−ジメチル−ペンテン−1、
2,3,3−トリメチル−ヘプンテン−1、2,
3−ジメチル−ヘキセン−1、2,4−ジメチル
−ヘキセン−1、2,5−ジメチル−ヘキセン−
1、2−メチル−3−エチル−ペンテン−1、
2,3,3−トリメチル−ペンテン−1、2,
3,4−トリメチル−ペンテン−1、2−メチル
−オクテン−1、2,6−ジメチル−ヘプテン−
1、2,6−ジメチル−オクテン−1、2,3−
ジメチル−デセン−1、2−メチル−ノナデセン
−1、エチレン、プロピレン、ブチレン、アミレ
ン、ヘキシレン、ブタジエン−1,3、イソプレ
ン等; ハロゲン化モノオレフインおよびジオレフイン
炭化水素類、即ち、炭素原子、水素原子および1
個以上のハロゲン原子を有する単量体、例えば、
α−クロロスチレン、α−ブロモスチレン、2,
5−ジクロロスチレン、2,5−ジブロモスチレ
ン、3,4−ジクロロスチレン、オルソ、メタお
よびパラ−フルオロスチレン、2,6−ジクロロ
スチレン、2,6−ジフルオロスチレン、3−フ
ルオロ−4−クロロスチレン、3−クロロ−4−
フルオロスチレン、2,4,5−トリクロロスチ
レン、ジクロロモノフルオロスチレン、2−クロ
ロプロペン、2−クロロブテン、2−クロロペン
テン、2−クロロヘキセン、2−クロロヘプテ
ン、2−ブロモブテン、2−ブロモヘプテン、2
−フルオロヘキセン、2−フルオロブテン、2−
ヨードプロペン、2−ヨードペンテン、4−ブロ
モヘプテン、4−クロロヘプテン、4−プルオロ
ヘプテン、シスおよびトランス−1,2−ジクロ
ロエチレン、1,2−ジブロモエチレン、1,2
−ジフルオロエチレン、1,2−ジヨードエチレ
ン、クロロエチレ(ビニルクロライド)、1,1
−ジクロロエチレン(ビニリデングロライド)、
ブロモエチレン、フルオロエチレン、ヨードエチ
レン、1,1−ジブロモエチレン、1,1−ジフ
ルオロエチレン、1,1−ジヨードエチレン、
1,1,2−トリフルオロエチレン、クロロブタ
ジエンおよび他のハオゲン化ジオレフイン化合物
類; 有機および無機酸のエステル類、例えば、ビニ
ルアセテート、ビニルプロピオネート、ビニルブ
チレート、ビニルイソブチレート、ビニルバレレ
ート、ビニルカプロエート、ビニルエナンテー
ト、ビニルベンゾエート、ビニルトルエート、ビ
ニル−p−クロロベンゾエート、ビニル−o−ク
ロロベンゾエートおよび同様なビニルハロベンゾ
エート類、ビニル−p−メトキシベンゾエート、
ビニル−p−エトキシベンゾエート、メチルメタ
クリレート、エチレメタクリレート、プロピルメ
タクリレート、ブチルメタクリレート、アミルメ
タクリレート、ヘキシルメタクリレート、ヘプチ
ルメタクリレート、オクチルメタクリレート、デ
シルメタクリレート、メチルクロトネートおよび
エチルチグレート; メチルアクリレート、エチルアクリレート、プ
ロピルアクリレート、イソプロピルアクリレー
ト、ブチルアクリレート、イソブチルアクリレー
ト、アミルアクリレート、ヘキシルアクリレー
ト、2−エチルヘキシルアクリレート、ヘプチル
アクリレート、オクチルアクリレート、3,5,
5−トリメチルヘキシルアクリレート、デシルア
クリレートおよびドデシルアクリレート; イソプロペニルアセテート、イソプロペニルプ
ロピオネート、イソプロペニルブチレート、イソ
プロペニルイソブチレート、イソプロペニルバレ
レート、イソプロペニルカプロエート、イソプロ
ペニルエナンテート、イソプロペニルベンゾエー
ト、イソウロペニル−p−クロロベンゾエート、
イソプロペニル−o−クロロベンゾエート、イソ
プロペニル−o−ブロモベンゾエート、イソプロ
ペニル−m−クロロベンゾエート、イソプロペニ
ルトルエート、イソプロペニル−α−クロロアセ
テートおよびイソプロペニル−α−ブロモプロピ
オネート; ビニル−α−クロロアセテート、ビニル−α−
ブロモアセテート、ビニル−α−クロロプロピオ
ネート、ビニル−α−ブロモプロピオネート、ビ
ニル−α−ヨードプロピオネート、ビニル−α−
クロロブチレート、ビニル−α−クロロバレレー
トおよびビニル−α−ブロモバレレート; アリルクロライド、アリルシアナイド、アリル
ブロマイド、アリルフルオライド、アリルヨージ
ド、アリルクロライドカーボネート、アリルニト
レート、アリルチオシアネート、アリルホルメー
ト、アリルアセテート、アセテートプロピオネー
ト、アリルブチレート、アリルバレレート、アリ
ルカプロエート、アリル−3,5,5−トリメチ
ルヘキソエート、アリルベンゾエート、アリルア
クリレート、アリルクロトネート、アリルオレエ
ート、アリルクロロアセテート、アリルトリクロ
ロアセテート、アリルクロロプロピオネート、ア
リルクロロバレレート、アリルラクテート、アリ
ルピルベート、アリルアミノアセテート、アリル
アセトアセテート、アリルチオアセテート、これ
らアルリエステルに相当するメタリルエステル、
またβ−エチルアリルアルコール、β−プロピル
アリルアルコール、1−ブテン−4−オール、2
−メチル−ブテン−4−オール、2−(2,2−
ジメチルプロピル)−1−ブテン−4−オールお
よび1−ペンテン−4−オールのようなアルケニ
ルアルコールから誘導されるエステル; メチル−α−クロロアクリレート、メチル−α
−ブロモアクリレート、メチル−α−フルオロア
クリレート、メチル−α−ヨードアクリレート、
エチル−α−クロロアクリレート、プロピル−α
−クロロアクリレート、イソプロピル−α−ブロ
モアクリレート、アミル−α−クロロアクリレー
ト、デシル−α−クロロアクリレート、メチル−
α−シアノアクリレート、エチル−α−シアノア
クリレート、アミル−α−シアノアクリレートお
よびデシル−α−シアノアクリレート; ジメチルマレエート、ジエチルマレエート、ジ
アリルマレエート、ジメチルフマレート、ジエチ
ルフマレート、ジメタリルフマレートおよびジエ
チルグルタコネート; 有機ニトリル類、例えば、アクリロニトリル、
メタクリロニトリル、エタクリロニトリル、3−
オクテンニトリル、クロトニトリル、オレオニト
リル等。 重合は不活性溶媒の存在下にラジカル反応によ
り実施される。重合反応に使用する溶媒は反応物
および生成物を溶解するものであればいかなるも
のを用いてもよい。例えば、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタンなどの脂肪族炭化水素、ベンゼン、
トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素、シク
ロヘキサン、メチルシクロヘキサン、デカリンな
どの脂環式炭化水素、石油エーテル、石油ベンジ
ンなどの炭化水素系溶媒、四塩化炭素、クロロホ
ルム、1,2−ジクロロエタンなどののハロゲン
化炭素水素系溶媒、エチルエーテル、イソプロピ
ルエーテル、アニソール、ジオキサン、テトラヒ
ドロフランなどののエーテル系溶媒、アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、
シクロヘキサノン、アセトフエノン、イソホロン
などのケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチルなどの
エステル類、アセトニトリル、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルスルホキシドなどから適宜に選
択、使用することが出来る。 通常、重合触媒ではラジカル触媒が好適に用い
られる。例えば、アゾビスイソブチロニトリル、
過酸化ベンゾイル、クメンヒドロペルオキシド、
テトラメチルチウラムジスルフイド、2,2′−ア
ゾビス(4−メトキシ−2,4−ジメチルバレロ
ニトリル、アセチルシクロヘキシルスルホニルパ
ーオキシド、2,2′−アゾビス(2,4−ジメチ
ルバレロニトリル)等が合げられる。触媒の配合
料はモノマーの量に対し通常0.1〜10重量%であ
る。 重合温度は通常40〜200℃、好ましくは60〜150
℃である。 重合に際し、所望により他の添加物、例えば、
重合調節剤等を配合してもよい。 重合反応により得られたポリマーは反応性のア
シルイソシアネート基を0.1〜72.2重量%、好ま
しくは5〜72.2の割合で炭素−炭素骨格に結合し
ている。ポリマーの分子量は通常1000〜100000で
ある。 このポリマーは前記のように反応性のオキサゾ
インジオン環を有する化合物()を予め熱分解
をして、その後重合反応を行つてもよいが、化合
物()を最初に重合して反応性オキサゾリンジ
オン環を有するポリマーを形成し、次いでこのポ
リマーを熱分解することにより得てもよい。 化合物()の重合反応はほぼ前記と同様に実
施される。ただし、重合温度は反応性オキサゾリ
ンジオン環が分解する温度を越えて用いることは
できない。 重合反応の結果、炭素−炭素結合からなる主鎖
に式: [式中、Xは酸残基を示す。] で表わされる反応性オキサゾリンジオン環()
が0.1〜83.3重量%の量で結合した反応性オキサ
ゾリンジオン環を有するポリマーが得られ、これ
を前記と同様に熱分解することにより目的物が得
られる。 (効果) 前述のように、アシルイソシアネート基はイソ
シアネート基に隣接してカルボニル基が存在する
ことにより、イソシアネートの活性を高める。従
つて、このアシルイソシアネート基を有するポリ
マーは活性水素を有するモノマーまたはポリマー
と容易に(イソシアネート基の104倍の速さで)
反応する。従つて、ポリマーの変質、改質はもち
ろん、架橋、グラフト反応に大きな活性を有し、
塗料、接着剤(特に、瞬間接着剤)、プラスチツ
ク、エラストマー等の材料として特に有望であ
る。 (実施例) 本発明を実施例により説明する。 実施例 1 2−イソプロペニルオキサゾリン−4,5−ジ
オンヒドロクロリドからの共重合体の合成: 以下の処方を用いてポリマーを合成した。成 分 重量部(g) 2−イソプロペニルオキサゾリン−4,5−ジン
ヒドロクロリド 15 メチルメタクリレート 20 n−ブチルアクリレート 15 V−65(1) 1.25 酢酸エチル 25 トルエン 50 (1)和光純薬工業(株)から市販の2,2′−アゾビス
(2,4−ジメチルバレロニトリル)重合開始剤。 2−イソプロペニルオキサゾリン−4,5−ジ
オンヒドロクロリド15g、メチルメタクリレート
20g、n−ブチルアクリレート15gおよびV−56
(1.25g)を酢酸エチル25gに溶解した。得られ
た溶液を100℃に加熱したトルエン50gの中に撹
拌しながら90分間かけて添加した。滴下後5時間
撹拌したのち共重合体を得た(不揮発分(N.V.
=40%)、ガードナー気泡粘度計による粘度C−
D、IRスペクトル:νNCO2260cm-1)。この共重合
体にt−ブチルアルコール6.3gを添加してブロ
ツク化イソシアネート共重合体を得た。 共重合のゲルパーミエーシヨンクロマトグラフ
イ−(GPC)による分子量は7100であつた。 実施例 2 オキサゾリンジオン含有ポリマーからのホモポ
リマーの合成: 2−イソプロペニルオキサゾリン−4,5−ジ
オンヒドロクロリドのホモポリマー(Mn=
1800)の酢酸エチル溶液(N.V.=30%)を70〜
80℃で1時間加熱撹拌したアシルイソシアネート
基含有ホモポリマーを得た。 IRスペクトル、νNCO;2260cm-1 ガードナー気泡粘度:A−B 実施例 3 オキサゾリンジオン含有ポリマーからの共重合
体の合成: 2−イソプロペニルオキサゾリン−4,5−ジ
オンヒドロクロリドの共重合体(Mn=4500)の
酢酸エチル溶液(N.V.=40%)を70〜80℃で1
時間加熱撹拌してアシルイソシアネート基含有コ
ポリマーを得た。 IRスペクトル、νNCO;2260cm-1 ガードナー気泡粘度:B なお、本発明方法の出発原料化合物には前記式
()の化学構造が与えられ、これに基づいて命
名が行なわれているが、現段階において、本発明
方法の出発原料化合物に対して式()を与える
に相当な理由が存在する一方、同式においてなお
若干の疑義が存在することを付記しておきたい。 すなわち、本発明方法の出発原料化合物に対し
て式()の化学構造が与えられているのは、先
に引用したデイフエンバツハらの文献に由来する
ものであるが、同文献に記載されたものと全く同
一の原料物質(すなわち、メタクリルアミドとオ
キザリルクロリド)を使用して同様に反応を行つ
て得られた反応成績体(たとえば特願昭60−
101726号明細書実施例2〜7参照)の1H−NMR
スペクトルを子細に検討してみると、デイフエン
バツハらがビニルプロトンに帰属させているシグ
ナルはδ4.5ppm付近に現れでおり、やや高磁場に
シフトし過ぎているきらいがある。しかもこのシ
グナルの高磁場シフトは測定溶媒を変えても殆ど
変化しない。従つて、ビニルプロトンな何等かの
遮蔽効果を受けているものと推定が働くが、前記
式(:R=CH3;X=Cl)の化学構造を前提と
する限り、そのような遮蔽効果を生ずる可能性に
乏しい。すなわち、前記式(:R=CH3;X=
Cl)の化学構造に疑問が持たれる所以である。 そこで前記反応成績体について13C−NMRス
ペクトルによる解析を試みたところ、δ41.5ppm
およびδ42.0ppmにメチレン炭素と思われるシグ
ナルが観測され、さらに各シグナルがペアで現れ
ている事実も観測された。これらの事実に基づ
き、前記反応成績体は次の化学構造を有する物質
の混合物である可能性を生ずるに至つた: しかしながら、該反応成績体がこのような化学
構造を有するのであれば、その熱分解によつて
式: で示されるα−メチル−β−クロロプロピオニル
イソシアネートのみが生成するものと考えられる
のに、現実にはこれと式: で示されるメタクリロイルイソシアネートの混合
物が得られる。式(′)の化学構造では塩素原
子は炭素原子と共有結合しているので、塩素原子
が容易に離脱するとは考えにくい。式(:R=
CH3;X=Cl)で示される化学構造であればHCl
が塩として結合しているのであるから、その脱離
(すなわち塩素原子の脱離)は遥かに容易に起こ
る筈である。従つて、前記反応成績体が式(′)
の化学構造を有すると即断することも出来ない。 このように式()の化学構造には若干の疑問
が存在するが、現時点では地により妥当な化学構
造式を提案するもとも困難であるため、本明細書
では式()をそのまま採用することにした。し
かしながら、本発明方法の出発原料化合物がいか
なる化学構造式で表わされようとも、実質的にこ
れと同一の化学物質を使用し、実質的に本発明方
法と同一の反応が進行して同一の成績体が得られ
る限り本発明の技術的範囲に包含されるものと理
解されなければならない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式: [式中、Rは水素または低級アルキル、Xは酸残
    基を示す。] で表わされる2−(α−アルキル)ビニルオキサ
    ゾリン−4,5−ジオン酸塩()を熱分解した
    後、単独または他の活性水素を有しないモノマー
    と重合させることを特徴とする炭素−炭素結合か
    ら成る主鎖にアシルイソシアネート基が0.1〜
    72.2重量%の量で結合した分子量1000〜100000の
    アシルイソシアネート基含有ポリマーの製造方
    法。 2 熱分解が40℃以上の温度で実施される第1項
    記載の製法。 3 重合が不活性溶媒中で実施される第1項記載
    の製法。 4 炭素−炭素結合からなる主鎖に式: [式中、Xは酸残基を示す。] で表わされる反応性オキサゾリンジオン環()
    が0.1〜83.3重量%の量で結合した反応性オキサ
    ゾリンジオン環を有するポリマーを熱分解するこ
    とを特徴とする炭素−炭素結合から成る主鎖にア
    シルイソシアネート基が0.1〜72.2重量%の量で
    結合した分子量1000〜100000のアシルイソシアネ
    ート基含有ポリマーの製造方法。 5 熱分解が40℃以上の温度で実施される第4項
    記載の製法。
JP60117302A 1985-05-28 1985-05-28 アシルイソシアネ−ト基含有ポリマ−の製造方法 Granted JPS61272211A (ja)

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CA000510187A CA1270994A (en) 1985-05-28 1986-05-28 Instantaneously curable composition
ES555427A ES8801932A1 (es) 1985-05-28 1986-05-28 Un procedimiento para la preparacion de polimeros con una cadena principal a base de enlaces carbono-carbono con sustituyentes isocianatocarbonilo.
ES557419A ES8802066A1 (es) 1985-05-28 1987-02-23 Procedimiento para la preparacion de polimeros con una cadena principal a base de enlaces carbono-carbono y grupos isocianato carbonilo como sustituyentes.
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